JPH11501031A - 2−ベンジル−3−アリールベンゾチオフェン - Google Patents
2−ベンジル−3−アリールベンゾチオフェンInfo
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- JPH11501031A JPH11501031A JP8526364A JP52636496A JPH11501031A JP H11501031 A JPH11501031 A JP H11501031A JP 8526364 A JP8526364 A JP 8526364A JP 52636496 A JP52636496 A JP 52636496A JP H11501031 A JPH11501031 A JP H11501031A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は2−フェニルメチル−3−[4−(2−アミノエトキシ)フェニル]−ベンゾ[b]チオフェンの誘導体を提供する。本発明はさらにこれらの誘導体を含む医薬組成物および閉経後症候群の兆候、特に骨粗鬆症、心臓血管関連病状およびエストロゲン依存性の癌の兆候を緩和するための、そのような化合物の単独でかまたはエストロゲンまたはプロゲスチンと組み合わせての使用を提供する。これらの化合物はまた、女性における子宮類線維腫疾患および子宮内膜症およびヒトにおける大動脈平滑筋細胞増殖、特に再狭搾を抑制するのに有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
2−ベンジル−3−アリールベンゾチオフェン
本発明は製薬学および有機化学の領域に関連し、閉経後症候群および子宮類線
維腫疾患(uterine fibroid disease)、子宮内膜炎および大動脈平滑筋細胞増
殖に関連する様々な医学的兆候の処置に有用である新規ベンゾチオフェン化合物
を提供する。
「閉経後症候群」なる用語は、閉経として知られる生理学的変化に差しかかっ
たかまたは完了した女性にしばしば影響を及ぼす様々な病理学的状態を記載する
ために用いられる。この用語の使用によって、多数の病状が考えられるが、閉経
後症候群の3つの主要な影響が最大の長期にわたる医学的心配の源である:骨粗
鬆症、高脂質血症のような心臓血管への影響、およびエストロゲン依存性の癌、
特に乳癌および子宮癌である。
骨粗鬆症は、様々な病因から生じる一群の疾患をいい、単位体積当たりの骨の
質量の正味の損失によって特徴付けられる。骨質量のこの損失とその結果生じる
骨折の結果、構造上十分に体を支えている骨格が衰弱する。最も一般的なタイプ
の骨粗鬆症の1つは、閉経に関連するものである。大部分の女性は、月経停止後
3年から6年以内に骨の小柱の構成部分において骨質量の約20%から約60%
を損失する。この急速な損失には、一般に骨の吸収および形成の増加を伴う。し
かしながら、骨の吸収のサイクルがより支配的であり、その結果は骨質量の正味
の減少である。骨粗鬆症は閉経後の女性にとっては一般的で深刻な病気である。
米国だけでも、これらの病気に悩まされている女性だけでも2500万人いる
と見積もられる。骨粗鬆症の結果は個人的な損害となり、またその慢性のために
大きい経済的な損失を計上し、その病気の後遺症により広範囲で長期間の介護(
入院および在宅医療での看護)を必要とする。年長の患者ほど、このことについ
ては特に確かなことである。さらに、骨粗鬆症は生命を脅かす状態であるとは一
般には考えられていないが、老人女性の20%から30%の死亡率が股関節の骨
折
に関連する。この高い死亡率のパーセントは閉経後の骨粗鬆症に関連し得る。
骨において、閉経後の骨粗鬆症の影響を最も受け易い組織は小柱である。この
組織はしばしば、海綿状のまたは網状の骨を指し、特に骨の末端近く(関節の近
く)、および脊柱の椎骨に集中している。小柱組織は、他の小柱組織と互いに相
互連結する小さな骨状の組織、並びに骨の表面および中心幹を形成するより堅く
密な皮質性の組織よって特徴づけられる。小柱のこの相互に連結した網状組織は
、外部皮質性構造を側方から支持し、構造全体にわたる生体力学的強度にとって
決定的なものである。閉経後の骨粗鬆症においては、骨の不全および骨折をもた
らすのは小柱の正味の吸収および損失である。閉経後の女性における小柱の損失
からみれば、最も一般的な骨折が、小柱の支持に大いに依存する骨、例えば椎骨
、大腿および前腕のような重量を支える骨頸に関連した骨折であるということは
意外なことではない。確かに、股関節の骨折、コリーズ(collies)骨折、およ
び脊柱の粉砕骨折は、閉経後の骨粗鬆症の際立った特質である。
現在、閉経後の骨粗鬆症の処置の唯一、一般的に受け入れられている方法は、
エストロゲン置換療法である。治療は通常はうまく行くが、患者のこの治療に対
する同意は低いものである。主として、エストロゲン療法はしばしば好ましくな
い副作用を生ずるからである。
閉経前の時期を通じて、大部分の女性は、同年齢の男性よりも心臓血管の病気
の発生率が低い。しかし、閉経後は女性の心臓血管の病気の発生率はゆっくりと
増加して男性にみられる割合に匹敵するようになる。この保護の損失は、エスト
ロゲンの損失、特に、血清脂質レベルを調節するエストロゲンの能力の損失に関
連している。血清脂質を調節するエストロゲンの能力の性質はよく理解さていな
いが、現在までのところ、エストロゲンが過剰のコレステロールを除去する肝臓
の低密度脂質(LDL)レセプターを上方調節し得ることを示す証拠はある。さ
らに、エストロゲンは、コレステロールの生合成にある影響を及ぼし、心臓血管
の健康にとって別の有益な影響を及ぼしているようである。
エストロゲン置換療法を受けている閉経後の女性は、血清脂質の濃度レベルが
閉経前にみられた濃度に戻ることが文献に報告されている。したがって、エスト
ロゲンは、この状態のための合理的な処置であるように思われよう。しかし、エ
ストロゲン置換療法の副作用は、多くの女性にとっては受け入れられないもので
あり、したがって、この療法の使用が制限される。この状態のための理想的な治
療は、エストロゲンと同様に血清脂質レベルを調節するが、副作用およびエスト
ロゲン療法に関連した危険性が全くない薬剤による治療であろう。
閉経後症候群に関連した第三の主要な病状はエストロゲン依存性の乳癌および
より低い程度でのエストロゲン依存性の他の器官の癌、特に子宮癌である。この
ような腫瘍は、閉経後の女性だけに限られるものではないが、年長の閉経後の女
性の群に一層一般的なものである。これらの癌の現在の化学療法は、例えばタモ
キシフェンのような抗エストロゲン化合物の使用に大いに依存している。このよ
うな混成アゴニスト−アンタゴニストは、これらの癌の処置において有益な効果
を有し、エストロゲンの副作用は生命が脅かされる緊急の状態においては許容で
きるものの、理想的ではない。例えば、これらの薬剤は、それらのエストロゲン
(アゴニスト)の特性のために、子宮におけるある癌細胞の群に対して刺激的影
響を及ぼすことがあり、したがって、ある場合には反対の効果を有することがあ
る。これらの癌の処置のためのより良い治療は、繁殖する組織に対してエストロ
ゲンアゴニスト特性が無視し得るかまたは全く存在しない抗エストロゲン化合物
による治療であろう。
特に、閉経後症候群の症状を緩和することが可能な新規薬剤に対する明確な必
要性に答えるべく、本発明は新規ベンゾチオフェン化合物、該化合物を含む医薬
組成物、および閉経後症候群および以下に記載するような他のエストロゲンが関
与する病状の処置のための、このような化合物の使用方法を提供する。
子宮線維症(子宮類線維腫疾患)は、子宮類線維腫疾患、子宮肥大、子宮平滑
筋腫(uterine lieomyomata)、子宮筋層肥大(myometrical hypertrophy)、線
維増多子宮(fibrosis uteri)および線維子宮筋層炎(fibrotic metritis)を
含む様々な病名で呼ばれている臨床的問題である。本質的には子宮線維症は子宮
の壁に不適当な類線維組織の沈着が存在する状態である。
この状態は女性の月経困難および不妊症の原因である。この状態の正確な原因
は、エストロゲンに対する類線維組織の不適切な応答であるという証拠が示唆さ
れていることを除けば、十分には分かってはいない。このような状態はウサギに
エストロゲンを3ヶ月間毎日投与すると起こる。モルモットは4ヶ月間の毎日の
投与でこの状態になる。さらに、ラットにおいてはエストロゲンは同様の肥大を
起こす。
子宮線維症の最も一般的な治療は、高価で、時には腹側の癒着および感染など
の合併症の原因になる外科手術が関係する。患者の中には最初の手術が一時的な
治療のみで類線維腫が再発する者もいる。このような場合、類線維腫を効果的に
止める子宮摘出を行うが、その患者は生殖能力をも失う。またゴナドトロピン放
出ホルモンアンタゴニストも投与できるが、骨粗鬆症を引き起こし得るというこ
とから使用が加減される。したがって、子宮線維症を処置するための新規の方法
が必要とされており、本発明の方法はこの要求を満足するものである。
子宮内膜炎は痛烈な痛み、子宮内膜塊内または腹膜腔内への出血を伴う深刻な
月経困難の状態であり、しばしば不妊症につながる。この状態の症状の原因は、
正常なホルモン制御に不適切に応答し、不適切な組織に存在する異所性の子宮内
膜の成長であるとみられる。不適切な位置での子宮内膜の成長のために、組織は
局所的な炎症性様の応答を開始し、疼痛応答の開始に至るカスケード様の事象を
引き起こすと思われる。この疾患の厳密な病因はよくわかっておらず、ホルモン
治療による処置も様々で、十分には明らかにされておらず、多くの望ましくない
、そしておそらくは危険な副作用に注意しなければならない。
この疾患の処置法の1つは、低用量のエストロゲンを用い、中枢のゴナドトロ
ピン放出への負のフィードバック効果を通して子宮内膜の増殖を抑制し、次いで
、卵巣のエストロゲン生産を抑制することである;しかし、該症状のコントロー
ルのためにエストロゲンの継続的使用が必要な場合がある。このようなエストロ
ゲンの使用はしばしば望ましくない副作用を招き、子宮内膜癌の危険性さえ招く
ことがある。
もう1つの処置は、卵巣のエストロゲン生成を抑制することによって無月経を
誘導するプロゲスチンの継続的投与からなるが、子宮内膜の成長の退行を起こす
ことある。長期間のプロゲスチン治療の使用は、しばしばプロゲスチンの不快な
CNS副作用を伴い、卵巣の機能の抑制のために不妊症につながることが多い。
第三の処置は、子宮内膜炎をコントロールするのに効果的な、弱いアンドロゲ
ンの投与からなる;しかし、アンドロゲンは深刻な男性化を引き起こす。子宮内
膜炎のためのこれら処置のいくつかは、継続的な治療によって軽度の骨損失を引
き起こすことにも関係してくる。従って、子宮内膜炎の新規の治療の方法が望ま
れる。
大動脈平滑筋細胞の増殖は、アテローム性動脈硬化症および再狭窄などの疾患
において重要な役割を果たしている。経皮経管冠動脈形成(PTCA)後の血管
の再狭窄は、初期および後期に特徴的な組織の応答であると示されている。PT
CA後数時間〜数日の初期が、血管攣縮を伴う血栓症に起因する一方、後期は大
動脈平滑筋細胞の過度の増殖および移動によって支配されるようである。この疾
患において、細胞運動性の増加およびこのような筋細胞およびマクロファージに
よる集落形成が重要な病因になっている。血管の大動脈平滑筋の過度の増殖およ
び移動がPTCA、アテローム切除術(atherectomy)、レーザー血管形成術、
および動脈バイパス移植手術後の、冠状動脈の再閉塞の主要な機構であろう(“
Intimal Proliferation of Smooth Muscle Cells as an Explanation for
Recurrent Coronary Artery Stenosis after Percutaneous Translumina
l Coronary Angioplasty"、オースチン(Austin)ら、Journal of the Ame rican College of Cardiology
、8:369〜375(1985年8月)を参
照)。
経皮経管冠状動脈形成(PTCA)、アテローム切除術、レーザー血管形成術
および動脈バイパス移植手術などによる動脈遮断の外科的介入後に血管再狭窄が
主要な長期間の合併症として存続する。PTCAを受けた患者の約35%は術後
、3〜6ヶ月以内に再閉塞が起こる。血管再狭窄の処置のために現在用いられて
いる方法には、ステントなどの器具による機械的介入、またはヘパリン、低分子
量ヘパリン、クマリン、アスピリン、魚油、カルシウムアンタゴニスト、ステロ
イド類、プロスタサイクリンを含む薬理学的治療が含まれる。これらの方法は再
閉
塞率を抑制できず、血管再狭窄の治療および予防に効果がない(“Prevention
of Restenosis after Percutaneous Transluminal Coronary Angioplasty
:The Serch for a ‘Magic Bullet'"、Hermansら、American Heart Jo urnal
、122:171〜187(1991年7月)を参照)。
再狭窄の病因においては、血液内および損傷した動脈管壁内で細胞成分によっ
てつくられる、血管再狭窄における平滑筋の増殖を媒介する成長因子の結果とし
て、過度の細胞増殖および移動が起こる。
大動脈平滑筋細胞の増殖および/または移動を阻害する薬剤は、再狭窄の治療
および予防に有用である。本発明は大動脈平滑筋細胞増殖阻害剤としての、従っ
て再狭窄の阻害剤としての化合物の使用を提供する。
本発明は式I
式中、R1は水素、ヒドロキシ保護基またはメチルであり;
R2およびR3は独立してC1−C6アルキルであるか、またはそれらが結合して
いる窒素と共にピロリジノ、ヘキサメチレンイミノ、モルホリノおよびピペリジ
ノからなる群から選択される複素環を形成する;
Zは臭素、塩素、フッ素、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシまたは水素であ
る
で示される化合物およびその製薬学的に許容し得る塩およびその溶媒和物に関す
る。
本発明はさらに、式Iの化合物を含有し、場合によりエストロゲンまたはプロ
ゲスチンを含有する医薬組成物および閉経後症候群特に骨粗鬆症、心臓血管に関
係する病状およびエストロゲン依存性の癌の阻害のための該化合物の単独での使
用またはエストロゲンまたはプロゲスチンとの組合せての使用に関する。本明細
書で使用する「エストロゲン」なる語は、エストロゲン活性を有する化合物、例
えば、17β−エストラジオール、エストロン、コンジュゲートしたエストロゲ
7β−エチニルエストラジオールなどのステロイド化合物を含む。本明細書で使
用する「プロゲスチン」なる語は、プロゲステロン活性を有する化合物、例えば
、プロゲステロン、ノルエチノドレル、ノルゲストレル、メゲストロールアセテ
ート、ノルエチンドロンなどの化合物を含む。
本明細書の化合物はまた、女性における子宮線維症および子宮内膜炎およびヒ
トにおける動脈平滑筋細胞増殖、特に再狭搾を抑制するのに有用である。
また、新規な中間体をも提供する。
本発明の一つの態様には、式I
式中、R1は水素、ヒドロキシ保護基またはメチルであり;
R2およびR3は独立してC1−C6アルキルであるか、またはそれらが結合して
いる窒素と共にピロリジノ、ヘキサメチレンイミノ、モルホリノおよびピペリジ
ノからなる群から選択される複素環を形成する;
Zは臭素、塩素、フッ素、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシまたは水素であ
る
で示される化合物およびその製薬学的に許容し得る塩およびその溶媒和物に関す
る。
本発明はまた、式(XIII)
式中、R1aは、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシまたはメトキシであり;
Z'は臭素、塩素、フッ素、水素、ヒドロキシまたは保護されたヒドロキシで
あり;および
R4はヒドロキシ、保護されたヒドロキシまたは下記式の基
[式中、R2およびR3は独立してC1−C6アルキルであるか、またはそれらが
結合している窒素と共にピロリジノ、ヘキサメチレンイミノ、モルホリノおよび
ピペリジノからなる群から選択される複素環を形成する]である;
で示される化合物およびその製薬学的に許容し得る塩およびその溶媒和物をも含
む。
本明細書中の化合物の記載において使用される一般的な用語は、それらの通常
の意味を有する。例えば、「C1−C6アルキル」は、炭素原子1〜6の直鎖のま
たは分枝した脂肪族鎖を意味し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、n−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシル、イソヘキシルなどが
含まれる。
本発明の化合物は公知の方法によって製造される。例えば、下記式である3−
ケト化合物は
式(III)
を有するアリールリチウムブロミド(またはアリールマグネシウムブロミド)と
反応させてよい。該反応はテトラヒドロフランまたはエーテルなどの不活性溶媒
中で行うのが望ましい。その反応産物をエタノール中で塩酸と共に加熱すること
によって脱水する。
該反応の産物を塩酸塩として直接単離するかまたは塩基性化(basification)
を用いて、遊離塩基として単離する。さらに、該遊離塩基を酸付加塩を提供する
ためにさらなる塩の形成を用いる。
式(II)の化合物は、式(IV)の対応する化合物
を室温で、パラジウムまたは酸化プラチナなどの触媒の存在下で脱水することに
より製造する。該反応に適する溶媒はアルコールおよび酢酸エチルを含む。
合成の他の例は、式(V)の化合物
とマグネシウムブロミドエーテレートを反応させ、水素化リチウムアルミニウム
で処理するものである。式(IV)の化合物を式(III)を有するアリールリチウ
ムブロミド(またはアリールマグネシウムブロミド)で処理することにより式(
V)の化合物を製造する。
式(IV)の化合物を米国特許第5,354,861号に開示されるのと類似の
やり方で製造する。式(IV)の3−ケト−ベンゾチオフェン化合物
を塩酸の触媒量中で適当なアルデヒドと縮合する。
他の製造方法にはジョーンズ(Jones)ら、米国特許第4,075,227号(
参照のため本明細書に包含する)に記載される類似の方法を用いることが含まれ
る。
式VIIのチオール
[式中、R1aは保護されたヒドロキシである]を、式(VIII)
[式中R4は保護されたヒドロキシであり、Yはハロである]のα−ハロアセ
トフェノンと反応させ、式(IX)の化合物
を製造する。化合物IXはアリールスルホン酸、アルカンスルホン酸、硫酸、ポ
リリン酸などの酸の存在下で閉環して、式(X)
を形成する。ついで化合物Xを塩化アルミニウムなどのフリーデル−クラフツ触
媒の存在下で式(XI)の塩化ベンゾイル
[式中、Z'はZまたは保護されたヒドロキシである]と反応させて、
を製造する。ついで化合物XIIをジエチルエーテル、THF、ジオキサンなどの
適当な溶媒中におく。その後、化合物XIIを水素化リチウムアルイミニウム(L
AH)などの還元剤と窒素などの不活性ガスの下で反応させる。使用する還元剤
の量は、カルボニルを還元して式(XIII)のカルビノール
とするのに十分な量である。この中間体は新規であり、ならびにR4が
である場合またはR1aもまたヒドロキシまたは保護されたヒドロキシである場合
、Z'もまたヒドロキシであり、R4もまたヒドロキシである。その後、化合物X
IIIをさらに還元して2−メチレン結合を提供する。これは化合物XIIIを適切な
溶媒中で、不活性ガスの下で冷却して行う。これに適当なトリアルキルシラン還
元剤を加えて、好ましくはトリエチルシリルを加え、ついで塩酸、トリフルオロ
酢酸などのかなり強いプロトン酸を加える。適当な溶媒には、ジクロロメタン、
1,2ジクロロエテンおよびクロロベンゼンが含まれる。この反応のための温度
は−5℃〜約20℃の間である。R1および/またはZがヒドロキシである場合
、R1aおよびZ'は該反応の間保護されたヒドロキシであり、ついで該ヒドロキ
シ保護基は既知の方法により除去される。
R4を
に変換するため、メチレンに還元する前または後に任意の他のヒドロキシが保護
されているべきであり、ついで該化合物(任意の保護されたヒドロキシを有する
XIIIまたはI)を水酸化ナトリウムなどの中程度に強い塩基と式
の化合物[Qは臭素または塩素などのハロである]の存在下で反応させる。
上記に適切であるヒドロキシ保護基は公知である。好ましいヒドロキシ保護基
にはC1−C4アルキルが含まれる。例えば、バーキン(Barkin)、「プロテク
ティブ・グループス・イン・オーガニック・ケミストリー」(“Protective G
roups in Organic Chrmistry”)、マッコーミー(J.G.W.McOmie)編
、プレナム・プレス(Plenum Press)、ニューヨーク、ニューヨーク、197
3、第2章およびグリーン(Greene)、「プロテクティブ・グループス・イン
・オーガニック・シンセシス」(“Protective Groups in Organic Synthes
is")、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ(John Wily and Sons)、ニュー
ヨーク、ニューヨーク、1981、第7章、参照のため本明細書に包含する。
以下の実施例は本発明を不当に限定することなく本明細書に記載される本発明
を説明することを意図するものである。
実施例 1
2−(p−クロロベンジル−3−[p−(2−ジメチルアミノエトキシ)
フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン
THF中のn−ブチルリチウム(5.27ml、7.80ミリモル)を−78℃で
THF(5ml)中の4−[2−ジメチルアミノエトキシ]フェニルブロミド(1
.90g、7.80ミリモル)の溶液に滴下添加する。−78℃で30分間撹拌し
た後、その混合液にTHF中の2−(p−クロロベンジル)−6−メトキシ−3
−ケト−(2H)ベンゾチオフェン(1.58g、5.20ミリモル)を滴下添加
する。その混合液を−78℃で1時間撹拌し、ついで室温にまであたためる。1
8時間撹拌した後、飽和塩化アンモニウムで停止させ、ついでTHFを蒸発させ
る。その残渣を酢酸エチル(30ml)中に溶かし、塩化ナトリウム(2×20ml
)で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸マグネシウム)、ついで溶媒を蒸発させる。そ
の残渣をフラッシュクロマトグラフィー(溶剤、ジクロロメタン:ヘキサン:ト
リエチルアミン=1:1:0.2)によって精製する。特徴付けせずにそのアル
コールを脱水する。乾燥塩化水素ガスで飽和させたメタノール(0.40ml)の
溶液をナトリウム乾燥したエーテル(40ml)中に溶かした第三級アルコールに
加える。その化合物を形成し、ついで濾過し、ついでエタノールから再結晶させ
て標記化合物の塩酸塩を得る。
実施例2
2−(p−クロロベンジル)−3−[p−(2−(1−ピロリジノ)エトキシ)
フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン
乾燥THF(50ml)中の4−[2−(1−ピロリジノ)エトキシ]フェニル
ブロミド(1.41g、5.20ミリモル)を無酸素の窒素雰囲気下で乾燥三つ口
丸底フラスコ中でマグネシウム末(312mg、13.0ミリモル)に加え、その
混合物をゆっくりした還流下で維持する。1,2−ジブロモメタン(0.22ml、
2.60ミリモル)を1/2時間かけて滴下添加する。その混合物をマグネシウ
ムがほとんど消費されるまで(ca.1/2時間)ゆっくり加熱する。THF(5
0ml)中の2−(p−クロロベンジル)−6−メトキシ−3−ケト−(2H)ベ
ンゾチオフェン(792mg、2.60ミリモル)を0℃でその混合物に滴下添加
する。その反応混合物を室温にまで暖め、ついで18時間還流する。冷却した混
合物を飽和塩化アンモニウム(30ml)で停止させ、ジクロロメタン(3×40
ml)で抽出し、水で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、ついで溶媒を蒸
発させる。その残渣をエタノール(25ml)中の濃塩酸(2ml)で脱水させる。
その混合物を2時間還流し、エタノールを除去する。ついで10%水酸化ナトリ
ウム(20ml)で塩基性にし、ついでジクロロメタン(3×40ml)で抽出する
。そのジクロロメタン抽出物を水(3×20ml)で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸
ナトリウム)、ついで溶媒を蒸発させる。(ジクロロメタン:ヘキサン:トリエ
チルアミン=1:2:0.3)で溶出し、粗製標記化合物を得て、メタノールか
ら再結晶して標記化合物を得る。乾燥塩化水素ガスを10分間遊離塩基のエーテ
ル溶液に通して泡立て、ついで0℃に冷却する。沈澱したその塩酸塩をポンプに
て濾去し、エーテルで濯ぎ、ついでイソプロパノールから再結晶させて塩酸塩を
得る。
実施例 3
2−(p−クロロベンジル)−3−[p−(2−(1−ピペリジノ)エトキシ)
フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン
THF中のn−ブチルリチウム(5.27ml、7.80ミリモル)を−78℃で
THF(5ml)中の4−[2−(1−ピペリジノ)エトキシ]フェニルブロミド
(1.45g、7.80ミリモル)の溶液に滴下添加する。−78℃で30分間撹
拌した後、−78℃でその混合液にTHF中の2−(p−クロロベンジル)−6
−メトキシ−3−ケト−(2H)ベンゾチオフェン(1.58g、5.20ミリモ
ル)を滴下添加する。その混合液を−78℃で1時間撹拌する。該液を室温にま
であたためる。18時間撹拌した後、飽和塩化アンモニウムで停止させ、ついで
THFを蒸発させる。その残渣を酢酸エチル(30ml)中に溶かし、塩化ナトリ
ウム(2×20ml)で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸マグネシウム)、ついで溶媒
を蒸発させる。その物質をフラッシュクロマトグラフィー(溶剤、ジクロロメタ
ン:ヘキサン:トリエチルアミン=1:1:0.2)によって精製した後、乾燥
塩化水素ガスで飽和させたメタノール(0.40ml)の溶液をナトリウム乾燥し
たエーテル(40ml)中に溶かした物質に加える。その反応混合物を室温で1/
2時間撹拌する。沈澱物が形成され、ついで濾過し、ついでエタノールから再結
晶させて標記化合物の塩酸塩を得る。
実施例 4
2−(p−クロロベンジル)−3−[p−(2−(1−モルホリノ)エトキシ)
フェニル−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン
(a)n−ブチルリチウム(1.56M溶液の1.41ml、2.2ミリモル)を
−78℃でTHF(5ml)中の4−[2−(1−モルホリノ)エトキシ]フェニ
ルブロミド(630mg、2.2ミリモル)の溶液に滴下添加する。−78℃で3
0分間撹拌した後、−78℃でその混合液にTHF(2ml)中の2−(p−クロ
ロベンジル)−6−メトキシ−3−ケト−(2H)ベンゾチオフェン(609mg
、2.0ミリモル)を滴下添加する。その混合液を室温にまであたためる。18
時間撹拌した後、飽和塩化アンモニウムで停止させ、THFを蒸発させて、エタ
ノール(10ml)中の濃塩酸(2ml)で脱水してアルコールを得る。その混合液
を2時間還流し、エタノールを除去する。ついで10%水酸化ナトリウム(20
ml)で塩基性にし、ついでジクロロメタン(3×40ml)で抽出する。
そのジクロロメタン抽出物を水(3×20ml)で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸
マグネシウム)、ついで溶媒を蒸発させる。ついでその物質を(ジクロロメタン
:ヘキサン:トリエチルアミン=1:2:0.3)で溶出する。乾燥塩化水素ガ
スを10分間泡立てる。標記化合物の塩酸塩をイソプロパノールから再結晶させ
た後、標記化合物の塩酸塩を得る。
(b)マグネシウムブロミドエテレート(0.194g、0.75ミリモル)を
室温で無酸素の窒素雰囲気下で双頭フラスコ中の20ml エーテルに溶かす。1
時間撹拌後、エーテル(10ml)中の2−(p−クロロフェニルメチレン)−3
−[p−(2−1−モロホリノ)エトキシ)フェニル]−6−メトキシ−2,3
−ジヒドロベンゾ[b]チオフェン−3−オール(0.255g、0.5ミリモル
)をその混合物に滴下添加する。4時間撹拌した後、LiAlH4(0.076g、
2.
0ミリモル)を上記反応混合物に加える。その反応混合物を室温で一夜放置する
。一夜撹拌した後、酢酸エチルを水素の遊離がなくなるまで滴下添加する。上記
混合物を水、ついで食塩水(2×20ml)で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリ
ウム)、ついで溶媒を蒸発させ、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかける。
(クロロホルム:ヘキサン:トリエチルアミン=1:1:0.2)で溶出して標
記化合物を得る。
実施例 5
2−(p−クロロフェニルメチレン)−3−[p−(2−(1−モルホリノ)
エトキシ)フェニル]−6−メトキシ−2,3−ジヒドロベンゾ
[b]チオフェン−3−オール
n−ブチルリチウム(1.28M溶液の2.87ml、3.68ミリモル)を−7
8℃で窒素雰囲気下でTHF(10ml)中の4−[2−(1−モルホリノ)エト
キシ]フェニルブロミド(0.80mg、3.67ミリモル)の溶液に滴下添加する
。−78℃で1時間撹拌した後、−78℃でその混合液にTHF中の2−(p−
クロロベンジリデン)−6−メトキシ−3−ケト−ベンゾチオフェン(1.06
g、3.50ミリモル)を滴下添加する。その混合液を室温で一夜放置する。飽
和塩化アンモニウムで停止させ、THFを蒸発させて、酢酸エチル(2×20ml
)で抽出する。その酢酸エチル抽出物を水、ついで食塩水(2×20ml)で洗浄
して、乾燥させ(無水硫酸マグネシウム)、その溶媒を蒸発させてシリカゲル上
でクロマトグラフィーにかける。(クロロホルム:ヘキサン:トリエチルアミン
=1:1:0.2)で溶出し、標記化合物を得る。
実施例 6
2−(p−フルオロベンジル)−3−[p−(2−ジエチルアミノエトキシ)
フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン
実施例4bに続く実施例5の方法を2−(p−フルオロベンジル)−3−[p
−(2−ジエチルアミノエトキシ)フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]チオ
フェンの製造に使用する。使用した反応物の具体的なグラム比率は同様であり、
制限することを意図しているものではなく、当業者に公知の常法で理想的な化学
量論的比率の周囲に分散することができる。
実施例 7
2−(p−フルオロベンジル)−3−[p−(2−(1−ピロリジノ)エトキシ
)フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン
実施例4bに続く実施例5の方法を2−(p−フルオロベンジル)−3−[p
−(2−(1−ピロリジノ)エトキシ)フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]
チオフェンの製造に使用する。
実施例 8
2−(p−フルオロベンジル)−3−[p−(2−(1−ピペリジノ)エトキシ
)フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン
実施例4bに続く実施例5の方法を2−(p−フルオロベンジル)−3−[p
−(2−(1−ピペリジノ)エトキシ)フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]
チオフェンの製造に使用する。
実施例 9
2−(p−フルオロベンジル)−3−[p−(2−(1−モルホリノ)エトキシ
)フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン
実施例4bに続く実施例5の方法を2−(p−フルオロベンジル)−3−[p
−(2−(1−モルホリノ)エトキシ)フェニル]−6−メトキシベンゾ[b]
チオフェンの製造に使用する。
実施例 10
2−(p−メトキシフェニル)−3−[p−(2−(1−ピペリデニル)
エトキシ)フェニル]−6−メトキシベンズ[b]チオフェン
実施例4bに続く実施例5の方法を2−(p−メトキシフェニル)−3−[p
−(2−(1−ピペリデニル)エトキシ)フェニル]−6−メトキシベンズ[b
]チオフェンの製造に使用する。
式(I)の化合物の遊離塩基型は本発明の方法において使用することができる
が、製薬学上許容し得る塩の形態を製造して使用することが好ましい。従って、
本発明の方法に使用される化合物は、主として、広範囲の有機および無機の酸と
の製薬学的に許容し得る酸付加塩を形成し、製薬化学においてしばしば使用され
る生理学的に許容し得る塩を含む。このような塩もまた、本発明の一部を構成す
る。このような塩の形成に使用される典型的な無機の酸には、塩酸、臭化水素酸
、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸、次リン酸などが含まれる。脂肪族のモノ
およびジタルボン酸、フェニル置換されたアルカン酸、ヒドロキシアルカン酸お
よびヒドロキシアルカン二酸、芳香族の酸、脂肪族および芳香族のスルホン酸な
どの有機の酸から誘導される塩もまた使用し得る。従って、このような製薬学的
に許容し得る塩には酢酸塩、フェニル酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、アクリル酸
塩、アスコルビン酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、
ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、o−アセトキ
シ安息香酸塩、ナフタレン−2−安息香酸塩、臭化物、イソ酪酸塩、フェニル酪
酸塩、β−ヒドロキシ酪酸塩、ブチン−1,4−二酸塩、ヘキシン−1,4−二酸
塩、カプリン酸塩、カプリル酸塩、塩化物、ケイ皮酸塩、クエン酸塩、ギ酸塩、
フマル酸塩、グリコール酸塩、ヘプタン酸塩、馬尿酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、
マレイン酸塩、ヒドロキシマレイン酸塩、マロン酸塩、マンデル酸塩、メシラー
ト、ニコチン酸塩、イソニコチン酸塩、硝酸塩、シュウ酸塩、フタル酸塩、テレ
フタル酸塩、リン酸塩、リン酸一水素塩、リン酸二水素塩、メタリン酸塩、ピロ
リン酸塩、プロピオル酸塩、プロピオン酸塩、フェニルプロピオン酸塩、サリチ
ル酸塩、セバシン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、ピロ硫
酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−ブロ
モフェニルスルホン酸塩、クロロベンゼンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、
2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフタレン−1−ス
ルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、キシ
レンスルホン酸塩、酒石酸塩などが含まれる。好ましい塩は塩酸塩である。
製薬学的に許容し得る酸付加塩は、典型的には式Iの化合物を等モルまたは過
剰量の酸と反応させることによって形成する。反応成分は一般に、ジエチルエー
テルまたは酢酸エチルなどの相互溶媒中で混合する。塩は普通、約1時間から1
0日以内に溶液から沈殿し、濾過によって分離するかまたは慣用の方法によって
溶媒を除去し得る。
製薬学的に許容し得る酸付加塩は一般的に該塩が由来する化合物に比較して増
強された溶解度の特性を有し、従って、しばしば液体または乳剤として製剤化さ
れる。
以下の実施例はさらに本発明の化合物の製造を説明する。該実施例は以下の例
の任意の理由に従って範囲を限定することを意図したものではない。
試験方法
一般的な製造方法
方法を説明した実施例において、閉経後症候群のモデルを使用するが、その際
、循環する脂質への多様な処置の効果を決定した。
75日齢の雌スプラーグ・ドーレィ(Sprague Dawley)ラット(体重の範囲
200〜225g)をチャールズ・リバー・ラボラトリーズ(Charles River
Laboratories)(ポーテージ(Portage)、ミシガン)から得た。その動物を
両側卵巣摘出(OVX)するかまたはチャールズ・リバー・ラボラトリーズにて
疑似外科手術(Sham surgical procedure)を受けさせ、ついで1週間後に送り
出す。到着後すぐにそれらは1つのカゴあたり3または4匹のグループにて金属
製の携帯カゴで飼育し、任意に食物に近付くことができるように(カルシウム含
有が約0.5%)し、1週間に1度水を与える。室温を22.2℃±1.7℃で最
少の相対湿度が40%であるように維持する。室内の光周期は12時間明るくし
て12時間暗くするものである。投与方法組織収集
馴化期間である1週間の後(ゆえに、OVX後から2週間)に試験化合物を毎
日投与することを開始する。17−αエチニルエストラジオールまたは該試験化
合物を特記しない限りは、1% カルボキシメチルセルロース中の懸濁液または
20% シクロデキストリンに溶かして経口投与する。動物に4日間毎日投与す
る。投与方法に従って、動物の体重を測定い、ケタミンにて麻酔する:キシラジ
ン(2:1、V:V)混合物および血液サンプルを心臓穿刺によって採取する。
ついで動物をCO2で窒息死させ、その子宮を正中切開(midline incision)に
より除去し、湿った子宮重量を決定する。コレステロール分析
血液サンプルを室温で2時間凝固させ、血清を3000rpmで10分間遠心し
て得る。血清コレストロールをベーリンガー・マンハイム・ダイアグノスティッ
クス・ハイ・パフォーマンス・コレステロール・アッセイ(Boehringer Mannh
eim Diagnostics high performance cholesterol assay)を用いて決定する。
簡単には、コレステロールを酸化させてコレスト−4−エン−3−オンおよび過
酸化水素に酸化する。ついで過酸化水素をペルオキシダーゼの存在下でフェノー
ルおよび4−アミノフェナゾンと反応させて、分光計で500nmの赤いp−キノ
ンイミンダイを製造する。ついでコレステロール濃度を標準曲線に対して算出す
る。全アッセイをバイオメク・オートメーテッド・ワークステーション(Biome
k Automated Workstation)を用いて自動化する。子宮エオシノフィルペルオキシダーゼ(EPO)アッセイ
子宮を酵素分析の時刻まで4℃で維持する。ついでその子宮を0.005%の
Triton X−100を含む50mM トリスバッファー(pH−8.0)の50容
量にてホモジナイズする。0.01%の過酸化水素およびトリスバッファー中の
10mM O−フェニレンンジアミン(最終濃度)を加えてすぐに、吸光度の増加
が1分間に450nmでモニターされる。子宮中のエオソノフィリスの存在は化合
物のエストロゲン活性の指標である。15秒間のその最大速度を最初の反応曲線
の直線部位にわたって決定する。化合物の源
17α−エチニルエストラジオールをシグマ・ケミカル・コ(Sigma Chemic
al Co.)、セントルイス、ミズーリから得る。骨粗鬆症試験方法
一般的な製造方法に従って、下記、ラットを35日間処理(処置グループ当た
り6ラット)し、ついで36日目に二酸化炭素により窒息死させる。35日間は
骨密度における最大の減少を可能にするのに十分であり、本明細書に記載される
ように測定する。屠殺時に、子宮を除去し、外部組織を切除し、ついで完全な卵
巣摘出術に伴うエストロゲン欠乏症を確認するために湿重量を決定する前に液体
内容物を排出させる。子宮の重量は通常通り、卵巣摘出術に応じて約75%減少
する。ついで子宮を10% 中性緩衝ホルマリン中に静置して続いて組織学的分
析を行う。
右の大腿骨を切り出して、産生したX−線でディジタイズし、画像分析プログ
ラム(image analysis program)(NIHイメージ)によって遠位の骨幹端で分
析する。これらの動物からの脛骨の近位面もまた定量的に計算した断層写真によ
ってスキャニングする。
上記の手法に従って、本発明の化合物および20% ヒドロキシプロピル β−
シクロデキストリン中のエチニルエストラジオール(EE2)を試験動物に経口
投与する。MCF−7増殖アッセイ
MCF−7胸腺癌細胞(ATCC HTB 22)を10%(V/V)ウシ胎児
血清(FBS)、L−グルタミン(2mM)、ピルビン酸ナトリウム(1mM)
、HEPES{N−[2−ヒドロキシエチル]ピペラジン−N'−[2−エタン
スルホン酸]10mM}、非必須アミノ酸およびウシインシュリン(1μg/ml
)を添加したMEM(最小必須培地、フェノールレッドーフリー,シグマ,セン
トルイス,ミズーリ州)(保存培地)中で保存する。分析の10日前、MCF−
7細胞を、10%FBSの代わりに、10%のデキストランコートされた木炭で
ストリップしたウシ胎児血清(DCC−FBS)を添加した保存培地(分析培地
)と交換し、中に蓄えられているステロイドを放出させる。MCF−7細胞を、
10mM HEPESおよび2mM EDTAを添加した細胞分離培地(Ca/M
gを含まないHBSS(フェノールレッド−フリー))を用いて保存フラスコか
ら取り出す。細胞を分析培地で2回洗浄し、80,000細胞/mlに調整する。
約100μl(細胞数8,000)を平底マイクロカルチャーウェル(コスター
(Costar)3596)に加え、5%CO2の湿潤インキュベーター中、37℃で
48時間インキュベートして、細胞を移植後に接着させ平衡させる。分析培地中
で、薬剤または希釈剤対照としてのDMSOの連続希釈をし、50μlを3つの
マイクロカルチャーに移した後、50μlの分析培地を加えて最終の体積を20
0μlにする。さらに37℃で5%CO2の湿潤インキュベーター中で48時間イ
ンキュベートした後、マイクロカルチャーに三重水素を含むチミジン(1μCi
/ウェル)でパルスを4時間送る。培養細胞を−70℃で24時間凍結すること
で終了し、解凍し、スケイトロン・セミオートマティック・セル・ハーベスター
(Skatron Semiautomatic Cell Harvester)を用いてマイクロカルチャーを
回収することにより終了させる。サンプルを、液体シンチレーションによってウ
ォーラック・ベータプレイスβカウンター(Wallac Beta Place βcounter)
を用いて計測する。DMBA−誘発性乳癌阻害
エストロゲン依存性の乳癌をハーラン・インダストリーズ(Harlan Industr
ies)(インディアナポリス,インディアナ州)から購入した雌性スプラーグ・
ドーレィラット中に発生させる。約55日齢でラットに7,12−ジメチルベン
ズ[a]アントラセン(DMBA)20mgを1回経口投与する。DMBA投与
から約6週間後に、1週間毎に乳腺を触診し腫瘍の出現を診る。1つまたはそれ
以上の腫瘍が現れたら、各腫瘍の最長と最短の直径をメートル法のカリパスで測
定して測定値を記録し、実験のためにラットを選択する。腫瘍の平均の大きさが
試験群の間で等しく分布するように処置群および対照群の種々の腫瘍の大きさを
均一に分布させる。各実験の対照群および処置群は5から9匹の動物を含む。
式Iの化合物を2%アラビアゴム中での腹腔内注射投与かまたは経口投与のい
ずれかで投与する。経口投与される化合物は、0.2mlのコーン油中に溶解させ
るかまたは懸濁させる。アラビアゴムおよびコーン油の対照処置を含む各処置は
、各ラットに毎日1回投与することにより行う。最初の腫瘍を測定し、試験用ラ
ットを選択した後、前記の方法によって1週間毎に腫瘍を測定する。動物の処置
および測定は3から5週間続け、腫瘍の最終的な領域を決定する。各化合物およ
び対照処置について平均の腫瘍領域の変化を測定する。子宮線維症試験方法 アッセイ1
子宮線維症にかかっていると診断されている3から20人の女性に本発明の化
合物を投与する。投与された化合物の量は1日当たり0.1〜1000mg/日
であり、投与期間は3カ月である。
その女性は投与期間中観察され、投与を終えてから3カ月後まで子宮線維症へ
の効果を観察する。アッセイ2
投与期間が6カ月ということを除いては試験1においてと同様の手順が使用さ
れる。アッセイ3
投与期間が1年ということを除いては試験1においてと同様の手順が使用され
る。アッセイ4
A.モルモットにおける類線維腫の誘発
長期的なエストロゲン刺激を用いて性的に成熟した雌性のモルモットにおいて
平滑筋腫を誘発する。動物に1週間に3−5回、2−4カ月間かまたは腫瘍が生
じるまでの間、エストラジオールを注射によって投与する。本発明の化合物また
はビヒクルからなる処置を3−16週間、毎日投与し、ついで動物を死亡させ、
ついで子宮を採取し、ついで腫瘍の退行の分析をする。
B.ヌードマウスにおけるヒト腫瘍組織の移植
ヒト平滑筋腫から採取した組織を、性的に成熟した雌性ヌードマウスの腹腔お
よびまたは子宮筋層へ移植する。移植片の成育を促進するために外因エストロゲ
ンを与える。いくつかの場合には、採取した腫瘍細胞を移植の前にイン・ビトロ
で培養する。本発明の化合物またはビヒクルからなる処置を3−16週間胃洗浄
により1日1回投与し、移植片を除去し、ついで増殖または退行を測定する。屠
殺時に子宮を採取し、その器官の状態を査定する。アッセイ5
ヒト子宮類線維腫からの組織を採取し、第1次非形質転換培養物としてイン・
ビトロで維持する。外科的標本を滅菌したメッシュまたはふるいを通して押し出
すかまたは周辺組織から別に分離して単一細胞懸濁物を製造する。細胞を10%
血清および抗生物質を含む培地中で維持する。エストロゲンの存在下および不
在下で増殖率を測定する。補体要素C3の産生およびその増殖因子および増殖ホ
ルモンへの応答能力をアッセイする。イン・ビトロ培養物をプロゲスチン、Gn
RH、本発明の化合物およびビヒクルで処理して増殖応答をアッセイする。ステ
ロイドホルモン受容体のレベルを1週間ごとに評価して、重要な細胞特性がイン
・ビトロで維持されるかどうかを決定する。5−25人の患者からの組織を利用
する。
上記の試験の少なくとも1つの活性は本発明の化合物が子宮線維疾患の処置が
可能であることを示している。子宮内膜炎試験手順
試験1および2において本発明の化合物の14日および21日投与の移植され
た子宮内膜組織の増殖に及ぼす効果を試験する。アッセイ1
12〜30匹の成熟CD系雌性ラットを試験動物として使用する。それらを同
数の3つの群に分ける。すべての動物の発情期をモニターする。発情前期の日で
、外科手術を各雌に行う。各群の雌性ラットは左側の子宮角(uterine horn)を
除去し、小さい四角形に切り分け、その四角形を腸間膜血流近隣の様々な部位で
ゆるく縫合する。さらに、第2群の雌は卵巣を摘出している。
手術の翌日に、第1群の動物および第2群の動物に14日間水を腹腔内注射す
る一方、第3群の動物に同期間体重1kg当たり本発明の化合物の1.0mgの腹腔
内注射を受けさせる。処置14日後、各雌を屠殺し、応用可能である子宮内膜移
植物、副腎、残存している子宮および卵巣を摘出し、組織学的試験のために準備
する。その卵巣および副腎の重量を測定する。アッセイ2
12〜30匹の成熟CD系雌性ラットを試験動物として使用する。それらを同
数の2つの群に分ける。すべての動物の発情期をモニターする。発情前期の日で
、外科手術を各雌に行う。各群の雌性ラットは左側の子宮角を除去し、小さい四
角形に切り分け、その四角形を腸間膜血流近隣の様々な部位でゆるく縫合する。
術後約50日後、第1群にあてられた動物に21日間腹腔内注射する一方、第
3群の動物に同期間体重1kg当たり本発明の化合物の1.0mgの腹腔内注射を受
けさせる。処置21日後、各雌を屠殺し、子宮内膜移植物、副腎を摘出し、重量
を測定する。その移植物を増殖の指標として測定する。発情期をモニターする。アッセイ3
A.子宮内膜炎の外科的誘発
子宮内膜組織のオートグラフィーを使用してラットおよび/またはウサギの子
宮内膜炎を誘発する。生殖成熟に達している雌に両側の卵巣摘出を受けさせ、つ
いでエストロゲンを外から補うことにより特異的および一定のホルモンレベルを
提供する。同系移植した子宮内膜組織を5〜150匹の動物の腹腔中に移植し、
ついでエストロゲンを補って移植された組織の増殖を誘発する。本発明の化合物
からなる処置を3−16週間胃洗浄により1日1回補い、移植片を除去し、つい
で増殖または退行を測定する。屠殺時に子宮の正常角を採取して子宮内膜炎の状
態を査定する。
B.ヌードマウスにおけるヒト子宮内膜炎組織の移植
ヒト子宮内膜平滑筋から採取した組織を、性的に成熟し、去勢した雌性ヌード
マウスの腹腔へ移植する。移植片の成育を促進するために外因エストロゲンを与
える。いくつかの場合には、採取した子宮内膜細胞を移植の前にイン・ビトロで
培養する。本発明の化合物またはビヒクルからなる処置を3−16週間胃洗浄に
より1日1回投与し、移植片を除去し、ついで増殖または退行を測定する。屠殺
時に子宮を採取し、正常子宮内膜の状態を査定する。アッセイ4
A.ヒト子宮内膜傷害からの組織を採取し、第1次非形質転換培養物としてイン
・
ビトロで維持する。外科的標本を滅菌したメッシュまたはふるいを通して押し出
すかまたは周辺組織から別に分離して単一細胞懸濁物を製造する。細胞を10%
血清および抗生物質を含む培地中で維持する。エストロゲンの存在下および不
在下で増殖率を測定する。補体要素C3の産生およびその増殖因子および増殖ホ
ルモンへの応答能力をアッセイする。イン・ビトロ培養物をプロゲスチン、Gn
RH、本発明の要素およびビヒクルで処理して増殖応答を評価する。ステロイド
ホルモン受容体のレベルを重要な細胞特性がイン・ビトロで維持されるかどうか
を決定するように軽く評価する。5−25人の患者からの組織を利用する。
上記のアッセイのいずれにおける活性も本発明の化合物が子宮内膜炎の処置に
有用であることを示す。大動脈平滑筋細胞増殖/再狭搾の抑制試験手順
本発明の化合物は大動脈平滑筋細胞増殖を抑制する能力を有する。これはウサ
ギ大動脈由来の培養平滑筋細胞を使用することによって証明することができ、増
殖についてはDNA合成の測定によって決定することができる。ロス(Ross)
細胞をロス(Ross)、J.of Cell Bio.50:172(1971)に記載さ
れる移植方法により得る。細胞を96ウェルマイクロタイタープレートに5日間
播種する。その培養物を合流(confluent)させ、増殖を阻害する。ついでその
細胞を0.5−2%の血小板の少ない血漿、2mM L−グルタミン、100U/m
lペニシリン、100mg/ml ストレプトマイシン、1mC/ml 3H−チミジン、
20ng/ml 血小板由来増殖因子および多様な濃度の本発明の化合物を含むダル
ベッコ改変イーグル培地(Dulbecco's Modified Eagles Medium、(DME
M))に移す。その化合物の保存溶液をジメチルスルホキシド中で製造し、つい
で適切な濃度(0.01〜30mM)に上記アッセイ培地中で希釈する。ついで細
胞を37℃、5% CO2/95% 空気の下で24時間インキュベートする。2
4時間の終了時に、その細胞をメタノールで固定する。ついで3HチミジンのD
NAへの取り込みをボニン(Bonin)ら、Exp.Cell Res.181:475−
482(1989)中に記載されるようにシンチレーションカウンティングによ
って測定する。
本発明の化合物による大動脈平滑筋細胞増殖の抑制をさらに指数関数的に増殖
する細胞への効果を測定することによって証明する。ウサギ大動脈細胞からの平
滑筋細胞を10% ウシ胎児血清、2mM L−グルタミン、100U/ml ペニシ
リンおよび100mg/ml ストレプトマイシンを含むDMEM中で12ウェル組
織培養プレート中に播種する。24時間後、その細胞を接着させ、ついでその培
地を10% ウシ胎児血清、2mM L−グルタミン、100U/ml ペニシリン、
100mg/ml ストレプトマイシン、および望ましい濃度の本発明の化合物を含
むDMEMに変える。細胞を4日間増殖させる。細胞をトリプシン処理し、つい
で各培養物中の細胞数をZM−クルターカウンター(ZM−Coulter counter)
を用いてカウントして決定する。
上記のアッセイのいずれにおける活性も本発明の化合物が再狭搾の処置に有用
であることを示す。
本発明はまた、女性における閉経後症候群を緩和する方法であって、式Iの化
合物を用いた前記方法およびさらにエストロゲンまたはプロゲスチンの有効量を
投与することを含む方法をもまた提供する。これらの処置は特に骨粗鬆症の処置
および血清コレステロールを低下させるのに有効である。というのは患者が各薬
剤の利点を受ている間、本発明の化合物はエストロゲンおよびプロゲスチンの望
ましくない副作用を抑制するからである。閉経後症候群試験の任意におけるこれ
らの組み合わせた処置の活性、下記は、組み合わせた処置が女性における閉経後
症候群の症状を緩和するのに有用であること示す。
エストロゲンおよびプロゲスチンの様々な形態が市販で入手可能である。エス
トロゲンをベースとする薬剤には、例えばエチニルエストロゲン(0.01〜0.
3mg/日)、メストラノーノレ(0.05〜0.15mg/日)、およびプレマリ
ような結合型エストロゲンホルモンが含まれる。プロゲスチンをベースとする薬
等のメドロキシプロゲステロン、ノルエチルノドレル(1.0〜10.0mg/日
)、およびノルエチンドロン(0.5〜2.0mg/日)が含まれる。エストロゲ
ンを
ベースとする好ましい化合物はプレマリンであり、ノルエチルノドレルおよびノ
ルエチンドロンは、プロゲスチンをベースとする好ましい薬剤である。
各エストロゲンおよびプロゲスチンをベースとする薬剤の投与の方法は、当業
者に公知の方法と一致する。本発明の方法の多数に関しては、式Iの化合物を1
日1−3回持続的に投与する。しかしながら、臨床的処置は特に、子宮内膜炎の
処置に有用であるかまたはその疾患の痛みの発作の間急性で使用してよい。再狭
搾の場合には、血管形成などの医学手順後短期間(1−6カ月)に限られてよい
。
本明細書で使用する「有効量」とは、本明細書に記載した多様な病状の兆候を
緩和することができる本発明の量を意味する。本発明により投与された化合物の
具体的な用量は勿論、例えば投与された化合物、投与経路、患者の状態、ついで
処置される病状などを含む周囲の特定の環境によって決定されるであろう。典型
的な1日の投与量は本発明の化合物の約5mg〜約600mg/日からの非毒性投与
レベルを含む。好ましい1日投与量は一般的に約15mg〜約80mg/日の間であ
る。
本発明の化合物は経口、経直腸、経皮、皮下、静脈内、筋肉内および鼻腔内を
含む多様な経路によって投与することができる。これらの化合物は投与する前に
製剤することが好ましく、その選択は担当医によって決定されるであろう。従っ
て、本発明の他の態様は式Iの化合物、または製薬学的に許容し得るその塩、任
意にエストロゲンおよびプロゲスチンの有効量を含む、および製薬学的に許容し
得る担体、希釈剤または賦形剤を含む医薬組成物である。
そのような製剤中の総活性成分はその製剤の0.1%〜99.9重量%を含む。
「製薬学的に許容し得る」とは、担体、希釈剤、賦形剤および塩が製剤の他の成
分と適合しなければならず、その受容者に有害であってはならないことを意味す
る。
本発明の医薬製剤は当該技術分野においてよく知られている手法および簡単に
利用できる成分を用いて製造することができる。例えば、式Iの化合物は、エス
トロゲンまたはプロゲスチンとともにかまたはなしに、一般的な賦形剤、希釈剤
、または担体と共に製剤化することができ、錠剤、カプセル剤、懸濁剤、散剤な
ど
に形成することができる。このような製剤に適当な賦形剤、希釈剤および担体の
例には次のものが含まれる:デンプン、糖類、マンニトールおよびケイ酸誘導体
などの賦形剤および展開剤、カルボキシメチルセルロースおよび他のセルロース
誘導体、アルギン酸塩、ゼラチンおよびポリビニル−ピロリドンなどの結合剤、
グリセリンなどの湿潤剤、寒天、炭酸カルシウムおよび重炭酸ナトリウムなどの
崩壊剤、パラフィンなどの溶出遅延剤、第四級アンモニウム化合物などの吸収促
進剤、セチルアルコール、グリセリンモノステアラートなどの界面活性剤、カオ
リンおよびベントナイトなどの吸着担体、タルク、ステアリン酸カルシウムおよ
びステアリン酸マグネシウム、および固体のポリエチレングリコールなどの滑沢
剤。
化合物はまた、エリキシル剤または経口投与に便利な溶液または非経口投与、
例えば、筋肉内、皮下または静脈内注射などに適している溶液として製剤化する
こともできる。さらに、その化合物は徐放性の剤形の製剤によく適合する。製剤
は、唯一または好ましくは生理学的な特定部分において、できるだけ一定期間活
性成分を放出するように構成することもできる。例えば、高分子物質またはワッ
クス類から製造し得る、コーティング、薬袋および保護マトリックスが作られる
。
式Iの化合物は、単独または本発明の薬剤と組合せて一般的に便利な製剤にて
投与されるであろう。以下の製剤例は単に説明するものであって、本発明の範囲
を制限することを意図するものではない。
製剤
以下の製剤において、「活性成分」とは、式Iの化合物、またはその塩または
その溶媒和物を意味する。製剤1
:ゼラチンカプセル
硬ゼラチンカプセルを以下を用いて製造する。
上記製剤は与えられた穏当な変化に応じて変更してよい。
錠剤の製剤は以下の内容を用いて製造する。製剤2
:錠剤
成分を混合して圧縮して錠剤を成形する。
あるいはまた、活性成分を各々2.5−1000mg含む錠剤を、以下のように
して製造する。製剤3
:錠剤
活性成分、デンプンおよびセルロースをNo.45メッシュU.S.篩にかけて完
全に混合する。その結果得られた粉末とポリビニニルピロリドン溶液とを混合し
た後、これをNo.14メッシュU.S.篩にかける。このようにして製造した顆粒
を50℃〜60℃で乾燥し、No.18メッシュU.S.篩にかける。ついであらか
じめNo.60U.S.篩にかけておいたカルボキシメチルデンプンナトリウム、ス
テアリン酸マグネシウム、およびタルクを顆粒に加え、混合した後、これを打錠
機で圧縮して錠剤を得る。
5ml用量につき、活性成分を各々0.1−1000mg含む懸濁液剤を以下のよ
うにして製造する。製剤4
:懸濁液剤
薬物をNo.45メッシュU.S.の篩にかけ、カルボキシメチルセルロースナト
リウムおよびシロップと混合して、滑らかなペーストとする。安息香酸溶液、香
料、および着色料を少量の水で希釈して、撹拌しながら加える。ついで、十分に
水を加え所望の容量とする。
以下の成分を含むエアロゾル溶液を製造する。製剤5
:エアロゾル剤
活性成分をエタノールと混合し、この混合物を一部のプロペラント22に加え
、−30℃に冷却して充填機に移す。次いで必要量をステンレススチールの容器
に入れて残りのプロペラントで希釈する。次にバルブユニットをこの容器に取り
付ける。
坐剤は以下のようにして製剤する。製剤例6
:坐剤
活性成分をNo.60メッシュU.S.篩にかけ、必要最少限の熱を用いてあらか
じめ融点に加熱した飽和脂肪酸グリセリドに懸濁する。ついでその混合物をわず
か2gの容量である坐剤用の型に入れ、冷却する。
静脈内製剤を以下のようにして製剤する。製剤例
7:静脈注射液
上記成分の溶液を1分間に1mlの速度で患者に静脈内投与する。製剤例8
:コンビネーションカプセルI
製剤例9:コンビネーションカプセルII
製剤例10:コンビネーション錠剤
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(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
A61K 31/535 ACV A61K 31/535 ACV
ADN ADN
(81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG,
CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T
D,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,UG
),AL,AM,AU,AZ,BB,BG,BR,BY
,CA,CN,CZ,EE,FI,GE,HU,IS,
JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,L
S,LT,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX
,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,SG,SI,
SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U
Z,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.式I 式中、R1は水素、ヒドロキシ保護基またはメチルであり; R2およびR3は独立してC1−C6アルキルであるか、またはそれらが結合して いる窒素と共にピロリジノ、ヘキサメチレンイミノ、モルホリノおよびピペリジ ノからなる群から選択される複素環を形成する; Zは臭素、塩素、フッ素、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシまたは水素であ る で示される化合物およびその製薬学的に許容し得る塩およびその溶媒和物。 2.Zがヒドロキシである請求項1に記載の化合物。 3.Zが塩素、臭素、フッ素または水素である請求項1に記載の化合物。 4.R2およびR3がそれらが結合している窒素と共にピペリジノを形成する請求 項1に記載の化合物。 5.請求項1に記載の化合物またはその製薬学的に許容し得る塩および場合によ りエストロゲンまたはプロゲスチンの有効量を製薬学的に許容し得る担体、希釈 剤または賦形剤と組み合わせて含有する医薬組成物。 6.処置を必要としている女性に請求項1に記載の化合物の有効量またはその製 薬学的に許容し得る塩を投与することからなる閉経後症候群の兆候を緩和する方 法。 7.該閉経後症候群の病状が骨粗鬆鬆症である請求項6に記載の方法。 8.該閉経後症候群の病状が心臓血管疾患に関連するものである請求項6に記載 の方法。 9.該心臓血管疾患が高脂血症である請求項8に記載の方法。 10.処置を必要としている女性に請求項1に記載の化合物の有効量またはその 製薬学的に許容し得る塩を投与することからなる子宮類線維腫疾患を抑制する方 法。 11.処置を必要としている女性に請求項1に記載の化合物の有効量またはその 製薬学的に許容し得る塩を投与することからなる子宮内膜症を抑制する方法。 12.処置を必要としているヒトに請求項1に記載の化合物の有効量またはその 製薬学的に許容し得る塩を投与することからなる大動脈平滑筋細胞増殖を抑制す る方法。 13.処置を必要としているヒトに請求項1に記載の化合物の有効量またはその 製薬学的に許容し得る塩を投与することからなる再狭搾を抑制する方法。 14.式IX 式中、R1aは保護されたヒドロキシまたはヒドロキシであり; Z'は臭素、塩素、フッ素、水素、ヒドロキシまたは保護されたヒドロキシで あり;および R4はヒドロキシ、保護されたヒドロキシまたは下式の基 式中、R2およびR3は独立してC1−C6アルキルであるか、またはそれらが結 合している窒素と共にピロリジノ、ヘキサメチレンイミノ、モルホリノおよびピ ペリジノからなる群から選択される複素環を形成する; で示される化合物およびその塩およびその溶媒和物。
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