JPH11446A5 - - Google Patents

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JPH11446A5
JPH11446A5 JP1997153851A JP15385197A JPH11446A5 JP H11446 A5 JPH11446 A5 JP H11446A5 JP 1997153851 A JP1997153851 A JP 1997153851A JP 15385197 A JP15385197 A JP 15385197A JP H11446 A5 JPH11446 A5 JP H11446A5
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【書類名】 明細書
【発明の名称】 弾球遊技機
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技機における遊技盤の背面側に備えられた制御装置または表示器を空気によって冷却する冷却手段と、
機構板に備えられ、前記制御装置または表示器を開閉可能に覆うカバー体とを有し、
前記冷却手段を前記カバー体に備えたことを特徴とする弾球遊技機。
【請求項2】 請求項1に記載の弾球遊技機において、
カバー体内の温度が第1所定温度以上になったときから、前記カバー体内の温度が第2所定温度以下になるまで、冷却手段の作動を制御する温度制御手段を有することを特徴とする弾球遊技機。
【請求項3】 請求項に記載の弾球遊技機において、
温度制御手段は、カバー体内の温度に応じて冷却手段の回転速度を調整することを特徴とする弾球遊技機。
【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の弾球遊技機において、
制御装置または表示器から放出される熱を誘導する誘導部を有することを特徴とする弾球遊技機。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は弾球遊技機に関し、遊技機に設けられている部品を適切な温度に保つための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
弾球遊技機には、その機能を実現するための様々な部品が設けられている。例えばパチンコ機の場合では、図柄を表示するための図柄表示装置や、モータやランプ等の動作を制御する動作制御装置等がある。これらの図柄表示装置,モータ,ランプ,動作制御装置等のような部品は、作動することによって発熱するものが多い。従来の弾球遊技機では、こうした部品を外側に露出させることによって、自然冷却させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、動作制御装置等のように部品によっては、露出させると動作が不安定になったり、あるいは停止することがある。こうした原因としては、チリやホコリ等の影響を受けることが考えられる。一方、チリやホコリ等の影響を受けなくすために部品をカバー等で覆うことが考えられるが、今度は熱が逃げにくくなる。そのために自然冷却が行えず、結果として部品の動作が不安定になったり、あるいは停止することがある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、遊技機に設けられている部品を適切に冷却することによって、その動作を安定させるようにした弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための第1の手段】
請求項1に記載の発明は、遊技機における遊技盤の背面側に備えられた制御装置または表示器を空気によって冷却する冷却手段と、機構板に備えられ、前記制御装置または表示器を開閉可能に覆うカバー体とを有し、前記冷却手段を前記カバー体に備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、制御装置または表示器が冷却手段によって冷却される。そのため、制御装置または表示器は安定して作動する。
【0005】
【課題を解決するための第2の手段】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、カバー体内の温度が第1所定温度以上になったときから、前記カバー体内の温度が第2所定温度以下になるまで、冷却手段の作動を制御する温度制御手段を有する。
ここで、第1所定温度と第2所定温度とは、異なる温度である場合だけでなく、同じ温度である場合をも含む。
請求項2に記載の発明によれば、カバー体内の温度が第1所定温度以上になると冷却手段によって冷却され始め、第2所定温度以下になるまで継続される。そのため、カバー体内の温度は第2所定温度以下に保たれるので、制御装置または表示器をより安定して作動させることができる。
【0006】
【課題を解決するための第3の手段】
請求項3に記載の発明は、請求項に記載の弾球遊技機において、温度制御手段は、カバー体内の温度に応じて冷却手段の回転速度を調整することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、何らかの原因によってカバー体内の温度(すなわち現在温度)が急激に上昇した場合でも、素早く適切な温度に冷却することができる。
【0007】
【課題を解決するための第4の手段】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の弾球遊技機において、制御装置または表示器から放出される熱を誘導する誘導部を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、冷却手段によって冷却された結果、制御装置または表示器から放出される熱が誘導部によって誘導される。そのため、他の部品に影響を与えることなく、制御装置または表示器を冷却することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
〔実施の形態1〕
まず、実施の形態1は、弾球遊技機の一つであるパチンコ機10に本発明を適用したものである。この実施の形態1では、図1〜図5を参照しながら説明する。ここで、図1および図2には、パチンコ機の外観を斜視図で示す。すなわち、図1ではその表面側を、図2ではその裏面側をそれぞれ示す。図3には、冷却手段を断面図で示す。図4には、カバー体およびファンの構成を示す。図5には、液晶表示器の設置方法を示す。
【0009】
図1において、パチンコ機10の正面側(図面左手前側)には、木枠12にヒンジ36を介してベース枠14が設けられている。そのため、ベース枠14は木枠12に対して矢印D2方向に開閉できる。ここで、木枠12はパチンコ遊技場においてパチンコ機10を取り付けるための枠である。ベース枠14は、パチンコ機10の各種部品を取り付けるための中心的な枠である。
また、ベース枠14は施錠装置20によって施錠可能になっている。さらに、ベース枠14には表示灯16,ガラス枠18および前板22等が設けられている。ガラス枠18にはガラス34が嵌め込まれており、下方には上皿28が設けられている。上皿28には賞球排出口32が設けられており、発射したパチンコ球が入賞等することにより賞球が排出される。前板22には下皿26,ハンドル24,灰皿30が設けられている。
【0010】
図2において、パチンコ機10の背面側(図面右手前側)には、ベース枠14に対して、配電盤50,球タンク52,誘導レール54,球送り機構56,遊技盤64,発射機構66等が設けられている。配電盤50は各種部品に電気を配電する。球タンク52は賞球としてのパチンコ球を一時的に貯留し、誘導レール54を通じて球送り機構56に送る。球送り機構56は入賞等において所定個数のパチンコ球をカウントし、賞球として払い出す。発射機構66はパチンコ球を断続的に発射させるために、発射モータ68を有する。遊技盤64には、正面側にパチンコ遊技を行うための釘,風車,入賞口等が設けられる。一方、その背面側に後述する液晶表示器72,制御部100,カバー体58等が設けられる。
【0011】
図3において、遊技盤64の背面側には、液晶表示器72,制御部100,温度センサ74等が設けられる。また、これらの部品を覆うようにしてカバー体58が設けられる。液晶表示器72はパチンコ遊技のための図柄等を表示する。制御装置に相当する制御部100は、パチンコ機10全体の動作を制御する。温度センサ74はカバー体58内部の温度を検知し、温度信号(デジタルまたはアナログ)を出力する。カバー体58には扁平な円柱状のボックス78が形成されており、その内部にはファン62が回転可能に収納されている。このファン62はモータ60の駆動に伴って回転(一方向回転,正逆回転のいずれも含む)される。
上記ボックス78は、図4にも示すように通気孔78aが設けられており、ファン62の回転によって外気がカバー体58内部に吹き込まれる。その吹き込まれた空気は、液晶表示器72等の部品を冷却した後、カバー体58に設けられているスリット71や熱誘導口70,76によって矢印D4,D6方向に沿って誘導されて外部に排出される。このスリット71や熱誘導口70は、図2にも示すように、パチンコ機10に設けられている他の部品を熱することのないような位置に設けられている。特に、スリット71や熱誘導口70を上方に設けることにより、熱をさらに逃がしやすくすることができる。このように、液晶表示器72や制御部100のような発熱する部位に直接外気が当たるようにファン62を配置している。こうした設置や配置によって、他の部品に影響を与えることなく熱を排出させ、発熱する部位を効果的に冷却することができる。
【0012】
ここで上記カバー体58は、片側(一辺)を軸として開閉可能に設けられている。そのため、カバー体58を必要に応じて開閉することにより、遊技盤64の状態確認やメンテナンス等を行うことが容易にできる。
なお、カバー体58は遊技盤64に設けてもよいが、機構板65に設けるのがより望ましい。すなわち、カバー体58を機構板65に設けた場合には、新機種の導入等で遊技盤64を交換してもファン62やモータ60等の部品はそのままになる。そのため、最小限の部品を交換するだけで済み、その交換費用を低く抑えることができる。
【0013】
パチンコ機10の裏面側から遊技盤64に設けられる液晶表示器72は、次のような方法で取り付けられている。ここで、図5(A)に示すように、取付体82には、取付体82自身を遊技盤64に固定するための取付片80や、液晶表示器72に設けられているフック片86を嵌め込むためのフック84、液晶表示器72を所定位置に収納するための位置決め部94が設けられている。また、取付体82には、遊技者等が液晶表示器72の表示部88を見えるように表示窓87が設けられている。さらに、取付体82には、破線で図示するように上部入賞口で入賞したパチンコ球を下方に誘導する球通路89が設けられている。
液晶表示器72は、図5(B)に示すように、フック片86を矢印D8方向に沿って移動させてフック84に嵌め込む。次に、液晶表示器72を矢印D10方向に沿って回転させる。その後、図5(C)に示すように、取付片90を突起部92に合わせるようにして液晶表示器72の下辺部を位置決め部94に嵌め込み、液晶表示器72を取付体82に取り付ける。そして、取付片90を取付片80にビス止めするとともに、液晶表示器72を覆うようにカバー体58を設ける。
このような取付体82を用いれば、ビス止め箇所が減るので液晶表示器72の取り付けを素早く行うことができ、結果的にパチンコ機10の組立時間を短縮することができる。また、取付体82には突起部92と位置決め部94とを設けたので、液晶表示器72を精度よく位置決めすることができる。
【0014】
上記のパチンコ機10によれば、そのパチンコ機10(遊技機)に設けられている液晶表示器72や制御部100等を冷却するファン62(冷却手段)を設けたので、当該液晶表示器72や制御部100等がファン62によって冷却される。そのため、液晶表示器72や制御部100等が安定して作動する。
また、ファン62によって冷却された結果、部品から放出される熱をスリット71や熱誘導口70,76(誘導部)を通じて外部に誘導する。そのため、他の部品に影響を与えることなく、その部品を冷却することができる。
【0015】
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2は、実施の形態1と同様にパチンコ機10に本発明を適用したものであって、図6〜図8を参照しながら説明する。ここで、実施の形態2が実施の形態1と異なるのは、部品の温度を適切に保つために冷却手段の作動制御を行う点である。なお、パチンコ機10の構成は実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。また、図6には制御部100の構成をブロック図で、図7には温度制御処理をフローチャートで、図8にはファン制御処理をフローチャートでそれぞれ示す。
【0016】
図6において、制御部100は、CPU(プロセッサ)110,ROM102,RAM104,タイマー106,表示制御回路112,入力処理回路114および出力処理回路116によって構成されている。
CPU110は、ROM102に格納された制御プログラムに従って制御部100の全体を制御する。ROM102にはEPROMあるいはEEPROMが使用され、第1所定温度,第2所定温度等のデータが格納されている。RAM104にはDRAMやSRAM、あるいはフラッシュRAM等が用いられる。また、RAM104には部品の温度等の各種データが格納される。
【0017】
入力処理回路114は、温度センサ74から出力された温度信号を受けて、制御部100内で処理可能なデータ形式に変換し、バス108を介してCPU110又はRAM104へ転送する。
タイマー106は、所定のタイミングで制御プログラム(すなわち後述する温度制御処理やファン制御処理)を実行するための時間管理を行い、その所定のタイミングに達すると処理開始信号をCPU110に送る。この処理開始信号を受けたCPU110は所定の手続きに従って制御プログラムを実行する。
表示制御回路112はCPU110からバス108を介して送られた表示制御データ(例えば温度センサ74によって検知された温度のデータ)に従って、液晶表示器72の表示制御を行う回路である。
出力処理回路116は、CPU110からバス108を介して受けた出力データに基づいて、モータ60を駆動するために必要な電圧/電流に変換してモータ60に送る。
なお上記各構成要素は、液晶表示器72を除いて、いずれもバス108に互いに結合されている。
【0018】
次に、上記制御部100内において実行される処理手順について、図7を参照しながら説明する。図7に示す温度制御処理は、図6に示すタイマー106から出力された処理開始信号に基づいてCPU110が制御プログラムを実行することによって実現される。
【0019】
図7において、まず温度センサ74によってカバー体58内の温度(以下「現在温度」と呼ぶ。)を取得する[ステップS10]。具体的には、図6において温度センサ74から出力された温度信号を入力処理回路114が受けて処理し、CPU110に送る。
次に、その現在温度が第1所定温度(例えば50℃)に達したか否かを判別する[ステップS12]。もし、温度が第1所定温度に達したとき(YES)には、モータ60を駆動してファン62を回転させる[ステップS14]。具体的には、CPU110からバス108を介して出力処理回路116に出力データを送り、モータ60を駆動させることによりファン62を回転させる。
そして、再度現在温度を取得し[ステップS16]、その現在温度が第2所定温度(例えば40℃)を下回るまでステップS14,S16を繰り返す[ステップS18]。こうして、現在温度が第2所定温度を下回るまで、ファン62によって冷却が行われる。その後、現在温度が第2所定温度を下回ったとき(ステップS18のYES)には、モータ60を停止してファン62の回転も停止させる[ステップS20]。
こうして上記ステップS20を実行した後、あるいは現在温度が第1所定温度に達していないとき(ステップS12のNO)には、本処理手順を終了する。
【0020】
上記温度制御処理を実行することにより、部品が第1所定温度以上になるとファン62(冷却手段)によって冷却され始め、第2所定温度以下になるまで冷却が継続される。そのため、部品を第2所定温度以下に保たれるので、部品をより安定して作動させることができる。
【0021】
ここで、上記ステップS14は単にファン62を所定回転数で回転させるだけである。この形態に代えて、モータ60に回転制御可能なモータを用いる場合には、現在温度に応じてファン62の回転速度を調整するようにしてもよい。すなわち、現在温度と第1所定温度との温度差が大きければファン62を速く回し、その温度差が小さければゆっくり回すようにする。こうしたファン62の回転速度制御を行うための処理を、図8(A)を参照しながら説明する。
【0022】
図8(A)において、図7のステップS10において取得された現在温度と第1所定温度との温度差を算出し[ステップS30]、その温度差に基づいて後述する表1に従って回転数を求める[ステップS32]。ここで、温度差と回転数との対応関係を示す一例(4段階に設定した例)を、次の表1に示す。
【0023】
【表1】
┌─────────┬────────┐
│温度差の範囲(℃)│回転数(RPM)│
├─────────┼────────┤
│ 0.1〜19.9│ 500 │
├─────────┼────────┤
│20.0〜39.9│ 1000 │
├─────────┼────────┤
│40.0〜59.9│ 2000 │
├─────────┼────────┤
│60.0以上 │ 5000 │
└─────────┴────────┘
【0024】
そして、ステップS32によって求められた回転数に基づいて、モータ60の回転数を駆動制御することにより、ファン62の回転数を調整する[ステップS34]。なお、温度差と回転数との対応関係は上記表1の4段階に限らず、パチンコ機10の種類等に合わせて適切な複数段階に設定するのがより望ましい。
このように、現在温度に応じてファン62の回転速度を調整すれば、何らかの原因によって現在温度が急激に上昇した場合でも、素早く適切な温度に冷却することができる。また、現在温度に応じてファン62の回転速度が適切に調整されるので、ファン62の回転に必要な消費電力も低く抑えることができる。
【0025】
また、ファン62の回転速度制御は、図8(B)に示すファン制御処理のように行なってもよい。すなわち、まず現在温度を取得する[ステップS40]。この現在温度は図7に示すステップS10,S16で取得された温度を用いてもよい。そして、取得された現在温度に基づいて、図9に示すような変換関数fに従って回転数を求める[ステップS42]。そして、ステップS42によって求められた回転数に基づいてモータ60の回転数を駆動制御することにより、ファン62の回転数を調整する[ステップS44]。
図9に示す変換関数fの例では、横軸を現在温度とし、縦軸を回転数としている。また、この変換関数fは、第2所定温度T2未満では0(RPM)であり、第2所定温度T2ではR2(RPM)であり、この第2所定温度T2を上回ると次第に増加するようになっている。なお、第1所定温度T4では、回転数はR4(RPM)になる。また、R2,R4には部品を冷却するのに最適な値が適用される。
【0026】
ここで、パチンコ機10の機種によっては、設ける部品の種類や個数等に従ってその発熱量が異なることが多い。同様に、パチンコ遊技場における時間帯によっては、遊技者の人数等に従ってパチンコ機10の置かれる環境が変化する。そのため、図9に示す変換関数fのような関数は、パチンコ機10の機種ごとに異なる複数の関数を用意したり、あるいは同じ機種であっても異なる複数の関数を用意するのが、より望ましい。さらには、ホール係員やメンテナンス作業者等が、適切な時期に上記複数の関数の中から任意に選択できるようになっているとよい。こうすることによって、発熱量や環境等に適したファン62の回転数が決定されるので、より効果的に部品を冷却することができる。
【0027】
〔他の実施の形態〕
上述した弾球遊技機におけるその他の部分の構造,形状,大きさ,材質,個数,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(1)図3等に示すファン62には比較的大きなファンを用いたが、首振り機構を備えた小さなファンを用いてもよい。この首振り機構によってカバー体58内の部品を全体的に満遍なく冷却することができる。また、小さなファンを用いることで、騒音を小さくし、消費電力も低く抑えることができる。なお、首振り機構に角度制御機能(例えば60゜の角度で停止させる)ができるものを用いることにより、他の部品に比べて温度が高くなっている特定の部品を積極的に冷却することも可能になる。
(2)カバー体58には外部から空気を吹き込む吸気用のファン62のみを設けたが、熱誘導口70,76等にカバー体58内の空気を積極的に排気する排気用のファンを別個に設けてもよい。こうすることによって、吸気用のファンで冷却し、排気用のファンで熱を逃がすことによって、効果的に部品の冷却を行うことが可能になる。
【0028】
(3)カバー体58内に設けられた温度センサ74によって現在温度を検知したが、液晶表示器72や制御部100等のような部品の表面ないしは内部に温度センサを別個に設け、あるいは温度センサ74に代えて設けてもよい。この場合、図8(A),図8(B)に示すファン制御処理では、別個に設けた温度センサによって検知された温度も考慮してファン62の回転数を制御することによって、部品を第2所定温度以下により確実に保つことができるので、部品をさらに安定して作動させることができる。
(4)第1所定温度,第2所定温度は予めROM102に格納したが、RAM104に格納して操作盤等により変更可能にしてもよい。RAM104に格納するにあたっては、ROM102に予め格納されたものを格納してもよく、あるいはパチンコ機10との間で通信可能なホールコンピュータから送られたものを格納してもよい。
【0029】
(5)上記発明の実施の形態では、カバー体58内の部品をファン62で冷却したが、冷却する対象となる部品はパチンコ機10に設けられるものであればどのようなものも適用することができる。また、冷却する部位は部品の発熱部位が最も効果的であるが、その全体であってもよい。
(6)冷却手段はファン62に限らず、空気を圧縮した後に小さな噴射口から噴射させるコンプレッサ等を用いることにより圧縮した空気を冷却し、その冷気を部品等に当てるものを用いてもよい。
(7)上記発明の実施の形態ではパチンコ機10に本発明を適用したが、アレンジボール等のような他の弾球遊技機においても同様に本発明を適用することができる。この場合であっても、発熱する部品が設けられているので、上記発明の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、部品の発熱する部位が冷却手段によって冷却されるので、部品が安定して作動するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
パチンコ機の表面側外観を示す斜視図である。
【図2】
パチンコ機の裏面側外観を示す斜視図である。
【図3】
冷却手段を示す断面図である。
【図4】
カバー体およびファンの構成を示す図である。
【図5】
液晶表示器の設置方法を示す図である。
【図6】
制御部の構成を示すブロック図である。
【図7】
温度制御処理を示すフローチャートである。
【図8】
ファン制御処理を示すフローチャートである。
【図9】
変換関数の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(弾球遊技機)
58 カバー体
60 モータ
62 ファン
70,76 熱誘導口
72 液晶表示器
74 温度センサ
78 ボックス
80 取付片
82 取付体
84 フック
86 フック片
88 表示部
90 取付片
92 突起部
94 位置設定部
100 制御部
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