JPH11353197A - 共有プール資源制御方式 - Google Patents
共有プール資源制御方式Info
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- JPH11353197A JPH11353197A JP16383798A JP16383798A JPH11353197A JP H11353197 A JPH11353197 A JP H11353197A JP 16383798 A JP16383798 A JP 16383798A JP 16383798 A JP16383798 A JP 16383798A JP H11353197 A JPH11353197 A JP H11353197A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 共有プール資源を取得、返却する際の排他制
御の回数を減少させ、処理性能を向上させる。 【解決手段】 プールされている共有資源を使用する際
に、全プロセスでアクセスをして、共有資源の取得、返
却を行うグローバルな共有資源のグローバルプール資源
2-0の他に、プロセス3-1〜3-n毎に、排他制御をする
必要のないプロセスローカルプール資源2-1〜2-nを割
り当てる。共有資源の取得、返却を行う場合には、極
力、前記の排他制御の必要のないプロセス毎に割り当て
たプロセスローカルプール資源2-1〜2-nに対して行
う。
御の回数を減少させ、処理性能を向上させる。 【解決手段】 プールされている共有資源を使用する際
に、全プロセスでアクセスをして、共有資源の取得、返
却を行うグローバルな共有資源のグローバルプール資源
2-0の他に、プロセス3-1〜3-n毎に、排他制御をする
必要のないプロセスローカルプール資源2-1〜2-nを割
り当てる。共有資源の取得、返却を行う場合には、極
力、前記の排他制御の必要のないプロセス毎に割り当て
たプロセスローカルプール資源2-1〜2-nに対して行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数プロセスで排
他制御を行いながら、共有プール資源を取得、返却する
共有プール資源制御方式に関する。
他制御を行いながら、共有プール資源を取得、返却する
共有プール資源制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数プロセスで排他制御を行いな
がら、共有プール資源を取得、返却するシステムでは、
図7に示すように、プログラム制御により動作するコン
ピュータ1において、互いに連携しながら各種制御を行
うプロセス3-1〜3-nと、それらのプロセス3-1〜3-n
が共有して使用している共有資源で、プール管理されて
いる共有プール資源2とからなる。共有プール資源2
は、プール管理情報および複数の共有資源からなる資源
と、各々のプロセス3-i(i=1〜n)が共有資源の
取得、返却を行う際に、その処理を実行するプロセスを
1個に限定するための排他制御を行う共有資源アクセス
排他手段4とから構成されている。
がら、共有プール資源を取得、返却するシステムでは、
図7に示すように、プログラム制御により動作するコン
ピュータ1において、互いに連携しながら各種制御を行
うプロセス3-1〜3-nと、それらのプロセス3-1〜3-n
が共有して使用している共有資源で、プール管理されて
いる共有プール資源2とからなる。共有プール資源2
は、プール管理情報および複数の共有資源からなる資源
と、各々のプロセス3-i(i=1〜n)が共有資源の
取得、返却を行う際に、その処理を実行するプロセスを
1個に限定するための排他制御を行う共有資源アクセス
排他手段4とから構成されている。
【0003】このような構成を有する従来のシステムに
おいて、複数プロセスで排他制御を行いながら、共有プ
ール資源を取得、返却するシステムは次のように動作す
る。すなわち、プロセス3-iが共有資源を取得または
返却を行う場合、必ず、共有資源アクセス排他手段4に
対して、共有プール資源2のアクセス権の取得を要求す
る。そして、アクセス権の取得ができた場合には、共有
プール資源2に対して、共有資源の取得、返却の処理を
行い、処理の完了後に、共有資源アクセス排他手段4
に、共有プール資源2のアクセス権の放棄を要求して、
プロセス3iの共有資源の取得、返却の処理を完了させ
る。
おいて、複数プロセスで排他制御を行いながら、共有プ
ール資源を取得、返却するシステムは次のように動作す
る。すなわち、プロセス3-iが共有資源を取得または
返却を行う場合、必ず、共有資源アクセス排他手段4に
対して、共有プール資源2のアクセス権の取得を要求す
る。そして、アクセス権の取得ができた場合には、共有
プール資源2に対して、共有資源の取得、返却の処理を
行い、処理の完了後に、共有資源アクセス排他手段4
に、共有プール資源2のアクセス権の放棄を要求して、
プロセス3iの共有資源の取得、返却の処理を完了させ
る。
【0004】一方、プロセス3-iの共有資源アクセス
排他手段4に対する共有プール資源2のアクセス権の取
得ができなかった場合、つまり、他のプロセス3-kが
共有プール資源2のアクセス権を保持しており、共有プ
ール資源2に対して共有資源の取得、返却中である場合
には、アクセス権が取得できるまで、そのプロセス3-
iは共有資源アクセス排他手段4によって、待機状態と
なる。そして、アクセス権を保持しているプロセス3-
kが共有資源の取得、返却処理を完了して、アクセス権
を放棄し、プロセス3-iにアクセス権が付与されるま
で、処理が中断される。
排他手段4に対する共有プール資源2のアクセス権の取
得ができなかった場合、つまり、他のプロセス3-kが
共有プール資源2のアクセス権を保持しており、共有プ
ール資源2に対して共有資源の取得、返却中である場合
には、アクセス権が取得できるまで、そのプロセス3-
iは共有資源アクセス排他手段4によって、待機状態と
なる。そして、アクセス権を保持しているプロセス3-
kが共有資源の取得、返却処理を完了して、アクセス権
を放棄し、プロセス3-iにアクセス権が付与されるま
で、処理が中断される。
【0005】なお、アクセス権の取得待ちで、共有資源
アクセス排他手段4により待機状態となっているプロセ
スが複数ある場合には、アクセス権を保持していたプロ
セス3-kがアクセス権を放棄したからといって、無条
件にすぐ、プロセス3-iの待機状態が解除されるわけ
ではなく、状況に応じて、待機状態にある他のプロセス
3-jが待機状態を解除され、プロセス3iの待機状態
が継続されることもある。
アクセス排他手段4により待機状態となっているプロセ
スが複数ある場合には、アクセス権を保持していたプロ
セス3-kがアクセス権を放棄したからといって、無条
件にすぐ、プロセス3-iの待機状態が解除されるわけ
ではなく、状況に応じて、待機状態にある他のプロセス
3-jが待機状態を解除され、プロセス3iの待機状態
が継続されることもある。
【0006】待機状態のプロセスのうち、どのプロセス
にアクセス権を付与して待機状態を解除するかは、共有
資源アクセス排他手段4のアルゴリズムに依存するが、
一般的には、待機状態が最も長時間とわたっているプロ
セスにアクセス権を付与するのが一般的である。
にアクセス権を付与して待機状態を解除するかは、共有
資源アクセス排他手段4のアルゴリズムに依存するが、
一般的には、待機状態が最も長時間とわたっているプロ
セスにアクセス権を付与するのが一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、同時に複数のプロセスが共有資源を取
得、返却する場合には、必ず排他制御を行うので、必ず
どちらかのプロセスが待機状態となって処理が中断して
しまうため、システム全体の処理性能が低下してしまう
という問題があった。
た従来技術では、同時に複数のプロセスが共有資源を取
得、返却する場合には、必ず排他制御を行うので、必ず
どちらかのプロセスが待機状態となって処理が中断して
しまうため、システム全体の処理性能が低下してしまう
という問題があった。
【0008】この傾向は、大量のデータを効率よく処理
する目的で、処理を並行して行う意図で多くのプロセス
を使用してシステムを構築した場合に顕著になり、プロ
セスが多ければ多いほど、また、処理するデータが大量
で、共有資源を使用する機会が多ければ多いほど、複数
のプロセスが同時に共有資源を取得、返却する機会が多
くなる。この結果、待機状態となるプロセスが多くな
り、また待機時間が長くなり、処理性能向上の妨げにな
る。
する目的で、処理を並行して行う意図で多くのプロセス
を使用してシステムを構築した場合に顕著になり、プロ
セスが多ければ多いほど、また、処理するデータが大量
で、共有資源を使用する機会が多ければ多いほど、複数
のプロセスが同時に共有資源を取得、返却する機会が多
くなる。この結果、待機状態となるプロセスが多くな
り、また待機時間が長くなり、処理性能向上の妨げにな
る。
【0009】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、共有プール資源を取得、返却する際の排他制御
の回数を減少させることができ、処理性能を向上させる
ことができる共有プール資源制御方式を提供することを
目的とする。
もので、共有プール資源を取得、返却する際の排他制御
の回数を減少させることができ、処理性能を向上させる
ことができる共有プール資源制御方式を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、複数のプロセスで
排他制御を行いながら、共有して使用するプール資源を
制御する共有プール資源制御方式において、各プロセス
からの共有資源の取得、返却にあたり、排他制御が必要
であるグローバルプール資源と、各プロセス毎に割り当
てられ、そのプロセスが取得、返却をするにあたり、排
他制御を行う必要がないプロセスローカルプール資源と
を備え、各プロセスから共有資源の取得の要求を受けた
場合に、まず、そのプロセスに割り当てられている前記
プロセスローカルプール資源に対して、共有資源の取得
を試みることを特徴とする。
るために、請求項1記載の発明では、複数のプロセスで
排他制御を行いながら、共有して使用するプール資源を
制御する共有プール資源制御方式において、各プロセス
からの共有資源の取得、返却にあたり、排他制御が必要
であるグローバルプール資源と、各プロセス毎に割り当
てられ、そのプロセスが取得、返却をするにあたり、排
他制御を行う必要がないプロセスローカルプール資源と
を備え、各プロセスから共有資源の取得の要求を受けた
場合に、まず、そのプロセスに割り当てられている前記
プロセスローカルプール資源に対して、共有資源の取得
を試みることを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の共有プール資源制御方式において、前記プロセス
ローカルプール資源に対して、共有資源の取得を試みた
際、前記プロセスローカルプール資源に保持されている
共有資源が存在しない場合には、前記グローバルプール
資源から一括して複数個の共有資源を取得すことを特徴
とする。
記載の共有プール資源制御方式において、前記プロセス
ローカルプール資源に対して、共有資源の取得を試みた
際、前記プロセスローカルプール資源に保持されている
共有資源が存在しない場合には、前記グローバルプール
資源から一括して複数個の共有資源を取得すことを特徴
とする。
【0012】この発明では、各プロセスから共有資源の
取得の要求を受けた場合に、まず、そのプロセスに割り
当てられている前記プロセスローカルプール資源に対し
て、共有資源の取得を試みる。したがって、共有プール
資源を取得、返却する際の排他制御の回数を減少させる
ことが可能となる。また、排他制御を必要とするグロー
バルプール資源に対してバッファの取得、返却を行わな
ければならない場合も、複数の共有資源を一括して処理
を行う。したがって、返却する際の排他制御の回数を減
少させることが可能となり、処理性能を向上させること
が可能となる。
取得の要求を受けた場合に、まず、そのプロセスに割り
当てられている前記プロセスローカルプール資源に対し
て、共有資源の取得を試みる。したがって、共有プール
資源を取得、返却する際の排他制御の回数を減少させる
ことが可能となる。また、排他制御を必要とするグロー
バルプール資源に対してバッファの取得、返却を行わな
ければならない場合も、複数の共有資源を一括して処理
を行う。したがって、返却する際の排他制御の回数を減
少させることが可能となり、処理性能を向上させること
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による全体の構成を示すブロ
ック図である。図において、1は、本発明の共有プール
資源一括取得、返却方式の一実施例における、プログラ
ム制御により動作するコンピュータである。このコンピ
ュータ1は、共有プール資源2と、プロセス3-1〜3-n
と、共有プール資 源取得手段4とから構成されてい
る。
の形態を説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による全体の構成を示すブロ
ック図である。図において、1は、本発明の共有プール
資源一括取得、返却方式の一実施例における、プログラ
ム制御により動作するコンピュータである。このコンピ
ュータ1は、共有プール資源2と、プロセス3-1〜3-n
と、共有プール資 源取得手段4とから構成されてい
る。
【0014】プロセス3-1〜3-nは、互いに連携しなが
ら各種制御を行う。共有プール資源2は、それらのプロ
