JPH1149246A - プリンター用インキカートリッヂ包装体 - Google Patents
プリンター用インキカートリッヂ包装体Info
- Publication number
- JPH1149246A JPH1149246A JP20670797A JP20670797A JPH1149246A JP H1149246 A JPH1149246 A JP H1149246A JP 20670797 A JP20670797 A JP 20670797A JP 20670797 A JP20670797 A JP 20670797A JP H1149246 A JPH1149246 A JP H1149246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- layer
- ink cartridge
- printer
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】紙層を含む積層材料を加熱成形しても、加熱時
にバブリング現象がなく、しかもラミネート強度の経時
的な低下の小さい紙製液体容器を提供することを目的と
する。 【解決手段】外側から、熱可塑性樹脂層11/紙層12
/ドライラミネート層13/バリア層14/延伸プラス
チックフィルム15/熱可塑性樹脂層16の順にラミネ
ートした積層材料をヒートシール等の加熱手段を用いて
成形した紙製液体容器である。
にバブリング現象がなく、しかもラミネート強度の経時
的な低下の小さい紙製液体容器を提供することを目的と
する。 【解決手段】外側から、熱可塑性樹脂層11/紙層12
/ドライラミネート層13/バリア層14/延伸プラス
チックフィルム15/熱可塑性樹脂層16の順にラミネ
ートした積層材料をヒートシール等の加熱手段を用いて
成形した紙製液体容器である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OA機器に使用す
るプリンター用カートリッヂを包装するのに適し、かつ
使用後の廃棄処理が容易な積層包装材料を用いた密封包
装したプリンター用カートリッヂ包装体に関するもので
ある。
るプリンター用カートリッヂを包装するのに適し、かつ
使用後の廃棄処理が容易な積層包装材料を用いた密封包
装したプリンター用カートリッヂ包装体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】OA機器に使用するプリンター用カート
リッヂは、そのまま一体的に取り替え可能な使用形態の
まま、防湿性の優れた積層包装材料を用いて密封包装さ
れて販売されており、使用時には、プリンター用カート
リッヂは、そのまま一体的に取り替えていた。この積層
包装材料の一般的な構成として、例えば、プラスチック
フィルム/接着層/アルミニウム箔/カーボンブラック
を混入した樹脂のシーラント層からなる積層フィルムが
用いられていた。この積層フィルムの透湿度は、1g/
m2 ・day以下であり、防湿性が十分であった。この
ように、アルミニウム箔がを使用した積層材料は、防湿
性が優れているが、使用後の廃棄において焼却処理が困
難で、内容物の確認ができない問題があった。
リッヂは、そのまま一体的に取り替え可能な使用形態の
まま、防湿性の優れた積層包装材料を用いて密封包装さ
れて販売されており、使用時には、プリンター用カート
リッヂは、そのまま一体的に取り替えていた。この積層
包装材料の一般的な構成として、例えば、プラスチック
フィルム/接着層/アルミニウム箔/カーボンブラック
を混入した樹脂のシーラント層からなる積層フィルムが
用いられていた。この積層フィルムの透湿度は、1g/
m2 ・day以下であり、防湿性が十分であった。この
ように、アルミニウム箔がを使用した積層材料は、防湿
性が優れているが、使用後の廃棄において焼却処理が困
難で、内容物の確認ができない問題があった。
【0003】一方、前記積層包装材料のアルミニウム箔
に代わるバリア性材料を積層した、例えば、エチレンー
ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ボリ
塩化ビニリデンコートしたプラスチックフィルム等があ
げられるが、いずれも防湿性が不十分であるため、採用
