JPH1140895A - 光モジュール組立方法および組立装置 - Google Patents

光モジュール組立方法および組立装置

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JPH1140895A
JPH1140895A JP19534297A JP19534297A JPH1140895A JP H1140895 A JPH1140895 A JP H1140895A JP 19534297 A JP19534297 A JP 19534297A JP 19534297 A JP19534297 A JP 19534297A JP H1140895 A JPH1140895 A JP H1140895A
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module substrate
fixed
component
substrate
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JP19534297A
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English (en)
Inventor
Yasubumi Yamada
泰文 山田
Toshikazu Hashimoto
俊和 橋本
Hiroshi Terui
博 照井
Takaharu Ooyama
貴晴 大山
Yuji Akahori
裕二 赤堀
Takashi Yamada
貴 山田
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高集積度のハイブリッド光集積回路を低コスト
で製作することを可能とする光モジュール組立方法およ
び組立装置を提供する。 【解決手段】光モジュール構成品の一部11、12が耐
熱性の低い固定剤によって固定された光モジュール基板
1を加熱して光モジュール構成品の残部21、22、2
3を搭載する際、耐熱性の低い固定剤によって光モジュ
ール構成品の一部11、12が固定された光モジュール
基板11の部位に冷却ノズル50からの窒素ガスを吹き
付け、または冷却板を接触させることによって、冷却し
つつヒータ31で光モジュール基板1を加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高集積度のハイブ
リッド光集積回路を実現するための、光モジュール組立
方法および組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光モジュール基板上に半導体光素
子や干渉膜フィルタ等の複数の構成品を搭載するハイブ
リッド光モジュールが注目されている。
【0003】図10は、このような従来のハイブリッド
光モジュールの1例を示す構成図である。図に示すよう
に、このハイブリッド光モジュールは、光モジュール基
板1上に形成した石英系平面光波回路と、該光波回路の
途中の光モジュール基板1上に形成した溝(図示しな
い。)に挿入して固定された干渉膜フィルタ(以下フィ
ルタと記す。)12と、光波回路の後端部の光モジュー
ル基板1上にそれぞれ搭載された半導体レーザ(以下L
Dと記す。)21と、該LD21の光出力をモニタする
モニタ用フォトダイオード(以下MPDと記す。)22
と、信号を受信するための受信用フォトダイオード(以
下RPDと記す。)23とを含んで構成されている。
(以下LD21、MPD22、RPD23等をまとめて
半導体光素子20と総称する。)更に、光波回路の先端
部には、光ファイバが接続されており、このためのヤト
イ板11が光モジュール基板1に取り付けられている。
【0004】上記ハイブリッド光モジュールの各構成品
は、それぞれ固定温度(接着またははんだ付け温度)ま
たは耐熱温度が異なる3種類の固定剤(接着剤またはは
んだ)により光モジュール基板1に取り付けられてい
る。すなわち、ヤトイ板11とフィルタ12とは、異な
る2種類の接着剤を用いてそれぞれ光モジュール基板1
に固定されており、これら2種類の接着剤の耐熱温度
は、ともに250℃以下である。一方、3種類の半導体
光素子20は、ともにAuSnはんだにより光モジュール
基板1に固定されており、その固定温度は約300℃で
ある。
【0005】このように各構成品毎に耐熱温度または固
定温度が異なるので、これら各構成品を光モジュール基
板1に固定する際には個別に温度設定を行う必要があ
る。
【0006】図11は、ハイブリッド光モジュールを製
作する際の、従来の各構成品実装工程の例を示す図であ
る。図に示すように、まず、光モジュール基板1の先端
部にヤトイ板11を接着剤を用いて固定する。次いで、
フィルタ12を別種の接着剤を用いて光モジュール基板
1上に固定する。その後、3種類の半導体光素子20
は、ともにAuSnはんだにより光モジュール基板1に固
定する。
【0007】このように、上記従来の実装工程において
は、ヤトイ板11とフィルタ12を耐熱温度が250℃
以下の接着剤を用いて光モジュール基板1に固定した
後、半導体光素子20を固定温度が約300℃のAuSn
はんだにより光モジュール基板1に固定する。このた
め、半導体光素子20の従来の実装工程においては、
「局所加熱法」を用いて、はんだを溶融、固定する必要
があった。
【0008】図12は従来の代表的な局所加熱法の説明
図であり、(a)は、半導体光素子20をツール30を
用いて保持し、ヒータ31により該ツール30を介して
加熱する方法を、(b)は、半導体光素子20を同じく
ツール30を用いて保持し、光ビーム32を照射して半
導体光素子20の直下のはんだを溶融する方法を示す。
これらの局所加熱法を用いれば、ヤトイ板11およびフ
ィルタ12の周辺の温度を接着剤の耐熱温度以下に抑え
ることは可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の局所加
熱法には2つの問題がある。
【0010】第1の問題は、各半導体光素子20毎に順
次加熱を繰り返して実施するので、搭載する半導体光素
子20の数が多い場合には、各半導体光素子20の固定
に多大な時間を要するということである。
【0011】第2の問題は、各半導体光素子20間の間
隔が狭い場合には、後続の半導体光素子20用のはんだ
を加熱する際に、先行の半導体光素子20用のはんだに
も熱が伝導して溶融する可能性があるので、半導体光素
子20の実装密度に限界があるということである。特
に、光モジュール基板1としてシリコン基板を用いた場
合には、シリコンは熱伝導性が高いので、加熱部分の周
囲に熱が伝導して温度が上昇しやすく、固定済みの半導
体光素子20のはんだが再溶融する可能性が高く、各半
導体光素子20間の間隔を狭くすることができない。
【0012】上記第1、第2の問題を同時に解決して半
導体光素子20の実装密度を高めるためには、一度の加
熱で全半導体光素子20のはんだを一括して溶融しては
んだ付けを行えばよい。しかし、この場合には、予め接
着剤を用いて固定されている構成品とその接着剤が熱損
傷を受けるという別の問題が発生する。
【0013】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、高集積度のハイブリッド光集積回路を
低コストで製作することを可能とする光モジュール組立
方法および組立装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の光モジュール組立方法は、光モジュール構成
品の一部が耐熱性の低い固定剤によって光モジュール基
板の一部に固定され、上記光モジュール構成品の残部を
上記光モジュール基板に加熱工程を施して上記光モジュ
ール基板に搭載固定する光モジュール組立方法におい
て、上記加熱工程においては、上記耐熱性の低い固定剤
によって上記構成品の一部が固定された上記光モジュー
ル基板の上記一部を冷却しつつ、上記光モジュール基板
を加熱することを特徴とする。
【0015】この場合、上記光モジュール基板の上記一
部を窒素ガスを吹き付けて冷却することを特徴とする。
【0016】またこの場合、上記光モジュール基板の上
記一部を冷却板を接触させて冷却することを特徴とす
る。
【0017】また、上記目的を達成するための本発明の
光モジュール組立方法は、光モジュール基板と、該光モ
ジュール基板の所定の位置に第1の固定剤により搭載固
定する単数または複数の構成品からなる第1構成品群
と、上記光モジュール基板の上記所定の位置と異なる所
定の位置に上記第1の固定剤の耐熱温度より高い加熱温
度を要する第2の固定剤により搭載固定する単数または
複数の構成品からなる第2構成品群と、で構成する光モ
ジュールの組立方法において、上記第1構成品群を上記
第1の固定剤により搭載固定した後、上記光モジュール
基板の上記第2構成品群を搭載する部位の下面をヒータ
の上面に接触して載置し、上記第1構成品群の近傍を局
所的に冷却しつつ、上記光モジュール基板を上記ヒータ
により加熱して、上記第2構成品群を搭載固定すること
を特徴とする。
【0018】上記目的を達成するための本発明の光モジ
ュール組立装置は、光モジュール構成品の一部が耐熱性
の低い固定剤によって一部に固定された光モジュール基
板に加熱工程を施して上記光モジュール構成品の残部を
上記光モジュール基板に搭載固定する光モジュール組立
装置において、上記光モジュール組立装置は、上記光モ
ジュール基板を加熱するヒータと、上記耐熱性の低い固
定剤によって上記光モジュール構成品の一部が固定され
た上記光モジュール基板の一部の近傍を局所的に冷却す
る機構と、上記光モジュール基板の周囲を窒素雰囲気で
充たす機構と、を備えたことを特徴とする。
【0019】この場合、上記局所的に冷却する機構は、
窒素ガスを局所的に吹き付ける冷却ノズルであることを
特徴とする。
【0020】またこの場合、上記局所的に冷却する機構
は、接触させて冷却する冷却板であることを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態:図1は、本発
明の光モジュール組立方法および組立装置に係る第1の
実施の形態のハイブリッド光モジュールの構成と光モジ
ュール組立装置のヒータの配置とを示す平面図である。
【0022】図に示すように、このハイブリッド光モジ
ュールは、シリコンからなる光モジュール基板1上に形
成した石英系平面光波回路100と、該平面光波回路1
00の途中の光モジュール基板1上に形成した溝(図示
しない。)に挿入して固定された干渉膜フィルタ(以下
フィルタと記す。)12と、平面光波回路100の後端
部の光モジュール基板1上にそれぞれ搭載された半導体
レーザ(以下LDと記す。)21と、該LD21の光出
力をモニタするモニタ用フォトダイオード(以下MPD
と記す。)22と、信号を受信するための受信用フォト
ダイオード(以下RPDと記す。)23とを含んで構成
されている。(以下LD21、MPD22、RPD23
等をまとめて半導体光素子20と総称する。)更に、平
面光波回路100の先端部には、光ファイバ(図示しな
い。)が接続され、このためのヤトイ板11が光モジュ
ール基板1に取り付けられている。
【0023】上記ハイブリッド光モジュールの各構成品
は、それぞれ固定温度と耐熱温度が異なる3種類の固定
剤により光モジュール基板1に取り付けられている。す
なわち、ヤトイ板11とフィルタ12とは、異なる2種
類の接着剤を用いてそれぞれ光モジュール基板1に固定
されており、これら2種類の接着剤の耐熱温度は、とも
に250℃以下である。一方、3種類の半導体光素子2
0は、ともにAuSnはんだにより光モジュール基板1に
固定されており、その固定温度は約300℃である。
【0024】以下、耐熱温度250℃以下の接着剤で固
定される構成品群を第1構成品群、固定温度約300℃
のはんだで固定される構成品群を第2構成品群と呼ぶ。
【0025】上記構成のハイブリッド光モジュールを低
コストで製作するためには、固定温度の高い第2構成品
群を一度のはんだリフロー工程で固定し、同時に予め接
着剤を使用して固定されている耐熱温度の低い第1構成
品群に熱損傷を与えないようにすることが必要である。
【0026】図2は、本実施の形態のハイブリッド光モ
ジュール組立装置の構成を示す側断面図である。
【0027】図1、図2に示すように、ハイブリッド光
モジュール組立装置の下部の1部にヒータ31を配設
し、光モジュール基板1の第1構成品群が搭載された部
分を除く部分を、該ヒータ31の上面に接して搭載す
る。ヒータ31と、第1、第2構成品群を搭載した光モ
ジュール基板1とを含む全体はチャンバ40内に収容す
る。該チャンバ40には、窒素ガスを導入してチャンバ
40内を窒素雰囲気で充たすための窒素導入口41を設
ける。
【0028】更に、チャンバ40に、第1構成品群とそ
の周辺上に窒素ガスを吹き付けるための冷却ノズル50
を取り付ける。
【0029】本実施の形態のうち、ヒータ31と、チャ
ンバ40と窒素導入口41とからなる構成は公知のはん
だリフロー装置と同一であるが、本実施の形態において
は、光モジュール基板1の第1構成品群が搭載された部
分を含む耐熱性の低い領域はヒータ31と直接接触しな
い配置となっており、かつ、第1構成品群とその周辺上
に冷却ノズル50から供給される窒素ガス流によって、
第1構成品群が搭載された部分を含む耐熱性の低い領域
が冷却されるので、光モジュール基板1の第2構成品群
が搭載された部分をヒータ31で加熱して第2構成品群
のはんだ付けを一括して実行しても第1構成品群が熱損
傷を受けることはない。
【0030】図3は、本実施の形態の光モジュール基板
1の温度分布を示す図である。図において、A〜Dは図
1にA〜Dで示した個所に該当する。図に示すように、
第2構成品群が搭載されているA〜B間の温度は300
℃程度に上昇し、AuSnはんだが溶融するので、第2構
成品群に属するLD21、MPD22、RPD23等の
構成品は一度の加熱で同時に基板上にはんだ付けするこ
とができる。一方、第1構成品群が搭載されているC〜
D間の温度は、耐熱温度である250℃以下に保つこと
ができ、第2構成品群に属するフィルタ12、ヤトイ板
11等の構成品及びそれらの接着剤の熱損傷を防止する
ことができる。なお、光モジュール基板1の冷却効果
は、冷却ノズル50からの窒素ガスの流量および吹き付
け位置により制御可能である。
【0031】このように、本実施の形態の光モジュール
組立装置を用いることにより、第2構成品群の光素子は
一括して基板上に固定するとともに、第1構成品群とそ
の接着剤の熱損傷を防止することが可能となる。
【0032】なお、光モジュール基板1の温度分布は、
基板としてシリコン基板を用いた場合に最も的確に制御
することが出来る。これは、シリコンは熱伝導率が高
く、ヒータ31からの熱供給と冷却部における放熱とが
効率よく行われるからである。
【0033】また、本実施の形態において、光モジュー
ル基板1として熱伝導率が高く放熱効果の高いシリコン
基板を含む基板を用い、光モジュール基板1の第1構成
品群搭載領域近傍をヒータから非接触状態にしておけ
ば、光モジュール基板1の先端部は雰囲気によって冷却
されるので、窒素ガスを吹き付けて冷却を行わない場合
にも、図3に示すように、光モジュール基板1の第1構
成品群搭載領域の温度をある程度下げることが可能であ
る。
【0034】本実施の形態における冷却ノズル50と公
知のはんだリフローチャンバにおける窒素導入口とは目
的、機能において以下のような相違がある。すなわち、
公知のはんだリフローチャンバの窒素導入口は、チャン
バ全体に均等に窒素ガスを導入することのみを目的とし
ており、窒素ガス流が直接光モジュール基板に当たって
基板の温度が低下することを避けるため、窒素ガスの流
量を少なくし、導入口を窒素ガスが基板に直接当たらな
いような配置とする等の配慮がなされている。これに対
し本実施の形態における冷却ノズル50は、窒素ガスを
光モジュール基板1に吹き付けることにより、該光モジ
ュール基板1を冷却する目的、機能を有している。
【0035】図4は、本実施の形態の光モジュール組立
装置による光モジュール組立工程を示す図である。
【0036】図に示すように、はじめに光モジュール基
板1にヤトイ板11を接着剤で固定する。
【0037】次いで、光モジュール基板1の端面を切断
または研磨する。
【0038】次いで、光モジュール基板1上にフィルタ
挿入溝を、例えばダイシングソーを用いて形成した後、
直ちにフィルタ12を挿入し、接着剤で固定する。な
お、フィルタ12を溝形成後直ちに挿入するのは、溝の
中への塵埃等の進入を防止するためである。
【0039】次いで、上記工程を経た光モジュール基板
1上の所定の個所に第2構成品群のLD21、MPD2
2、RPD23等を配置し、チャンバ40へ収容する。
その際、第1構成品群が搭載固定された部分を除く基板
1の部分をヒータ31の上面に接してヒータ31上に載
置する。その後、チャンバ40に、窒素導入口41から
窒素ガスを導入してチャンバ40内を窒素雰囲気で充た
すとともに、必要に応じて、冷却ノズル50から第1構
成品群とその周辺上に窒素ガスを吹き付けて冷却しつ
つ、第2構成品群搭載個所をヒータ31によって加熱し
て、LD21、MPD22、RPD23等を一括しては
んだ付けして固定する。
【0040】本実施の形態によれば、耐熱温度が低い第
1構成品群のヤトイ板11やフィルタ12搭載部分を冷
却しつつ第2構成品群のLD21、MPD22、RPD
23等を一括してはんだ付けして固定することができる
ので、第1構成品群のヤトイ板11及びフィルタ12並
にこれらの接着剤等に熱損傷を与えることなく第2構成
品群のLD21、MPD22、RPD23等を効率的に
固定することが可能となり、また半導体光素子の集積度
を高めることが可能となる。
【0041】なお、図には半導体光素子が3個である場
合の例を示したが、この個数は3個に限定されるもので
はなく、3個以下でも3個以上でもよい。
【0042】また、本実施の形態においては、例として
耐熱温度250℃以下の接着剤で固定されるヤトイ板1
