JPH1137712A - 光学アライメント装置 - Google Patents

光学アライメント装置

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JPH1137712A
JPH1137712A JP9189361A JP18936197A JPH1137712A JP H1137712 A JPH1137712 A JP H1137712A JP 9189361 A JP9189361 A JP 9189361A JP 18936197 A JP18936197 A JP 18936197A JP H1137712 A JPH1137712 A JP H1137712A
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optical
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image forming
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JP9189361A
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Inventor
Kentaro Murakami
研太郎 村上
Toshiyuki Namikawa
敏之 浪川
Masato Shibuya
眞人 渋谷
Hisao Izawa
久男 伊沢
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • G—PHYSICS
    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691—Handling of masks or workpieces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部および下部アライメントマークの像の相
対位置の測定のみで、上部および下部ステージのアライ
メント調整を可能とする。 【解決手段】 上部および下部アライメントマーク3,
4の像を同一光路上に導いてこれら両マークの像を同一
の受光素子8上に結像させ、これら両マークの結像位置
から上部および下部ステージの相対位置関係を観測する
観察光学装置9を備えて光学アライメント装置が構成さ
れる。このとき、観察光学装置9は、上部ステージ1に
対する下部ステージ2の移動方向と、受光素子8上にお
ける上部アライメントマークの像に対する下部アライメ
ントマークの像の移動方向とが一致するように構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上部ステージと下
部ステージとの相対位置合わせを行うために用いられる
光学アライメント装置に関する。
【0002】
【従来技術】上部ステージと下部ステージとからなる装
置(例えば、液晶、CCD等にフィルターを載せる装
置、露光装置等に用いる装置、基板の上にプリント回路
シートを載せる装置)において、両ステージの相対位置
を正確に位置合わせすることが要求されることが多い。
このような場合に、両ステージの相対位置を光学的に把
握して位置合わせを行うことが従来から知られており、
例えば、特許第2520935号公報に開示されている
装置がある。
【0003】このような光学アライメント装置では、顕
微鏡対物レンズ等を使用して、上部アライメントマーク
と下部アライメントマークをそれぞれ光学素子(受光素
子)上に結像し、この像の絶対位置を測定してアライメ
ントを行っていた。さらに、対物レンズ数を減らしスペ
ースやコストを低減するため、ハーフミラーなどを用い
て上部および下部アライメントマークからの光束を同一
光路に導き、各アライメントマークの像を一つの受光素
子上に結像させて位置を測定する方法があり、上記特許
第2520935号公報の装置はこのような方法を用い
ている。
【0004】このような従来の光学アライメント装置の
一例を図7に示している。この装置では、上部ステージ
および下部ステージ(ともに図示せず)とそれぞれ一体
に繋がった上部および下部アライメントマーク83,8
4が上下に対向する向きで設けられている。上部アライ
メントマーク83からの光は全反射ミラー85により直
角に反射されて受光素子88に向かって導かれ、下部ア
ライメントマーク84からの光はハーフミラー86によ
り直角に反射されて受光素子88に向かって導かれる。
このとき、全反射ミラー85により反射された光はハー
フミラー86を通過して下部アライメントマーク84か
らの光と合成され、結像レンズ87によって受光素子8
8に結像される両マーク83,84の像は、受光素子8
8において重なる。なお、各アライメントマーク83,
84を照明するための照明光学系90およびハーフミラ
ー91が図示のように配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような光学アライ
メント装置においては、ハーフミラーを用いて二つの光
束を同一光路に導くだけであるので、例えば、図7に示
すように、結像レンズ87によって像が反転しているの
で、上部アライメントマーク83および下部アライメン
トマーク84がともに左方向(矢印L方向)に移動した
場合、受光素子88においては、上部アライメントマー
クの像は下方向(矢印D方向)に移動するとともに下部
アライメントマークの像は上方向(矢印U方向)に移動
する。すなわち、上部および下部ステージが同方向に移
動するのに対して、これらの像は反対方向に移動し、両
ステージが同方向に移動して相対位置関係は変化しなく
ても、これらの像の相対位置関係は変化する。このた
め、受光素子88上で上部および下部ステージの絶対位
置を測定しなければならず、各ステージのアライメント
を独立に行う必要が生じ、アライメントに要する時間が
大きくなるという問題や、なんらかの原因でオフセット
が生じた場合にアライメントずれが生じるという問題が
ある。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
上部ステージに対する下部ステージのアライメントに要
する時間を短くし、オフセットが生じた場合でもアライ
メントずれの生じにくい光学アライメント装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明においては、上部および下部アライメントマ
ークの像を同一光路上に導いてこれら両マークの像を同
一結像面上に結像させ、これら両マークの結像位置から
上部および下部ステージの相対位置関係を観測する観察
光学装置を備えて光学アライメント装置が構成されるの
であるが、上部ステージに対する下部ステージの移動方
向と、結像面上における上部アライメントマークの像に
対する下部アライメントマークの像の移動方向とが一致
するように観察光学装置が構成される。
【0008】これにより、上部および下部ステージがと
もに同方向に移動すると、上部および下部アライメント
マークの像も同方向に移動するため両者の相対位置関係
は同様に変化し、両ステージが同方向に移動して両ステ
ージの相対位置関係が変化しない場合には両マークの像
の相対位置関係も変化しない。このため、本発明の装置
では、両マークの像の相対位置関係を測定するだけで両
ステージのアライメントが可能である。すなわち、両マ
ークの絶対位置の測定が不要であり、装置構成が簡単と
なり、且つアライメントを行う時間を短縮することも可
能である。さらに、経時的な変化の影響も受けにくい。
【0009】このように両マークの相対位置を測定すれ
ばよいため、上部アライメントマークの像と下部アライ
メントマークの像とを結像面上に離れて結像させ、これ
ら両像の間隔変化から相対位置関係を観測するのが好ま
しい。このようにすれば、両マークの像位置の初期設定
が不要となり、測定が簡単になる。
【0010】この装置では、上部および下部アライメン
トマークをともに上部および下部ステージの上下方向い
ずれか一方の面に設けることができ、この場合には、観
察光学装置は、上部および下部アライメントマークの一
方から結像面に至る第1光路と、上部および下部アライ
メントマークの他方から光路を180度折り曲げる光路
反転手段を通って結像面に至る第2光路とを有して構成
される。これにより、上部および下部ステージの移動方
向と結像面上における両マークの像の移動方向とが一致
する。
【0011】この場合、結像面を上下に延びる方向の面
となし、観察光学装置において、第1光路中に光路折り
曲げ手段を配設して一方のアライメントマークからの光
を直角に折り曲げて結像面に向かって導き、この光路折
り曲げ手段により折り曲げられた第1光路が光路反転手
段を通った第2光路と交差する位置に光路合成手段を配
設して第1光路をそのまま透過させるとともに第2光路
を直角に折り曲げて第1光路と第2光路とを平行に延び
て結像面に導き、この光路合成手段の後側に配設された
結像光学手段により両アライメントマークの像を結像面
に結像させるように構成することができる。
【0012】また、上部および下部アライメントマーク
を上部および下部ステージにおける上下方向に対向する
