JPH1157131A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH1157131A
JPH1157131A JP23040097A JP23040097A JPH1157131A JP H1157131 A JPH1157131 A JP H1157131A JP 23040097 A JP23040097 A JP 23040097A JP 23040097 A JP23040097 A JP 23040097A JP H1157131 A JPH1157131 A JP H1157131A
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JP
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JP23040097A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Nobuharu Yoshida
信晴 吉田
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Sankyo Co Ltd
Adtec Corp
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Adtec Corp
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Publication date
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Publication of JPH1157131A publication Critical patent/JPH1157131A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄な待ち時間をなくすことができると共に
始動入賞の損をなくすことができる弾球遊技機を提供す
る。 【解決手段】 始動入賞の検出時点から始動入賞を無効
にする(始動玉検出器5a〜5bでの玉検出を無効にす
る)と共に、可変入賞球装置20の開放時点からV入賞
を有効(特定玉検出器での玉検出を有効にする)にす
る。そして、残留玉検出器33a・33bによる検出玉
数が可変入賞球装置20への入賞玉数(入賞玉検出器2
5a・25bによる検出玉数)と一致したときに、V有
効時間と始動入賞の無効時間を終了させることで、無駄
な待ち時間をなくすことができると共に始動入賞の損を
なくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技領域に設けら
れた始動入賞領域への打玉の入賞を検出する始動玉検出
手段の玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態か
ら遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入賞
球装置を備え、該可変入賞球装置の入賞空間に設けられ
た特定入賞領域への打玉の入賞を検出する特定玉検出手
段の玉検出により前記始動玉検出手段の玉検出に基づく
態様よりさらに遊技者にとって有利な特定態様で可変入
賞球装置を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、第二種の弾球遊技機は、
始動入賞口への打玉の入賞に伴って大入賞口(可変入賞
球装置)を開放し、大入賞口の特定領域への入賞(これ
をV入賞ともいう)により大入賞口を連続開放するよう
になっていた。このような遊技機には、大入賞口に入っ
た玉を貯留するなどして大入賞口内での玉の動きに変化
を持たせ、視覚的な興趣を向上するものがあった。ま
た、不正に玉をV入賞させる行為を防止するため、大入
賞口の開放から所定時間をV有効時間として設定し、V
有効時間以外でV入賞した場合は、そのV入賞を無効に
するようになっていた。さらには、大入賞口の開放時点
からV有効時間の終了時点までの間は、始動入賞口への
入賞を無効にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように大入賞口に入った玉を貯留するなどして視覚的な
興趣向上を招来する第二種の弾球遊技機では、玉を遊ば
せる(様々な動きをさせる)ためV有効時間を長くとる
必要があり、これに伴って始動入賞の無効時間が長くな
っていた。このため、玉が大入賞口内から早く排出され
た場合でも、V有効時間がタイマーの一定時間に決まっ
ていたので、その残り時間で玉がないにも拘らず待ち時
間となってしまう不具合が生じていた。また、その間に
始動入賞口に入賞しても、その始動入賞は無効になって