1とフィルタ12とからなる第1構成品群と、固定温度
約300℃のはんだで固定される半導体光素子20から
なる第2構成品群の場合について述べたが、耐熱温度と
固定温度は250℃以下と約300℃に限定されるもの
ではなく、第1構成品群の耐熱温度が第2構成品群の固
定温度に比して低い場合には、耐熱温度と固定温度は2
50℃以下と約300℃以外の場合にも適用可能であ
る。また、第1構成品群の構成品はヤトイ板11とフィ
ルタ12に限定されるものではなくその他の構成品でも
良く、第2構成品群の構成品は半導体光素子に限定され
るものではなくその他の構成品でも良い。
【0043】更に、本実施の形態においては、第1構成
品群が搭載固定された部分を除く光モジュール基板1の
部分をヒータ31上に載置してヒータ31により加熱し
たが、第1構成品群が搭載固定された部分も含めて光モ
ジュール基板1をヒータ31により加熱し、第1構成品
群とその周辺上に窒素ガスを吹き付けて冷却してもよ
い。
【0044】第2の実施の形態:図5は、本発明の光モ
ジュール組立方法および組立装置に係る第2の実施の形
態のハイブリッド光モジュール組立装置の構成を示す側
断面図である。なお、ハイブリッド光モジュールの構成
は、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略す
る。また、本実施の形態の光モジュール組立方法および
組立装置は、第1の実施の形態のそれらと共通点が多い
ので、ここでは第1の実施の形態との相違点について主
に説明する。
【0045】図に示すように、本実施の形態において
は、第1の実施の形態の冷却ノズル50に代えて冷却板
51を用いる。
【0046】冷却板51は、金属ブロックで形成し、内
部に冷却水または冷却気体を流すことにより冷却機能を
持たせる。
【0047】このような冷却板51を、光モジュール基
板1の第1構成品群が搭載された部分の下面が冷却板5
1の上面に接して載置されるようにハイブリッド光モジ
ュール組立装置のチャンバ40の下部の1部に配設す
る。光モジュール基板1の第2構成品群が搭載された部
分は、第1の実施の形態と同様に、ヒータ31の上面に
接してヒータ31上に載置し、冷却板51によって第1
構成品群が搭載された部分を冷却しつつ、第2構成品群
搭載個所をヒータ31によって加熱して、LD21、M
PD22、RPD23等を一括してはんだ付けして固定
する。
【0048】このようにすることによって、第1の実施
の形態の場合と同様な温度分布を光モジュール基板1に
形成することができるので、第1構成品群のヤトイ板1
1及びフィルタ12並にこれらの接着剤等に熱損傷を与
えることなく第2構成品群のLD21、MPD22、R
PD23等を一括して効率的に固定することが可能とな
り、また半導体光素子の集積度を高めることが可能とな
る。
【0049】図6は、多数の光モジュール基板に同時に
半導体光素子を固定する場合の例を示す本発明に係る光
モジュール組立装置の平面図である。このようにすれば
多数の光モジュールの一括組立が可能となり、光モジュ
ールを低コストで製作することが可能となる。なお、図
には6個の光モジュール基板に同時に半導体光素子を固
定する場合の例を示したが、この個数は6個に限定され
るものではなく、6個以下でも6個以上でもよい。さら
に、図には半導体光素子が各3個である場合の例を示し
たが、この個数は3個に限定されるものではなく、3個
以下でも3個以上でもよい。
【0050】第3の実施の形態:図7は、本発明の光モ
ジュール組立方法および組立装置に係る第3の実施の形
態を適用するハイブリッド光モジュールの構成の例を示
す平面図である。
【0051】本実施の形態も、第1、第2の実施の形態
と共通点が多いので、ここでは第1、第2の実施の形態
との相違点について主に説明する。
【0052】図に示すように、本実施の形態を適用する
ハイブリッド光モジュールにおいては、光モジュール基
板1上に、4本を1グループとする4グループ、合計1
6本の平面光波回路100が形成され、各平面光波回路
100の途中には、半導体光素子としてそれぞれ4アレ
イの半導体光アンプ24が形成された4チップが搭載さ
れる。これらの各半導体光アンプ24は、AuSnはんだ
を用いたはんだ付けによって光モジュール基板1上に固
定され、その固定温度は約300℃である。
【0053】一方、光モジュール基板1端部の導波路端
には、ヤトイ板11が取り付けられ、光モジュール基板
1のヤトイ板11が取り付けられる端部と直交する端部
に近接して半導体光アンプ24のドライバIC13が搭
載される。なお、ドライバIC13は、1チップあたり
4素子が形成されたアレイ化ドライバICである。ヤト
イ板11は、耐熱温度約200℃の接着剤で固定され
る。また、ドライバIC13は、温度が280℃以上に
なると熱損傷を受けることがあるので、SnPbはんだを
用いて、固定温度220℃程度で固定する。このように
本実施の形態の光モジュールには、固定温度、耐熱温度
の異なる3つの構成品、すなわち、耐熱温度が比較的低
いヤトイ板11およびドライバIC13(以下第1構成
品群と呼ぶ。)と固定温度が約300℃である半導体光
アンプ24(以下第2構成品群と呼ぶ。)が搭載され
る。
【0054】図8は、本実施の形態のハイブリッド光モ
ジュール組立装置の構成を示す側断面図であり、(a)
は、図7のA−A’線での断面図、(b)は、図7のB
−B’線での断面図である。
【0055】A−A’線での断面図で見た場合には、図
8(a)に示すように、光モジュール基板1上の中央部
には半導体光アンプ24が搭載され、その両端部にヤト
イ板11が取り付けられている。そこで、ハイブリッド
光モジュール組立装置のチャンバ40の中央部の下部に
はヒータ31を、両端部の下部には冷却板51を配設
し、半導体光アンプ24が搭載された光モジュール基板
1の中央部下面がヒータ31の上面に接し、ヤトイ板1
1が取り付けられた光モジュール基板1の両端部下面が
冷却板51の上面に接するように光モジュール基板1を
ヒータ31と冷却板51の上に載置してチャンバ40内
に収容する。
【0056】また、B−B’線での断面図で見た場合に
は、図8(b)に示すように、光モジュール基板1上の
中央部には半導体光アンプ24が搭載され、その両端部
にドライバIC13が取り付けられている。そこで、ハ
イブリッド光モジュール組立装置のチャンバ40の中央
部の下部にはヒータ31を、両端部の上部には冷却ノズ
ル50を配設し、半導体光アンプ24が搭載された光モ
ジュール基板1の中央部下面がヒータ31の上面に接す
るように光モジュール基板1をヒータ31上に載置し、
かつ、ドライバIC13が搭載された光モジュール基板
1の両端部上面周辺には冷却ノズル50からの窒素ガス
が吹き付けられるようにして、チャンバ40内に収容す
る。
【0057】図9は、本実施の形態の光モジュール基板
1の温度分布を示す図である。図に示すように、図7の
A−A’線に沿った温度分布は、半導体光アンプ24が
搭載された中央部においては約300℃となり、ヤトイ
板11が取り付けられた両端部においては接着剤の耐熱
温度よりも充分低い温度となる。また、図7のB−B’
線に沿った温度分布は、半導体光アンプ24が搭載され
た中央部においては約300℃となり、ドライバIC1
3が搭載された両端部においてはSnPbはんだが溶融す
るに充分な200℃よりも高く、かつドライバIC13
に熱損傷を与えることがない250℃以下の温度とな
る。なお、これらの温度は、冷却板51の温度、冷却ノ
ズル50からの窒素ガスの吹き付け量および吹き付け位
置を制御することにより最適化することが可能である。
【0058】本実施の形態によれば、固定温度が約30
0℃である複数の半導体光アンプ24を搭載する光モジ
ュール基板1の中央部をヒータ31で加熱するので該部
分の温度は約300℃にすることができる。同時に、ヤ
トイ板11が取り付けられた光モジュール基板1の端部
は冷却板51によって冷却するので、ヤトイ板11及び
その接着剤の耐熱温度よりも充分低い温度とすることが
でき、かつ、ドライバIC13を搭載する光モジュール
基板1の端部は冷却ノズル50から窒素ガスを吹き付け
て冷却するので、ドライバIC13を固定するSnPbは
んだが溶融するに充分な200℃よりは高く、ドライバ
IC13の耐熱温度よりは低い温度とすることができ
る。
【0059】このため、ヤトイ板11を取り付けた光モ
ジュール基板1上に複数の半導体光アンプ24と複数の
ドライバIC13とを載置し、これらをAuSnはんだと
SnPbはんだとによって一括して光モジュール基板1上
に固定する事が可能となる。
【0060】またこのため、1回の加熱工程で、複数の
半導体光アンプ24と複数のドライバIC13とを光モ
ジュール基板1上に固定できるので、実装密度を高める
ことができる。
【0061】なお、本実施の形態においては、例として
光モジュール基板1上に、4本を1グループとする4グ
ループ、合計16本の平面光波回路100が形成され、
各平面光波回路100の途中には、半導体光素子として
