JPH09320803A - 抵抗器 - Google Patents
抵抗器Info
- Publication number
- JPH09320803A JPH09320803A JP8134618A JP13461896A JPH09320803A JP H09320803 A JPH09320803 A JP H09320803A JP 8134618 A JP8134618 A JP 8134618A JP 13461896 A JP13461896 A JP 13461896A JP H09320803 A JPH09320803 A JP H09320803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- electrode layer
- substrate
- resistor
- protective layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、抵抗器の上下面のいずれでも実装
基板に実装できる抵抗器およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 側面電極層25を保護層24より突出さ
せて設けることにより、上下面いずれでも実装可能とな
るものである。
基板に実装できる抵抗器およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 側面電極層25を保護層24より突出さ
せて設けることにより、上下面いずれでも実装可能とな
るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度配線回路に
用いられる抵抗器に関するものである。
用いられる抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の抵抗器は、特開平4−10230
2号に開示されたものが知られている。
2号に開示されたものが知られている。
【0003】以下、従来の抵抗器およびその製造方法に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0004】図8は従来の抵抗器の断面図である。図8
において、1は絶縁基板である。2は絶縁基板1の上面
の左右両端部に設けられた第1の上面電極層である。3
は第1の上面電極層2に一部が重畳するように設けられ
た抵抗層である。4は抵抗層3のみの全体を覆うように
設けられた第1の保護層である。5は抵抗値を修正する
ために抵抗層3および第1の保護層4に設けられたトリ
ミング溝である。6は第1の保護層4の上面にのみ設け
られた第2の保護層である。7は第1の上面電極層2の
上面に絶縁基板1の幅一杯まで延びるように設けられた
第2の上面電極層である。8は絶縁基板1の側面に設け
られた側面電極層である。9,10は第2の上面電極層
7および側面電極層8の表面に設けられたニッケルめっ
き層、はんだめっき層である。このとき、はんだめっき
層10は、第2の保護層6よりも低く設けられているも
のである。つまり、従来の抵抗器は、第2の保護層6が
一番高く設けられているものである。
において、1は絶縁基板である。2は絶縁基板1の上面
の左右両端部に設けられた第1の上面電極層である。3
は第1の上面電極層2に一部が重畳するように設けられ
た抵抗層である。4は抵抗層3のみの全体を覆うように
設けられた第1の保護層である。5は抵抗値を修正する
ために抵抗層3および第1の保護層4に設けられたトリ
ミング溝である。6は第1の保護層4の上面にのみ設け
られた第2の保護層である。7は第1の上面電極層2の
上面に絶縁基板1の幅一杯まで延びるように設けられた
第2の上面電極層である。8は絶縁基板1の側面に設け
られた側面電極層である。9,10は第2の上面電極層
7および側面電極層8の表面に設けられたニッケルめっ
き層、はんだめっき層である。このとき、はんだめっき
層10は、第2の保護層6よりも低く設けられているも
のである。つまり、従来の抵抗器は、第2の保護層6が
一番高く設けられているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、第2の保護層6がはんだめっき層10よ
りも高く設けられているため、抵抗器の絶縁基板1の下
面のみでしか実装基板(図示せず)に装着できず、この
抵抗器の上下面を問わずに実装するバルク実装等におけ
る一括実装機にて実装基板に自動実装できないという課
題を有していた。
来の構成では、第2の保護層6がはんだめっき層10よ
りも高く設けられているため、抵抗器の絶縁基板1の下
面のみでしか実装基板(図示せず)に装着できず、この
抵抗器の上下面を問わずに実装するバルク実装等におけ
る一括実装機にて実装基板に自動実装できないという課
