JPH115638A - 紙移送ローラとそれを用いた紙の移送方法 - Google Patents
紙移送ローラとそれを用いた紙の移送方法Info
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Abstract
装置又は複写装置に使用されるための紙移送ローラを提
供する。 【解決手段】 これらの紙移送ローラ(18)は長期の
有効寿命を有し、かつ、2枚又は多数枚の紙のシート
(12)の供給を最小限にして1枚の紙シート(12)
の供給を高い信頼性をもって行なう。これらのローラ
(18)は、イソプレンゴム、少なくとも1つのEPD
Mのような耐オゾン性ゴム、及び、これらゴム混合物に
実質的に可溶な有効量のゴム硬化剤を含むゴム組成物か
らつくられる。これらのローラ(18)を用いてプリン
タ装置(11)又は複写装置(11)内で紙を移送する
プロセスが述べられている。
Description
ートを、例えばプリンタ装置や複写装置に供給するのに
用いるローラに関する。
ば、写真複写)においては、個々の白紙のシートが、紙
のスタック(例えば、紙供給トレー)から印刷又は複写
が行われる領域へと供給される。しばしば、このような
供給装置には上記機能を達成するためにピックローラが
用いられる。
と紙のスタックの間に垂直方向の力関係が存在する。こ
の垂直方向の力(すなわち、紙のスタック上でローラを
保持する力)が大き過ぎると複数枚の紙が供給されてし
まい、この力が小さ過ぎると紙が供給されない。従来の
装置では、紙のスタックとピックローラのいずれか一方
が他方に対してスプリングで付勢され、紙を捉えるため
の垂直方向の力を生じるようになっている。この力を広
範囲において調整しても、この装置により媒体に信頼性
をもって作用する力の範囲は通常極めて狭い範囲であ
る。これらのシステムは、媒体特性の変化、例えば密
度、正味重量、剛性及び媒体表面の平滑性によって大き
く影響を受ける。紙のスタックがスプリングで付勢され
る場合、得られる垂直方向の力を媒体の密度又は正味重
量により変えることができる。ピックローラが紙に対し
てスプリングで付勢される場合、重量を釣り合わせる問
題はなくなるが、媒体の剛性と媒体表面の平滑性は問題
として残る。現在のところ、これらの問題を扱う通常の
方法は、ある媒体から別の媒体へと切替えるときに操作
者の介入を必要とする、力の調整機構による。1967
年2月28日に発行の、イースナー(Eisner)らの米国
特許第3,306,491号には、ピボットギア列上の駆動ロー
ラが示されているが、自動補整については言及されてい
ない。1990年6月19日に発行の、オノ(Ono)ら
の米国特許第4,934,686号には、ピボットアーム上の駆
動ローラが示されているが、ギア列からの自動補整は示
されていない。
扱うものである。これらの装置において、ピックローラ
と紙のスタックは、互いにスプリングで付勢されていな
い。ピックローラは回転するスイングアームに取付けら
れる。ローラは紙のスタック上で支持される。スイング
アームを備え供給方向とは反対方向に回転するピボット
シャフト上に位置するギアによってピックローラが駆動
を始めると、スイングアームとピックローラとを紙のス
タックに向けて回転させる下流ギア列を介してスイング
アームにトルクが付与される。発生する垂直方向の力
は、媒体を捉える際にこれを移送する力の抵抗となる。
理論上において、発生する垂直方向の力は、第1のシー
トと第2のシートとの間の摩擦力を加えた1枚の媒体シ
ートを移送する力を超えることはない。シートが移送さ
れるやいなや、この垂直方向の力は弛緩する。この紙を
捉える装置のビューティは、1枚の媒体シートを移送す
るのに必要な力を超える垂直方向の力を決して伝達する
ことはなく、この捉えるパワーは予測可能ないかなる要
求量をも超えるものである。このような装置は、199
6年6月18日に発行の、パジェット(Padget)らの米
国特許第5,527,026号において教示される。これらの紙
供給装置は、紙の各シートを移送させるのに必要な正確
な力の量を生じさせるので、これらの装置は高い摩擦係
数(約1.7以上)を有するローラの使用を必要とす
