JPS5813444Y2 - 磁気記録テ−プ - Google Patents
磁気記録テ−プInfo
- Publication number
- JPS5813444Y2 JPS5813444Y2 JP1977005974U JP597477U JPS5813444Y2 JP S5813444 Y2 JPS5813444 Y2 JP S5813444Y2 JP 1977005974 U JP1977005974 U JP 1977005974U JP 597477 U JP597477 U JP 597477U JP S5813444 Y2 JPS5813444 Y2 JP S5813444Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rough surface
- magnetic recording
- antistatic agent
- recording tape
- magnetic layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、巻取時に走行が安定し、側端面を整然と揃え
て巻き取ることのできる磁気記録テープに関する。
て巻き取ることのできる磁気記録テープに関する。
ポリエステルフィルム、アセテートフィルムなどのプラ
スチック基体フィルムの表面に磁性層を設けた磁気記録
テープでは、早送り、巻き戻しなどの高送操作をする際
テープ間の層間密着やテープ間への空気の巻き込みなど
によって走行が不安定となり、巻取リールに巻き取られ
たテープ巻同体の側端面が整然と揃わず、いわゆる乱巻
状態を呈することがある。
スチック基体フィルムの表面に磁性層を設けた磁気記録
テープでは、早送り、巻き戻しなどの高送操作をする際
テープ間の層間密着やテープ間への空気の巻き込みなど
によって走行が不安定となり、巻取リールに巻き取られ
たテープ巻同体の側端面が整然と揃わず、いわゆる乱巻
状態を呈することがある。
その結果、磁気記録テープの側端が伸び変形、あるいは
損傷し、出力変動、ドロップアウトを生じる原因となっ
ている。
損傷し、出力変動、ドロップアウトを生じる原因となっ
ている。
このような欠点を改善する方法としてプラスチック基体
フィルムの磁性層を有する面と反対面に、側端1で連通
ずる約0.4 rran幅の溝部と一辺の長さが約1.
25mmの平担面を有する正方形の突出部とからなる突
起模様の塗膜を約1−2μ厚に塗着して、テープ間に巻
き込まれる空気の流出を円滑にすることによって、乱巻
を防止することが提案されている。
フィルムの磁性層を有する面と反対面に、側端1で連通
ずる約0.4 rran幅の溝部と一辺の長さが約1.
25mmの平担面を有する正方形の突出部とからなる突
起模様の塗膜を約1−2μ厚に塗着して、テープ間に巻
き込まれる空気の流出を円滑にすることによって、乱巻
を防止することが提案されている。
しかし、近年磁気ヘッドとの接触を良くするため、磁性
層の表面をカレンダーロールなどで平滑面とした磁気記
録テープでは、上記従来の方法を使用しても乱巻状態を
充分抑制することができない。
層の表面をカレンダーロールなどで平滑面とした磁気記
録テープでは、上記従来の方法を使用しても乱巻状態を
充分抑制することができない。
しかも、前記塗膜がテープを巻回状態で長期間保存した
時、磁性層と粘着して剥離するなどの欠点がある。
時、磁性層と粘着して剥離するなどの欠点がある。
本考案者らは、かかる欠点を改良するため、種種検討し
た結果、ポリエステルフィルム、アセテートフィルムな
どのプラスチック基体フィルムの磁性層を形成する面と
反対面に、サンドブラストあるいはアルカリ溶液中での
エツチングなどの機械的あるいは化学的手段によって、
柔軟でかつ微細な突起を有する粗面を形成したとき、乱
巻状態を充分に抑制できることを見い出した。
た結果、ポリエステルフィルム、アセテートフィルムな
どのプラスチック基体フィルムの磁性層を形成する面と
反対面に、サンドブラストあるいはアルカリ溶液中での
エツチングなどの機械的あるいは化学的手段によって、
柔軟でかつ微細な突起を有する粗面を形成したとき、乱
巻状態を充分に抑制できることを見い出した。
しかし、この磁気記録テープの粗面ば比較的大きな電気
抵抗を有するため、帯電し易く、使用条件によっては、
帯電によって乱巻状態を生じることがある。
抵抗を有するため、帯電し易く、使用条件によっては、
帯電によって乱巻状態を生じることがある。
本考案は、かかる事情を鑑みてなされたもので、前記プ
ラスチック基体フィルムの磁性層を形成する面と反対面
に形成された粗面上に少量の帯電防止剤を被着すること
によって、粗面の微細な突起によるテープ間の巻込み空
気の円滑な流出作用と、テープ間の滑りの抑制作用とを
何ら損うことなく長期間、すぐれた帯電防止作用を維持
して、良好なテープの巻取を行なうことができるように
したものである。
ラスチック基体フィルムの磁性層を形成する面と反対面
に形成された粗面上に少量の帯電防止剤を被着すること
によって、粗面の微細な突起によるテープ間の巻込み空
気の円滑な流出作用と、テープ間の滑りの抑制作用とを
何ら損うことなく長期間、すぐれた帯電防止作用を維持
して、良好なテープの巻取を行なうことができるように
