JPH1155131A - 無線送信電力制御装置 - Google Patents
無線送信電力制御装置Info
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- JPH1155131A JPH1155131A JP9211092A JP21109297A JPH1155131A JP H1155131 A JPH1155131 A JP H1155131A JP 9211092 A JP9211092 A JP 9211092A JP 21109297 A JP21109297 A JP 21109297A JP H1155131 A JPH1155131 A JP H1155131A
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- power
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3036—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
- H03G3/3042—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
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- Transmitters (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CDMA移動通信システムで用いる移動端末
のように送信電力の大幅な可変制御を可能し、かつ、電
源に電池を用いた移動端末での通話の長時間化を図る。 【解決手段】 IF信号Saを可変利得IF増幅器1
1、ミキサ12、ローカル発振器13、BPF14及び
ステップアッテネータ15を通じて、可変増幅、減衰、
周波数変換及び帯域制限して電力増幅器(FET)16
に入力する。バイアス電流検出回路17で検出したバイ
アス電流測定値信号Sdを、変換回路18が利得制御信
号Sbとアッテネータ制御信号Scとから生成した基準
値信号Svから減算(負帰還ループ)し、積分器20で
積分したバイアス電圧Snを電力増幅器16へ出力す
る。このバイアス電圧Snのバイアス電流点に対応した
送信出力電力Seを電力増幅器16が送出する。
のように送信電力の大幅な可変制御を可能し、かつ、電
源に電池を用いた移動端末での通話の長時間化を図る。 【解決手段】 IF信号Saを可変利得IF増幅器1
1、ミキサ12、ローカル発振器13、BPF14及び
ステップアッテネータ15を通じて、可変増幅、減衰、
周波数変換及び帯域制限して電力増幅器(FET)16
に入力する。バイアス電流検出回路17で検出したバイ
アス電流測定値信号Sdを、変換回路18が利得制御信
号Sbとアッテネータ制御信号Scとから生成した基準
値信号Svから減算(負帰還ループ)し、積分器20で
積分したバイアス電圧Snを電力増幅器16へ出力す
る。このバイアス電圧Snのバイアス電流点に対応した
送信出力電力Seを電力増幅器16が送出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池を電源として
使用する携帯電話機などに利用し、送信出力電力を可変
制御するための無線送信電力制御装置に関する。
使用する携帯電話機などに利用し、送信出力電力を可変
制御するための無線送信電力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯電話機では、充電電
池を電源としており、その充電ごとの使用可能時間(通
話時間)を長くするため、消費電流を、より少なくする
必要がある。この場合、送信時(通話中)の消費電流
は、その大部分が送信電力増幅部(高周波パワーIC)
によって消費される。したがって、この送信電力増幅部
での低消費電力化が最も重要である。
池を電源としており、その充電ごとの使用可能時間(通
話時間)を長くするため、消費電流を、より少なくする
必要がある。この場合、送信時(通話中)の消費電流
は、その大部分が送信電力増幅部(高周波パワーIC)
によって消費される。したがって、この送信電力増幅部
での低消費電力化が最も重要である。
【0003】このような携帯電話機(移動端末)とし
て、実用化が開始されたIS95などのCDMA移動通
信システムでは、基地局と移動端末との間の距離の遠近
問題(基地局から遠方に位置する移動端末が、近くの移
動端末からの送信電波で干渉が発生する問題)を避ける
ために、移動端末の送信電力を80dBにわたって可変
制御することが要求されている。
て、実用化が開始されたIS95などのCDMA移動通
信システムでは、基地局と移動端末との間の距離の遠近
問題(基地局から遠方に位置する移動端末が、近くの移
動端末からの送信電波で干渉が発生する問題)を避ける
ために、移動端末の送信電力を80dBにわたって可変
制御することが要求されている。
【0004】このCDMA移動通信システムにおける送
信電力の可変制御では、この可変制御に用いる回路が複
雑であり装置規模や新処理規模が増大化し、CDMA移
動通信システムの弱点とされていた。しかし、このCD
MA移動通信システムは、移動端末での送信電力の可変
制御によって平均的な送信電力を小さくできるため、送
信電力増幅部の平均消費電流が低減する。したがって、
長時間の通話時間が可能になる。
信電力の可変制御では、この可変制御に用いる回路が複
雑であり装置規模や新処理規模が増大化し、CDMA移
動通信システムの弱点とされていた。しかし、このCD
MA移動通信システムは、移動端末での送信電力の可変
制御によって平均的な送信電力を小さくできるため、送
信電力増幅部の平均消費電流が低減する。したがって、
長時間の通話時間が可能になる。
【0005】ところでCDMA移動通信システム以外の
移動端末では、従来の送信電力増幅部(高周波パワーI
C)における送信電力を小さくしても、バイアス電流が
低減できないため、消費電力を低減できない。このよう
な送信電力増幅部(高周波パワーIC)におけるバイア
ス制御を行う例として特開平3ー179926号公報例
が知られている。
移動端末では、従来の送信電力増幅部(高周波パワーI
C)における送信電力を小さくしても、バイアス電流が
低減できないため、消費電力を低減できない。このよう
な送信電力増幅部(高周波パワーIC)におけるバイア
ス制御を行う例として特開平3ー179926号公報例
が知られている。
【0006】図6は、このような従来の無線送信電力制
御装置の構成例を示すブロック図である。
御装置の構成例を示すブロック図である。
【0007】この例は16値QAMなどの多値デジタル
変調による移動端末に適用されているものであり、送信
信号のアナログ多値信号に対して、多値QAM変調器1