る。
(供給)ローラを作るのに用いられる材料は、厳しく、
かつ、時には相反した性能基準を満たさなければならな
い。特に、用いられるエラストマーは下記の要求に適合
しなければならない。
250,000枚の紙のシート供給となる装置の寿命期間にわ
たって高摩擦性を維持しなければならない。 (2)非つや出し性 この材料は、全寿命期間にわたってつや出しされてはな
らない。これは、ローラ表面に塵を蓄積し高摩擦性を低
減するように、紙塵を引付けてはならない、ということ
である。 (3)耐摩耗性 この材料は、その寿命期間中に供給支障の機会を増やす
原因となる、摩耗性又は平滑性であってはならない。 (4)非ブルーミング性 エラストマー材料は、その表面に粉末を析出(ブルーミ
ング(blooming))してはならない。これにより、高摩擦
性が低減するからである。このようなブルーミングは、
粉末成分が溶解濃度以上でエラストマー中に存在すると
きに生じる。 (5)非汚染性 ローラが紙の上に支持されるときに、この材料は紙を汚
染してはならない。これは、汚染成分がエラストマー材
料から析出してはならないということである。 (6)非マーキング性 紙供給中にこの材料が紙をこするときに、紙に跡を残し
てはならない。 (7)耐オゾン性 オゾンクラックによってローラ表面の摩耗が促進される
ので、耐オゾン性(これは、大気中のオゾンによる表面
クラックに対する耐久性を意味する)が重要である。 (8)耐酸化性 材料が酸化すると、それが粘着質になり、紙塵が多く付
着し、高摩擦性が損なわれるようになるので、耐酸化性
が必要である。 (9)通常入手可能な成分からつくられること 装置が製造される全期間においてエラストマー成分の供
給が耐えることがないように、この成分が通常入手可能
でなければならない。 (10)低コスト性 装置は競合の中で値段が付されるので、コストは考慮す
べき事項である。
紙−移送ピックローラに用いられるとき上記全ての基準
に適合し、かつ、このゴム組成物により、効果的かつ長
期間の耐久性を備えた、特に自動補整式供給装置の紙供
給ピックローラが作られることが見出された。本発明の
比較的柔軟でかつ高摩擦性のローラにより、2枚又は多
数の紙供給の発生回数が最小限になることも見出され
た。
ンゴムと、(b)少なくとも一つの耐オゾン性ゴムと、(c)
前記(a)と(b)の混合物に実質的に可溶な有効量のゴム硬
化剤とを含み、前記(a):(b)の重量比が約75:25〜
65:35であるゴム組成物からつくられる紙移送ロー
ラを含む。好ましいゴム組成物はフェノール性酸化防止
剤のような緩酸化防止剤の有効量をさらに含む。好まし
い耐オゾン性ゴムは、エチレン−プロピレン−ジエン−
モノマー(EPDM)である。特に好ましいローラで
は、ローラ表面の少なくとも一部分が、約6〜12ミク
ロンの間の表面粗さを有するように、ざらざらになって
いる。
(b)少なくとも一つの耐オゾン性ゴムと、(c)前記(a)と
(b)の混合物に実質的に可溶な有効量のゴム硬化剤とを
含み、前記(a):(b)の重量比が約75:25〜65:3
5であるゴム組成物からつくられる1つ以上の紙移送ロ
ーラに、紙のシート面を接触させる段階と、(2)前記紙
移送ローラを同方向に回転させ、それにより摩擦力に抗
して前記紙のシートを前記ローラの回転方向に移送させ
る段階とを含む、プリンタ装置又は複写装置などにおけ
る、紙を移送させる方法も含む。
は、他に明記しない限り”重量”によるものである。
いた自動補整式紙供給装置を例示的に示す。この装置に
おいて、図1は、積み重ねられた媒体シートを中に収容
するシートセパレータを備えたプリンタトレーの斜視図
であり、明確にするために拡大してある。図2は、図1
の反対側から見たトレーの部分拡大斜視図である。図3
は、積み重ねられたシートの最上位のシートを、図1の
トレーから印刷が行なわれるプリンタの操作部に前進さ
せる機構の部分分解斜視図である。図4は、図3のシー
トを前進させる機構の一部を拡大した破断斜視図であ
り、トレーがプリンタ内に挿入されたときに、トレー内
に積み重ねられたシートの最上位又は上部のシートに係
合して、図3のシートを前進させる機構の供給ローラを