に至らなかった。
に代わるバリア性材料を積層した、例えば、エチレンー
ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ボリ
塩化ビニリデンコートしたプラスチックフィルム等があ
げられるが、いずれも防湿性が不十分であるため、採用
に至らなかった。
【0004】また、前記バリア性フィルムとして、前記
プラスチックフィルム以外に、プラスチックフィルムに
金属酸化物を蒸着した蒸着フィルムも注目されている。
しかし、この蒸着フィルムも防湿性が3g/m2 ・da
y程度であり、農薬の包装には、防湿性が不十分であっ
た。
プラスチックフィルム以外に、プラスチックフィルムに
金属酸化物を蒸着した蒸着フィルムも注目されている。
しかし、この蒸着フィルムも防湿性が3g/m2 ・da
y程度であり、農薬の包装には、防湿性が不十分であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属酸化物
を蒸着した蒸着フィルムを用いた構成で、透明で防湿性
が2g/m2 ・day以下、好ましくは1g/m2 ・d
ay以下で効果があり、しかもコストが高くならず、商
業的にも充分使用可能な積層包装材料を使用した包装体
提供することを目的とする。
を蒸着した蒸着フィルムを用いた構成で、透明で防湿性
が2g/m2 ・day以下、好ましくは1g/m2 ・d
ay以下で効果があり、しかもコストが高くならず、商
業的にも充分使用可能な積層包装材料を使用した包装体
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリンター用
インキカートリッヂを、水蒸気透過率が2g/m2 ・d
ay以下、好ましくは、1g/m2 ・day以下の透明
な積層包装材料で密封包装したプリンター用インキカー
トリッヂ包装体である。。
インキカートリッヂを、水蒸気透過率が2g/m2 ・d
ay以下、好ましくは、1g/m2 ・day以下の透明
な積層包装材料で密封包装したプリンター用インキカー
トリッヂ包装体である。。
【0007】第2の発明は、前記積層包装材料を、基材
に金属酸化物蒸着層を設け、この蒸着層面に水溶性高分
子と金属アルコキシドまたはその加水分解物を含む被覆
層を設けたバリアフィルム、およびシーラント層を設け
た構成としたプリンター用インキカートリッヂ包装体で
ある。
に金属酸化物蒸着層を設け、この蒸着層面に水溶性高分
子と金属アルコキシドまたはその加水分解物を含む被覆
層を設けたバリアフィルム、およびシーラント層を設け
た構成としたプリンター用インキカートリッヂ包装体で
ある。
【0008】第3の発明は、前記バリアフィルムとシー
ラント層の間に延伸プラスチックフィルムからなる介在
フィルムを設けたプリンター用インキカートリッヂ包装
体である。第4の発明は、前記シーラント層をカーボン
ブラックを含む樹脂により形成されたプリンター用イン
キカートリッヂ包装体である。
ラント層の間に延伸プラスチックフィルムからなる介在
フィルムを設けたプリンター用インキカートリッヂ包装
体である。第4の発明は、前記シーラント層をカーボン
ブラックを含む樹脂により形成されたプリンター用イン
キカートリッヂ包装体である。
【0009】第5の発明は、前記積層材料を用いた包装
体をピロー包装体としたプリンター用インキカートリッ
ヂ包装体である。第6の発明は、前記積層材料を蓋材と
したトレー包装体としたプリンター用インキカートリッ
ヂ包装体である。
体をピロー包装体としたプリンター用インキカートリッ
ヂ包装体である。第6の発明は、前記積層材料を蓋材と
したトレー包装体としたプリンター用インキカートリッ
ヂ包装体である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の包装体に用いる
積層包装材料の構成を説明する断面図である。図1にお
いて、1はバリアフィルムであり、2は基材、3は金属
酸化物蒸着層、4は被覆層、6は介在フィルム、5はシ
ーラント層の積層構成の積層材料である。
積層包装材料の構成を説明する断面図である。図1にお
いて、1はバリアフィルムであり、2は基材、3は金属
酸化物蒸着層、4は被覆層、6は介在フィルム、5はシ
ーラント層の積層構成の積層材料である。
