JPH1143178A - 粉末食品包装体 - Google Patents
粉末食品包装体Info
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- JPH1143178A JPH1143178A JP20166897A JP20166897A JPH1143178A JP H1143178 A JPH1143178 A JP H1143178A JP 20166897 A JP20166897 A JP 20166897A JP 20166897 A JP20166897 A JP 20166897A JP H1143178 A JPH1143178 A JP H1143178A
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- Japan
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- laminated
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Abstract
(57)【要約】
【課題】防湿性が高く、使用後の焼却処理が容易な粉末
食品包装体を提供することを目的とする。 【解決手段】外装材の片側に接着層を介して、基材に金
属酸化物蒸着層を設け、この蒸着層面に水溶性高分子と
金属アルコキシドまたはその加水分解物を含む被覆層を
設けたバリアフィルム、およびシーラント層を積層した
積層包装材料で密封包装した粉末食品包装体である。
食品包装体を提供することを目的とする。 【解決手段】外装材の片側に接着層を介して、基材に金
属酸化物蒸着層を設け、この蒸着層面に水溶性高分子と
金属アルコキシドまたはその加水分解物を含む被覆層を
設けたバリアフィルム、およびシーラント層を積層した
積層包装材料で密封包装した粉末食品包装体である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉状、顆粒状また
はこれらを含む食品を密封包装に適し、かつ使用後の廃
棄処理が容易な積層包装材料を用いた粉末食品包装体に
関するものである。
はこれらを含む食品を密封包装に適し、かつ使用後の廃
棄処理が容易な積層包装材料を用いた粉末食品包装体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉末スープ、ふりかけ、お茶漬けの素の
ように、粉状、顆粒状またはこれらを含む食品は、防湿
性の優れた積層包装材料を用いて密封包装されて販売さ
れていた。この積層包装材料の一般的な構成として、例
えば、紙層/接着樹脂層/アルミニウム箔/シーラント
層が用いられていた。ここで、中間にアルミニウム箔を
用いることにより、防湿性が1g/m2 ・day以下
で、しかも遮光性が優れており、粉末食品の保存性が良
好であった。
ように、粉状、顆粒状またはこれらを含む食品は、防湿
性の優れた積層包装材料を用いて密封包装されて販売さ
れていた。この積層包装材料の一般的な構成として、例
えば、紙層/接着樹脂層/アルミニウム箔/シーラント
層が用いられていた。ここで、中間にアルミニウム箔を
用いることにより、防湿性が1g/m2 ・day以下
で、しかも遮光性が優れており、粉末食品の保存性が良
好であった。
【0003】しかし、中間に用いるアルミニウム箔は、
7μm以上の厚みを必要とするため、内容物である粉末
食品を使用後、前記構成の積層包装材料を、焼却処理を
行うと、残渣が生じてしまい、その処理に問題があっ
た。
7μm以上の厚みを必要とするため、内容物である粉末
食品を使用後、前記構成の積層包装材料を、焼却処理を
行うと、残渣が生じてしまい、その処理に問題があっ
た。
【0004】一方、前記積層包装材料のアルミニウム箔
に代わるバリア性材料として、例えば、エチレンービニ
ルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ボリ塩化
ビニリデンコートしたプラスチックフィルム等があげら
れるが、いずれも防湿性が不十分であるため、採用に至
らなかった。
に代わるバリア性材料として、例えば、エチレンービニ
ルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ボリ塩化
ビニリデンコートしたプラスチックフィルム等があげら
れるが、いずれも防湿性が不十分であるため、採用に至
らなかった。
【0005】また、前記バリア性フィルムとして、前記
プラスチックフィルム以外に、プラスチックフィルムに
