JPH1170530A - ディスク成形用金型 - Google Patents

ディスク成形用金型

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JPH1170530A
JPH1170530A JP23386997A JP23386997A JPH1170530A JP H1170530 A JPH1170530 A JP H1170530A JP 23386997 A JP23386997 A JP 23386997A JP 23386997 A JP23386997 A JP 23386997A JP H1170530 A JPH1170530 A JP H1170530A
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Yuji Shibuya
裕二 渋谷
Shigeru Hatano
成 波多野
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Seikoh Giken Co Ltd
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Seikoh Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮ピストンが前進を開始するタイミングと、
圧縮コアが前進を開始するタイミングとの間に、時間の
ずれが生じることがないようにする。 【解決手段】スタンパ21が取り付けられた固定側ガイ
ドリング18と、該固定側ガイドリング18と対向させ
て配設された可動側ガイドリング23と、該可動側ガイ
ドリング23の内周側に進退自在に配設された圧縮コア
24と、駆動手段によって前進させられ、前記圧縮コア
24を前進させる圧縮ピストン37とを有する。そし
て、前記圧縮コア24が後方停止位置に置かれ、圧縮ピ
ストン37が後退限位置に置かれたときに、圧縮コア2
4と圧縮ピストン37とは当接させられる。圧縮コア2
4を前進させて樹脂を圧縮しようとするときに、圧縮ピ
ストン37が前進を開始するタイミングと、実際に圧縮
コア24が前進を開始するタイミングとの間に時間のず
れが生じることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク成形用金
型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク成形用の射出成形機にお
いては、加熱シリンダ内において溶融させた樹脂を、デ
ィスク成形用金型のキャビティ空間に充填(てん)し、
冷却することによってディスク基板を成形するようにし
ている。そして、前記キャビティ空間に臨ませてスタン
パが配設され、該スタンパの凹凸が前記ディスク基板の
情報面に転写されるようになっている。
【0003】図2は従来のディスク成形用金型における
圧縮コアの後退状態を示す図、図3は従来のディスク成
形用金型における圧縮コアの前進状態を示す図である。
図において、31は固定プラテン、11は該固定プラテ
ン31に取り付けられた固定金型、32は可動プラテ
ン、12は該可動プラテン32に取り付けられ、前記固
定金型11に対して進退自在にかつ接離自在に配設され
た可動金型である。該可動金型12を図示しない型締機
構によって前進 (図における右方に移動)させることに
より、型閉じが行われ、固定金型11と可動金型12と
の間にキャビティ空間15が形成される。そして、前記
型締機構によって可動金型12に型締力を与えることに
より、型締めが行われ、その状態で前記キャビティ空間
15に樹脂が充填されるとともに、可動金型12の圧縮
コア24が前進させられ、圧縮が行われる。その後、前
記型締機構によって可動金型12を後退 (図における左
方に移動) させることにより、型開きが行われ、図示し
ないディスクが成形される。
【0004】前記固定金型11は、図示しない加熱シリ
ンダの射出ノズルから射出された樹脂を受けるスプルー
ブッシュ16、該スプルーブッシュ16の外周に配設さ
れた環状のインナスタンパホルダ17、該インナスタン
パホルダ17の更に外周に配設された固定側ガイドリン
グ18、前記キャビティ空間15の外周面を設定する外
周リング19、及び前記インナスタンパホルダ17によ
って固定側ガイドリング18に取り付けられたスタンパ