移動させるピンを示す、下から見上げるようにした図で
ある。図5は、図1のトレーの一部を拡大した破断斜視
図であり、トレーがプリンタ内に挿入されたときに、ト
レー内に積み重ねられたシートの最上位又は上部のシー
トに係合して、図3のシートを前進させる機構の供給ロ
ーラを移動させるための図4のピンを示す。
に備えられる、紙供給トレーから操作部(例えば印刷が
行なわれる)に紙を移送させるためのローラ(ピックロ
ーラとしても知られる)に関する。本出願で説明するロ
ーラは、自動差動式供給装置において特に有用であり、
紙にかかる供給ローラの垂直方向の力が比較的小さい
(約20グラム)。これらのローラは特に規定されたゴ
ム組成物からつくられ、この組成物は3つの必須成分、
(1)イソプレンゴム、(2)少なくとも一つの耐オゾン性ゴ
ム、及び(3)ゴム硬化剤を含む。このゴム組成物は配合
されたときに、少なくとも約1.7で約2程度まで大き
な、比較的高い摩擦係数(すなわち、ローラ表面によっ
て与えられ、紙の表面にかかるローラ表面の垂直方向の
力の分力である接線方向に働く力)を有する。このゴム
組成物は、押込硬度計による約40Shore A の硬度を有
し比較的柔軟である。
ベルをもった本発明で用いられるゴム組成物を提供す
る。イソプレン成分は、合成イソプレンゴムと同様に天
然のイソプレンゴムを含んでいてもよい。イソプレンに
加えて、本発明で用いることができる他の高摩擦ゴムに
は、エチレン−プロピレン−ジエン−モノマー(EPD
M)ゴムとエピクロロヒドリンターポリマーゴム(例え
ば、ゼオンケミカル(Zeon Chemical)から商業的に入手
可能なHydrinTM)が含まれる。しかしながら、イソプレ
ンが最も良い結果を与える。用いるゴムは高い摩擦係数
を有するのみであってはならず、比較的柔軟で、組成物
として配合したときに、本願において既に示した他の特
徴の範囲を満たす必要もある。イソプレンゴム成分とし
て用いられる特定の材料の例には、ニッポンゼオン(Nip
pon Zeon)から商業的に入手可能なNipolTM IRと同様
に、グッドイヤー(GOODYEAR)から商業的に入手可能なNa
tsynTMポリイソプレンゴムシリーズが含まれる。
の耐オゾン性ゴムも含まれる。これらの材料は、大気中
のオゾンと酸素による作用に対して本質的に免疫性であ
る。本発明において、耐オゾン性ゴムは単独で用いても
よく、用いられる材料の混合物でもよい。組成物中にこ
のような材料を用いることは、本発明のピックローラが
時間とともに劣化するのを防止する。耐オゾン性ゴムと
して有用な材料には、ネオプレン、エチレン−プロピレ
ン−ジエン−モノマー(EPDM)ゴム、クロロスルホ
ン化ポリエチレンゴム、及びこれらの混合物が含まれ
る。EPDMゴムはイソプレンゴムと化学的に反応しな
い(すなわち、EPDMゴムは非極性である)ので特に
好ましい。用いるEPDMはイソプレンの粘度に匹敵す
るように(そして、イソプレンと十分にブレンドするた
めに)低分子量を有する必要があり、また、イソプレン
と共に硬化するように迅速な硬化性をもつ必要がある。
耐オゾン性はWingstayTM 300(グッドイヤー(Goodyea
r))のような所定の粉末状の耐オゾン化剤をイソプレン
ゴムに添加してもよいが、(a)EPDMはオゾン化を阻
止するのにより有効であり、(b)最良の耐オゾン化剤粉
末は着色される傾向があるので、EPDMを使用するの
が好ましい。本発明に用いられる耐オゾン性ゴムの例に
は、商業的に入手可能な、ネオプレンゴムシリーズのNe
opreneTM(デュポン(DuPont))及びクロロスルホン化ポ
リエチレンゴムシリーズのHypalonTM(デュポン(DuPon
t))と同様に、商業的に入手可能な、EPDMゴムシリ
ーズのRoyaleneTM(ユニロイヤル(Uniroyal))、EPsynT
M(コポリマーラバー(Copolymer Rubber))、及びNorde
lTM(デュポン(DuPont))が含まれる。
に狭い重量範囲内で本発明の組成物に化合される。耐オ
ゾン性ゴムの存在によりイソプレンによって付与される
高い摩擦係数を低下する可能性があるので、組成物中の
