JPH11511470A - アゾメチンおよびα−ハロアセトアニリドの製造プロセス - Google Patents

アゾメチンおよびα−ハロアセトアニリドの製造プロセス

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JPH11511470A JP9512480A JP51248097A JPH11511470A JP H11511470 A JPH11511470 A JP H11511470A JP 9512480 A JP9512480 A JP 9512480A JP 51248097 A JP51248097 A JP 51248097A JP H11511470 A JPH11511470 A JP H11511470A
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Abstract

(57)【要約】 芳香族アゾメチンを、アニリンとホルムアルデヒド供給源とを連続的に反応させ、連続的にエバポレートして残存する反応水を除去することにより製造する。このアゾメチン生成物は、連続的プロセスまたはバッチプロセスのいずれかで、ハロアセチル化試薬とさらに反応され得、そして必要に応じて脂肪族アルコールとさらに反応させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】 アゾメチンおよびα-ハロアセトアニリドの製造プロセス 背景および先行技術 本発明は、アニリンとホルムアルデヒドの供給源(source)(本明細書の以下 に記載される)との反応によるアゾメチンの製造に関する。本発明はまた、アニ リンとホルムアルデヒド供給源との反応によりアゾメチンを形成し、このアゾメ チンとハロゲン化アシルとの反応により(N,N-二置換ハロアセトアニリドが最終 生成物である場合、適切な試薬(例えば、アルコール)とのさらなる反応により )、アニリンからハロアセトアニリドを製造するための改善されたプロセスに関 する。 一般に、この様式のハロアセトアニリドの製造プロセスは、米国特許第3,630, 716号;同第3,637,847号;同第4,097,262号;および同第5,399,759号に記載され ている。 後者の特許(the latter patent)は特に、触媒量の塩基の存在下において、 アニリンと、ホルムアルデヒド供給源(この特許において、「ホルムアルデヒド -アルコール複合体」と呼ぶ;これは、パラホルムアルデヒドと1個〜4個の炭 素原子を有する脂肪族アルコールの約0.25モル当量〜約3モル当量とを接触させ ることにより製造される)とを反応させることによりアゾメチンおよび最終的に α-ハロアセトアニリドを製造するプロセスを記載している。この特許に記載さ れるプロセスはバッチプロセスであり、そして、最終的にα-ハロアセトアニリ ドの生成をもたらすいくつかの工程は、別々のリアクターまたは反応装置のいず れかで行われ得るか、あるいは「ワンポット」操作(すなわち、全ての工程が単 一のリアクター中で行われる)でさえも行われ得る。 米国特許第5,399,759号に記載されるプロセスは、ホルムアルデヒド供給源と アニリンとのより速い反応、パラホルムアルデヒドの昇華および装置への堆積な どの従来の問題なしにパラホルムアルデヒドをこのプロセスの供給物(feed)と して使用することを可能にしたことなど、先行技術に対する多くの利点を提供す る。しかし、これらのプロセスには未だに改善の余地がある。 例えば、反応水(water of reaction)を除去する方法において改善がなされ 得る。この特許に開示されるように、水は、共沸蒸留により反応生成物から除去 される。好ましくは、蒸留は、一連の反応のほとんどの間、連続的に実施され、 反応そのものが開始した直後に開始される。しかし、反応を完結させるために、 反応水の完全な除去が望まれ、そして、たとえ実際に完全に除去されるとしても 、この様式による蒸留は、全ての水を除去するのに極めて長い時間がかかる。 さらに、アゾメチン製造の工程において、物質の反応時間または滞留時間(re sidence time)を最短にすることが所望される。なぜなら、望ましくない長い滞 留時間は、生成物の分解を引き起こし得るからである。 発明の要旨 本発明は、以下を包含する: アニリンとホルムアルデヒド供給源との反応により芳香族アゾメチンを製造す るプロセスであって、このホルムアルデヒドは、触媒量の塩基の存在下において 、パラホルムアルデヒドと1個〜4個の炭素原子を有する脂肪族アルコールの約 0.25モル当量〜約3モル当量とを接触させることにより製造される生成物の形態 で供給され、そしてこのプロセスは、(a)上記反応を連続的に実施する工程;お よび(b)上記反応混合物から、反応水を連続的にエバポレートする工程;を包含 することを特徴とする。 発明の詳細な説明 アゾメチンの製造およびα-ハロアセトアニリドの最終的な製造の両方を包含 する全プロセスは、米国特許第5,399,759号に記載され、その開示は本明細書中 で参考として援用される。一般に、この特許は、アゾメチンおよび最終的にα- ハロアセトアニリドを製造するためのバッチプロセスを記載する。アゾメチン工 程において、以下に記載のように供給されるホルムアルデヒドの反応性形態を、 アニリンと反応させてアゾメチンを製造する。 アニリンは、一般的に以下の式を有する: ここで、Rは、水素、あるいはホルムアルデヒドと比較的非反応性である1つ以 上の置換基(特に、アルキル、アルコキシ、またはハロゲン)であり;nは、一 般に、0〜5の値であり、好ましくは、0、1、2、または3である。除草性の アニリドまたはハロアセトアニリドは、1つ以上のこのような置換基をオルト位 に有するアニリンからしばしば調製される。除草性のアニリドまたはハロアセト アニリドを最終的に調製するのに使用される場合、このプロセスのためのいくつ かの代表的な出発アニリンには、2,6-ジメチルアニリン、2,6-ジエチルアニリン 、2-メチル-6-エチルアニリン、2-メチル-6-tert-ブチルアニリン、2-tert-ブチ ル-6-ハロアニリン、2,4-ジメチルアニリン、2-tert-ブチル-5,6-ジメチルアニ リン、2,6-ジメチル-3,4,5-トリクロロアニリン、2-メチルアニリン、2-エチル アニリン、2-メトキシアニリン、および2-エトキシアニリンが挙げられる。 反応生成物は、主にアゾメチンおよび水であり、種々の副生成物または不純物 を伴う。 ホルムアルデヒド供給源は、触媒量の塩基の存在下で、固体のパラホルムアル デヒドと、1個〜4個の炭素原子を有する脂肪族アルコールの約0.25モル当量〜 約3モル当量とを接触させることにより製造される生成物の形態で供給される。 接触工程は、別々の装置中で行われても、アゾメチン製造用の主要なリアクター 中で行われてもよく、一般に、約85℃〜95℃の温度にて行われる。不活性溶媒( 例えばキシレンのような芳香族溶媒)が存在し得るが、これは必ずというわけで はない。 使用される塩基は、アルカリ金属の水酸化物、アルコキシド、カーボネート、 またはオキシド、あるいは第3級アミンのような有機塩基または無機塩基であり 得、第3級アミンが好ましい。この技術のための代表的な触媒には、水酸化ナト リウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、トリアルキルアミン(例えば 、トリメチルアミン、トリエチルアミン、およびトリ-n-ブチルアミン)、およ びヘテロ環式アミン(ピリジン、N-アルキルピペリジンおよびN-ピロリジン(例 えば、N-エチルピペリジンおよびN-メチルピロリジン)を含む)、テトラ-アル キルグアニジン、ならびに融合二環式アミン(例えば、1,8-ジアザビシクロ(5, 4,0)ウンデク-7-エンおよび1,5-ジアザビシクロ(4,3,0)ノン-5-エン)が挙げ られる。塩基性触媒は、一般に、ホルムアルデヒドを基準として、約0.01モル当 量〜約1モル当量、好ましくは0.01モル当量〜約0.05モル当量の量で用いられる 。 アゾメチン製造工程は、溶媒の還流温度にて水と共沸物を形成する炭化水素溶 媒の存在下で行われ得る。代表的な溶媒には、芳香族溶媒(例えば、ベンゼン、 トルエン、およびキシレン)ならびに脂肪族および環式脂肪族の溶媒(例えば、 n-ヘキサン、n-ヘプタン、およびシクロヘキサン)が挙げられる。溶媒に依存し て、反応混合物の還流温度は、約80℃〜約140℃の範囲にある。好ましくは、反 応温度は80℃〜約100℃の間である。 あるいは、本発明の実施において、反応は溶媒を使用することなく行われ得る 。 アゾメチンの製造プロセスが、除草性ハロアセトアニリドを製造するための多 段階プロセスにおける最初の工程である場合、最終生成物(代表的には、α-ハ ロアセトアニリド、あるいはより一般的にはα-クロロアセトアニリドと呼ばれ る)は、以下の一般式を有する: ここで、Rおよびnは上記の通りであり;Xはハロゲン(通常はクロロまたはブ ロモであり、そして最も一般的にはクロロである)であり、そしてR1は、除草 性化合物の成分として記載された多くの置換基のいずれかであり、それらの最も 一般的なものは、種々のアルキル基およびアルコキシアルキル基である傾向があ る。他の置換基は、例えば米国特許第4,097,262号に記載されている。 当然のことながら、水は、アゾメチン製造反応の生成物であり、水の除去は反 応を完結させるために必要である。従来は、反応の間または反応の完結が明らか になった後のいずれかにおいて、蒸留により水を除去していた。しかし、バッチ プロセスでのアゾメチン製造反応の実施は、これまでに用いられた水の除去手段 を伴うが、完全に満足できるものではないことが明らかになった。反応時間また は滞留時間が過度に長くなり、従って生成物が分解する可能性のリスクをもたら すことがある。さらに、反応混合物から残存量の水を除去するのは難しいことが 明らかになった。 本発明によれば、アゾメチン製造工程は、バッチプロセスではなく連続的に行 われ、そして、反応水は、以下により詳細に記載される連続的なエバポレーショ ンにより除去される。 以下は、本発明の多くの実施態様の一般的な説明である。 第1の実施態様では、アニリンとホルムアルデヒド-アルコール複合体を含有 するアゾメチン反応混合物(必要に応じて溶媒の存在下で)を混合し、加熱し、 そして1つまたは一連のいくつかのダウンフローフラッデッドエバポレーター( downflow flooded evaporator)内に供給する。このシステムの作動温度は、一 般に約75℃〜105℃であり、そして圧力は約0.200bar〜0.400bar(150mmHg〜300m mHg)である。供給混合物をエバポレーターの上部から導入して、蒸気との向流 接触(countercurrent contact)を確立する。アゾメチン生成物を、一連のエバ ポレーターの最後のエバポレーターの下部から回収し、そして、新たな量のホル ムアルデヒド-アルコール複合体を調製するために、留出物を再循環させる。 第2の実施態様では、アゾメチン製造工程は、2つ以上の一連の連続アップフ ローエバポレーター(upflow evaporator)中で行われ、温度は約75℃〜115℃で あり、そして圧力は約0.400bar〜1.013bar(300mmHg〜760mmHg)である。この実 施態様において、反応混合物をエバポレーターの下部から供給し、液体および蒸 気の並流フロー(co-current flow)を各エバポレーター中で確立させる。次い で、一連のエバポレーターの最後のエバポレーターの上部からの液体を、フォー リングフィルムエバポレーター(falling film evaporator)またはダウンフロ ーフラッデッドエバポレーターに供給して、残存する水を除去し、そして反応を 完結させる。 第3の実施態様において、アゾメチン製造を、ダウンフローフラッデッドエバ ポレーター中または連続アップフローエバポレーター中のいずれかで行い得る。 残存する水は、1つ以上のエバポレーター(これらは各々、2つの部分(フォー リングフィルム部である上部およびフラッデッド(flooded)である下部)から なる)において反応混合物から除去される。この実施態様において、蒸気の大部 分は、各エバポレーターのフォーリングフィルム部において除去される。各エバ ポレーターの下部のフラッデッド部は、反応を完結させるためのさらなる滞留時 間を提供する。上部において蒸気のほとんどが除去されると、下部のフラッデッ ド部において放出される蒸気の量は、エバポレーターを流体力学的に安定な状態 に保つのに十分に少なくなる。 第4の実施態様において、アゾメチン製造工程は、1つ以上の連続的撹拌タン クリアクター中で行われる。次いで、反応生成物を、95℃〜139℃の温度および0 .267bar〜1.013bar(200mmHg〜760mmHg)の圧力で作動する1つ以上のフォーリ ングフィルムエバポレーターおよび/または75℃〜105℃の温度および0.200bar〜 0.400bar(150mmHg〜300mmHg)の圧力で作動する1つ以上のフラッデッドダウン フローエバポレーターに通す。 上記実施態様のいずれかにおいて、1つまたは複数のエバポレーターは、充填 カラムであり得る。このようなエバポレーターの使用は、僅かに長い反応混合物 の滞留時間およびより多くの蒸気-液体接触をもたらし得る。充填カラムがダウ ンフローエバポレーターである場合、その充填は、エバポレーターの流体力学的 安定性を増大させ、そして熱伝達および物質移動の効率を改善する。多くの場合 、より長い滞留時間は、生成物の分解をもたらし得るので望ましくないが、より 良好な熱伝達および/または物質移動の効率を得るためにはある程度許容され得 る。 アゾメチン製造工程から残存する水を除去するのに使用されるエバポレーター は、最も好ましくは、液体と蒸気との向流接触を伴う。 さらに、上記実施態様における任意のエバポレーターがまた、不活性気体(例 えば、窒素)または不活性な濃縮可能な蒸気(例えば、キシレン)をエバポレー ターの下部にスパージング(sparging)させるための条件を伴い得る。キシレン をスパージング蒸気として用いた場合、これは、このプロセスにおける下降流の キシレン溶媒(xylene solvent downstream)を回収し、そして再循環させるこ とにより得られ得る。 本発明のさらなる実施態様では、上記した水の除去の後、アゾメチン生成物を 2つの追加工程にてα-ハロアセトアニリドに転化する。ここで、追加工程の一 方または両方は、連続的に行われる。 第2の工程において、アゾメチンを、適切な溶媒中でハロアセチル化試薬(通 常はクロロアセチルクロライドである)と反応させる。これは、2-ハロまたはα -ハロ(好ましくはクロロ)N-ハロメチル(好ましくはクロロメチル)アセトア ニリドを生成し、これは以下の式を有する: ここで、Xはハロ(通常、クロロまたはブロモである)であり、そしてR1はハ ロメチル(クロロメチルまたはブロモメチル)である。このタイプのハロアセト アニリドは、除草剤として米国特許第3,630,716号および同第3,637,847号に記載 されている。 この工程は、アゾメチンおよびハロアセチル化剤を、単一または一連の連続撹 拌タンクリアクター中に連続的に供給することにより行われ得る。これらは、大 気圧下において、室温〜約80℃の範囲の温度で作動される。あるいは、アゾメチ ンおよびハロアセチル化剤を、プラグフローリアクター(plug flow reactor) またはポンプリアクターのいずれかの中に連続的に供給する。 最終工程において、N-ハロアセチル生成物を適切な脂肪族アルコールと反応さ せて、上記の式Iを有するN-アルコキシアルキル-α-ハロアセトアニリドを製造 する。この工程もまた、例えば大気圧下において室温〜約80℃の温度で作動され る1つまたは一連の連続的なタンクリアクター中で、連続的に行われる。一連の リアクターの最後のリアクターからの生成物を、塩基(例えば、アンモニア、ト リエチルアミン、またはトリ-(n-ブチル)アミン)と接触させ、次いで、貯蔵タ ンクまたはさらなる連続撹拌タンクリアクターに移して滞留時間をより長くし、 そして反応を完結させる。 本発明の実施について、α-ハロアセトアニリドの製造における全ての3つの 段階は、必ずしも連続的に行われなくともよいことに留意するべきである。全て の3つの段階が連続的に行われるのは、最も好ましい実施態様のみである。先行 技術のように、第1の段階(すなわち、アゾメチン製造工程)のみが連続的に行 われ、かつ第2および第3の段階がバッチプロセスとして行われたとしても、こ のプロセスは満足なものであり得る。あるいは、このプロセスの第1の段階およ び第2の段階が連続的に行われ、そして簡便であり得るように、第3の段階がバ ッチプロセスで行われ得る。 第1の段階および必要に応じてそれに続く段階を連続的に行うことの利点は、 より小さい(従って、より安価な)リアクターを使用することの可能性および上 記した他の利点を含む。 本発明を、以下の実施例によりさらに例示する。 実施例1 本実施例は、ダウンフローフラッデッド管状エバポレーターを用いる、2-メチ ル-6-エチル-N-エトキシメチル-2-クロロアセトアニリドの芳香族アゾメチン中 間体を製造するための2工程連続プロセスの実施を例示する。 リアクター/エバポレーターは、5mmガラスビーズで充填された、1.1cm(7/1 6インチ)の内径を有する、83.8cm(33インチ)の長さの304ステンレス鋼カラム からなり、管内において一定の液体レベルを制御し維持するためのオーバーヘッ ド凝縮器(overhead condenser)およびシールレッグ(seal leg)を備えた。管 の上部の温度を75℃〜90℃に維持し、そして管の下部の温度を80℃〜100℃に維 持した。 ホルムアルデヒド-エタノール複合体の供給物(supply)を、20モル(920g) のエタノールおよび0.6モル(61g)のトリエチルアミンを混合し、続いて20モル (659g)のパラホルムアルデヒドのプリル(91%)を導入し、そして透明な溶液 が形成するまで、得られたスラリーを89℃〜90℃で加熱還流することによって調 製した。 アゾメチンリアクターへの供給物は、以下の組成を有した: 供給物を0.78g/分〜3.25g/分の範囲の速度で119時間(中断された)の間連続 的にポンプで供給し、12分〜47分の範囲の保持時間を得た。エバポレーター中の 反応を、蒸気との向流接触により、水を蒸発させるために絶対的な0.133bar〜0. 400bar(100mmHg〜300mmHg)の真空下で実施し、アゾメチンの反応を完結させた 。 アゾメチン生成物を、種々の温度および圧力条件下で回収した。次いで、サン プルを誘導体化の手順により2-メチル-6-エチル-N-エトキシメチル-2-クロロア セトアニリド生成物に転化した。まず、クロロアセチルクロライドを用いて、室 温条件にて、N-クロロメチル-α-クロロアセトアニリドを形成した。次いで、ク ロロアセトアニリドを、12モル当量の無水エタノールと15分間反応させた;次い で、気体アンモニアを添加して、pHを8〜9にし、2-メチル-6-エチル-N-エトキ シメチル-2-クロロアセトアニリド生成物への転化を完結させた。粗生成物を、 ガスクロマトグラフィーにより分析した。このアゾメチンは、高品質の生成物を 製造し、そして、表1に要約される結果に示されるように、2-メチル-6-エチル- N-エトキシメチル-2-クロロアセトアニリドへの比較的高い転化率(95%〜97% の範囲の試験結果(assay)を有する)をもたらす。 実施例2 ホルムアルデヒド-エタノール複合体を製造するために、1363.8リットル(300 ガロン)リアクターに、136.08kg(300ポンド)の95%パラホルムアルデヒド(9 .5ポンドモル)、198.22kg(437ポンド)のエタノール(9.5ポンドモル)、およ び8.62kg(19ポンド)(0.19ポンドモル)のトリエチルアミンを仕込んだ。混合 物を66℃に加熱し、次いで、400.07kg(882ポンド)の98%2,6-メチルエチルア ニリン(6.4ポンドモル)を仕込んだ。混合物を88℃で2時間、加熱還流し、次 いで大気圧下で蒸留して、生成した水の一部を除去した。リアクターの温度が9 5℃に達したとき、蒸留を停止した。 混合物を冷却し、そして227.3リットル(50ガロン)の撹拌タンクおよびプレ ヒータを通して、フォーリングフィルムエバポレーター(これは、7.6cm(3イ ンチ)の内径および487cm(16インチ)の長さを有する、被覆されたステンレス 鋼パイプからなる)内に供給した。蒸気(主に水、エタノール、およびホルムア ルデヒド誘導体)をオーバーヘッドで濃縮し、そして受器に集めた。エバポレー ターの下部からの液体を、アゾメチン生成物として集めた。 エバポレーターを、0.029bar〜0.031bar(22mmHg〜23mmHg)の真空下で、125 ℃〜128℃の範囲の下部温度で、6.5時間作動させた。エバポレーターへの供給流 は、0.28gpm〜0.52gpmの間で変化した。 評価の目的のために、アゾメチンとクロロアセチルクロライドとを反応させて N-クロロメチル-2-クロロアセトアニリドを作製し、次いでこの化合物を、米国 特許第5,399,759号に記載の手順に従ってエタノールと反応させることにより、 アゾメチン生成物から採取したサンプルを、2-メチル-6-エチル-N-エトキシメチ ル-2-クロロアセトアニリドに転化した。このエトキシメチルアセトアニリド生 成物の純度は、95%〜98%の範囲内にあることが見出された。 実施例3 本実施例は、リアクター中の供給混合物を大気圧下で110℃まで蒸留して、バ ルクの反応水を除去した以外は、実施例2と同様の条件下で行った。 この場合、エバポレーターを、0.15gpm〜0.25gpmの範囲の供給流で、0.027bar 〜0.037bar(20mmHg〜28mmHg)の範囲の真空で、かつ107℃〜124℃の範囲の下部 温度で、約28時間作動させた。 フォーリングフィルムエバポレーターの下部からのアゾメチン生成物のサンプ ルを、実施例2に記載のように、2-メチル-6-エチル-N-エトキシメチル-2-クロ ロアセトアニリドに転化した。98.6%程度の高い純度と、0.5%程度の低い非ク ロロメチル化ハロアセトアニリド不純物濃度を得た。 実施例4 本実施例は、連続撹拌タンクリアクター(CSTR)中でのプロセスの第2の工程 の実施を例示する。マグネチックミキサー、オーバーヘッド凝縮器、サーモウォ ッチ、および加熱浴を備えた50mlのガラスリアクターに、キシレン中のアゾメチ ン24%溶液(10.2g/分)およびクロロアセチルクロライド(2.4g/分)を連続的に 仕込んだ。リアクターを114℃に保持した。リアクターの外部のN-クロロメチル- 2-クロロアセトアニリド流を調節して、1.8分の滞留時間を維持した。評価の目 的のために、リアクターから取り出したN-クロロメチル-2-クロロアセトアニリ ド生成物を多量のエタノールでクエンチして、2-メチル-6-エチル-N-エトキシメ チル-2-クロロアセトアニリドに転化した。生成物を分析すると、96.8重量%の 純度を有していた。非クロロメチル化ハロアセトアニリドの濃度は、0.7重量% であった。収率(アゾメチン製造に用いられたメチルエチルアニリンに対して) は、92.7%であった。 実施例5 本実施例は、CSTR中での第3の工程の実施を例示する。加熱マントルおよび温 度制御を備えた500mlのガラスCSTRに、キシレン中のN-クロロメチル-2-クロロア セトアニリド33%溶液(米国特許第5,399,759号の実施例IV Bに記載の手順を用 いて調製した)を、3.0g/分で、連続的に仕込んだ。反応混合物の容積を調節し て、34分の一定の滞留時間を達成した。リアクターからの流出物を、マグネチッ クアジテーターおよびpH制御システムを備えた150mlのガラスCSTRからなるニュ ートライザーに、連続的に仕込んだ。ニュートライザーへのトリブチルアミン仕 込み物を、pH制御システムにより調節して、ニュートライザー中のpHを7.5〜8.5 の範囲に維持した。ニュートライザーからの2-メチル-6-エチル-N-エトキシメチ ル-2-クロロアセトアニリド生成物を受器に集め、受器から生成物をサンプリン グし、これを洗浄し、そしてロータリーエバポレーターでストリッピングした。 生成物の純度は97.2重量%であり、2.8重量%の非クロロメチル化ハロアセトア ニリド不純物を有した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 シー,ピン ヒューイ アメリカ合衆国 オレゴン 97702,ベン ド,エス.イー.ローレルウッド プレイ ス 1045 (72)発明者 ロドリケス,ギルバート アメリカ合衆国 アラバマ 36575,セメ ス,ノースライド ドライブ 10811

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アニリンとホルムアルデヒドとの反応により芳香族アゾメチンを製造するプ ロセスであって、該ホルムアルデヒドが、触媒量の塩基の存在下において、パラ ホルムアルデヒドと、1個〜4個の炭素原子を有する脂肪族アルコールの0.25モ ル当量〜3モル当量とを接触させることにより製造される生成物の形態で供給さ れ、該プロセスが、(a)該反応を連続的に実施する工程;および(b)該反応混合物 から、反応水を連続的にエバポレートする工程;を包含することを特徴とする、 プロセス。 2.前記工程(a)および(b)が、前記反応混合物を1つ以上のエバポレーターに通 過させることにより実施される、請求項1に記載のプロセス。 3.前記エバポレーターが、向流接触式のエバポレーターである、請求項2に記 載のプロセス。 4.前記工程(a)が、連続撹拌タンクリアクター中で実施される、請求項1に記 載のプロセス。 5.前記工程(a)および/または(b)が、2つ以上の連続アップフローエバポレー ター中で実施される、請求項1に記載のプロセス。 6.前記工程(a)および/または(b)が、1つ以上のフォーリングフィルムエバポ レーター、ダウンフローフラッデッドエバポレーター、または上部にフォーリン グフィルム部を有し、下部にフラッデッド部を有する組み合わせエバポレーター 中で実施される、請求項1に記載のプロセス。 7.前記工程(a)および/または(b)が、1つ以上のエバポレーター中で実施され 、不活性気体または濃縮可能な気体が該エバポレーターの下部にスパージされる 、 請求項1に記載のプロセス。 8.前記アゾメチン製造が、不活性溶媒の存在下で行われる、請求項1に記載の プロセス。 9.前記アゾメチン製造が、不活性溶媒の非存在下で行われる、請求項1に記載 のプロセス。 10.前記工程(b)のアゾメチン生成物を、ハロアセチル化試薬と連続的に反応 させて、α-ハロ-N-ハロメチルアセトアニリドを製造する工程をさらに包含する 、請求項1に記載のプロセス。 11.前記α-ハロ-N-ハロメチルアセトアニリドを、脂肪族アルコールと連続的 に反応させて、N-アルコキシアルキル-α-ハロアセトアニリドを製造する工程を さらに包含する、請求項10に記載のプロセス。
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