金属酸化物を蒸着した蒸着フィルムも注目されている。
しかし、この蒸着フィルムも防湿性が3g/m2 ・da
y程度であり、粉末食品の包装には、防湿性が不十分で
あった。
プラスチックフィルム以外に、プラスチックフィルムに
金属酸化物を蒸着した蒸着フィルムも注目されている。
しかし、この蒸着フィルムも防湿性が3g/m2 ・da
y程度であり、粉末食品の包装には、防湿性が不十分で
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属酸化物
を蒸着した蒸着フィルムを用いた構成で、防湿性が2g
/m2 ・day以下、好ましくは1g/m2 ・day以
下で効果があり、従来のアルミニウム箔と同等の性能を
保持し、しかもコストが高くならず、商業的にも充分使
用可能な積層包装材料を使用した包装体提供することを
目的とする。
を蒸着した蒸着フィルムを用いた構成で、防湿性が2g
/m2 ・day以下、好ましくは1g/m2 ・day以
下で効果があり、従来のアルミニウム箔と同等の性能を
保持し、しかもコストが高くならず、商業的にも充分使
用可能な積層包装材料を使用した包装体提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、粉末食品を、
水蒸気透過率が2g/m2 ・day以下、好ましくは、
1g/m2 ・day以下のアルミニウム層を有しない構
成の積層包装材料で密封包装した粉末食品包装体であ
る。
水蒸気透過率が2g/m2 ・day以下、好ましくは、
1g/m2 ・day以下のアルミニウム層を有しない構
成の積層包装材料で密封包装した粉末食品包装体であ
る。
【0008】第2の発明は、前記の積層包装材料が、外
装材の片側に接着層を介して基材に金属酸化物蒸着層を
設け、この蒸着層面に水溶性高分子と金属アルコキシド
またはその加水分解物を含む被覆層を設けたバリアフィ
ルム、およびシーラント層を設けた構成とした粉末食品
包装体である。
装材の片側に接着層を介して基材に金属酸化物蒸着層を
設け、この蒸着層面に水溶性高分子と金属アルコキシド
またはその加水分解物を含む被覆層を設けたバリアフィ
ルム、およびシーラント層を設けた構成とした粉末食品
包装体である。
【0009】第3の発明は、前記外装材を、紙層または
紙層を含む積層材とした粉末食品包装体である。第4の
発明は、前記シーラント層を溶融樹脂を押し出し法によ
り形成した粉末食品包装体である。
紙層を含む積層材とした粉末食品包装体である。第4の
発明は、前記シーラント層を溶融樹脂を押し出し法によ
り形成した粉末食品包装体である。
【0010】第5の発明は、前記粉末食品が、粉状、顆
粒状またはこれらを含む食品である粉末食品包装体であ
る。
粒状またはこれらを含む食品である粉末食品包装体であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の包装体に用いる
積層包装材料の構成を説明する断面図である。図1にお
いて、1は外装材であり、2は基材、3は金属酸化物蒸
着層、4は被覆層、5はシーラント層の積層構成の包装
材料である。
積層包装材料の構成を説明する断面図である。図1にお
いて、1は外装材であり、2は基材、3は金属酸化物蒸
着層、4は被覆層、5はシーラント層の積層構成の包装
材料である。
【0012】また、図2に示すように、図1に示した包
装材料を用いて、角底袋に密封包装した包装体10であ
る。
装材料を用いて、角底袋に密封包装した包装体10であ
る。
【0013】基材2は、シート状またはフィルム状のも
のであって、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート等)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−6
6等)、ポリ塩化ビニル、ポリイミドなど、あるいはこ
れらの高分子の共重合体など、通常包装材料として用い
られるプラスチックフィルムないしはシートが使用でき
る。
のであって、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート等)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−6
6等)、ポリ塩化ビニル、ポリイミドなど、あるいはこ
れらの高分子の共重合体など、通常包装材料として用い
られるプラスチックフィルムないしはシートが使用でき
る。
【0014】この基材には、例えば帯電防止剤、紫外線
吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤など公知の添加剤を加え
ることができ、必要に応じて適宜添加される。さらに基
材の表面(蒸着面)をコロナ処理、アンカーコート処理
等の表面改質を行い、蒸着層の密着性を向上させること
も可能である。
吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤など公知の添加剤を加え
ることができ、必要に応じて適宜添加される。さらに基
材の表面(蒸着面)をコロナ処理、アンカーコート処理
等の表面改質を行い、蒸着層の密着性を向上させること
も可能である。
【0015】金属酸化物蒸着層3は、珪素、アルミニウ
ム、チタン、ジルコニウム、錫などの酸化物、窒化物、
弗化物の単体、あるいはそれらの複合物からなり、真空
蒸着法、スパッタリング法、プラズマ気相成長法(CV
D法)などの真空プロセスにより形成される。金属酸化
物蒸着層3の膜厚は、100Å〜800Åの範囲が適し
ている。
ム、チタン、ジルコニウム、錫などの酸化物、窒化物、
弗化物の単体、あるいはそれらの複合物からなり、真空
蒸着法、スパッタリング法、プラズマ気相成長法(CV
D法)などの真空プロセスにより形成される。金属酸化
物蒸着層3の膜厚は、100Å〜800Åの範囲が適し
ている。
【0016】被覆層4は、水溶性高分子と、(a)1種
以上の金属アルコキシド及びその加水分解物、または
(b)塩化錫の少なくとも一方を含む水溶液、あるいは
水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤か
らなる。水溶性高分子と塩化錫を水系(水あるいは水/
アルコール混合)溶媒で溶解させた溶液、あるいはこれ
に金属アルコキシドを直接、あるいは予め加水分解させ
るなどの処理を行ったものを混合した溶液を、プラスチ
ック基材2上の無機化合物蒸着層3にコーティング、加
熱乾燥し、形成したものである。コーティング剤に含ま
れる各成分について以下に詳述する。
以上の金属アルコキシド及びその加水分解物、または
(b)塩化錫の少なくとも一方を含む水溶液、あるいは
水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤か
らなる。水溶性高分子と塩化錫を水系(水あるいは水/
アルコール混合)溶媒で溶解させた溶液、あるいはこれ
に金属アルコキシドを直接、あるいは予め加水分解させ
るなどの処理を行ったものを混合した溶液を、プラスチ
ック基材2上の無機化合物蒸着層3にコーティング、加
熱乾燥し、形成したものである。コーティング剤に含ま
れる各成分について以下に詳述する。
【0017】本発明でコーティング剤に用いられる水溶
性高分子はポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、アルギン酸ナトリウムなどが挙げられる。特
にポリビニルアルコール(PVA)を本発明のガスバリ
ア性積層体のコーティング剤に用いた場合にガスバリア
性が最も優れる。ここでいうPVAは、一般にポリ酢酸
ビニルをけん化して得られるもので、酢酸基が数十%残
存している、いわゆる部分けん化PVAから、酢酸基が
数%しか残存していない完全けん化PVAまでを含み、
特に限定されるものではない。
性高分子はポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、アルギン酸ナトリウムなどが挙げられる。特
にポリビニルアルコール(PVA)を本発明のガスバリ
ア性積層体のコーティング剤に用いた場合にガスバリア
性が最も優れる。ここでいうPVAは、一般にポリ酢酸
ビニルをけん化して得られるもので、酢酸基が数十%残
存している、いわゆる部分けん化PVAから、酢酸基が
数%しか残存していない完全けん化PVAまでを含み、
特に限定されるものではない。
【0018】さらに金属アルコキシドは、テトラエトキ
シシラン〔Si(OC2 H5 )4 〕、トリイソプロポキ
シアルミニウム〔Al(O−2’−C3 H7 )3 〕など
の一般式、 M(OR)n (M:Si、Ti、Ai、Zr等の金属、R:CH3 、
C2 H5 等のアルキル基)で表せるものである。中で
も、テトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミ
ニウムが加水分解後、水系の溶媒中において比較的安定
であるので好ましい。
シシラン〔Si(OC2 H5 )4 〕、トリイソプロポキ
シアルミニウム〔Al(O−2’−C3 H7 )3 〕など
の一般式、 M(OR)n (M:Si、Ti、Ai、Zr等の金属、R:CH3 、
C2 H5 等のアルキル基)で表せるものである。中で
も、テトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミ
ニウムが加水分解後、水系の溶媒中において比較的安定
であるので好ましい。
【0019】上述した各成分を単独またはいくつかを組
み合わせてコーティング剤に加えることができ、さらに
コーティング剤のバリア性を損なわない範囲で、イソシ
アネート化合物、シランカップリング剤、あるいは分散
剤、安定化剤、粘度調整剤、着色剤など公知の添加剤を
加えることができる。
み合わせてコーティング剤に加えることができ、さらに
コーティング剤のバリア性を損なわない範囲で、イソシ
アネート化合物、シランカップリング剤、あるいは分散
剤、安定化剤、粘度調整剤、着色剤など公知の添加剤を
加えることができる。
【0020】例えばコーティング剤に加えられるイソシ
アネート化合物は、その分子中に2個以上のイソシアネ
ート基(NCO基)を有するものであり、例えばトリレ
ンジイソシアネート(TDI)、トリフェニルメタント
リイソシアネート(TTI)、テトラメチルキシレンジ
イソシアネート(TMXDI)などのモノマー類と、こ
れらの重合体、誘導体などがある。
アネート化合物は、その分子中に2個以上のイソシアネ
ート基(NCO基)を有するものであり、例えばトリレ
ンジイソシアネート(TDI)、トリフェニルメタント
リイソシアネート(TTI)、テトラメチルキシレンジ
イソシアネート(TMXDI)などのモノマー類と、こ
れらの重合体、誘導体などがある。
【0021】コーティング剤の塗布方法には、通常用い
られる、ディッピング法、ロールコーティング法、スク
リーン印刷法、スプレー法など従来公知の手段が用いら
れる。皮膜の厚さはコーティング剤の種類によって異な
るが、乾燥後の厚さが約0.01〜100μmの範囲で
あればよいが、50μm以上では、膜にクラックが生じ
やすくなるため、0.01〜50μmとすることが望ま
しい。
られる、ディッピング法、ロールコーティング法、スク
リーン印刷法、スプレー法など従来公知の手段が用いら
れる。皮膜の厚さはコーティング剤の種類によって異な
るが、乾燥後の厚さが約0.01〜100μmの範囲で
あればよいが、50μm以上では、膜にクラックが生じ
やすくなるため、0.01〜50μmとすることが望ま
しい。
【0022】そして、シーラント層5は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン共重合体等ヒートシール
性を有する樹脂であれば目的に応じて使用することがで
きる。このシーラント層は、フィルム化した材料を接着
剤を介してラミネートして設けてもよいし、溶融した樹
脂を直接押出しコーティングによりラミネートしてもよ
い。そして、シーラント層は、ノニオン型の界面活性剤
を500〜3000ppm、好ましくは、700〜20
00ppm添加した樹脂層からなるか、または、界面活
性剤を添加しない樹脂層を介して、界面活性剤を添加し
た樹脂層が最内層となるように設けてもよい。
ン、ポリプロピレン、エチレン共重合体等ヒートシール
性を有する樹脂であれば目的に応じて使用することがで
きる。このシーラント層は、フィルム化した材料を接着
剤を介してラミネートして設けてもよいし、溶融した樹
脂を直接押出しコーティングによりラミネートしてもよ
い。そして、シーラント層は、ノニオン型の界面活性剤
を500〜3000ppm、好ましくは、700〜20
00ppm添加した樹脂層からなるか、または、界面活
性剤を添加しない樹脂層を介して、界面活性剤を添加し
た樹脂層が最内層となるように設けてもよい。
【0023】包装体の形状は、前記角底状以外、積層包
装材料のヒートシール性樹脂層を内面として、ピロー包
装袋、4方シール袋、3方シール袋、ガゼット状袋、ス
タンディングパウチ等の容器に成形して用いることがで
きる。
装材料のヒートシール性樹脂層を内面として、ピロー包
装袋、4方シール袋、3方シール袋、ガゼット状袋、ス
タンディングパウチ等の容器に成形して用いることがで
きる。
【0024】本発明は、蒸着層の厚さが薄いにもかかわ
らず、酸素透過度を2.0cc/m 2 ・day・atm
以下、水蒸気透過度を2.0g/m2 ・day以下の水
蒸気透過度という、高いバリア性を維持することができ
た。また、蒸着層に直接でなく、被覆層を介してシーラ
ント層を設ける構成とすれば、ヒートシール層形成の際
に蒸着層が被覆層により保護されるので、バリア性の低