耐オゾン性ゴムの量を最小限にすることが意図される。
特に、耐オゾン性ゴムに対するイソプレンの重量比は、
約75:25から約65:35である。
硬化剤であり、これは組成物中のイソプレン成分と耐オ
ゾン性成分を硬化するのに効果がある。この硬化剤は、
実質的にゴム混合物に可溶でなければならない。ここで
いう”実質的に可溶”とは、ゴムから硬化成分の目に見
える程の移動がないことを意味する。もしも硬化剤が実
質的に可溶でなければ、組成物から材料(硫黄のよう
な)がローラ表面に析出することになる。これにより、
ゴムの摩擦係数が低下するであろう。また、もしもこれ
らの材料がプリンタ装置又は複写装置の構成部品に接触
することになると、これらの材料がこれらの装置の電子
部品を腐食する。本発明の組成物中に用いられる硬化剤
の例には、酸化亜鉛、ステアリン酸、2−エチル−ヘキ
サノエート亜鉛、テトラブチルチウラムジスルフィド、
テトラメチルチウラムジスルフィド、硫黄、N−オキシ
ジエチレンベンゾチアジル−2−スルフェンアミド、ジ
フェニルグアニジン、ジクミルパーオキサイド、ベンゾ
イルパーオキサイド及びこれらの混合物が含まれる。こ
のゴム硬化剤は、本発明の組成物中に有効量用いられる
(すなわち、配合された特定のゴム組成物を硬化するの
に有効な量)。この正確な量は、含有される特定の成分
に基づいて組成物によって変化するであろう。しかしな
がら、この量は当業者によって容易に決定されるもので
ある。好ましくは、組成物中に約0.5%〜約15%の
ゴム硬化剤が含有される。
防止剤を任意に含んでいてもよい。もう一度言えば、こ
の成分の目的は酸素を含む環境中で時間の経過と共にゴ
ムの完全性を維持することである。このような酸化防止
剤は有効量含まれ(すなわち、ゴム組成物に利益を与え
る酸化防止剤を提供するのに有効な量)、本発明におい
ては、好ましくは組成物の約0.5%〜約5%含まれ
る。有用な緩酸化防止剤の例には、ヒンダードフェノー
ル、ヒンダードビスフェノール、ヒドロキノリン及びこ
れらの混合物が含まれ、ヒンダードフェノール酸化防止
剤がブルーミング性がなく、かつ、汚染性でないため特
に好ましい。このような材料の例には、アール.ティ.
ヴァンダービルト(R.T.Vanderbilt)から商業的に入
手可能なAgeriteTMシリーズと同様に、グッドイヤー(G
oodyear)から商業的に入手可能な材料のWingstayTM シ
リーズが含まれる。
成物に従来用いられる他の成分を、通常の目的のため
に、従来のそしてこの分野で確立された濃度で含有させ
てもよい。このような成分の例には、ホワイトフィラー
(クレー、シリカ、炭酸シウムのような)、カーボンブ
ラック(この材料が多量にあるとマーキングを起こすの
で少量である)、及びオイル(パラフィン系又はナフテ
ン系)が含まれる。
てよく知られるように、ゴム組成物の成分をブレンドす
ることによってつくられる。次いで、このゴム組成物は
型成形後に硬化されてローラが形成される。各ローラは
個々に型成形されてもよく、またゴム組成物から連続ホ
ースを型成形しこのホースを所望の幅に切断してローラ
としてもよい。用いられる硬化時間と硬化温度は、個々
のゴムと組成物に用いられる硬化剤によって規定され
る。しかしながら、約15分の硬化時間で約320ーF
(約160℃)の硬化温度が、実際に典型的なものであ
る。
ら個々の紙のシートを捉えるのを補助するために、好ま
しくは表面粗さを有する必要がある。これは、トレッド
を有するようにローラを型成形することによって達成し
てもよい。しかしながら、表面粗さを付与する好ましい
方法は、ローラの表面の少なくとも一部分をざらざらに
することである。本発明の好ましいローラは、ローラの
外表面全体をざらざらにしたものである。このようなざ
らざらは、研削砥石又は研削ベルトを用いることによっ
て達成される。砥石又はベルトの粒度、砥石又はベルト
の回転速度、ならびに、ローラ表面にかかる砥石又はベ
ルトの力と時間は、ローラ表面に付与される粗さ範囲を
決定するであろう。本発明の好ましいローラは、約6〜
約12ミクロンの表面粗さ(ローラ軸に平行に測定した
谷の平均ピーク)を有する。この粗さは表面分析機によ
って測定することができる。ローラを研削粒子に対して
回転するようにしてざらざらにするのが好ましい(すな
わち、ローラは、研削砥石又は研削ベルトに対して回転
するのと同じ方向に紙を押圧する)。
は上述の紙移送ローラの1つ以上と接触する。この紙
は、プリンタ装置又は複写装置の紙供給トレー内に収容
される複数の紙の最上位のシートである。ローラは、比
較的小さな垂直方向の力で紙に向かって押圧されている
のが好ましく、この力は約15〜25グラム、好ましく
は約20グラムである。使用の際には、ローラは回転さ
せられ(例えば、モータ又は他の駆動装置によって)、
各ローラは好ましくは同じ方向に、かつ、好ましくはほ
ぼ同じ速度で回転する。ローラは摩擦力を介して紙と接
触するので、この摩擦力により紙のシートはローラの回
転方向に移送させられる。例えば、紙のシートが装置の
印刷部に移送するやいなや、ローラは紙供給トレー内の
次の紙のシートと接触する。本発明のローラを組込んだ
供給装置は、この明細書に参考として示した1996年
6月18日発行の、パジェット(Padget)らの米国特許
第5,527,026号に記載されているような自動補整式供給
装置であるのが好ましい。
付図面に示される。図面、特に図1に言及すると、プリ
ンタ(11)に用いられるトレー(10)が示されてい
る。このトレー(10)にはボンド紙のような媒体の複
数のシート(12)が、例えばスタック(積み重ねられ
たもの)として収容されている。このシート(12)
は、例えばラベル又は封筒のような他の媒体であっても
よい。
ック(14)を支持する底面又は底壁(15)を有す
る。トレー(10)は、スタック(14)の各シート
(12)の後縁に接する後部止め部(15‘)を有す
る。トレー(10)は、その前端部(16)に隣接し
て、トレー(10)の底面(15)と一体の傾斜面又は
傾斜壁(17)を有する。
5)、ならびにシート(12)のスタック(14)の隣
接面に対して鈍角に傾斜している。傾斜面又は角度をも
って折り曲げられた面(17)は障壁部分を構成し、こ
れに対してスタック(14)の各シート(12)が係合
するように前進する。この障壁は傾斜面(17)の上部
に垂直面(17‘)も備える。シート(12)は、垂直
面(17‘)から印刷が行われるプリンタ(11)の操
作部に向けて前進する。
(18)によってスタック(14)から前進する。この
一対の供給ローラ(18)は、回動可能に取付けられた
アーム(19)に回転可能に取付けられる。これらの供
給ローラ(18)は、好ましくは本発明において説明し
たものである。供給ローラ(18)は、ギア駆動列(2
1)を介してモータ(20)によって駆動される。モー
タ(20)は、各シート(12)がスタック(14)の
最上位から前進するときに、制御手段(不図示)によっ
て回転又は停止を交互に行なう。
3)(一つだけ示されている)によってブラケット(2
2)に支持される。ブラケット(22)は、プリンタ
(11)の金属シート部分(24)に固定される。タッ
ピンネジ(25)は、ブラケット(22)内のクリアラ
ンス穴(26)を通り、プリンタ(11)の金属シート
部分(24)にある押出穴(不図示)の中に向けて上方
に延出する。
は、それに固定されたスリーブ(30)を有する。ピボ
ットシャフト(33)は、ブラケット(22)の実質的
に平行な一対の垂直壁(31)、(32)を貫通し、こ
れらの壁(31)、(32)によって回転可能に支持さ
れる。そして、スリーブ(30)は、ピボットシャフト
(33)を介してこれら一対の垂直壁(31)、(3
2)によって回転可能に支持される。
ボットシャフト(33)の一端に取付けられると共に、
そこに固定される。ベルクランク(34)は、これに固
定されたスプリングコネクタ(35)を有し、このコネ
クタ(35)にスプリング(36)の一端が掛けられ
る。スプリング(36)は、その他端をプリンタ(1
1)の側面フレーム(38)から延出するポスト(3
7)(図1参照)に接続される。
ン(39)がスリーブ(30)上のリブ(40)に係合
するように(図3及び図4参照)、スプリング(36)
(図5参照)がベルクランク(34)を時計回りに連続
して付勢する。ピン(39)がリブ(40)と係合する
ことにより回動可能に取付けられたアーム(19)が上
部位置に保持され、これにより供給ローラ(18)はス
タック(14)の最上位のシートと係合できない。これ
は、トレー(10)がプリンタ(11)から取り外され
るときに起こる。
入されるとき、トレー(10)の側壁(42)から垂直
に延出する垂直壁(41‘)(図5参照)は、ベルクラ
ンク(34)の平坦面(43)と係合し、スプリング
(36)の付勢力に抗してベルクランク(34)を反時
計回りに回転させる。ベルクランク(34)のこの反時
計回りの回転により、ベルクランク(34)が固定され
たピボットシャフト(33)が反時計回りに回転し、そ
の結果、ピボットシャフト(33)のピン(39)とス
リーブ(30)上のリブ(40)との係合が解除され
る。ピン(39)がリブ(40)と係合していないと、
回動可能に取付けられたアーム(19)は重力により反
時計回りに回動し(図3に示すように)、その結果、供
給ローラ(18)はシート(12)のスタック(14)
の最上位に係合する(図1参照)。
回動可能に取付けられたアーム(19)の耳部(45)
と、ブラケット(22)の平坦部分(47)の耳部(4
6)との間に延出する。平衡スプリング(44)は、供
給ローラ(18)からスタック(14)のシート(1
2)の最上位に加えられる力を規定する。
進位置にあるとき、供給ローラ(18)はスタック(1
4)の最上位と係合し、この最上位のシートはモータ
(20)により回転する供給ローラ(18)によって前
進させられる。これにより、この最上位のシートの端部
はトレー(10)の、好ましくはプラスチック製の傾斜
面(17)に係合する。紙のシートが、プリンタ内で印
刷されるような更なる操作のために新たな位置に前進す
るとき、供給ローラはスタック(14)上の次のシート
に接触するようになることができる。
あり、本発明はこれに限定されるものではない。
を、通常は2−ロールミル上又は内部ミキサー内で、こ
れら記載の成分を化合させることによって配合した。
の紙移送ローラを形成した。この組成物を型内で320
ーF(160℃)で15分間硬化させた。形成されたロ
ーラは幅が約1.0cmで厚さが約0.3cmであっ
た。これら各ローラの表面に約8ミクロンの表面粗さを
形成するように、各ローラの表面を研削砥石によってざ
らざらにした。
説明したような自動補整式供給装置において用いると
き、このローラにより、長期間の寿命にわたって信頼性
の高い単一枚の紙供給特性が提供される。更に、これら
ローラは、製造するためのコストが比較的低く、プリン
タ内の紙に跡を付けたり、これを汚染したりすることが
ない。
セパレータを備えたプリンタトレーに本発明の紙移送ロ
ーラを用いた斜視図。
図。
1のトレーから印刷が行なわれるプリンタの操作部に前
進させる機構の部分分解斜視図。
た破断斜視図。
置)、12・・紙のシート、18・・紙移送ローラ。
Claims (28)
- 【請求項1】 (a)イソプレンゴムと、(b)少なくとも一
つの耐オゾン性ゴムと、(c)前記(a)と(b)の混合物に実
質的に可溶な有効量のゴム硬化剤とを含み、前記(a):
(b)の重量比が約75:25〜65:35であるゴム組
成物からつくられる紙移送ローラ。 - 【請求項2】 前記ゴム組成物が少なくとも約1.7の
摩擦係数を有する、請求項1に記載の紙移送ローラ。 - 【請求項3】 前記ゴム組成物が有効量の緩酸化防止剤
をさらに含む、請求項2に記載の紙移送ローラ。 - 【請求項4】 前記耐オゾン性ゴムが、EPDM、ネオ
プレン、クロロスルホン化ポリエチレン、及びこれらの
混合物からなる群から選択される、請求項3に記載の紙
移送ローラ。 - 【請求項5】 前記耐オゾン性ゴムがEPDMである、
請求項4に記載の紙移送ローラ。 - 【請求項6】 前記ゴム硬化剤が、酸化亜鉛、ステアリ
ン酸、2−エチル−ヘキサノエート亜鉛、テトラブチル
チウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフ
ィド、硫黄、N−オキシジエチレンベンゾチアジル−2
−スルフェンアミド、ジフェニルグアニジン、ジクミル
パーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド及びこれら
の混合物からなる群から選択される、請求項5に記載の
紙移送ローラ。 - 【請求項7】 前記酸化防止剤が、ヒンダードフェノー
ル、ヒンダードビスフェノール、ヒドロキノリン及びこ
れらの混合物からなる群から選択される、請求項6に記
載の紙移送ローラ。 - 【請求項8】 前記(a):(b)の重量比が約70:30で
ある、請求項5に記載の紙移送ローラ。 - 【請求項9】 前記(a):(b)の重量比が約70:30で
ある、請求項7に記載の紙移送ローラ。 - 【請求項10】 前記ゴム組成物が、約0.5%〜約1
5%のゴム硬化剤を含む、請求項4に記載の紙移送ロー
ラ。 - 【請求項11】 前記ゴム組成物が、約0.5%〜約5
%の酸化防止剤を含む、請求項10に記載の紙移送ロー
ラ。 - 【請求項12】 前記紙移送ローラの外表面の少なくと
も一部分をざらざらにして粗面を形成する、請求項4に
記載の紙移送ローラ。 - 【請求項13】 約6〜約12ミクロンの表面粗さを有
する、請求項12に記載の紙移送ローラ。 - 【請求項14】 約6〜約12ミクロンの表面粗さを有
する、請求項9に記載の紙移送ローラ。 - 【請求項15】 (1)(a)イソプレンゴムと、(b)少なく
とも一つの耐オゾン性ゴムと、(c)前記(a)と(b)の混合
物に実質的に可溶な有効量のゴム硬化剤とを含み、前記
(a):(b)の重量比が約75:25〜65:35であるゴ
ム組成物からつくられる1つ以上の紙移送ローラに、紙
のシート面を接触させ、(2)前記紙移送ローラを同方向
に回転させ、それにより摩擦力に抗して前記紙のシート
を前記ローラの回転方向に移送させる、ことを含む紙を
移送させる方法。 - 【請求項16】 前記紙の移送方法がプリンタ装置又は
複写装置において実施される、請求項15に記載の方
法。 - 【請求項17】 前記ローラに接触する紙のシートが、
紙供給トレーにある複数枚の紙のシートの最上位にあ
る、請求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 前記ローラが紙のシート面に向けて押
圧されている、請求項15に記載の方法。 - 【請求項19】 前記ローラが約15〜25グラムの垂
直方向の力で押圧されている、請求項18に記載の方
法。 - 【請求項20】 前記ローラの外表面の少なくとも一部
分をざらざらにして粗面を形成する、請求項15に記載
の方法。 - 【請求項21】 前記ローラが約6〜約12ミクロンの
表面粗さを有する、請求項20に記載の方法。 - 【請求項22】 前記ゴム組成物が少なくとも約1.7
の摩擦係数を有する、請求項15に記載の方法。 - 【請求項23】 前記ゴム組成物が有効量の緩酸化防止
剤をさらに含む、請求項22に記載の方法。 - 【請求項24】 前記耐オゾン性ゴムが、EPDM、ネ
オプレン、クロロスルホン化ポリエチレン、及びこれら
の混合物からなる群から選択される、請求項23に記載
の方法。 - 【請求項25】 前記耐オゾン性ゴムがEPDMであ
る、請求項24に記載の方法。 - 【請求項26】 前記ゴム硬化剤が、酸化亜鉛、ステア
リン酸、2−エチル−ヘキサノエート亜鉛、テトラブチ
ルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムジスル
フィド、硫黄、N−オキシジエチレンベンゾチアジル−
2−スルフェンアミド、ジフェニルグアニジン、ジクミ
ルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド及びこれ
らの混合物からなる群から選択される、請求項25に記
載の方法。 - 【請求項27】 前記酸化防止剤が、ヒンダードフェノ
ール、ヒンダードビスフェノール、ヒドロキノリン及び
これらの混合物からなる群から選択される、請求項26
に記載の方法。 - 【請求項28】 前記(a):(b)の重量比が約70:30
である、請求項27に記載の方法。
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