いた。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、可変入賞球装置から排出され
た玉を検出する排出玉検出手段を設け、該排出玉検出手
段による検出玉数が可変入賞球装置への入賞玉数と一致
したときに、V有効時間と始動入賞の無効時間を終了さ
せることで、無駄な待ち時間をなくすことができると共
に始動入賞の損をなくすことができる弾球遊技機を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1が採用した解決手段は、図1、図
4、及び図6に示すように、遊技領域3に設けられた始
動入賞領域(始動入賞口4a〜4c)への打玉の入賞を
検出する始動玉検出手段(始動玉検出器5a〜5c)の
玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態(開閉片
23a・23bの閉鎖状態)から遊技者にとって有利な
第一の状態(開閉片23a・23bの開放状態)に移行
する可変入賞球装置20を備え、該可変入賞球装置の入
賞空間(下部入賞空間30)に設けられた特定入賞領域
(特定受入口42)への打玉の入賞を検出する特定玉検
出手段(特定玉検出器48)の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様(特定遊技状態での開閉片23a・2
3bの開放態様)で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段(入賞玉検出器25
a・25b)と、前記可変入賞球装置から排出された玉
を検出する排出玉検出手段(残留玉検出器33a・33
b)と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態に移行し
たことを条件として前記特定玉検出手段による玉検出を
有効にする一方、該第一の状態が終了し且つ前記入賞玉
検出手段による検出玉数と前記排出玉検出手段による検
出玉数が一致した場合にはその後の特定玉検出手段によ
る玉検出を無効にする特定玉受付制御手段(図6中のS
6、S12、及びS14の処理ステップ)と、少なくと
も前記可変入賞球装置の前記第一の状態中と前記特定玉
検出手段の玉検出有効期間中は前記始動玉検出手段によ
る玉検出を無効にする一方、特定玉検出手段の玉検出有
効期間が終了したことにより始動玉検出手段による玉検
出を有効にする始動玉受付制御手段(図6中のS2、S
14、及びS15の処理ステップ)と、を備えたことを
特徴とする。このように構成することにより、排出玉検
出手段による検出玉数が可変入賞球装置への入賞玉数と
一致したときに、V有効時間(特定玉検出手段の玉検出
有効期間)と始動入賞の無効時間を終了させることで、
無駄な待ち時間をなくすことができると共に始動入賞の
損を少なくすることができる。つまり、無駄な待ち時間
中の始動入賞が有効となるので遊技進行が迅速化される
と共に、無効となってしまっていた始動入賞の損をなく
すことができる。
【0005】また、前記特定玉受付制御手段は、前記特
定玉検出手段による玉検出を有効にしてから所定時間
(3.0秒)が経過した場合にも、前記特定玉検出手段
の玉検出有効期間を終了制御する構成(図6中のS13
の処理ステップ)とした場合には、万が一、可変入賞球
装置内で玉止まりして、排出玉検出手段の玉検出待ち状
態によって始動入賞の検出が無効状態として続いても、
所定時間で始動入賞の検出を有効にするので遊技進行を
妨げることがない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明す
る。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1におい
て、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するた
めの誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール
2で区画された領域が遊技領域3を形成している。遊技
領域3のほぼ中央には、本実施形態の要部をなす可変入
賞球装置20が配置されている。可変入賞球装置20の
下方には、それぞれ始動玉検出器5a〜5cを内蔵した
左・中・右の始動入賞口4a〜4cが配置されている。
始動入賞口4a〜4cに打玉が入賞すると、これを始動
玉検出器5a〜5cが検出することで、可変入賞球装置
20を所定期間開放するようになっている(始動入賞口
4a〜4cのうちいずれか、例えば始動入賞口4bに入
賞した場合は、2回開放というようにしてもよい)。な
お、このように始動玉検出器5a〜5cの入賞検出に伴
って可変入賞球装置20が開放動作を行う状態を始動遊
技状態という。また、遊技領域3には、上記した構成以
外にも、風車ランプ7a・7bを内蔵した風車6a・6
b、風車8a・8b、サイドランプ10a・10bを内
蔵したサイドランプ飾り9a・9b、アウト口11、等
が設けられている。
【0007】次に、本実施形態の要部をなす可変入賞球
装置20について、図2乃至図4を参照して説明する。
可変入賞球装置20は、図2に示すように、当該可変入
賞球装置20を遊技盤1の表面に取り付けるための取付
基板21を有し、該取付基板21には、上部入賞空間2
2と下部入賞空間30が形成されている。上部入賞空間
22には、左右一対の開閉片23a・23bが回転可能
に設けられている。開閉片23a・23bは、それぞれ
周知のリンク機構を介してソレノイド24a・24bが
連結され、該ソレノイド24a・24bがONしたとき
に、上部入賞空間22を開放する方向に回転する一方、
ソレノイド24a・24bがOFFしたときに、上部入
賞空間22を閉鎖する方向に回転するようになってい
る。上部入賞空間22の底壁部分には、上部入賞空間2
2に入賞した打玉を検出する左右一対の入賞玉検出器2
5a・25bが設けられている。なお、入賞玉検出器2
5a・25bで検出された入賞玉は、入賞玉検出器25
a・25bを通過した後、取付基板21の左右両側に形
成された玉通路26a・26bを通って玉排出口27a
・27bから下部入賞空間30に送り込まれるようにな
っている。また、上部入賞空間22内の後面壁には、後
で詳述する特定遊技状態での開閉片23a・23bの残
り開放回数を表示する残り回数表示器28と、可変入賞
球装置20への入賞個数を表示する入賞個数表示器2
9、が設けられている。
【0008】一方、下部入賞空間30には、玉排出口2
7a・27bから送り込まれた入賞玉を後方に向かって
転動させる下部転動板31と、該下部転動板31の下流
端に形成された開口32と、該開口32を落下した玉を
検出する左右一対の残留玉検出器33a・33bと、開
口32を開閉する開閉板34と、該開閉板34の上方位
置で回転する回転ドラム36と、該回転ドラム36の上
端部後方に配された上部転動板40、が設けられてい
る。開閉板34は、ソレノイド35が連結され、該ソレ
ノイド35がONしたときに、開口32を閉鎖する方向
に進出移動する一方、ソレノイド35がOFFしたとき
に、開口32を開放する方向に退行移動するようになっ
ている。回転ドラム36は、各連結ギヤ37a〜37c
を介してモータ38が連結され、該モータ38の駆動に
伴って常時一定速度で一方向(図4に示す矢印方向)に
回転するようになっている。また、回転ドラム36の周
面には、左・中・右の横一列3箇所に永久磁石39a〜
39cが埋設されている。これにより、回転ドラム36
は、開閉板34による開口32の閉鎖状態で、開閉板3
4上に停留される玉を永久磁石39a〜39cの磁力に
よって吸引し、これを回転動作に伴って上部転動板40
に送り込むようになっている。
【0009】上部転動板40の後方側には、中央を境と
して左右方向に下り傾斜する各傾斜部40a・40bが
形成されており、該傾斜部40a・40bの下流側(左
右両側)には、傾斜部40a・40bを転動した玉を再
度下部転動板31上に送り込む玉通路41a・41bが
形成されている。なお、傾斜部40a・40bは、後方
側へも若干下り傾斜している。また、上部転動板40の
後方中央には、特定受入口42が設けられ、該特定受入
口42の前方には、左右一対の可動部材43a・43b
が設けられている。可動部材43a・43bには、それ
ぞれ回転軸44a・44bが一体的に取り付けられ、該
回転軸44a・44bの後端には、ソレノイド45を連
結した連結部材46の各連動部46a・46bが一体的
に取り付けられている。なお、連結部材46は、ソレノ
イド45を構成するプランジャ45aの進退動作を回転
軸44a・44b(可動部材43a・43b)の回転動
作に変換するものである。これにより、可動部材43a
・43bは、ソレノイド45がONしたときに、特定受
入口42の前方を遮断する方向(図2に示す矢印方向)
に回転する一方、ソレノイド45がOFFしたときに、
特定受入口42前方の遮断を解除する方向に回転するよ
うになっている。また、特定受入口42の外周には、装
飾用のLED表示器47が複数設けられる一方、特定受
入口42の内部には、特定受入口42に入った玉を検出
する特定玉検出器48が設けられている。特定玉検出器
48の下流側には、検出した玉を開閉板34の下方位置
を通して残留玉検出器33aに送り込む玉通路49が形
成されている。
【0010】ところで、上記した可変入賞球装置20等
を構成する各種作動部材は、図5に示すように、CPU
51、ROM52、及びRAM53を備えた遊技制御回
路基板50によってその作動が制御されるようになって
いる。具体的に、遊技制御回路基板50は、特定玉検出
器48、始動玉検出器5a〜5c、残留玉検出器33a
・33b、及び入賞玉検出器25a・25bから個々の
検出信号を入力する。そして、これら検出信号の入力に
基づいて、遊技制御回路基板50は、サイドランプ10
a・10b、風車ランプ7a・7b、各ソレノイド24
a・24b・35・45、モータ38、残り回数表示器
28、LED表示器47、及び入賞個数表示器29の各
種作動部材に制御信号を出力して各種作動部材の作動を
所定態様で制御する。
【0011】次に、上記した遊技制御回路基板50によ
る可変入賞球装置20の作動制御について説明する。先
ず、前記始動遊技状態が発生すると、これに伴ってソレ
ノイド24a・24bが所定時間ONされて開閉片23
a・23bが開放する。その開放動作中に打玉が上部入
賞空間22内に入賞すると、その入賞玉は入賞玉検出器
25a・25bを通って下部入賞空間30に送り込まれ
る。また、開閉板34は、遊技制御回路基板50による
ソレノイド35のON制御により、入賞玉検出器25a
・25bが入賞玉を検出してから所定時間が経過するま
で開口32を閉鎖する方向に移動する。そして、下部入
賞空間30に送り込まれた玉は、開口32の閉鎖時間内
で回転ドラム36のいずれかの永久磁石39a〜39c
に吸引されると、回転ドラム36の回転に伴って上部転
動板40に送り込まれる。このとき、開閉板34上に停
留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39cに吸引
された場合、その入賞玉は、100%の確率で玉通路4
1a・41bに送られる。なお、この時点で、開閉板3
4は、遊技制御回路基板50によるソレノイド35のO
FF制御により、開口32を開放する方向に移動してい
る。そして、玉通路41a・41bに送られた玉は、下
部転動板31を通って開口32を落下し、残留玉検出器
33a・33bに送り込まれる。一方、開閉板34上に
停留された入賞玉が中央の永久磁石39bに吸引された
場合、その入賞玉は、かなり高い確率(100%ではな
い)で特定受入口42に送られる。そして、特定受入口
42に送られた玉(V入賞した玉)は、特定玉検出器4
8を通過した後に玉通路49を通って残留玉検出器33
aに送り込まれる。また、このとき、特定玉検出器48
での玉の通過(特定玉検出器48による玉の検出)によ
って特定遊技状態が発生する。なお、残留玉検出器33
a・33bを通過した玉は、図示しない玉通路を通って
入賞玉集合カバー体(図示しない)に集められる。
【0012】上記した特定遊技状態においては、遊技制
御回路基板50によりソレノイド35がON/OFF制
御されることで、開閉片23a・23bが所定時間の開
放動作を18回繰り返す(18回の開閉サイクル)。な
お、開閉サイクルが18回終了する以前に、10個の入
賞玉が検出された場合には、その時点で開閉片23a・
23bの開放動作を終了する。また、開閉片23a・2
3bの開閉サイクル中は、各ソレノイド35・45が常
時ONされることで、開閉板34は常に開口32を閉鎖
し、可動部材43a・43bは常に特定受入口42の前
方を遮断する。これにより、開閉サイクル中に可変入賞
球装置20に入賞した玉は、開閉サイクルの終了時点ま
では開口32を落下することがない。従って、開閉板3
4上に停留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39
cに吸引された場合、その入賞玉は、玉通路41a・4
1bを通って下部転動板31に送り込まれ、再度開閉板
34上に停留される。一方、開閉板34上に停留された
入賞玉が中央の永久磁石39bに吸引された場合、その
入賞玉は、特定受入口42前方の可動部材43a・43
bに受け止められる。その後、開閉サイクルの終了と同
時に、各ソレノイド35・45がOFFされることで、
開閉板34は開口32を開放し、可動部材43a・43
bは特定受入口42前方の遮断を解除する。これによ
り、可動部材43a・43bに受け止められた入賞玉
は、上部転動板40を真直ぐ後方に転動して特定受入口
42に入る。そして、特定受入口42に入った玉(V入
賞した玉)は、特定玉検出器48を通過することで、以
上のような18回の開閉サイクルの継続権を成立させ、
所定のインターバル時間の経過後に再度開閉片23a・
23bを開放する。なお、開閉サイクルの許容継続回数
は、最高16回(16ラウンド)まで許容されるように
なっている。また、このような特定遊技状態において、
残り回数表示器28は、開閉片23a・23bの残り開
放回数(残りのラウンド回数)を表示し、入賞個数表示
器29は、1ラウンド毎に入賞個数を表示するようにな
っている。
【0013】次に、前記遊技制御回路基板50による可
変入賞球装置20のV有効時間制御を図6乃至図8を参
照して説明する。図6のフローチャートにおいて、先
ず、始動入賞口4a〜4c(図6中には、第2種始動口
と記載)への入賞があるか否か、言い換えれば始動玉検
出器5a〜5cがONしたか否かを判別する(S1)。
S1で始動入賞口4a〜4cへの入賞があると判別する
と、その時点で始動入賞口4a〜4cへの入賞(始動玉
検出器5a〜5cでの入賞玉の検出動作)を無効(S
2)にしてタイマをスタートさせる(S3)。そして、
タイマ値が0.8を越えた場合、言い換えれば始動入賞
口4a〜4cへの入賞時点から0.8秒が経過すると
(S4)、図7及び図8のタイムチャートにも示すよう
に、開閉片23a・23b(図6中には、大入賞口と記
載)を開放して(S5)、V受付(図7及び図8中に
は、特定玉検出有効期間と記載)を有効にする(S
6)。なお、ここでいうV受付の有効とは、特定玉検出
器48での通過玉の検出動作を有効にすることをいう。
その後、V入賞(特定受入口42への入賞)があるか否
かを判別する(S7)。S7でV入賞があると判別した
ときは、特定遊技状態(図6中には、大当りと記載)を
発生(S8)させてメインフローに復帰する。一方、S
7でV入賞がないと判別したときは、タイマ値が1.1
を越えたか否か、言い換えれば始動入賞口4a〜4cへ
の入賞時点から1.1秒が経過したか否かを判別する
(S9)。S9で1.1秒が経過していないときは前記
S7に戻る一方、1.1秒が経過したときは開閉片23
a・23bを閉鎖する(S10)。即ち、始動入賞口4
a〜4cへの入賞に基づいて開閉片23a・23bを開
放する動作は、図7及び図8に示すように、0.3秒間
継続される。
【0014】開閉片23a・23bを閉鎖した後は、再
度V入賞があるか否かを判別する(S11)。S11で
V入賞があると判別したときは前記S8に移行する。一
方、S11でV入賞がないと判別したときは、入賞玉検
出器25a・25bで検出した入賞玉のカウント数(同
図中には、入賞玉カウンタと記載)が、残留玉検出器3
3a・33bで検出した入賞玉のカウント数(同図中に
は、残留玉カウンタと記載)と一致するか否かを判別す
ることで、下部入賞空間30内に入賞玉が残留している
か否かを判別する(S12)。S12で入賞玉カウンタ
が残留玉カウンタと一致して下部入賞空間30内に入賞
玉が残留していないと判別した場合は、そのまま後述の
S14に移行する。一方、S12で入賞玉カウンタが残
留玉カウンタと一致せずに下部入賞空間30内に入賞玉
が残留していると判別した場合は、タイマ値が3.8を
越えたか否か、言い換えれば始動入賞口4a〜4cへの
入賞時点から3.8秒が経過したか否かを判別する(S
13)。S13で3.8秒が経過していないときは前記
S11に戻る一方、3.8秒が経過したときはS14に
移行する。S14では、前記S6で有効にしたV受付を
終了する。その後は、前記S2で行った始動入賞の無効
を解除(S15)すると共にタイマをクリア(S16)
して、メインフローに復帰する。
【0015】即ち、V受付の有効時間(V有効時間)
は、開閉片23a・23bの開放時点から最長で3.0
秒が経過するまでの時間(初期設定時間)が設定され、
図7に示すように、初期設定時間内で下部入賞空間30
内の入賞玉が全て排出されると(入賞玉カウンタが残留
玉カウンタと一致すると)、その時点でV有効時間(図
7中には、特定玉検出有効期間と記載)が終了する(無
効になる)。一方、図8に示すように、初期設定時間内
で下部入賞空間30内の入賞玉が全て排出されない場合
(入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致しない場合)
は、最長の3.0秒間がV有効時間(図8中には、特定
玉検出有効期間と記載)となる。また、始動入賞の無効
時間(始動玉検出器5a〜5cでの入賞玉の検出動作を
無効にする時間)は、図7及び図8に示すように、始動
玉検出器5a〜5cがONしてからV有効時間が終了す
るまでの時間となる。なお、以上、説明した可変入賞球
装置20のV有効時間制御、及びこれに伴う始動入賞の
無効時間制御は、始動入賞に伴う制御を例示したが、特
定遊技状態(大当り)のラウンド終了時についても同様
な制御が行われるものである。但し、始動入賞時のV有
効時間制御をタイマーだけで制御し、特定遊技状態(大
当り)中のV有効時間制御は、残留玉の有無で制御する
ものでもよいし、その逆で始動入賞時は残留玉の有無で
制御して、特定遊技状態中はタイマーでV有効時間を制
御するものでもよい。
【0016】以上のように、本実施形態に係る弾球遊技
機は、始動入賞の検出時点から始動入賞を無効にする
(始動玉検出器5a〜5bでの玉検出を無効にする)と
共に、可変入賞球装置20の開放時点からV入賞を有効