下が小さく、高いガスバリア性、防湿性が維持され、か
つ耐内容物性に優れた積層材料が得られる。
らず、酸素透過度を2.0cc/m 2 ・day・atm
以下、水蒸気透過度を2.0g/m2 ・day以下の水
蒸気透過度という、高いバリア性を維持することができ
た。また、蒸着層に直接でなく、被覆層を介してシーラ
ント層を設ける構成とすれば、ヒートシール層形成の際
に蒸着層が被覆層により保護されるので、バリア性の低
下が小さく、高いガスバリア性、防湿性が維持され、か
つ耐内容物性に優れた積層材料が得られる。
【0025】<施例1>厚さ12μmのポリエチレンテ
レフタレート(PET)を基材とし、その裏面に膜厚4
00Åの酸化アルミニウムからなる蒸着層を形成し、さ
らに下記組成からなる塗液をバーコーターにより塗布
し、乾燥機で120℃、1分間乾燥させ、厚さ約0.5
μmの被覆層を形成した。次に、基材の表面に上質紙
(50g/m2 )を溶融ポリエチレン(厚み15μm)
を介して積層した。
レフタレート(PET)を基材とし、その裏面に膜厚4
00Åの酸化アルミニウムからなる蒸着層を形成し、さ
らに下記組成からなる塗液をバーコーターにより塗布
し、乾燥機で120℃、1分間乾燥させ、厚さ約0.5
μmの被覆層を形成した。次に、基材の表面に上質紙
(50g/m2 )を溶融ポリエチレン(厚み15μm)
を介して積層した。
【0026】・被覆層塗液の成分 テトラエトキシシラン〔Si(OC2 H5 )4 〕10.
4gに塩酸(0.1N)を89.6g加え、30分間撹
拌し加水分解させた固形分3wt%(SiO2換算)の
加水分解溶液(A)と、ポリビニルアルコールの3.0
wt%の水/イソプロピルアルコール(90/10)溶
液(B)を混合した組成。
4gに塩酸(0.1N)を89.6g加え、30分間撹
拌し加水分解させた固形分3wt%(SiO2換算)の
加水分解溶液(A)と、ポリビニルアルコールの3.0
wt%の水/イソプロピルアルコール(90/10)溶
液(B)を混合した組成。
【0027】さらに、この被覆層の上に、低密度ポリエ
チレンを30μmの厚さに押し出しコートし、シーラン
ト層を形成した。
チレンを30μmの厚さに押し出しコートし、シーラン
ト層を形成した。
【0028】そして得られた積層材料の酸素透過度、水
蒸気透過度を測定した。酸素透過度は、モコン法により
測定し、0.3cc/m2 ・day・atm(30℃、7
0%RH)であり、水蒸気透過度は、モコン法により測
定し、1.2g/m2 ・day(40℃、90%R
H)、であった。この積層包装材料を用い、粉末スープ
を図2に示す角底袋に充填密封し、6か月保存した結
果、粉末スープはそのままの状態を保つことができた。
蒸気透過度を測定した。酸素透過度は、モコン法により
測定し、0.3cc/m2 ・day・atm(30℃、7
0%RH)であり、水蒸気透過度は、モコン法により測
定し、1.2g/m2 ・day(40℃、90%R
H)、であった。この積層包装材料を用い、粉末スープ
を図2に示す角底袋に充填密封し、6か月保存した結
果、粉末スープはそのままの状態を保つことができた。
【0029】<施例2>実施例1の金属酸化物蒸着層を
酸化珪素に代えた以外は同様の構成とした積層包装材料
を得た。そして得られた積層材料の酸素透過度、水蒸気
透過度を測定した。酸素透過度は、モコン法により測定
し、0.1cc/m2 ・day・atm(30℃、70%
RH)であり、水蒸気透過度は、モコン法により測定
し、1.0g/m2 ・day(40℃、90%RH)、
であった。この積層包装材料を用い、顆粒状スープを図
2に示す角底袋に充填密封し、6か月保存した結果、顆
粒状スープはそのままの状態を保つことができた。
酸化珪素に代えた以外は同様の構成とした積層包装材料
を得た。そして得られた積層材料の酸素透過度、水蒸気
透過度を測定した。酸素透過度は、モコン法により測定
し、0.1cc/m2 ・day・atm(30℃、70%
RH)であり、水蒸気透過度は、モコン法により測定
し、1.0g/m2 ・day(40℃、90%RH)、
であった。この積層包装材料を用い、顆粒状スープを図
2に示す角底袋に充填密封し、6か月保存した結果、顆
粒状スープはそのままの状態を保つことができた。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上の構成からなるので、水
蒸気透過度は、2.0g/m2 ・day以下のバリア性
を維持することができ、防湿性が優れているので、粉
状、または顆粒状の食品を充填包装して保存しても、食
