JPS58181235A - 開閉器 - Google Patents

開閉器

Info

Publication number
JPS58181235A
JPS58181235A JP6438782A JP6438782A JPS58181235A JP S58181235 A JPS58181235 A JP S58181235A JP 6438782 A JP6438782 A JP 6438782A JP 6438782 A JP6438782 A JP 6438782A JP S58181235 A JPS58181235 A JP S58181235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
inorganic
porous material
highly porous
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6438782A
Other languages
English (en)
Inventor
一 吉安
村田 士郎
久常 文之
伸示 山県
寺地 淳一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6438782A priority Critical patent/JPS58181235A/ja
Publication of JPS58181235A publication Critical patent/JPS58181235A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は開閉器に関するものである。なおこの発明で
いう開閉器とは、特に回路しゃ断器、限流器、電磁開閉
器などをさし、通常は小型容器内でアークを生じる開閉
器を意味する。
以下この発明を回路しゃ断器を例に説明する。
第1図〜第8図は従来の回路しゃ断器を示す断面図で、
それぞれ異なった動作状態を示している。
(1)はカバー、(2)はベースで、カバー(1)とベ
ース(2)とで容器(3)を構成する。(4)は固定接
触子で、固定導体(5)を有し、その一端に固定接点(
6)を有し、他端は外部導体(図示せず)に接続される
ように端子部になっている。 +71は可動接触子で、
可動導体(8)を有し、その一端に固定接点(6)に対
向した可動接点(9)を有している。αOは可動接触子
装置、αDは可動子腕でクロスバ−(2)に固定され、
各極間時に開閉されるように成されている。(至)は消
弧室で消弧板ri菊が側板αGにより保持されている。
Qejはトグルリンク機構で上リンクαηと下リンク(
至)より構成されている。上リンクα力の一端はフレド
ル0Iに、また他端は下リンク(至)の一端にそれぞれ
軸翰な旧こより連結されている。なお下リンク(至)の
他端は上記可動接触子装置0■の可動子腕αBに連結さ
れている。(ハ)は起倒形操作ハンドル、(ハ)は作動
ばねでトグルリンク機構αeの軸Q])と上記操作ハン
ドル(イ)との間に架張されている。(ハ)(ハ)は、
それぞれ熱動および電磁引きはずし機構で作動時には、
それぞれバイメタル(ホ)および可動鉄心(イ)により
トリップバー(ハ)を反時計方向に回動させるようにな
っている。
翰は一端が上記トリップバー(ホ)に係止され他端はフ
レドル0eと係止しているラッチである。クレドルa値
がラッチ翰に係止した状態で操作ハンドル(イ)を閉路
位置に倒せば、トグルリンク機構α0が伸長して軸(ハ
)がフレドル0Iに係止され可動接点(9)は固定接点
(6)に接合される。この状態が第1図である。
次いで操作ハンドル(ハ)を開路位置に倒せば、トグル
リンク機構α6は屈曲して可動接点(9)を固定接点(
6)より開離させて可動子腕αDをフレドル軸(至)に
係止される。この状態が第2図である。また前記第1図
に示す閉路状態で回路に過電流が流れると、熱動引きは
ずし機構(ハ)あるいは電磁引きはずし機構(ハ)か作
動してフレドルO1とラッチ翰の保合を解除し、それに
よりフレドル軸(7)を中心に時計方向にフレドルα9
が回転しストッパー軸0旧こ係止される。フレドル09
と上リンク(17)の連結点が上記作動ばね(ハ)の作
用線を越えるため、作動ばね(ハ)のばね力によってト
グルリンク機構αQが屈曲してクロスバ−@により各極
連動して自動しゃ断を行なう。
この状態が第8図である。
次に回路しゃ断器に詔いて電流しゃ断時に発生するアー
クの振舞いについて説明する。
今、可動接点(9)と固定接点(6)とが接触している
場合においては、その電力は電源側より固定導体(5)
、固定接点(6)、可動接点(9)及び可動導体(8)
を順次経由して負荷側へ供給される。この状態において
、短絡電流などの大電流がこの回路に流れると、前述し
たように熱動引きはずし機構(ハ)あるいは電磁引きは
ずし機構(ハ)が作用して、可動接点(9)を固定接点
(6)から開離させる。この際、上記固定及び可動接点
f6i 、 +9)間にはアーク(2)が発生し、固定
及び可動接点fil 、 +9)アーク電圧か発生し、
それに伴って、固定接点(6)からの可動接点(9)の
開離距離が増大するに従って上昇し、また、同時にアー
ク(至)が消弧板α滲の方向へ磁気力によって引き付け
られ伸長するために、更1こ上昇する。このようにして
、アーク電流は電流零点を迎えてアークを消弧し、しゃ
断が完結する。
このような構成をした従来の開閉器には、下記の如きの
問題点があって、信頼性に劣っている。
先ず、従来の開閉器における消弧板α蜀とアークAとの
関係を示した第4図において、アークAが消弧板α→に
分断されている様子を示しているか、従来のこの種の消
弧板α局はアークAを吸引し、駆動させる能力を有する
ものの、一度アークAが消弧板α4と接触すれば、アー
クAは消弧板α4を貫ぬいて流れる。そのため、アーク
Aの長さが延びず、従って、アーク電圧も上昇せず、ま
た、しゃ断零点におけるしゃ断能カか充分でなかった。
従って、この発明は前述した諸欠点を解消すべくなした
ものであって、導体とこれに固着された接点とからなり
、互いに開閉動作をする少なくとも1対の電気接触子と
、開放動作時に生ずるアークを消弧するための複数の消
弧板と、上記消弧板や上記電気接触子を収納する容器と
を備えた開閉器において、繊維、網および見掛は気孔率
が85%以上の多孔質材料の1種または2種以上の複合
材からなる板状体と磁性金属板とを交互に配置して消弧
板を構成した開閉器を提供するのを目的としている。
要するに、この発明においては、上記特定の材料による
絶縁性の板状体を、互いに隣接した磁性金属板の6対の
間に押入配置させることにより、前述した磁性金属板を
貫ぬいて流れることによる開閉器のしゃ断能力の低下を
防止する。
以後、添付図面、特に第5図と第6図とを参照しながら
、この発明の好ましい実施例を詳述する。
先ず、第5図において、(14a)は磁性金属板を、ま
た、(14b)は、たとえば無機質高多孔材料製の板状
体を示す。これら両者(14a)、(14b)は交互に
、しかも互いに隔離された状態で側板(至)により支持
されている。
尚、その他の構成については、第1図から第8図に示し
たのと同一構成でも良いので、ここでは便宜上、その詳
細な説明はしないものとする。
以上の如く構成すれは、第6図に示すように、磁性金属
板(14a)を貫ぬいて流れようとするアーク人は、そ
の磁性金属板(1,4a)の近隣に無機質高多孔材料か
らなる板状体(14b)があるかために、貫流すること
なくいわゆる「遠まわり」をすることになる。従って、
全ての消弧板を貫流してしまうアークに比べて、遠まわ
りするアークAの全長は長くなるので、アーク電圧は上
昇し、さらに、しゃ断能力も向上する。
次ニ、無機質高多孔材料を用いていることから、容器内
の内圧抑制の効果もあり、この点について説明する。
従来例の説明において記述したように、注入された美大
なアークエネルギーは最終的には熱エネルギーの形にな
り完全に容器外に逃げ去るが、それ迄の過渡時には限ら
れた容器内のガスの温度を上昇させ、引いてはガス圧力
を急激に上昇させることになる。これにより回路しゃ断
器内部の絶縁劣化、回路しゃ断器外部への放出火花量の
増大による電源短絡事故、回路しゃ断器本体の破壊等の
重大な欠点があった。
次にこの発明を創作する基になったアークのエネルギー
消費のメカニズムに関して述べる。
第7図は、接触子+41 (7)間にアークAが生じた
図である。図中Tはアークから接触子に伝導して逃げる
熱エネルギーの流れ、mはアーク空間から逃げる金属粒
子のエネルギーの流れ、Rはアーク空間から逃げる光に
よるエネルギーの流れをそれぞれ示している。第8図に
おいて、アークに注入されたエネルギーは、上記の三つ
のエネルギーの流れ、T、m、Hによって概ね消費され
てしまう。
この内、電極への熱の逃げTは微小であり、大半のエネ
ルギーはmとRにて持ち去られてしまう。
さて、従来、アークのエネルギーの消費のメカニズムに
おいては、図中のmが圧倒的であり、Rのエネルギーは
ほとんど無視されていたが、発明者等の最近の研究によ
り、Rのエネルギー即ち、光によるエネルギーの消費が
アークに注入されたエネルギーの約70%にも達する程
美大であることがわかった。
即ちアークに注入されたエネルギーの消費は次のように
解析できる。
Pw=V−I =Px+Pth+Pa PK=Hmv”+m−Cp−T 但し、 Pw:  瞬時注入エネルギー V  ; アーク電圧 I  : 電流 V−I  :  アークに注入される瞬時電気エネルギ
ーPK  、  金属粒子が持ち去る瞬時エネルギー消
費量 2mV”:  mgの金属粒子が速度Vで飛び去る時に
持ち去る瞬時エネルギー消費量 m−cp−T:  定圧比熱Cpのガス(金属粒子のガ
ス)が温度Tにて逃げた時に持ち去 る瞬時エネルギー消費量 pth  :  アーク空間から、電極へ熱伝導にて逃
げ去る瞬時エネルギー消費量 PR:  光により、アークから直接放射される瞬時エ
ネルギー消費量 上記の消費量は電極形状やアーク長によって変化するが
、10〜20mmのアークに対してはそれぞれPx=1
0〜20%、Pth=−5% PR=75〜85%であ
る。
次にアークを容器に閉じ込めた時の状況を第8図に示す
。アークを容器に閉じ込めると、容器内空間は、電極の
金属粒子が充満しかつ高温の状態となる。特に、アーク
陽光柱Aの周辺ガス空間。
(図中斜線で示した空間Q)は、上記の状態が著しい。
さて、アークから発した光は、アーク陽光柱Aから放出
され、容器(3)の壁に照射され反射する。反射された
光は数置され、再度、電極粒子の充満した高温空間を通
過し、再度、壁面に照射される、このような過程を光量
が零になるまで繰り返すのである。この間の、光の経路
を図中Ra→Rb→RC→Rdにて示している。
上記の過程において、アークから発した光の消費は次の
二点である。
(1)壁面での吸収 (2)アーク駅間及び周辺(高温)ガス空間による吸収
、すなわちガス空間による吸収。アークから発する光は
、2000λ以下の遠紫外から、1μm以上の遠赤外ま
でのすべての波長領域に渡り、連続スペクトルおよび線
スペクトルからなる。一般の容器壁面は、たとえ表面が
黒色をしていても、4000A〜5500A程度の範囲
においてのみ、光の吸収能力を有するのみで、その他の
範囲においては、一部を吸収するにとどまりほとんど反
射してしまうものである。ところが、アーク空間及び周
辺高温ガス空間での吸収は次のようになる。
長さしの一様な組成・温度を有するガス空間に波長λの
光を照射した時におけるガス空間による光の吸収量は、
次のように算定出来る。
Ia = A−n−LI in        =  
(111a:ガスによる吸収エネルギー A :吸収確率 Iin:照射する光エネルギー n :粒子密度 L :光が通過する光路長 似し、(1)式は、特定波長λに対する吸収エネルギー
量を示す、、Aは特定波長λに対する吸収確率であり、
波長λ、ガス温度、粒子の種類の関数である。
(1)式について、量子力学の教えに従えば、吸収係数
Aは、連続・線スペクトルともに、光を発する光源ガス
と同一状態のガス(即ち、粒子の種類、温度が同一)が
最も大きな値を有することになる。
即ち、アーク空間から発する光は、アーク空間及びその
周辺ガス空間に最も多く吸収される。
(1)式において、光の吸収エネルギー量Iaは、光路
長りに比例する。第8図に示すように、アーク空間から
の光が壁面にて反射されると、(1)式中のしは、その
反射回数の倍数だけ増大することになり、アーク空間の
高温部で吸収される光エネルギー量が増大することにな
る。
これは、即ち、アークの発する光のエネルギーが結局、
容器内のガスに吸収され、これによってガスの温度が上
昇し、ガスの圧力が上昇することを意味している。
そこでこの発明の前提としては、アークに注入されたエ
ネルギーの約70%にも達する光のエネルギーを効果的
