JPH1194384A - 多室形空気調和装置 - Google Patents

多室形空気調和装置

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JPH1194384A
JPH1194384A JP9261533A JP26153397A JPH1194384A JP H1194384 A JPH1194384 A JP H1194384A JP 9261533 A JP9261533 A JP 9261533A JP 26153397 A JP26153397 A JP 26153397A JP H1194384 A JPH1194384 A JP H1194384A
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JP
Japan
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compressor
indoor unit
inverter control
forced
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JP9261533A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
鈴木  寛
Shinichi Isozumi
晋一 五十住
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液バック等の有害な現象の発生防止のために
必要な強制サー運転のみを行い、不必要な冷暖房を行
わないようにすることができる多室形空気調和装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 或る室内機31 〜3n の要求により強制
サー運転を行っているときには他の室内機31 〜3n
の要求による強制サー運転はキャンセルして最先の室
内機31 〜3n による強制サー運転のみを行うように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多室形空気調和装置
(以下、マルチエアコンと称す。)に関し、特に当該マ
ルチエアコンの停止時の運転に適用して有用なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一台の室外機で複数台の室内機を個々に
制御するマルチエアコンは、従来の空調システムに較
べ、低コスト、省工事等の利点を有する点に鑑み、現在
ではビル空調の主流となっている。図3は従来技術に係
るこの種のマルチエアコンを示すブロック図である。同
図に示すように、当該マルチエアコンは、例えばビルの
屋上等に設置される一台の室外機1と、この室外機1に
冷媒配管2を介して接続され、例えばビルの各部屋等に
設置されている室内機31 、・・・、3n とからなる。
室外機1及び各室内機31 〜3n はそれぞれファンモー
タ4、51 〜5n 及び熱交換器6、71 、・・・、7n
を有するとともに、室外機1は冷媒を圧縮するコンプレ
ッサ8を有している。マルチエアコンにおいては、各室
内機31 〜3 n の設定温度等、空調条件の変動により室
外機1におけるコンプレッサの負荷は大きく変動するの
が一般的である。そこで、かかる負荷変動に良好に追従
し得るよう、この種のマルチエアコンでは、コンプレッ
サ8を駆動するモータをインバータで速度制御するイン
バータ制御コンプレッサを用いている。
【0003】コンプレッサ8の吐出側の冷媒配管2には
オイルセパレータ9が配設してある。このオイルセパレ
ータ9はコンプレッサ8でそれぞれ圧縮して吐出した高
温・高圧の冷媒中に含まれる潤滑油を分離し、キャピラ
リ10を介してコンプレッサ9に戻すためのものであ
る。これによりコンプレッサ8の摺動部の焼付きを防止
している。ちなみに、コンプレッサ8はモータ及びこれ
に駆動される圧縮部等、多くの摺動部を有しており、こ
れらの潤滑を行うべく潤滑油が封入されているが、この
潤滑油が冷媒とともに流出して減少した場合には摺動部
で焼付きを起こす虞がある。
【0004】四方向切換弁11は当該マルチエアコンの
冷房運転時と暖房運転時とにおける冷媒の流れ方向を切
り換えるためのものである。アキュムレータ12は冷媒
の気体と液体とを分離するためのものである。冷暖房運
転に伴う所定の熱交換を終了した冷媒は気体と液体とが
混合した気液混合状態となっているが、これをそのまま
コンプレッサ8に戻した場合、コンプレッサ8は冷媒ガ
スのみならず冷媒液も圧縮することととなる。かかる液
圧縮はコンプレッサ8にとって過負荷となり焼付き等の
故障の原因となるので避けなければならない。そこで、
アキュムレータ12は気液混合状態の冷媒を取り込んで
気液分離を行い、冷媒ガスのみがコンプレッサ8に戻る
ようにしている。膨張弁13は直列に接続されたキャピ
ラリ14及び逆止弁15と相互に並列になるように熱交
換器6の近傍で冷媒配管2に配設してある。膨張弁13
は電気信号によりその開度を調節して冷媒の流量を調節
可能にした電子膨張弁であり、主に暖房運転時に冷媒を
流通させ、熱交換器6を蒸発器として機能させるための
ものである。キャピラリ14及び逆止弁15は冷房運転
時に冷媒を流通させ、熱交換器6を凝縮器として機能さ
せるためのものである。なお、暖房運転時にも膨張弁1
3を介して冷媒を流しており、この場合にはキャピラリ
14及び逆止弁15は必ずしも必要ではない。ところ
が、膨張弁13を介して冷媒を流した場合には冷媒の流
動音が大きい。そこで、膨張弁13を絞り、キャピラリ
14及び逆止弁15を介して冷媒を流通させてこの流動
音を低減している。すなわち、キャピラリ14及び逆止
弁15は騒音低減効果をも得るためのものである。同様
の機能を有する電子膨張弁161 、・・・、16n 、キ
ャピラリ171 、・・・、17n 及び逆止弁181 、・
・・、18n は各室内機3 1 〜3n において各熱交換器
1 〜7n の近傍にも設けてある。前述の如きキャピラ
リ14及び逆止弁15による騒音低減効果は、人が居る
ことが多い室内に設置された各室内機31 〜3n 側にお
いて特に有用なものとなる。なお、図3中、19、20
1 、・・・、20n はキャピラリであり、何れも冷媒に
対する流動抵抗となるよう冷媒配管2の途中に配設され
ている。
【0005】かかるマルチエアコンにおいて冷房運転を
行うときには、四方向切換弁11の切り換えにより図中
に実線の矢印で示す経路により冷媒を流す。すなわち、
コンプレッサ8で圧縮された高温・高圧の冷媒ガスは四
方向切換弁11を通り熱交換器6に至る。ここで冷媒ガ
スはファンモータ4で駆動されるファンが送給する空気
と熱交換して冷却され、凝縮して高温の冷媒液となり、
キャピラリ14、逆止弁15及び冷媒配管2を介して各
室内機31 〜3n に至る。この結果冷媒は各室内機31
〜3n の電子膨張弁161 〜16n を通過する際に膨張
し、気液混合状態となって熱交換器71 〜7n に至り、
ファンモータ51 〜5n で駆動されるファンが送給する
空気と熱交換し、温められて蒸発する。ここで冷媒は液
体と混合した状態の冷媒ガスとなり、四方向切換弁11
を介してアキュムレータ12に至る。このアキュムレー
タ12で気液分離され冷媒ガスとしてコンプレッサ8に
戻る。このように、冷房運転においては室外機1側の熱
交換器6が凝縮器として機能し、室内機31 〜3n 側の
熱交換器71 〜7n が蒸発器として機能する。
【0006】一方、暖房運転を行うときには、四方向切
換弁11の切り換えにより図中に点線の矢印で示す経路
により冷媒を流す。すなわち、コンプレッサ8から吐出
された冷媒は四方向切換弁11、各室内機31 〜3n
キャピラリ171 〜17n 、逆止弁181 〜18n 、膨
張弁13、熱交換器11、四方向切換弁11及びアキュ
ムレータ12を通ってコンプレッサ8に戻る。このとき
室内機31 〜3n 側の熱交換器71 〜7n は凝縮器とし
て機能し、室外機1側の熱交換器6は蒸発器として機能
する。
【0007】また、各室内機31 〜3n が設置された部
屋の室温は、冷暖房時の各室内機3 1 〜3n 側と室外機
1側との間での通信回線を介した情報の授受により、各
室内機31 〜3n 側からの要求に応じた空調条件に対応
させて電子膨張弁161 〜16n の開度を個別に調節す
ることにより制御する。かかる情報の授受及び制御は、
室外機1及び各室内機31 〜3n がそれぞれ有するマイ
クロ・コンピュータ等の制御部を通じて行う。
【0008】図4はこのときの制御における情報の処理
手順を概念的に示す説明図である。同図に示すように、
各室内機31 〜3n は、自己が要求する負荷をインバー
タ駆動のコンプレッサ8に対するリクエストヘルツRE
Q1〜REQNという形で室外機1に送出する。リクエ
ストヘルツREQ1〜REQNとは、或る要求負荷に応
じるために必要なコンプレッサ8におけるインバータ駆
動モータの駆動周波数の意である。また、各リクエスト
ヘルツREQ1〜REQNは各室内機31 〜3 n におけ
る室温と設定温度との差等の空調条件を加味してファジ
ー演算により決定される。
【0009】室外機1側では、各室内機31 〜3n のリ
クエストヘルツREQ1〜REQNを加算してその合計
Sumを算出する。次に、この合計Sumに対応する室
外機1側におけるインバータヘルツInv・Hzを決定
する。このインバータヘルツInv・Hzとは、前記合
計Sumに対応して決定される室外機1のインバータに
対する要求周波数をいう。続いてインバータヘルツIn
v・Hzを各リクエストヘルツREQ1〜REQNに応
じて按分し、各室内機31 〜3n 側へのアンサーバック
ヘルツAns1、・・・、AnsNを算出して各アンサ
ーバックヘルツAns1〜AnsNに応じ電子膨張弁
(EEV)161 〜16n の開度を制御する。
【0010】このように従来技術に係るマルチエアコン
では、各室内機31 〜3n のリクエストヘルツREQ1
〜REQNに応じて室外機1側のコンプレッサ8のイン
バータヘルツInv・Hzを決定しており、コンプレッ
サ8を駆動するモータは基本的にこのインバータヘルツ
Inv・Hzで駆動されるが、各室内機31 〜3n 側に
おいて、一旦リクエストヘルツREQ1〜REQNがR
EQ1〜REQN>0となった場合には、例えリクエス
トヘルツREQ1〜REQNがREQ1〜REQN≦0
となっても一定時間(例えば4分間)は予め設定された
下限のリクエストヘルツREQ1〜REQNで運転され
るように下限のリクエストヘルツREQ1〜REQNを
要求する強制サーモ運転時間が設けられている。これ
は、室外機1側のコンプレッサ8のON/OFF運転を
短時間で繰り返す、いわゆるインチング運転を防止する
ためである。インチング運転を行った場合、アキュムレ
ータ12に貯溜される冷媒液の量が増えコンプレッサ8
に冷媒液を戻す、いわゆる液バック運転となる虞がある
からである。ちなみに、液バック状態となった場合、冷
媒液がコンプレッサ8内の潤滑油に溶け込むことにより
この潤滑油の希釈化を生起して十分な摺動部の潤滑が行
われず、またコンプレッサ8にとって過負荷となる液圧
縮運転(冷媒液をコンプレッサ8が圧縮する運転)とな
る虞がある。ここで、リクエストヘルツRQ1〜RQN
=0は室温が設定温度になったとき、このようなリクエ
スト・ヘルツとなり、またリクエストヘルツRQ1〜R
QN<0は室温が設定温度以下になったとき等、ファジ
ー演算の結果計算上このような結果になることがある。
何れの場合も、本来的には、これ以上の冷暖房は必要な
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き強制サーモ
運転モードは液バック等の有害な現象の発生防止のため
に必要な運転モードではあるが、この強制サーモ運転を
行っている室内機31 〜3n が設置された部屋では、不
必要な冷暖房運転を継続しなければならないので、過冷
房又は過暖房状態となる。特に、他の室内機31 〜3n
の要求により強制サーモ運転を行っている場合に、重ね
て強制サーモ運転をする必要はない。すなわち、図5に
示すように、例えば強制サーモ運転の時間を4分とし、
室内機31の要求により強制サーモ運転が行われている
途中で、今度は室内機3n の要求により改めて4分間の
強制サーモ運転を行う必要はない。それにもかかわら
ず、従来技術に係る強制サーモ運転は、各室内機31
n が個別にその要求指令を出していたので、液バック
等の有害な現象の発生防止のために必要な強制サーモ運
転時間を越えて強制サーモ運転が行われ(このときの不
必要な強制サーモ運転時間を図5中にT0 の符号を付し
て示す。)、かかる不必要な強制サーモ運転により最初
に強制サーモ運転を要求した室内機31 以外の室内機3
n では、不必要な冷暖房が行われてしまうという問題が
あった。
【0012】本発明は、上記従来技術に鑑み、液バック
等の有害な現象の発生防止のために必要な強制サーボ運
転のみを行い、不必要な冷暖房を行わないようにするこ
とができる多室形空気調和装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は次の点を特徴とする。
【0014】1) 一台の室外機で複数台の室内機に冷
媒を循環させて冷暖房を行うとともに、各室内機が設置
された部屋の室温を、冷暖房時の各室内機側と室外機側
との間での通信回線を介した情報の授受により、各室内
機側からの要求に応じた空調条件に対応させて室内機側
の各電子膨張弁の開度を個別に調節することにより制御
する一方、室内機側において、一旦室外機側にコンプレ
ッサ駆動のための出力の要求を出した後には、室温が設
定温度になる等、冷暖房の必要がなくなった場合でも予
め定められた一定時間は強制的にコンプレッサを駆動す
るための強制サーモ運転モードとなるように所定の低出
力の要求を室外機側に出し続けるようになっている多室
形空気調和装置において、一旦室外機側にコンプレッサ
駆動のための出力の要求を出した後であって室温が設定
温度になる等、冷暖房の必要がなくなった場合には、他
の室内機の要求による強制サーボ運転モードでないこと
を条件として当該室内機による強制サーモ運転モードと
すること。
【0015】2) 上記1)に記載する多室形空気調和
装置は、インバータ制御の電動機で駆動するインバータ
制御コンプレッサとインバータ制御を行わない一定回転
の電動機で駆動する定速コンプレッサとを有しており、
先ずインバータ制御コンプレッサを駆動して低負荷に対
応し、負荷の増大に伴いインバータ制御コンプレッサの
出力が最大になった時点でこのインバータ制御コンプレ
ッサの出力を零若しくはその近傍として定速コンプレッ
サを駆動し、その後の負荷の増大に対応してインバータ
制御コンプレッサの出力を増大させるようにしたもので
あること。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態に係るインバー
タを有する空気調和装置を示すブロック図である。同図
に示すにように、本形態に係る空気調和装置は図3に示
す従来技術のものと同種類のマルチエアコンである。そ
こで、図3と同一部分には同一番号を付し、重複する説
明は省略する。
【0018】図1に示すように、本形態に係る室外機3
1は、コンプレッサ8に機能的に対応するコンプレッサ
23の他にもう一台のコンプレッサ32を有している。
このように本形態は2台のコンプレッサ23、32を有
するが、コンプレッサ23がその駆動源であるモータを
インバータで制御するようにしたインバータ制御コンプ
レッサであるのに対し、コンプレッサ32はインバータ
制御を行わない一定回転のモータを駆動源とする定速コ
ンプレッサである。そして、これらのインバータ制御コ
ンプレッサ23及び定速コンプレッサ32の駆動時に
は、先ずインバータ制御コンプレッサ23を駆動して低
負荷に対応し、負荷の増大に伴いインバータ制御コンプ
レッサ23の出力が最大になった時点でこのインバータ
制御コンプレッサ23の出力を零若しくはその近傍とし
て定速コンプレッサ32を駆動し、その後の負荷の増大
に対応してインバータ制御コンプレッサ23の出力を増
大させるように制御して負荷変動に対処するようになっ
ている。このとき、インバータ制御コンプレッサ23と
定速コンプレッサ32とは同出力のものを用いている。
すなわち、当該マルチエアコンで要求される定格出力が
10馬力であるとすると、インバータ制御コンプレッサ
23及び定速コンプレッサ32の定格出力は何れも5馬
力のものを使用する。この場合、勿論10馬力の1台の
インバータ制御コンプレッサを使用することもできる
が、本形態の如く2台のコンプレッサ23、32を用い
ることにより、これらの制御部の小形化を図ることがで
き、これに伴う部品の小形化により大幅なコストの低減
を図ることができるという利点を有する。
【0019】定速コンプレッサ32の追加に伴い、本形
態においては、オイルセパレータ33及びキャピラリ3
4、35も追加してある。オイルセパレータ33及びキ
ャピラリ34、35は機能的にオイルセパレータ9及び
キャピラリ10、19に対応するものである。すなわ
ち、オイルセパレータ33は定速コンプレッサ32で圧
縮して吐出した高温・高圧の冷媒中に含まれる潤滑油を
分離し、キャピラリ34を介して定速コンプレッサ32
に戻すためのものである。
【0020】オイルセパレータ33の吐出側と四方向切
換弁11との間の冷媒配管2には逆止弁36が配設して
ある。この逆止弁36はインバータ制御コンプレッサ8
の駆動により圧縮されて高圧となった冷媒ガスの圧力が
定速コンプレッサ32の吐出側に作用するのを防止する
ためのものである。すなわち、本形態では常にインバー
タ制御コンプレッサ23が定速コンプレッサ32よりも
先に起動するような制御を行う結果、前述の如くインバ
ータ制御コンプレッサ23よりも後に起動される定速コ
ンプレッサ32の起動時において、インバータ制御コン
プレッサ23の高圧側を介する余分な負荷が作用して定
速コンプレッサ32の起動負荷が過負荷となるのを防止
している。
【0021】図2は上記マルチエアコンにおける室内機
1 〜3n における制御の態様を示すフローチャートで
ある。同図に示すように、先ず室外機1側に対するリク
エスト・ヘルツを演算する(ステップS1 参照)。この
演算は室温と設定温度との差等の空調条件に基づきファ
ジー演算により行う。次に、リクエスト・ヘルツが正で
あるか否かを判定する(ステップS2 参照)。この判定
の結果、リクエストヘルツ>0の場合にはコンプレッサ
23、32(図1参照)が駆動されているか否かを判定
する(ステップS3 参照)。この結果駆動されている場
合には、重ねて強制サーモ運転モードとすることを避け
るため、強制サーモ運転モードをキャンセルする(ステ
ップS4 参照)。一方、コンプレッサ23、32が駆動
されていない場合には、コンプレッサ23、32に対す
る最初の駆動要求であるので、一定時間(4分間)の強
制サーモ運転モードをセットする(ステップS5
照)。
【0022】ステップS2 における判定の結果、リクエ
スト・ヘルツ≦0の場合には、当該室内機31 〜3n
らコンプレッサ23、32に要求する負荷は、本来的に
は零であるが、強制サーモ運転モードがセットされてい
るか否かを判定し(ステップS6 参照)、この結果強制
サーモ運転モードがセットされている場合には予め定め
ておいた下限のリクエスト・ヘルツを出力する一方、強
制サーモ運転モードがセットされていない場合にはこの
ときのリクエスト・ヘルツ(≦0)をそのまま室外機3
1側に送出する(ステップS8 参照)。
【0023】一方、ステップS4 の処理で強制サーモモ
ードをキャンセルした後及びステップS5 の処理で強制
サーモモードをセットした後には、そのときステップS
1 で演算したリクエスト・ヘルツをステップS8 の処理
により室外機31側へ送出する。
【0024】かかる本実施の形態によれば、リクエスト
・ヘルツ>0のときには、ステップS1 で演算したリク
エスト・ヘルツが室外機1側へ送出され、リクエスト・
ヘルツ≦0のときであって、且つステップS4 の処理に
おいて強制サーモ運転モードがセットされている場合
に、ステップS7 の下限のリクエスト・ヘルツが室外機
31側へ送出される。つまり、他の室内機31 〜3n
先に強制サーモ運転モードをセットしているときには当
該室内機31 〜3n において強制サーモ運転がされるこ
とはない。このことにより、各室内機31 〜3n が個別
に強制サーモ運転指令を出すことを回避し、液バック等
の有害な現象を回避するために必要な最小時間だけの強
制サーモ運転とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上実施の形態とともに詳細に説明した
通り、〔請求項1〕に記載する発明によれば、各室内機
側において冷暖房の必要がなくなった場合には、他の室
内機の要求による強制サーモ運転モードでないことを条
件として当該室内機による強制サーモ運転モードとする
ようにしたので、或る室内機により強制サーモ運転が行
われている最中に他の室内機の要求により重ねて新たな
強制サーモ運転が行われるということはなく、強制サー
モ運転に伴う過冷暖房を最小限度に抑えることができ
る。また、〔請求項2〕に記載する発明によれば、イン
バータ制御コンプレッサと定速コンプレッサとを設けて
広い範囲の負荷変動に対処するようにしたので、無駄な
強制サーモ運転を防止して各室内機側における可及的な
過冷暖房運転を回避し得るという効果に加え、1台のイ
ンバータ制御コンプレッサでこれを行う場合に較べ制御
系の部品の小形化及び低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るマルチエアコンを示
すブロック図。
【図2】図1に示す実施の形態における室内機側の制御
の態様を示すフローチャート。
【図3】従来技術に係るマルチエアコンを示すブロック
線図。
【図4】図3に示す従来技術における制御の態様を概念
的に示す説明図。
【図5】図3に示す従来技術における強制サーモ運転の
タイミングチャート。
【符号の説明】
1 〜3n 室内機 8 コンプレッサ 16 膨張弁 31 室外機 32 コンプレッサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明は、上記従来技術に鑑み、液バック
等の有害な現象の発生防止のために必要な強制サー
転のみを行い、不必要な冷暖房を行わないようにするこ
とができる多室形空気調和装置を提供することを目的と
する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】1) 一台の室外機で複数台の室内機に冷
媒を循環させて冷暖房を行うとともに、各室内機が設置
された部屋の室温を、冷暖房時の各室内機側と室外機側
との間での通信回線を介した情報の授受により、各室内
機側からの要求に応じた空調条件に対応させて室内機側
の各電子膨張弁の開度を個別に調節することにより制御
する一方、室内機側において、一旦室外機側にコンプレ
ッサ駆動のための出力の要求を出した後には、室温が設
定温度になる等、冷暖房の必要がなくなった場合でも予
め定められた一定時間は強制的にコンプレッサを駆動す
るための強制サーモ運転モードとなるように所定の低出
力の要求を室外機側に出し続けるようになっている多室
形空気調和装置において、一旦室外機側にコンプレッサ
駆動のための出力の要求を出した後であって室温が設定
温度になる等、冷暖房の必要がなくなった場合には、他
の室内機の要求による強制サー運転モードでないこと
を条件として当該室内機による強制サーモ運転モードと
すること。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一台の室外機で複数台の室内機に冷媒を
    循環させて冷暖房を行うとともに、各室内機が設置され
    た部屋の室温を、冷暖房時の各室内機側と室外機側との
    間での通信回線を介した情報の授受により、各室内機側
    からの要求に応じた空調条件に対応させて室内機側の各
    電子膨張弁の開度を個別に調節することにより制御する
    一方、室内機側において、一旦室外機側にコンプレッサ
    駆動のための出力の要求を出した後には、室温が設定温
    度になる等、冷暖房の必要がなくなった場合でも予め定
    められた一定時間は強制的にコンプレッサを駆動するた
    めの強制サーモ運転モードとなるように所定の低出力の
    要求を室外機側に出し続けるようになっている多室形空
    気調和装置において、 一旦室外機側にコンプレッサ駆動のための出力の要求を
    出した後であって室温が設定温度になる等、冷暖房の必
    要がなくなった場合には、他の室内機の要求による強制
    サーボ運転モードでないことを条件として当該室内機に
    よる強制サーモ運転モードとすることを特徴とする多室
    形空気調和装置。 【請求項2】 〔請求項1〕に記載する多室形空気調和
    装置は、インバータ制御の電動機で駆動するインバータ
    制御コンプレッサとインバータ制御を行わない一定回転
    の電動機で駆動する定速コンプレッサとを有しており、
    先ずインバータ制御コンプレッサを駆動して低負荷に対
    応し、負荷の増大に伴いインバータ制御コンプレッサの
    出力が最大になった時点でこのインバータ制御コンプレ
    ッサの出力を零若しくはその近傍として定速コンプレッ
    サを駆動し、その後の負荷の増大に対応してインバータ
    制御コンプレッサの出力を増大させるようにしたもので
    あることを特徴とするインバータを有する多室形空気調
    和装置。
JP9261533A 1997-09-26 1997-09-26 多室形空気調和装置 Withdrawn JPH1194384A (ja)

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