(特定玉検出器48での玉検出を有効にする)にするよ
うになっている。そして、残留玉検出器33a・33b
による検出玉数が可変入賞球装置20への入賞玉数(入
賞玉検出器25a・25bによる検出玉数)と一致した
ときに、V有効時間と始動入賞の無効時間を終了させる
ことで、V入賞以降に始動入賞が無効になることを解消
すると共に無駄な待ち状態をなくすようになっている。
つまり、従来は、可変入賞球装置内の玉数が分からなか
ったので、V有効時間(タイマー)を長めにとっても短
めにとっても不具合が生じてしまっていた。これに対し
て、本実施形態では、可変入賞球装置内の玉数を把握で
きることで、V有効時間(タイマー)を長くできながら
も始動入賞の有効を早めることができる。また、本実施
形態の構成では、可変入賞球装置20が開放動作を終了
してから所定時間(3.0秒)が経過すると、V有効時
間を終了制御するようになっている。このため、万が
一、可変入賞球装置20内で玉止まりしても、所定時間
で始動入賞の検出を有効にするので遊技進行を妨げるこ
とがない。なお、この構成にかえて、特定玉検出と始動
玉検出を共に無効にしてエラー報知を行うようにしても
よいし、残留玉の検出がない場合は、そのままの状態を
維持するものでもよい。但し、次のゲームに移行できる
ようにするか、エラーとする方が望ましい。
【0017】なお、上記した実施形態は、本発明を限定
するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能
である。即ち、実施形態中では、可変入賞球装置から排
出された玉を検出する排出玉検出手段を残留玉検出器3
3a・33bから構成しているが、特定玉検出器48で
検出した玉を残留玉検出器33a・33bに送り込むこ
となくそのまま排出する構成とした場合には、残留玉検
出器33a・33bと特定玉検出器48を本発明の排出
玉検出手段とすることができる。また、V有効時間の初
期設定時間を3.0秒としているが、これに限らず、玉
が可変入賞球装置から掃けるのに十分な時間を設定すれ
ばよい。また、実施形態中に記載のV有効時間及び始動
入賞の無効時間に限定するものではない。即ち、V有効
時間は、可変入賞球装置20が開閉片23a・23bの
開放動作(可変入賞球装置が第一の状態に移行したこ
と)を条件として有効になり、入賞玉カウンタと残留玉
カウンタが一致した時点で無効にするものであればよ
い。つまり、有効となるのは始動入賞時(開放動作開
始)などでもよく、また、開放動作中でもよいし、開放
動作終了後に多少のインターバルをおいて有効となるも
のでもよい。一方、始動入賞の無効時間は、少なくとも
可変入賞球装置20の開放動作中とV有効時間中で無効
にするものであればよい。つまり、開放動作の開始時か
ら無効となるものでもよいし、V有効時間の終了から所
定時間が経過した後に無効から有効になるものでもよ
い。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1においては、遊技領域に設けられ
た始動入賞領域への打玉の入賞を検出する始動玉検出手
段の玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態から
遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入賞球
装置を備え、該可変入賞球装置の入賞空間に設けられた
特定入賞領域への打玉の入賞を検出する特定玉検出手段
の玉検出により前記始動玉検出手段の玉検出に基づく態
様よりさらに遊技者にとって有利な特定態様で可変入賞
球装置を第一の状態に移行制御する弾球遊技機におい
て、前記可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉
検出手段と、前記可変入賞球装置から排出された玉を検
出する排出玉検出手段と、前記可変入賞球装置が前記第
一の状態に移行したことを条件として前記特定玉検出手
段による玉検出を有効にする一方、該第一の状態が終了
し且つ前記入賞玉検出手段による検出玉数と前記排出玉
検出手段による検出玉数が一致した場合にはその後の特
定玉検出手段による玉検出を無効にする特定玉受付制御
手段と、少なくとも前記可変入賞球装置の前記第一の状
態中と前記特定玉検出手段の玉検出有効期間中は前記始
動玉検出手段による玉検出を無効にする一方、特定玉検
出手段の玉検出有効期間が終了したことにより始動玉検
出手段による玉検出を有効にする始動玉受付制御手段
と、を備えたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、排出玉検出手段による検出玉数が可変入賞球
装置への入賞玉数と一致したときに、V有効時間(特定