題を有していた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、抵
抗器の基板の上下面のいずれにおいても実装基板に装着
できる抵抗器を提供することを目的とするものである。
抗器の基板の上下面のいずれにおいても実装基板に装着
できる抵抗器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基板の側面に前記上面電極層の一部の上面
に重畳して電気的に接続するとともにその重畳した部位
が前記保護層より突出するように設けられた側面電極層
とからなるように構成したものである。
に本発明は、基板の側面に前記上面電極層の一部の上面
に重畳して電気的に接続するとともにその重畳した部位
が前記保護層より突出するように設けられた側面電極層
とからなるように構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、基板と、前記基板の上面の側部に設けられた一対の
上面電極層と、前記上面電極層と電気的に接続するよう
に設けられた抵抗層と、少なくとも前記抵抗層を覆うよ
うに設けられた保護層と、前記基板の側面に前記上面電
極層の一部の上面に重畳して電気的に接続するとともに
その重畳した部位が前記保護層より突出するように設け
られた側面電極層とからなるものである。
は、基板と、前記基板の上面の側部に設けられた一対の
上面電極層と、前記上面電極層と電気的に接続するよう
に設けられた抵抗層と、少なくとも前記抵抗層を覆うよ
うに設けられた保護層と、前記基板の側面に前記上面電
極層の一部の上面に重畳して電気的に接続するとともに
その重畳した部位が前記保護層より突出するように設け
られた側面電極層とからなるものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、基板と、
前記基板の上面および下面の側部に設けられたそれぞれ
一対の上面および裏面電極層と、前記上面電極層と電気
的に接続するように設けられた抵抗層と、少なくとも前
記抵抗層を覆うように設けられた保護層と、前記基板の
側面に前記裏面電極層と前記上面電極層の一部の上面に
重畳して電気的に接続するとともにその重畳した部位が
前記保護層より突出するように設けられた側面電極層と
からなるものである。
前記基板の上面および下面の側部に設けられたそれぞれ
一対の上面および裏面電極層と、前記上面電極層と電気
的に接続するように設けられた抵抗層と、少なくとも前
記抵抗層を覆うように設けられた保護層と、前記基板の
側面に前記裏面電極層と前記上面電極層の一部の上面に
重畳して電気的に接続するとともにその重畳した部位が
前記保護層より突出するように設けられた側面電極層と
からなるものである。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2記載の上面電極層に重畳した側面電極層は、保
護層より5μm以上突出したものである。
または2記載の上面電極層に重畳した側面電極層は、保
護層より5μm以上突出したものである。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または2記載の側面電極層は、保護層の上面の一部に重
畳するように設けられてなるものである。
または2記載の側面電極層は、保護層の上面の一部に重
畳するように設けられてなるものである。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
記載の保護層は上面電極層の上面の一部または全部を覆
うように設けられてなるものである。
記載の保護層は上面電極層の上面の一部または全部を覆
うように設けられてなるものである。
【0013】以上の構成により、抵抗器の基板の上下面
のいずれにおいても実装基板に装着できるという作用を
有するものである。
のいずれにおいても実装基板に装着できるという作用を
有するものである。
【0014】(実施の形態1)以下、本発明の一実施の
形態について、図面を参照しながら説明する。
形態について、図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の一実施の形態における抵抗
器の断面図である。図1において、21はアルミナ等か
らなる基板である。22は基板21の上面の側部に設け
られた銀とガラスとの混合材料等からなる一対の上面電
極層で、好ましくは基板21の側端まで設けるものであ
る。23は基板21の上面に上面電極層22に重畳して
電気的に接続するように設けられた酸化ルテニウムとガ
ラスとの混合材料等からなる抵抗層である。24は少な
くとも抵抗層23の上面を覆うように設けられたホウケ
イ酸鉛系ガラス等からなる保護層である。25は基板2
1の側面に上面電極層22の一部の上面に重畳して電気
的に接続するとともにその重畳した部位が保護層24よ
り突出するように設けられた銀とガラスとの混合材料等
からなる側面電極層で、この側面電極層25の稜線は、
丸みを有している。26は必要により側面電極層25を
覆うように設けられたニッケルめっき等からなるバリア
層である。27は必要によりバリア層26を覆うように
設けられたはんだ層で、好ましくははんだ層27の稜線
は丸みを有している。
器の断面図である。図1において、21はアルミナ等か
らなる基板である。22は基板21の上面の側部に設け
られた銀とガラスとの混合材料等からなる一対の上面電
極層で、好ましくは基板21の側端まで設けるものであ
る。23は基板21の上面に上面電極層22に重畳して
電気的に接続するように設けられた酸化ルテニウムとガ
ラスとの混合材料等からなる抵抗層である。24は少な
くとも抵抗層23の上面を覆うように設けられたホウケ
イ酸鉛系ガラス等からなる保護層である。25は基板2
1の側面に上面電極層22の一部の上面に重畳して電気
的に接続するとともにその重畳した部位が保護層24よ
り突出するように設けられた銀とガラスとの混合材料等
からなる側面電極層で、この側面電極層25の稜線は、
丸みを有している。26は必要により側面電極層25を
覆うように設けられたニッケルめっき等からなるバリア
層である。27は必要によりバリア層26を覆うように
設けられたはんだ層で、好ましくははんだ層27の稜線
は丸みを有している。
【0016】以上のように構成された抵抗器について、
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0017】図2、図3は本発明の一実施の形態におけ
る抵抗器の製造方法を示す工程図である。
る抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0018】まず、図2(a)に示すように、縦横の分
割溝31を有するアルミナ等からなるシート32の分割
溝31を跨ぐように銀とガラスとの混合ペースト材料を
スクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によっ
て約850℃の温度で、約45分のプロファイルによっ
て焼成し、上面電極層33を形成する。
割溝31を有するアルミナ等からなるシート32の分割
溝31を跨ぐように銀とガラスとの混合ペースト材料を
スクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によっ
て約850℃の温度で、約45分のプロファイルによっ
て焼成し、上面電極層33を形成する。
【0019】次に、図2(b)に示すように、上面電極
層33間を電気的に接続するように、酸化ルテニウムと
ガラスとの混合ペースト材料を上面電極層33の一部に
重畳するようにシート32の上面にスクリーン印刷・乾
燥して、ベルト式連続焼成炉により約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵抗層3
4を形成する。
層33間を電気的に接続するように、酸化ルテニウムと
ガラスとの混合ペースト材料を上面電極層33の一部に
重畳するようにシート32の上面にスクリーン印刷・乾
燥して、ベルト式連続焼成炉により約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵抗層3
4を形成する。
【0020】次に、図2(c)に示すように、抵抗層3
4の抵抗値を修正するために、レーザ等により、トリミ
ングし、トリミング溝35を形成する。このとき、トリ
ミングをする前に、少なくともガラス等によりプリコー
ト(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレーザ
等によりプリコートおよび抵抗層34をトリミングして
トリミング溝34を形成してもよい。
4の抵抗値を修正するために、レーザ等により、トリミ
ングし、トリミング溝35を形成する。このとき、トリ
ミングをする前に、少なくともガラス等によりプリコー
ト(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレーザ
等によりプリコートおよび抵抗層34をトリミングして
トリミング溝34を形成してもよい。
【0021】次に、図2(d)に示すように、抵抗層3
4の上面を完全に覆うように、ホウケイ酸鉛系ガラスペ
ーストをスクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成
炉により約850℃の温度で、約45分のプロファイル
によって焼成し、保護層36を形成する。
4の上面を完全に覆うように、ホウケイ酸鉛系ガラスペ
ーストをスクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成
炉により約850℃の温度で、約45分のプロファイル
によって焼成し、保護層36を形成する。
【0022】次に、図3(a)に示すように、基板側面
から上面電極層33が露出するようにシート32の分割
溝31に沿って分割して、短冊状の基板37を形成す
る。
から上面電極層33が露出するようにシート32の分割
溝31に沿って分割して、短冊状の基板37を形成す
る。
【0023】次に、図3(b)に示すように、短冊状の
基板37の側面に、上面電極層33の一部に重畳すると
ともに、その重畳した部位が保護層36より突出するよ
うに銀とガラスとの混合ペースト材料をローラー転写印
刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によって約600℃
の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、側
面電極層38を形成した。
基板37の側面に、上面電極層33の一部に重畳すると
ともに、その重畳した部位が保護層36より突出するよ
うに銀とガラスとの混合ペースト材料をローラー転写印
刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によって約600℃
の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、側
面電極層38を形成した。
【0024】次に、図3(c)に示すように、短冊状の
基板37を個片に分割して、個片状の基板39を形成す
る。
基板37を個片に分割して、個片状の基板39を形成す
る。
【0025】最後に、必要により、上面電極層33の露
出部および側面電極層38を覆うようにニッケルめっき
等からなるバリア層(図示せず)を形成するとともに、
このバリア層を覆うようにスズと鉛の合金めっき等から
なるはんだ層(図示せず)を形成して、抵抗器を製造す
るものである。
出部および側面電極層38を覆うようにニッケルめっき
等からなるバリア層(図示せず)を形成するとともに、
このバリア層を覆うようにスズと鉛の合金めっき等から
なるはんだ層(図示せず)を形成して、抵抗器を製造す
るものである。
【0026】なお、本発明の一実施の形態では保護層の
材料は銀とガラスとの混合材料として説明したが、これ
はエポキシ系樹脂材料等としても同様である。
材料は銀とガラスとの混合材料として説明したが、これ
はエポキシ系樹脂材料等としても同様である。
【0027】また、本発明の一実施の形態では側面電極
層の材料は銀とガラスとの混合材料として説明したが、
これはニッケル系フェノール樹脂材料等としても同様で
ある。
層の材料は銀とガラスとの混合材料として説明したが、
これはニッケル系フェノール樹脂材料等としても同様で
ある。
【0028】以上のように構成、製造された抵抗器につ
いて、以下にその特性を比較したものを説明する。
いて、以下にその特性を比較したものを説明する。
【0029】(実験方法)自動実装機(松下電器産業株
式会社製、パナサートMv2)でバルク1by1カセッ
ト搭載し自動実装を実施した後、200〜250℃で1
0〜30秒間リフロー半田付けして、実装基板に実装し
た。
式会社製、パナサートMv2)でバルク1by1カセッ
ト搭載し自動実装を実施した後、200〜250℃で1
0〜30秒間リフロー半田付けして、実装基板に実装し
た。
【0030】このとき、約半数が抵抗器の上面で実装さ
れることになる。 (良否判断)チップ立ちについては、図4(a)に示す
通り、半田付けランドパターンの片側にしか半田が付か
ないかどうかを良否の判断基準とした。
れることになる。 (良否判断)チップ立ちについては、図4(a)に示す
通り、半田付けランドパターンの片側にしか半田が付か
ないかどうかを良否の判断基準とした。
【0031】θズレについては、図4(b)に示す通
り、半田付けランドパターン上で抵抗器が0.2度以上
回転するかどうかを良否の判断基準とした。
り、半田付けランドパターン上で抵抗器が0.2度以上
回転するかどうかを良否の判断基準とした。
【0032】(実験結果1)以下、(表1)に側面電極
層の保護層からの突出寸法と実装不良数の実験結果を示
す。
層の保護層からの突出寸法と実装不良数の実験結果を示
す。
【0033】
【表1】
【0034】(表1)より明らかなように、本実施の形
態における抵抗器は、側面電極層が保護層から5μm以
上突出して設けてあるので、実装不良数が従来例より少
ない。
態における抵抗器は、側面電極層が保護層から5μm以
上突出して設けてあるので、実装不良数が従来例より少
ない。
【0035】(実施の形態2)図5は本発明の他の実施
の形態における抵抗器の断面図である。
の形態における抵抗器の断面図である。
【0036】図5において、51はアルミナ等からなる
基板である。52は基板51の上面の側部に設けられた
銀とガラスとの混合材料等からなる一対の上面電極層
で、好ましくは基板51の側端まで設けるものである。
53は基板51の下面の側部に設けられた銀とガラスと
の混合材料等からなる一対の裏面電極層で、好ましくは
基板51の側端まで設けるものである。54は基板51
の上面に上面電極層52に重畳して電気的に接続するよ
うに設けられた酸化ルテニウムとガラスとの混合材料等
からなる抵抗層である。55は少なくとも抵抗層54の
上面を覆うように設けられたホウケイ酸鉛系ガラス等か
らなる保護層である。56は基板51の側面に上面電極
層52の一部の上面に重畳して電気的に接続するととも
にその重畳した部位が保護層55より突出するように設
けられた銀とガラスとの混合材料等からなる側面電極層
で、この側面電極層56の稜線は、丸みを有している。
57は必要により側面電極層56を覆うように設けられ
たニッケルめっき等からなるバリア層である。58は必
要によりバリア層57を覆うように設けられたはんだ層
で、好ましくははんだ層58の稜線は丸みを有してい
る。
基板である。52は基板51の上面の側部に設けられた
銀とガラスとの混合材料等からなる一対の上面電極層
で、好ましくは基板51の側端まで設けるものである。
53は基板51の下面の側部に設けられた銀とガラスと
の混合材料等からなる一対の裏面電極層で、好ましくは
基板51の側端まで設けるものである。54は基板51
の上面に上面電極層52に重畳して電気的に接続するよ
うに設けられた酸化ルテニウムとガラスとの混合材料等
からなる抵抗層である。55は少なくとも抵抗層54の
上面を覆うように設けられたホウケイ酸鉛系ガラス等か
らなる保護層である。56は基板51の側面に上面電極
層52の一部の上面に重畳して電気的に接続するととも
にその重畳した部位が保護層55より突出するように設
けられた銀とガラスとの混合材料等からなる側面電極層
で、この側面電極層56の稜線は、丸みを有している。
57は必要により側面電極層56を覆うように設けられ
たニッケルめっき等からなるバリア層である。58は必
要によりバリア層57を覆うように設けられたはんだ層
で、好ましくははんだ層58の稜線は丸みを有してい
る。
【0037】以上のように構成された抵抗器について、
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0038】図6、図7は本発明の他の実施の形態にお
ける抵抗器の製造方法を示す工程図である。
ける抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0039】まず、図6(a)に示すように、上下面に
縦横の分割溝61を有するアルミナ等からなるシート6
2の分割溝61を跨ぐように銀とガラスとの混合ペース
ト材料をスクリーン印刷・乾燥し、このシート62を反
転してシート62の分割溝(図示せず)を跨ぐように銀
とガラスとの混合ペースト材料をスクリーン印刷・乾燥
して、ベルト式連続焼成炉によって約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、上面電極
層63および裏面電極層64を形成する。
縦横の分割溝61を有するアルミナ等からなるシート6
2の分割溝61を跨ぐように銀とガラスとの混合ペース
ト材料をスクリーン印刷・乾燥し、このシート62を反
転してシート62の分割溝(図示せず)を跨ぐように銀
とガラスとの混合ペースト材料をスクリーン印刷・乾燥
して、ベルト式連続焼成炉によって約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、上面電極
層63および裏面電極層64を形成する。
【0040】次に、図6(b)に示すように、上面電極
層63間を電気的に接続するように、酸化ルテニウムと
ガラスとの混合ペースト材料を上面電極層63の一部に
重畳するようにシート32の上面にスクリーン印刷・乾
燥して、ベルト式連続焼成炉により約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵抗層6
5を形成する。
層63間を電気的に接続するように、酸化ルテニウムと
ガラスとの混合ペースト材料を上面電極層63の一部に
重畳するようにシート32の上面にスクリーン印刷・乾
燥して、ベルト式連続焼成炉により約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵抗層6
5を形成する。
【0041】次に、図6(c)に示すように、抵抗層6
5の抵抗値を修正するために、レーザ等により、トリミ
ングし、トリミング溝66を形成する。このとき、トリ
ミングをする前に、少なくともガラス等によりプリコー
ト(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレーザ
等によりプリコートおよび抵抗層65をトリミングして
トリミング溝66を形成してもよい。
5の抵抗値を修正するために、レーザ等により、トリミ
ングし、トリミング溝66を形成する。このとき、トリ
ミングをする前に、少なくともガラス等によりプリコー
ト(図示せず)した後に、プリコートの上面よりレーザ
等によりプリコートおよび抵抗層65をトリミングして
トリミング溝66を形成してもよい。
【0042】次に、図6(d)に示すように、抵抗層6
5の上面を完全に覆うように、ホウケイ酸鉛系ガラスペ
ーストをスクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成
炉により約850℃の温度で、約45分のプロファイル
によって焼成し、保護層67を形成する。
5の上面を完全に覆うように、ホウケイ酸鉛系ガラスペ
ーストをスクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成
炉により約850℃の温度で、約45分のプロファイル
によって焼成し、保護層67を形成する。
【0043】次に、図7(a)に示すように、基板側面
から上面電極層63が露出するようにシート62の分割
溝61に沿って分割して、短冊状の基板68を形成す
る。
から上面電極層63が露出するようにシート62の分割
溝61に沿って分割して、短冊状の基板68を形成す
る。
【0044】次に、図7(b)に示すように、短冊状の
基板68の側面に、上面電極層63の一部に重畳すると
ともに、その重畳した部位が保護層67より突出するよ
うに銀とガラスとの混合ペースト材料をローラー転写印
刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によって約600℃
の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、側
面電極層69を形成した。
基板68の側面に、上面電極層63の一部に重畳すると
ともに、その重畳した部位が保護層67より突出するよ
うに銀とガラスとの混合ペースト材料をローラー転写印
刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によって約600℃
の温度で、約45分のプロファイルによって焼成し、側
面電極層69を形成した。
【0045】次に、図7(c)に示すように、短冊状の
基板68を個片に分割して、個片状の基板70を形成す
る。
基板68を個片に分割して、個片状の基板70を形成す
る。
【0046】最後に、必要により、上面電極層63の露
出部および側面電極層69を覆うようにニッケルめっき
等からなるバリア層(図示せず)を形成するとともに、
このバリア層を覆うようにスズと鉛の合金めっき等から
なるはんだ層(図示せず)を形成して、抵抗器を製造す
るものである。
出部および側面電極層69を覆うようにニッケルめっき
等からなるバリア層(図示せず)を形成するとともに、
このバリア層を覆うようにスズと鉛の合金めっき等から
なるはんだ層(図示せず)を形成して、抵抗器を製造す
るものである。
【0047】なお、本発明の一実施の形態では保護層の
材料は銀とガラスとの混合材料と説明したが、これはエ
ポキシ系樹脂材料等としても同等の効果が得られる。
材料は銀とガラスとの混合材料と説明したが、これはエ
ポキシ系樹脂材料等としても同等の効果が得られる。
【0048】また、本発明の一実施の形態では側面電極
層の材料は銀とガラスとの混合材料と説明したが、これ
はニッケル系フェノール樹脂材料等としても同等の効果
が得られる。
層の材料は銀とガラスとの混合材料と説明したが、これ
はニッケル系フェノール樹脂材料等としても同等の効果
が得られる。
【0049】以上のように構成、製造された抵抗器につ
いて、以下にその特性を比較したものを説明する。
いて、以下にその特性を比較したものを説明する。
【0050】(実験方法)自動実装機(松下電器産業株
式会社製、パナサートMv2)でバルク1by1カセッ
ト搭載し自動実装を実施した後、200〜250℃で1
0〜30秒間リフロー半田付けして、実装基板に実装し
た。
式会社製、パナサートMv2)でバルク1by1カセッ
ト搭載し自動実装を実施した後、200〜250℃で1
0〜30秒間リフロー半田付けして、実装基板に実装し
た。
【0051】このとき、約半数が抵抗器の上面で実装さ
れることになる。 (良否判断)チップ立ちについては、図4(a)に示す
通り、半田付けランドパターンの片側にしか半田が付か
ないかどうかを良否の判断基準とした。
れることになる。 (良否判断)チップ立ちについては、図4(a)に示す
通り、半田付けランドパターンの片側にしか半田が付か
ないかどうかを良否の判断基準とした。
【0052】θズレについては、図4(b)に示す通
り、半田付けランドパターン上で抵抗器が0.2度以上
回転するかどうかを良否の判断基準とした。
り、半田付けランドパターン上で抵抗器が0.2度以上
回転するかどうかを良否の判断基準とした。
【0053】(実験結果2)以下、(表2)に側面電極
層の保護層からの突出寸法と実装不良数の実験結果を示
す。
層の保護層からの突出寸法と実装不良数の実験結果を示
す。
【0054】
【表2】
【0055】(表2)より明らかなように、本実施の形
態における抵抗器は側面電極層が保護層から5μm以上
突出して設けてあるので、実装不良数が従来の抵抗器よ
り少ない。
態における抵抗器は側面電極層が保護層から5μm以上
突出して設けてあるので、実装不良数が従来の抵抗器よ
り少ない。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明は、側面電極層が
保護層より突出して設けられているので、抵抗器の上下
面のいずれでも実装基板に実装できる抵抗器を提供する
ことができるものである。
保護層より突出して設けられているので、抵抗器の上下
面のいずれでも実装基板に実装できる抵抗器を提供する
ことができるものである。
【図1】本発明の一実施の形態における抵抗器の断面図
【図2】同製造方法を示す工程図
【図3】同製造方法を示す工程図
【図4】同実装実験での不良例を説明する図
【図5】本発明の他の実施の形態における抵抗器の断面
図
図
【図6】同製造方法を示す工程図
【図7】同製造方法を示す工程図
【図8】従来の抵抗器の断面図
21 基板 22 上面電極層 23 抵抗層 24 保護層 25 側面電極層
Claims (5)
- 【請求項1】 基板と、前記基板の上面の側部に設けら
れた一対の上面電極層と、前記上面電極層と電気的に接
続するように設けられた抵抗層と、少なくとも前記抵抗
層を覆うように設けられた保護層と、前記基板の側面に
前記上面電極層の一部の上面に重畳して電気的に接続す
るとともにその重畳した部位が前記保護層より突出する
ように設けられた側面電極層とからなる抵抗器。 - 【請求項2】 基板と、前記基板の上面および下面の側
部に設けられたそれぞれ一対の上面および裏面電極層
と、前記上面電極層と電気的に接続するように設けられ
た抵抗層と、少なくとも前記抵抗層を覆うように設けら
れた保護層と、前記基板の側面に前記裏面電極層と前記
上面電極層の一部の上面に重畳して電気的に接続すると
ともにその重畳した部位が前記保護層より突出するよう
に設けられた側面電極層とからなる抵抗器。 - 【請求項3】 上面電極層に重畳した側面電極層は、保
護層より5μm以上突出した請求項1または2記載の抵
抗器。 - 【請求項4】 側面電極層は、保護層の上面の一部に重
畳するように設けられてなる請求項1または2記載の抵
抗器。 - 【請求項5】 保護層は上面電極層の上面の一部または
全部を覆うように設けられてなる請求項4記載の抵抗
器。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8134618A JPH09320803A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 抵抗器 |
| DE69715091T DE69715091T2 (de) | 1996-05-29 | 1997-05-28 | Widerstand für Oberflächenmontage |
| EP97108645A EP0810614B1 (en) | 1996-05-29 | 1997-05-28 | A surface mountable resistor |
| CN97105518A CN1123015C (zh) | 1996-05-29 | 1997-05-29 | 电阻器及其制造方法 |
| SG1997001783A SG63712A1 (en) | 1996-05-29 | 1997-05-29 | A resistor and its manufacturing method |
| US08/865,110 US6150920A (en) | 1996-05-29 | 1997-05-29 | Resistor and its manufacturing method |
| KR1019970021691A KR100335295B1 (ko) | 1996-05-29 | 1997-05-29 | 저항기및그제조방법 |
| MYPI97002346A MY117368A (en) | 1996-05-29 | 1997-05-29 | A resistor and its manufacturing method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8134618A JPH09320803A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 抵抗器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09320803A true JPH09320803A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15132607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8134618A Pending JPH09320803A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 抵抗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09320803A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002299102A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Koa Corp | チップ抵抗器 |
| JP2002313602A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-25 | Koa Corp | チップ抵抗器およびその製造方法 |
| TWI395232B (zh) * | 2009-02-06 | 2013-05-01 | Yageo Corp | 晶片電阻器及其製造方法 |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP8134618A patent/JPH09320803A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002299102A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Koa Corp | チップ抵抗器 |
| JP2002313602A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-25 | Koa Corp | チップ抵抗器およびその製造方法 |
| TWI395232B (zh) * | 2009-02-06 | 2013-05-01 | Yageo Corp | 晶片電阻器及其製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100335295B1 (ko) | 저항기및그제조방법 | |
| JP3846312B2 (ja) | 多連チップ抵抗器の製造方法 | |
| JPH10289803A (ja) | 抵抗器およびその製造方法 | |
| JPH11288839A (ja) | 積層チップ型電子部品及びその製造方法 | |
| JP2002270409A (ja) | チップ型抵抗器の製造方法、およびチップ型抵抗器 | |
| JP2000306711A (ja) | 多連チップ抵抗器およびその製造方法 | |
| JP4227821B2 (ja) | チップ抵抗器の製造方法 | |
| JPH09330801A (ja) | 抵抗器およびその製造方法 | |
| JPH09330802A (ja) | 抵抗器およびその製造方法 | |
| JP3772270B2 (ja) | 小型電子部品の製造方法およびチップ抵抗器 | |
| JPH08236302A (ja) | チップ型抵抗器の構造 | |
| JPH05135902A (ja) | 角形チツプ抵抗器およびその製造方法 | |
| JPH10223404A (ja) | 抵抗器およびその製造方法 | |
| JPH1174101A (ja) | 抵抗器 | |
| JPH07169601A (ja) | 角形チップ抵抗器およびその製造方法 | |
| JP2002208502A (ja) | チップ抵抗器及びその製造方法 | |
| JPH0770365B2 (ja) | チップ型電子部品 | |
| JPH11111513A (ja) | チップ抵抗器の製造方法 | |
| JPH0513201A (ja) | 角形チツプ抵抗器 | |
| JP3846311B2 (ja) | 多連チップ抵抗器の製造方法 | |
| JP3767084B2 (ja) | 抵抗器の製造方法 | |
| JP3649668B2 (ja) | チップ型ネットワーク抵抗器のトリミング方法 | |
| JPH0774007A (ja) | 固定抵抗器の製造方法 | |
| JP4026251B2 (ja) | 多連チップ抵抗器 | |
| JPH0653004A (ja) | 角形チップ抵抗器およびその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040220 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040428 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040601 |