21から成る。なお、前記スプルーブッシュ16には、
前記射出ノズルから射出された樹脂をキャビティ空間1
5に送るためのスプルー22が形成される。
【0005】また、前記可動金型12は、前記固定側ガ
イドリング18と対向させて配設され、環状の底部26
及び筒状部27から成る皿状の可動側ガイドリング2
3、並びに該可動側ガイドリング23の内側において、
可動側ガイドリング23に対して進退自在に配設された
圧縮コア24から成る。該圧縮コア24には、固定側ガ
イドリング18側に向けて突出させて圧縮凸部25、前
記筒状部27の内周に沿って形成された大径部34、及
び前記底部26の内周に沿って形成された小径部35が
形成されるとともに、圧縮コア24の中央には、図示し
ないカットパンチを進退させるための穴29が軸方向に
貫通させて形成される。
【0006】そして、前記可動側ガイドリング23に対
して圧縮コア24を進退させるために、前記可動プラテ
ン32の中央にシリンダ空間33が形成され、該シリン
ダ空間33内には、前記小径部35と対向させて圧縮ピ
ストン37が進退自在に配設される。また、型締め時に
おいて固定側ガイドリング18と可動側ガイドリング2
3とをいんろう接合することができるように、固定側ガ
イドリング18の外周にテーパ面S1が、筒状部27の
内周にテーパ面S2がそれぞれ形成される。そして、圧
縮時において外周リング19と圧縮コア24とをいんろ
う接合することができるように、外周リング19の内周
にテーパ面S3が、圧縮凸部25の外周にテーパ面S4
がそれぞれ形成される。
【0007】前記構成のディスク成形用金型において、
前記可動金型12を前進させ、型閉じ及び型締めを行っ
た後、キャビティ空間15に樹脂が充填されると、図2
に示すように、前記圧縮コア24は、樹脂の圧力を受け
て後退させられ、底部26の前端面S5と大径部34の
後端面S6とが当接する後方停止位置で停止させられ
る。そして、所定のタイミングで、図3に示すように、
図示しない駆動手段によって前記圧縮ピストン37を後
退限位置から前進させると、圧縮コア24は圧縮ピスト
ン37の押圧力によって前進させられ、キャビティ空間
15内の樹脂が圧縮される。なお、前記圧縮コア24の
後方停止位置は、小径部35の後端面S10が可動プラ
テン32の前端面S8より距離L2だけ前方になるよう
に設定され、前記圧縮ピストン37の後退限位置は、圧
縮ピストン37の前端面S7が可動プラテン32の前端
面S8より距離L1だけ後方になるように設定される。
【0008】次に、キャビティ空間15内の樹脂を冷却
することによってディスク基板が成形され、前記カット
パンチを前進させることによってディスク基板に穴あけ
加工が施される。その後、前記可動金型12を後退させ
て型開きを行うと、前記ディスクを得ることができる。
なお、このとき、圧縮ピストン37は後退限位置に後退
させられる。
【0009】前記構成のディスク成形用金型において
は、前記キャビティ空間15に樹脂が充填された後、所
定のタイミングで圧縮ピストン37が前進させられてキ
ャビティ空間15内の樹脂の圧力が高くされるようにな
っている。したがって、前記スタンパ21の凹凸がディ
スク基板の情報面に良好に転写される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のディスク成形用金型においては、圧縮コア24が後
方停止位置に置かれ、圧縮ピストン37が後退限位置に
置かれたときに、小径部35の後端面S10と圧縮ピス
トン37の前端面S7との間に距離(L1+L2)の間
隙(げき)が形成されてしまう。
【0011】したがって、前記圧縮ピストン37を前進
させて樹脂を圧縮するときに、圧縮ピストン37が前進
を開始するタイミングと、圧縮ピストン37の前端面S
7が小径部35の後端面S10に当たって実際に圧縮コ
ア24が前進を開始するタイミングとの間に、わずかな
時間のずれが生じてしまう。その結果、成形条件の設定
が複雑になるだけでなく、高密度のディスクを高精度で
得ることができなくなってしまう。
【0012】本発明は、前記従来のディスク成形用金型
の問題点を解決して、圧縮ピストンが前進を開始するタ
イミングと、実際に圧縮コアが前進を開始するタイミン
グとの間に、時間のずれが生じることがなく、成形条件
の設定を簡素化することができ、高密度のディスクを高
精度で得ることができるディスク成形用金型を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のデ
ィスク成形用金型においては、スタンパが取り付けられ
た固定側ガイドリングと、該固定側ガイドリングと対向
させて配設された可動側ガイドリングと、該可動側ガイ
ドリングの内周側に進退自在に配設された圧縮コアと、
駆動手段によって前進させられ、前記圧縮コアを前進さ
せる圧縮ピストンとを有する。
【0014】そして、前記圧縮コアが後方停止位置に置
かれ、圧縮ピストンが後退限位置に置かれたときに、圧
縮コアと圧縮ピストンとは当接させられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における圧縮コアの後退状態を示す図、図4
は本発明の実施の形態における圧縮コアの前進状態を示
す図である。図において、31は固定プラテン、11は
該固定プラテン31に取り付けられた固定金型、32は
可動プラテン、12は該可動プラテン32に取り付けら
れ、前記固定金型11に対して進退自在にかつ接離自在
に配設された可動金型である。該可動金型12を図示し
ない型締機構によって前進 (図における右方に移動)さ
せることにより、型閉じが行われ、固定金型11と可動
金型12との間にキャビティ空間15が形成される。そ
して、前記型締機構によって可動金型12に型締力を与
えることにより、型締めが行われ、その状態で前記キャ
ビティ空間15に樹脂が充填されるとともに、可動金型
12の圧縮コア24が前進させられ、圧縮が行われる。
その後、前記型締機構によって可動金型12を後退 (図
における左方に移動) させることにより、型開きが行わ
れ、図示しないディスクが成形される。
【0016】前記固定金型11は、図示しない加熱シリ
ンダの射出ノズルから射出された樹脂を受けるスプルー
ブッシュ16、該スプルーブッシュ16の外周に配設さ
れた環状のインナスタンパホルダ17、該インナスタン
パホルダ17の更に外周に配設された固定側ガイドリン
グ18、前記キャビティ空間15の外周面を設定する外
周リング19、及び前記インナスタンパホルダ17によ
って固定側ガイドリング18に取り付けられたスタンパ
21から成る。なお、前記スプルーブッシュ16には、
前記射出ノズルから射出された樹脂をキャビティ空間1
5に送るためのスプルー22が形成される。
【0017】また、前記可動金型12は、前記固定側ガ
イドリング18と対向させて配設され、環状の底部26
及び筒状部27から成る皿状の可動側ガイドリング2
3、並びに該可動側ガイドリング23の内側において、
可動側ガイドリング23に対して進退自在に配設された
圧縮コア24から成る。該圧縮コア24には、固定側ガ
イドリング18側に向けて突出させて圧縮凸部25、前
記筒状部27の内周に沿って形成された大径部34、及
び前記底部26の内周に沿って形成された小径部35が
形成されるとともに、圧縮コア24の中央には、図示し
ないカットパンチを進退させるための穴29が軸方向に
貫通させて形成される。
【0018】そして、前記可動側ガイドリング23に対
して圧縮コア24を進退させるために、前記可動プラテ
ン32の中央にシリンダ空間33が形成され、該シリン
ダ空間33内には、前記小径部35と対向させて圧縮ピ
ストン37が進退自在に配設される。また、型締め時に
おいて固定側ガイドリング18と可動側ガイドリング2
3とをいんろう接合することができるように、固定側ガ
イドリング18の外周にテーパ面S1が、筒状部27の
内周にテーパ面S2がそれぞれ形成される。そして、圧
縮時において外周リング19と圧縮コア24とをいんろ
う接合することができるように、外周リング19の内周
にテーパ面S3が、圧縮凸部25の外周にテーパ面S4
がそれぞれ形成される。
【0019】前記構成のディスク成形用金型において、
前記可動金型12を前進させ、型閉じ及び型締めを行っ
た後、キャビティ空間15に樹脂が充填されると、図1
に示すように、前記圧縮コア24は、樹脂の圧力を受け
て後退させられ、圧縮ピストン37の前端面S7と小径
部35の後端面S10とが当接する後方停止位置で停止
させられる。そして、所定のタイミングで、図4に示す
ように、図示しない油圧装置等の駆動手段によって前記
圧縮ピストン37を後退限位置から前進させると、圧縮