したものである。
このような、すぐれたテープの巻取を可能とするには、
前記粗面の粗さを適切に選定する必要があり、粗面の中
心線平均あらさが、0.3〜5μの範囲が好4しく、こ
の粗さおよび柔軟性を維持するように、帯電防止剤を被
着することが肝容である。
前記粗面の粗さを適切に選定する必要があり、粗面の中
心線平均あらさが、0.3〜5μの範囲が好4しく、こ
の粗さおよび柔軟性を維持するように、帯電防止剤を被
着することが肝容である。
これを満足する一方法としては、帯電防止剤を水、アル
コール、トルエン、MIBKなどの溶媒中に充分に低濃
度で溶解あるいは分散させ、これを前記粗面上に塗布す
るか、あるいは、この液体中に粗面を有する基体フィル
ムを浸漬することによって粗面の表面上に薄く均一に帯
電防止剤を被着させることができる。
コール、トルエン、MIBKなどの溶媒中に充分に低濃
度で溶解あるいは分散させ、これを前記粗面上に塗布す
るか、あるいは、この液体中に粗面を有する基体フィル
ムを浸漬することによって粗面の表面上に薄く均一に帯
電防止剤を被着させることができる。
このように粗面の粗さおよび柔軟性を損うことなく帯電
防止剤を被着するには、前記帯電防止剤を10重量俤以
下の濃度で溶解あるいは分散した液体で使用するのがよ
い。
防止剤を被着するには、前記帯電防止剤を10重量俤以
下の濃度で溶解あるいは分散した液体で使用するのがよ
い。
また、帯電防止剤として重合性の帯電防止剤を使用し、
これを前記基体フィルムの粗面上で硬化被着したときに
は、粗面からの帯電防止剤の消失をより有効に防止する
ことができ、しかも、帯電防止剤の表面への浸み出しに
よる粘着化も防止できるのでより好適である。
これを前記基体フィルムの粗面上で硬化被着したときに
は、粗面からの帯電防止剤の消失をより有効に防止する
ことができ、しかも、帯電防止剤の表面への浸み出しに
よる粘着化も防止できるのでより好適である。
重合性帯電防止剤としては、吉村油化学製の重合性第4
級アンモニウム塩からなるPM−70゜AW−1、AW
−2、バーマックスS、PMX−5006、PMX50
07、PMX5008などが適当である。
級アンモニウム塩からなるPM−70゜AW−1、AW
−2、バーマックスS、PMX−5006、PMX50
07、PMX5008などが適当である。
これらの帯電防止剤は、重合開始剤を含んでいるので1
00〜120℃で加熱処理を施すことによって、容易に
重合することができる。
00〜120℃で加熱処理を施すことによって、容易に
重合することができる。
次に本考案の実施例について説明する。
実施例1
図面に示すように、サンドブラスト法によって、裏面に
柔軟でかつ微細な突起を有する粗面1を形成シた約2.
5μ厚のポリエステル基体フィルム20表面に、下記の
組成の磁性塗料を約12μ厚に塗布して磁性層3を塗着
し、その表面にカレンダーロールで鏡面仕上を施こした
。
柔軟でかつ微細な突起を有する粗面1を形成シた約2.
5μ厚のポリエステル基体フィルム20表面に、下記の
組成の磁性塗料を約12μ厚に塗布して磁性層3を塗着
し、その表面にカレンダーロールで鏡面仕上を施こした
。
磁性塗料組成
7−Fe2O3粉末 300重量部塩ビー酢ビ
共重合体 80 〃 DOP 30 /1トルエン
150 〃 MIBK 200 tt次にこの
基体フィルム2の粗面1上に、2MX5006(吉村油
化学製、重合性第4級アンモニウム塩帯電防止剤)の約
2重量多トルエン、MIBK混合溶液を塗布乾燥し、続
いて100〜120℃で10分間加熱硬化処理を施こし
、帯電防止剤4を約0.5 ?/lr?で被着した。
共重合体 80 〃 DOP 30 /1トルエン
150 〃 MIBK 200 tt次にこの
基体フィルム2の粗面1上に、2MX5006(吉村油
化学製、重合性第4級アンモニウム塩帯電防止剤)の約
2重量多トルエン、MIBK混合溶液を塗布乾燥し、続
いて100〜120℃で10分間加熱硬化処理を施こし
、帯電防止剤4を約0.5 ?/lr?で被着した。
この基体フィルムの粗面の中心線平均あらさをランク、
タイラーホブンン社の触針式電気表面あらさ計で測定し
た結果、約0.8μである。
タイラーホブンン社の触針式電気表面あらさ計で測定し
た結果、約0.8μである。
実施例2
約25μ厚のポリエステルフィルムを苛性ソーダ溶液で
エツチング処理して、柔軟でかつ微細な突起を有する粗
面を形成したフィルムを基体フィルムとして、実施例1
と同様の磁性層をその一面に塗着した。
エツチング処理して、柔軟でかつ微細な突起を有する粗
面を形成したフィルムを基体フィルムとして、実施例1
と同様の磁性層をその一面に塗着した。
次に、この基体フィルムの磁性層と反対側の粗面にPM
−70(吉村油化学製、重合性第4級アンモニウム塩帯
電防止剤)の約10重量多水溶液を塗布乾燥し、100
〜120℃で10分間加熱硬化処理を施こし、帯電防止
剤を約0.5y71rrt’で被着した。
−70(吉村油化学製、重合性第4級アンモニウム塩帯
電防止剤)の約10重量多水溶液を塗布乾燥し、100
〜120℃で10分間加熱硬化処理を施こし、帯電防止
剤を約0.5y71rrt’で被着した。
この基体フィルムの粗面の中心線平均あらさば、約1.
