JPH11501022A - ピラゾロテトラサイクリン - Google Patents

ピラゾロテトラサイクリン

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JPH11501022A
JPH11501022A JP8526020A JP52602096A JPH11501022A JP H11501022 A JPH11501022 A JP H11501022A JP 8526020 A JP8526020 A JP 8526020A JP 52602096 A JP52602096 A JP 52602096A JP H11501022 A JPH11501022 A JP H11501022A
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コル,マルコ ダ
ダッラスタ,レオーネ
レスタ,イレーネ
セゲッティ,エンニオ
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ビオキミカ オポス ソシエタ ペル アチオニ
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 式(I)[式中、Rは、水素、置換されているかまたは置換されていない(C1−C6)のアルキル、(C2−C6)のアルケニルまたは(C2−C6)のアルキニル基、置換されているかまたは置換されていないアリールまたはヘテロアリール基、置換されているかまたは置換されていないシクロアルキル、シクロアルケニルまたはシクロアルカジエニル基であり、そしてR′はアミノ、ジメチルアミノ、(C1−C3)のアルキルアミノまたはホルミルアミノ基を表す]を有する新規なピラゾロテトラサイクリンが開示される。このピラゾロテトラサイクリンは、感染症の治療に有用な抗生物質である。

Description

【発明の詳細な説明】 ピラゾロテトラサイクリン 本発明は、新規なテトラサイクリン誘導体、より詳細には、新規なピラゾロテ トラサイクリン、その製造方法、およびそれを含有する医薬組成物に関する。 テトラサイクリンは、1940年代末に発見されて以来、最も研究されている 抗生物質のひとつである。この物質の化学的性質や活性、より詳細には、その化 学的構造と抗菌活性との関係について書かれた本は多い。 テトラサイクリンについての詳細な構造/活性研究の結果、ケミカル・アブス トラクト(Chemical Abstract)命名(CAS登録番号 60−54−8)によ れば[4S,(4α,4aα,5aα,6β,12aα)]−4−(ジメチルア ミノ)−1,4,4a,5,5a,6,11,12a−オクタヒドロ−3,6, 10,12,12a−ペンタヒドロキシ−6−メチル−1,11−ジオクソ−2 −ナフタセンカルボキサミド{[4S,(4α,4aα,5aα,6β,12a α)]-4-(dimethylamino)-1,4,4a,5,5a,6,11,12a-octahydro-3,6,10,12,12a-pe ntahydroxy-6-methyl-1,11-dioxo-2-naphthacenecarboxamide}というナフタセ ンカルボキサミド誘導体である、式Aで表される天然のテトラサイクリンの基本 構造: について、不可逆的にしかし適切な方法で4aから9位を修飾して、抗菌活性が なお賦与されている化合物を得てもよいが、一方、1、2、3、4および10か ら12a位のいずれの不可逆的な修飾も抗菌活性の低下を伴う、ということがわ かった。したがって、これらの位置は「不可侵」であると見なされている[医療 研究集、第9巻、レスター・A・ミッチャー、テトラサイクリン抗生物質の化学 、マーセル・デッカー株式会社(Medical Research Series,Vol.9,Lester A. Mitscher,The Chemistry of the Tetracycline Antibiotics,Marcel Dekker, Inc.)、1978年]。 実際、ヴァルカビら(Valcavi et al.,Gazz.Chim.Ital.,1963,93,916-92 8)は、あるピラゾロテトラサイクリン、即ちテトラサイクリンおよびクロロテト ラサイクリンの構造の11位と12位をヒドラジンの作用により修飾して得られ る化合物、について記載しており、そしてこれらの化合物がその活性を失うか、 または出発物質のテトラサイクリンより低活性になったと結論している。 テトラサイクリン部分の7位に任意にアミノ基を置換したピラゾロテトラサイ クリンが、少なくとも親のテトラサイクリンと同じくらい活性であり、またいっ そう活性であることが知見された。より詳細には、テトラサイクリン構造の11 位および12位の修飾にも関わらず、この新規な化合物は親のテトラサイクリン と同じ特性を賦与されており、またある微生物に対してはよりいっそう活性であ ることが知見された。 したがって、本発明の目的は、式I: [式中、Rは、水素、置換されているかまたは置換されていない(C1−C6)の アルキル、(C2−C6)のアルケニルまたは(C2−C6)のアルキニル基、置換 されているかまたは置換されていないアリールまたはヘテロアリール基、置換さ れているかまたは置換されていないシクロアルキル、シクロアルケニルまたはシ クロアルカジエニル基であり、そしてR′は塩基性基、好ましくはア ミノ、ジメチルアミノ、(C1−C3)のアルキルアミノまたはホルミルアミノ基 を表す。]の新規なピラゾロテトラサイクリン、ならびにその酸付加塩、溶媒和 物、およびその錯体、を提供することである。 これらの塩、溶媒和物、および錯体の中では、製薬的に許容できるかまたはそ の中のピラゾロテトラサイクリンを容易に分離できるものが特に好ましい。好ま しい塩は、塩酸塩、硫酸水素塩、硫酸塩である。溶媒和物は、遊離塩基または塩 の溶媒和物でよく、水和物が好ましい。錯体は、一般にピラゾロテトラサイクリ ンを容易に単離できるものであり、塩化カルシウム二水和物との錯体が特に好ま しい。 本発明による化合物の下位分類には、上記式Iのピラゾロテトラサイクリン[ 式中、R′は前記した通りであり、Rは、水素、置換されているかまたは置換さ れていない(C1−C6)のアルキル、(C2−C6)のアルケニルまたは(C2− C6)のアルキニル基;炭素原子3〜8個のシクロアルキル基;シクロヘキセニ ル、より詳細には1−シクロヘキセニルのような、炭素原子4〜8個のシクロア ルケニル基;ハロゲン、特にフッ素、塩素およびヨウ素置換基、(C1−C3)の アルキル、(C1−C3)のアルコキシ、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエ チル、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、メトキシまたはエトキシカルボニ ル、フェニル、クロロフェニル、ブロモフェニル、フルオロフェニル、(C1− C3)のアルコキシフェニルからなる群より選ばれる一種またはそれ以上の置換 基により置換されているかまたは置換されていないフェニル基;1個または2個 のメトキシ基により置換されているかまたは置換されていないナフチル基;好ま しくは、1H−ピロリル、1−(C1−C3)アルキルピロリル、フリル、チエニ ル、ピリジル、オキサゾリル、1H−イミダゾリル、1−(C1−C3)アルキル イミダゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリミジル、ピラジニル、1,3 ,4−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、フラザニル、1,3,5 −トリアジニル、2−、3−、4−、5−、6−および7−ベンゾフラニルまた はベンゾチエニル、1H−および1−(C1−C3)アルキル−2−、3−、4− 、5−、6−、および7−インドリル、2−、3−、4−、5−、6−、7−お よび8−キノリル、1−、3−、4−、 5−、6−、7−および8−イソキノリル、2−ベンゾチアゾリル、キノキサリ ニル、フタラジニル、カルバゾリルからなる群より選ばれる、一、二、または三 環式ヘテロアリール基である。]、ならびに、製薬的に許容できるかまたはその 中のピラゾロテトラサイクリンを容易に分離できるものが好ましい、前記ピラゾ ロテトラサイクリンの塩、溶媒和物、および錯体、が含まれる。 本発明による化合物の別の有利な下位分類には、式Iにおいて、Rが水素また は上記した基であり、そしてR′がホルミルアミノ、メチルアミノ、イソプロピ ルアミノおよびジメチルアミノからなる群より選ばれることを特徴とするもの、 ならびにその、製薬的に許容できるかまたはその中のピラゾロテトラサイクリン を容易に分離できる塩、溶媒和物、および錯体、が含まれる。 これら後に述べた化合物のうち、式IにおいてRが水素であり、R′がジメチ ルアミノであるもの[(7−ジメチルアミノ−6−ジメチル−6−デオキシテト ラサイクリンまたはミノサイクリンの配置)]、ならびにその、製薬的に許容で きるかまたはピラゾロテトラサイクリンを容易に分離できる塩、溶媒和物、およ び錯体(塩化カルシウム二水和物との錯体が特に好ましい)を、以下、「ピラゾ ロミノサイクリン」と称する。 本発明の化合物の場合においても、以下の記載および実施例は、一般に、ピラ ゾロテトラサイクリンを参照する。実際には、これらの化合物の正しい命名は、 [9s(7aα,8aα,9α−12aα)]2a,7,7a,8,8a,9, 12,12a−オクタヒドロ(1H)ベンゾ[g]ナフタ[1,2,3−cd] インダゾール{[9S(7aα,8aα,9α−12aα)]2a,7,7a, 8,8a,9,12,12a−octahydro(1H)benzo[g]napth[1,2,3-cd]inda zole}であり、その構造(B)は次の通りである: 本発明の別の態様によれば、式II (式中、R′は前述した通りである)の、対応するテトラサイクリン、あるいは その塩または溶媒和物と、式III (式中、Rは前述した通りである)のヒドラジンとを反応させ、得られるピラゾ ロテトラサイクリンを塩基または錯体の形で単離し、必要であれば、その遊離塩 基をピラゾロテトラサイクリンの酸付加塩に変換する工程を具えることを特徴と する、ピラゾロテトラサイクリンの製造方法が提供される。 式IIのテトラサイクリン、あるいはその塩または溶媒和物と、式IIIのヒドラ ジンとの反応は、簡単かつ速い。この反応は、有機または水性有機溶媒、好まし くはアルコール系またはヒドロアルコール系、好ましくはメタノール中で起きる 。反応温度は、置換していないヒドラジン(III、R=H)を用いた場合は室温 (20〜30℃)であり、式IのRが水素以外であるピラゾロテトラサイクリン を得るため置換したヒドラジンを用いた場合は25〜90℃である。 反応は一般に1〜5時間後に終了し、得られる化合物Iは、テトラサイクリン 化学における慣用の工程、例えば、反応混合物を酸化し、水性酸性媒体中で、得 られる化合物とカルシウム塩、好ましくは塩化カルシウム二水和物とで錯体を形 成することにより単離する。 次いで、不溶なカルシウム塩を形成することの可能な有機または無機酸により カルシウムを沈殿させ、不溶なカルシウム塩を分離し、pHを約8に調整し、そ してピラゾロテトラサイクリンを塩基の形で単離することにより、所望の最終生 成物をその錯体から回収する。一般に、最終生成物の回収は、シュウ酸での処理 、シュウ酸カルシウムの除去、およびpHのアルカリ値(7.5〜9.0)への 調整によるピラゾロテトラサイクリンの単離、により行う。 最終生成物の単離はまた、カルシウム錯体を用いずに、溶媒をただ蒸発させ、 水相のpHを約8に調整することにより行うこともできる。 ピラゾロテトラサイクリン塩基は、無機または有機酸、例えば塩酸、臭化水素 酸、硫酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、または2−ナフタレン スルホン酸で処理することにより、その酸付加塩に変換してもよい。 基本構造Bを有する本発明のピラゾロテトラサイクリンは、以下の構造により 表される三種の理論的互変異性体I、I′、I″: として存在することができる。 出願人が行った研究によれば、式Iの化合物のみが薬理学的に活性であり、満 足できる結果をもたらすことが示されている。 本発明の新規なテトラサイクリンは、ある場合には親のテトラサイクリンより も優れた特性を示す抗生物質として有用である。より詳細には、式Iの化合物( R=H、R′=ジメチルアミノ)の黄色ブドウ球菌(Staphilococcus aureus、A TCC寄託番号第29737番)に対する最小阻止濃度(M.I.C.)は、ミ ノサイクリンに対してわかっている0.75mcg/mlに対して、0.4mc g/mlである。 更に、これらの新規なテトラサイクリンは、公知の親テトラサイクリンに較べ て低い毒性を有する。例えば、ピラゾロミノサイクリンのラットにおけるDL50 は、同じ条件でのミノサイクリンの値3300mg/kgに較べ、4000mg /kgを越えている。したがって、本発明の新規なピラゾロテトラサイクリンは 、投与単位当たり50〜500mgの活性成分を1日1〜4回投与する、医薬組 成物の活性成分として用いてもよい。 本発明の新規なピラゾロテトラサイクリンは、そのままかまたは通常の製薬的 担体と共に、例えばゼラチンのカプセル、錠剤、顆粒剤といった経口投与用の医 薬組成物の調製に用いてもよい。このような医薬組成物は、本発明のピラゾロテ トラサイクリンを、無水ピラゾロテトラサイクリン50〜500mgに相当する 量含んでいる。好ましい活性成分は、ピラゾロミノサイクリンか、もしくはその 製薬的に許容できる塩または溶媒和物のいずれかである。 以下の実施例は本発明を説明するものであるが、本発明を限定するものではな い。 実施例1 ミノサイクリンの塩酸塩二水和物25gの500mlメタノール溶液に、10 mlのヒドラジン水和物を加え、次いで反応混合物を撹拌下20〜25℃で3時 間放置する。その後、37%の塩酸を加えることによりpHを約1に調整し、混 合物を真空濃縮する。残留物を、塩化カルシウム二水和物4gの100ml水溶 液および37%の塩酸5mlに溶解した後、15%の水酸化ナトリウムを加える ことによりこの溶液のpHを3.5にする。得られる沈殿物を濾別、水洗し、真 空乾燥して、ピラゾロミノサイクリンと塩化カルシウム二水和物との錯体17g を得る。 純度(HPLC):96.9%。元素分析:ファウンド(Found) C=50.74%;H=5.24%;N=12.50%;Cl=9.76%;C a=2.04%。H2O(K.F.)=6.33%。 このようにして得られる錯体を、シュウ酸を含有するエタノール/水混合物に 懸濁し、次いで懸濁液のpHを約0.7に調整する。次いでディカリテ(Dicalit e(登録商標))[Dicalite;イタリア国ミラノ市コルシコ所在のユーロパ・スド・ エス・ピー・エイ(Europa Sud S.p.A.)社]を加え、pHを1.8とし、10分 間撹拌の後、混合物を濾過して透明な溶液を得る。この溶液に15%の水酸化ナ トリウムを加えてpHを約8とし、次いで沈殿を濾別により回収し、水洗、真空 乾燥して、式IVに対応するピラゾロミノサイクリン塩基13gを得る。 かくして得られる生成物をエタノールに溶解し、37%塩酸で酸化してpHを 約4としたのち、混合物を冷却し、固形分を濾別、水洗して真空乾燥する。こう して、7gの[9s−(7aα,8aα,9α,12aα)]−6,9−(ビス −ジメチルアミノ)−2a,7,7a,8,8a,9,12,12a−オクタヒ ドロ−3,10,12a−トリヒドロキシ−12−オクソ(1H)ベンゾ[g] ナフタ[1,2,3−cd]インダゾール−11−カルボキサミドの塩酸塩(ピ ラゾロミノサイクリンの塩酸塩)を得る。 1H−NMR(D2O)δ(p.p.m.):1.21(m,2H); 2.10(m,1H);2.7〜3.0(s+m,9H);3.30(s,6H );3.63(d,1H);6.93(d,J=8.8Hz,1H);7.41 (d,J=8.8Hz,1H)。 13C−NMR(D2O+HCl)δ(p.p.m.):27.5;30.7; 36.7;40.0;43.0;48.0;73.3;74.2;103.3; 116.6;116.7;119.7;121.1;130.7;133.8; 138.2;142.3;153.6;172.0;186.5;191.3。 質量スペクトル(FAB+):m/e 454 分子イオン(M+H)+;主 なフラグメント:m/e 437、419、391、348、289、259、 246、207。 実施例2 ミノサイクリンの塩酸塩二水和物20gの400(ml)メタノール溶液に、 8mlのヒドラジン水和物を加え、混合物を撹拌下20〜25℃で3時間放置し た後、真空濃縮する。残留物を水に溶解し、15%の水酸化ナトリウムを加える ことにより溶液のpHを8にした後、固形分を濾別、水洗、真空乾燥する。こう して、純度85.3%(HPLC)のピラゾロミノサイクリン塩基18gを得る 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C N,CZ,EE,FI,GE,HU,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD, MG,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,R U,SD,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ ,VN (72)発明者 レスタ,イレーネ イタリア アイ−20133 ミラノ ヴィア ヴァリスネリ 8 (72)発明者 セゲッティ,エンニオ イタリア アイ−20092 シニセッロ バ ルサーモ ヴィア サン パオロ 15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [式中、Rは、水素、置換されているかまたは置換されていない(C1−C6)の アルキル、(C2−C6)のアルケニルまたは(C2−C6)のアルキニル基、置換 されているかまたは置換されていないアリールまたはヘテロアリール基、置換さ れているかまたは置換されていないシクロアルキル、シクロアルケニルまたはシ クロアルカジエニル基であり、そしてR′は塩基性基を表す]のピラゾロテトラ サイクリン、その酸付加塩、溶媒和物、および錯体。 2.前記塩基性基が、アミノ、ジメチルアミノ、(C1−C3)のアルキルアミノ またはホルミルアミノからなる群より選ばれることを特徴とする請求項1に記載 の式Iのピラゾロテトラサイクリン。 3.R′が前記した通りであり、Rが、水素、置換されているかまたは置換され ていない(C1−C6)のアルキル、(C2−C6)のアルケニルまたは(C2−C6 )のアルキニル基;炭素原子3〜8個のシクロアルキル基;炭素原子4〜8個の シクロアルケニル基;ハロゲン、特にフッ素、塩素およびヨウ素置換基、(C1 −C3)のアルキル、(C1−C3)のアルコキシ、トリフルオロメチル、ペタフ ルオロエチル、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、メトキシまたはエトキシ カルボニル、フェニル、クロロフェニル、ブロモフェニル、フルオロフェニル、 (C1−C3)のアルコキシフェニルからなる群より選ばれる 一種またはそれ以上の置換基により置換されるかまたは置換されていないフェニ ル基;1個または2個のメトキシ基により置換されているかまたは置換されてい ないナフチル基;1H−ピロリル、1−(C1−C3)のアルキルピロリル、フリ ル、チエニル、ピリジル、オキサゾリル、1H−イミダゾリル、1−(C1−C3 )のアルキルイミダゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリミジル、ピラジ ニル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、フラザニル 、1,3,5−トリアジニル、2−、3−、4−、5−、6−および7−ベンゾ フラニルまたはベンゾチエニル、1H−または1−(C1−C3)のアルキル−2 −、3−、4−、5−、6−、7−インドリル、2−、3−、4−、5−、6− 、7−および8−キノリル、1−、3−、4−、5−、6−、7−および8−イ ソキノリル、2−ベンゾチアゾリル、キノキサリニル、フタラジニル、カルバゾ リルからなる群より選ばれる、一、二、または三環式ヘテロアリール基であるこ とを特徴とする請求項1に記載の式Iのピラゾロテトラサイクリン、その塩、溶 媒和物、および錯体。 4.Rが水素または請求項3に定義した基であり、R′がホルミルアミノ、メチ ルアミノ、イソプロピルアミノおよびジメチルアミノからなる群より選ばれるこ とを特徴とする請求項1に記載の式Iのピラゾロテトラサイクリン、その、製薬 的に許容できるかまたは前記ピラゾロテトラサイクリンを容易に分離できる塩、 溶媒和物、および錯体。 5.Rが水素であり、R′がジメチルアミノであることを特徴とする請求項1に 記載の式Iのピラゾロテトラサイクリン、その塩、溶媒和物、および錯体。 6.式IV の[9s−(7aα,8aα,9α,12aα)]−6,9−(ビス−ジメチル アミノ)−2a,7,7a,8,8a,9,12,12a−オクタヒドロ−3, 10,12a−トリヒドロキシ−12−オクソ(1H)ベンゾ[g]ナフタ[1 ,2,3−cd]インダゾール−11−カルボキサミド、ならびにその、製薬的 に許容できるかまたは前記[9s−(7aα,aα,9α,12aα)]−6, 9−(ビス−ジメチルアミノ)−2a,7,7a,8,8a,9,12,12a −オクタヒドロ−3,10,12a−トリヒドロキシ−12−オクソ(1H)ベ ンゾ[g]ナフタ[1,2,3−cd]インダゾール−11−カルボキサミドを 容易に分離できる塩、溶媒和物および錯体。 7.[9s−(7aα,8aα,9α,12aα)]−6,9−(ビス−ジメチ ルアミノ)−2a,7,7a,8,8a,9,12,12a−オクタヒドロ−3 ,10,12a−トリヒドロキシ−12−オクソ(1H)ベンゾ[g]ナフタ[ 1,2,3−cd]インダゾール−11−カルボキサミドと、塩化カルシウム二 水和物との錯体。 8.[9s−(7aα,8aα,9α,12aα)]−6,9−(ビス−ジメチ ルアミノ)−2a,7,7a,8,8a,9,12,12a−オクタヒドロ−3 ,10,12a−トリヒドロキシ−12−オクソ(1H)ベンゾ[g]ナフタ[ 1,2,3−cd]インダゾール−11−カルボキサミドの塩酸塩。 9.式II (式中、R′は請求項1に定義した通りである)の、対応するテトラサイクリン 、あるいはその塩または溶媒和物と、式III (式中、Rは請求項1に定義した通りである)のヒドラジンとを反応させる工程 を具えることを特徴とする請求項1に記載のピラゾロテトラサイクリンの製造方 法。 10.反応を、アルコール溶媒中20〜90℃の温度で、ピラゾロテトラサイク リンを錯体の形にするための塩化カルシウムの存在下で行うことを特徴とする請 求項9に記載の製造方法。 11.ピラゾロテトラサイクリンの錯体を、不溶なカルシウム塩を形成すること ができる無機または有機酸によりpH1.8で処理して、pHを約8に調整し、 そしてピラゾロテトラサイクリンを塩基として単離することを特徴とする請求項 10に記載の製造方法。 12.前記酸が、しゅう酸であることを特徴とする請求項11に記載の製造方法 。 13.投与単位当たり、請求項1に記載のピラゾロテトラサイクリンを50〜5 00mgの量、そのままかまたは製薬的担体との混合物として含有することを特 徴とする経口投与用の医薬組成物。 14.前記ピラゾロテトラサイクリンが、[9s−(7aα,8aα,9α,1 2aα)]−6,9−(ビス−ジメチルアミノ)−2a,7,7a,8,8a, 9,12,12a−オクタヒドロ−3,10,12a−トリヒドロキシ−12− オクソ(1H)ベンゾ[g]ナフタ[1,2,3−cd]インダゾール−11− カルボキサミド、もしくはその製薬的に許容できる塩、溶媒和物または錯体であ ることを特徴とする請求項13に記載の医薬組成物。 15.前記ピラゾロテトラサイクリンが、[9s−(7aα,8aα,9α,1 2aα)]−6,9−(ビス−ジメチルアミノ)−2a,7,7a,8,8a, 9,12,12a−オクタヒドロ−3,10,12a−トリヒドロキシ−12− オクソ(1H)ベンゾ[g]ナフタ[1,2,3−cd]インダゾール−11− カルボキサミドの塩酸塩であることを特徴とする請求項14に記載の医薬組成物 。
JP8526020A 1995-02-28 1996-02-27 ピラゾロテトラサイクリン Pending JPH11501022A (ja)

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