それぞれ4アレイの半導体光アンプ24が形成された4
チップが搭載される場合について説明したが、平面光波
回路の数及び半導体光アンプが形成されたチップの数は
16本、4チップに限定されるものではなく、これら以
外の個数でもよい。
【0062】また、本実施の形態においては、例として
耐熱温度約200℃の接着剤で固定されるヤトイ板11
と固定温度220℃程度で固定されるドライバIC13
とからなる第1構成品群と、固定温度約300℃のはん
だで固定される半導体光アンプ24からなる第2構成品
群の場合について述べたが、耐熱温度、固定温度は、そ
れぞれ約200℃、約220℃または約300℃に限定
されるものではなく、第1構成品群の耐熱温度が第2構
成品群の固定温度に比して低ければ、耐熱温度、固定温
度はそれぞれ約200℃、約220℃または約300℃
以外の場合にも適用可能である。また、第1構成品群の
構成品はヤトイ板11とドライバIC13に限定される
ものではなくその他の構成品でも良く、第2構成品群の
構成品は半導体光アンプ24に限定されるものではなく
その他の構成品でもよい。
【0063】更に、本実施の形態においては、半導体光
アンプ24が搭載された光モジュール基板1の中央部の
みをヒータ31上に載置してヒータ31により加熱した
が、光モジュール基板1のドライバIC13が搭載され
た部分も含めて光モジュール基板1をヒータ31上に載
置して加熱し、ドライバIC13が搭載された部分には
窒素ガスを吹き付けて冷却し、ヤトイ板11が取り付け
られた部分は冷却板51によって冷却してもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、光モジュール基板をヒ
ータによって加熱すると同時に、光モジュール基板の所
定の部分に、冷却ノズルから窒素ガスを吹き付けて、ま
たは冷却板を接触させることによって、冷却するので、
光モジュール基板に所望の温度分布を形成することが可
能となるという効果がある。
【0065】このため、耐熱温度が低い第1構成品群を
搭載する領域の温度を低く保ちつつ、固定温度の高い第
2構成品群を搭載する領域の温度を固定温度にまで高く
することができ、光モジュール基板上に、耐熱温度、固
定温度の異なる複数種、複数個の構成品を一括して同時
に搭載固定することが可能となるという効果がある。
【0066】従って、高集積度のハイブリッド光集積回
路を低コストで製作することが可能となるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光モジュール組立方法および組立装置
に係る第1の実施の形態のハイブリッド光モジュールの
構成と光モジュール組立装置のヒータの配置とを示す平
面図である。
【図2】本発明の光モジュール組立方法および組立装置
に係る第1の実施の形態のハイブリッド光モジュール組
立装置の構成を示す側断面図である。
【図3】本発明の光モジュール組立方法および組立装置
に係る第1の実施の形態の光モジュール基板の温度分布
を示す図である。
【図4】本発明の光モジュール組立方法および組立装置
に係る第1の実施の形態の光モジュール組立工程を示す
図である。
【図5】本発明の光モジュール組立方法および組立装置
に係る第2の実施の形態のハイブリッド光モジュール組
立装置の構成を示す側断面図である。
【図6】本発明の光モジュール組立方法および組立装置
に係る第2の実施の形態において多数の光モジュール基
板に同時に半導体光素子を固定する場合の例を示す平面
図である。
【図7】本発明の光モジュール組立方法および組立装置
に係る第3の実施の形態を適用するハイブリッド光モジ
ュールの構成の例を示す平面図である。
【図8】本発明の光モジュール組立方法および組立装置
に係る第3の実施の形態のハイブリッド光モジュール組
立装置の構成を示す側断面図である。
【図9】本発明の光モジュール組立方法および組立装置
に係る第3の実施の形態の光モジュール基板1の温度分
布を示す図である。
【図10】従来のハイブリッド光モジュールの1例を示
す構成図である。
【図11】ハイブリッド光モジュールを製作する際の、
従来の各構成品実装工程の例を示す図である。
【図12】従来の代表的な局所加熱法の説明図である。
【符号の説明】