玉検出手段の玉検出有効期間)と始動入賞の無効時間を
終了させることで、無駄な待ち時間をなくすことができ
ると共に始動入賞の損を少なくすることができる。つま
り、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効となるので遊技
進行が迅速化されると共に、従来無効となってしまって
いた始動入賞の損をなくすことができる。
【0019】また、本発明の請求項2においては、前記
特定玉受付制御手段は、前記特定玉検出手段による玉検
出を有効にしてから所定時間が経過した場合にも、前記
特定玉検出手段の玉検出有効期間を終了制御することを
特徴とする。このように構成することにより、万が一、
可変入賞球装置内で玉止まりして、排出玉検出手段の玉
検出待ち状態によって始動入賞の検出が無効状態として
続いても、所定時間で始動入賞の検出を有効にするので
遊技進行を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】可変入賞球装置を示す正面図である。
【図3】可変入賞球装置の各種構成部材を示す斜視図で
ある。
【図4】可変入賞球装置内での玉の流れを示す斜視図で
ある。
【図5】各種遊技動作を制御する遊技制御回路基板を示
すブロック図である。
【図6】V有効時間の制御プロセスを示すフローチャー
トである。
【図7】V有効時間制御における各種構成部材の作動を
示すタイムチャートである。
【図8】V有効時間制御における各種構成部材の作動を
示すタイムチャートである。
【符号の説明】 1 遊技盤 4a〜4c 始動入賞口 5a〜5c 始動玉検出器(始動玉検出手段) 20 可変入賞球装置 22 上部入賞空間 23a・23b 開閉片 25a・25b 入賞玉検出器(入賞玉検出手段) 30 下部入賞空間 31 下部転動板 33a・33b 残留玉検出器(排出玉検出手段) 34 開閉板 36 回転ドラム 39a〜39c 永久磁石 40 上部転動板 42 特定受入口 43a・43b 可動部材 48 特定玉検出器(特定玉検出手段) 50 遊技制御回路基板(特定玉受付制御手段、始動玉
受付制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に設けられた始動入賞領域への
    打玉の入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊
    技者にとって不利な第二の状態から遊技者にとって有利
    な第一の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変
    入賞球装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打
    玉の入賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記
    始動玉検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者
    にとって有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態
    に移行制御する弾球遊技機において、 前記可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉検出
    手段と、 前記可変入賞球装置から排出された玉を検出する排出玉
    検出手段と、 前記可変入賞球装置が前記第一の状態に移行したことを
    条件として前記特定玉検出手段による玉検出を有効にす
    る一方、該第一の状態が終了し且つ前記入賞玉検出手段
    による検出玉数と前記排出玉検出手段による検出玉数が
    一致した場合にはその後の特定玉検出手段による玉検出
    を無効にする特定玉受付制御手段と、 少なくとも前記可変入賞球装置の前記第一の状態中と前
    記特定玉検出手段の玉検出有効期間中は前記始動玉検出
    手段による玉検出を無効にする一方、特定玉検出手段の
    玉検出有効期間が終了したことにより始動玉検出手段に
    よる玉検出を有効にする始動玉受付制御手段と、を備え
    たことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特定玉受付制御手段は、前記特定玉
    検出手段による玉検出を有効にしてから所定時間が経過
    した場合にも、前記特定玉検出手段の玉検出有効期間を
    終了制御することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技
    機。
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