品が湿気により固まることがなく、そのままの状態を保
つことができる。
蒸気透過度は、2.0g/m2 ・day以下のバリア性
を維持することができ、防湿性が優れているので、粉
状、または顆粒状の食品を充填包装して保存しても、食
品が湿気により固まることがなく、そのままの状態を保
つことができる。
【0031】また、袋を焼却処理を行っても、残渣がな
く、有毒ガスを発生しないので、使用後の処理が容易に
なった。
く、有毒ガスを発生しないので、使用後の処理が容易に
なった。
【図1】本発明の包装体に用いる積層包装材料を一実施
例示す断面図である。
例示す断面図である。
【図2】本発明の包装体の一実施例示す説明図である。
1…外装材 2…基材 3…金属酸化物蒸着層 4…被覆層 5…シーラント層
Claims (5)
- 【請求項1】粉末食品を、水蒸気透過率が2g/m2 ・
day以下、好ましくは、1g/m 2 ・day以下のア
ルミニウム層を有しない構成の積層包装材料で密封包装
した粉末食品包装体。 - 【請求項2】積層包装材料が、外装材の片側に接着層を
介して基材に金属酸化物蒸着層を設け、この蒸着層面に
水溶性高分子と金属アルコキシドまたはその加水分解物
を含む被覆層を設けたバリアフィルム、およびシーラン
ト層を設けた構成とした、請求項1に記載した粉末食品
包装体。 - 【請求項3】外装材が、紙層または紙層を含む積層材と
した、請求項2に記載した粉末食品包装体。 - 【請求項4】シーラント層が溶融樹脂を押し出し法によ
り形成された請求項2または請求項3のいずれかに記載
の粉末食品包装体。 - 【請求項5】食品が、粉末、または顆粒状またはこれら
を含む食品である請求項1ないし請求項4のいずれかに
記載の粉末食品包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20166897A JPH1143178A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 粉末食品包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20166897A JPH1143178A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 粉末食品包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1143178A true JPH1143178A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16444925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20166897A Pending JPH1143178A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 粉末食品包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1143178A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102240803A (zh) * | 2011-07-15 | 2011-11-16 | 郑州大学 | 一种改善铝粉抗水化性的表面处理方法 |
| CN104760347A (zh) * | 2015-03-28 | 2015-07-08 | 桐城市福润包装材料有限公司 | 一种烘焙包装材料 |
| CN105035526A (zh) * | 2015-05-29 | 2015-11-11 | 桐城市福润包装材料有限公司 | 一种烘焙包装材料 |
| JP2025103879A (ja) * | 2023-12-27 | 2025-07-09 | 株式会社レゾナック | 容器入り酸化チタン粒子及びその製造方法、並びに酸化チタン保管容器 |
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1997
- 1997-07-28 JP JP20166897A patent/JPH1143178A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102240803A (zh) * | 2011-07-15 | 2011-11-16 | 郑州大学 | 一种改善铝粉抗水化性的表面处理方法 |
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