JPH1160318A - 長期低強度型瞬結性組成物 - Google Patents
長期低強度型瞬結性組成物Info
- Publication number
- JPH1160318A JPH1160318A JP9211793A JP21179397A JPH1160318A JP H1160318 A JPH1160318 A JP H1160318A JP 9211793 A JP9211793 A JP 9211793A JP 21179397 A JP21179397 A JP 21179397A JP H1160318 A JPH1160318 A JP H1160318A
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吹付け形成する覆工層の過大設計を避けるこ
と。 【解決手段】 吹付け装置は、微粉末供給装置10と、
瞬結剤供給装置12と、吹付け管14とを備えている。
主成分A,酸化剤C,硬化促進剤Dが装置10から吹付
け管14に送り出され、管14の先端側に向けて移送さ
れ、ノズル23の近傍で、接着性成分Bと混合されて瞬
結性組成物が生成される。組成物の硬化過程において、
主成分Aは、硬化体の核となるものであって、覆工層
は、分散した活性微粉末の間にポリアクリル酸塩または
ポリメタクリル酸塩が介在していて、活性微粉末をこれ
らの物質で接着した形態になる。覆工層が形成された後
に、高炉スラグ,フライアッシュからなる主成分Aは、
硬化体を生成する。硬化促進剤Dは、主成分Aの硬化を
促進し、その添加量により、覆工層の強度調整が可能に
なり、材齢10分での圧縮強度を2N/mm2程度発揮
した後、長期的に数倍程度まで強度増進させることがで
きる。
と。 【解決手段】 吹付け装置は、微粉末供給装置10と、
瞬結剤供給装置12と、吹付け管14とを備えている。
主成分A,酸化剤C,硬化促進剤Dが装置10から吹付
け管14に送り出され、管14の先端側に向けて移送さ
れ、ノズル23の近傍で、接着性成分Bと混合されて瞬
結性組成物が生成される。組成物の硬化過程において、
主成分Aは、硬化体の核となるものであって、覆工層
は、分散した活性微粉末の間にポリアクリル酸塩または
ポリメタクリル酸塩が介在していて、活性微粉末をこれ
らの物質で接着した形態になる。覆工層が形成された後
に、高炉スラグ,フライアッシュからなる主成分Aは、
硬化体を生成する。硬化促進剤Dは、主成分Aの硬化を
促進し、その添加量により、覆工層の強度調整が可能に
なり、材齢10分での圧縮強度を2N/mm2程度発揮
した後、長期的に数倍程度まで強度増進させることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長期低強度型瞬
結性組成物に関し、特に、仮押え,仮設構造物などで、
極短時間に硬化(材齢10分での圧縮強度度が2N/m
m2程度)することが必要で、長期的に強度の伸びが不
必要な掘削面に吹付ける場合に好適な長期低強度型瞬結
性組成物に関するものである。
結性組成物に関し、特に、仮押え,仮設構造物などで、
極短時間に硬化(材齢10分での圧縮強度度が2N/m
m2程度)することが必要で、長期的に強度の伸びが不
必要な掘削面に吹付ける場合に好適な長期低強度型瞬結
性組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】掘削面の崩落を防止する方法として、掘
削面にコンクリートの吹付けにより覆工層を形成する工
法が知られている。この種の工法において、例えば、ト
ンネル内壁面においては、掘削直後に吹付けコンクリー
トにより一次覆工を行い、その後に、一次覆工の内面側
に二次巻き層をコンクリートで形成する。
削面にコンクリートの吹付けにより覆工層を形成する工
法が知られている。この種の工法において、例えば、ト
ンネル内壁面においては、掘削直後に吹付けコンクリー
トにより一次覆工を行い、その後に、一次覆工の内面側
に二次巻き層をコンクリートで形成する。
【0003】吹付けコンクリートによる一次覆工は、通
常、掘削面の凹凸を平滑化して、応力集中を防止すると
ともに、掘削面が大気に触れることによる岩盤の風化を
防止するために行われる。
常、掘削面の凹凸を平滑化して、応力集中を防止すると
ともに、掘削面が大気に触れることによる岩盤の風化を
防止するために行われる。
【0004】このような目的で施工される吹付けコンク
リートには、できるだけ早期に硬化し、壁面に強固に接
着する機能を有していることが望ましい。そこで、この
ような機能を備えた吹付け工事用組成物として、例え
ば、特公平2−27209号公報には、セメントからな
るA剤と、アクリル酸塩またはメタクリル酸塩の水溶液
からなるB剤とを備え、A剤またはB剤のいずれか一方
に酸化剤を含有させた組成物が提案されている。
リートには、できるだけ早期に硬化し、壁面に強固に接
着する機能を有していることが望ましい。そこで、この
ような機能を備えた吹付け工事用組成物として、例え
ば、特公平2−27209号公報には、セメントからな
るA剤と、アクリル酸塩またはメタクリル酸塩の水溶液
からなるB剤とを備え、A剤またはB剤のいずれか一方
に酸化剤を含有させた組成物が提案されている。
【0005】この公報に開示されている組成物によれ
ば、吹付けられた組成物が、30秒以下で硬化し、岩盤
や地盤に強硬に接着するので、水の豊富な掘削面でも強
固な覆工層を形成することができる。
ば、吹付けられた組成物が、30秒以下で硬化し、岩盤
や地盤に強硬に接着するので、水の豊富な掘削面でも強
固な覆工層を形成することができる。
【0006】しかしながら、この公報に示されている吹
付け工事用組成物には、以下に説明する課題があった。
付け工事用組成物には、以下に説明する課題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、掘削壁面に
覆工層を形成する場合、例えば、仮押え,仮設構造物な
どで、極短時間に硬化(材齢10分での圧縮強度が2N
/mm2程度)することが必要で、長期的に強度の伸び
が不必要な場合がある。
覆工層を形成する場合、例えば、仮押え,仮設構造物な
どで、極短時間に硬化(材齢10分での圧縮強度が2N
/mm2程度)することが必要で、長期的に強度の伸び
が不必要な場合がある。
【0008】例えば、トンネルの一次覆工において、比
較的短時間に二次巻き層を形成する場合、この二次巻き
層を形成する間だけ、前述した機能が得られれば十分で
ある。
較的短時間に二次巻き層を形成する場合、この二次巻き
層を形成する間だけ、前述した機能が得られれば十分で
ある。
【0009】ところが、上記公報に開示されている組成
物では、A剤にセメントを用いているので、セメントの
水和反応の継続により、長期的に強度の伸びが発揮さ
れ、短期的に掘削面の仮保護を必要としている場合に
は、過大設計となりコスト高となるという問題があっ
た。
物では、A剤にセメントを用いているので、セメントの
水和反応の継続により、長期的に強度の伸びが発揮さ
れ、短期的に掘削面の仮保護を必要としている場合に
は、過大設計となりコスト高となるという問題があっ
た。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、必
要な機能を必要とする期間だけ確保することにより、経
済的な設計が可能になる長期低強度型瞬結性組成物を提
供することにある。
てなされたものであって、その目的とするところは、必
要な機能を必要とする期間だけ確保することにより、経
済的な設計が可能になる長期低強度型瞬結性組成物を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、掘削壁面に吹付けられて覆工層を形成す
る長期低強度型瞬結性組成物であって、高炉スラグ微粉
末、およびまたは、フライアッシュから選択される活性
微粉末からなる主成分と、アクリル酸塩またはメタクリ
ル酸塩の水溶液からなる接着性成分とを有し、前記主ま
たは接着性成分のいずれか一方に酸化剤を含有させると
ともに、前記主成分にセメント系の硬化反応促進剤を添
加した。このように構成した瞬結性組成物では、アクリ
ル酸塩またはメタクリル酸塩が酸化剤により重合して、
ポリアクリル酸塩またはポリメタクリル酸塩を生成す
る。このポリアクリル酸塩またはポリメタクリル酸塩
は、いわゆる瞬間接着剤と同じ成分であって、吹付けた
後に30秒以下、通常の条件で10秒以下で硬化する。
この硬化過程において、活性微粉末からなる主成分は、
硬化体の核となるものであって、形成される覆工層は、
分散した活性微粉末の間にポリアクリル酸塩またはポリ
メタクリル酸塩が介在していて、活性微粉末をこれらの
物質で接着した形態になる。このような構造の覆工層が
形成された状態において、高炉スラグは、セメントのよ
うにそれ自体水和反応をしないが、アルカリ刺激を受け
て自硬するとともに、フライアッシュは、セメントのよ
うにそれ自体水和反応をしないが、水酸化カルシウムと
ポラゾン反応を起こして硬化体を生成する。つまり、本
発明のセメント系硬化促進剤は、セメントの水和反応に
より硬化体の強度を長期的に確保するために使用するの
ではなく、高炉スラグないしはフライアッシュの硬化を
促進するために添加している。従って、本発明の瞬結性
組成物では、セメント系硬化促進剤の添加量により、形
成される覆工層の強度調整が可能になり、例えば、重合
したポリマーの接着効果により、材齢10分での圧縮強
度を2N/mm2程度発揮した後、長期的に数倍程度ま
で強度増進させることができる。前記活性微粉末は、紛
体のまま用いることもできるし、水と混練してスラリー
状にしても使用することができる。前記アクリル酸塩ま
たはメタクリル酸塩は、アルカリ金属塩,アルミニウム
金属塩,マグネシウム金属塩,カルシウム金属塩の形態
が好ましい。前記酸化剤は、アクリル酸塩またはメタク
リル酸塩の重合触媒となるものであり、過酸化水素もし
くは過酸化水素を生成する水溶性の化合物を用いること
ができる。過酸化水素を生成する水溶性の化合物として
は、過炭酸ソーダ,過ホウ酸ソーダ,過酸化バリウムな
どを用いることができる。前記セメント系硬化促進剤に
は、ポルトランドセメント,アルミナセメント,高炉セ
メント,白色セメントを用いることができる。
に、本発明は、掘削壁面に吹付けられて覆工層を形成す
る長期低強度型瞬結性組成物であって、高炉スラグ微粉
末、およびまたは、フライアッシュから選択される活性
微粉末からなる主成分と、アクリル酸塩またはメタクリ
ル酸塩の水溶液からなる接着性成分とを有し、前記主ま
たは接着性成分のいずれか一方に酸化剤を含有させると
ともに、前記主成分にセメント系の硬化反応促進剤を添
加した。このように構成した瞬結性組成物では、アクリ
ル酸塩またはメタクリル酸塩が酸化剤により重合して、
ポリアクリル酸塩またはポリメタクリル酸塩を生成す
る。このポリアクリル酸塩またはポリメタクリル酸塩
は、いわゆる瞬間接着剤と同じ成分であって、吹付けた
後に30秒以下、通常の条件で10秒以下で硬化する。
この硬化過程において、活性微粉末からなる主成分は、
硬化体の核となるものであって、形成される覆工層は、
分散した活性微粉末の間にポリアクリル酸塩またはポリ
メタクリル酸塩が介在していて、活性微粉末をこれらの
物質で接着した形態になる。このような構造の覆工層が
形成された状態において、高炉スラグは、セメントのよ
うにそれ自体水和反応をしないが、アルカリ刺激を受け
て自硬するとともに、フライアッシュは、セメントのよ
うにそれ自体水和反応をしないが、水酸化カルシウムと
ポラゾン反応を起こして硬化体を生成する。つまり、本
発明のセメント系硬化促進剤は、セメントの水和反応に
より硬化体の強度を長期的に確保するために使用するの
ではなく、高炉スラグないしはフライアッシュの硬化を
促進するために添加している。従って、本発明の瞬結性
組成物では、セメント系硬化促進剤の添加量により、形
成される覆工層の強度調整が可能になり、例えば、重合
したポリマーの接着効果により、材齢10分での圧縮強
度を2N/mm2程度発揮した後、長期的に数倍程度ま
で強度増進させることができる。前記活性微粉末は、紛
体のまま用いることもできるし、水と混練してスラリー
状にしても使用することができる。前記アクリル酸塩ま
たはメタクリル酸塩は、アルカリ金属塩,アルミニウム
金属塩,マグネシウム金属塩,カルシウム金属塩の形態
が好ましい。前記酸化剤は、アクリル酸塩またはメタク
リル酸塩の重合触媒となるものであり、過酸化水素もし
くは過酸化水素を生成する水溶性の化合物を用いること
ができる。過酸化水素を生成する水溶性の化合物として
は、過炭酸ソーダ,過ホウ酸ソーダ,過酸化バリウムな
どを用いることができる。前記セメント系硬化促進剤に
は、ポルトランドセメント,アルミナセメント,高炉セ
メント,白色セメントを用いることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明にかかる長期低強度型瞬結性組成物を用いる
吹付け装置の一例を示している。
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明にかかる長期低強度型瞬結性組成物を用いる
吹付け装置の一例を示している。
【0013】同図に示した吹付け装置は、紛体を用いる
乾式用の装置であって、微粉末供給装置10と、瞬結剤
供給装置12と、吹付け管14とを備えている。微粉末
供給装置10は、吹付け管14の後端に連通接続され
た、微粉末供給ホース16を有している。
乾式用の装置であって、微粉末供給装置10と、瞬結剤
供給装置12と、吹付け管14とを備えている。微粉末
供給装置10は、吹付け管14の後端に連通接続され
た、微粉末供給ホース16を有している。
【0014】微粉末供給装置10のホッパーには、活性
微粉末からなる主成分Aと酸化剤Cと、セメント系硬化
促進剤Dとが投入される。主成分Aは、高炉スラグまた
はフライアッシュを、単独ないしは併用する。
微粉末からなる主成分Aと酸化剤Cと、セメント系硬化
促進剤Dとが投入される。主成分Aは、高炉スラグまた
はフライアッシュを、単独ないしは併用する。
【0015】酸化剤Cは、アクリル酸塩またはメタクリ
ル酸塩からなる接着性成分Bの重合触媒となるものであ
り、過酸化水素もしくは過酸化水素を生成する水溶性の
化合物を用いる。
ル酸塩からなる接着性成分Bの重合触媒となるものであ
り、過酸化水素もしくは過酸化水素を生成する水溶性の
化合物を用いる。
【0016】過酸化水素を生成する水溶性の化合物とし
ては、過炭酸ソーダ,過ホウ酸ソーダ,過酸化バリウム
などを用いることができる。セメント系硬化促進剤Dに
は、例えば、普通ポルトランドセメントを用いる。
ては、過炭酸ソーダ,過ホウ酸ソーダ,過酸化バリウム
などを用いることができる。セメント系硬化促進剤Dに
は、例えば、普通ポルトランドセメントを用いる。
【0017】瞬結剤供給装置12には、一端が吹付け管
14の先端側近傍で合流する瞬結剤供給ホース22を備
えている。吹付け管14の先端には、吹付けノズル23
が設けられている。
14の先端側近傍で合流する瞬結剤供給ホース22を備
えている。吹付け管14の先端には、吹付けノズル23
が設けられている。
【0018】微粉末供給装置10には、コンプレッサー
24とエアドライヤー18とに接続されたエア供給ホー
ス26が設けられている。
24とエアドライヤー18とに接続されたエア供給ホー
ス26が設けられている。
【0019】瞬結剤供給装置12のホッパーには、アク
リル酸塩またはメタクリル酸塩の水溶液からなる接着性
成分Bが投入される。この接着性成分Bのアクリル酸塩
またはメタクリル酸塩は、アルカリ金属塩,アルミニウ
ム金属塩,マグネシウム金属塩,カルシウム金属塩の形
態が好ましい。
リル酸塩またはメタクリル酸塩の水溶液からなる接着性
成分Bが投入される。この接着性成分Bのアクリル酸塩
またはメタクリル酸塩は、アルカリ金属塩,アルミニウ
ム金属塩,マグネシウム金属塩,カルシウム金属塩の形
態が好ましい。
【0020】掘削壁面に覆工層を形成する際には、主成
分Aと酸化剤Cおよび硬化促進剤Dとが微粉末供給装置
10から吹付け管14に送り出される。
分Aと酸化剤Cおよび硬化促進剤Dとが微粉末供給装置
10から吹付け管14に送り出される。
【0021】送り出されこれらの各材料は、エア供給ホ
ース26から送出されるエアにより吹付け管14の先端
側に向けて移送され、吹付けノズル23の近傍で、瞬結
剤供給装置12から送り出された接着性成分Bと合流混
合されて瞬結性組成物が生成される。
ース26から送出されるエアにより吹付け管14の先端
側に向けて移送され、吹付けノズル23の近傍で、瞬結
剤供給装置12から送り出された接着性成分Bと合流混
合されて瞬結性組成物が生成される。
【0022】このようにして生成された瞬結性組成物が
吹付けノズル23の先端から掘削壁面に吹付けられる。
吹付けノズル23の先端から掘削壁面に吹付けられる。
【0023】図2に瞬結性組成物の吹付けにより形成さ
れた覆工層の一部を拡大して示している。本実施例の長
期低強度型の瞬結性組成物は、アクリル酸塩またはメタ
クリル酸塩からなる接着性成分Bが、酸化剤Cにより重
合して、ポリアクリル酸塩またはポリメタクリル酸塩を
生成する。
れた覆工層の一部を拡大して示している。本実施例の長
期低強度型の瞬結性組成物は、アクリル酸塩またはメタ
クリル酸塩からなる接着性成分Bが、酸化剤Cにより重
合して、ポリアクリル酸塩またはポリメタクリル酸塩を
生成する。
【0024】このポリアクリル酸塩またはポリメタクリ
ル酸塩は、いわゆる瞬間接着剤と同じ成分であって、吹
付けた後に30秒以下、通常の条件で10秒以下で硬化
する。
ル酸塩は、いわゆる瞬間接着剤と同じ成分であって、吹
付けた後に30秒以下、通常の条件で10秒以下で硬化
する。
【0025】この硬化過程において、活性微粉末からな
る主成分Aは、硬化体の核となるものであって、形成さ
れる覆工層は、分散した活性微粉末の間にポリアクリル
酸塩またはポリメタクリル酸塩が介在していて、活性微
粉末をこれらの物質で接着した形態になる。
る主成分Aは、硬化体の核となるものであって、形成さ
れる覆工層は、分散した活性微粉末の間にポリアクリル
酸塩またはポリメタクリル酸塩が介在していて、活性微
粉末をこれらの物質で接着した形態になる。
【0026】このような構造の覆工層が形成された状態
において、高炉スラグは、セメントのようにそれ自体水
和反応をしないが、アルカリ刺激を受けて自硬するとと
もに、フライアッシュは、セメントのようにそれ自体水
和反応をしないが、水酸化カルシウムとポラゾン反応を
起こして硬化体を生成する。
において、高炉スラグは、セメントのようにそれ自体水
和反応をしないが、アルカリ刺激を受けて自硬するとと
もに、フライアッシュは、セメントのようにそれ自体水
和反応をしないが、水酸化カルシウムとポラゾン反応を
起こして硬化体を生成する。
【0027】つまり、本発明のセメント系硬化促進剤D
は、セメントの水和反応により硬化体の強度を長期的に
確保するために使用するのではなく、高炉スラグないし
はフライアッシュの硬化を促進するために添加してい
る。
は、セメントの水和反応により硬化体の強度を長期的に
確保するために使用するのではなく、高炉スラグないし
はフライアッシュの硬化を促進するために添加してい
る。
【0028】従って、本発明の瞬結性組成物では、セメ
ント系硬化促進剤Dの添加量により、形成される覆工層
の強度調整が可能になり、重合したポリマーの接着効果
により、材齢10分での圧縮強度を2N/mm2程度発
揮した後、長期的に数倍程度まで強度増進させることが
できる。
ント系硬化促進剤Dの添加量により、形成される覆工層
の強度調整が可能になり、重合したポリマーの接着効果
により、材齢10分での圧縮強度を2N/mm2程度発
揮した後、長期的に数倍程度まで強度増進させることが
できる。
【0029】このことから、例えば、仮押え,仮設構造
物などで、極短時間に硬化することが必要で、長期的に
強度の伸びが不必要な掘削面に吹付ける場合に好適なも
のとなる。
物などで、極短時間に硬化することが必要で、長期的に
強度の伸びが不必要な掘削面に吹付ける場合に好適なも
のとなる。
【0030】また、例えば、トンネルの一次覆工層に本
実施例の瞬結性組成物を採用すると、過大設計を回避す
ることができる。
実施例の瞬結性組成物を採用すると、過大設計を回避す
ることができる。
【0031】なお、上記実施例では、活性微粉末を紛体
のままで供給する方式について説明したが、活性微粉末
をスラリーの状態で使用することもできる。また、本発
明の長期低気用度型瞬結性組成物には、粗骨材およびま
たは細骨材を混入してもよい。
のままで供給する方式について説明したが、活性微粉末
をスラリーの状態で使用することもできる。また、本発
明の長期低気用度型瞬結性組成物には、粗骨材およびま
たは細骨材を混入してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる長期低強度型瞬結性組成物によれば、必
要な機能を必要とする期間だけ確保することにより、経
済的な設計が可能になる。
本発明にかかる長期低強度型瞬結性組成物によれば、必
要な機能を必要とする期間だけ確保することにより、経
済的な設計が可能になる。
【図1】本発明にかかる瞬結性組成物を用いて覆工層を
形成する際の吹付け装置の説明図である。
形成する際の吹付け装置の説明図である。
【図2】本発明にかかる瞬結性組成物により形成される
覆工層の一部拡大説明図である。
覆工層の一部拡大説明図である。
10 微粉末供給装置 12 瞬結剤供給装置 14 吹付け管 A 主成分 B 接着性成分 C 酸化剤 D 硬化促進剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 24:26) 103:14 103:44 111:00
Claims (2)
- 【請求項1】 掘削壁面に吹付けられて覆工層を形成す
る長期低強度型瞬結性組成物であって、 高炉スラグ微粉末、およびまたは、フライアッシュから
選択される活性微粉末からなる主成分と、アクリル酸塩
またはメタクリル酸塩の水溶液からなる接着性成分とを
有し、 前記主成分または接着性成分のいずれか一方に酸化剤を
含有させるとともに、前記主成分にセメント系の硬化反
応促進剤を添加したことを特徴とする長期低強度型瞬結
性組成物。 - 【請求項2】 前記酸化剤は、過酸化水素もしくは過酸
化水素を生成する水溶性の化合物であることを特徴とす
る請求項1記載の長期低強度型瞬結性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9211793A JPH1160318A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 長期低強度型瞬結性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9211793A JPH1160318A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 長期低強度型瞬結性組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1160318A true JPH1160318A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16611709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9211793A Pending JPH1160318A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 長期低強度型瞬結性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1160318A (ja) |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP9211793A patent/JPH1160318A/ja active Pending
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