【0011】また、図2に示すように、図1に示した包
装材料を用いて、ピロー包装袋に密封包装した包装体1
0である。
装材料を用いて、ピロー包装袋に密封包装した包装体1
0である。
【0012】基材2は、シート状またはフィルム状のも
のであって、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート等)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−6
6等)、ポリ塩化ビニル、ポリイミドなど、あるいはこ
れらの高分子の共重合体など、通常包装材料として用い
られるプラスチックフィルムないしはシートが使用でき
る。
のであって、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート等)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−6
6等)、ポリ塩化ビニル、ポリイミドなど、あるいはこ
れらの高分子の共重合体など、通常包装材料として用い
られるプラスチックフィルムないしはシートが使用でき
る。
【0013】この基材には、例えば帯電防止剤、紫外線
吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤など公知の添加剤を加え
ることができ、必要に応じて適宜添加される。さらに基
材の表面(蒸着面)をコロナ処理、アンカーコート処理
等の表面改質を行い、蒸着層の密着性を向上させること
も可能である。
吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤など公知の添加剤を加え
ることができ、必要に応じて適宜添加される。さらに基
材の表面(蒸着面)をコロナ処理、アンカーコート処理
等の表面改質を行い、蒸着層の密着性を向上させること
も可能である。
【0014】金属酸化物蒸着層3は、珪素、アルミニウ
ム、チタン、ジルコニウム、錫などの酸化物、窒化物、
弗化物の単体、あるいはそれらの複合物からなり、真空
蒸着法、スパッタリング法、プラズマ気相成長法(CV
D法)などの真空プロセスにより形成される。金属酸化
物蒸着層3の膜厚は、100Å〜800Åの範囲が適し
ている。
ム、チタン、ジルコニウム、錫などの酸化物、窒化物、
弗化物の単体、あるいはそれらの複合物からなり、真空
蒸着法、スパッタリング法、プラズマ気相成長法(CV
D法)などの真空プロセスにより形成される。金属酸化
物蒸着層3の膜厚は、100Å〜800Åの範囲が適し
ている。
【0015】被覆層4は、水溶性高分子と、(a)1種
以上の金属アルコキシド及びその加水分解物、または
(b)塩化錫の少なくとも一方を含む水溶液、あるいは
水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤か
らなる。水溶性高分子と塩化錫を水系(水あるいは水/
アルコール混合)溶媒で溶解させた溶液、あるいはこれ
に金属アルコキシドを直接、あるいは予め加水分解させ
るなどの処理を行ったものを混合した溶液を、プラスチ
ック基材2上の無機化合物蒸着層3にコーティング、加
熱乾燥し、形成したものである。コーティング剤に含ま
れる各成分について以下に詳述する。
以上の金属アルコキシド及びその加水分解物、または
(b)塩化錫の少なくとも一方を含む水溶液、あるいは
水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤か
らなる。水溶性高分子と塩化錫を水系(水あるいは水/
アルコール混合)溶媒で溶解させた溶液、あるいはこれ
に金属アルコキシドを直接、あるいは予め加水分解させ
るなどの処理を行ったものを混合した溶液を、プラスチ
ック基材2上の無機化合物蒸着層3にコーティング、加
熱乾燥し、形成したものである。コーティング剤に含ま
れる各成分について以下に詳述する。
【0016】本発明でコーティング剤に用いられる水溶
性高分子はポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、アルギン酸ナトリウムなどが挙げられる。特
にポリビニルアルコール(PVA)を本発明のガスバリ
