JPH1174101A - 抵抗器 - Google Patents

抵抗器

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JPH1174101A
JPH1174101A JP10175532A JP17553298A JPH1174101A JP H1174101 A JPH1174101 A JP H1174101A JP 10175532 A JP10175532 A JP 10175532A JP 17553298 A JP17553298 A JP 17553298A JP H1174101 A JPH1174101 A JP H1174101A
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JP
Japan
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electrode layer
layer
substrate
resistor
upper electrode
Prior art date
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Application number
JP10175532A
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English (en)
Inventor
Masato Hashimoto
正人 橋本
Isami Saitou
伊佐見 斉藤
Shogo Nakayama
祥吾 中山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は抵抗器の上下面のいずれでも実装基
板に実装できる抵抗器およびその製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。 【解決手段】 第1のメッキ層26を保護層24より突
出させて設けることにより、上下面いずれでも実装可能
となるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度配線回路に
用いられる抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の抵抗器は、特開平4−10230
2号に開示されたものが知られている。
【0003】以下、従来の抵抗器およびその製造方法に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0004】図22は従来の抵抗器の断面図である。図
22において、1は絶縁基板である。2は絶縁基板1の
上面の左右両端部に設けられた第1の上面電極層であ
る。3は第1の上面電極層2に一部が重畳するように設
けられた抵抗層である。4は抵抗層3のみの全体を覆う
ように設けられた第1の保護層である。5は抵抗値を修
正するために抵抗層3および第1の保護層4に設けられ
たトリミング溝である。6は第1の保護層4の上面にの
み設けられた第2の保護層である。7は第1の上面電極
層2の上面に絶縁基板1の幅一杯まで延びるように設け
られた第2の上面電極層である。8は絶縁基板1の側面
に設けられた側面電極層である。9、10は第2の上面
電極層7および側面電極層8の表面に設けられたニッケ
ルメッキ層、はんだメッキ層である。このとき、はんだ
メッキ層10は、第2の保護層6よりも低く設けられて
いるものである。つまり、従来の抵抗器は、第2の保護
層6が一番高く設けられているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、第2の保護層6がはんだメッキ層10よ
りも高く設けられているため、抵抗器の絶縁基板1の下
面のみでしか実装基板(図示せず)に装着できず、この
抵抗器の上下面を問わずに実装するバルク実装等におけ
る一括実装機にて実装基板に自動実装できないという課
題を有していた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、抵
抗器の基板の上下面のいずれにおいても実装基板に装着
できる抵抗器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも側面電極層を覆うとともに上面
電極層と側面電極層とが重畳した部位は保護層より突出
するように設けられたメッキ層とからなるか、または上
面電極層と側面電極層が重畳した部位は、下面電極層と
側面電極層が重畳した部位より長く重畳するとともに保
護層より突出するように設けられたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、基板と、前記基板の上面の側部に設けられた一対の
上面電極層と、前記上面電極層と電気的に接続するよう
に設けられた抵抗層と、少なくとも前記抵抗層を覆うよ
うに設けられた保護層と、前記上面電極層の一部に重畳
するとともに前記基板の側面に設けられた側面電極層
と、少なくとも前記側面電極層を覆うとともに前記上面
電極層と側面電極層とが重畳した部位は前記保護層より
突出するように設けられたメッキ層とからなるものであ
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、基板と、
前記基板の上面および下面の側部に設けられたそれぞれ
一対の上面電極層および下面電極層と、前記上面電極層
と電気的に接続するように設けられた抵抗層と、少なく
とも前記抵抗層を覆うように設けられた保護層と、前記
上面電極層の一部に重畳するとともに前記下面電極層と
電気的に接続するように前記基板の側面に設けられた側
面電極層と、少なくとも前記側面電極層を覆うとともに
前記上面電極層と側面電極層とが重畳した部位は保護層
より突出するように設けられたメッキ層とからなるもの
である。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、基板と、
前記基板の上面の側部に設けられた一対の上面電極層
と、前記上面電極層と電気的に接続するように設けられ
た抵抗層と、少なくとも前記抵抗層を覆うように設けら
れた保護層と、前記上面電極層の一部と前記基板の下面
の一部に重畳するとともに前記基板の側面に設けられた
側面電極層と、少なくとも前記側面電極層を覆うととも
に前記上面電極層と前記側面電極層が重畳した部位は、
前記基板の下面と前記側面電極層が重畳した部位より長
く重畳するとともに前記保護層より突出するように設け
られたものである。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、基板と、
前記基板の上面および裏面の側部に設けられたそれぞれ
一対の上面電極層および下面電極層と、前記上面電極層
と電気的に接続するように設けられた抵抗層と、少なく
とも前記抵抗層を覆うように設けられた保護層と、前記
上面電極層の一部と前記下面電極層の一部に重畳すると
ともに前記基板の側面に設けられた側面電極層と、少な
くとも前記側面電極層を覆うとともに前記上面電極層と
前記側面電極層が重畳した部位は、前記下面電極層と前
記側面電極層が重畳した部位より長く重畳するとともに
前記保護層より突出するように設けられたものである。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
または2記載の半田層は、保護層より10μm以上突出
したものである。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、請求項3
または4記載の上面電極層と側面電極層が重畳した部位
は、保護層より10μm以上高いものである。
【0014】以上の構成により、抵抗器の基板の上下面
のいずれにおいても実装基板に装着できるという作用を
有するものである。
【0015】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
または2記載の側面電極層は、少なくともガラスまたは
樹脂を含有しかつ上面電極層より比抵抗の高い導電性材
料からなるものである。
【0016】このように側面電極層の比抵抗を、上面電
極層の比抵抗より高くすると、上面電極層のメッキの析
出効率が相対的に高くなり、メッキが厚く付くという作
用を有するものである。
【0017】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
【0018】図1は本発明の実施の形態1における抵抗
器の断面図である。図1において、21はアルミナ等か
らなる基板である。22は基板21の上面の側部に設け
られた銀とガラスとの混合材料等からなる一対の上面電
極層で、好ましくは基板21の側端まで設けるものであ
る。23は基板21の上面に上面電極層22に重畳して
電気的に接続するように設けられた酸化ルテニウムとガ
ラスとの混合材料等からなる抵抗層である。24は少な
くとも抵抗層23の上面を覆うように設けられたホウケ
イ酸鉛系ガラス等からなる保護層である。25は基板2
1の側面に設けられた上面電極層22の一部に電気的に
接続するように重畳する銀とガラスとの混合材料等から
なる側面電極層で、この側面電極層25の稜線は、丸み
を有している。この側面電極層25は、少なくともガラ
スまたは樹脂を含有しかつ上面電極層22より比抵抗の
高い導電性材料等から形成されるものである。26は側
面電極層25を覆うように設けられたニッケルメッキ等
からなる第1のメッキ層で、保護層24より突出するよ
うに設けられるものである。27は第1のメッキ層26
を覆うように設けられた第2のメッキ層で、好ましくは
この第2のメッキ層27の稜線は丸みを有している。
【0019】以上のように構成された抵抗器について、
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0020】図2〜5は本発明の実施の形態1における
抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0021】まず、図2(a)に示すように、縦横の分
割溝31を有するアルミナ等からなるシート32の分割
溝31を跨ぐように銀とガラスとの混合ペースト材料を
スクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によっ
て約850℃の温度で、約45分のプロファイルによっ
て焼成し、上面電極層33を形成する。
【0022】次に、図2(b)に示すように、上面電極
層33間を電気的に接続するように、酸化ルテニウムと
ガラスとの混合ペースト材料を上面電極層33の一部に
重畳するようにシート32の上面にスクリーン印刷・乾
燥して、ベルト式連続焼成炉により約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵抗層3
4を形成する。
【0023】次に、図3(a)に示すように、抵抗層3
4の抵抗値を修正するために、レーザ等によりトリミン
グし、トリミング溝35を形成する。このとき、トリミ
ングをする前に、少なくともガラス等によりプリコート
(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレーザ等
によりプリコート及び抵抗層34をトリミングしてトリ
ミング溝35を形成してもよい。
【0024】次に、図3(b)に示すように、抵抗層
(本図では、図示せず)の上面を完全に覆うように、ホ
ウケイ酸鉛系ガラスペーストをスクリーン印刷・乾燥し
て、ベルト式連続焼成炉により約850℃の温度で、約
45分のプロファイルによって焼成し、保護層36を形
成する。
【0025】次に、図4(a)に示すように、基板側面
から上面電極層33が露出するようにシート(本図で
は、図示せず)の分割溝(本図では、図示せず)に沿っ
て分割して、短冊状の基板37を形成する。
【0026】次に、図4(b)に示すように、短冊状の
基板37の側面に、上面電極層33の一部を電気的に接
続するように銀とガラスとの混合ペースト材料をローラ
ー転写印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によって約
600℃の温度で、約45分のプロファイルによって焼
成し、一対の側面電極層38を形成する。
【0027】次に、図4(c)に示すように、短冊状の
基板(本図では、図示せず)を個片に分割して、個片状
の基板39を形成する。
【0028】最後に、図5に示すように、上面電極層
(本図では、図示せず)の露出部および側面電極層(本
図では、図示せず)を覆うとともにニッケルメッキ等か
らなる第1のメッキ層40が保護層36より突出するよ
うに形成するとともに、この第1のメッキ層40を覆う
ようにスズと鉛の合金メッキ等からなる第2のメッキ層
41を形成して、抵抗器を製造するものである。
【0029】なお、本実施の形態では保護層の材料はホ
ウケイ酸鉛系ガラスと説明したが、これはエポキシ系樹
脂材料等としても同様の効果が得られる。
【0030】また、本実施の形態では側面電極層の材料
は銀とガラスとの混合材料と説明したが、これはニッケ
ル系フェノール樹脂材料等としても同様の効果が得られ
る。
【0031】また、本実施の形態では第1のメッキ層4
0を保護層36より突出するように設けて説明したが、
これは第2のメッキ層41を保護層36より突出させて
設けるか、第1、第2のメッキ層40、41とを併せて
保護層36より突出させても同様の効果が得られる。
【0032】以上のように構成、製造された抵抗器につ
いて、以下にその特性を従来の抵抗器と比較したものを
説明する。
【0033】(実験方法)バルクカセットを用いて電子
部品を実装基板の所定の場所に一対一で自動実装できる
松下電器産業製のパナサートMv2自動実装機で、本実
施の形態の抵抗器および従来の抵抗器を10000個実
装した後、200〜250℃で10〜30秒間のリフロ
ー半田付けした。
【0034】このとき、約半数の抵抗器は基板の上面側
で実装されるものとする。 (良否判定)「チップ立ち」については、図6(a)に
示すとおり半田付けランドパターン101の片側にしか
半田102が付かない場合は「不良」とし、両側共に半
田102がついている場合は「良」とする。
【0035】「θズレ」については、図6(b)に示す
とおり半田付けランドパターン101上で抵抗器103
が0.2度以上回転している場合は「不良」とし、それ
以下の場合は「良」とする。
【0036】以下、(表1)に側面電極層の保護層から
の突出寸法と実装不良数の実験結果を示す。
【0037】
【表1】
【0038】(表1)より明らかなように、本実施の形
態ではメッキ層が保護層から10μm以上突出して設け
ているので、実装不良数が従来例より著しく少ない。
【0039】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
【0040】図7は本発明の実施の形態2における抵抗
器の断面図である。図7において、51はアルミナ等か
らなる基板である。52は基板51の上面の側部に設け
られた銀とガラスとの混合材料等からなる一対の上面電
極層で、好ましくは基板51の側端まで設けるものであ
る。53は基板51の下面の側部に設けられた銀とガラ
スとの混合材料等からなる一対の下面電極層で、好まし
くは基板51の側端まで設けるものである。54は基板
51の上面に上面電極層52に重畳して電気的に接続す
るように設けられた酸化ルテニウムとガラスとの混合材
料等からなる抵抗層である。55は少なくとも抵抗層5
4の上面を覆うように設けられたホウケイ酸鉛系ガラス
等からなる保護層である。56は基板51の側面に設け
られた上面電極層52の一部に電気的に接続するように
重畳する銀とガラスとの混合材料等からなる側面電極層
で、この側面電極層56の稜線は、丸みを有している。
この側面電極層56は、少なくともガラスまたは樹脂を
含有しかつ上面電極層52より比抵抗の高い導電性材料
等から形成されるものである。57は側面電極層56を
覆うように設けられたニッケルメッキ等からなる第1の
メッキ層で、保護層55より突出するように設けられる
ものである。58は第1のメッキ層57を覆うように設
けられた第2のメッキ層で、好ましくはこの第2のメッ
キ層58の稜線は丸みを有している。
【0041】以上のように構成された抵抗器について、
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0042】図8〜11は本発明の実施の形態2におけ
る抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0043】まず、図8(a)に示すように、上下面に
縦横の分割溝61を有するアルミナ等からなるシート6
2の分割溝61を跨ぐように銀とガラスとの混合ペース
ト材料をスクリーン印刷・乾燥し、このシート62を反
転してシート62の分割溝61を跨ぐように銀とガラス
との混合ペースト材料をスクリーン印刷・乾燥して、ベ
ルト式連続焼成炉によって約850℃の温度で、約45
分のプロファイルによって焼成し、上面電極層63及び
下面電極層64を形成する。
【0044】次に、図8(b)に示すように、上面電極
層63間を電気的に接続するように、酸化ルテニウムと
ガラスとの混合ペースト材料を上面電極層63の一部に
重畳するようにシート62の上面にスクリーン印刷・乾
燥して、ベルト式連続焼成炉により約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵抗層6
5を形成する。
【0045】次に、図9(a)に示すように、抵抗層6
5の抵抗値を修正するために、レーザ等によりトリミン
グし、トリミング溝66を形成する。このとき、トリミ
ングをする前に、少なくともガラス等によりプリコート
(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレーザ等
によりプリコート及び抵抗層65をトリミングしてトリ
ミング溝66を形成してもよい。
【0046】次に、図9(b)に示すように、少なくと
も抵抗層(本図では、図示せず)の上面を覆うように、
ホウケイ酸鉛系ガラスペーストをスクリーン印刷・乾燥
して、ベルト式連続焼成炉により約850℃の温度で、
約45分のプロファイルによって焼成し、保護層67を
形成する。
【0047】次に、図10(a)に示すように、基板側
面から上面電極層63が露出するようにシート(本図で
は、図示せず)の分割溝(本図では、図示せず)に沿っ
て分割して、短冊状の基板68を形成する。
【0048】次に、図10(b)に示すように、短冊状
の基板68の側面に、上面電極層63の一部に重畳する
とともに、その重畳した部位が保護層67より突出する
ように銀とガラスとの混合ペースト材料をローラー転写
印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によって約600
℃の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、
一対の側面電極層69を形成する。
【0049】次に、図10(c)に示すように、短冊状
の基板(本図では、図示せず)を個片に分割して、個片
状の基板70を形成する。
【0050】最後に、図11に示すように、上面電極層
(本図では、図示せず)の露出部および側面電極層(本
図では、図示せず)を覆うとともにニッケルメッキ等か
らなる第1のメッキ層71が保護層67より突出するよ
うに形成するとともに、この第1のメッキ層71を覆う
ようにスズと鉛の合金メッキ等からなる第2のメッキ層
72を形成して、抵抗器を製造するものである。
【0051】なお、本実施の形態では保護層の材料はホ
ウケイ酸鉛系ガラスと説明したが、これはエポキシ系樹
脂材料等としても同様の効果が得られる。
【0052】また、本実施の形態では側面電極層の材料
は銀とガラスとの混合材料と説明したが、これはニッケ
ル系フェノール樹脂材料等としても同様の効果が得られ
る。
【0053】また、本実施の形態では第1のメッキ層7
1を保護層67より突出するように設けて説明したが、
これは第2のメッキ層72を保護層67より突出させて
設けるか、第1、第2のメッキ層71、72とを併せて
保護層67より突出させても同様の効果が得られる。
【0054】以上のように構成、製造された抵抗器につ
いて、以下にその特性を従来の抵抗器と比較したものを
説明する。
【0055】ここで、「実験方法」および「良否判定」
は実施の形態1での特性を従来の抵抗器とを比較したも
のと同様なので、説明は省略する。
【0056】
【表2】
【0057】(表2)より明らかなように、本実施の形
態ではメッキ層が保護層から10μm以上突出して設け
ているので、実装不良数が従来例より著しく少ない。
【0058】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
【0059】図12は本発明の実施の形態3における抵
抗器の断面図である。図12において、221はアルミ
ナ等からなる基板である。222は基板221の上面の
側部に設けられた銀とガラスとの混合材料等からなる一
対の上面電極層で、好ましくは基板221の端部まで設
けるものである。223は基板221の上面に上面電極
層222に重畳して電気的に接続するように設けられた
酸化ルテニウムとガラスとの混合材料等からなる抵抗層
である。224は少なくとも抵抗層223の上面を覆う
ように設けられたホウケイ酸鉛系ガラス等からなる保護
層である。225は基板221の側面に設けられた上面
電極層222の一部に電気的に接続するように重畳する
とともに、基板221の下面の一部に重畳する銀とガラ
スとの混合材料等からなる側面電極層で、この側面電極
層225と上面電極層222とが重畳する部位は側面電
極層225と基板221の下面の一部に重畳する部位よ
り長く形成されるとともに、保護膜224より突出する
ように設けられたものである。226および227は側
面電極層225を覆うように設けられたニッケルメッキ
等からなる第1のメッキ層およびはんだメッキ等からな
る第2のメッキ層である。
【0060】以上のように構成された抵抗器について、
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0061】図13〜16は本発明の実施の形態3にお
ける抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0062】まず、図13(a)に示すように、縦横の
分割溝231を有するアルミナ等からなるシート232
の分割溝231を跨ぐように銀とガラスの混合ペースト
材料をスクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉
によって約850℃の温度で、約45分のプロファイル
によって焼成し、上面電極層233を形成する。
【0063】次に、図13(b)に示すように、上面電
極層233間を電気的に接続するように、酸化ルテニウ
ムとガラスとの混合ペースト材料を上面電極層233の
一部に重畳するようにシート232の上面にスクリーン
印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により約850℃
の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵
抗層234を形成する。
【0064】次に、図14(a)に示すように、抵抗層
234の抵抗値を修正するために、レーザ等によりトリ
ミングし、トリミング溝235を形成する。このとき、
トリミングをする前に、少なくともガラス等によりプリ
コート(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレ
ーザ等によりプリコート及び抵抗層234をトリミング
してトリミング溝235を形成してもよい。
【0065】次に、図14(b)に示すように、抵抗層
(本図では、図示せず)の上面を完全に覆うように、ホ
ウケイ酸鉛系ガラスペーストをスクリーン印刷・乾燥し
て、ベルト式連続焼成炉により約600℃の温度で、約
45分のプロファイルによって焼成し、保護層236を
形成する。
【0066】次に、図15(a)に示すように、基板側
面から上面電極層233が露出するようにシート(本図
では、図示せず)の分割溝(本図では、図示せず)に沿
って分割して、短冊状の基板237を形成する。
【0067】次に、図15(b)に示すように、短冊状
の基板237の側面に、上面電極層233の一部を電気
的に接続するとともに、基板237の下面の一部に回り
込むように銀とガラスとの混合ペースト材料をローラー
転写印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により約60
0℃の温度で、約45分のプロファイルによって焼成
し、一対の側面電極層238を形成する。
【0068】次に、図15(c)に示すように、短冊状
の基板(本図では、図示せず)を個片に分割して、個片
状の基板239を形成する。
【0069】最後に、図16に示すように、上面電極層
(本図では、図示せず)の露出部および側面電極層(本
図では、図示せず)を覆うとともにニッケルメッキ等か
らなる第1のメッキ層240を形成するとともに、この
第1のメッキ層240を覆うようにスズと鉛の合金メッ
キ等からなる第2のメッキ層241を形成する。このと
き第2のメッキ層241はメッキ下地の電極となる上面
電極層233と側面電極層233の重畳した部位が保護
層236より突出しているので、第2のメッキ層241
も結果的に保護層236より突出する。以上の工程によ
り本発明の実施の形態3の抵抗器を製造するものであ
る。
【0070】なお、本発明の実施の形態では、保護層の
材料はホウケイ酸鉛系ガラスと説明したが、これはエポ
キシ系樹脂等としても同様の効果が得られる。
【0071】また、本発明の実施の形態では側面電極層
の材料は銀とガラスの混合材料と説明したが、これはニ
ッケル系フェノール樹脂材料等としても同様の効果が得
られる。
【0072】以上のように構成、製造された抵抗器につ
いて、以下にその特性を従来の抵抗器と比較したものを
説明する。
【0073】ここで、「実験方法」および「良否判定」
は実施の形態1での特性を従来の抵抗器とを比較したも
のと同様なので、説明は省略する。
【0074】
【表3】
【0075】(表3)より明らかなように、本発明の実
施の形態では上面電極層233と側面電極層238の重
畳した部位が保護層236から10μm以上突出して設
けられているので、実装不良数が従来例より著しく少な
い。
【0076】また、この実施の形態3で側面電極層23
8と基板221の下面に重畳する長さを、上面電極層2
33と側面電極層238の重畳する長さをほぼ同じ長さ
としても同様の効果が得られるが、基板221の下面と
側面電極層238の重畳した部位の長さを上面電極層2
33と側面電極層238の重畳した部位の長さより短く
形成することにより、側面電極層238の材料使用量を
低減しながら同様の効果を得ることができる。
【0077】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
【0078】図17は本発明の実施の形態4における抵
抗器の断面図である。図17において、251はアルミ
ナ等からなる基板である。252は基板251の上面の
側部に設けられた銀とガラスとの混合材料等からなる一
対の上面電極層で、好ましくは基板251の端部まで設
けるものである。253は基板251の下面の側部に設
けられた銀とガラスとの混合材料等からなる一対の下面
電極層で、好ましくは基板251の端部まで設けるもの
である。254は基板251の上面に上面電極層252
に重畳して電気的に接続するように設けられた酸化ルテ
ニウムとガラスとの混合材料等からなる抵抗層である。
255は少なくとも抵抗層254の上面を覆うように設
けられたホウケイ酸鉛系ガラス等からなる保護層であ
る。256は基板251の側面に設けられた上面電極層
252の一部および下面電極層253に電気的に接続す
るように重畳する銀とガラスとの混合材料等からなる側
面電極層で、この側面電極層256と上面電極層252
とが重畳する部位は側面電極層256と下面電極層25
3の一部に重畳する部位より長く形成されるとともに、
保護層255より突出するように設けられたものであ
る。257および258は側面電極層256を覆うよう
に設けられたニッケルメッキ等からなる第1のメッキ層
およびはんだメッキ等からなる第2のメッキ層である。
【0079】以上のように構成された抵抗器について、
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0080】図18〜21は本発明の実施の形態4にお
ける抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0081】まず、図18(a)に示すように、縦横の
分割溝261を有するアルミナ等からなるシート262
の分割溝261を跨ぐように銀とガラスの混合ペースト
材料をスクリーン印刷・乾燥し、このシート262を反
転してシート262の分割溝261を跨ぐように銀とガ
ラスの混合ペースト材料をスクリーン印刷・乾燥して、
ベルト式連続焼成炉によって約850℃の温度で、約4
5分のプロファイルによって焼成し、上面電極層263
及び下面電極層264を形成する。
【0082】次に、図18(b)に示すように、上面電
極層263間を電気的に接続するように、酸化ルテニウ
ムとガラスとの混合ペースト材料を上面電極層263の
一部に重畳するようにシート262の上面にスクリーン
印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により約850℃
の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵
抗層265を形成する。
【0083】次に、図19(a)に示すように、抵抗層
265の抵抗値を修正するために、レーザ等によりトリ
ミングし、トリミング溝266を形成する。このとき、
トリミングをする前に、少なくともガラス等によりプリ
コート(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレ
ーザ等によりプリコート及び抵抗層265をトリミング
してトリミング溝266を形成してもよい。
【0084】次に、図19(b)に示すように、抵抗層
(本図では、図示せず)の上面を完全に覆うように、ホ
ウケイ酸鉛系ガラスペーストをスクリーン印刷・乾燥し
て、ベルト式連続焼成炉により約600℃の温度で、約
45分のプロファイルによって焼成し、保護層267を
形成する。
【0085】次に、図20(a)に示すように、基板側
面から上面電極層263が露出するようにシート(本図
では、図示せず)の分割溝(本図では、図示せず)に沿
って分割して、短冊状の基板268を形成する。
【0086】次に、図20(b)に示すように、短冊状
の基板268の側面に、上面電極層263の一部を電気
的に接続するとともに、下面電極層264の一部に重畳
するように銀とガラスの混合ペースト材料をローラー転
写印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により約600
℃の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、
一対の側面電極層269を形成する。
【0087】次に、図20(c)に示すように、短冊状
の基板(本図では、図示せず)を個片に分割して、個片
状の基板270を形成する。
【0088】最後に、図21に示すように、上面電極層
(本図では、図示せず)の露出部および側面電極層(本
図では、図示せず)を覆うとともにニッケルメッキ等か
らなる第1のメッキ層271を形成するとともに、この
第1のメッキ層271を覆うようにスズと鉛の合金メッ
キ等からなる第2のメッキ層272を形成する。このと
き第2のメッキ層272はメッキ下地の電極となる上面
電極層263と側面電極層269の重畳した部位が保護
層267より突出しているので、第2のメッキ層272
も結果的に保護層267より突出する。以上の工程によ
り本発明の実施の形態4の抵抗器を製造するものであ
る。
【0089】なお、本発明の実施の形態では、保護層の
材料はホウケイ酸鉛系ガラスと説明したが、これはエポ
キシ系樹脂材料等としても同様の効果が得られる。
【0090】また、本発明の実施の形態では側面電極層
の材料は銀とガラスの混合材料と説明したが、これはニ
ッケル系フェノール樹脂材料等としても同様の効果が得
られる。
【0091】以上のように構成、製造された抵抗器につ
いて、以下にその特性を従来の抵抗器と比較したものを
説明する。
【0092】ここで、「実験方法」および「良否判定」
は実施の形態1での特性を従来の抵抗器とを比較したも
のと同様なので、説明は省略する。
【0093】
【表4】
【0094】(表4)より明らかなように、本発明の実
施の形態では上面電極層263と側面電極層269の重
畳した部位が保護層267から10μm以上突出して設
けられているので、実装不良数が従来例より著しく少な
い。
【0095】また、この実施の形態4で側面電極層26
9と下面電極層264に重畳する長さを、上面電極層2
63と側面電極層269の重畳する長さをほぼ同じ長さ
としても同様の効果が得られるが、下面電極層264と
側面電極層269の重畳した部位の長さを上面電極層2
63と側面電極層269の重畳した部位の長さより短く
形成することにより、側面電極層269の材料使用量を
低減しながら同様の効果を得ることができる。
【0096】
【発明の効果】以上のように、本発明は、メッキ層が保
護層より突出して設けられているので、抵抗器の上下面
のいずれでも実装基板に実装できるという有利な効果を
有した抵抗器を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における抵抗器の断面図
【図2】同製造方法を示す工程図
【図3】同製造方法を示す工程図
【図4】同製造方法を示す工程図
【図5】同製造方法を示す工程図
【図6】本発明の実施の形態1における抵抗器と従来例
における抵抗器との特性を比較する実験方法と良否判定
を説明する図
【図7】本発明の実施の形態2における抵抗器の断面図
【図8】同製造方法を示す工程図
【図9】同製造方法を示す工程図
【図10】同製造方法を示す工程図
【図11】同製造方法を示す工程図
【図12】本発明の実施の形態3における抵抗器の断面
図
【図13】同製造方法を示す工程図
【図14】同製造方法を示す工程図
【図15】同製造方法を示す工程図
【図16】同製造方法を示す工程図
【図17】本発明の実施の形態4における抵抗器の断面
図
【図18】同製造方法を示す工程図
【図19】同製造方法を示す工程図
【図20】同製造方法を示す工程図
【図21】同製造方法を示す工程図
【図22】従来例における抵抗器の断面図
【符号の説明】
21 基板 22 上面電極層 23 抵抗層 24 保護層 25 側面電極層 26 第1のメッキ層 27 第2のメッキ層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、前記基板の上面の側部に設けら
    れた一対の上面電極層と、前記上面電極層と電気的に接
    続するように設けられた抵抗層と、少なくとも前記抵抗
    層を覆うように設けられた保護層と、前記上面電極層の
    一部に重畳するとともに前記基板の側面に設けられた側
    面電極層と、少なくとも前記側面電極層を覆うとともに
    前記上面電極層と側面電極層とが重畳した部位は前記保
    護層より突出するように設けられたメッキ層とからなる
    抵抗器。
  2. 【請求項2】 基板と、前記基板の上面および下面の側
    部に設けられたそれぞれ一対の上面電極層および下面電
    極層と、前記上面電極層と電気的に接続するように設け
    られた抵抗層と、少なくとも前記抵抗層を覆うように設
    けられた保護層と、前記上面電極層の一部に重畳すると
    ともに前記下面電極層と電気的に接続するように前記基
    板の側面に設けられた側面電極層と、少なくとも前記側
    面電極層を覆うとともに前記上面電極層と側面電極層と
    が重畳した部位は保護層より突出するように設けられた
    メッキ層とからなる抵抗器。
  3. 【請求項3】 基板と、前記基板の上面の側部に設けら
    れた一対の上面電極層と、前記上面電極層と電気的に接
    続するように設けられた抵抗層と、少なくとも前記抵抗
    層を覆うように設けられた保護層と、前記上面電極層の
    一部と前記基板の下面の一部に重畳するとともに前記基
    板の側面に設けられた側面電極層と、少なくとも前記側
    面電極層を覆うとともに前記上面電極層と前記側面電極
    層が重畳した部位は、前記基板の下面と前記側面電極層
    が重畳した部位より長く重畳するとともに前記保護層よ
    り突出するように設けられた抵抗器。
  4. 【請求項4】 基板と、前記基板の上面および裏面の側
    部に設けられたそれぞれ一対の上面電極層および下面電
    極層と、前記上面電極層と電気的に接続するように設け
    られた抵抗層と、少なくとも前記抵抗層を覆うように設
    けられた保護層と、前記上面電極層の一部と前記下面電
    極層の一部に重畳するとともに前記基板の側面に設けら
    れた側面電極層と、少なくとも前記側面電極層を覆うと
    ともに前記上面電極層と前記側面電極層が重畳した部位
    は、前記下面電極層と前記側面電極層が重畳した部位よ
    り長く重畳するとともに前記保護層より突出するように
    設けられた抵抗器。
  5. 【請求項5】 メッキ層は、保護層より10μm以上高
    い請求項1または2記載の抵抗器。
  6. 【請求項6】 上面電極層と側面電極層が重畳した部位
    は、保護層より10μm以上高い請求項3または4記載
    の抵抗器。
  7. 【請求項7】 側面電極層は、少なくともガラスまたは
    樹脂を含有しかつ上面電極層より比抵抗の高い導電性材
    料からなる請求項1または2記載の抵抗器。
JP10175532A 1997-06-23 1998-06-23 抵抗器 Pending JPH1174101A (ja)

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JP9-165487 1997-06-23
JP16548797 1997-06-23
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