でI信号及びQ信号の高周波信号に変調が施される。こ
の変調信号が電力増幅器(HAP)2で電力増幅されて
アンテナから送信電力として送出される。
変調による移動端末に適用されているものであり、送信
信号のアナログ多値信号に対して、多値QAM変調器1
でI信号及びQ信号の高周波信号に変調が施される。こ
の変調信号が電力増幅器(HAP)2で電力増幅されて
アンテナから送信電力として送出される。
【0008】また、アナログ多値信号が、HPA飽和出
力制御回路3に入力される。HPA飽和出力制御回路3
は、送信信号点認識回路3aが送信シンボルが位相平面
上のいずれであるかを識別している。この識別結果に基
づいて送信シンボルの波高値が決定される。この決定に
基づいてバイアス制御回路3bが電力増幅器(HAP)
2の最適バイアス値(制御信号)を設定する。
力制御回路3に入力される。HPA飽和出力制御回路3
は、送信信号点認識回路3aが送信シンボルが位相平面
上のいずれであるかを識別している。この識別結果に基
づいて送信シンボルの波高値が決定される。この決定に
基づいてバイアス制御回路3bが電力増幅器(HAP)
2の最適バイアス値(制御信号)を設定する。
【0009】この結果、多値デジタル信号を送信する場
合の電力増幅器(HAP)2での平均的な消費電流が低
減される。
合の電力増幅器(HAP)2での平均的な消費電流が低
減される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の図6に示す構成では、多値デジタル変調方式によ
る送信シンボルの瞬間的な波高値に対応したバイアス値
(制御信号)を設定する制御を行っている。すなわち、
大きく送信電力を可変するためのバイアス制御方式では
ないため、CDMA移動通信システムのように移動端末
の送信電力を80dBにわたって可変制御する場合には
適用できない。換言すれば、従来例は電源に電池を用い
た移動端末での、より通話時間を伸ばすことが出来ない
という欠点がある。
来例の図6に示す構成では、多値デジタル変調方式によ
る送信シンボルの瞬間的な波高値に対応したバイアス値
(制御信号)を設定する制御を行っている。すなわち、
大きく送信電力を可変するためのバイアス制御方式では
ないため、CDMA移動通信システムのように移動端末
の送信電力を80dBにわたって可変制御する場合には
適用できない。換言すれば、従来例は電源に電池を用い
た移動端末での、より通話時間を伸ばすことが出来ない
という欠点がある。
【0011】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、CDMA移動通信システムで用いる移動端末など
のように送信電力の大幅な可変制御が正確かつ確実に出
来るようになり、電源に電池を用いた移動端末での通話
時間を、より伸ばすことが出来る無線送信電力制御装置
の提供を目的とする。
ので、CDMA移動通信システムで用いる移動端末など
のように送信電力の大幅な可変制御が正確かつ確実に出
来るようになり、電源に電池を用いた移動端末での通話
時間を、より伸ばすことが出来る無線送信電力制御装置
の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線送信電力制御装置は入力送信信号を制
御信号に基づいて可変する可変手段と、可変手段からの
可変入力送信信号を電力増幅するトランジスタを用いた
電力増幅手段と、電力増幅手段のトランジスタに流れる
電流を検出した検出値信号を出力する検出手段と、可変
手段への制御信号を電力増幅手段に入力される可変入力
送信信号のレベルに対応する基準値信号に変換して出力
する変換手段と、検出手段からの検出値信号と変換手段
からの基準値信号とを比較し、この比較値に基づいて電
力増幅手段へのバイアス電流点を設定するバイアス電流
設定手段とを備えることを特徴としている。
に、本発明の無線送信電力制御装置は入力送信信号を制
御信号に基づいて可変する可変手段と、可変手段からの
可変入力送信信号を電力増幅するトランジスタを用いた
電力増幅手段と、電力増幅手段のトランジスタに流れる
電流を検出した検出値信号を出力する検出手段と、可変
手段への制御信号を電力増幅手段に入力される可変入力
送信信号のレベルに対応する基準値信号に変換して出力
する変換手段と、検出手段からの検出値信号と変換手段
からの基準値信号とを比較し、この比較値に基づいて電
力増幅手段へのバイアス電流点を設定するバイアス電流
設定手段とを備えることを特徴としている。
【0013】また、本発明は好適な前記検出手段とし
て、電力増幅手段のトランジスタへ電源ラインから流れ
る電流経路に挿入された抵抗器を用い、この抵抗器での
降下電圧を検出値信号として出力することを特徴として
いる。
て、電力増幅手段のトランジスタへ電源ラインから流れ
る電流経路に挿入された抵抗器を用い、この抵抗器での
降下電圧を検出値信号として出力することを特徴として
いる。
【0014】更に、本発明は電力増幅手段の第1トラン
ジスタと同一の直流バイアス電流条件で動作する第2ト
ランジスタと、この第2トランジスタへ電源ラインから
流れる電流経路に挿入された抵抗器とを備え、この抵抗
器での降下電圧を検出値信号として出力することを特徴
としている。
ジスタと同一の直流バイアス電流条件で動作する第2ト
ランジスタと、この第2トランジスタへ電源ラインから
流れる電流経路に挿入された抵抗器とを備え、この抵抗
器での降下電圧を検出値信号として出力することを特徴
としている。
【0015】また、本発明は前記電力増幅手段の第1ト
ランジスタと第2トランジスタとが同一半導体チップに
形成されることを特徴としている。
ランジスタと第2トランジスタとが同一半導体チップに
形成されることを特徴としている。
【0016】更に、本発明は前記変換手段として、制御
信号のレベルごとのアドレスに、電力増幅手段に入力さ
れる可変入力送信信号レベルに対応する基準値信号のデ
ータが予め記憶されるメモリと、メモリからの基準値信
号のデータをアナログ信号に変換してバイアス電流設定
手段へ出力するA/Dコンバータとを備えることを特徴
としている。
信号のレベルごとのアドレスに、電力増幅手段に入力さ
れる可変入力送信信号レベルに対応する基準値信号のデ
ータが予め記憶されるメモリと、メモリからの基準値信
号のデータをアナログ信号に変換してバイアス電流設定
手段へ出力するA/Dコンバータとを備えることを特徴
としている。
【0017】また、本発明は前記メモリとして、データ
書き替え可能な記憶素子を用い、使用する電力増幅手段
のトランジスタの動作特性に整合したバイアス電流点に
対応した基準値信号のデータが予め記憶されることを特
徴としている。
書き替え可能な記憶素子を用い、使用する電力増幅手段
のトランジスタの動作特性に整合したバイアス電流点に
対応した基準値信号のデータが予め記憶されることを特
徴としている。
