JPH1199454A - 研磨装置および研磨方法 - Google Patents

研磨装置および研磨方法

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JPH1199454A
JPH1199454A JP28140297A JP28140297A JPH1199454A JP H1199454 A JPH1199454 A JP H1199454A JP 28140297 A JP28140297 A JP 28140297A JP 28140297 A JP28140297 A JP 28140297A JP H1199454 A JPH1199454 A JP H1199454A
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JP
Japan
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polishing
work
polishing tool
axis
workpiece
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JP28140297A
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Junji Takashita
順治 高下
Norihisa Saito
憲久 斎藤
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Canon Inc
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲率半径の小さいワークの周縁部等において
研磨量が不均一になるのを防ぐ。 【解決手段】 トーリック金型等のワークW1 のX、Y
軸方向の送りは、これを保持するワーク保持台20をX
揺動機構30によってY軸のまわりに揺動させ、X揺動
機構30をY揺動機構40によってX軸のまわりに揺動
させることによって行なわれる。このような揺動運動の
中心を、ワークW1 の母線方向と子線方向の曲率または
近似曲率の中心と一致させることで、ワークW1 の周縁
部においても研磨工具10の加圧方向をワークW1 の被
加工面に垂直に保ち、研磨量を一定にすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトーリック
形状等の、直交する2軸の方向にそれぞれ曲率または近
似曲率が異なる曲面状の被加工面を研磨するための研磨
装置および研磨方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばトーリックレンズの成形型(トー
リック金型)等を製作する際には、ダイヤモンド精密切
削加工等の後に、直交する2軸の方向にそれぞれ曲率ま
たは近似曲率が異なる曲面状の被加工面を研磨によって
鏡面仕上げする工程が必要であり、このような場合に用
いる研磨装置として、従来から、図9に示すものが用い
られている。これは、トーリック金型等のワークW0
被加工面に研磨工具101を押しつけて、ワークW0
被加工面の曲率半径が最大である方向(以下、「母線方
向」という。)にワークW0 を移動させるY軸方向の送
りと、ワークW0の被加工面の曲率半径が最小である方
向(以下、「子線方向」という。)に研磨工具101を
移動させるX軸方向の送りによってワークW0 と研磨工
具101の摺り合わせを行なうものである。
【0003】研磨工具101のX軸方向の送りは、研磨
工具101をワークW0 の被加工面に押しつけるための
先端がピンジョイントであるカンザシ102を、図示し
ない直線駆動のXステージによってX軸方向に移動させ
ることによって行なわれる。また、ワークW0 のY軸方
向の送りは、ワークW0 を保持するワーク保持台を、図
示しない直線駆動のYステージによってY軸方向へ移動
させることによって行なわれる。
【0004】通常は、研磨工具101を子線方向に揺動
させながらワークW0 を母線方向に送ることでワークW
0 の被加工面を帯状に研磨する工程を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、カンザシによってワークの被加工面に
押圧される研磨工具は、被加工面の傾斜に追従して任意
の方向に傾斜自在であるが、子線方向と母線方向の双方
に被加工面の曲率半径が小さくて被加工面の傾斜が大き
い場合には、研磨工具がワークの周縁部に移動したとき
にカンザシの加圧方向に対して研磨工具が大きく傾く。
このために、ワークの周縁部の研磨荷重が小さくなり、
その結果、研磨量が局部的に減少して均一な研磨を行な
うことができないという未解決の課題がある。
【0006】詳しく説明すると、図10に示すように、
ワークW0 の被加工面の曲率半径が小さいと、その周縁
部においては、Z軸方向に加圧されるカンザシの加圧力
1がワークW0 の被加工面に対して垂直な状態から大
きく傾いてしまう。このためにワークW0 の被加工面の