ア性積層体のコーティング剤に用いた場合にガスバリア
性が最も優れる。ここでいうPVAは、一般にポリ酢酸
ビニルをけん化して得られるもので、酢酸基が数十%残
存している、いわゆる部分けん化PVAから、酢酸基が
数%しか残存していない完全けん化PVAまでを含み、
特に限定されるものではない。
性高分子はポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、アルギン酸ナトリウムなどが挙げられる。特
にポリビニルアルコール(PVA)を本発明のガスバリ
ア性積層体のコーティング剤に用いた場合にガスバリア
性が最も優れる。ここでいうPVAは、一般にポリ酢酸
ビニルをけん化して得られるもので、酢酸基が数十%残
存している、いわゆる部分けん化PVAから、酢酸基が
数%しか残存していない完全けん化PVAまでを含み、
特に限定されるものではない。
【0017】さらに金属アルコキシドは、テトラエトキ
シシラン〔Si(OC2 H5 )4 〕、トリイソプロポキ
シアルミニウム〔Al(O−2’−C3 H7 )3 〕など
の一般式、 M(OR)n (M:Si、Ti、Ai、Zr等の金属、R:CH3 、
C2 H5 等のアルキル基)で表せるものである。中で
も、テトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミ
ニウムが加水分解後、水系の溶媒中において比較的安定
であるので好ましい。
シシラン〔Si(OC2 H5 )4 〕、トリイソプロポキ
シアルミニウム〔Al(O−2’−C3 H7 )3 〕など
の一般式、 M(OR)n (M:Si、Ti、Ai、Zr等の金属、R:CH3 、
C2 H5 等のアルキル基)で表せるものである。中で
も、テトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミ
ニウムが加水分解後、水系の溶媒中において比較的安定
であるので好ましい。
【0018】上述した各成分を単独またはいくつかを組
み合わせてコーティング剤に加えることができ、さらに
コーティング剤のバリア性を損なわない範囲で、イソシ
アネート化合物、シランカップリング剤、あるいは分散
剤、安定化剤、粘度調整剤、着色剤など公知の添加剤を
加えることができる。
み合わせてコーティング剤に加えることができ、さらに
コーティング剤のバリア性を損なわない範囲で、イソシ
アネート化合物、シランカップリング剤、あるいは分散
剤、安定化剤、粘度調整剤、着色剤など公知の添加剤を
加えることができる。
【0019】例えばコーティング剤に加えられるイソシ
アネート化合物は、その分子中に2個以上のイソシアネ
ート基(NCO基)を有するものであり、例えばトリレ
ンジイソシアネート(TDI)、トリフェニルメタント
リイソシアネート(TTI)、テトラメチルキシレンジ
イソシアネート(TMXDI)などのモノマー類と、こ
れらの重合体、誘導体などがある。
アネート化合物は、その分子中に2個以上のイソシアネ
ート基(NCO基)を有するものであり、例えばトリレ
ンジイソシアネート(TDI)、トリフェニルメタント
リイソシアネート(TTI)、テトラメチルキシレンジ
イソシアネート(TMXDI)などのモノマー類と、こ
れらの重合体、誘導体などがある。
【0020】コーティング剤の塗布方法には、通常用い
られる、ディッピング法、ロールコーティング法、スク
リーン印刷法、スプレー法など従来公知の手段が用いら
れる。皮膜の厚さはコーティング剤の種類によって異な
るが、乾燥後の厚さが約0.01〜100μmの範囲で
あればよいが、50μm以上では、膜にクラックが生じ
やすくなるため、0.01〜50μmとすることが望ま
しい。
られる、ディッピング法、ロールコーティング法、スク
リーン印刷法、スプレー法など従来公知の手段が用いら
れる。皮膜の厚さはコーティング剤の種類によって異な
るが、乾燥後の厚さが約0.01〜100μmの範囲で
あればよいが、50μm以上では、膜にクラックが生じ
やすくなるため、0.01〜50μmとすることが望ま
しい。
【0021】そして、シーラント層5は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン共重合体等ヒートシール
性を有する樹脂であれば目的に応じて使用することがで
きる。このシーラント層は、フィルム化した材料を接着
剤を介してラミネートして設けてもよいし、溶融した樹
脂を直接押出しコーティングによりラミネートしてもよ
い。そして、シーラント層は、ノニオン型の界面活性剤
を500〜3000ppm、好ましくは、700〜20
00ppm添加した樹脂層からなるか、または、界面活
性剤を添加しない樹脂層を介して、界面活性剤を添加し
た樹脂層が最内層となるように設けてもよい。このシー
ラント層は、静電気の障害をなくするため、上記樹脂に
カーボンブラックを混入した樹脂を使用することもでき
る。
ン、ポリプロピレン、エチレン共重合体等ヒートシール
性を有する樹脂であれば目的に応じて使用することがで
きる。このシーラント層は、フィルム化した材料を接着
剤を介してラミネートして設けてもよいし、溶融した樹
脂を直接押出しコーティングによりラミネートしてもよ
い。そして、シーラント層は、ノニオン型の界面活性剤
を500〜3000ppm、好ましくは、700〜20
00ppm添加した樹脂層からなるか、または、界面活
性剤を添加しない樹脂層を介して、界面活性剤を添加し
た樹脂層が最内層となるように設けてもよい。このシー
ラント層は、静電気の障害をなくするため、上記樹脂に
カーボンブラックを混入した樹脂を使用することもでき
る。
【0022】また、介在フィルム6は、延伸ナイロンフ
ィルム、延伸ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリプ
ロピレンの延伸プラスチックフィルムからなり、特に延
伸ナイロンフィルムが好ましい。この介在フィルムを使
用することにより、カートリッヂのように重量のある内
容物を密封包装しても、積層材料にピンホールの発生が
なく、内容物を保存するのに好適である。
ィルム、延伸ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリプ
ロピレンの延伸プラスチックフィルムからなり、特に延
伸ナイロンフィルムが好ましい。この介在フィルムを使
用することにより、カートリッヂのように重量のある内
容物を密封包装しても、積層材料にピンホールの発生が
なく、内容物を保存するのに好適である。
【0023】包装体の形状は、積層包装材料のヒートシ
ール性樹脂層を内面として、ピロー包装袋の他、4方シ
ール袋、3方シール袋、ガゼット状袋、スタンディング
パウチ等の容器に成形して用いることができる。
ール性樹脂層を内面として、ピロー包装袋の他、4方シ
ール袋、3方シール袋、ガゼット状袋、スタンディング
パウチ等の容器に成形して用いることができる。
【0024】本発明は、蒸着層の厚さが薄く、酸素透過
度を2.0cc/m2 ・day・atm以下、水蒸気透
過度を1.0g/m2 ・day以下の水蒸気透過度とい
う、高いバリア性を維持することができた。また、蒸着
層に直接でなく、被覆層を介してシーラント層を設ける
構成とすれば、ヒートシール層形成の際に蒸着層が被覆
層により保護されるので、バリア性の低下が小さく、高
いガスバリア性、防湿性が維持され、かつ耐内容物性に
優れた積層材料が得られる。
度を2.0cc/m2 ・day・atm以下、水蒸気透
過度を1.0g/m2 ・day以下の水蒸気透過度とい
う、高いバリア性を維持することができた。また、蒸着
層に直接でなく、被覆層を介してシーラント層を設ける
構成とすれば、ヒートシール層形成の際に蒸着層が被覆
層により保護されるので、バリア性の低下が小さく、高
いガスバリア性、防湿性が維持され、かつ耐内容物性に
優れた積層材料が得られる。
【0025】<実施例1>厚さ12μmのポリエチレン
テレフタレート(PET)を基材とし、その裏面に膜厚
400Åの酸化珪素からなる蒸着層を形成し、さらに下
記組成からなる塗液をバーコーターにより塗布し、乾燥
機で120℃、1分間乾燥させ、厚さ約0.5μmの被
覆層を形成した。
テレフタレート(PET)を基材とし、その裏面に膜厚
400Åの酸化珪素からなる蒸着層を形成し、さらに下
記組成からなる塗液をバーコーターにより塗布し、乾燥
機で120℃、1分間乾燥させ、厚さ約0.5μmの被
覆層を形成した。
【0026】・被覆層塗液の成分 テトラエトキシシラン〔Si(OC2 H5 )4 〕10.
4gに塩酸(0.1N)を89.6g加え、30分間撹
拌し加水分解させた固形分3wt%(SiO2換算)の
加水分解溶液(A)と、ポリビニルアルコールの3.0
wt%の水/イソプロピルアルコール(90/10)溶
液(B)を混合した組成。
4gに塩酸(0.1N)を89.6g加え、30分間撹
拌し加水分解させた固形分3wt%(SiO2換算)の
加水分解溶液(A)と、ポリビニルアルコールの3.0
wt%の水/イソプロピルアルコール(90/10)溶
液(B)を混合した組成。
【0027】さらに、この被覆層の上に、接着層を介し
て厚さ15μmの延伸ナイロンからなる介在フィルム、
カーボンブラックを混入した厚さ60μmの未延伸ポリ
プロピレンフィルムからなるシーラント層をを順に形成
し、積層フィルムを得た。
て厚さ15μmの延伸ナイロンからなる介在フィルム、
カーボンブラックを混入した厚さ60μmの未延伸ポリ
プロピレンフィルムからなるシーラント層をを順に形成
し、積層フィルムを得た。
【0028】そして得られた積層材料の酸素透過度、水
蒸気透過度を測定した。酸素透過度は、モコン法により
測定し、0.26cc/m2 ・day・atm(30℃、
70%RH)であり、水蒸気透過度は、モコン法により
測定し、0.3g/m2 ・day(40℃、90%R
H)、であった。この積層包装材料を用い、液状のイン
キを用いたインキジェットプリンター用カートリッヂを
ピロー包装袋に充填密封し、高温環境試験(重量変化、
外観変化)および減圧環境試験(減圧下でのシール状
況)を行った。その結果、重量変化がなく、またシール
部に剥離等の以上が発生することなく良好な状態で保持
することができた。
蒸気透過度を測定した。酸素透過度は、モコン法により
測定し、0.26cc/m2 ・day・atm(30℃、
70%RH)であり、水蒸気透過度は、モコン法により
測定し、0.3g/m2 ・day(40℃、90%R
H)、であった。この積層包装材料を用い、液状のイン
キを用いたインキジェットプリンター用カートリッヂを
ピロー包装袋に充填密封し、高温環境試験(重量変化、
外観変化)および減圧環境試験(減圧下でのシール状
況)を行った。その結果、重量変化がなく、またシール
部に剥離等の以上が発生することなく良好な状態で保持
することができた。
【0029】<実施例2>実施例1の酸化珪素蒸着層を
酸化アルミニウム蒸着層を設けた蒸着フィルムに代えた
以外は実施例1と同様の構成とした積層包装材料を得
た。そして得られた積層材料の酸素透過度、水蒸気透過
度を測定した。酸素透過度は、モコン法により測定し、
0.5cc/m2 ・day・atm(30℃、70%R
H)であり、水蒸気透過度は、モコン法により測定し、
0.3g/m2 ・day(40℃、90%RH)、であ
った。この積層包装材料を用いピロー包装袋に充填密封
し、実施例1と同様に、高温環境試験および減圧環境試
験品を行った。保存した結果、実施例1と同様異常がな
く、良好な状態で保持することができた。
酸化アルミニウム蒸着層を設けた蒸着フィルムに代えた
以外は実施例1と同様の構成とした積層包装材料を得
た。そして得られた積層材料の酸素透過度、水蒸気透過
度を測定した。酸素透過度は、モコン法により測定し、
0.5cc/m2 ・day・atm(30℃、70%R
H)であり、水蒸気透過度は、モコン法により測定し、
0.3g/m2 ・day(40℃、90%RH)、であ
った。この積層包装材料を用いピロー包装袋に充填密封
し、実施例1と同様に、高温環境試験および減圧環境試
験品を行った。保存した結果、実施例1と同様異常がな
く、良好な状態で保持することができた。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上の構成からなるので、水
蒸気透過度は、1.0g/m2 ・day以下のバリア性
を維持することができ、防湿性が優れているので、充填
包装して保存しても、カートリッヂに充填されたインキ
が変化することがなく(液状のインキの場合は水分が蒸
発しない、粉状のインキの場合は水分により固化しな
い)そのままの状態を保つことができる。
蒸気透過度は、1.0g/m2 ・day以下のバリア性
を維持することができ、防湿性が優れているので、充填
包装して保存しても、カートリッヂに充填されたインキ
が変化することがなく(液状のインキの場合は水分が蒸
発しない、粉状のインキの場合は水分により固化しな
い)そのままの状態を保つことができる。
【0031】また、使用後、袋を焼却処理を行っても、
残渣がなく、有毒ガスを発生しないので、使用後の処理
が容易になった。
残渣がなく、有毒ガスを発生しないので、使用後の処理
が容易になった。
【図1】本発明の包装体に用いる積層包装材料を一実施
例示す断面図である。
例示す断面図である。
【図2】本発明の包装体の一実施例示す説明図である。
1…バリアフィルム 2…基材 3…金属酸化物蒸着層 4…被覆層 5…シーラント層 6…介在フィルム
Claims (6)
- 【請求項1】プリンター用インキカートリッヂを、水蒸
気透過率が2g/m2 ・day以下、好ましくは、1g
/m2 ・day以下の透明な積層包装材料で密封包装し
たプリンター用インキカートリッヂ包装体。 - 【請求項2】積層包装材料が、基材に金属酸化物蒸着層
を設け、この蒸着層面に水溶性高分子と金属アルコキシ
ドまたはその加水分解物を含む被覆層を設けたバリアフ
ィルム、およびシーラント層を設けた構成とした、請求
項1に記載したプリンター用インキカートリッヂ包装
体。 - 【請求項3】バリアフィルムとシーラント層の間に延伸
プラスチックフィルムからなる介在フィルムを設けた請
求項2に記載のプリンター用インキカートリッヂ包装
体。 - 【請求項4】シーラント層がカーボンブラックを含む樹
脂により形成された、請求項2または請求項3のいずれ
かに記載したプリンター用インキカートリッヂ包装体。 - 【請求項5】包装体がピロー包装体である請求項1ない
し請求項4のいずれかに記載のプリンター用インキカー
トリッヂ包装体。 - 【請求項6】包装体がトレー包装体である請求項1ない
し請求項4のいずれかに記載のプリンター用インキカー
トリッヂ包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20670797A JPH1149246A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | プリンター用インキカートリッヂ包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20670797A JPH1149246A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | プリンター用インキカートリッヂ包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1149246A true JPH1149246A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16527791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20670797A Pending JPH1149246A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | プリンター用インキカートリッヂ包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1149246A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008105727A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Dainippon Printing Co Ltd | インクカ−トリッジ包装体 |
| JP2009248452A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Dainippon Printing Co Ltd | インクカートリッジ包装用積層体 |
| US9002235B2 (en) | 2013-02-27 | 2015-04-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Toner cartridge packaging |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP20670797A patent/JPH1149246A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008105727A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Dainippon Printing Co Ltd | インクカ−トリッジ包装体 |
| JP2009248452A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Dainippon Printing Co Ltd | インクカートリッジ包装用積層体 |
| US9002235B2 (en) | 2013-02-27 | 2015-04-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Toner cartridge packaging |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2790054B2 (ja) | ガスバリア性積層フィルムおよびこの積層フィルムを用いた包装材料 | |
| JPH07126419A (ja) | ガスバリア性積層体 | |
| JPH1029263A (ja) | 加熱殺菌に適した積層材料、およびこの積層材料を用いた包装容器 | |
| JP3119106B2 (ja) | 蒸着層を有する積層材料、およびこの積層材料を用いた容器 | |
| JPH08318591A (ja) | 蒸着層を有するバリア材料、およびこのバリア材料を用いた積層材料 | |
| JPH1143175A (ja) | 海苔の包装体 | |
| JP3240894B2 (ja) | 積層包装材料 | |
| JPH1149246A (ja) | プリンター用インキカートリッヂ包装体 | |
| JP3753832B2 (ja) | 積層包装材料 | |
| JPH09117986A (ja) | ガスバリア性積層フィルム | |
| JPH10139032A (ja) | 円筒状紙容器 | |
| JPH1149245A (ja) | ウェットティッシュ包装体 | |
| JP3119109B2 (ja) | バリア性の優れた積層材料 | |
| JP3041522U (ja) | 農薬包装体 | |
| JPH11262986A (ja) | バリア性の優れたポリアミドフィルムおよび積層材料 | |
| JPH08267637A (ja) | 蒸着層を有するバリア材料、およびこのバリア材料を用いた積層材料 | |
| JPH1158586A (ja) | 加熱殺菌に適した積層材料、およびこの積層材料を用いた包装容器 | |
| JPH1143178A (ja) | 粉末食品包装体 | |
| JP3119108B2 (ja) | 印刷層を設けたバリア性の優れた包装材料 | |
| JPH11254595A (ja) | 包装材料およびこの包装材料を用いた包装容器 | |
| JPH1149226A (ja) | 固形体を含む食品の包装体 | |
| JP3255083B2 (ja) | 積層フィルム | |
| JP3465565B2 (ja) | 包装材料 | |
| JP4228687B2 (ja) | ハイバリア透明積層体 | |
| JPH1149244A (ja) | 粘着加工を施した商品の包装体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040617 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060907 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060912 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |