JPH08298261A - 素子間分離領域形成方法 - Google Patents
素子間分離領域形成方法Info
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- JPH08298261A JPH08298261A JP10357395A JP10357395A JPH08298261A JP H08298261 A JPH08298261 A JP H08298261A JP 10357395 A JP10357395 A JP 10357395A JP 10357395 A JP10357395 A JP 10357395A JP H08298261 A JPH08298261 A JP H08298261A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 選択酸化の際に耐酸化性膜からなるマスクの
端部を薄くするようにしたので、その部分が反りやすく
なり、マスクがシリコン基板に与える応力を低減でき、
結晶品質の低下を抑制できるとともに、バーズビークに
よる素子形成領域の寸法の制御性が劣化することを防止
することができる素子間分離領域形成方法を提供する。 【構成】 シリコン基板11上に直接又は下敷酸化膜を
介して膜厚の薄い第1のシリコン窒化膜12を形成する
工程と、このシリコン窒化膜12上に酸化膜13を形成
する工程と、この酸化膜13上に第2のシリコン窒化膜
14を形成する工程と、前記第1のシリコン窒化膜12
/酸化膜13/第2のシリコン窒化膜14をパターニン
グし、この第1のシリコン窒化膜12/酸化膜13/第
2のシリコン窒化膜14からなるマスクを形成する工程
と、前記酸化膜13をエッチングして前記マスクの端部
に隙間を形成する工程と、シリコン基板を熱酸化雰囲気
中で処理する工程と、前記マスクを除去し、半導体素子
形成領域16を得る。
端部を薄くするようにしたので、その部分が反りやすく
なり、マスクがシリコン基板に与える応力を低減でき、
結晶品質の低下を抑制できるとともに、バーズビークに
よる素子形成領域の寸法の制御性が劣化することを防止
することができる素子間分離領域形成方法を提供する。 【構成】 シリコン基板11上に直接又は下敷酸化膜を
介して膜厚の薄い第1のシリコン窒化膜12を形成する
工程と、このシリコン窒化膜12上に酸化膜13を形成
する工程と、この酸化膜13上に第2のシリコン窒化膜
14を形成する工程と、前記第1のシリコン窒化膜12
/酸化膜13/第2のシリコン窒化膜14をパターニン
グし、この第1のシリコン窒化膜12/酸化膜13/第
2のシリコン窒化膜14からなるマスクを形成する工程
と、前記酸化膜13をエッチングして前記マスクの端部
に隙間を形成する工程と、シリコン基板を熱酸化雰囲気
中で処理する工程と、前記マスクを除去し、半導体素子
形成領域16を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子間を電気的
に分離するための素子間分離領域を形成する方法に関す
るものである。
に分離するための素子間分離領域を形成する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコン基板に素子間分離領域を
形成する方法としては、いわゆるLOCOS法が知られ
ている。以下、図2を参照しながら、かかる従来の素子
間分離領域の形成方法について説明する。
形成する方法としては、いわゆるLOCOS法が知られ
ている。以下、図2を参照しながら、かかる従来の素子
間分離領域の形成方法について説明する。
【0003】(1)図2(A)に示すように、LOCO
S法では、まずシリコン基板1に下敷酸化膜2が、例え
ば30nmの厚さで形成される。次に、この下敷酸化膜
2上に耐酸化性膜としてシリコン窒化膜3が、例えば1
50nmの厚さで形成される。(2)次に、シリコン窒
化膜3がシリコン基板1の半導体素子形成領域として予
定される部分上に残存するようにパターニングされ、図
2(B)に示すように、シリコン窒化膜3からなるマス
ク3aが得られる。ここでは、下敷酸化膜2もシリコン
窒化膜3と同様にパターニングされた例を示している。
S法では、まずシリコン基板1に下敷酸化膜2が、例え
ば30nmの厚さで形成される。次に、この下敷酸化膜
2上に耐酸化性膜としてシリコン窒化膜3が、例えば1
50nmの厚さで形成される。(2)次に、シリコン窒
化膜3がシリコン基板1の半導体素子形成領域として予
定される部分上に残存するようにパターニングされ、図
2(B)に示すように、シリコン窒化膜3からなるマス
ク3aが得られる。ここでは、下敷酸化膜2もシリコン
窒化膜3と同様にパターニングされた例を示している。
【0004】(3)次に、この状態で、ウェット酸化法
により処理する。この処理は、例えば、1000℃の温
度の水蒸気雰囲気中に試料を60分間投入することで行
われる。この処理において、図2(C)に示すように、
シリコン基板1のマスク3aで覆われていない部分に、
選択的に厚さ400nm程度のフィールド酸化膜(素子
間分離領域)4が形成される。
により処理する。この処理は、例えば、1000℃の温
度の水蒸気雰囲気中に試料を60分間投入することで行
われる。この処理において、図2(C)に示すように、
シリコン基板1のマスク3aで覆われていない部分に、
選択的に厚さ400nm程度のフィールド酸化膜(素子
間分離領域)4が形成される。
【0005】(4)次に、図2(D)に示すように、マ
スク3aが除去され、次に下敷酸化膜2が除去される。
なお、下敷酸化膜2の除去の際に、この下敷酸化膜2の
厚さ分だけフィールド酸化膜4(素子間分離領域)もエ
ッチングされ薄くなる。下敷酸化膜2の除去で露出され
たシリコン基板1部分が半導体素子形成領域5(以下、
素子形成領域5という)となる。
スク3aが除去され、次に下敷酸化膜2が除去される。
なお、下敷酸化膜2の除去の際に、この下敷酸化膜2の
厚さ分だけフィールド酸化膜4(素子間分離領域)もエ
ッチングされ薄くなる。下敷酸化膜2の除去で露出され
たシリコン基板1部分が半導体素子形成領域5(以下、
素子形成領域5という)となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の素子間分離領域形成方法では、シリコン窒化膜
3からなるマスク3aの端部で、このマスク下に入り込
むような酸化(以下「横方向の酸化」という)が進行す
るため、このマスク3aの端部下に、いわゆるバーズビ
ーク4aが形成され、その分、素子形成領域5の寸法が
設計値よりも狭くなる。
た従来の素子間分離領域形成方法では、シリコン窒化膜
3からなるマスク3aの端部で、このマスク下に入り込
むような酸化(以下「横方向の酸化」という)が進行す
るため、このマスク3aの端部下に、いわゆるバーズビ
ーク4aが形成され、その分、素子形成領域5の寸法が
設計値よりも狭くなる。
【0007】このため、バーズビーク4aが生じること
を見越して素子形成領域5の面積に予め余裕を取ってお
く必要があり、半導体装置の高集積化を妨げる1つの原
因となっていた。また、上記バーズビーク4aを低減す
るには、マスク3aであるシリコン窒化膜3を厚くする
か、及び又は、下敷酸化膜2を薄くすることが有効であ
ることが知られている。その理由は、マスク3aを厚く
すると、マスク3a端部での反りが生じ難くなり、ま
た、下敷酸化膜2を薄くすると、マスク3a下への酸化
剤の拡散による侵入が抑制できるので、いずれにおいて
も、フィールド酸化膜4形成時の横方向の酸化を抑制で
きるからである。しかし、マスク3aを厚くしたり、あ
るいは下敷酸化膜2を薄くすると、シリコン窒化膜3が
シリコン基板1に与える応力が大きくなり、これによ
り、素子形成領域5の結晶品質を損ねる恐れがある。
を見越して素子形成領域5の面積に予め余裕を取ってお
く必要があり、半導体装置の高集積化を妨げる1つの原
因となっていた。また、上記バーズビーク4aを低減す
るには、マスク3aであるシリコン窒化膜3を厚くする
か、及び又は、下敷酸化膜2を薄くすることが有効であ
ることが知られている。その理由は、マスク3aを厚く
すると、マスク3a端部での反りが生じ難くなり、ま
た、下敷酸化膜2を薄くすると、マスク3a下への酸化
剤の拡散による侵入が抑制できるので、いずれにおいて
も、フィールド酸化膜4形成時の横方向の酸化を抑制で
きるからである。しかし、マスク3aを厚くしたり、あ
るいは下敷酸化膜2を薄くすると、シリコン窒化膜3が
シリコン基板1に与える応力が大きくなり、これによ
り、素子形成領域5の結晶品質を損ねる恐れがある。
【0008】本発明は、上記問題点を解決し、選択酸化
の際に耐酸化性膜からなるマスクの端部を薄くするよう
にしたので、その部分が反りやすくなり、マスクがシリ
コン基板に与える応力を低減でき、結晶品質の低下を抑
制できるとともに、バーズビークによる素子形成領域の
寸法の制御性が劣化することを防止することができる素
子間分離領域形成方法を提供することができる。
の際に耐酸化性膜からなるマスクの端部を薄くするよう
にしたので、その部分が反りやすくなり、マスクがシリ
コン基板に与える応力を低減でき、結晶品質の低下を抑
制できるとともに、バーズビークによる素子形成領域の
寸法の制御性が劣化することを防止することができる素
子間分離領域形成方法を提供することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)シリコン基板上に直接又は下敷酸化膜を介して耐
酸化性膜からなるマスクを形成し、このマスクを有する
シリコン基板を熱酸化処理してこのシリコン基板に選択
的に素子間分離領域を形成する素子間分離領域形成方法
において、シリコン基板上に直接又は下敷酸化膜を介し
て膜厚の薄い第1の耐酸化性膜を形成する工程と、この
耐酸化性膜上に酸化膜を形成する工程と、この酸化膜上
に第2の耐酸化性膜を形成する工程と、前記第1の耐酸
化性膜/酸化膜/第2の耐酸化性膜をパターニングし、
この第1の耐酸化性膜/酸化膜/第2の耐酸化性膜から
なるマスクを形成する工程と、前記酸化膜をエッチング
して前記マスクの端部に隙間を形成する工程と、シリコ
ン基板を熱酸化雰囲気中で処理する工程とを含むように
したものである。
成するために、 (1)シリコン基板上に直接又は下敷酸化膜を介して耐
酸化性膜からなるマスクを形成し、このマスクを有する
シリコン基板を熱酸化処理してこのシリコン基板に選択
的に素子間分離領域を形成する素子間分離領域形成方法
において、シリコン基板上に直接又は下敷酸化膜を介し
て膜厚の薄い第1の耐酸化性膜を形成する工程と、この
耐酸化性膜上に酸化膜を形成する工程と、この酸化膜上
に第2の耐酸化性膜を形成する工程と、前記第1の耐酸
化性膜/酸化膜/第2の耐酸化性膜をパターニングし、
この第1の耐酸化性膜/酸化膜/第2の耐酸化性膜から
なるマスクを形成する工程と、前記酸化膜をエッチング
して前記マスクの端部に隙間を形成する工程と、シリコ
ン基板を熱酸化雰囲気中で処理する工程とを含むように
したものである。
【0010】(2)シリコン基板上に直接又は下敷酸化
膜を介して耐酸化性膜からなるマスクを形成し、このマ
スクを有するシリコン基板を熱酸化処理して、このシリ
コン基板に選択的に素子間分離領域を形成する素子間分
離領域形成方法において、シリコン基板上に直接又は下
敷酸化膜を介して第1の耐酸化性膜を形成する工程と、
この耐酸化性膜上に酸化膜を形成する工程と、この酸化
膜上に第2の耐酸化性膜を形成する工程と、前記第2の
耐酸化性膜をパターニングし、第1のマスクを形成する
工程と、前記酸化膜をエッチングし、前記第1のマスク
の端部に隙間を形成する工程と、前記第2の耐酸化性膜
をエッチングし除去すると同時に、前記第1の耐酸化性
膜を素子形成領域上に凸形に残存するように除去し、第
2のマスクを形成する工程と、前記酸化膜を除去する工
程と、シリコン基板を熱酸化雰囲気中で処理する工程と
を含むようにしたものである。
膜を介して耐酸化性膜からなるマスクを形成し、このマ
スクを有するシリコン基板を熱酸化処理して、このシリ
コン基板に選択的に素子間分離領域を形成する素子間分
離領域形成方法において、シリコン基板上に直接又は下
敷酸化膜を介して第1の耐酸化性膜を形成する工程と、
この耐酸化性膜上に酸化膜を形成する工程と、この酸化
膜上に第2の耐酸化性膜を形成する工程と、前記第2の
耐酸化性膜をパターニングし、第1のマスクを形成する
工程と、前記酸化膜をエッチングし、前記第1のマスク
の端部に隙間を形成する工程と、前記第2の耐酸化性膜
をエッチングし除去すると同時に、前記第1の耐酸化性
膜を素子形成領域上に凸形に残存するように除去し、第
2のマスクを形成する工程と、前記酸化膜を除去する工
程と、シリコン基板を熱酸化雰囲気中で処理する工程と
を含むようにしたものである。
【0011】
(1)請求項1記載の素子間分離領域形成方法によれ
ば、耐酸化性膜のマスクの厚さを薄くするようにしたの
で、選択酸化の際に、そのマスク端部が反りやすくなる
ため、従来法で問題になる応力による結晶品質の低下を
低減できる。また、反りやすくする耐酸化性膜のマスク
端部の横方向の寸法は、この耐酸化性膜の上層の酸化膜
のエッチング量によって制御できる。さらに、この酸化
膜の膜厚によって、このマスク端部の選択酸化時の反り
量を制御できる。
ば、耐酸化性膜のマスクの厚さを薄くするようにしたの
で、選択酸化の際に、そのマスク端部が反りやすくなる
ため、従来法で問題になる応力による結晶品質の低下を
低減できる。また、反りやすくする耐酸化性膜のマスク
端部の横方向の寸法は、この耐酸化性膜の上層の酸化膜
のエッチング量によって制御できる。さらに、この酸化
膜の膜厚によって、このマスク端部の選択酸化時の反り
量を制御できる。
【0012】これらにより、素子形成領域の寸法を制御
できる。この場合、反りやすくしたマスク端部から素子
形成領域となる部分へのバーズビークの侵入(成長)
は、この素子形成領域上部に残存する反り難いマスク部
分によって抑制される。これにより、前記酸化膜のエッ
チング量、及びその膜厚で素子形成領域の寸法を精度良
く制御できる。
できる。この場合、反りやすくしたマスク端部から素子
形成領域となる部分へのバーズビークの侵入(成長)
は、この素子形成領域上部に残存する反り難いマスク部
分によって抑制される。これにより、前記酸化膜のエッ
チング量、及びその膜厚で素子形成領域の寸法を精度良
く制御できる。
【0013】(2)請求項2記載の素子間分離領域形成
方法によれば、耐酸化性膜のマスクを凸形にして端部を
薄くするようにしたので、選択酸化の際に、そのマスク
端部が反りやすくなるため、従来法で問題となる応力に
よる結晶品質の低下を低減できる。また、素子形成領域
に当たる部分へのバーズビークの侵入を抑制することが
できる。更に、上記(1)と同様に素子形成領域の寸法
を、シリコン窒化膜上の酸化膜の厚さとエッチング量で
制御できる。
方法によれば、耐酸化性膜のマスクを凸形にして端部を
薄くするようにしたので、選択酸化の際に、そのマスク
端部が反りやすくなるため、従来法で問題となる応力に
よる結晶品質の低下を低減できる。また、素子形成領域
に当たる部分へのバーズビークの侵入を抑制することが
できる。更に、上記(1)と同様に素子形成領域の寸法
を、シリコン窒化膜上の酸化膜の厚さとエッチング量で
制御できる。
【0014】また、酸化膜のエッチングを選択酸化の前
に行うようにしたので、酸化膜のエッチングに伴う、フ
ィールド酸化膜の目減り量を少なくすることができる。
に行うようにしたので、酸化膜のエッチングに伴う、フ
ィールド酸化膜の目減り量を少なくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す
素子間分離領域形成工程断面図である。 (1)まず、図1(A)に示すように、シリコン基板1
1上に耐酸化性膜としての膜厚の薄い第1のシリコン窒
化膜12(膜厚の薄い第1の耐酸化性膜)を、例えば2
0nmの膜厚に形成する。次に、酸化膜13を、例えば
CVD法により50nmの膜厚に形成した後、耐酸化性
膜としての第2のシリコン窒化膜14(第2の耐酸化性
膜)を、例えば100nmの膜厚に形成する。
がら詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す
素子間分離領域形成工程断面図である。 (1)まず、図1(A)に示すように、シリコン基板1
1上に耐酸化性膜としての膜厚の薄い第1のシリコン窒
化膜12(膜厚の薄い第1の耐酸化性膜)を、例えば2
0nmの膜厚に形成する。次に、酸化膜13を、例えば
CVD法により50nmの膜厚に形成した後、耐酸化性
膜としての第2のシリコン窒化膜14(第2の耐酸化性
膜)を、例えば100nmの膜厚に形成する。
【0016】(2)次に、図1(B)に示すように、第
1のシリコン窒化膜12、酸化膜13及び第2のシリコ
ン窒化膜14を、これらがシリコン基板11の半導体素
子形成領域とされる部分上に選択的に残存するようにパ
ターニングし、シリコン窒化膜12/酸化膜13/シリ
コン窒化膜14からなるマスクを形成する。 (3)次に、図1(C)に示すように、酸化膜13をウ
ェットエッチング法等の等方性エッチングにより処理
し、前記パターニングされたシリコン窒化膜12とシリ
コン窒化膜14の端部から、横方向に例えば50nmだ
け除去する。
1のシリコン窒化膜12、酸化膜13及び第2のシリコ
ン窒化膜14を、これらがシリコン基板11の半導体素
子形成領域とされる部分上に選択的に残存するようにパ
ターニングし、シリコン窒化膜12/酸化膜13/シリ
コン窒化膜14からなるマスクを形成する。 (3)次に、図1(C)に示すように、酸化膜13をウ
ェットエッチング法等の等方性エッチングにより処理
し、前記パターニングされたシリコン窒化膜12とシリ
コン窒化膜14の端部から、横方向に例えば50nmだ
け除去する。
【0017】(4)次に、図1(D)に示すように、こ
のシリコン基板11を熱酸化雰囲気中で処理する。ここ
では、この処理を1000℃の温度の水蒸気雰囲気中に
試料を120分間投入することで行う。これにより、シ
リコン基板11のシリコン窒化膜12で覆われていない
部分に、この場合厚さ400nm程度のフィールド酸化
膜(素子分離領域)15が形成される。
のシリコン基板11を熱酸化雰囲気中で処理する。ここ
では、この処理を1000℃の温度の水蒸気雰囲気中に
試料を120分間投入することで行う。これにより、シ
リコン基板11のシリコン窒化膜12で覆われていない
部分に、この場合厚さ400nm程度のフィールド酸化
膜(素子分離領域)15が形成される。
【0018】このとき、シリコン窒化膜12の膜厚は従
来法に比べて薄く、さらにその端部が露出して、前記シ
リコン窒化膜14との間に隙間を形成しているため、シ
リコン窒化膜12は反りやすく、シリコン基板11に与
える応力の影響を大幅に低減できる。また、フィールド
酸化膜15が厚くなって、シリコン窒化膜12端部の反
りが大きくなると、前記隙間の大きさによっては、前記
シリコン窒化膜14端部に接触するようになるため、シ
リコン窒化膜14がシリコン窒化膜12の反りを抑制す
ることになる。しかし、この場合も、シリコン窒化膜1
4の応力は直接シリコン基板11に影響しない。しか
も、横方向酸化によるバーズビークの成長を抑制するこ
とができる。
来法に比べて薄く、さらにその端部が露出して、前記シ
リコン窒化膜14との間に隙間を形成しているため、シ
リコン窒化膜12は反りやすく、シリコン基板11に与
える応力の影響を大幅に低減できる。また、フィールド
酸化膜15が厚くなって、シリコン窒化膜12端部の反
りが大きくなると、前記隙間の大きさによっては、前記
シリコン窒化膜14端部に接触するようになるため、シ
リコン窒化膜14がシリコン窒化膜12の反りを抑制す
ることになる。しかし、この場合も、シリコン窒化膜1
4の応力は直接シリコン基板11に影響しない。しか
も、横方向酸化によるバーズビークの成長を抑制するこ
とができる。
【0019】(5)次に、図1(E)に示すように、シ
リコン窒化膜14及び酸化膜13及びシリコン窒化膜1
2を、それぞれ従来同様に除去する。シリコン基板11
の露出された部分が半導体素子形成領域16となる。こ
のとき、酸化膜13を除去する際に、その厚さ分だけフ
ィールド酸化膜15が薄くなるが、このエッチング時に
はフィールド酸化膜15の素子形成領域部分に接した端
部はシリコン窒化膜12に覆われているため、エッチン
グされないので、半導体素子形成領域16の寸法に影響
を与えることはない。
リコン窒化膜14及び酸化膜13及びシリコン窒化膜1
2を、それぞれ従来同様に除去する。シリコン基板11
の露出された部分が半導体素子形成領域16となる。こ
のとき、酸化膜13を除去する際に、その厚さ分だけフ
ィールド酸化膜15が薄くなるが、このエッチング時に
はフィールド酸化膜15の素子形成領域部分に接した端
部はシリコン窒化膜12に覆われているため、エッチン
グされないので、半導体素子形成領域16の寸法に影響
を与えることはない。
【0020】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図3は本発明の第2実施例を示す素子間分離領域形
成工程断面図である。 (1)まず、図3(A)に示すように、シリコン基板2
1上に耐酸化性膜としての第1のシリコン窒化膜22
(第1の耐酸化性膜)を、例えば50nmの膜厚に形成
する。次に、第1の実施例と同様に、酸化膜23を厚さ
例えば50nm形成し、次いで、第2のシリコン窒化膜
24(第2の耐酸化性膜)を厚さ例えば50nmに形成
した後、最上層のシリコン窒化膜24をシリコン基板2
1の半導体素子形成領域と予定される部分に選択的に残
存するようにパターニングし、第1のマスクを形成す
る。
る。図3は本発明の第2実施例を示す素子間分離領域形
成工程断面図である。 (1)まず、図3(A)に示すように、シリコン基板2
1上に耐酸化性膜としての第1のシリコン窒化膜22
(第1の耐酸化性膜)を、例えば50nmの膜厚に形成
する。次に、第1の実施例と同様に、酸化膜23を厚さ
例えば50nm形成し、次いで、第2のシリコン窒化膜
24(第2の耐酸化性膜)を厚さ例えば50nmに形成
した後、最上層のシリコン窒化膜24をシリコン基板2
1の半導体素子形成領域と予定される部分に選択的に残
存するようにパターニングし、第1のマスクを形成す
る。
【0021】(2)次に、図3(B)に示すように、酸
化膜23をウェットエッチング法により処理して、パタ
ーニングされたシリコン窒化膜24の端部から横方向
に、例えば50nmだけ除去する。 (3)次に、図3(C)に示すように、シリコン窒化膜
24及びシリコン窒化膜22をドライエッチング法によ
り除去する。このとき、シリコン窒化膜24と22は膜
厚が等しいので、ドライエッチングの際にオーバーエッ
チングすることにより、シリコン窒化膜22の酸化膜2
3で覆われていない部分だけは薄くなる、凸形の第2の
マスク22a(シリコン窒化膜)を形成する。
化膜23をウェットエッチング法により処理して、パタ
ーニングされたシリコン窒化膜24の端部から横方向
に、例えば50nmだけ除去する。 (3)次に、図3(C)に示すように、シリコン窒化膜
24及びシリコン窒化膜22をドライエッチング法によ
り除去する。このとき、シリコン窒化膜24と22は膜
厚が等しいので、ドライエッチングの際にオーバーエッ
チングすることにより、シリコン窒化膜22の酸化膜2
3で覆われていない部分だけは薄くなる、凸形の第2の
マスク22a(シリコン窒化膜)を形成する。
【0022】(4)次に、図3(D)に示すように、酸
化膜23を除去した後、第1の実施例と同様の選択酸化
を行うことにより、フィールド酸化膜25が形成され
る。このとき、第2のマスク22a(シリコン窒化膜)
は、凸形で端部が薄くなっているので反りやすく、シリ
コン基板21に与える応力の影響を低減している。ま
た、第2のマスク(シリコン窒化膜)22aの厚い部分
(素子形成領域に当たる部分)へのバーズビークの侵入
を抑制できる。
化膜23を除去した後、第1の実施例と同様の選択酸化
を行うことにより、フィールド酸化膜25が形成され
る。このとき、第2のマスク22a(シリコン窒化膜)
は、凸形で端部が薄くなっているので反りやすく、シリ
コン基板21に与える応力の影響を低減している。ま
た、第2のマスク(シリコン窒化膜)22aの厚い部分
(素子形成領域に当たる部分)へのバーズビークの侵入
を抑制できる。
【0023】(5)次に、図3(E)に示すように、第
2のマスク(シリコン窒化膜)22aを除去する。する
と、シリコン基板21の露出された部分が半導体素子形
成領域26となる。第1、第2の実施例では、従来法の
ように下敷酸化膜をシリコン基板上に形成しない例を説
明したが、下敷酸化膜を形成してもよい。下敷酸化膜は
従来法よりも薄く形成できるので、バーズビークの成長
は従来法よりも抑制できる。
2のマスク(シリコン窒化膜)22aを除去する。する
と、シリコン基板21の露出された部分が半導体素子形
成領域26となる。第1、第2の実施例では、従来法の
ように下敷酸化膜をシリコン基板上に形成しない例を説
明したが、下敷酸化膜を形成してもよい。下敷酸化膜は
従来法よりも薄く形成できるので、バーズビークの成長
は従来法よりも抑制できる。
【0024】また、熱酸化処理法は、ウェット酸化法に
限られず、ドライ酸化法、あるいはウェット酸化法及び
ドライ酸化法を併用する方法でもよい。また、実施例で
は耐酸化性膜としてシリコン窒化膜を用いる例を説明し
たが、熱酸化法でのマスクとして使用できる耐酸化性膜
であれば、シリコン窒化膜以外(例えば、SiOx Ny
膜)のものでもよい。
限られず、ドライ酸化法、あるいはウェット酸化法及び
ドライ酸化法を併用する方法でもよい。また、実施例で
は耐酸化性膜としてシリコン窒化膜を用いる例を説明し
たが、熱酸化法でのマスクとして使用できる耐酸化性膜
であれば、シリコン窒化膜以外(例えば、SiOx Ny
膜)のものでもよい。
【0025】また、2つの耐酸化性膜に挟まれ、ウェッ
トエッチング処理を行う膜に酸化膜を用いたが、そのエ
ッチングの際に耐酸化性膜及びシリコン基板が同時にエ
ッチングされない膜であれば酸化膜以外のものも適用可
能である。なお、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能で
あり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
トエッチング処理を行う膜に酸化膜を用いたが、そのエ
ッチングの際に耐酸化性膜及びシリコン基板が同時にエ
ッチングされない膜であれば酸化膜以外のものも適用可
能である。なお、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能で
あり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、耐酸化性膜のマス
クの厚さを薄くするようにしたので、選択酸化の際に、
そのマスク端部が反りやすくなるため、従来法で問題に
なる応力による結晶品質の低下を低減できる。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、耐酸化性膜のマス
クの厚さを薄くするようにしたので、選択酸化の際に、
そのマスク端部が反りやすくなるため、従来法で問題に
なる応力による結晶品質の低下を低減できる。
【0027】また、反りやすくする耐酸化性膜のマスク
端部の横方向の寸法は、この耐酸化性膜の上層の酸化膜
のエッチング量によって制御できる。更に、この酸化膜
の膜厚によって、このマスク端部の選択酸化時の反り量
を制御できる。これらにより、素子形成領域の寸法を制
御できる。この場合、反りやすくしたマスク端部から素
子形成領域となる部分へのバーズビークの侵入(成長)
は、この素子形成領域上部に残存する反り難いマスク部
分によって抑制される。これにより、前記酸化膜のエッ
チング量、及びその膜厚で素子形成領域の寸法を精度良
く制御できる。
端部の横方向の寸法は、この耐酸化性膜の上層の酸化膜
のエッチング量によって制御できる。更に、この酸化膜
の膜厚によって、このマスク端部の選択酸化時の反り量
を制御できる。これらにより、素子形成領域の寸法を制
御できる。この場合、反りやすくしたマスク端部から素
子形成領域となる部分へのバーズビークの侵入(成長)
は、この素子形成領域上部に残存する反り難いマスク部
分によって抑制される。これにより、前記酸化膜のエッ
チング量、及びその膜厚で素子形成領域の寸法を精度良
く制御できる。
【0028】(2)請求項2記載の発明によれば、耐酸
化性膜のマスクを凸形にして端部を薄くするようにした
ので、選択酸化の際に、そのマスク端部が反りやすくな
るため、従来法で問題となる応力による結晶品質の低下
を低減できる。また、素子形成領域に当たる部分へのバ
ーズビークの侵入を抑制することができる。更に、上記
(1)と同様に素子形成領域の寸法を、シリコン窒化膜
上の酸化膜の厚さとエッチング量で制御できる。
化性膜のマスクを凸形にして端部を薄くするようにした
ので、選択酸化の際に、そのマスク端部が反りやすくな
るため、従来法で問題となる応力による結晶品質の低下
を低減できる。また、素子形成領域に当たる部分へのバ
ーズビークの侵入を抑制することができる。更に、上記
(1)と同様に素子形成領域の寸法を、シリコン窒化膜
上の酸化膜の厚さとエッチング量で制御できる。
【0029】また、酸化膜のエッチングを選択酸化の前
に行うようにしたので、酸化膜のエッチングに伴う、フ
ィールド酸化膜の目減り量を少なくすることができる。
に行うようにしたので、酸化膜のエッチングに伴う、フ
ィールド酸化膜の目減り量を少なくすることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す素子間分離領域形成
工程断面図である。
工程断面図である。
【図2】従来の素子間分離領域形成工程断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す素子間分離領域形成
工程断面図である。
工程断面図である。
11,21 シリコン基板 12,22 第1のシリコン窒化膜(膜厚の薄い第1
の耐酸化性膜) 13,23 酸化膜 14,24 第2のシリコン窒化膜(第2の耐酸化性
膜) 15,25 フィールド酸化膜(素子分離領域) 16,26 半導体素子形成領域 22a 凸形の第2のマスク(シリコン窒化膜)
の耐酸化性膜) 13,23 酸化膜 14,24 第2のシリコン窒化膜(第2の耐酸化性
膜) 15,25 フィールド酸化膜(素子分離領域) 16,26 半導体素子形成領域 22a 凸形の第2のマスク(シリコン窒化膜)
Claims (2)
- 【請求項1】 シリコン基板上に直接又は下敷酸化膜を
介して耐酸化性膜からなるマスクを形成し、該マスクを
有するシリコン基板を熱酸化処理して該シリコン基板に
選択的に素子間分離領域を形成する素子間分離領域形成
方法において、(a)シリコン基板上に直接又は下敷酸
化膜を介して膜厚の薄い第1の耐酸化性膜を形成する工
程と、(b)該耐酸化性膜上に酸化膜を形成する工程
と、(c)該酸化膜上に第2の耐酸化性膜を形成する工
程と、(d)前記第1の耐酸化性膜/酸化膜/第2の耐
酸化性膜をパターニングし、該第1の耐酸化性膜/酸化
膜/第2の耐酸化性膜からなるマスクを形成する工程
と、(e)前記酸化膜をエッチングして前記マスクの端
部に隙間を形成する工程と、(f)シリコン基板を熱酸
化雰囲気中で処理する工程とを含むことを特徴とする素
子間分離領域形成方法。 - 【請求項2】 シリコン基板上に直接又は下敷酸化膜を
介して耐酸化性膜からなるマスクを形成し、該マスクを
有するシリコン基板を熱酸化処理して該シリコン基板に
選択的に素子間分離領域を形成する素子間分離領域形成
方法において、(a)シリコン基板上に直接又は下敷酸
化膜を介して第1の耐酸化性膜を形成する工程と、
(b)該耐酸化性膜上に酸化膜を形成する工程と、
(c)該酸化膜上に第2の耐酸化性膜を形成する工程
と、(d)前記第2の耐酸化性膜をパターニングし、第
1のマスクを形成する工程と、(e)前記酸化膜をエッ
チングし、前記第1のマスクの端部に隙間を形成する工
程と、(f)前記第2の耐酸化性膜をエッチングして除
去すると同時に前記第1の耐酸化性膜を素子形成領域上
に凸形に残存するように除去し、第2のマスクを形成す
る工程と、(g)前記酸化膜を除去する工程と、(h)
シリコン基板を熱酸化雰囲気中で処理する工程とを含む
ことを特徴とする素子間分離領域形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10357395A JPH08298261A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 素子間分離領域形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10357395A JPH08298261A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 素子間分離領域形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08298261A true JPH08298261A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14357543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10357395A Withdrawn JPH08298261A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 素子間分離領域形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08298261A (ja) |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10357395A patent/JPH08298261A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |