JPH1187924A - 非貫通ビアホールを有する多層プリント配線板 - Google Patents
非貫通ビアホールを有する多層プリント配線板Info
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- JPH1187924A JPH1187924A JP24812097A JP24812097A JPH1187924A JP H1187924 A JPH1187924 A JP H1187924A JP 24812097 A JP24812097 A JP 24812097A JP 24812097 A JP24812097 A JP 24812097A JP H1187924 A JPH1187924 A JP H1187924A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高密度配線に有利な非貫通ビアホールを有する
多層プリント配線板を低コストでかつ高歩留りで生産す
る。 【解決手段】絶縁性樹脂で充填されたビアホールとその
外層方向の同軸上に連なるビアホールとが直接接続す
る。また、絶縁性樹脂の充填は層間絶縁性樹脂の形成と
同時に行われる。 【効果】樹脂を充填する工程と充填した樹脂の表面に金
属膜を形成する工程が省略できるため、低コストでかつ
高歩留り非貫通ビアホールを有する多層プリント配線板
を生産できる。
多層プリント配線板を低コストでかつ高歩留りで生産す
る。 【解決手段】絶縁性樹脂で充填されたビアホールとその
外層方向の同軸上に連なるビアホールとが直接接続す
る。また、絶縁性樹脂の充填は層間絶縁性樹脂の形成と
同時に行われる。 【効果】樹脂を充填する工程と充填した樹脂の表面に金
属膜を形成する工程が省略できるため、低コストでかつ
高歩留り非貫通ビアホールを有する多層プリント配線板
を生産できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非貫通ビアホール
を有する多層プリント配線板に関する。
を有する多層プリント配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】多層プリント配線板に非貫通ビアホール
(以下、ビアホールという)を採用することは、配線設
計の自由度が増し、高密度配線への対応に適している。
高密度配線には、設計上ビアホールと該ビアホールの1
層外層側にあるビアホールが外層面から透視して重なる
ように配置する。これを実現するには、図2に示す構造
が開示されている。すなわちビアホールを有する多層プ
リント配線板の一例を断面で示したものである。該多層
プリント配線板の一般的な製造方法は、まず、内層回路
3を形成した基材2の表面に層間絶縁性樹脂4aを形成
した後、レーザー又はプラズマアッシング若しくはフォ
トビアホールによりビアホール5を形成する。次に、ス
パッタリング又はめっきで層間絶縁性樹脂4aの表面に
金属層を形成し、エッチングしてビアホール5の導電層
6a及び内層回路6bを得る。次に層間絶縁性樹脂4b
を形成し、レーザーやプラズマアッシング若しくはフォ
トビアホールによりビアホール5と外層方向のほぼ同軸
上にビアホール7を形成する。この時、ビアホール5の
導電層6aは露出している。次に、スパッタリング又は
めっきで層間絶縁性樹脂4bの表面に金属層を形成し、
エッチングしてビアホール7の導電層8a及び内層回路
8bを形成する。これを繰り返すことにより、ビアホー
ルを有する多層プリント配線板1を得る。しかし、この
構造によると外層側にあるビアホールの深さが増すた
め、ビアホールの導電層のつきまわりが悪くなったり、
ビアホール内への層間絶縁性樹脂の充填が困難となり表
面の平坦性が悪くなったりする。このような欠点を解決
する方法が特開平7−283538 号公報で開度されている。
その方法を図2を用いて説明する。ビアホール13にア
ディティブ法でめっきして導電層15a及び内層回路1
5bを形成した後、ビアホール13に導電性又は非導電
性の充填材16を充填する。次に、導電層14a及び内
層回路14bの表面にスパッタリング又はめっきにより
金属膜17を形成する。これを繰り返すことにより多層
化している。また、これに類似した方法として、ビアホ
ール13の導電層15a及び内層回路15bの形成をサ
ブトラクティブ法で行う方法がある。この場合、ビアホ
ール13を形成した層間絶縁性樹脂12aの表面にパネル
めっきを行い、ビアホール13に充填材16を充填す
る。次に充填材16及びパネルめっき表面にスパッタリ
ング又はめっきにより金属膜17を形成し、エッチング
によりビアホール13の導電層15a及び内層回路15
bを形成する。
(以下、ビアホールという)を採用することは、配線設
計の自由度が増し、高密度配線への対応に適している。
高密度配線には、設計上ビアホールと該ビアホールの1
層外層側にあるビアホールが外層面から透視して重なる
ように配置する。これを実現するには、図2に示す構造
が開示されている。すなわちビアホールを有する多層プ
リント配線板の一例を断面で示したものである。該多層
プリント配線板の一般的な製造方法は、まず、内層回路
3を形成した基材2の表面に層間絶縁性樹脂4aを形成
した後、レーザー又はプラズマアッシング若しくはフォ
トビアホールによりビアホール5を形成する。次に、ス
パッタリング又はめっきで層間絶縁性樹脂4aの表面に
金属層を形成し、エッチングしてビアホール5の導電層
6a及び内層回路6bを得る。次に層間絶縁性樹脂4b
を形成し、レーザーやプラズマアッシング若しくはフォ
トビアホールによりビアホール5と外層方向のほぼ同軸
上にビアホール7を形成する。この時、ビアホール5の
導電層6aは露出している。次に、スパッタリング又は
めっきで層間絶縁性樹脂4bの表面に金属層を形成し、
エッチングしてビアホール7の導電層8a及び内層回路
8bを形成する。これを繰り返すことにより、ビアホー
ルを有する多層プリント配線板1を得る。しかし、この
構造によると外層側にあるビアホールの深さが増すた
め、ビアホールの導電層のつきまわりが悪くなったり、
ビアホール内への層間絶縁性樹脂の充填が困難となり表
面の平坦性が悪くなったりする。このような欠点を解決
する方法が特開平7−283538 号公報で開度されている。
その方法を図2を用いて説明する。ビアホール13にア
ディティブ法でめっきして導電層15a及び内層回路1
5bを形成した後、ビアホール13に導電性又は非導電
性の充填材16を充填する。次に、導電層14a及び内
層回路14bの表面にスパッタリング又はめっきにより
金属膜17を形成する。これを繰り返すことにより多層
化している。また、これに類似した方法として、ビアホ
ール13の導電層15a及び内層回路15bの形成をサ
ブトラクティブ法で行う方法がある。この場合、ビアホ
ール13を形成した層間絶縁性樹脂12aの表面にパネル
めっきを行い、ビアホール13に充填材16を充填す
る。次に充填材16及びパネルめっき表面にスパッタリ
ング又はめっきにより金属膜17を形成し、エッチング
によりビアホール13の導電層15a及び内層回路15
bを形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は充填材16を充填する工程と金属膜17を形成する工
程が必要となる。また、金属膜17の形成をめっきで行
う場合には、めっきの前処理の工程が必要となる上、充
填材16との密着性を考慮しなくてはならない。金属膜
17の形成をスパッタリングで行う場合には、永久レジ
スト14に金属膜17が形成しないようにするか、形成
した金属膜17を取り除くことをしなければならない。
このように工程が長くなるため、歩留りの低下やコスト
が高くなるなどの欠点がある。また、サブトラクティブ
法で行う場合、パネルめっきの厚みに金属膜17を加え
た厚みをエッチングして内層回路15bを形成するため
挟ピッチ配線が不利となる。
は充填材16を充填する工程と金属膜17を形成する工
程が必要となる。また、金属膜17の形成をめっきで行
う場合には、めっきの前処理の工程が必要となる上、充
填材16との密着性を考慮しなくてはならない。金属膜
17の形成をスパッタリングで行う場合には、永久レジ
スト14に金属膜17が形成しないようにするか、形成
した金属膜17を取り除くことをしなければならない。
このように工程が長くなるため、歩留りの低下やコスト
が高くなるなどの欠点がある。また、サブトラクティブ
法で行う場合、パネルめっきの厚みに金属膜17を加え
た厚みをエッチングして内層回路15bを形成するため
挟ピッチ配線が不利となる。
【0004】本発明の目的は、高密度化に対応できる多
層プリント配線板を歩留りが良く、低コストで提供する
ことにある。
層プリント配線板を歩留りが良く、低コストで提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、図1に示すように、ビアホール22は
層間絶縁性樹脂21で充填されており、ビアホールめっ
き23aの外層側端面が層方向のほぼ同軸上の1層外側
にあるビアホール24のビアホールめっき25aと直接
接続している。すなわち、ビアホールへの充填材は層間
絶縁性樹脂と同一樹脂であり、ビアホールへの充填は層
間絶縁性樹脂の形成と同時に成される。そのため、充填
材を必要とせず、充填する工程及び金属膜を形成する工
程も必要としない。
に、本発明では、図1に示すように、ビアホール22は
層間絶縁性樹脂21で充填されており、ビアホールめっ
き23aの外層側端面が層方向のほぼ同軸上の1層外側
にあるビアホール24のビアホールめっき25aと直接
接続している。すなわち、ビアホールへの充填材は層間
絶縁性樹脂と同一樹脂であり、ビアホールへの充填は層
間絶縁性樹脂の形成と同時に成される。そのため、充填
材を必要とせず、充填する工程及び金属膜を形成する工
程も必要としない。
【0006】また、ビアホールめっき23aとビアホー
ルめっき25aとが直接接続する構造であり、間に金属
膜等を介さないため接続信頼性にも優れている。また、
請求項2記載の発明では、図4に示すように、ビアホー
ル30は層間絶縁性樹脂29で充填されており、ビアホ
ールめっき31aの外層側端面31c及び内側面31dが
層方向のほぼ同軸上の1層外側にあるビアホール32の
ビアホールめっき33aと直接接続している。すなわち、
請求項1記載の発明と同様、ビアホールへの充填材は層
間絶縁性樹脂と同一樹脂であり、ビアホールへの充填は
層間絶縁性樹脂の形成と同時に成される。そのため、充
填材を必要とせず、充填する工程及び金属膜を形成する
工程も必要としない。また、ビアホールめっき31aの
外層側端面31cから内側面31dにかけてビアホール
めっき33aが直接接続しているため、より接続信頼性
を高めることができる。
ルめっき25aとが直接接続する構造であり、間に金属
膜等を介さないため接続信頼性にも優れている。また、
請求項2記載の発明では、図4に示すように、ビアホー
ル30は層間絶縁性樹脂29で充填されており、ビアホ
ールめっき31aの外層側端面31c及び内側面31dが
層方向のほぼ同軸上の1層外側にあるビアホール32の
ビアホールめっき33aと直接接続している。すなわち、
請求項1記載の発明と同様、ビアホールへの充填材は層
間絶縁性樹脂と同一樹脂であり、ビアホールへの充填は
層間絶縁性樹脂の形成と同時に成される。そのため、充
填材を必要とせず、充填する工程及び金属膜を形成する
工程も必要としない。また、ビアホールめっき31aの
外層側端面31cから内側面31dにかけてビアホール
めっき33aが直接接続しているため、より接続信頼性
を高めることができる。
【0007】本発明により、高密度化に対応できる工程
が短縮できるため、歩留りが良く、低コスト多層プリン
ト配線板を提供することができる。
が短縮できるため、歩留りが良く、低コスト多層プリン
ト配線板を提供することができる。
【0008】
〔実施例1〕本発明の具体的な実施例1について図5を
用いて説明する。まず、18μm厚の銅箔34aと基材
34bとからなる片面銅張りガラスエポキシ積層板34
(日立化成工業社製;MCL−E67)を所要の大きさ
に裁断する(図5(a))。次に、所定のエッチングに
より内層回路34cを形成し、30℃の粗化液(硫酸5
ml/l,過硫酸アンモニウム200g/l)で2分間処
理して内層回路34c表面に微細な凹凸を形成した。これ
を水洗後、70℃の酸化膜形成液(リン酸三ナトリウム
30g/l,過塩素酸ナトリウム100g/l,水酸化
ナトリウム12g/l)で5分間処理して前記凹凸面に
酸化膜を得た。
用いて説明する。まず、18μm厚の銅箔34aと基材
34bとからなる片面銅張りガラスエポキシ積層板34
(日立化成工業社製;MCL−E67)を所要の大きさ
に裁断する(図5(a))。次に、所定のエッチングに
より内層回路34cを形成し、30℃の粗化液(硫酸5
ml/l,過硫酸アンモニウム200g/l)で2分間処
理して内層回路34c表面に微細な凹凸を形成した。これ
を水洗後、70℃の酸化膜形成液(リン酸三ナトリウム
30g/l,過塩素酸ナトリウム100g/l,水酸化
ナトリウム12g/l)で5分間処理して前記凹凸面に
酸化膜を得た。
【0009】次いで、水洗後、45℃の還元液(ジメチ
ルアミノボラン10g/l,水酸化ナトリウム10g/
l)で1分間処理して、前記酸化膜を還元した後、水
洗,乾燥し酸化還元膜を得た(図5(b))。
ルアミノボラン10g/l,水酸化ナトリウム10g/
l)で1分間処理して、前記酸化膜を還元した後、水
洗,乾燥し酸化還元膜を得た(図5(b))。
【0010】
【表1】
【0011】次に、表1に示す絶縁性樹脂Aを用い15
本/cmのステンレスメッシュスクリーンで印刷塗工し、
80℃の乾燥炉で30分間乾燥して、厚さ約50μmの
層間絶縁性樹脂35aを得た(図5(c))。次に、フ
ィルムマスクを層間絶縁性樹脂35aの表面に密着し、
超高圧水銀ランプで紫外線を700mJ/cm2 照射して
露光し、40℃の現像液(炭酸ナトリウム;10g/
l)を1.8kgf/cm2 の圧力で2分間スプレー処理し、
水洗後150℃の乾燥炉で30分間硬化し外層側端部の
直径約100μmのビアホール36を形成した(図5
(d))。
本/cmのステンレスメッシュスクリーンで印刷塗工し、
80℃の乾燥炉で30分間乾燥して、厚さ約50μmの
層間絶縁性樹脂35aを得た(図5(c))。次に、フ
ィルムマスクを層間絶縁性樹脂35aの表面に密着し、
超高圧水銀ランプで紫外線を700mJ/cm2 照射して
露光し、40℃の現像液(炭酸ナトリウム;10g/
l)を1.8kgf/cm2 の圧力で2分間スプレー処理し、
水洗後150℃の乾燥炉で30分間硬化し外層側端部の
直径約100μmのビアホール36を形成した(図5
(d))。
【0012】次に、層間絶縁性樹脂35aを粗化するた
めに80℃、pH14の過マンガン酸水溶液(過マンガ
ン酸カリウム60g/l)で5分間処理し、水洗後40
℃の中和液(硫酸ヒドロキシルアミン30g/l)で5
分間処理した。さらに水洗後、めっき触媒液(日立化成
工業社製;HB101B)で5分間処理して、水洗後、活性化
液(日立化成工業社製;ADP601)で5分間処理した。次
いで水洗後、38℃のフラッシュ銅めっき液(日立化成
工業社製;CUST2000)で30分間処理して、
0.5μm 厚の銅めっき膜を全面に形成し、水洗,乾燥
した。続いて、電気銅めっき液(硫酸銅200g/l,
硫酸10g/l)で電流密度1.5A/dm2,60分間
銅めっきを行い、水洗後170℃の乾燥炉で40分間硬
化し厚さ約20μmの銅めっき膜37を得た(図5
(e))。
めに80℃、pH14の過マンガン酸水溶液(過マンガ
ン酸カリウム60g/l)で5分間処理し、水洗後40
℃の中和液(硫酸ヒドロキシルアミン30g/l)で5
分間処理した。さらに水洗後、めっき触媒液(日立化成
工業社製;HB101B)で5分間処理して、水洗後、活性化
液(日立化成工業社製;ADP601)で5分間処理した。次
いで水洗後、38℃のフラッシュ銅めっき液(日立化成
工業社製;CUST2000)で30分間処理して、
0.5μm 厚の銅めっき膜を全面に形成し、水洗,乾燥
した。続いて、電気銅めっき液(硫酸銅200g/l,
硫酸10g/l)で電流密度1.5A/dm2,60分間
銅めっきを行い、水洗後170℃の乾燥炉で40分間硬
化し厚さ約20μmの銅めっき膜37を得た(図5
(e))。
【0013】次に、図5(b)と同様の処理によりビア
ホールめっき37a及び内層回路37bを形成し、表面
に微細な凹凸を有する酸化還元膜を得た(図5
(f))。次に、図5(c)と同様の処理により層間絶
縁性樹脂35bを形成すると同時にビアホール36内に
層間絶縁性樹脂35cを充填し、80℃の乾燥炉で30
分間乾燥した(図5(g))。この時、層間絶縁性樹脂
35bの厚さは、層間絶縁性樹脂35aの外層側端面か
ら約50μmであった。
ホールめっき37a及び内層回路37bを形成し、表面
に微細な凹凸を有する酸化還元膜を得た(図5
(f))。次に、図5(c)と同様の処理により層間絶
縁性樹脂35bを形成すると同時にビアホール36内に
層間絶縁性樹脂35cを充填し、80℃の乾燥炉で30
分間乾燥した(図5(g))。この時、層間絶縁性樹脂
35bの厚さは、層間絶縁性樹脂35aの外層側端面か
ら約50μmであった。
【0014】次に、図5(d)と同様に露光,現像,硬化
し、ビアホール36と外層方向のほぼ同軸上に外層側端
部の直径約100μmのビアホール38を得た(図5
(h))。次に、図5(e)と同様の処理により、厚さ約
20μmの銅めっき膜39を得た(図5(i))。次
に、図5(b)と同様にエッチングによりビアホールめ
っき39a及び外層回路39bを得た(図5(j))。
これにより、ビアホール36の外層方向のほぼ同軸上に
ビアホール38があり、かつビアホールめっき37aの
外層側端面とビアホールめっき39aが直接接続する多
層プリント配線板40を得た。この多層プリント配線板
40は、260℃のグリセリンに1分間の浸漬処理を1
0回繰り返しても、初期のビアホールシリーズ抵抗(穴
数100個)の上昇率が10%以内であった。
し、ビアホール36と外層方向のほぼ同軸上に外層側端
部の直径約100μmのビアホール38を得た(図5
(h))。次に、図5(e)と同様の処理により、厚さ約
20μmの銅めっき膜39を得た(図5(i))。次
に、図5(b)と同様にエッチングによりビアホールめ
っき39a及び外層回路39bを得た(図5(j))。
これにより、ビアホール36の外層方向のほぼ同軸上に
ビアホール38があり、かつビアホールめっき37aの
外層側端面とビアホールめっき39aが直接接続する多
層プリント配線板40を得た。この多層プリント配線板
40は、260℃のグリセリンに1分間の浸漬処理を1
0回繰り返しても、初期のビアホールシリーズ抵抗(穴
数100個)の上昇率が10%以内であった。
【0015】〔実施例2〕実施例2については、実施例
1のビアホール38の形成で現像の時間を150秒に変
えて、ビアホールめっき37aの内側面がビアホール深
さ方向に約10μmほど露出するようにした。それ以外
の工程は実施例1に準じて行い、ビアホール36の外層
方向のほぼ同軸上にビアホール38があり、かつビアホ
ールめっき37aの外層側端面から内側面にかけてビア
ホールめっき39aが直接接続する多層プリント配線板
40を得た。この多層プリント配線板40に260℃の
グリセリンに1分間の浸漬処理を20回繰り返しても、
初期のビアホールシリーズ抵抗(穴数100個)の上昇
率が10%以内であった。
1のビアホール38の形成で現像の時間を150秒に変
えて、ビアホールめっき37aの内側面がビアホール深
さ方向に約10μmほど露出するようにした。それ以外
の工程は実施例1に準じて行い、ビアホール36の外層
方向のほぼ同軸上にビアホール38があり、かつビアホ
ールめっき37aの外層側端面から内側面にかけてビア
ホールめっき39aが直接接続する多層プリント配線板
40を得た。この多層プリント配線板40に260℃の
グリセリンに1分間の浸漬処理を20回繰り返しても、
初期のビアホールシリーズ抵抗(穴数100個)の上昇
率が10%以内であった。
【0016】〔実施例3〕実施例3については、実施例
1の方法に準じて内層回路34cに黒化還元膜を形成す
るところまで行った。次に表1に示す絶縁性樹脂Bを用
い15本/cmのステンレスメッシュスクリーンで印刷塗
工し、170℃の乾燥炉で90分間乾燥して、厚さ約5
0μmの層間絶縁性樹脂35aを得た。
1の方法に準じて内層回路34cに黒化還元膜を形成す
るところまで行った。次に表1に示す絶縁性樹脂Bを用
い15本/cmのステンレスメッシュスクリーンで印刷塗
工し、170℃の乾燥炉で90分間乾燥して、厚さ約5
0μmの層間絶縁性樹脂35aを得た。
【0017】次にメタルマスクを介して内層回路34c
が露出するようにエキシマレーザーのパルスを調整して
照射し、外層側端部の直径約100μmのビアホール3
6を形成した。次に、実施例1の方法に準じて層間絶縁
性樹脂35aの粗化からビアホールめっき37a及び内
層回路37bの酸化還元膜の形成までを行った。層間絶
縁性樹脂35aと同様に絶縁性樹脂Bを印刷塗工して、
層間絶縁性樹脂35bを形成すると同時にビアホール3
6内に層間絶縁性樹脂35cを充填し、170℃の乾燥
炉で90分間乾燥した。この時、層間絶縁性樹脂35b
の厚さは、層間絶縁性樹脂35aの外層側端面から約5
0μmであった。
が露出するようにエキシマレーザーのパルスを調整して
照射し、外層側端部の直径約100μmのビアホール3
6を形成した。次に、実施例1の方法に準じて層間絶縁
性樹脂35aの粗化からビアホールめっき37a及び内
層回路37bの酸化還元膜の形成までを行った。層間絶
縁性樹脂35aと同様に絶縁性樹脂Bを印刷塗工して、
層間絶縁性樹脂35bを形成すると同時にビアホール3
6内に層間絶縁性樹脂35cを充填し、170℃の乾燥
炉で90分間乾燥した。この時、層間絶縁性樹脂35b
の厚さは、層間絶縁性樹脂35aの外層側端面から約5
0μmであった。
【0018】次に、メタルマスクを介してビアホールめ
っき37aの外層側端面が露出するようにエキシマレー
ザーのパルスを調整して照射し、外層側端部の直径約1
00μmのビアホール38を形成した。
っき37aの外層側端面が露出するようにエキシマレー
ザーのパルスを調整して照射し、外層側端部の直径約1
00μmのビアホール38を形成した。
【0019】次に、実施例1の方法に準じて粗化からビ
アホールめっき39a及び外層回路39bの形成まで行
った。これにより、ビアホール36の外層方向のほぼ同
軸上にビアホール38があり、かつビアホールめっき3
7aの外層側端面とビアホールめっき39aが直接接続
する多層プリント配線板40を得た。この多層プリント
配線板40に260℃のグリセリンに1分間の浸漬処理
を10回繰り返しても、初期のビアホールシリーズ抵抗
(穴数100個)の上昇率が10%以内であった。
アホールめっき39a及び外層回路39bの形成まで行
った。これにより、ビアホール36の外層方向のほぼ同
軸上にビアホール38があり、かつビアホールめっき3
7aの外層側端面とビアホールめっき39aが直接接続
する多層プリント配線板40を得た。この多層プリント
配線板40に260℃のグリセリンに1分間の浸漬処理
を10回繰り返しても、初期のビアホールシリーズ抵抗
(穴数100個)の上昇率が10%以内であった。
【0020】〔実施例4〕実施例4については、ビアホ
ール36,38の形成をプラズマアッシングを用いて行
った。それ以外の工程は実施例3に準じて行い、ビアホ
ール36の外層方向のほぼ同軸上にビアホール38があ
り、かつビアホールめっき37aの外層側端面とビアホ
ールめっき39aが直接接続する多層プリント配線板4
0を得た。この多層プリント配線板40に260℃のグ
リセリンに1分間の浸漬処理を10回繰り返しても、初
期のビアホールシリーズ抵抗(穴数100個)の上昇率
が10%以内であった。
ール36,38の形成をプラズマアッシングを用いて行
った。それ以外の工程は実施例3に準じて行い、ビアホ
ール36の外層方向のほぼ同軸上にビアホール38があ
り、かつビアホールめっき37aの外層側端面とビアホ
ールめっき39aが直接接続する多層プリント配線板4
0を得た。この多層プリント配線板40に260℃のグ
リセリンに1分間の浸漬処理を10回繰り返しても、初
期のビアホールシリーズ抵抗(穴数100個)の上昇率
が10%以内であった。
【0021】〔実施例5〕実施例5については、実施例
3のビアホール38の形成でエキシマレーザーのパルス
をビアホールめっき37aの内側面がビアホール深さ方
向に約10μmほど露出するように調整して照射した。
それ以外の工程は実施例3に準じて行い、ビアホール3
6の外層方向のほぼ同軸上にビアホール38があり、か
つビアホールめっき37aの外層側端面から内側面にか
けてビアホールめっき39aが直接接続する多層プリン
ト配線板40を得た。この多層プリント配線板40に2
60℃のグリセリンに1分間の浸漬処理を20回繰り返
しても、初期のビアホールシリーズ抵抗(穴数100
個)の上昇率が10%以内であった。
3のビアホール38の形成でエキシマレーザーのパルス
をビアホールめっき37aの内側面がビアホール深さ方
向に約10μmほど露出するように調整して照射した。
それ以外の工程は実施例3に準じて行い、ビアホール3
6の外層方向のほぼ同軸上にビアホール38があり、か
つビアホールめっき37aの外層側端面から内側面にか
けてビアホールめっき39aが直接接続する多層プリン
ト配線板40を得た。この多層プリント配線板40に2
60℃のグリセリンに1分間の浸漬処理を20回繰り返
しても、初期のビアホールシリーズ抵抗(穴数100
個)の上昇率が10%以内であった。
【0022】〔実施例6〕実施例6については、ビアホ
ール36,38の形成をプラズマアッシングを用いて行
った。それ以外の工程は実施例5に準じて行い、ビアホ
ール36の外層方向のほぼ同軸上にビアホール38があ
り、かつビアホールめっき37aの外層側端面から内側
面にかけてビアホールめっき39aが直接接続する多層
プリント配線板40を得た。この多層プリント配線板4
0に260℃のグリセリンに1分間の浸漬処理を20回
繰り返しても、初期のビアホールシリーズ抵抗(穴数1
00個)の上昇率が10%以内であった。
ール36,38の形成をプラズマアッシングを用いて行
った。それ以外の工程は実施例5に準じて行い、ビアホ
ール36の外層方向のほぼ同軸上にビアホール38があ
り、かつビアホールめっき37aの外層側端面から内側
面にかけてビアホールめっき39aが直接接続する多層
プリント配線板40を得た。この多層プリント配線板4
0に260℃のグリセリンに1分間の浸漬処理を20回
繰り返しても、初期のビアホールシリーズ抵抗(穴数1
00個)の上昇率が10%以内であった。
【0023】
【発明の効果】以上のように、ビアホールへの樹脂の充
填が層間絶縁性樹脂の形成と同時にできる上、外層方向
の同軸上に連なるビアホールの接続が直接できるため、
工程が短縮でき低コスト化が図れ、また歩留りも向上す
る。したがって、高密度配線に有利な非貫通ビアホール
を有する多層プリント配線板を高い生産性で得ることが
できる。
填が層間絶縁性樹脂の形成と同時にできる上、外層方向
の同軸上に連なるビアホールの接続が直接できるため、
工程が短縮でき低コスト化が図れ、また歩留りも向上す
る。したがって、高密度配線に有利な非貫通ビアホール
を有する多層プリント配線板を高い生産性で得ることが
できる。
【図1】請求項1記載の発明を示す概略断面図である。
【図2】従来技術の非貫通ビアホールを有する多層プリ
ント配線板の概略断面図である。
ント配線板の概略断面図である。
【図3】従来技術の非貫通ビアホールを有する多層プリ
ント配線板の概略断面図である。
ント配線板の概略断面図である。
【図4】請求項2記載の発明を示す概略断面図である。
【図5】本発明を実施するための多層プリント配線板の
製造プロセスを示す概略断面図である。
製造プロセスを示す概略断面図である。
【符号の説明】 1,9,18,26,40…多層プリント配線板、2,
10,19,27,34b…基材、3,6b,8b,1
1,15b,20,23b,25b,28,31b,3
3b,34c,37b…内層回路、4a,4b,4c,
12a,12b,12c,21a,21b,21c,2
9,35a,35b,35c…層間絶縁性樹脂、5,
7,13,22,24,30,32,36,38…ビア
ホール、6a,8a,15a…導電層、14…永久レジ
スト、16…充填材、17…金属膜、23a,25a,
31a,33a,37a,39a…ビアホールめっき、
31c…外層側端面、31d…内側面、34…片面銅張
りガラスエポキシ積層板、34a…銅箔、37,39…
銅めっき膜、39b…外層回路。
10,19,27,34b…基材、3,6b,8b,1
1,15b,20,23b,25b,28,31b,3
3b,34c,37b…内層回路、4a,4b,4c,
12a,12b,12c,21a,21b,21c,2
9,35a,35b,35c…層間絶縁性樹脂、5,
7,13,22,24,30,32,36,38…ビア
ホール、6a,8a,15a…導電層、14…永久レジ
スト、16…充填材、17…金属膜、23a,25a,
31a,33a,37a,39a…ビアホールめっき、
31c…外層側端面、31d…内側面、34…片面銅張
りガラスエポキシ積層板、34a…銅箔、37,39…
銅めっき膜、39b…外層回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川本 峰雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 赤星 晴夫 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 宮崎 政志 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピュータ事業部内
Claims (2)
- 【請求項1】非貫通ビアホールを有する多層プリント配
線板において、層間絶縁性樹脂と同一の樹脂で充填され
た非貫通ビアホールのめっきの外層側端面と該ビアホー
ルの層方向のほぼ同軸上の1層外側にある非貫通ビアホ
ールのめっきとが直接接続しあうことを特徴とする多層
プリント配線板。 - 【請求項2】非貫通ビアホールを有する多層プリント配
線板において、層間絶縁性樹脂と同一の樹脂で充填され
た非貫通ビアホールのめっきの内側面から外層側端面に
かけて該ビアホールの層方向のほぼ同軸上の1層外側に
ある非貫通ビアホールのめっきとが直接接続しあうこと
を特徴とする多層プリント配線板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24812097A JPH1187924A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 非貫通ビアホールを有する多層プリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24812097A JPH1187924A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 非貫通ビアホールを有する多層プリント配線板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1187924A true JPH1187924A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17173535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24812097A Pending JPH1187924A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 非貫通ビアホールを有する多層プリント配線板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1187924A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003023253A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Ibiden Co Ltd | 多層プリント配線板 |
| CN1302693C (zh) * | 2002-12-12 | 2007-02-28 | 三星电机株式会社 | 具有叠置通孔的组合印刷电路板及其制造方法 |
| US8030579B2 (en) | 2001-03-14 | 2011-10-04 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed wiring board |
| US11552037B2 (en) | 2020-07-28 | 2023-01-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor package |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP24812097A patent/JPH1187924A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8030579B2 (en) | 2001-03-14 | 2011-10-04 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed wiring board |
| US8324512B2 (en) | 2001-03-14 | 2012-12-04 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed wiring board |
| US9040843B2 (en) | 2001-03-14 | 2015-05-26 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed wiring board |
| JP2003023253A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Ibiden Co Ltd | 多層プリント配線板 |
| CN1302693C (zh) * | 2002-12-12 | 2007-02-28 | 三星电机株式会社 | 具有叠置通孔的组合印刷电路板及其制造方法 |
| US11552037B2 (en) | 2020-07-28 | 2023-01-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor package |
| US11862596B2 (en) | 2020-07-28 | 2024-01-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor package |
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