法線方向に作用する研磨荷重T2 (T1 cosθ)がワ
ークW0 の中央部分に比べて著しく減少し、研磨量が不
均一となる。
【0007】このように研磨量がワークW0 の中央部分
と周縁部で不均一となれば、研磨後のワークW0 の被加
工面の曲率を研磨前のものと同じに仕上げることはでき
ない。
【0008】この傾向は、研磨工具のX軸方向の幅を小
さくして研磨せざるを得ない状況においては特に大きな
欠点となる。例えば、母線方向または子線方向が非球面
形状の被加工面を研磨する場合には、被加工面との接触
面積の小さい研磨工具を用いる必要があるため、均一な
研磨が極めて困難である。
【0009】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、ワークの被加工面の
曲率半径が小さい場合でも、その周縁部において研磨量
が低減する等のトラブルを回避して、被加工面全体を極
めて均一に研磨することのできる高性能な研磨装置およ
び研磨方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の研磨装置は、ワークを保持するワーク保持
台と、該ワーク保持台を第1の軸のまわりに枢動させる
ための第1の駆動手段と、前記ワーク保持台を第2の軸
のまわりに枢動させるための第2の駆動手段と、前記ワ
ークの被加工面を研磨する研磨工具と、該研磨工具を第
3の軸に沿って往復移動させるための第3の駆動手段
と、前記研磨工具を回転させるための回転手段を有する
ことを特徴とするものである。
【0011】また、台盤上において第1の軸のまわりに
枢動自在に支持された第1の揺動ステージと、これを枢
動させるための第1の駆動手段と、前記第1の揺動ステ
ージ上において第2の軸のまわりに枢動自在に支持され
た第2の揺動ステージと、これを枢動させるための第2
の駆動手段と、前記第2の揺動ステージに支持されたワ
ーク保持台と、該ワーク保持台に保持されたワークの被
加工面を研磨する研磨工具と、該研磨工具を第3の軸に
沿って往復移動させるための第3の駆動手段と、前記研
磨工具を回転させるための回転手段を有するものでもよ
い。
【0012】研磨工具の傾斜角度を変化させる傾斜角度
調節手段が設けられているとよい。
【0013】第1の軸に対するワーク保持台の離間距離
を調節するための離間距離調節手段が設けられていると
よい。
【0014】第2の軸に対するワーク保持台の離間距離
を調節するための第2の離間距離調節手段が設けられて
いるとよい。
【0015】回転手段が、研磨工具を第3の軸のまわり
に公転させる公転機構と、前記研磨工具を自転させる自
転機構を備えていてもよい。
【0016】
【作用】トーリック形状等の曲面状の被加工面を有する
ワークに研磨工具を押圧し、ワークを保持するワーク保
持台を第1、第2の軸のまわりに揺動させることで、ワ
ークの母線方向と子線方向の送りを行ない、被加工面全
体を研磨する。被加工面に対する研磨工具の加圧力は、
第3の駆動手段によって制御される。第1、第2の軸を
ワークの母線方向と子線方向の曲率または近似曲率の中
心に位置させれば、ワークの周縁部を研磨するときに、
研磨工具の加圧力がワークの被加工面に対して傾くおそ
れはない。
【0017】ワークの被加工面の曲率半径が小さくて
も、ワークの周縁部で研磨荷重が減少することなく、被
加工面全体の研磨量を極めて均一にすることができる。
【0018】ワークの中央部分と周縁部等の間で研磨量
が不均一になるのを防ぎ、トーリック金型の鏡面部等を
高精度で研磨仕上げすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0020】図1は一実施の形態による研磨装置を示す
斜視図であって、これは、ダイヤモンド精密切削加工後
のトーリック金型であるワークW1 の被加工面に、半球
状の研磨工具10を押しつけて回転させながら、ワーク
1 の被加工面の曲率半径が最大である母線方向(Y軸
方向)と、被加工面の曲率半径が最小である子線方向
(X軸方向)にワークW1 を送ることによって、ワーク
1 と研磨工具10との間に摺り合わせを行なうもので
ある。
【0021】ワークW1 を載置するワーク保持台20
は、X揺動機構30から突出する第2の揺動ステージで
あるアーム31の自由端に支持され、X揺動機構30
は、Y揺動機構40から突出する第1の揺動ステージで
あるアーム41の自由端に支持されている。
【0022】Y揺動機構40は、台盤50上に立設され
た一対の支持体51の上端に枢動自在に懸下された略U
字形の枠体を有し、該枠体の一側縁からY軸方向にアー
ム41が突出している。アーム41の自由端に配設され
た離間距離調節手段であるリニアスライド42は、X揺
動機構30の支持体43を支持し、X揺動機構30の垂
直方向(Z軸方向)の位置を調節自在である。支持体4
3の上端には、X揺動機構30が枢動自在に懸下されて
いる。
【0023】ワークW1 の母線方向の送りは、Y揺動機
構40をX揺動機構30とともに、第1の駆動手段であ
るパルスモータM1 によって第1の軸である軸40aの
まわりに枢動(揺動)させることによって行なわれる。
【0024】また、ワークW1 の子線方向の送りは、Y
揺動機構40上のX揺動機構30を第2の駆動手段であ
るパルスモータM2 によって第2の軸である軸30aの
まわりに枢動(揺動)させることによって行なわれる。
【0025】ワークW1 の母線方向の揺動半径の設定
は、リニアスライド42によって前述のようにX揺動機
構30の支持体43の位置をZ軸方向に調整することに
よって行なわれる。
【0026】また、ワークW1 の子線方向の揺動半径
は、ワーク保持台20とワークW1 の間に介在する第2
の離間距離調節手段であるジク21の厚さ(高さ)を変
化させることによって調節される。これによって、ワー
クW1 の被加工面の子線方向の曲率あるいは近似曲率の
中心とワークW1 の子線方向の揺動運動の中心を一致さ
せて、子線方向にワークW1 が揺動しても研磨工具10
の加圧方向がワークW1の被加工面の法線方向に常に一
致するように調整することができる。ワークW1の非球
面量が大きい場合は、球面からの非球面変位が最も小さ
くなるように揺動半径を設定する。母線方向についても
リニアスライド42を用いて同様に調整する。
【0027】なお、ジク21の厚さを変えると、母線方
向の揺動半径も変化するため、再度リニアスライド42
を駆動して母線方向の揺動半径を微調整する作業が必要
である。
【0028】研磨工具10は、回転手段であるモータM
3 によって回転される研磨ヘッド11に保持され、研磨
ヘッド11は、第3の駆動手段であるエアーシリンダ1
2によってZ軸方向に加圧される。エアーシリンダ12
は、台盤50に立設されたコラム13の側面に支持され
たスライド13aをZ軸方向に移動させる。スライド1
3aは、研磨ヘッド11を片持ち支持する傾斜角度調節
手段である支持体14を軸11aのまわりに回転自在に
支持する。軸11aのまわりに支持体14を回転させる
ことで、研磨ヘッド11の傾斜角度を変えることができ
る。
【0029】ワークW1 がトーリック金型である場合
は、必要とする研磨荷重が小さいため、エアーシリンダ
12による摩擦の影響がないように摩擦レスタイプのエ
アーシリンダを用いる。また、研磨ヘッド11の重量が
大きすぎるときは、エアーシリンダ12に逆圧を与え
て、適正な加圧力に調整する。
【0030】図2は研磨工具10を示すもので、これ
は、モータM3 によって回転される軸10aと、その先
端に保持された半球状の研磨パッド10bを有する。研
磨パッド10bは、半球状の弾性体に表面が研磨能力の
ある物質、例えば薄肉のピッチ、ウレタン等を接着した
ものを用いる。前述のように研磨ヘッド11を軸11a
のまわりに回転させて研磨工具10を傾斜させると、ワ
ークW1 に対する研磨パッド10bの接触部がモータM
3 による研磨工具10の回転中心をはずれるため、前記
接触部における回転周速度は変曲点のない連続的な変化
をする。従って、研磨量が急激に変化するのを回避して
滑らかに研磨することができる。
【0031】研磨工具10とワークW1 の接触面積は、
研磨パッド10bの曲率と加圧力によって変化するた
め、どちらか一方を変えることで所望の接触面積を得る
ことができる。
【0032】研磨作業は、ワーク保持台20上のワーク
1 の被加工面に研磨工具10を押しつけて、研磨工具
10を回転させながら、ワーク保持台20をX軸方向と
Y軸方向に送ることによって行なわれる。送りを制御す
るパターンは後述するように3種類の送りパターンが一
般的である(図5参照)。
【0033】X軸方向の送りは、X揺動機構30をワー
クW1 の子線方向の曲率半径の中心にあるY軸方向の軸
30aのまわりに揺動させることによって行なわれる。
また、Y軸方向の送りも、Y揺動機構40をX軸方向の
軸40aのまわりに揺動させることによって行なわれ
る。従って、ワークW1 のX軸方向の端部においても、
Y軸方向の端部においても、研磨工具10の加圧力がワ
ークW1 の被加工面に対して垂直に作用する。その結
果、研磨荷重は常時一定で、被加工面全体の研磨量を均
一にすることができる。
【0034】さらに、研磨工具10に接触面積の小さい
球状の研磨面を用いており、これが、ワークW1 の被加
工面に対して傾斜して保持されるため、ワークW1 の被
加工面の曲率半径が小さくても高速度で極めて均一な研
磨を行なうことができる。
【0035】図3は、外形が円形または矩形状で、ワー
クW2 の被加工面が比較的大きい場合に用いる研磨工具
60を示す。これは、軸61aの先端に、内側がゴム等
の弾性体60aで、表面層60bが研磨能力のある2重
構造の研磨パッド61bを有するもので、ワークW2
の接触部の曲率を、トーリック金型であるワークW2
被加工面の子線方向と母線方向のそれぞれの平均曲率に
したトーリック形状の研磨工具である。
【0036】この場合は、図4に示すような周転円機構
62を用い、実質的に研磨工具60を回転させずに公転
運動だけを与えて、研磨工具60の向きが変化しないよ
うにする。すなわち、研磨工具60の接触面の弾性変形
を最小限にして公転運動により研磨除去能率を上げるも
のである。周転円機構62は、回転軸62aを公転機構
であるモータによって回転させ、ピンジョイント62b
を介して研磨工具60に公転運動を伝える。工具軸61
aと一体である自転機構である歯車62cが固定側の内
歯車62dにかみ合っており、歯車62cが公転1回転
する間に研磨工具60が自転1回転をして、研磨工具6
0の向きが変化しないように構成されている。
【0037】ワークの外形が矩形の場合は、研磨工具の
外形も矩形にし、また、周転円の運動の代わりに、直線
往復運動を付加して、被加工面の隅部も研磨量が均一に
できるようにする。
【0038】工具軸に周転円や直線往復運動を付加せ
ず、研磨工具の中心で回転し除去能率を高めて被加工面
を走査させる場合もあり、その場合の工具形状は母線・
子線の全体の平均曲率の球面に成形したものや、工具材
質の弾性をさらに小さく、柔らかくして、研磨工具の回
転による方向変化があっても研磨工具がワークの形状に
倣いやすくする。
【0039】図1の研磨装置を用いて研磨を行なった実
施例を以下に説明する。
【0040】(実施例1)外形が8×16mm、母線方
向の曲率半径が凹30mm、子線方向の曲率半径が凹2
0mmのKNメッキトーリック金型面上を、外形6mm
角、接触面曲率半径が凸20mmの矩形板状研磨工具
で、周期0.5秒、直径1mmの周転円運動を行ないな
がら、母線方向および子線方向に揺動研磨を行なった。
【0041】研磨工具の構成は表面が0.5mmの発泡
ウレタンシート、内部が厚み3mmのネオプレンゴムで
ある。
【0042】(実施例2)外形が6×12mm、母線方
向の曲率半径が凹25mm、子線方向の曲率半径が凹1
8mmのKNメッキトーリック金型面上を、曲率半径1
8mmのウレタン樹脂の半球状研磨工具を30度傾斜さ
せ、荷重200gをかけて接触幅3mmの状態で回転数
60rpmで回転させながら研磨した。
【0043】(実施例3)外形が8×16mm、母線方
向の曲率半径が凹30mm、子線方向の曲率半径が凹2
0mmのKNメッキトーリック金型面上を、直径5m
m、接触面曲率半径20mmの円板状研磨工具を30r
pmで回転させ、100gで押圧しながら、金型全面を
走査研磨した。走査のための揺動周期は子線方向に1
秒、母線方向に10秒で全面を2回走査した。
【0044】次に、前述のワークの送りパターンについ
て説明する。図5の(a)に示すように、ワークを母線
方向にジグザグ移動させる工程を繰り返すものと、同図
の(b)に示すように、ワークを母線方向に走査したう
えで子線方向にわずかに移動させ母線方向に走査する工
程を繰り返すものと、同図の(c)に示すように、ワー
クを母線方向に走査しながら子線方向に送るものの3種
類が一般的である。
【0045】図6は、図5の(a)に示す送りパターン
による制御プログラムを示すフローチャートである。ス
テップS1で研磨工具の回転を開始し、ステップS2で
エアーシリンダを駆動して研磨工具を下降させ、ステッ
プS3で子線方向の揺動を開始し、ステップS4で母線
方向に前進させ、ステップS5で母線方向の送りを停止
し、ステップS6で子線方向に一定量送り、ステップS
7で子線方向の位置を確認し、ステップS8で母線方向
に逆進させ、ステップS9で母線方向の送りを停止し、
ステップS10で子線方向に送り、ステップS11で子
線方向の位置を確認し、子線方向の終点でなければステ
ップS4にもどる。子線方向の終点に到達したらステッ
プS12で子線方向の送りを停止し、ステップS13で
研磨工具の回転を停止し、ステップS14で研磨工具を
上昇させて終了する。
【0046】図7は、図5の(b)に示す送りパターン
による制御プログラムを示すフローチャートである。ス
テップS21で研磨工具の回転を開始し、ステップS2
2でエアーシリンダを駆動して研磨工具を下降させ、ス
テップS23で母線方向の送りを開始し、ステップS2
4で母線方向の前進を停止させ、ステップS25で子線
方向に一定量送り、ステップS26で送りを停止する。
ステップS27で子線方向の位置を確認し、ステップS
28で母線方向に逆進させ、ステップS23にもどる。
ステップS27で子線方向の終点に到達していたら、ス
テップS29で研磨工具の回転を停止し、ステップS3
0で研磨工具を上昇させて終了する。
【0047】図8は、図5の(c)に示す送りパターン
による制御プログラムを示すフローチャートである。ス
テップS41で研磨工具の回転を開始し、ステップS4
2でエアーシリンダを駆動して研磨工具を下降させ、ス
テップS43で母線方向に前進させ、ステップS44で
子線方向に送り、ステップS45で子線方向の位置を確
認し、子線方向の終点でなければステップS46で母線
方向に逆進させてステップS44にもどる。ステップS
45で子線方向の終点に到達していたら、ステップS4
7で子線方向の送りを停止し、ステップS48で研磨工
具の回転を停止し、ステップS49で研磨工具を上昇さ
せて終了する。
【0048】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0049】ワークの被加工面の曲率半径が小さい場合
でも、その周縁部において研磨量が著しく低減するのを
回避して、被加工面全体を均一に研磨することができ
る。特に、ダイヤモンド精密切削加工後のトーリック金
型の鏡面部の研磨仕上げ等に最適であり、トーリック形
状等のレンズの高性能化に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態による研磨装置を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の装置の研磨工具のみを示す立面図であ
る。
【図3】第1の変形例による研磨工具を示す断面図であ
る。
【図4】図3の研磨工具とその駆動部を示す断面図であ
る。
【図5】3つの送りパターンを示す図である。
【図6】図5の(a)の送りパターンを説明するフロー
チャートである。
【図7】図5の(b)の送りパターンを説明するフロー
チャートである。
【図8】図5の(c)の送りパターンを説明するフロー
チャートである。
【図9】一従来例による研磨装置を説明する図である。
【図10】図9の装置における研磨荷重を説明する図で
ある。
【符号の説明】
10,60 研磨工具 11 研磨ヘッド 12 エアーシリンダ 20 ワーク保持台 30 X揺動機構 40 Y揺動機構 50 台盤 62 周転円機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを保持するワーク保持台と、該ワ
    ーク保持台を第1の軸のまわりに枢動させるための第1
    の駆動手段と、前記ワーク保持台を第2の軸のまわりに
    枢動させるための第2の駆動手段と、前記ワークの被加
    工面を研磨する研磨工具と、該研磨工具を第3の軸に沿
    って往復移動させるための第3の駆動手段と、前記研磨
    工具を回転させるための回転手段を有する研磨装置。
  2. 【請求項2】 台盤上において第1の軸のまわりに枢動
    自在に支持された第1の揺動ステージと、これを枢動さ
    せるための第1の駆動手段と、前記第1の揺動ステージ
    上において第2の軸のまわりに枢動自在に支持された第
    2の揺動ステージと、これを枢動させるための第2の駆
    動手段と、前記第2の揺動ステージに支持されたワーク
    保持台と、該ワーク保持台に保持されたワークの被加工
    面を研磨する研磨工具と、該研磨工具を第3の軸に沿っ
    て往復移動させるための第3の駆動手段と、前記研磨工
    具を回転させるための回転手段を有する研磨装置。
  3. 【請求項3】 研磨工具の傾斜角度を変化させる傾斜角
    度調節手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    または2記載の研磨装置。
  4. 【請求項4】 第1の軸に対するワーク保持台の離間距
    離を調節するための離間距離調節手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の
    研磨装置。
  5. 【請求項5】 第2の軸に対するワーク保持台の離間距
    離を調節するための第2の離間距離調節手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項
    記載の研磨装置。
  6. 【請求項6】 回転手段が、研磨工具を第3の軸のまわ
    りに公転させる公転機構と、前記研磨工具を自転させる
    自転機構を備えていることを特徴とする請求項1ないし
    5いずれか1項記載の研磨装置。
  7. 【請求項7】 ワークの被加工面に研磨工具を当接しな
    がら前記ワークを直交する2軸の方向に送る工程を有
    し、前記被加工面の曲率の中心に位置する軸のまわりに
    前記ワークを枢動させることで各軸方向の送りを行なう
    ことを特徴とする研磨方法。
JP28140297A 1997-09-29 1997-09-29 研磨装置および研磨方法 Pending JPH1199454A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001038592A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Canon Inc 研磨方法および研磨装置
CN105479295A (zh) * 2015-12-09 2016-04-13 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 可均化误差的抛光路径的生成方法
CN105598785A (zh) * 2015-10-14 2016-05-25 中国人民解放军国防科学技术大学 一种复合随机振动的小口径抛光装置

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