面に設けて本発明の装置を構成しても良く、この場合に
は、観察光学装置は、上部および下部アライメントマー
クの一方から結像面に至る第1光路と、上部および下部
アライメントマークの他方から像の向きを反転させる像
方向反転手段を通って結像面に至る第2光路とを有する
のが好ましい。これにより、上部および下部ステージの
移動方向と結像面上における両マークの像の移動方向と
が一致する。
【0013】この場合、結像面を上下に延びる方向の面
となし、像方向反転手段に第2光路を直角に折り曲げて
結像面に導く機能も持たせ、観察光学装置において、像
方向反転手段により直角に折り曲げられた第2光路が一
方のアライメントマークから真っ直ぐ延びる第1光路と
交差する位置に光路合成手段を配設し、第2光路をその
まま透過させるとともに第1光路を直角に折り曲げて第
1光路と第2光路とを平行に延びて結像面に導き、光路
合成手段の後側に配設された結像光学手段により両アラ
イメントマークの像を結像面に結像させるようにするの
が好ましい。
【0014】もしくは、結像面を上下に延びる方向の面
となし、観察光学装置において、第1光路中に配設され
た光路折り曲げ手段により一方のアライメントマークか
らの光を直角に折り曲げて結像面に向かって導き、光路
折り曲げ手段により折り曲げられた第1光路が像方向反
転手段を通った第2光路と交差する位置に光路合成手段
を配設し、第1光路をそのまま透過させるとともに第2
光路を直角に折り曲げて第1光路と第2光路とを平行に
延びて結像面に導き、この光路合成手段の後側に配設さ
れた結像光学手段により両アライメントマークの像を結
像面に結像させるようにしても良い。
【0015】いずれの場合でも、第1光路および第2光
路の少なくともいずれか一方に光路長補正手段を配設
し、第1光路の光路長と第2光路の光路長とを等しくす
るのが好ましい。これにより、第1光路および第2光路
を介して結像光学手段により結像される両マークの像の
収差を同じとして、より正確なアライメントが可能とな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。まず、図1に本発明
の第1実施例に係る光学アライメント装置を示してい
る。このアラインメント装置は上部ステージ1と下部ス
テージ2との水平方向の位置合わせ(アライメント)を
行う装置である。このため、上部ステージ1と一体に繋
がる部分に下方に向いた上部アライメントマーク3が設
けられ、下部ステージ2と一体に繋がる部分に下方に向
いた下部アライメントマーク4が設けられている。
【0017】上部アライメントマーク3に対して上下に
対向して直角プリズム5が配設されており、上部アライ
メントマーク3からの光束はこの直角プリズム5により
直角に折り曲げられ、水平方向(図における右方向)に
向かう(これを第1光路と称する)。一方、下部アライ
メントマーク4に対して上下に対向して直角プリズム1
0が配設されており、下部アライメントマーク4からの
光束はこの直角プリズム10によって180度折り曲げ
られてその方向が反転され、上方に向かう(これを第2
光路と称する)。直角プリズム5に反射されて右方向に
向かう第1光路と、直角プリズム10に反転反射されて
上方に向かう第2光路とが交差する位置にハーフプリズ
ム(もしくはハーフミラー)6を配設しており、ハーフ
プリズム6を通過した第1光路光束と、ここで反射され
て直角に折り曲げられた第2光路光束とが合成されて右
方向に平行に延びる。このように平行に延びる両光路上
に、結像レンズ系7と受光素子8とが配設されており、
上部および下部アライメントマーク3,4の像が受光素
子8の結像面上に結像される。
【0018】このように、二つの直角プリズム5,10
と、ハーフプリズム6と、結像レンズ系7と、受光素子
8とによりアライメント観察光学装置9が構成されてお
り、この観察光学装置9は上部および下部ステージ1,
2に対して独立に取り付けられている。
【0019】このようにして受光素子8の結像面に結像
された上部および下部アライメントマーク3,4の像
3’,4’の例を図2(a)に示している。このように
像3’,4’を重ならずに離して結像させており、像
3’,4’のx方向の間隔Axと、y方向の間隔Ayと
の変化から上部ステージ1と下部ステージ2とのアライ
メント調整を行う。
【0020】ここで、上部ステージ1および下部ステー
ジ2がともに、図1において矢印Lで示すように左方向
に移動した場合、結像レンズ系7によって像が反転して
いるので、像3’,4’は、図2(b)に示すように、
ともに下方に移動する。また、上部ステージ1が左方向
(矢印L方向)に移動し、下部ステージ2が右方向(矢
印R方向)に移動した場合、図2(c)に示すように、
像3’は下方に移動し、像4’は上方に移動する。すな
わち、上部ステージ1に対する下部ステージ2の相対移
動方向の関係と、像3’に対する像4’の相対移動方向
の関係とが一致する。このため、上記のように、像
3’,4’のx方向の間隔Axと、y方向の間隔Ayと
の変化から上部ステージ1と下部ステージ2とのアライ
メント調整を正確に行うことができ、像3’,4’の絶
対位置を測定する必要はない。
【0021】さらに、図示のように像3’,4’を重な
らずに離して結像させているので、像3’,4’の位置
の初期設定がラフでよく、像3’,4’のx方向の間隔
Axおよびy方向の間隔Ayが変化しないように、上部
および下部ステージ1,2の相対位置調整を行うだけで
簡単にアライメント調整を行うことができ、アライメン
ト時間を短縮することができる。
【0022】また、このような構成の観察光学装置9の
場合には、図3に示すように、鏡筒の軸心12が傾いて
装置9が位置するような場合でも、両アライメントマー
ク3,4の移動方向に対してこれらの像3’,4’の移
動方向は同じであるので、支障なくアライメント調整が
可能である。すなわち、この構成の観察光学装置9は偏
心に強い光学系である。
【0023】図4に本発明に係る光学アライメント装置
の第2実施例を示している。この装置では、上部ステー
ジと一体に繋がる部分に下方に向いた上部アライメント
マーク23が設けられ、下部ステージと一体に繋がる部
分に上方に向いた下部アライメントマーク24が設けら
れている。すなわち、両アライメントマーク23,24
が上下に対向して設けられている。
【0024】上部アライメントマーク23の下方にペン
タプリズム25が配設されており、上部アライメントマ
ーク23からの光束はペンタプリズム25によって像の
向きが反転されるとともに直角に折り曲げられて右方向
に向かう(これを第2光路と称する)。一方、下部アラ
イメントマーク24の上方にハーフプリズム26が配設
されており、下部アライメントマーク24からの光束は
ハーフプリズム26により直角に折り曲げられて右方向
に向かう(これを第1光路と称する)。ここで、右方向
に向かう第2光路光束はハーフプリズム26を透過し、
第2光路と第1光路とがハーフプリズム26により合成
されて、平行に右方向に延びる。このように平行に延び
る両光路上に、結像レンズ系27と受光素子28とが配
設されており、上部および下部アライメントマーク2
3,24の像が受光素子28の結像面上に結像される。
【0025】このような構成の光学アライメント装置の
場合、上部および下部アライメントマーク23,24が
上下に対向して設けられているが、ペンタプリズム25
において像が反転されるため、上部ステージに対する下
部ステージの相対移動方向の関係と、上部アライメント
マーク23の像に対する下部アライメントマーク24の
像の相対移動方向の関係とが一致する。このため、この
場合にも、両像のx方向の間隔とy方向の間隔との変化
から上部ステージと下部ステージとのアライメント調整
を簡単且つ正確に行うことができる。
【0026】図5に本発明に係る光学アライメント装置
の第3実施例を示している。この装置では、上部ステー
ジと一体に繋がる部分に下方に向いた上部アライメント
マーク33が設けられ、下部ステージと一体に繋がる部
分に上方に向いた下部アライメントマーク34が設けら
れている。すなわち、両アライメントマーク33,34
が上下に対向して設けられている。
【0027】上部アライメントマーク33の下方に直角
プリズム35が配設されており、上部アライメントマー
ク33からの光束は直角プリズム35によって直角に折
り曲げられて右方向に向かう(これを第1光路と称す
る)。一方、下部アライメントマーク34の上方にドー
ブプリズム39およびハーフプリズム36がこの順に且
つ直列に並んで配設されている。このため、下部アライ
メントマーク34からの光束は、タブプリズム39によ
って像の向きが反転された後、ハーフプリズム36によ
り直角に折り曲げられて右方向に向かう(これを第2光
路と称する)。ここで、右方向に向かう第1光路光束は
ハーフプリズム36を透過し、第1光路と第2光路とが
ハーフプリズム36により合成されて、平行に右方向に
延びる。このように平行に延びる両光路上に、結像レン
ズ系37と受光素子38とが配設されており、上部およ
び下部アライメントマーク33,34の像が受光素子3
8の結像面上に結像される。
【0028】このような構成の光学アライメント装置の
場合、上部および下部アライメントマーク33,34が
上下に対向して設けられているが、ドーブプリズム39
において像が反転されるため、上部ステージに対する下
部ステージの相対移動方向の関係と、上部アライメント
マーク33の像に対する下部アライメントマーク34の
像の相対移動方向の関係とが一致する。このため、この
場合にも、両像のx方向の間隔とy方向の間隔との変化
から上部ステージと下部ステージとのアライメント調整
を簡単且つ正確に行うことができる。
【0029】図6に本発明に係る光学アライメント装置
の第4実施例を示している。この装置では、図1に示す
第1実施例の場合と同様に、上部ステージに下方に向い
た上部アライメントマーク43が設けられ、下部ステー
ジに下方に向いた下部アライメントマーク44が設けら
れている。上部アライメントマーク43の下方に直角プ
リズム45が配設され、上部アライメントマーク43か
らの光束はこの直角プリズム45により直角に折り曲げ
られ、右方向に向かう(これを第1光路と称する)。一
方、下部アライメントマーク44の下方に直角プリズム
49が配設されており、下部アライメントマーク44か
らの光束はこの直角プリズム49によって180度折り
曲げられてその方向が反転され、上方に向かう(これを
第2光路と称する)。
【0030】直角プリズム45に反射されて右方向に向
かう第1光路と、直角プリズム49に反転反射されて上
方に向かう第2光路とが交差する位置にハーフプリズム
46を配設しており、ハーフプリズム46を通過した第
1光路光束と、ここで反射されて直角に折り曲げられた
第2光路光束とが合成されて右方向に平行に延びる。こ
のように平行に延びる両光路上に、結像レンズ系47と
受光素子48とが配設されており、上部および下部アラ
イメントマーク43,44の像が受光素子48の結像面
上に結像される。
【0031】この装置にはさらに、結像レンズ系47と
受光素子48との間の光軸上にλ/4板52と、偏光ビ
ームスプリッター51とが配設され、さらに、偏光ビー
ムスプリッター51の上方に照明系50が配設されてい
る。このため、照明系50からの光は偏光ビームスプリ
ッター51により所定偏光方向の光(例えば、紙面に垂
直な偏光方向の光)のみが直角に反射されて左方向に向
かい、λ/4板51によて円偏光に代えられて上部およ
び下部アライメントマーク43,44を照明する。その
反射光は再びλ/4板51を通って紙面と平行な方向の
直線偏光となり、偏光ビームスプリッター51をそのま
ま通過して受光素子48に結像する。
【0032】この構成において、偏光ビームスプリッタ
ー51およびλ/4板52に代えてハーフミラーを用い
ても良いが、光量は半分となる。また、直角プリズム4
9として反射面が光軸に対して45度の傾きではないも
のを示しているが、性能上では図1に示した直角プリズ
ム10と同等であり、このようなプリズムを用いること
ができるので製造上の負荷が軽減される。
【0033】また、上記いずれの実施例においても、第
1光路もしくは第2光路に光路長を補正する平行平面板
を挿入し、上部アライメントマークから結像光学系まで
の光路長と、下部アライメントマークから結像光学系ま
での光路長とを等しくするように構成するのが好まし
い。このようにすると、上部アライメントマークおよび
下部アライメントマークに対する結像光学系の収差を等
しくすることができ、より正確なアライメント調整が可
能となる。
【0034】さらに、上記実施例においては、受光素子
8,28,38,48をいずれも上下に延びる面として
説明したが、これは必ずしも必要条件ではなく、例え
ば、図6において、受光素子48と照明系50とを逆に
配置したようなものでも良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上部ステージに対する下部ステージの移動方向と、結像
面上における上部アライメントマークの像に対する下部
アライメントマークの像の移動方向とが一致するように
観察光学装置が構成されているので、両マークの像の相
対位置関係を測定するだけで両ステージのアライメント
が可能である。すなわち、両マークの絶対位置の測定が
不要であり、装置構成が簡単となり、且つアライメント
を行う時間を短縮することも可能である。さらに、経時
的な変化の影響も受けにくくなる。
【0036】このように両マークの相対位置を測定すれ
ばよいため、上部アライメントマークの像と下部アライ
メントマークの像とを結像面上に離れて結像させ、これ
ら両像の間隔変化から相対位置関係を観測するのが好ま
しい。このようにすれば、両マークの像位置の初期設定
が不要となり、測定が簡単になる。
【0037】ステージの移動方向と像の移動方向とを一
致させるため、上部および下部アライメントマークをと
もに上部および下部ステージの上下方向いずれか一方の
面に設け、両マークの一方から結像面に至る第1光路
と、他方から光路を180度折り曲げる光路反転手段を
通って結像面に至る第2光路とを有して装置を構成する
ことができる。この場合、結像面を上下に延びる方向の
面となし、観察光学装置において、第1光路中に光路折
り曲げ手段を配設して一方のアライメントマークからの
光を直角に折り曲げて結像面に向かって導き、この光路
折り曲げ手段により折り曲げられた第1光路が光路反転
手段を通った第2光路と交差する位置に光路合成手段を
配設して第1光路をそのまま透過させるとともに第2光
路を直角に折り曲げて第1光路と第2光路とを平行に延
びて結像面に導き、この光路合成手段の後側に配設され
た結像光学手段により両アライメントマークの像を結像
面に結像させるように構成することができる。
【0038】ステージの移動方向と像の移動方向とを一
致させるため、上部および下部アライメントマークを上
部および下部ステージにおける上下方向に対向する面に
設け、両マークの一方から結像面に至る第1光路と、他
方から像の向きを反転させる像方向反転手段を通って結
像面に至る第2光路とを有して装置を構成することがで
きる。
【0039】この場合、結像面を上下に延びる方向の面
となし、像方向反転手段に第2光路を直角に折り曲げて
結像面に導く機能も持たせ、観察光学装置において、像
方向反転手段により直角に折り曲げられた第2光路が一
方のアライメントマークから真っ直ぐ延びる第1光路と
交差する位置に光路合成手段を配設し、第2光路をその
まま透過させるとともに第1光路を直角に折り曲げて第
1光路と第2光路とを平行に延びて結像面に導き、光路
合成手段の後側に配設された結像光学手段により両アラ
イメントマークの像を結像面に結像させるようにするの
が好ましい。
【0040】もしくは、結像面を上下に延びる方向の面
となし、観察光学装置において、第1光路中に配設され
た光路折り曲げ手段により一方のアライメントマークか
らの光を直角に折り曲げて結像面に向かって導き、光路
折り曲げ手段により折り曲げられた第1光路が像方向反
転手段を通った第2光路と交差する位置に光路合成手段
を配設し、第1光路をそのまま透過させるとともに第2
光路を直角に折り曲げて第1光路と第2光路とを平行に
延びて結像面に導き、この光路合成手段の後側に配設さ
れた結像光学手段により両アライメントマークの像を結
像面に結像させるようにしても良い。
【0041】上記いずれの場合でも、第1光路および第
2光路の少なくともいずれか一方に光路長補正手段を配
設し、第1光路の光路長と第2光路の光路長とを等しく
するのが好ましい。これにより、第1光路および第2光
路を介して結像光学手段により結像される両マークの像
の収差を同じとして、より正確なアライメントが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学アライメント装置の第1実施
例を示す概略図である。
【図2】この装置により受光素子に結像されたアライメ
ントマークの像を示す説明図である。
【図3】この装置において、観察光学装置の光軸が傾斜
した場合の例を示す概略図である。
【図4】本発明に係る光学アライメント装置の第2実施
例を示す概略図である。
【図5】本発明に係る光学アライメント装置の第3実施
例を示す概略図である。
【図6】本発明に係る光学アライメント装置の第4実施
例を示す概略図である。
【図7】従来の光学アライメント装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 上部ステージ 2 下部ステージ 3 上部アライメントマーク 4 下部アライメントマーク 6 ハーフプリズム 7 結像レンズ系 8 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊沢 久男 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ステージと下部ステージとの相対位
    置関係を光学的に検出する光学アライメント装置であっ
    て、 上部ステージに設けられた上部アライメントマークと、 下部ステージに設けられた下部アライメントマークと、 前記上部アライメントマークおよび前記下部アライメン
    トマークの像を同一光路上に導いてこれら両マークの像
    を同一結像面上に結像させ、これら両マークの結像位置
    から前記相対位置関係を観測する観察光学装置とを備え