コア24は圧縮ピストン37の押圧力によって前進させ
られ、キャビティ空間15内の樹脂が圧縮される。な
お、前記圧縮コア24の後方停止位置は、小径部35の
後端面S10が可動プラテン32の前端面S8より距離
L2だけ前方になるように設定され、前記圧縮ピストン
37の後退限位置は、圧縮ピストン37の前端面S7が
可動プラテン32の前端面S8より距離L2だけ前方に
なるように設定される。
【0020】次に、キャビティ空間15内の樹脂を冷却
することによってディスク基板が成形され、前記カット
パンチを前進させることによってディスク基板に穴あけ
加工が施される。その後、前記可動金型12を後退させ
て型開きを行うと、前記ディスクを得ることができる。
なお、このとき、圧縮ピストン37は後退限位置に後退
させられる。
【0021】前記構成のディスク成形用金型において
は、前記キャビティ空間15に樹脂が充填された後、所
定のタイミングで圧縮ピストン37が前進させられてキ
ャビティ空間15内の樹脂の圧力が高くされるようにな
っている。したがって、前記スタンパ21の凹凸がディ
スク基板の情報面に良好に転写される。ところで、圧縮
コア24が後方停止位置に置かれ、圧縮ピストン37が
後退限位置に置かれたときに、小径部35の後端面S1
0と圧縮ピストン37の前端面S7とは当接させられ
る。
【0022】したがって、前記圧縮コア24を前進させ
て樹脂を圧縮するときに、圧縮ピストン37が前進を開
始するタイミングと、実際に圧縮コア24が前進を開始
するタイミングとの間に時間のずれが生じることがなく
なる。その結果、成形条件の設定を簡素化することがで
き、高密度のディスクを高精度で得ることができる。な
お、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能
であり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ディスク成形用金型においては、スタンパが取り
付けられた固定側ガイドリングと、該固定側ガイドリン
グと対向させて配設された可動側ガイドリングと、該可
動側ガイドリングの内周側に進退自在に配設された圧縮
コアと、駆動手段によって前進させられ、前記圧縮コア
を前進させる圧縮ピストンとを有する。
【0024】そして、前記圧縮コアが後方停止位置に置
かれ、圧縮ピストンが後退限位置に置かれたときに、圧
縮コアと圧縮ピストンとは当接させられる。この場合、
前記圧縮コアが後方停止位置に置かれ、圧縮ピストンが
後退限位置に置かれたときに、圧縮コアと圧縮ピストン
とは当接させられるので、圧縮コアを前進させて樹脂を
圧縮しようとするときに、圧縮ピストンが前進を開始す
るタイミングと、実際に圧縮コアが前進を開始するタイ
ミングとの間に時間のずれが生じることがなくなる。そ
の結果、成形条件の設定を簡素化することができ、高密
度のディスクを高精度で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における圧縮コアの後退状
態を示す図である。
【図2】従来のディスク成形用金型における圧縮コアの
後退状態を示す図である。
【図3】従来のディスク成形用金型における圧縮コアの
前進状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における圧縮コアの前進状
態を示す図である。
【符号の説明】
18 固定側ガイドリング 21 スタンパ 23 可動側ガイドリング 24 圧縮コア 37 圧縮ピストン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)スタンパが取り付けられた固定側
    ガイドリングと、(b)該固定側ガイドリングと対向さ
    せて配設された可動側ガイドリングと、(c)該可動側
    ガイドリングの内周側に進退自在に配設された圧縮コア
    と、(d)駆動手段によって前進させられ、前記圧縮コ
    アを前進させる圧縮ピストンとを有するとともに、
    (e)前記圧縮コアが後方停止位置に置かれ、圧縮ピス
    トンが後退限位置に置かれたときに、圧縮コアと圧縮ピ
    ストンとは当接させられることを特徴とするディスク成
    形用金型。
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