1…光モジュール基板 11…ヤトイ板 12…フィルタ 13…ドライバIC 21…半導体レーザ 22…モニタ用フォトダイオード 23…受信用フォトダイオード 24…半導体光アンプ 30…ツール 31…ヒータ 40…チャンバ 41…窒素導入口 50…冷却ノズル 51…冷却板 100…光導波路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 貴晴 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 赤堀 裕二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 貴 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光モジュール構成品の一部が耐熱性の低い
    固定剤によって光モジュール基板の一部に固定され、上
    記光モジュール構成品の残部を上記光モジュール基板に
    加熱工程を施して上記光モジュール基板に搭載固定する
    光モジュール組立方法において、 上記加熱工程においては、上記耐熱性の低い固定剤によ
    って上記構成品の一部が固定された上記光モジュール基
    板の上記一部を冷却しつつ、上記光モジュール基板を加
    熱することを特徴とする光モジュール組立方法。
  2. 【請求項2】上記光モジュール基板の上記一部を窒素ガ
    スを吹き付けて冷却することを特徴とする請求項1に記
    載の光モジュール組立方法。
  3. 【請求項3】上記光モジュール基板の上記一部を冷却板
    を接触させて冷却することを特徴とする請求項1に記載
    の光モジュール組立方法。
  4. 【請求項4】光モジュール基板と、 該光モジュール基板の所定の位置に第1の固定剤により
    搭載固定する単数または複数の構成品からなる第1構成
    品群と、 上記光モジュール基板の上記所定の位置と異なる所定の
    位置に上記第1の固定剤の耐熱温度より高い加熱温度を
    要する第2の固定剤により搭載固定する単数または複数
    の構成品からなる第2構成品群と、 で構成する光モジュールの組立方法において、 上記第1構成品群を上記第1の固定剤により搭載固定し
    た後、上記光モジュール基板の上記第2構成品群を搭載
    する部位の下面をヒータの上面に接触して載置し、上記
    第1構成品群の近傍を局所的に冷却しつつ、上記光モジ
    ュール基板を上記ヒータにより加熱して、上記第2構成
    品群を搭載固定することを特徴とする光モジュール組立
    方法。
  5. 【請求項5】光モジュール構成品の一部が耐熱性の低い
    固定剤によって一部に固定された光モジュール基板に加
    熱工程を施して上記光モジュール構成品の残部を上記光
    モジュール基板に搭載固定する光モジュール組立装置に
    おいて、 上記光モジュール組立装置は、 上記光モジュール基板を加熱するヒータと、 上記耐熱性の低い固定剤によって上記光モジュール構成
    品の一部が固定された上記光モジュール基板の一部の近
    傍を局所的に冷却する機構と、 上記光モジュール基板の周囲を窒素雰囲気で充たす機構
    と、を備えたことを特徴とする光モジュール組立装置。
  6. 【請求項6】上記局所的に冷却する機構は、窒素ガスを
    局所的に吹き付ける冷却ノズルであることを特徴とする
    請求項5に記載の光モジュール組立装置。
  7. 【請求項7】上記局所的に冷却する機構は、接触させて
    冷却する冷却板であることを特徴とする請求項5に記載
    の光モジュール組立装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001203419A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Sumitomo Electric Ind Ltd 発光装置
WO2001055758A1 (en) * 2000-01-28 2001-08-02 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Heater module and optical waveguide module
JP2019087656A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 三菱電機株式会社 光モジュールおよびその製造方法
CN115673449A (zh) * 2022-10-24 2023-02-03 索尔思光电(成都)有限公司 光模块的制造方法及系统

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