5μである。
5μである。
次に、比較参考のために、表面に粗面化工の施こされて
いないポリエステルフィルムの表面に、実施例1と同様
の磁性層を塗着し、さらに裏面に約0.4mm幅の溝部
と一辺の長さが約1.0mmの平担面を有する正方形の
突出部とからなる突起模様の塗膜を塩ビー酢ビ共重合体
からなる塗料で塗着して磁気記録テープ(従来例)を作
製した。
いないポリエステルフィルムの表面に、実施例1と同様
の磁性層を塗着し、さらに裏面に約0.4mm幅の溝部
と一辺の長さが約1.0mmの平担面を有する正方形の
突出部とからなる突起模様の塗膜を塩ビー酢ビ共重合体
からなる塗料で塗着して磁気記録テープ(従来例)を作
製した。
以上のように、実施例1,2で得られた磁気記録テープ
と従来例のもの釦よび実施例1のもののうち帯電防止の
未処理のもの(比較例)を約7m/seeの速度で巻取
操作を繰り返し、乱巻状態が見られる1での回数および
所定電圧を帯電後、帯電圧が半減するまでの時間(半減
期)を測定した結果を下表に示す。
と従来例のもの釦よび実施例1のもののうち帯電防止の
未処理のもの(比較例)を約7m/seeの速度で巻取
操作を繰り返し、乱巻状態が見られる1での回数および
所定電圧を帯電後、帯電圧が半減するまでの時間(半減
期)を測定した結果を下表に示す。
上表から明らかなように、本考案による磁気記録テープ
は150回以上巻取操作を繰り返えしてもほとんど走行
が乱れず、良好な巻取が行なわれ、また帯電圧の半減期
も従来例および比較例と比べても著るしく減少しており
、乾燥状態に卦ける巻取も円滑に行なわれる。
は150回以上巻取操作を繰り返えしてもほとんど走行
が乱れず、良好な巻取が行なわれ、また帯電圧の半減期
も従来例および比較例と比べても著るしく減少しており
、乾燥状態に卦ける巻取も円滑に行なわれる。
また、本考案による磁気記録テープは、粗面の突起がプ
ラスチック材で形成されるために、可撓性あるいは柔軟
性を有し、テープ間の滑りを適度に抑制するとともに、
磁性層への痕跡の残存を防止して磁性層への痕跡による
出力変動についてもほとんど異常が認められず、優れた
特性を示す。
ラスチック材で形成されるために、可撓性あるいは柔軟
性を有し、テープ間の滑りを適度に抑制するとともに、
磁性層への痕跡の残存を防止して磁性層への痕跡による
出力変動についてもほとんど異常が認められず、優れた
特性を示す。
図面は本考案による一実施例の磁気記録テープの断面図
である。 1・・・・・・粗面、2・・・・・・基体フィルム、3
・・・・・・磁性層、4・・・・・・帯電断止剤。
である。 1・・・・・・粗面、2・・・・・・基体フィルム、3
・・・・・・磁性層、4・・・・・・帯電断止剤。
Claims (1)
- 表面に磁性層を設けたプラスチック基体フィルムの裏面
に機械的あるいは化学的手段によって、柔軟でかつ微細
な突起を有する粗面を形成し、粗面の中心線平均あらさ
が0.3〜5μとなるように、この粗面に、重合性帯電
防止剤を被着したことを特徴とする磁気記録テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977005974U JPS5813444Y2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | 磁気記録テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977005974U JPS5813444Y2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | 磁気記録テ−プ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52107105U JPS52107105U (ja) | 1977-08-15 |
| JPS5813444Y2 true JPS5813444Y2 (ja) | 1983-03-16 |
Family
ID=28466581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977005974U Expired JPS5813444Y2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | 磁気記録テ−プ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813444Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57169929A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-19 | Tdk Corp | Magnetic recording medium and its manufacture |
| JPS57200937A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-09 | Tdk Corp | Magnetic recording medium |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB700514A (en) * | 1951-02-17 | 1953-12-02 | Emi Ltd | Improvements in or relating to magnetic recording tapes |
| FR1531397A (fr) * | 1967-01-30 | 1968-07-05 | Kodak Pathe | Nouvelles bandes pour enregistrement magnétique |
-
1977
- 1977-01-20 JP JP1977005974U patent/JPS5813444Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52107105U (ja) | 1977-08-15 |
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