    てなり、 前記上部ステージの移動に対する前記結像面における前
    記上部アライメントマークの像の移動方向と、前記下部
    ステージが前記上部ステージと同一方向に移動したとき
    の前記下部アライメントマークの像の移動方向とが一致
    することを特徴とする光学アライメント装置。
  2. 【請求項2】 前記上部アライメントマークの像と前記
    下部アライメントマークの像とを前記結像面上に離れて
    結像させ、これら両像の間隔変化から前記相対位置関係
    を観測することを特徴とする請求項1に記載の光学アラ
    イメント装置。
  3. 【請求項3】 前記上部および下部アライメントマーク
    がともに前記上部および下部ステージの上下方向いずれ
    か一方の面に設けられ、 前記観察光学装置が、前記上部および下部アライメント
    マークの一方から前記結像面に至る第1光路と、前記上
    部および下部アライメントマークの他方から光路を18
    0度折り曲げる光路反転手段を通って前記結像面に至る
    第2光路とを有することを特徴とする請求項1もしくは
    2に記載の光学アライメント装置。
  4. 【請求項4】 前記観察光学装置が、 前記第1光路中に配設され、前記一方のアライメントマ
    ークからの光を直角に折り曲げて前記結像面に向かって
    導く光路折り曲げ手段と、 この光路折り曲げ手段により折り曲げられた前記第1光
    路が前記光路反転手段を通った第2光路と交差する位置
    に配設され、前記第1光路をそのまま透過させるととも
    に前記第2光路を直角に折り曲げて前記第1光路と前記
    第2光路とを平行に延びて前記結像面に導く光路合成手
    段と、 この光路合成手段の後側に配設されて前記両アライメン
    トマークの像を前記結像面に結像させる結像光学手段と
    を有することを特徴とする請求項3に記載の光学アライ
    メント装置。
  5. 【請求項5】 前記上部および下部アライメントマーク
    が前記上部および下部ステージにおける上下方向に対向
    する面に設けられ、 前記観察光学装置が、 前記上部および下部アライメントマークの一方から前記
    結像面に至る第1光路と、前記上部および下部アライメ
    ントマークの他方から像の向きを反転させる像方向反転
    手段を通って前記結像面に至る第2光路とを有すること
    を特徴とする請求項1もしくは2に記載の光学アライメ
    ント装置。
  6. 【請求項6】 前記像方向反転手段が前記第2光路を直
    角に折り曲げて前記結像面に導く機能も有しており、 前記観察光学装置が、 前記像方向反転手段において直角に折り曲げられた前記
    第2光路が前記一方のアライメントマークから真っ直ぐ
    延びる第1光路と交差する位置に配設され、前記第2光
    路をそのまま透過させるとともに前記第1光路を直角に
    折り曲げて前記第1光路と前記第2光路とを平行に延び
    て前記結像面に導く光路合成手段と、 この光路合成手段の後側に配設されて前記両アライメン
    トマークの像を前記結像面に結像させる結像光学手段と
    を有することを特徴とする請求項5に記載の光学アライ
    メント装置。
  7. 【請求項7】 前記観察光学装置が、 前記第1光路中に配設され、前記一方のアライメントマ
    ークからの光を直角に折り曲げて前記結像面に向かって
    導く光路折り曲げ手段と、 この光路折り曲げ手段により折り曲げられた前記第1光
    路が前記像方向反転手段を通った第2光路と交差する位
    置に配設され、前記第1光路をそのまま透過させるとと
    もに前記第2光路を直角に折り曲げて前記第1光路と前
    記第2光路とを平行に延びて前記結像面に導く光路合成
    手段と、 この光路合成手段の後側に配設されて前記両アライメン
    トマークの像を前記結像面に結像させる結像光学手段と
    を有することを特徴とする請求項5に記載の光学アライ
    メント装置。
  8. 【請求項8】 前記第1光路および前記第2光路の少な
    くともいずれか一方に配設され、前記第1光路の光路長
    と前記第2光路の光路長とを等しくする光路長補正手段
    を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記
    載の光学アライメント装置。
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