JPH1154499A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH1154499A
JPH1154499A JP20574397A JP20574397A JPH1154499A JP H1154499 A JPH1154499 A JP H1154499A JP 20574397 A JP20574397 A JP 20574397A JP 20574397 A JP20574397 A JP 20574397A JP H1154499 A JPH1154499 A JP H1154499A
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Masashi Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高集積化が求められる機能領域と高電圧が印
加される周辺領域とに、異なる形状の素子分離膜を別工
程で形成するため、工程数が多い。 【解決手段】 半導体基板11の第1領域11a上と第
2領域11b上とにパッド酸化膜12及び酸化防止膜1
3を下層から順に成膜する。第1領域11aのパッド酸
化膜12及び酸化防止膜13に第1酸化窓15aを形成
する。熱酸化法によって、第1酸化窓15a底面に酸化
膜16を成長させる。第2領域11bにおけるパッド酸
化膜12及び酸化防止膜13に第2酸化窓15bを形成
する。熱酸化法によって、第1酸化窓15a底面の酸化
膜16を成長させて第1素子分離膜16aを形成すると
共に、第2酸化窓15bの底面に新たに成長させた酸化
膜からなる第2素子分離膜16bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LOCOS法によ
る素子分離膜の形成を行う半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化及び高機能
化にともない、メモリセルのような微細な機能素子が高
い集積度で配置される内部領域では、LOCOS(Loca
l Oxidation of Silicon)法によって形成される素子分
離膜のバズビークを小さくして素子間の間隔を狭くする
必要がある。ところが、電源素子のような高電圧が印加
される周辺素子が配置される周辺領域では、上記素子分
離膜のバーズビークをある程度の大きさに保つことで、
バーズビークによる段差底部での電界の集中によるトラ
ンジスタ特性の劣化やゲート酸化膜質の劣化の発生を防
止する必要がある。
【0003】そこで、半導体装置の製造工程では、上記
のように異なる形状が要求される内部領域の素子分離膜
と周辺領域の素子分離膜とをそれぞれ別工程で形成して
いる。ここで、上記LOCOS法による素子分離膜を形
成する場合には、以下のような各工程が行われる。すな
わち、半導体基板上にパッド酸化膜及び酸化防止膜を成
膜する工程、リソグラフィーによって形成したレジスト
パターンをマスクにして上記酸化防止膜及びパッド酸化
膜をエッチングして酸化窓を形成する工程、及び熱酸化
法によって半導体基板の表面に素子分離膜となる酸化膜
を成長させる工程である。このため、上述のように機能
回路の高集積化が進んだ半導体装置の製造工程では、例
えば上記手順で周辺領域の素子分離膜を形成した後に、
上記酸化防止膜及びパッド酸化膜を除去する工程を行
い、その後新たに上記手順を繰り返すことで内部領域の
素子分離膜を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記半導体装
置の形成方法では、上述のように内部領域の素子分離領
域と周辺領域の素子分離領域とをそれぞれ完全に別工程
で形成していることから、パッド酸化膜及び酸化防止膜
の成膜工程や熱酸化の工程を2回ずつ行う必要があり、
素子分離領域の形成工程数が多いと言う課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の半導体装置の製造方法は、LOCOS法によ
る素子分離領域の形成を行う半導体装置の製造方法であ
る。そして、請求項1に係わる半導体装置の製造方法で
は、形状の異なる第1素子分離膜と第2素子分離膜とを
形成する際に、先ず第1素子分離膜を形成するための第
1酸化窓をパッド酸化膜及び酸化防止膜に形成して熱酸
化をう。次に、第2素子分離膜を形成するための第2酸
化窓を同一のパッド酸化膜及び酸化防止膜に形成した
後、第1酸化窓及び第2酸化窓の底面に熱酸化を行うよ
うにした。
【0006】上記請求項1に係わる方法では、第1酸化
窓の底面層に対してのみ複数回の熱酸化処理が施される
ことで、各酸化窓を同一のパッド酸化膜及び酸化防止膜
に形成しても、それぞれの酸化窓の底面には異なる膜厚
の素子分離膜が形成される。このため、形状の異なる第
1素子分離膜と第2素子分離膜とを形成する際のパッド
酸化膜及び酸化防止膜の成膜工程が1回に削減される。
【0007】また、上記請求項1においては、第4工程
と第5工程との間に、上記第2酸化窓底面の半導体基板
の表面層のみをエッチングし、半導体基板の表面に溝を
形成しても良い。このようにした場合には、溝が形成さ
れた半導体基板の表面層に第2素子分離膜が形成される
ことになり、この第2素子分離膜の表面段差が小さくな
る。
【0008】また、請求項3または請求項4に係わる半
導体装置の製造方法では、形状の異なる第1素子分離膜
と第2素子分離膜とを形成する際に、各酸化窓を同一の
パッド酸化膜及び酸化防止膜に形成し、かつ一方の酸化
窓底面の半導体基板の表面にのみ溝を形成した後に、両
方の酸化窓の底面に熱酸化を行うようにした。
【0009】上記請求項3または請求項4に係わる方法
では、一方の酸化窓底面の半導体基板の表面にのみ溝を
形成して熱酸化を行うことで、各酸化窓を同一のパッド
酸化膜及び酸化防止膜に形成しても、それぞれの酸化窓
にはバーズビークの異なる素子分離膜が形成される。こ
のため、形状の異なる第1素子分離膜と第2素子分離膜
とを形成する際のパッド酸化膜及び酸化防止膜の成膜工
程が1回に削減される。
【0010】さらに、請求項5〜請求項7に係わる半導
体装置の製造方法では、形状の異なる第1素子分離膜と
第2素子分離膜とを形成する際に、先ず異なる膜厚のパ
ッド酸化膜や酸化防止膜を同一の半導体基板上に形成す
る。その後、これらのパッド酸化膜や酸化防止膜に設け
られる第1酸化窓と第2酸化窓との形成工程と、これら
の酸化窓の底面に上記各素子分離膜を形成するための熱
酸化の工程とを同一工程で行うようにした。
【0011】上記請求項5〜請求項7に係わる方法で
は、パッド酸化膜の膜厚や酸化防止膜の膜厚が異なるこ
とで、各膜厚部分に形成された各酸化窓の底面に対して
同一の熱酸化を行っても、それぞれの酸化窓にはバーズ
ビークの大きさが異なる素子分離膜が形成される。この
ため、形状の異なる第1素子分離膜と第2素子分離膜と
を形成する際の各酸化窓の形成工程及び熱酸化の工程が
1回に削減される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した各実施の
形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施の形態で共
通する構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は
省略する。
【0013】(第1実施形態)図1は、請求項1記載の
発明を適用した第1実施形態の半導体装置の製造方法を
説明するための断面工程図であり、以下にこの図を用い
て第1実施形態の方法を説明する。先ず、第1工程で
は、図1(1)に示すように、例えば単結晶シリコンか
らなる半導体基板11を用意する。この半導体基板11
は、その表面側に第1領域11aと第2領域12bとが
設けられている。そして、このような半導体基板11上
に、酸化シリコンからなるパッド酸化膜12を成膜し、
このパッド酸化膜12上に窒化シリコンからなる酸化防
止膜13を成膜する。
【0014】次に、第2工程では、図1(2)に示すよ
うに、リソグラフィー技術によって酸化防止膜13上に
レジストパターン14を形成する。このレジストパター
ン14は、第1領域11aの素子分離膜形成部分に対応
する開口パターンを有するものである。次に、このレジ
ストパターン14をマスク用いて酸化防止膜13及びパ
ッド酸化膜12のエッチングを行い、これによって第1
領域11aにおける酸化防止膜13及びパッド酸化膜1
2に、半導体基板11にまで達する第1酸化窓15aを
パターン形成する。
【0015】次いで、第3工程では、図1(3)に示す
ように、上記レジストパターン(14)を除去した後、
熱酸化法によって第1酸化窓15aの底面に露出する半
導体基板11の表面層部分を選択的に酸化させる。ここ
では、酸化防止膜13をマスクにして900℃〜110
0℃で熱酸化処理を行い、半導体基板11の表面層に4
00nm〜500nm程度の膜厚の酸化膜16を成長さ
せる。
【0016】その後、第4工程では、図1(4)に示す
ように、酸化防止膜13上に新たにレジストパターン1
7を形成する。このレジストパターン17は、上記第1
酸化窓15a内を埋め込みかつ第2領域11bの素子分
離膜形成部分に対応する開口パターンを有するものであ
る。次に、このレジストパターン17をマスク用いて酸
化防止膜13及びパッド酸化膜12のエッチングを行
い、これによって第2領域11bにおける酸化防止膜1
3及びパッド酸化膜12に、半導体基板11にまで達す
る第2酸化窓15bをパターン形成する。
【0017】次に、第5工程では、図1(5)に示すよ
うに、上記レジストパターン(17)を除去した後、9
00℃〜1100℃の温度で2回目の熱酸化処理を行
う。これによって、第1酸化窓15a底面の酸化膜16
を450nm〜600nm程度の膜厚にまでさらに成長
させ、第1領域11aにさらに成長させた酸化膜16か
らなる第1素子分離膜16aを形成する。これと共に、
第2酸化窓15bの底面に新たに250nm〜400n
m程度の膜厚の酸化膜を成長させ、第2領域11bに新
たに成長させた酸化膜からなる第2素子分離膜16bを
形成する。
【0018】以上の方法によれば、第1酸化窓15aの
底面に対しては2回の酸化処理が行われるのに対して、
第2酸化窓15bの底面に対しては1回の酸化処理のみ
が行われる。このため、第1領域11aに形成される第
1素子分離膜16aは、第2領域11bに形成される第
2素子分離膜16bよりも膜厚が厚く、これによって第
2素子分離膜16bよりもバーズビークの大きいものに
なる。したがって、第1領域11aには、高電圧が印加
される周辺素子の分離に適するバーズビークの大きい第
1素子分離膜16aが形成されることになる。一方、第
2領域11bには、微細化された機能素子の高集積化を
妨げることのないバーズビークの小さい第2素子分離膜
16bが形成されることになる。しかも、第1領域11
aに配置される第1素子分離膜16aの膜厚は、第2素
子分離膜16bの膜厚よりも厚いことから、この第1素
子分離膜16aは高電圧が印加される周辺素子を確実に
分離するものになる。
【0019】上記第1実施形態の方法では、第1素子分
離膜16aと第2素子分離膜16bとの形成に同一のパ
ッド酸化膜12及び酸化防止膜13が用いられている。
このため、異なる形状の第1素子分離膜16aと第2素
子分離膜16bとを従来方法で形成する場合と比較し
て、パッド酸化膜12及び酸化防止膜13の除去工程と
パッド酸化膜12及び酸化防止膜13の成膜工程とを減
らすことが可能になる。
【0020】(第2実施形態)図2は、請求項2記載の
発明を適用した第2実施形態の半導体装置の製造方法を
説明するための断面工程図であり、以下にこの図を用い
て第2実施形態を説明する。ここでは、先ず上記第1実
施形態と同様に図1(1)を用いて説明した第1工程か
ら図1(4)を用いて説明した第4工程までを行い、半
導体基板11の第2領域11bに第2酸化窓15bを形
成する。その後、図2(1)に示すように、第2酸化窓
15bの形成に用いたレジストパターン17をマスクに
して、この第2酸化窓15b底面の半導体基板11の表
面層をエッチングする。これによって、半導体基板11
の表面に深さ100nm〜300nm程度の溝hを形成
する。
【0021】そして、次の第5工程では、図2(2)に
示すように、上記レジストパターン(17)を除去した
後、900℃〜1100℃の温度で2回目の熱酸化処理
を行う。この第5工程は、上記第1実施形態で図1
(5)を用いて説明したと同様に行うこととする。
【0022】以上の方法によれば、溝hが形成された半
導体基板11の表面層を酸化成長させて第2素子分離膜
16bが形成されることから、第1実施形態と比較して
第2素子分離膜16bの表面段差が小さくなり、これに
よって第2素子分離膜16bのバーズビークをさらに小
さく抑えることができる。しかも、上記溝hの形成は、
第2酸化窓15bを形成するためのエッチングと連続し
て行われるため、第1実施形態に対して製造工程が特別
に増加することはない。
【0023】(第3実施形態)図3は、請求項3記載の
発明を適用した第3実施形態の半導体装置の製造方法を
説明するための断面工程図であり、以下にこの図を用い
て第3実施形態を説明する。ここでは、先ず第1工程か
ら第3工程までを、上記第1実施形態で図1(1)を用
いて説明した第1工程から図1(3)を用いて説明した
第3工程までと同様に行い、半導体基板11における第
1領域11aに酸化膜16を形成する。ただし、酸化膜
16の膜厚は、100nm〜300nm程度とする。
【0024】その後、第4工程では、図3(1)に示す
ように、酸化防止膜13をマスクにして第1酸化窓15
aの底面の酸化膜16をエッチング除去し、半導体基板
11の表面に溝hを形成する。
【0025】次の第5工程では、図3(2)に示すよう
に、酸化防止膜13上に新たにレジストパターン31を
形成する。このレジストパターン31は、上記第1酸化
窓15a内を埋め込みかつ第2領域11bの素子分離膜
形成部分に対応する開口パターンを有するものである。
次に、このレジストパターン31をマスク用いて酸化防
止膜13及びパッド酸化膜12のエッチングを行い、こ
れによって第2領域11bにおける酸化防止膜13及び
パッド酸化膜12に、半導体基板11にまで達する第2
酸化窓15bをパターン形成する。
【0026】その後、第6工程では、図3(3)に示す
ように、上記レジストパターン(31)を除去した後、
900℃〜1100℃の温度で2回目の熱酸化処理を行
う。これによって、第1酸化窓15a及び第2酸化窓1
5bの底面層を酸化させ、第1領域11aに酸化膜から
なる第1素子分離膜16aを形成すると共に、第2領域
11bに酸化膜からなる第2素子分離膜16bを形成す
る。これらの素子分離膜16a,16bの膜厚は、40
0nm〜600nm程度に成長させる。
【0027】以上の方法によれば、溝hが形成された半
導体基板11の表面層を酸化成長させて第1素子分離膜
16aが形成されることから、第2素子分離膜16bよ
りも第1素子分離膜16aの表面段差が小さくなり、こ
れによって第2素子分離膜16bよりもバーズビークが
小さく抑えられた第1素子分離膜16aが得られる。こ
のため、第1領域11aには、微細化された機能素子の
高集積化を妨げることのないバーズビークの小さい第1
素子分離膜16aが形成されることになる。一方、第2
領域11bには、高電圧が印加される周辺素子の分離に
適するバーズビークの大きい第2素子分離膜16bが形
成されることになる。
【0028】上記第3実施形態の方法では、上記第1実
施形態と同様に、第1素子分離膜16aと第2素子分離
膜16bとの形成に同一のパッド酸化膜12及び酸化防
止膜13が用いられている。このため、異なる形状の第
1素子分離膜16aと第2素子分離膜16bと従来方法
で形成する場合と比較して、パッド酸化膜12及び酸化
防止膜13の除去工程とパッド酸化膜12及び酸化防止
膜13の成膜工程とを減らすことが可能になる。
【0029】しかも、上記溝hの形成は、半導体基板1
1の表面層に成長させた酸化膜16のエッチング除去に
よって行われるため、第2実施形態と比較して溝hの深
さの制御を酸化膜16の成膜膜厚によって高精度に行う
ことができる。さらに、溝hのエッジが滑らかになるた
め、第1素子分離膜16aのエッジが滑らかになり、こ
の部分に生じる応力を小さく抑えることができる。ま
た、第1素子分離膜16a及び第2素子分離膜16bと
もに1回の熱酸化で形成されることから、膜厚の制御が
容易になる。
【0030】(第4実施形態)図4は、請求項4記載の
発明を適用した半導体装置の製造方法を説明するための
断面工程図であり、以下にこの図を用いて第4実施形態
を説明する。先ず、第1工程では、図4(1)に示すよ
うに、半導体基板11上にパッド酸化膜12及び酸化防
止膜13を成膜する。この工程は、第1実施形態の第1
工程と同様に行う。
【0031】次に、第2工程では、図4(2)に示すよ
うに、リソグラフィー技術によって酸化防止膜13上に
レジストパターン41を形成する。このレジストパター
ン41は、第1領域11a及び第2領域11bの素子分
離膜形成部分に対応する開口パターンを有するものであ
る。次いで、このレジストパターン41をマスク用いて
酸化防止膜13及びパッド酸化膜12のエッチングを行
い、これによって第1領域11aにおける酸化防止膜1
3及びパッド酸化膜12に半導体基板11にまで達する
第1酸化窓15aを形成し、これと同時に第2領域11
bにおける酸化防止膜13及びパッド酸化膜12に半導
体基板11にまで達する第2酸化窓15bを形成する。
【0032】その後、第3工程では、図4(3)に示す
ように、上記レジストパターン(41)を除去した後、
900℃〜1100℃で熱酸化処理を行うことによっ
て、第1酸化窓15a及び第2酸化窓15bの底面層に
膜厚400nm〜500nmの酸化膜16を成長させ
る。
【0033】次に、第4工程では、図4(4)に示すよ
うに、第1領域11a上を覆うレジストパターン42を
半導体基板11上に形成する。そして、このレジストパ
ターン42及び酸化防止膜13をマスクに用いて、第2
領域11bの第2酸化窓15b底面における酸化膜16
のみをエッチング除去する。これによって、第2酸化窓
15b底面における半導体基板11表面に溝hを形成す
る。
【0034】その後、第5工程では、図4(5)に示す
ように、上記レジストパターン(42)を除去した後、
900℃〜1100℃の温度で2回目の熱酸化処理を行
う。これによって、第1酸化窓15a底面の酸化膜16
を450nm〜600nm程度の膜厚にまでさらに成長
させ、第1領域11aにさらに成長させた酸化膜16か
らなる第1素子分離膜16aを形成する。これと共に、
第2酸化窓15bの底面に新たに250nm〜400n
m程度の膜厚の酸化膜を成長させ、第2領域11bに新
たに成長させた酸化膜からなる第2素子分離膜16bを
形成する。
【0035】以上のようにして、第1領域11aには2
回の熱酸化によって第1素子分離膜16aが形成され、
第2領域11bには1回の熱酸化によって第1素子分離
膜16aよりも薄い膜厚の第2素子分離膜16bが形成
される。しかも、第2素子分離膜16bは、溝hが形成
された半導体基板11の表面層を酸化成長させて形成し
たものであることから、この第2素子分離膜16bは、
第1実施形態で形成した第2素子分離膜16bよりもさ
らにバーズビークの小さいものになる。このため、第1
領域11aには、高電圧が印加される周辺素子の分離に
適するバーズビークの大きい第1素子分離膜16aが形
成され、第2領域11bには、微細化された機能素子の
高集積化を妨げないようなバーズビークの小さい第2素
子分離膜16bが形成されることになる。しかも、第1
領域11aに配置される第1素子分離膜16aの膜厚
は、第2素子分離膜16bの膜厚よりも厚いことから、
この第1素子分離膜16aは高電圧が印加される周辺素
子を確実に分離するものになる。
【0036】上記第4実施形態の方法では、第1素子分
離膜16aと第2素子分離膜16bとの形成に同一のパ
ッド酸化膜12及び酸化防止膜13が用いられている。
しかも、高い合わせ精度が要求される第1酸化窓15a
の形成と第2酸化窓15bの形成とが同一工程で行われ
る。このため、異なる形状の第1素子分離膜16aと第
2素子分離膜16bと従来方法で形成する場合と比較し
て、パッド酸化膜12及び酸化防止膜13の除去工程と
パッド酸化膜12及び酸化防止膜13の成膜工程と酸化
窓の形成工程とを削減することができる。
【0037】さらに、上記溝hの形成は、半導体基板1
1の表面層に成長させた酸化膜16のエッチング除去に
よって行われるため、第3実施形態と同様に溝hの深さ
の制御が高精度になると共に、第2素子分離膜16bの
エッジが滑らかになってこの部分に生じる応力を小さく
抑えることができる。
【0038】(第5実施形態)図5は、請求項5記載の
発明を適用した第5実施形態の半導体装置の製造方法を
説明するための断面工程図であり、以下にこの図を用い
て第5実施形態を説明する。先ず、第1工程では、図5
(1)に示すように、半導体基板11上にパッド酸化膜
12を成膜する。その後、第1領域11aのパッド酸化
膜12を覆う形状のレジストパターン(図示省略)を形
成し、このレジストパターンをマスクに用いて第2領域
11bのパッド酸化膜12を全面エッチング除去する。
ここでは、エッチングによるダメージが第2領域11b
における半導体基板11のアクティブ領域に加わること
を防止するために、フッ化水素水をエッチング溶液に用
いたウェットエッチングを行うこととする。
【0039】次に、上記レジストパターンを除去した
後、図5(2)に示すように、熱酸化処理を行うことに
よって、第1領域11aのパッド酸化膜12をさらに成
長させて第1パッド酸化膜12aを形成すると共に、第
2領域11bの半導体基板11の表面層に新たに酸化膜
を成長させてこれを第2パッド酸化膜12bとする。以
上によって、エッチングによる損傷を生じさせることな
く、第1パッド酸化膜12aとこれよりも膜厚の薄い第
2パッド酸化膜12bとを形成する。
【0040】尚、各パッド酸化膜12a,12bにエッ
チングによる損傷が生じた場合には、以降の素子分離膜
を形成する工程でこの損傷を通して酸化防止膜から半導
体基板に窒素が侵入して窒化物が形成され、この窒化物
が素子の劣化原因となる。しかし、これらの不具合を考
慮する必要のない場合には、半導体基板11上に酸化シ
リコン膜を成膜し、第2領域11bにおける酸化シリコ
ン膜部分のみを所定深さに全面エッチバックすること
で、第1領域11aと第2領域11bとに膜厚の異なる
パッド酸化膜を形成しても良い。
【0041】その後、第2工程では、図5(3)に示す
ように、第1パッド酸化膜12a上及び第2パッド酸化
膜12b上に酸化防止膜13を成膜する。
【0042】次に、第3工程では、図5(4)に示すよ
うに、リソグラフィー技術によって酸化防止膜13上に
レジストパターン51を形成する。このレジストパター
ン51は、第1領域11a及び第2領域11bの素子分
離膜形成部分に対応する開口パターンを有するものであ
る。その後、このレジストパターン51をマスク用いて
酸化防止膜13、第1パッド酸化膜12a及び第2パッ
ド酸化膜12bのエッチングを行う。これによって、第
1領域11aにおける酸化防止膜13及び第1パッド酸
化膜12aに半導体基板11にまで達する第1酸化窓1
5aを形成し、これと同時に第2領域11bにおける酸
化防止膜13及び第2パッド酸化膜12bに半導体基板
11にまで達する第2酸化窓15bを形成する。
【0043】その後、第4工程では、図5(5)に示す
ように、上記レジストパターン(51)を除去した後、
900℃〜1100℃で熱酸化処理を行うことによっ
て、第1酸化窓15a及び第2酸化窓15bの底面層に
膜厚400nm〜600nmの酸化膜を成長させ、第1
領域11aに上記酸化膜からなる第1素子分離膜16a
を形成し、第2領域11bに上記酸化膜からなる第2素
子分離膜16bを形成する。
【0044】上記第5実施形態の製造方法では、第1パ
ッド酸化膜12aが形成された第1領域11aに第1素
子分離膜16aが形成され、第1パッド酸化膜12aよ
りも膜厚の薄い第2パッド酸化膜12bが形成された第
2領域11bに第2素子分離膜16bが形成される。こ
のため、第1素子分離膜16aは、第2素子分離膜16
bよりもバーズビークの大きいものになる。したがっ
て、第1領域11aには、高電圧が印加される周辺素子
の分離に適するバーズビークの大きい第1素子分離膜1
6aが形成され、一方、第2領域11bには、微細化さ
れた機能素子の高集積化を妨げることのないバーズビー
クの小さい第2素子分離膜16bが形成されることにな
る。
【0045】上記第1素子分離膜16aと第2素子分離
膜16bとは、同一の熱酸化処理によって形成されたも
のである。しかも、高い合わせ精度が要求される第1酸
化窓15aの形成と第2酸化窓15bの形成とが同一工
程で行われる。このことから、異なる形状の第1素子分
離膜16aと第2素子分離膜16bとを従来方法で形成
する場合と比較して、素子分離膜を形成するための熱酸
化処理の工程と酸化窓の形成工程とを1回に削減するこ
とが可能になる。
【0046】(第6実施形態)図6は、請求項6記載の
発明を適用した第6実施形態の半導体装置の製造方法を
説明するための断面工程図であり、以下にこの図を用い
て第6実施形態を説明する。先ず、第1工程では、図6
(1)に示すように、上記半導体基板11上にパッド酸
化膜12を成膜する。
【0047】次に、第2工程では、図6(2)に示すよ
うに、パッド酸化膜12上に第1窒化シリコン膜61を
成膜する。その後、第2領域11bの第1窒化シリコン
膜61を覆う形状のレジストパターン(図示省略)を形
成し、このレジストパターンをマスクに用いて第1領域
11aの第1窒化シリコン膜61を全面エッチング除去
する。ここでは、エッチングによるダメージが第1領域
11aのパッド酸化膜12に加わり、これによって第1
領域11aに素子分離膜を形成する際に半導体基板11
が窒化されることを防止するために、ウェットエッチン
グを行うこととする。この際、エッチング溶液として熱
リン酸を用いることで、パッド酸化膜12に対して良好
な選択比を保って第1窒化シリコン膜61のエッチング
を行い、パッド酸化膜12の膜厚を保つ。
【0048】その後、図6(3)に示すように、第1領
域11aのパッド酸化膜12上及び第2領域11bの第
1窒化シリコン膜61上に、第2窒化シリコン膜62を
成膜する。これによって、第1領域11aには、第2窒
化シリコン膜62からなる第1酸化防止膜13aを形成
する。一方、第2領域11bには、第1窒化シリコン膜
61と第2窒化シリコン膜62とからなる第2酸化防止
膜13bを形成する。以上によって、エッチングによる
損傷を生じさせることなく、かつ膜厚の制御性良く、第
1酸化防止膜13aとこれよりも膜厚の厚い第2酸化防
止膜13bとを形成する。
【0049】尚、各酸化防止膜13a,13bにエッチ
ングによる損傷が生じた場合には、以降の素子分離膜を
形成する工程で上記酸化防止膜が部分的に耐酸化性のマ
スクにならない場合がある。しかし、このような不具合
を考慮する必要のない場合には、パッド酸化膜12上に
窒化シリコン膜を成膜し、第1領域11aにおける窒化
シリコン膜部分のみを所定深さに全面エッチバックする
ことで、この窒化シリコン膜からなる第1酸化防止膜1
3a及び第2酸化防止膜13bを形成しても良い。
【0050】次に、第3工程では、図6(4)に示すよ
うに、リソグラフィー技術によって第1酸化防止膜13
a及び第2酸化防止膜13b上にレジストパターン63
を形成する。このレジストパターン63は、第1領域1
1a及び第2領域11bの素子分離膜形成部分に対応す
る開口パターンを有するものである。その後、このレジ
ストパターン63をマスク用いて第1酸化防止膜13
a、第2酸化防止膜13b及びパッド酸化膜12のエッ
チングを行う。これによって、第1領域11aにおける
第1酸化防止膜13a及びパッド酸化膜12に半導体基
板11にまで達する第1酸化窓15aを形成し、これと
同時に第2領域11bにおける第2酸化防止膜13b及
びパッド酸化膜12に半導体基板11にまで達する第2
酸化窓15bを形成する。
【0051】その後、第4工程では、図6(5)に示す
ように、上記レジストパターン(63)を除去した後、
900℃〜1100℃で熱酸化処理を行うことによっ
て、第1酸化窓15a及び第2酸化窓15bの底面層に
膜厚400nm〜600nmの酸化膜を成長させ、第1
領域11aに上記酸化膜からなる第1素子分離膜16a
を形成し、第2領域11bに上記酸化膜からなる第2素
子分離膜16bを形成する。
【0052】上記第6実施形態の製造方法では、第1酸
化防止膜13aが形成された第1領域11aに第1素子
分離膜16aが形成され、第1酸化防止膜13aよりも
膜厚の厚い第2酸化防止膜13bが形成された第2領域
11bに第2素子分離膜16bが形成される。このた
め、第1素子分離膜16aは、第2素子分離膜16bよ
りもバーズビークの大きいものになる。したがって、第
1領域11aには、高電圧が印加される周辺素子の分離
に適するバーズビークの大きい第1素子分離膜16aが
形成され、一方、第2領域11bには、微細化された機
能素子の高集積化を妨げることのないバーズビークの小
さい第2素子分離膜16bが形成されることになる。
【0053】ここでは、上記第5実施形態と同様に、第
1素子分離膜16aと第2素子分離膜16bとは、同一
の熱酸化処理によって形成され、しかも第1酸化窓15
aの形成と第2酸化窓15bの形成とが同一工程で行わ
れる。このことから、異なる形状の第1素子分離膜16
aと第2素子分離膜16bとを従来方法で形成する場合
と比較して、素子分離膜を形成するための熱酸化処理の
工程と酸化窓の形成工程とを1回に削減することが可能
になる。
【0054】(第7実施形態)図7は、請求項7記載の
発明を適用した半導体装置の製造方法を説明するための
断面工程図であり、以下にこの図を用いて第7実施形態
を説明する。先ず、第1工程では、図7(1)に示すよ
うに、上記半導体基板11上に第1酸化シリコン膜71
を成膜し、当該第1酸化シリコン膜71上に第1窒化シ
リコン膜72を成膜する。その後、第2領域11bの第
1窒化シリコン膜72を覆う形状のレジストパターン
(図示省略)を形成し、このレジストパターンをマスク
に用いて第1領域11aの第1窒化シリコン膜72及び
第1酸化シリコン膜71を全面エッチング除去する。こ
こでは、熱リン酸を用いて第1窒化シリコン膜72をウ
ェットエッチングした後、フッ化水素水を用いて第1酸
化シリコン膜71をウェットエッチングすることとす
る。これによって、第2領域11bにおける半導体基板
11上に、第1酸化シリコン膜71からなる第2パッド
酸化膜12bを形成する。
【0055】次に、上記レジストパターンを除去した
後、図7(2)に示すように、第1窒化シリコン膜72
をマスクに用いた熱酸化処理を行うことによって、第1
領域11aにおける半導体基板11の表面層を酸化成長
させて第1パッド酸化膜12aを形成する。この第1パ
ッド酸化膜12aは、第2パッド酸化膜12bよりも膜
厚が厚くなるように成膜する。以上のようにして、それ
ぞれ個別の工程で膜厚の制御性良く、第1パッド酸化膜
12aと第2パッド酸化膜12bとを形成する。
【0056】その後、第1領域11aにおける第1パッ
ド酸化膜12a上及び第2領域11bにおける第1窒化
シリコン膜72上に第2窒化シリコン膜73を成膜す
る。これによって、第1領域11aの第1パッド酸化膜
12a上には、第2窒化シリコン膜73からなる第1酸
化防止膜13aを形成する。一方、第2領域11bの第
2パッド酸化膜12b上には、第1窒化シリコン膜72
と第2窒化シリコン膜73とからなる第2酸化防止膜1
3bを形成する。この第2酸化防止膜13bは、第1酸
化防止膜13aよりも膜厚の厚いものになる。
【0057】次に、第2工程では、図7(3)に示すよ
うに、リソグラフィー技術によって第1酸化防止膜13
a及び第2酸化防止膜13b上にレジストパターン74
を形成する。このレジストパターン74は、第1領域1
1a及び第2領域11bの素子分離膜形成部分に対応す
る開口パターンを有するものである。その後、このレジ
ストパターン74をマスク用いて第1酸化防止膜13
a、第2酸化防止膜13b、第1パッド酸化膜12a及
び第2パッド酸化膜12bのエッチングを行う。これに
よって、第1領域11aにおける第1酸化防止膜13a
及び第1パッド酸化膜12aに半導体基板11にまで達
する第1酸化窓15aを形成し、これと同時に第2領域
11bにおける第2酸化防止膜13b及び第2パッド酸
化膜12bに半導体基板11にまで達する第2酸化窓1
5bを形成する。
【0058】その後、第3工程では、図7(4)に示す
ように、上記レジストパターン(74)を除去した後、
900℃〜1100℃で熱酸化処理を行うことによっ
て、第1酸化窓15a及び第2酸化窓15bの底面層に
膜厚400nm〜600nmの酸化膜を成長させ、第1
領域11aに上記酸化膜からなる第1素子分離膜16a
を形成し、第2領域11bに上記酸化膜からなる第2素
子分離膜16bを形成する。
【0059】上記第7実施形態の製造方法では、第1パ
ッド酸化膜12a及び第1酸化防止膜13aが形成され
た第1領域11aに第1素子分離膜16aが形成され、
第1パッド酸化膜12aよりも膜厚の薄い第2パッド酸
化膜12b及び第1酸化防止膜13aよりも膜厚の厚い
第2酸化防止膜13bが形成された第2領域11bに第
2素子分離膜16bが形成される。このため、第1素子
分離膜16aは、第2素子分離膜16bよりもバーズビ
ークの大きいものになる。したがって、第1領域11a
には、高電圧が印加される周辺素子の分離に適するバー
ズビークの大きい第1素子分離膜16aが形成され、一
方、第2領域11bには、微細化された機能素子の高集
積化を妨げることのないバーズビークの小さい第2素子
分離膜16bが形成されることになる。
【0060】そして、上記第5実施形態及び第6実施形
態と同様に、第1素子分離膜16aと第2素子分離膜1
6bとは、同一の熱酸化処理によって形成され、しかも
第1酸化窓15aの形成と第2酸化窓15bの形成とが
同一工程で行われる。このことから、異なる形状の第1
素子分離膜16aと第2素子分離膜16bとを従来方法
で形成する場合と比較して、素子分離膜を形成するため
の熱酸化処理の工程と酸化窓の形成工程とを1回に削減
することが可能になる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係わる
本発明によれば、第1酸化窓に対してのみ複数回の熱酸
化処理を施すことで、同一のパッド酸化膜及び酸化防止
膜に形成した第1酸化窓と第2酸化窓との底面に異なる
膜厚の素子分離膜が形成されるようにしたので、形状の
異なる素子分離膜を形成する際のパッド酸化膜及び酸化
防止膜の成膜工程を1回に削減することが可能になる。
【0062】さらに、請求項2に係わる発明によれば、
上記請求項1で上記第2酸化窓の形成に続けてその底面
の半導体基板の表面層に溝を形成した後に第2酸化窓に
対して熱酸化処理を施すことで、製造工程を増やすこと
なく第2素子分離膜の表面段差を小さくすることが可能
になる。
【0063】また、請求項3または請求項4に係わる本
発明によれば、一方の酸化窓底面の半導体基板の表面に
のみ溝を形成することで、同一のパッド酸化膜及び酸化
防止膜に形成した第1酸化窓と第2酸化窓との底面に異
なる形状の素子分離膜が形成されるようにしたので、形
状の異なる素子分離膜を形成する際のパッド酸化膜及び
酸化防止膜の成膜工程を1回に削減することが可能にな
る。
【0064】さらに、請求項5〜請求項7に係わる本発
明によれば、パッド酸化膜及び酸化防止膜の膜厚が異な
る部分に各酸化窓を設けるとで、同一の熱酸化を行って
も各酸化窓にバーズビークの大きさが異なる素子分離膜
が形成されようにしたことで、形状の異なる第1素子分
離膜と第2素子分離膜とを形成する際の各酸化窓の形成
工程及び熱酸化の工程を1回に削減することが可能にな
る。
【0065】以上から、請求項1〜請求項7に係わる本
発明によれば、半導体装置の製造工程を削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の半導体装置の製造方法を説明す
る断面工程図である。
【図2】第2実施形態の半導体装置の製造方法を説明す
る断面工程図である。
【図3】第3実施形態の半導体装置の製造方法を説明す
る断面工程図である。
【図4】第4実施形態の半導体装置の製造方法を説明す
る断面工程図である。
【図5】第5実施形態の半導体装置の製造方法を説明す
る断面工程図である。
【図6】第6実施形態の半導体装置の製造方法を説明す
る断面工程図である。
【図7】第7実施形態の半導体装置の製造方法を説明す
る断面工程図である。
【符号の説明】
11 半導体基板 11a 第1領域 11b 第2領域 12 パッド酸化膜 12a 第1パッド酸化膜 12b 第2パッド酸化膜 13 酸化防止膜 13a 第1酸化防止膜 13b 第2酸化防止膜 15a 第1酸化窓 15b 第2酸化窓 16 酸化膜 16a 第1素子分離膜 16b 第2素子分離膜 h 溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の第1領域上と第2領域上と
    にパッド酸化膜及び酸化防止膜を下層から順に成膜する
    第1工程と、 前記第1領域における前記パッド酸化膜及び酸化防止膜
    に前記半導体基板にまで達する第1酸化窓をパターン形
    成する第2工程と、 熱酸化法によって、前記第1酸化窓の底面層に酸化膜を
    成長させる第3工程と、 前記第2領域における前記パッド酸化膜及び酸化防止膜
    に前記半導体基板にまで達する第2酸化窓をパターン形
    成する第4工程と、 熱酸化法によって、前記第1酸化窓底面の前記酸化膜を
    成長させて第1素子分離膜を形成すると共に、前記第2
    酸化窓底面に新たに成長させた酸化膜からなる第2素子
    分離膜を形成する第5工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記第4工程と前記第5工程との間に、前記第2酸化窓
    底面の半導体基板の表面層のみをエッチングし、当該半
    導体基板の表面に溝を形成する工程を行うこと、 を特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板の第1領域上と第2領域上と
    にパッド酸化膜及び酸化防止膜を下層から順に成膜する
    第1工程と、 前記第1領域における前記パッド酸化膜及び酸化防止膜
    に前記半導体基板にまで達する第1酸化窓をパターン形
    成する第2工程と、 熱酸化法によって、前記第1酸化窓の底面層に酸化膜を
    成長させる第3工程と、 前記第1酸化窓底面の酸化膜をエッチングし、当該第1
    酸化窓底面の半導体基板の表面に溝を形成する第4工程
    と、 前記第2領域における前記パッド酸化膜及び酸化防止膜
    に前記半導体基板にまで達する第2酸化窓をパターン形
    成する第5工程と、 熱酸化法によって、前記第1酸化窓及び前記第2酸化窓
    の底面層に酸化膜を成長させ、前記第1領域に当該酸化
    膜からなる第1素子分離膜を形成すると共に、前記第2
    領域に当該酸化膜からなる第2素子分離膜を形成する第
    6工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板の第1領域上と第2領域上と
    にパッド酸化膜及び酸化防止膜を下層から順に成膜する
    第1工程と、 前記第1領域における前記酸化防止膜及び前記パッド酸
    化膜に前記半導体基板にまで達する第1酸化窓をパター
    ン形成すると共に、前記第2領域における前記酸化防止
    膜及び前記パッド酸化膜に前記半導体基板にまで達する
    第2酸化窓をパターン形成する第2工程と、 熱酸化法によって、前記第1酸化窓及び第2酸化窓の底
    面層に酸化膜を成長させる第3工程と、 前記第2酸化窓底面の前記酸化膜のみをエッチングし
    て、当該第2領域の半導体基板の表面に溝を形成する第
    4工程と、 熱酸化法によって、前記第1酸化窓底面の前記酸化膜を
    成長させて第1素子分離膜を形成すると共に、前記第2
    領域の酸化窓の底面に新たに成長させた酸化膜からなる
    第2素子分離膜を形成する第5工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板の第1領域上に第1パッド酸
    化膜を形成し、当該半導体基板の第2領域上に前記第1
    パッド酸化膜よりも膜厚の薄い第2酸パッド酸化膜を形
    成する第1工程と、 前記第1パッド酸化膜上及び第2パッド酸化膜上に酸化
    防止膜を成膜する第2工程と、 前記第1領域における前記酸化防止膜及び前記第1パッ
    ド酸化膜に前記半導体基板にまで達する第1酸化窓をパ
    ターン形成すると共に、前記第2領域における前記酸化
    防止膜及び前記第2パッド酸化膜に前記半導体基板にま
    で達する第2酸化窓をパターン形成する第3工程と、 熱酸化法によって、前記第1酸化窓及び前記第2酸化窓
    の底面層に酸化膜を成長させ、前記第1領域に当該酸化
    膜からなる第1素子分離膜を形成すると共に、前記第2
    領域に当該酸化膜からなる第2素子分離膜を形成する第
    4工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板の第1領域上と第2領域上と
    にパッド酸化膜を成膜する第1工程と、 前記第1領域における前記パッド酸化膜上に第1酸化防
    止膜を形成し、前記第2領域における当該パッド酸化膜
    上に前記第1酸化防止膜よりも膜厚の厚い第2酸化防止
    膜を形成する第2工程と、 前記第1領域における前記第1酸化防止膜及び前記パッ
    ド酸化膜に前記半導体基板にまで達する第1酸化窓をパ
    ターン形成すると共に、前記第2領域における前記第2
    酸化防止膜及び前記パッド酸化膜に前記半導体基板にま
    で達する第2酸化窓をパターン形成する第3工程と、 熱酸化法によって、前記第1酸化窓及び前記第2酸化窓
    の底面層に酸化膜を成長させ、前記第1領域に当該酸化
    膜からなる第1素子分離膜を形成すると共に、前記第2
    領域に当該酸化膜からなる第2素子分離膜を形成する第
    4工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板の第1領域上に第1パッド酸
    化膜及び第1酸化防止膜を下層から順に形成すると共
    に、前記半導体基板における第2領域上に前記第1パッ
    ド酸化膜よりも膜厚の薄い第2パッド酸化膜及び前記第
    1酸化防止膜よりも膜厚の厚い第2酸化防止膜を下層か
    ら順に形成する第1工程と、 前記第1領域における前記第1酸化防止膜及び前記第1
    パッド酸化膜に前記半導体基板にまで達する第1酸化窓
    をパターン形成すると共に、前記第2領域における前記
    第2酸化防止膜及び前記第2パッド酸化膜に前記半導体
    基板にまで達する第2酸化窓をパターン形成する第2工
    程と、 熱酸化法によって、前記第1酸化窓及び前記第2酸化窓
    の底面層に酸化膜を成長させ、前記第1領域に当該酸化
    膜からなる第1素子分離膜を形成すると共に、前記第2
    領域に当該酸化膜からなる第2素子分離膜を形成する第
    3工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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