【0018】更に、本発明は前記バイアス電流設定手段
として、検出手段が検出した検出電圧と変換手段からの
基準値信号とを比較した信号を出力する比較手段と、比
較手段での比較値に基づいて、電力増幅手段のバイアス
電流点に対応するバイアス電圧を電力増幅手段へ出力す
る積分手段とを備えることを特徴としている。
として、検出手段が検出した検出電圧と変換手段からの
基準値信号とを比較した信号を出力する比較手段と、比
較手段での比較値に基づいて、電力増幅手段のバイアス
電流点に対応するバイアス電圧を電力増幅手段へ出力す
る積分手段とを備えることを特徴としている。
【0019】また、本発明は前記比較手段として、検出
手段が検出した検出電圧を変換手段が出力する基準値信
号から減算する減算手段を用いることを特徴としてい
る。
手段が検出した検出電圧を変換手段が出力する基準値信
号から減算する減算手段を用いることを特徴としてい
る。
【0020】更に、本発明は前記可変手段として、入力
送信信号を制御信号のレベルに対応して可変増幅する可
変増幅器、入力送信信号を制御信号のレベルに対応して
減衰させるアッテネータの一方又は両方を備え、制御信
号として可変増幅器へ利得制御信号が入力され、かつ、
アッテネータへアッテネータ制御信号が入力されること
を特徴としている。
送信信号を制御信号のレベルに対応して可変増幅する可
変増幅器、入力送信信号を制御信号のレベルに対応して
減衰させるアッテネータの一方又は両方を備え、制御信
号として可変増幅器へ利得制御信号が入力され、かつ、
アッテネータへアッテネータ制御信号が入力されること
を特徴としている。
【0021】また、本発明は前記可変増幅器への利得制
御信号、アッテネータへアッテネータ制御信号の一方又
は両方を変換手段が基準値信号に変換して出力すること
を特徴としている。
御信号、アッテネータへアッテネータ制御信号の一方又
は両方を変換手段が基準値信号に変換して出力すること
を特徴としている。
【0022】更に、本発明は前記可変手段と電力増幅手
段との間に、入力送信信号を周波数変換するための周波
数変換手段を更に備えることを特徴としている。
段との間に、入力送信信号を周波数変換するための周波
数変換手段を更に備えることを特徴としている。
【0023】また、本発明は前記周波数変換手段と電力
増幅手段との間に周波数変換した信号を帯域制限して不
要波信号を除去するバンドパスフィルタを更に備えるこ
とを特徴としている。
増幅手段との間に周波数変換した信号を帯域制限して不
要波信号を除去するバンドパスフィルタを更に備えるこ
とを特徴としている。
【0024】更に、本発明は前記の構成の無線送信電力
制御装置をCDMA移動通信システムにおける電池を電
源とする移動端末に設けることを特徴としている。
制御装置をCDMA移動通信システムにおける電池を電
源とする移動端末に設けることを特徴としている。
【0025】この発明の無線送信電力制御装置の構成で
は、電力増幅手段での入力送信信号の制御信号による可
変状態(レベル)に対応した電流の検出値信号と、入力
される制御信号から電力増幅手段のバイアス電流点に対
応して生成した基準値信号とを比較している。例えば、
基準値信号から検出値信号を減算した、より正確な値に
基づいて電力増幅手段へ、可変する送信出力電力に対応
したバイアス電流点を設定している。
は、電力増幅手段での入力送信信号の制御信号による可
変状態(レベル)に対応した電流の検出値信号と、入力
される制御信号から電力増幅手段のバイアス電流点に対
応して生成した基準値信号とを比較している。例えば、
基準値信号から検出値信号を減算した、より正確な値に
基づいて電力増幅手段へ、可変する送信出力電力に対応
したバイアス電流点を設定している。
【0026】したがって、従来例のように入力送信信号
を可変して送信出力電力を低減した際に、そのバイアス
電流が低減されずに、消費電力が低下しないということ
がなくなる。すなわち、電力増幅手段での送信出力電力
を入力送信信号を可変して送信出力電力を低減した際に
バイアス電流も減少し、消費電力も低減する。
を可変して送信出力電力を低減した際に、そのバイアス
電流が低減されずに、消費電力が低下しないということ
がなくなる。すなわち、電力増幅手段での送信出力電力
を入力送信信号を可変して送信出力電力を低減した際に
バイアス電流も減少し、消費電力も低減する。
【0027】また、本発明では、データ書き替え可能な
記憶素子を用いて、多種の電力増幅手段のトランジスタ
ごとの動作特性に整合するバイアス電流点に対応する基
準値信号のデータを記憶している。
記憶素子を用いて、多種の電力増幅手段のトランジスタ
ごとの動作特性に整合するバイアス電流点に対応する基
準値信号のデータを記憶している。
【0028】したがって、多種多様な電力増幅手段の構
成が可能になり、設計の自由度が向上する。
成が可能になり、設計の自由度が向上する。
【0029】更に、本発明は、前記の構成がCDMA移
動通信システムで用いる移動端末などに適用されてい
る。
動通信システムで用いる移動端末などに適用されてい
る。
【0030】したがって、CDMA移動通信システムで
用いる移動端末などのように送信電力の大幅な可変制御
が正確かつ確実に行われるようになり、特に電源に電池
を用いた移動端末での通話時間を、より伸ばすことが出
来るようになる。
用いる移動端末などのように送信電力の大幅な可変制御
が正確かつ確実に行われるようになり、特に電源に電池
を用いた移動端末での通話時間を、より伸ばすことが出
来るようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0032】図1は本発明の無線送信電力制御装置の実
施形態における構成を示すブロック図である。
施形態における構成を示すブロック図である。
【0033】この無線送信電力制御装置では、入力され
る中間周波数(IF)信号Saを利得制御信号Sbに基
づいて可変増幅する可変利得IF増幅器11が設けられ
ている。この可変利得IF増幅器11の出力側にIF信
号Saを所定周波数の高周波信号に変換して出力するミ
キサ12が設けられている。また、このミキサ12に
は、周波数変換用のローカル発振信号を出力するローカ
ル発振器13が接続されている。
る中間周波数(IF)信号Saを利得制御信号Sbに基
づいて可変増幅する可変利得IF増幅器11が設けられ
ている。この可変利得IF増幅器11の出力側にIF信
号Saを所定周波数の高周波信号に変換して出力するミ
キサ12が設けられている。また、このミキサ12に
は、周波数変換用のローカル発振信号を出力するローカ
ル発振器13が接続されている。
【0034】更に、ミキサ12の出力側には高周波信号
の帯域制限を行って不要波を除去するバンドパスフィル
タ(BPF)14が設けられ、このBPF14には、こ
こからの高周波信号を、入力されるアッテネータ制御信
号Scで所定値に減衰して出力するステップアッテネー
タ(ATT)15が接続されている。更に、このATT
15の出力側にはバイアス電圧Snに基づいた送信出力
電力Seを送出する電界効果型トランジスタ(FET)
を用いた電力増幅器16が設けられている。
の帯域制限を行って不要波を除去するバンドパスフィル
タ(BPF)14が設けられ、このBPF14には、こ
こからの高周波信号を、入力されるアッテネータ制御信
号Scで所定値に減衰して出力するステップアッテネー
タ(ATT)15が接続されている。更に、このATT
15の出力側にはバイアス電圧Snに基づいた送信出力
電力Seを送出する電界効果型トランジスタ(FET)
を用いた電力増幅器16が設けられている。
【0035】また、電源から流れる電流に基づいた検出
値信号としてのバイアス電流測定値信号Sdを出力する
バイアス電流検出回路17が電力増幅器16に接続され
ている。更に、入力される利得制御信号Sb及びアッテ
ネータ制御信号Scに基づいて、電力増幅器16へのI
F信号Saのレベル、すなわち、送信出力電力を可変す
るごとのバイアス電流点の基準値となる基準値信号Sv
を出力する変換回路18が設けられている。また、この
変換回路18の出力側にバイアス電流測定値信号Sdを
基準値信号Svから減算(負帰還ループ)して出力する
減算器(加算器)19が接続され、かつ、この減算器1
9の出力側に減算値の信号を積分したバイアス電圧Sn
を電力増幅器16へ出力する積分器20が設けられてい
る。
値信号としてのバイアス電流測定値信号Sdを出力する
バイアス電流検出回路17が電力増幅器16に接続され
ている。更に、入力される利得制御信号Sb及びアッテ
ネータ制御信号Scに基づいて、電力増幅器16へのI
F信号Saのレベル、すなわち、送信出力電力を可変す
るごとのバイアス電流点の基準値となる基準値信号Sv
を出力する変換回路18が設けられている。また、この
変換回路18の出力側にバイアス電流測定値信号Sdを
基準値信号Svから減算(負帰還ループ)して出力する
減算器(加算器)19が接続され、かつ、この減算器1
9の出力側に減算値の信号を積分したバイアス電圧Sn
を電力増幅器16へ出力する積分器20が設けられてい
る。
【0036】図2は、図1中の電力増幅器16及びバイ
アス電流検出回路17の詳細な構成を示す回路図であ
る。
アス電流検出回路17の詳細な構成を示す回路図であ
る。
【0037】この電力増幅器16には、図1に示すAT
T15からの高周波信号を電力増幅するFETQ1のゲ
ートに入力するための同調回路(LC)などで構成され
る入力インピーダンス整合用のマッチング回路24が直
列に接続されている。また、FETQ1のドレインに出
力インピーダンス整合用のマッチング回路25が接続さ
れている。FETQ1のソースが接地され、かつ、ドレ
インには、バイアス電流検出回路17への高周波信号の
漏洩を防止するためのコイルL1が設けられている。な
お、コイルL1はバイアス電流検出回路17の内部に設
けても良い。更に、FETQ1のゲートにはバイアス電
圧Snラインへの高周波信号の漏洩を防止するためのコ
イルL2及び高周波信号バイパス用のコンデンサC2が
設けられている。
T15からの高周波信号を電力増幅するFETQ1のゲ
ートに入力するための同調回路(LC)などで構成され
る入力インピーダンス整合用のマッチング回路24が直
列に接続されている。また、FETQ1のドレインに出
力インピーダンス整合用のマッチング回路25が接続さ
れている。FETQ1のソースが接地され、かつ、ドレ
インには、バイアス電流検出回路17への高周波信号の
漏洩を防止するためのコイルL1が設けられている。な
お、コイルL1はバイアス電流検出回路17の内部に設
けても良い。更に、FETQ1のゲートにはバイアス電
圧Snラインへの高周波信号の漏洩を防止するためのコ
イルL2及び高周波信号バイパス用のコンデンサC2が
設けられている。
【0038】バイアス電流検出回路17は、電源ライン
(Vcc)と電力増幅器16のFETQ1との間に抵抗
器R1が接続され、かつ、高周波信号バイパス用のコン
デンサC1を有し、この抵抗器R1の降下電圧であるバ
イアス電流測定値信号Sdを図1に示す減算器19へ出
力する構成となっている。
(Vcc)と電力増幅器16のFETQ1との間に抵抗
器R1が接続され、かつ、高周波信号バイパス用のコン
デンサC1を有し、この抵抗器R1の降下電圧であるバ
イアス電流測定値信号Sdを図1に示す減算器19へ出
力する構成となっている。
【0039】図3は、図1に示す電力増幅器16及びバ
イアス電流検出回路17の詳細な他の構成例を示す回路
図である。
イアス電流検出回路17の詳細な他の構成例を示す回路
図である。
【0040】この電力増幅器16A及びバイアス電流検
出回路17Aでは、電力増幅用であり第1トランジスタ
としてのFETQ11と、このFETQ11を比例縮
小、例えば、ゲート幅を1/10に設定した第2トラン
ジスタとしての補助FETQ12を用いている。この補
助FETQ12はFETQ11と精密な比例関係が得ら
れるように同一の半導体チップ26として構成する。す
なわち、FETQ11及び補助FETQ12の両方の直
流バイアス電流条件を同一にすることによって、補助F
ETQ12には、電力増幅用のFETQ11の略1/1
00の少ないバイアス電流が流れる。
出回路17Aでは、電力増幅用であり第1トランジスタ
としてのFETQ11と、このFETQ11を比例縮
小、例えば、ゲート幅を1/10に設定した第2トラン
ジスタとしての補助FETQ12を用いている。この補
助FETQ12はFETQ11と精密な比例関係が得ら
れるように同一の半導体チップ26として構成する。す
なわち、FETQ11及び補助FETQ12の両方の直
流バイアス電流条件を同一にすることによって、補助F
ETQ12には、電力増幅用のFETQ11の略1/1
00の少ないバイアス電流が流れる。
【0041】電力増幅器16Aは、図2に示す電力増幅
器16と同様の構成であり、入力側のマッチング回路2
4,出力側のマッチング回路25,FETQ11、コイ
ルL1,L2、コンデンサC2が設けられている。な
お、電力増幅器16Aは、FETQ11のソースが接地
されるとともに、ドレインがコイルL1を通じて電前ラ
イン(Vcc)に接続されている。かつ、高周波信号バ
イパス用のコンデンサC4が設けられている。バイアス
電流検出回路17Aは、補助FETQ12のソースが接
地され、かつ、ドレインと電前ライン(Vcc)との間
に抵抗器R1及び高周波信号バイパス用のコンデンサC
1が設けられており、この抵抗器R1の降下電圧である
バイアス電流測定値信号Sdを図1に示す減算器19へ
出力する構成となっている。
器16と同様の構成であり、入力側のマッチング回路2
4,出力側のマッチング回路25,FETQ11、コイ
ルL1,L2、コンデンサC2が設けられている。な
お、電力増幅器16Aは、FETQ11のソースが接地
されるとともに、ドレインがコイルL1を通じて電前ラ
イン(Vcc)に接続されている。かつ、高周波信号バ
イパス用のコンデンサC4が設けられている。バイアス
電流検出回路17Aは、補助FETQ12のソースが接
地され、かつ、ドレインと電前ライン(Vcc)との間
に抵抗器R1及び高周波信号バイパス用のコンデンサC
1が設けられており、この抵抗器R1の降下電圧である
バイアス電流測定値信号Sdを図1に示す減算器19へ
出力する構成となっている。
【0042】図4は図1中の変換回路18の詳細な構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【0043】この構成の変換回路18には、デジタル値
の利得制御信号Sb及びアッテネータ制御信号Scがア
ドレスとして入力され、このアドレスに対応してFET
Q1(Q11)へのIF信号Saのレベル、すなわち、
送信出力電力を可変するごとのバイアス電流点の基準値
となる基準値信号Svを出力するための変換テーブルを
備えたROM27を有している。更に、このROM27
からのデジタル値の基準値信号Svをアナログ信号に変
換して減算器19に送出するA/Dコンバータ28が設
けられている。
の利得制御信号Sb及びアッテネータ制御信号Scがア
ドレスとして入力され、このアドレスに対応してFET
Q1(Q11)へのIF信号Saのレベル、すなわち、
送信出力電力を可変するごとのバイアス電流点の基準値
となる基準値信号Svを出力するための変換テーブルを
備えたROM27を有している。更に、このROM27
からのデジタル値の基準値信号Svをアナログ信号に変
換して減算器19に送出するA/Dコンバータ28が設
けられている。
【0044】次に、この実施形態の動作について説明す
る。
る。
【0045】図5は、この動作における電力増幅器16
のバイアス電圧Sn対送信出力電力Seの特性図であ
る。図1及び図5において、IF信号Saが可変利得I
F増幅器11に入力される。可変利得IF増幅器11
は、利得制御信号Sbに対応した増幅率でIF信号Sa
を増幅してミキサ12に出力する。ミキサ12はローカ
ル発振器13からのローカル発振信号と混合して変換し
た所定周波数の高周波信号をBPF14に出力する。
のバイアス電圧Sn対送信出力電力Seの特性図であ
る。図1及び図5において、IF信号Saが可変利得I
F増幅器11に入力される。可変利得IF増幅器11
は、利得制御信号Sbに対応した増幅率でIF信号Sa
を増幅してミキサ12に出力する。ミキサ12はローカ
ル発振器13からのローカル発振信号と混合して変換し
た所定周波数の高周波信号をBPF14に出力する。
【0046】BPF14ではミキサ12からの高周波信
号を帯域制限して不要波を除去してATT15に出力す
る。ATT15はアッテネータ制御信号Scでオン/オ
フ(動作/非動作)し、オン時にBPF14からの高周
波信号を所定値に減衰して電力増幅器16に出力する。
号を帯域制限して不要波を除去してATT15に出力す
る。ATT15はアッテネータ制御信号Scでオン/オ
フ(動作/非動作)し、オン時にBPF14からの高周
波信号を所定値に減衰して電力増幅器16に出力する。
【0047】この動作にあって、電力増幅器16のFE
TQ1(Q11)への電源ライン(Vcc)からの電流
がバイアス電流検出回路17で検出される。このバイア
ス電流検出回路17では、検出した電流を電圧に変換し
たバイアス電流測定値信号Sdを減算器19に送出す
る。
TQ1(Q11)への電源ライン(Vcc)からの電流
がバイアス電流検出回路17で検出される。このバイア
ス電流検出回路17では、検出した電流を電圧に変換し
たバイアス電流測定値信号Sdを減算器19に送出す
る。
【0048】一方、変換回路18には、デジタル値の利
得制御信号Sb及びアッテネータ制御信号Scがアドレ
スとして入力される。このアドレスに対応して変換回路
18は、FETQ1(Q11)へのIF信号Saのレベ
ル、すなわち、送信出力電力を可変するごとのバイアス
電流点の基準値となる基準値信号SvのデータをROM
27の変換テーブルから読み出し、更にA/Dコンバー
タ28でアナログ信号に変換した基準値信号Svを減算
器19に出力する。この減算器19ではバイアス電流測
定値信号Sdを基準値信号Svから減算する負帰還ルー
プによって、この値の信号を積分器20に出力し、ここ
で積分する。この積分器20の積分値の電圧を電力増幅
器16のゲートへ図5に示すバイアス電圧Snとして出
力する。電力増幅器16から、このバイアス電圧Snで
設定したバイアス電流点に対応した送信出力電力Seが
送出される。
得制御信号Sb及びアッテネータ制御信号Scがアドレ
スとして入力される。このアドレスに対応して変換回路
18は、FETQ1(Q11)へのIF信号Saのレベ
ル、すなわち、送信出力電力を可変するごとのバイアス
電流点の基準値となる基準値信号SvのデータをROM
27の変換テーブルから読み出し、更にA/Dコンバー
タ28でアナログ信号に変換した基準値信号Svを減算
器19に出力する。この減算器19ではバイアス電流測
定値信号Sdを基準値信号Svから減算する負帰還ルー
プによって、この値の信号を積分器20に出力し、ここ
で積分する。この積分器20の積分値の電圧を電力増幅
器16のゲートへ図5に示すバイアス電圧Snとして出
力する。電力増幅器16から、このバイアス電圧Snで
設定したバイアス電流点に対応した送信出力電力Seが
送出される。
【0049】このように基準値信号Svに対して、FE
TQ1(Q11)へ実際に流れる電流に対応したバイア
ス電流測定値信号Sdを減算(負帰還ループ)して、正
確なバイアス電圧Sn(バイアス電流点)を得ている。
TQ1(Q11)へ実際に流れる電流に対応したバイア
ス電流測定値信号Sdを減算(負帰還ループ)して、正
確なバイアス電圧Sn(バイアス電流点)を得ている。
【0050】次に、図2に示す電力増幅器16及びバイ
アス電流検出回路17での詳細な動作について説明す
る。
アス電流検出回路17での詳細な動作について説明す
る。
【0051】図1及び図2において、電力増幅器16に
はATT15からの高周波信号(IF信号Sa)がマッ
チング回路24を通じてFETQ1のゲートに入力され
る。また、FETQ1のゲートにはバイアス電圧Snが
高周波信号の漏洩防止用のコイルL2及び高周波信号バ
イパス用のコンデンサC2を通じて入力され、このバイ
アス電圧Snに基づいて、ATT15からの高周波信号
(IF信号Sa)を電力増幅し、この送信出力電力Se
をマッチング回路25を通じて送出する。
はATT15からの高周波信号(IF信号Sa)がマッ
チング回路24を通じてFETQ1のゲートに入力され
る。また、FETQ1のゲートにはバイアス電圧Snが
高周波信号の漏洩防止用のコイルL2及び高周波信号バ
イパス用のコンデンサC2を通じて入力され、このバイ
アス電圧Snに基づいて、ATT15からの高周波信号
(IF信号Sa)を電力増幅し、この送信出力電力Se
をマッチング回路25を通じて送出する。
【0052】この場合、バイアス電流検出回路17は、
FETQ1への電流が抵抗器R1で電圧降下し、この降
下電圧であるバイアス電流測定値信号Sdを図1に示す
減算器19へ出力する。減算器19は変換回路18が出
力する基準値信号Svからバイアス電流検出回路17が
出力するバイアス電流測定値信号Sdを減算(負帰還ル
ープ)し、更に、積分器20で積分したバイアス電圧S
nをFETQ1のゲートに出力する。
FETQ1への電流が抵抗器R1で電圧降下し、この降
下電圧であるバイアス電流測定値信号Sdを図1に示す
減算器19へ出力する。減算器19は変換回路18が出
力する基準値信号Svからバイアス電流検出回路17が
出力するバイアス電流測定値信号Sdを減算(負帰還ル
ープ)し、更に、積分器20で積分したバイアス電圧S
nをFETQ1のゲートに出力する。
【0053】この図2に示す電力増幅器16及びバイア
ス電流検出回路17を用いる動作では、バイアス電流検
出回路17の抵抗器R1にFETQ1に流れる比較的大
きな電流が流れる。したがって、抵抗器R1の抵抗値は
極めて小さくする必要がある。このため配線などの抵抗
値が無視できなくなり、バイアス電流測定値信号Sdの
誤差が大きくなる。また、FETQ1に印加される電源
ライン(Vcc)の電圧が抵抗器R1の電圧降下で低下
するため、電力増幅器16の増幅の直線性などの特性が
悪化し易くなる。この問題が図3に示す電力増幅器16
A及びバイアス電流検出回路17Aの動作では解決され
る。
ス電流検出回路17を用いる動作では、バイアス電流検
出回路17の抵抗器R1にFETQ1に流れる比較的大
きな電流が流れる。したがって、抵抗器R1の抵抗値は
極めて小さくする必要がある。このため配線などの抵抗
値が無視できなくなり、バイアス電流測定値信号Sdの
誤差が大きくなる。また、FETQ1に印加される電源
ライン(Vcc)の電圧が抵抗器R1の電圧降下で低下
するため、電力増幅器16の増幅の直線性などの特性が
悪化し易くなる。この問題が図3に示す電力増幅器16
A及びバイアス電流検出回路17Aの動作では解決され
る。
【0054】次に、この図3に示す電力増幅器16A及
びバイアス電流検出回路17Aの場合の動作について説
明する。
びバイアス電流検出回路17Aの場合の動作について説
明する。
【0055】電力増幅器16Aの動作は図2に示す電力
増幅器16と同様の動作である。すなわち、ATT15
からのIF信号Saがマッチング回路24を通じてFE
TQ11のゲートに入力される。また、FETQ11の
ゲートにはバイアス電圧SnがコイルL2及びコンデン
サC2を通じて入力され、このバイアス電圧Snのバイ
アス電流点に基づいて、可変利得IF増幅器11で可変
増幅され、かつ、ATT15で減衰したIF信号Saを
電力増幅し、この送信出力電力Seをマッチング回路2
5を通じて送出する。
増幅器16と同様の動作である。すなわち、ATT15
からのIF信号Saがマッチング回路24を通じてFE
TQ11のゲートに入力される。また、FETQ11の
ゲートにはバイアス電圧SnがコイルL2及びコンデン
サC2を通じて入力され、このバイアス電圧Snのバイ
アス電流点に基づいて、可変利得IF増幅器11で可変
増幅され、かつ、ATT15で減衰したIF信号Saを
電力増幅し、この送信出力電力Seをマッチング回路2
5を通じて送出する。
【0056】この場合、バイアス電流検出回路17Aで
は、電力増幅用のFETQ11と、このFETQ11を
比例縮小、例えば、ゲート幅を1/10にした補助FE
TQ12を用いている。FETQ11及び補助FETQ
12の両方の直流バイアス電流条件を同一にすることに
よって、補助FETQ12には、電力増幅用のFETQ
11の略1/100のバイアス電流が流れる。
は、電力増幅用のFETQ11と、このFETQ11を
比例縮小、例えば、ゲート幅を1/10にした補助FE
TQ12を用いている。FETQ11及び補助FETQ
12の両方の直流バイアス電流条件を同一にすることに
よって、補助FETQ12には、電力増幅用のFETQ
11の略1/100のバイアス電流が流れる。
【0057】このバイアス電圧Snに対応して補助FE
TQ12のドレインへ抵抗器R1を通じて電流が流れ、
抵抗器R1で電圧降下が発生する。この降下電圧である
バイアス電流測定値信号Sdが図1に示す減算器19へ
出力される。減算器19からは変換回路18からの基準
値信号Svに対してバイアス電流検出回路17が出力す
るバイアス電流測定値信号Sdを減算し、更に、積分器
20で積分したバイアス電圧SnをFETQ1のゲート
に出力する。
TQ12のドレインへ抵抗器R1を通じて電流が流れ、
抵抗器R1で電圧降下が発生する。この降下電圧である
バイアス電流測定値信号Sdが図1に示す減算器19へ
出力される。減算器19からは変換回路18からの基準
値信号Svに対してバイアス電流検出回路17が出力す
るバイアス電流測定値信号Sdを減算し、更に、積分器
20で積分したバイアス電圧SnをFETQ1のゲート
に出力する。
【0058】この場合の電力増幅器16A及びバイアス
電流検出回路17Aの動作では、バイアス電流検出回路
17Aの抵抗器R1へ補助FETQ12への電流が流れ
る。補助FETQ12には、電力増幅用のFETQ11
の略1/100のバイアス電流が流れる。すなわち、バ
イアス電流検出回路17Aの抵抗器R1に流れる電流が
少なくなり、抵抗器R1の抵抗値を大きく出来るように
なる。したがって、配線などの抵抗値を無視できるよう
になり、誤差が少ない正確なバイアス電流測定値信号S
dが得られる。また、FETQ11に電源ライン(Vc
c)から印加される電圧は、図2に示すバイアス電流検
出回路17の構成のように抵抗器R1がFETQ11の
ドレインに接続されていないため、電圧低下が発生せず
に、その電力増幅器16Aの増幅の直線性などの特性が
悪化しなくなる。
電流検出回路17Aの動作では、バイアス電流検出回路
17Aの抵抗器R1へ補助FETQ12への電流が流れ
る。補助FETQ12には、電力増幅用のFETQ11
の略1/100のバイアス電流が流れる。すなわち、バ
イアス電流検出回路17Aの抵抗器R1に流れる電流が
少なくなり、抵抗器R1の抵抗値を大きく出来るように
なる。したがって、配線などの抵抗値を無視できるよう
になり、誤差が少ない正確なバイアス電流測定値信号S
dが得られる。また、FETQ11に電源ライン(Vc
c)から印加される電圧は、図2に示すバイアス電流検
出回路17の構成のように抵抗器R1がFETQ11の
ドレインに接続されていないため、電圧低下が発生せず
に、その電力増幅器16Aの増幅の直線性などの特性が
悪化しなくなる。
【0059】次に、変換回路18の動作について説明す
る。
る。
【0060】変換回路18は、デジタル値の利得制御信
号Sb及びアッテネータ制御信号Scがアドレスとして
ROM27に入力される。ROM27には、FETQ1
(Q11)へのIF信号Saのレベル、すなわち、送信
出力電力を可変するごとのバイアス電流点の基準値とな
る基準値信号Svのデータを格納した変換テーブルを備
えている。この変換テーブルのデータは図5に示す電力
増幅器16の特性、すなわち、バイアス電圧Sn対送信
出力電力Seの特性に対応するものである。ROM27
からアドレス値に対応した基準値信号Svを減算器19
へ出力する。この場合、ROM27からのデジタル値の
利得制御信号Sb及びアッテネータ制御信号Scをアド
レスとしてROM27の変換テーブルから読み出したデ
ータ(基準値信号Sv)をA/Dコンバータ28でアナ
ログ信号に変換して減算器19へ送出する。
号Sb及びアッテネータ制御信号Scがアドレスとして
ROM27に入力される。ROM27には、FETQ1
(Q11)へのIF信号Saのレベル、すなわち、送信
出力電力を可変するごとのバイアス電流点の基準値とな
る基準値信号Svのデータを格納した変換テーブルを備
えている。この変換テーブルのデータは図5に示す電力
増幅器16の特性、すなわち、バイアス電圧Sn対送信
出力電力Seの特性に対応するものである。ROM27
からアドレス値に対応した基準値信号Svを減算器19
へ出力する。この場合、ROM27からのデジタル値の
利得制御信号Sb及びアッテネータ制御信号Scをアド
レスとしてROM27の変換テーブルから読み出したデ
ータ(基準値信号Sv)をA/Dコンバータ28でアナ
ログ信号に変換して減算器19へ送出する。
【0061】このように、この実施形態では、電力増幅
器16(16A)のバイアス電流点が、可変利得IF増
幅器11で可変増幅し、かつ、ATT15で減衰したI
F信号Saに対応して変化する。したがって、送信出力
電力Seを減少させた際に、バイアス電流点に対応して
消費電力も低減する。すなわち、常に送信出力電力Se
に最適なバイアス電圧(バイアス電流点)Snで電力増
幅器16(16A)が動作するようになる。
器16(16A)のバイアス電流点が、可変利得IF増
幅器11で可変増幅し、かつ、ATT15で減衰したI
F信号Saに対応して変化する。したがって、送信出力
電力Seを減少させた際に、バイアス電流点に対応して
消費電力も低減する。すなわち、常に送信出力電力Se
に最適なバイアス電圧(バイアス電流点)Snで電力増
幅器16(16A)が動作するようになる。
【0062】また、この実施形態では、ミキサ12及び
ローカル発振器13によってIF信号Saを周波数変換
しているが、この周波数変換を行わない構成でも前記同
様の効果が得られる。また、この実施形態ではIF信号
Saを可変利得IF増幅器11で可変増幅し、ATT1
5で減衰させて送信出力電力Seを変化させているが、
この一方のみでも前記と同様の効果が得られる。この場
合、利得制御信号Sb、アッテネータ制御信号Scの一
方から変換回路18が基準値信号Svを生成することに
なる。
ローカル発振器13によってIF信号Saを周波数変換
しているが、この周波数変換を行わない構成でも前記同
様の効果が得られる。また、この実施形態ではIF信号
Saを可変利得IF増幅器11で可変増幅し、ATT1
5で減衰させて送信出力電力Seを変化させているが、
この一方のみでも前記と同様の効果が得られる。この場
合、利得制御信号Sb、アッテネータ制御信号Scの一
方から変換回路18が基準値信号Svを生成することに
なる。
【0063】また、この実施形態では、減算器19が、
変換回路18からの基準値信号Svに対してバイアス電
流検出回路17が出力するバイアス電流測定値信号Sd
を減算する負帰ループの例をもって説明したが、他の方
法でも良い。例えば、基準値信号SvをFETQ1(Q
11)に流れる電流で補正するために、基準値信号Sv
とバイアス電流測定値信号Sdとを加算したり、又は、
基準値信号Svとバイアス電流測定値信号Sdとの値を
比較して、その比較値に基づいて基準値信号Svを加減
算する構成でも良い。この場合、基準値信号Svとバイ
アス電流測定値信号Sdとを比較する比較器及び電圧可
変増幅器を用いた構成とする。
変換回路18からの基準値信号Svに対してバイアス電
流検出回路17が出力するバイアス電流測定値信号Sd
を減算する負帰ループの例をもって説明したが、他の方
法でも良い。例えば、基準値信号SvをFETQ1(Q
11)に流れる電流で補正するために、基準値信号Sv
とバイアス電流測定値信号Sdとを加算したり、又は、
基準値信号Svとバイアス電流測定値信号Sdとの値を
比較して、その比較値に基づいて基準値信号Svを加減
算する構成でも良い。この場合、基準値信号Svとバイ
アス電流測定値信号Sdとを比較する比較器及び電圧可
変増幅器を用いた構成とする。
【0064】更に、この実施形態にあってROM27
は、変換テーブルのデータが書き替え可能な記憶素子
(EEPROM)を用いると、多種多様な16(16
A)の構成が可能になる。すなわち、多種多様なFET
を含むトランジスタのバイアス電圧Sn対送信出力電力
Seの特性に対応可能になる。この場合、この無線送信
電力制御装置の設計が自由に出来るようになる。
は、変換テーブルのデータが書き替え可能な記憶素子
(EEPROM)を用いると、多種多様な16(16
A)の構成が可能になる。すなわち、多種多様なFET
を含むトランジスタのバイアス電圧Sn対送信出力電力
Seの特性に対応可能になる。この場合、この無線送信
電力制御装置の設計が自由に出来るようになる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線送信
電力制御装置によれば、検出した電力増幅手段での入力
送信信号の可変状態に対応した電流と、入力される制御
信号から電力増幅手段のバイアス電流点に対応して生成
した基準値信号とを比較して、送信出力電力に対応する
バイアス電流点を設定している。
電力制御装置によれば、検出した電力増幅手段での入力
送信信号の可変状態に対応した電流と、入力される制御
信号から電力増幅手段のバイアス電流点に対応して生成
した基準値信号とを比較して、送信出力電力に対応する
バイアス電流点を設定している。
【0066】この結果、電力増幅手段での送信出力電力
を入力送信信号を可変して送信出力電力を低減した際に
バイアス電流が減少し、消費電力を低減できるようにな
る。また、本発明によれば、データ書き替え可能な記憶
素子を用いて、多種多様な電力増幅手段のトランジスタ
ごとの動作特性に整合するバイアス電流点に対応する基
準値信号のデータを記憶しているため、多種多様な電力
増幅手段の構成が可能になり、設計の自由度が向上す
る。
を入力送信信号を可変して送信出力電力を低減した際に
バイアス電流が減少し、消費電力を低減できるようにな
る。また、本発明によれば、データ書き替え可能な記憶
素子を用いて、多種多様な電力増幅手段のトランジスタ
ごとの動作特性に整合するバイアス電流点に対応する基
準値信号のデータを記憶しているため、多種多様な電力
増幅手段の構成が可能になり、設計の自由度が向上す
る。
【0067】更に、本発明によれば、前記の構成をCD
MA移動通信システムで用いる移動端末などに適用して
いるため、CDMA移動通信システムで用いる移動端末
などのように送信電力の大幅な可変制御が正確かつ確実
に行われるようになり、特に電源に電池を用いた移動端
末での通話時間を、より伸ばすことが出来るようにな
る。
MA移動通信システムで用いる移動端末などに適用して
いるため、CDMA移動通信システムで用いる移動端末
などのように送信電力の大幅な可変制御が正確かつ確実
に行われるようになり、特に電源に電池を用いた移動端
末での通話時間を、より伸ばすことが出来るようにな
る。
【図1】本発明の無線送信電力制御装置の実施形態にお
ける構成を示すブロック図である。
ける構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す電力増幅器及びバイアス電流検出回
路の詳細な構成を示す回路図である。
路の詳細な構成を示す回路図である。
【図3】図1に示す電力増幅器及びバイアス電流検出回
路の詳細な他の構成を示す回路図である。
路の詳細な他の構成を示す回路図である。
【図4】図1に示す変換回路の詳細な構成を示す回路図
である。
である。
【図5】実施形態動作における電力増幅器の特性図であ
る。
る。
【図6】従来の無線送信電力制御装置の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
11 可変利得IF増幅器 12 ミキサ 13 ローカル発振器 14 BPF 15 ATT 16,16A 電力増幅器 17,17A バイアス電流検出回路 18 変換回路 19 減算器 20 積分器 26 半導体チップ 27 ROM27 Q1,Q11 FET Q12 補助FETQ R1 抵抗器R Sa IF信号 Sb 利得制御信号 Sc アッテネータ制御信号 Sd バイアス電流測定値信号 Se 送信出力電力 Sn バイアス電圧 Sv 基準値信号
Claims (13)
- 【請求項1】 入力送信信号を制御信号に基づいて可変
する可変手段と、 前記可変手段からの可変入力送信信号を電力増幅するト
ランジスタを用いた電力増幅手段と、 前記電力増幅手段のトランジスタに流れる電流を検出し
た検出値信号を出力する検出手段と、 前記可変手段への制御信号を前記電力増幅手段に入力さ
れる可変入力送信信号のレベルに対応する基準値信号に
変換して出力する変換手段と、 前記検出手段からの検出値信号と前記変換手段からの基
準値信号とを比較し、この比較値に基づいて前記電力増
幅手段へのバイアス電流点を設定するバイアス電流設定
手段と、 を備えることを特徴とする無線送信電力制御装置。 - 【請求項2】 前記検出手段として、 電力増幅手段のトランジスタへ電源ラインから流れる電
流経路に挿入された抵抗器を用い、この抵抗器での降下
電圧を検出値信号として出力することを特徴とする請求
項1に記載の無線送信電力制御装置。 - 【請求項3】 前記検出手段として、 電力増幅手段の第1トランジスタと同一の直流バイアス
電流条件で動作する第2トランジスタと、この第2トラ
ンジスタへ電源ラインから流れる電流経路に挿入された
抵抗器とを備え、 この抵抗器での降下電圧を検出値信号として出力するこ
とを特徴とする請求項1に記載の無線送信電力制御装
置。 - 【請求項4】 前記電力増幅手段の第1トランジスタと
第2トランジスタとが同一半導体チップに形成されるこ
とを特徴とする請求項3に記載の無線送信電力制御装
置。 - 【請求項5】 前記変換手段として、 制御信号のレベルごとのアドレスに、前記電力増幅手段
に入力される可変入力送信信号レベルに対応する基準値
信号のデータが予め記憶されるメモリと、 前記メモリからの基準値信号のデータをアナログ信号に
変換してバイアス電流設定手段へ出力するA/Dコンバ
ータと、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線送信電
力制御装置。 - 【請求項6】 前記メモリとして、 データ書き替え可能な記憶素子を用い、使用する電力増
幅手段のトランジスタの動作特性に整合したバイアス電
流点に対応した基準値信号のデータが予め記憶されるこ
とを特徴とする請求項5に記載の無線送信電力制御装
置。 - 【請求項7】 前記バイアス電流設定手段として、 前記検出手段が検出した検出電圧と変換手段からの基準
値信号とを比較した信号を出力する比較手段と、 前記比較手段での比較値に基づいて、前記電力増幅手段
のバイアス電流点に対応するバイアス電圧を電力増幅手
段へ出力する積分手段と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線送信電
力制御装置。 - 【請求項8】 前記比較手段として、 前記検出手段が検出した検出電圧を変換手段が出力する
基準値信号から減算する減算手段を用いることを特徴と
する請求項7に記載の無線送信電力制御装置。 - 【請求項9】 前記可変手段として、 入力送信信号を制御信号のレベルに対応して可変増幅す
る可変増幅器、入力送信信号を制御信号のレベルに対応
して減衰させるアッテネータの一方又は両方を備え、前
記制御信号として前記可変増幅器へ利得制御信号が入力
され、かつ、前記アッテネータへアッテネータ制御信号
が入力されることを特徴とする請求項1に記載の無線送
信電力制御装。 - 【請求項10】 前記可変増幅器への利得制御信号、ア
ッテネータへアッテネータ制御信号の一方又は両方を変
換手段が基準値信号に変換して出力することを特徴とす
る請求項9に記載の無線送信電力制御装。 - 【請求項11】 前記可変手段と電力増幅手段との間
に、入力送信信号を周波数変換するための周波数変換手
段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線
送信電力制御装置。 - 【請求項12】 前記周波数変換手段と電力増幅手段と
の間に周波数変換した信号を帯域制限して不要波信号を
除去するバンドパスフィルタを更に備えることを特徴と
する請求項11に記載の無線送信電力制御装置。 - 【請求項13】 前記請求項1乃至12に記載の無線送
信電力制御装置をCDMA移動通信システムにおける電
池を電源とする移動端末に設けることを特徴とする無線
送信電力制御装置。
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