セス3-1〜3-nが共有して使用しているバッファプール
等の共有資源であり、プール管理されている。共有プー
ル資源2は、プロセスローカルプール資源2-i(2-1
〜2-n)と、グローバルプール資 源2-0と、共有資源
アクセス排他手段5とから構成されている。プロセスロ
ーカルプール資源2-i(2-1〜2-n)は、共有プール
資源2内で、各プロセス3-i(3-1〜3-n)毎に割り
当てられ、そ のプロセスが取得、返却をするにあたっ
て、排他制御を行う必要がない。グローバルプール資源
2-0は、共有資源の取得、返却にあたり、排他制御が必
要である。
ら各種制御を行う。共有プール資源2は、それらのプロ
セス3-1〜3-nが共有して使用しているバッファプール
等の共有資源であり、プール管理されている。共有プー
ル資源2は、プロセスローカルプール資源2-i(2-1
〜2-n)と、グローバルプール資 源2-0と、共有資源
アクセス排他手段5とから構成されている。プロセスロ
ーカルプール資源2-i(2-1〜2-n)は、共有プール
資源2内で、各プロセス3-i(3-1〜3-n)毎に割り
当てられ、そ のプロセスが取得、返却をするにあたっ
て、排他制御を行う必要がない。グローバルプール資源
2-0は、共有資源の取得、返却にあたり、排他制御が必
要である。
【0015】また、共有プール資源取得手段4は、各プ
ロセス3-iからの共有資源の取得、返却要求を受け、
そのプロセス3-iに割り当てられたプロセスローカル
プール資源2-iまたはグローバルプール資源2-0から
共有資源を取得、返却する。より具体的には、共有プー
ル資源取得手段4は、各プロセス3-iから共有資源の
取得の要求を受けた場合に、まず、そのプロセス3-i
に割り当てられているプロセスローカルプール資源2-
iに対して、共有資源の取得を試み、取得に失敗した場
合、すなわち、 プロセスローカルプール資源2-iに保
持されている共有資源が存在しない場合には、グローバ
ルプ ール資源2-0から一括して複数個の共有資源を取
得して、そのうちの1個の共有資源をプロセス3-iに
引き渡すとともに、余剰の共有資源をプロセスローカル
プール資源2-iに格納し、以降のプロ セス2-iから
の共有資源の取得要求に備える。
ロセス3-iからの共有資源の取得、返却要求を受け、
そのプロセス3-iに割り当てられたプロセスローカル
プール資源2-iまたはグローバルプール資源2-0から
共有資源を取得、返却する。より具体的には、共有プー
ル資源取得手段4は、各プロセス3-iから共有資源の
取得の要求を受けた場合に、まず、そのプロセス3-i
に割り当てられているプロセスローカルプール資源2-
iに対して、共有資源の取得を試み、取得に失敗した場
合、すなわち、 プロセスローカルプール資源2-iに保
持されている共有資源が存在しない場合には、グローバ
ルプ ール資源2-0から一括して複数個の共有資源を取
得して、そのうちの1個の共有資源をプロセス3-iに
引き渡すとともに、余剰の共有資源をプロセスローカル
プール資源2-iに格納し、以降のプロ セス2-iから
の共有資源の取得要求に備える。
【0016】また、プロセス3-iから共有資源の返却
要求を受けた場合には、共有プール資源取得手段4は、
そのプロセス3-iに割り当てられたプロセスローカル
プール資源2-iに返却を行うとともに、もし返却した
結果、プロセスローカルプール資源2-iが保持してい
る共有資源が一定数以上となった際 には、複数個の共
有資源を一括してグローバルプール資源2-0に返却す
る。共有資源アクセス排他手段5は、グローバルプール
資源2-0をアクセスするために、その処理を実行するプ
ロセスを1個に限定するための排他制御を行う。
要求を受けた場合には、共有プール資源取得手段4は、
そのプロセス3-iに割り当てられたプロセスローカル
プール資源2-iに返却を行うとともに、もし返却した
結果、プロセスローカルプール資源2-iが保持してい
る共有資源が一定数以上となった際 には、複数個の共
有資源を一括してグローバルプール資源2-0に返却す
る。共有資源アクセス排他手段5は、グローバルプール
資源2-0をアクセスするために、その処理を実行するプ
ロセスを1個に限定するための排他制御を行う。
【0017】このようにして、ある程度の共有資源を、
排他制御を行う必要のないプロセスローカルプール資源
2-iに保持し、また、排他制御が必要なグローバルプ
ール資源2-0への取得、返却が必要になった場合でも、
複数の共有資源を一括して取得、返却することにより、
バッファ等の共有プール資源2への、各プロセス3-i
のアクセスが排他制御によって待機状態になる機会を減
らし、プロセス全体の処理性能の向上を可能にする。
排他制御を行う必要のないプロセスローカルプール資源
2-iに保持し、また、排他制御が必要なグローバルプ
ール資源2-0への取得、返却が必要になった場合でも、
複数の共有資源を一括して取得、返却することにより、
バッファ等の共有プール資源2への、各プロセス3-i
のアクセスが排他制御によって待機状態になる機会を減
らし、プロセス全体の処理性能の向上を可能にする。
【0018】これらの手段はそれぞれ概略つぎのように
動作する。共有資源アクセス排他手段5は、共有プール
資源取得手段4からの要求を受け、ロックセマフォ等を
使用して、アクセス権を付与した1個のプロセス3-i
のみグローバル資源20へのアクセスを許 可し、アク
セス権を付与していないプロセス3-jについては、ア
クセス権を保持しているプロセス 3-iのアクセス権が
放棄され、アクセス権を与えるまでの処理を待機させ
る。
動作する。共有資源アクセス排他手段5は、共有プール
資源取得手段4からの要求を受け、ロックセマフォ等を
使用して、アクセス権を付与した1個のプロセス3-i
のみグローバル資源20へのアクセスを許 可し、アク
セス権を付与していないプロセス3-jについては、ア
クセス権を保持しているプロセス 3-iのアクセス権が
放棄され、アクセス権を与えるまでの処理を待機させ
る。
【0019】共有プール資源取得手段4は、各プロセス
3-iからの共有資源の取得、返却要求を受け、まず、
そのプロセス3-iに割り当てられたプロセスローカル
プール資源2-iに対して、共有資源の取得、返却を試
みる。
3-iからの共有資源の取得、返却要求を受け、まず、
そのプロセス3-iに割り当てられたプロセスローカル
プール資源2-iに対して、共有資源の取得、返却を試
みる。
【0020】共有資源の取得要求で、取得に失敗した場
合にはじめて、共有資源アクセス排他手段5を使用し
て、グローバルプール資源2-0のアクセス権を取得し、
グローバルプール資源2-0から複数個の共有資源を一括
して取得し、そのうちの1個をプロセス3-iに引き渡
し、剰余分をプロセスローカルプー ル資源2-iに格納
する。
合にはじめて、共有資源アクセス排他手段5を使用し
て、グローバルプール資源2-0のアクセス権を取得し、
グローバルプール資源2-0から複数個の共有資源を一括
して取得し、そのうちの1個をプロセス3-iに引き渡
し、剰余分をプロセスローカルプー ル資源2-iに格納
する。
【0021】また、共有資源の返却要求で、プロセスロ
ーカルプール資源2-iに格納されている共有資源があ
らかじめ設定された個数以上になった場合、そのうちの
複数個を共有資源アクセス排他手段5を使用してアクセ
ス権を取得した上で、グローバルプール資源2-0に、一
括して返却する。
ーカルプール資源2-iに格納されている共有資源があ
らかじめ設定された個数以上になった場合、そのうちの
複数個を共有資源アクセス排他手段5を使用してアクセ
ス権を取得した上で、グローバルプール資源2-0に、一
括して返却する。
【0022】B.実施例の動作 次に、図1、図2、図3、図4及び図5のフローチャー
トを参照して本実施例の全体の動作について詳細に説明
する。共有プール資源取得手段4は、プロセス3iから
の共有資源取得の要求を受け、該当プロセス3-iが保
有するプロセスローカルプール資源2-iに共有資源が
存在するかチェックする(図2のステップA1)。チェ
ックの結果、プロセスローカルプール資源2-iに共有
資源が存在 する場合、プロセスローカルプール資源2-
iより、共有資源を取得し(ステップA8)、その取得
した共有資源をプロセス3-iに引き渡す(ステップA
9)。
トを参照して本実施例の全体の動作について詳細に説明
する。共有プール資源取得手段4は、プロセス3iから
の共有資源取得の要求を受け、該当プロセス3-iが保
有するプロセスローカルプール資源2-iに共有資源が
存在するかチェックする(図2のステップA1)。チェ
ックの結果、プロセスローカルプール資源2-iに共有
資源が存在 する場合、プロセスローカルプール資源2-
iより、共有資源を取得し(ステップA8)、その取得
した共有資源をプロセス3-iに引き渡す(ステップA
9)。
【0023】一方、ステップA1のチェックの結果、プ
ロセスローカルプール資源2-iに共有資源が存在しな
い場合には、グローバルプール資源2-0から共有資源を
取得するため、共有資源アクセス排他手段5に対して、
グローバルプール資源2-0のアクセス権の取得の要求を
行う(ステップA2)。ここで、グローバルプール資源
2-0のアクセス権の取得に失敗した場合には、共有資源
アクセス排他手段5により、アクセス権の取得が成功す
るまでプロセス3-iは待機する(ステップA10)。
なお、共有資源アクセス排他手段5のグローバルプール
資源2-0のアクセス権の取得処理の流れは後述する。
ロセスローカルプール資源2-iに共有資源が存在しな
い場合には、グローバルプール資源2-0から共有資源を
取得するため、共有資源アクセス排他手段5に対して、
グローバルプール資源2-0のアクセス権の取得の要求を
行う(ステップA2)。ここで、グローバルプール資源
2-0のアクセス権の取得に失敗した場合には、共有資源
アクセス排他手段5により、アクセス権の取得が成功す
るまでプロセス3-iは待機する(ステップA10)。
なお、共有資源アクセス排他手段5のグローバルプール
資源2-0のアクセス権の取得処理の流れは後述する。
【0024】一方、グローバルプール資源2-0のアクセ
ス権の取得に成功した場合には、グローバルプール資源
2-0から一括してm個(mは、予め設定しておく)の共
有資源を取得するのに十分な個数があるか、チェックを
する。方法は、グローバルプール資源2-0が保持してい
る共有資源の個数がn個(nは、予め設定し、n≧mと
する)以上であるかをチェックすることで行う(ステッ
プA3)。
ス権の取得に成功した場合には、グローバルプール資源
2-0から一括してm個(mは、予め設定しておく)の共
有資源を取得するのに十分な個数があるか、チェックを
する。方法は、グローバルプール資源2-0が保持してい
る共有資源の個数がn個(nは、予め設定し、n≧mと
する)以上であるかをチェックすることで行う(ステッ
プA3)。
【0025】そして、ステップA3のチェックの結果、
グローバルプール資源の保持する共有資源の個数がn個
未満の場合には、グローバルプール資源2-0より、1個
の共有資源を取得し(ステップA11)、共有資源アク
セス排他手段5に対してグローバルプール資源2-0のア
クセス権の放棄を要求する(ステップ12)。ステップ
12の後、プロセス3-iに対して、ステップA11で
取得した共有資源を1個引き渡す(ステップA13)。
グローバルプール資源の保持する共有資源の個数がn個
未満の場合には、グローバルプール資源2-0より、1個
の共有資源を取得し(ステップA11)、共有資源アク
セス排他手段5に対してグローバルプール資源2-0のア
クセス権の放棄を要求する(ステップ12)。ステップ
12の後、プロセス3-iに対して、ステップA11で
取得した共有資源を1個引き渡す(ステップA13)。
【0026】また、ステップA3のチェックの結果、グ
ローバルプール資源2-0が保持している共有資源の個数
がn個以上の場合には、グローバルプール資源2-0よ
り、m個の共有資源を一括して取得し(ステップA
4)、共有資源アクセス排他手段5に対してグローバル
プール資源2-0のアクセス権の放棄を要求する(ステッ
プA5)。
ローバルプール資源2-0が保持している共有資源の個数
がn個以上の場合には、グローバルプール資源2-0よ
り、m個の共有資源を一括して取得し(ステップA
4)、共有資源アクセス排他手段5に対してグローバル
プール資源2-0のアクセス権の放棄を要求する(ステッ
プA5)。
【0027】ステップA5の後、プロセス3-iが保有
するプロセスローカルプール資源2-iに(m−1)個
の共有資源を格納し(ステップA6)、プロセス3-i
にその残りの共有資源1個を引き渡す(ステッ プA
7)。ステップA6で、プロセスローカルプール資源2
-iに(m−1)個の共有資源を格納す ることにより、
次のプロセス3-iからの共有資源取得要求時には、グ
ローバルプール資源2-0への アクセスを行うことな
く、すなわち排他制御を行うことなく、プロセスローカ
ルプール資源2-iか ら、共有資源の取得を行うことが
できる。
するプロセスローカルプール資源2-iに(m−1)個
の共有資源を格納し(ステップA6)、プロセス3-i
にその残りの共有資源1個を引き渡す(ステッ プA
7)。ステップA6で、プロセスローカルプール資源2
-iに(m−1)個の共有資源を格納す ることにより、
次のプロセス3-iからの共有資源取得要求時には、グ
ローバルプール資源2-0への アクセスを行うことな
く、すなわち排他制御を行うことなく、プロセスローカ
ルプール資源2-iか ら、共有資源の取得を行うことが
できる。
【0028】次に、共有プール取得手段4に対してプロ
セス3iが共有資源の返却を要求した場合の処理の流れ
を説明する。共有プール取得手段4は、プロセス3-i
からの共有資源返却要求を受け、プロセス3-iが保有
するプロセスローカルプール資源2-iの保持している
共有資源の個数をチェックする。方 法は、現在保有し
ているローカルプール資源2-iの共有資源とプロセス
3-iから返却を要求された共有資源の個数の合計が、
k個(kは、予め設定しておく)を越えているかをチェ
ックすることで行う(ステップB1)。
セス3iが共有資源の返却を要求した場合の処理の流れ
を説明する。共有プール取得手段4は、プロセス3-i
からの共有資源返却要求を受け、プロセス3-iが保有
するプロセスローカルプール資源2-iの保持している
共有資源の個数をチェックする。方 法は、現在保有し
ているローカルプール資源2-iの共有資源とプロセス
3-iから返却を要求された共有資源の個数の合計が、
k個(kは、予め設定しておく)を越えているかをチェ
ックすることで行う(ステップB1)。
【0029】そして、ステップB1の結果、合計がk個
以下の場合には、プロセス3-iから返却を要求された
共有資源を、プロセスローカルプール資源2-iに返却
し(ステップB6)、プロセス3-iに返却の完了を通
知する(ステップB7)。
以下の場合には、プロセス3-iから返却を要求された
共有資源を、プロセスローカルプール資源2-iに返却
し(ステップB6)、プロセス3-iに返却の完了を通
知する(ステップB7)。
【0030】一方、ステップB1のチェックの結果、合
計がk個を越える場合には、グローバルプール資源2-0
に共有資源を一括して返却するため、共有資源アクセス
排他手段5に対して、グローバルプール資源2-0のアク
セス権取得を要求する(ステップB2)。ここで、ステ
ップB2のグローバルプール資源2-0のアクセス権取得
に失敗した場合には、共有資源アクセス排他手段5によ
り、アクセス権の取得に成功するまでプロセス3-iは
待機する(ステップB8)。
計がk個を越える場合には、グローバルプール資源2-0
に共有資源を一括して返却するため、共有資源アクセス
排他手段5に対して、グローバルプール資源2-0のアク
セス権取得を要求する(ステップB2)。ここで、ステ
ップB2のグローバルプール資源2-0のアクセス権取得
に失敗した場合には、共有資源アクセス排他手段5によ
り、アクセス権の取得に成功するまでプロセス3-iは
待機する(ステップB8)。
【0031】一方、ステップB2のアクセス権の取得に
成功した場合には、プロセスローカルプール資源2-i
にp個(pは、予め設定し、k≧pとする)の共有資源
を残し、その他の共有資源をグローバルプール2-0に返
却し(ステップB3)、共有資源アクセス排他手段5に
対してグローバルプール資源2-0のアクセス権の放棄を
要求する(ステップB4)。
成功した場合には、プロセスローカルプール資源2-i
にp個(pは、予め設定し、k≧pとする)の共有資源
を残し、その他の共有資源をグローバルプール2-0に返
却し(ステップB3)、共有資源アクセス排他手段5に
対してグローバルプール資源2-0のアクセス権の放棄を
要求する(ステップB4)。
【0032】ステップB3により、プロセスローカルプ
ール資源2-iに多くの共有資源が保有されることで、
グローバルプール資源2-0の共有資源が枯渇することを
防止し、また、次のプロセス3-iからの共 有資源取得
要求に対して、グローバルプール資源2-0へのアクセス
を行うことなく、すなわち排他制御を行うことなく、プ
ロセスローカルプール資源2-iから共有資源を取得で
きるように備えられる 。ステップB4の後、プロセス
3-iに共有資源の返却の完了を通知する(ステップB
5)。
ール資源2-iに多くの共有資源が保有されることで、
グローバルプール資源2-0の共有資源が枯渇することを
防止し、また、次のプロセス3-iからの共 有資源取得
要求に対して、グローバルプール資源2-0へのアクセス
を行うことなく、すなわち排他制御を行うことなく、プ
ロセスローカルプール資源2-iから共有資源を取得で
きるように備えられる 。ステップB4の後、プロセス
3-iに共有資源の返却の完了を通知する(ステップB
5)。
【0033】次に、共有資源アクセス排他手段5の処理
の流れについて説明する。共有資源アクセス排他手段5
は、プロセス3-iからの共有資源取得、返却要求によ
り、共有プール資源取得手段4から、グロー バルプー
ル資源2-0のアクセス権の取得を要求を受け(ステップ
C1)、既に他のプロセス3-jが アクセス権を取得済
みであるかチェックする(ステップC2)。
の流れについて説明する。共有資源アクセス排他手段5
は、プロセス3-iからの共有資源取得、返却要求によ
り、共有プール資源取得手段4から、グロー バルプー
ル資源2-0のアクセス権の取得を要求を受け(ステップ
C1)、既に他のプロセス3-jが アクセス権を取得済
みであるかチェックする(ステップC2)。
【0034】そして、取得しているプロセスが存在しな
い場合には、プロセス3-iにアクセス権を付与し、グ
ローバルプール資源2-0のアクセスを許可する(ステッ
プC3)。一方、ステップC2のチェックの結果、他の
プロセスが既にアクセス権を取得している場合には、プ
ロセス3-iを待機させ、アクセス権取得待ち状態にす
る(ステップC4)。
い場合には、プロセス3-iにアクセス権を付与し、グ
ローバルプール資源2-0のアクセスを許可する(ステッ
プC3)。一方、ステップC2のチェックの結果、他の
プロセスが既にアクセス権を取得している場合には、プ
ロセス3-iを待機させ、アクセス権取得待ち状態にす
る(ステップC4)。
【0035】プロセス3-iがグローバルプール資源2-
0のアクセス権を取得し、グローバルプール資源2-0に
対する、共有資源の取得、返却処理を行った後、共有資
源アクセス排他手段5は、共有プール資源取得手段4か
ら、グローバルプール資源2-0のアクセス権の放棄の要
求を受け(ステップD1)、他のプロセスでグローバル
プール資源2-0のアクセス権取得待ち状態のプロセスが
存在するかチェックする(ステップD2)。そして、ス
テップD2のチェックの結果、グローバルプール資源2
-0のアクセス権取得待ち状態のプロセスが存在しない場
合、共有プール資源取得手段4にアクセス権放棄の完了
を通知する(ステップD4)。
0のアクセス権を取得し、グローバルプール資源2-0に
対する、共有資源の取得、返却処理を行った後、共有資
源アクセス排他手段5は、共有プール資源取得手段4か
ら、グローバルプール資源2-0のアクセス権の放棄の要
求を受け(ステップD1)、他のプロセスでグローバル
プール資源2-0のアクセス権取得待ち状態のプロセスが
存在するかチェックする(ステップD2)。そして、ス
テップD2のチェックの結果、グローバルプール資源2
-0のアクセス権取得待ち状態のプロセスが存在しない場
合、共有プール資源取得手段4にアクセス権放棄の完了
を通知する(ステップD4)。
【0036】一方、ステップD2の結果、グローバルプ
ール資源2-0のアクセス権取得待ち状態のプロセスが存
在する場合、そのうちで最も長時間アクセス権取得待ち
状態で待機しているプロセス3-jにアクセ ス権を付与
し、プロセス3-jを待機状態から解放して、グローバ
ルプール資源2-0のアクセスを許 可する(ステップD
3)。
ール資源2-0のアクセス権取得待ち状態のプロセスが存
在する場合、そのうちで最も長時間アクセス権取得待ち
状態で待機しているプロセス3-jにアクセ ス権を付与
し、プロセス3-jを待機状態から解放して、グローバ
ルプール資源2-0のアクセスを許 可する(ステップD
3)。
【0037】次に、具体例として、端末と通信回線で接
続し、オンライン業務を行うシステムに適用した場合に
ついて図6を参照して説明する。なお、図1に対応する
部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図6にお
いて、オンラインAP10-1、10-2は、端末11-1、
11-2との間で送受信するデータを元に処理を行う。デ
ータ転送制御は、通信回線14-1、14-2の種別毎に、
それに適合した手続き(通信プロトコル)でデータ転送
を行う。
続し、オンライン業務を行うシステムに適用した場合に
ついて図6を参照して説明する。なお、図1に対応する
部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図6にお
いて、オンラインAP10-1、10-2は、端末11-1、
11-2との間で送受信するデータを元に処理を行う。デ
ータ転送制御は、通信回線14-1、14-2の種別毎に、
それに適合した手続き(通信プロトコル)でデータ転送
を行う。
【0038】共有バッファ資源2は、オンラインAP1
0-1、10-2とデータ転送制御とで使用され、データ転
送制御を介して、オンラインAP10-1、10-2と端末
11-1、11-2との間で送受信されるデータを格納す
る。グローバルバッファ資源6は、図1のグローバスプ
ール資源2-0に相当し、オンラインAP用バッファ資源
7は、図1のプロセスローカルプール資源2-1〜2-nの
うちの1つに相当する。また、データ転送制御用バッフ
ァ資源8は、図1のプロセスローカルプール資源2-1〜
2-nのうちの1つに相当する。また、共有バッファアク
セス排他9は、図1の共有資源アクセス排他手段5に相
当する。オンラインAP用キュー12は、データ転送制
御で端末11-1、11-2からのデータを受信した共有バ
ッファを登録する。データ転送制御用キュー13は、オ
ンラインAP10-1、10-2が処理した結果を端末11
-1、11-2に送信するためのデータを格納したバッファ
を登録する。
0-1、10-2とデータ転送制御とで使用され、データ転
送制御を介して、オンラインAP10-1、10-2と端末
11-1、11-2との間で送受信されるデータを格納す
る。グローバルバッファ資源6は、図1のグローバスプ
ール資源2-0に相当し、オンラインAP用バッファ資源
7は、図1のプロセスローカルプール資源2-1〜2-nの
うちの1つに相当する。また、データ転送制御用バッフ
ァ資源8は、図1のプロセスローカルプール資源2-1〜
2-nのうちの1つに相当する。また、共有バッファアク
セス排他9は、図1の共有資源アクセス排他手段5に相
当する。オンラインAP用キュー12は、データ転送制
御で端末11-1、11-2からのデータを受信した共有バ
ッファを登録する。データ転送制御用キュー13は、オ
ンラインAP10-1、10-2が処理した結果を端末11
-1、11-2に送信するためのデータを格納したバッファ
を登録する。
【0039】オンラインAP10-1、10-2とデータ転
送制御は、各々、別のプロセスであり、通信回線14-
1、14-2を介して端末11-1、11-2との間で行うデ
ータ送受信と、オンラインAP10-1、10-2の受信デ
ータの業務処理およびその結果のデータ送信処理は、オ
ンラインAP用キュー12、データ転送制御用キュー1
3を介することにより、非同期に行われる。つまり、オ
ンラインAP10-1、10-2は、オンラインAP用キュ
ー12からデータを引き取り、処理した結果をデータ転
送制御用キュー13に登録することにより、実際の端末
との送受信とは独立して、データ送受信処理が行える。
送制御は、各々、別のプロセスであり、通信回線14-
1、14-2を介して端末11-1、11-2との間で行うデ
ータ送受信と、オンラインAP10-1、10-2の受信デ
ータの業務処理およびその結果のデータ送信処理は、オ
ンラインAP用キュー12、データ転送制御用キュー1
3を介することにより、非同期に行われる。つまり、オ
ンラインAP10-1、10-2は、オンラインAP用キュ
ー12からデータを引き取り、処理した結果をデータ転
送制御用キュー13に登録することにより、実際の端末
との送受信とは独立して、データ送受信処理が行える。
【0040】オンラインAP10-1、10-2は、端末1
1-1、11-2からの受信データの処理が完了した契機に
バッファを返却し、データ転送制御は、端末向けの送信
データのデータ送信が完了した契機にバッファを返却す
る。したがって、端末数が多く、また送受信されるデー
タ量が多い場合、データ転送制御とオンラインAP10
-1、10-2とで行われるバッファの取得、返却処理が同
時に発生する可能性が高くなる。
1-1、11-2からの受信データの処理が完了した契機に
バッファを返却し、データ転送制御は、端末向けの送信
データのデータ送信が完了した契機にバッファを返却す
る。したがって、端末数が多く、また送受信されるデー
タ量が多い場合、データ転送制御とオンラインAP10
-1、10-2とで行われるバッファの取得、返却処理が同
時に発生する可能性が高くなる。
【0041】上述した構成による実際の動作は次のよう
になる。端末11-1、11-2から送信されるデータを受
信するために、データ転送制御は、共有バッファ資源取
得制御4に対してバッファの取得を要求する。共有バッ
ファ資源取得制御4は、データ転送制御からのバッファ
取得要求を受けて、まず、共有バッファ資源2内でデー
タ転送制御に対してのみアクセス可能な、データ転送制
御用バッファ資源8からバッファを取得することを試み
る。そして、以前のバッファ取得要求やバッファ返却要
求により、データ転送制御用バッファ資源8にバッファ
が存在している場合には、排他制御を使用しなければな
らないグローバルバッファ資源6からバッファを取得す
ることなく、バッファを取得することができる。
になる。端末11-1、11-2から送信されるデータを受
信するために、データ転送制御は、共有バッファ資源取
得制御4に対してバッファの取得を要求する。共有バッ
ファ資源取得制御4は、データ転送制御からのバッファ
取得要求を受けて、まず、共有バッファ資源2内でデー
タ転送制御に対してのみアクセス可能な、データ転送制
御用バッファ資源8からバッファを取得することを試み
る。そして、以前のバッファ取得要求やバッファ返却要
求により、データ転送制御用バッファ資源8にバッファ
が存在している場合には、排他制御を使用しなければな
らないグローバルバッファ資源6からバッファを取得す
ることなく、バッファを取得することができる。
【0042】この場合、共有バッファアクセス排他制御
による排他制御を行わないので、オンラインAP10-
1、10-2の処理が待機状態となったり、またデータ転
送制御の処理が待機状態となることはない。一方、デー
タ転送制御用バッファ資源8にバッファが存在しなかっ
た場合には、共有バッファアクセス排他制御を使用して
排他制御を行って、グローバルバッファ資源6からバッ
ファの取得を行う。但し、バッファが予め設定された個
数以上ある際には、一括して複数のバッファを取得し、
データ転送制御で使用する1個のバッファを除いて、デ
ータ転送制御用バッファ資源8に格納する。そして、次
のバッファ取得要求時には、排他制御を行う必要なく、
データ転送制御用バッファ資源8からバッファを取得で
きるようにする。
による排他制御を行わないので、オンラインAP10-
1、10-2の処理が待機状態となったり、またデータ転
送制御の処理が待機状態となることはない。一方、デー
タ転送制御用バッファ資源8にバッファが存在しなかっ
た場合には、共有バッファアクセス排他制御を使用して
排他制御を行って、グローバルバッファ資源6からバッ
ファの取得を行う。但し、バッファが予め設定された個
数以上ある際には、一括して複数のバッファを取得し、
データ転送制御で使用する1個のバッファを除いて、デ
ータ転送制御用バッファ資源8に格納する。そして、次
のバッファ取得要求時には、排他制御を行う必要なく、
データ転送制御用バッファ資源8からバッファを取得で
きるようにする。
【0043】端末11-1、11-2へのデータ送信が完了
し、そのデータが格納されていたバッファを返却する場
合には、予め設定された個数を越えていなければ、排他
制御を必要とするグローバルバッファ資源6へバッファ
を返却せずに、データ転送制御用バッファ資源8に返却
する。
し、そのデータが格納されていたバッファを返却する場
合には、予め設定された個数を越えていなければ、排他
制御を必要とするグローバルバッファ資源6へバッファ
を返却せずに、データ転送制御用バッファ資源8に返却
する。
【0044】オンラインAP10-1、10-2によるバッ
ファの取得、返却についても、データ転送制御と同様
に、バッファの取得、返却をまず、オンラインAP用バ
ッファ資源7に行うことを試み、取得においてはオンラ
インAP用バッファ資源7にバッファが存在していない
場合、返却においては返却するバッファとオンラインA
P用バッファ7に存在するバッファの個数の合計が設定
した個数を越える場合には、グローバルバッファ資源6
に対して、複数個のバッファを一括して取得、返却を行
う。
ファの取得、返却についても、データ転送制御と同様
に、バッファの取得、返却をまず、オンラインAP用バ
ッファ資源7に行うことを試み、取得においてはオンラ
インAP用バッファ資源7にバッファが存在していない
場合、返却においては返却するバッファとオンラインA
P用バッファ7に存在するバッファの個数の合計が設定
した個数を越える場合には、グローバルバッファ資源6
に対して、複数個のバッファを一括して取得、返却を行
う。
【0045】これらの処理を行うことにより、データ転
送制御用バッファ8やオンラインAP用バッファ7にバ
ッファが存在する場合は、データ転送制御やオンライン
AP10-1、10-2のバッファ取得処理において、共有
バッファアクセス排他制御9によるプロセス待機が発生
する可能性のある排他制御を行うことなく、バッファの
取得を行うことができる。
送制御用バッファ8やオンラインAP用バッファ7にバ
ッファが存在する場合は、データ転送制御やオンライン
AP10-1、10-2のバッファ取得処理において、共有
バッファアクセス排他制御9によるプロセス待機が発生
する可能性のある排他制御を行うことなく、バッファの
取得を行うことができる。
【0046】また、データ転送制御やオンラインAP1
0-1、10-2のバッファ返却処理においても、データ転
送制御用バッファ8やオンラインAP用バッファ7内の
バッファが設定された個数を越えない限り、データ転送
制御用バッファ8やオンラインAP用バッファ7に返却
するため、共有バッファアクセス排他制御9によるプロ
セス待機が発生する可能性のある排他制御を行うことな
く、バッファの返却を行うことができる。
0-1、10-2のバッファ返却処理においても、データ転
送制御用バッファ8やオンラインAP用バッファ7内の
バッファが設定された個数を越えない限り、データ転送
制御用バッファ8やオンラインAP用バッファ7に返却
するため、共有バッファアクセス排他制御9によるプロ
セス待機が発生する可能性のある排他制御を行うことな
く、バッファの返却を行うことができる。
【0047】もし、設定された個数を越えてしまい、共
有バッファアクセス排他制御9を使用して排他制御を行
って、グローバルバッファ資源6にバッファを返却しな
ければならない際にも、一括して複数個のバッファをま
とめて返却するため、1個ずつを返却することに比較す
ると排他制御を使用する回数を減らすこととなる。
有バッファアクセス排他制御9を使用して排他制御を行
って、グローバルバッファ資源6にバッファを返却しな
ければならない際にも、一括して複数個のバッファをま
とめて返却するため、1個ずつを返却することに比較す
ると排他制御を使用する回数を減らすこととなる。
【0048】仮に、オンラインAP10-1、10-2から
のデータ送信で使用するバッファ数と端末11-1、11
-2からの受信データで受信するバッファの個数とが同数
であれば、バッファの取得、返却は、データ転送制御用
バッファ資源8に対してのみ行われ、共有バッファアク
セス排他制御9による排他制御が行われなくなり、バッ
ファの取得、返却によるプロセスの待機状態が一切生じ
なくなる。
のデータ送信で使用するバッファ数と端末11-1、11
-2からの受信データで受信するバッファの個数とが同数
であれば、バッファの取得、返却は、データ転送制御用
バッファ資源8に対してのみ行われ、共有バッファアク
セス排他制御9による排他制御が行われなくなり、バッ
ファの取得、返却によるプロセスの待機状態が一切生じ
なくなる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
共有プール資源の取得、返却を極力排他制御をする必要
のない、そのプロセスに割り当てられたプロセスローカ
ルプール資源に行い、排他制御を必要とするグローバル
プール資源に対してバッファの取得、返却を行わなけれ
ばならない場合も、複数の共有資源を一括して処理を行
うようにしたので、共有プール資源を取得、返却する際
の排他制御の回数を減少させることができ、処理性能を
向上させることができるという利点が得られる。
共有プール資源の取得、返却を極力排他制御をする必要
のない、そのプロセスに割り当てられたプロセスローカ
ルプール資源に行い、排他制御を必要とするグローバル
プール資源に対してバッファの取得、返却を行わなけれ
ばならない場合も、複数の共有資源を一括して処理を行
うようにしたので、共有プール資源を取得、返却する際
の排他制御の回数を減少させることができ、処理性能を
向上させることができるという利点が得られる。
【図1】 本発明の実施形態による全体の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】 プロセスからの共有資源取得動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図3】 プロセスからの共有資源返却動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図4】 プロセスによるグローバルプール資源のアク
セス権取得動作を説明するためのフローチャートであ
る。
セス権取得動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】 プロセスによるグローバルプール資源のアク
セス権放棄動作を説明するためのフローチャートであ
る。
セス権放棄動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図6】 本発明を適用した具体例の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】 従来のシステム構成を説明するためのブロッ
ク図である。
ク図である。
1 コンピュータ 2 共有プール資源 2-0 グローバルプール資源 2-1〜2-n プロセスローカルプール資源 3-1〜3-n プロセス 4 共有プール資源取得手段 5 共有資源アクセス排他手段
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のプロセスで排他制御を行いなが
ら、共有して使用するプール資源を制御する共有プール
資源制御方式において、 各プロセスからの共有資源の取得、返却にあたり、排他
制御が必要であるグローバルプール資源と、各プロセス
毎に割り当てられ、そのプロセスが取得、返却をするに
あたり、排他制御を行う必要がないプロセスローカルプ
ール資源とを備え、 各プロセスから共有資源の取得の要求を受けた場合に、
まず、そのプロセスに割り当てられている前記プロセス
ローカルプール資源に対して、共有資源の取得を試みる
ことを特徴とする共有プール資源制御方式。 - 【請求項2】 前記プロセスローカルプール資源に対し
て、共有資源の取得を試みた際、前記プロセスローカル
プール資源に保持されている共有資源が存在しない場合
には、前記グローバルプール資源から一括して複数個の
共有資源を取得すことを特徴とする請求項1記載の共有
プール資源制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16383798A JPH11353197A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 共有プール資源制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16383798A JPH11353197A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 共有プール資源制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11353197A true JPH11353197A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15781698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16383798A Pending JPH11353197A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 共有プール資源制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11353197A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005346433A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Hitachi Ltd | プログラム実行予約方法及び装置並びにその処理プログラム、及びプログラム実行システム |
| JP2009059355A (ja) * | 2008-08-15 | 2009-03-19 | Hitachi Ltd | プログラム実行予約方法及び装置並びにその処理プログラム、及びプログラム実行システム |
| JP2016085494A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | 富士通株式会社 | プロセス間通信プログラム、解放要求方法、および並列演算装置 |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP16383798A patent/JPH11353197A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005346433A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Hitachi Ltd | プログラム実行予約方法及び装置並びにその処理プログラム、及びプログラム実行システム |
| JP2009059355A (ja) * | 2008-08-15 | 2009-03-19 | Hitachi Ltd | プログラム実行予約方法及び装置並びにその処理プログラム、及びプログラム実行システム |
| JP2016085494A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | 富士通株式会社 | プロセス間通信プログラム、解放要求方法、および並列演算装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000808 |