に吸収するために、一部の消弧板の材料として繊維、網
および多孔質材料のうちの1種または2種以上の複合材
を使用する。すなわち、アークの発する光を効果的に吸
収する上記特定の材料からなる板状体と磁性金属板とを
交互に配着して消弧板を構成することによって、アーク
を伸長させ、かつ、容器内の光を多量に吸収し、ガス空
間の温度を低下させ、それにより圧力を低下させるもの
である。
上記繊維としては、無機系、金属、複合材、縁材および
不織布などのうちから選択されるが、高温アークにさら
される空間に設置する関係上、熱的強度のあるものが必
要である。
また、網としては、無機系、金属および複合材などのほ
か、細線金網を多層に重ねたものや鵬素線などもその選
択の対象となり得るものである。
この網の場合も、熱的強度のあるものが必要である。
上記繊維および網の材料のうち、無機系ではセラミック
、カーボン、アスベストなどが好適であり、金属ではF
e、Cuが最適であり、Zn、Niなどにメッキを施こ
したものも適用可能である。
多孔質素材とは、一般には固体構造内に多数の細孔を持
つ材料で、金属、無機系、有機質などの多くの範囲にお
ける材料に存在するもので、材質と細孔との関係におい
て、一つは固体粒子相互の接点で焼結固化したもの、他
の一つは孔が主体で孔を形成する隔壁が固体物質である
ものに区別されている。なおこの発明で素材とは、形状
にとられれない、形状加工前のもをの材料をいう。
さらに細かく分類すると粒子間の隙間が細孔として存在
するもの、粒子間の隙間と粒子内の孔の細孔を共有する
もの、発泡性の孔を内部に包含するものなどに分けるこ
とができる。また通気性・通水性のあるものと、気孔が
内部に独立し通気性のないものとに大別することもでき
る。
上記の細孔の形状は非常に複雑で、広義的には開孔と閉
孔に類別され、その構造は、細孔容積または気孔率、細
孔径および細孔径分布、比表面積などで表示する。
気孔率には真の気孔率と見掛は気孔率とがあって、多孔
質素材に含まれる開孔と閉孔のすべての細孔容積の割合
を素材の全容積(カサ容積)に対するを隙比すなわち百
分率で示したものを真の気孔率とし、測定方法は液体ま
たは気体による置換法および吸収法などによるが、簡便
法としてJISR2614の耐火断熱レンガの比重およ
び気孔率の測定方法に定義されるとおり次のように計算
される。
真の気孔率=(1−″9比重)X 100%−1[El
− 他方、見掛は気孔率とは、開孔の容積の割合を素材の全
容積(カサ容積)に対する空隙比すなわち百分率で示し
たものであって、JISR2205耐火レンガの見掛は
気孔率、吸収率及び比重の測定方法に定義されると壜り
、次のようにして計算される。なお見掛は気孔率は有効
気孔率ともいう。
細孔径は細孔容積および比表面積の測定値より求められ
るが、原子やイオンの大きさに近いものから粒子団の界
面間隙まで数A(オングストローム)から数mmまで分
布するが、一般に、その分布の平均値として定義される
。多孔質素材では顕微鏡による方法や水銀圧入法で気孔
の形状、大きさおよびその分布を測定することができる
。一般には複雑な気孔の形状や分布の状態を正確に知る
ためには顕微鏡を用いるのが直接的で好ましい。
比表面積の測定は各種吸着ガス質の各温度における吸着
等混線を利用して求めるBET法が多く用いられ、特に
窒素ガスが多く用いられる。
次善ここの発明の前提である、高多孔質材料による光の
エネルギーの吸収とそれによるガスの圧力低下の模様を
、無機質高多孔材料を例に説明する。
jlQ図は無機質高多孔素材を示した斜視図、第1θ図
は第9図の部分拡大断面図である。図において(至)は
無機質高多孔素材、(ロ)は無機質物表面に通じる開孔
を示している。開孔(ロ)の細孔径は数μから数mmま
で大小さまざまな分布を示しているものである。
さて、この多孔素材(至)に第7図のRにて示すように
、光が開孔(ロ)に入射すると、光は無機物の壁面に当
ると、反射される。これが細孔の内部で繰返して起り、
ついには壁面に100%吸収されてしまう。即ち開孔■
に入射した光は、無機物表面に直接吸収され、細孔内で
熱になるのである。
第11図は無機質高多孔材料をモデル容器内に入れたも
のにおいて、その無機質高多孔材料の見掛けの気孔率を
変化させた時のモデル容器内圧力変化の曲線図を示して
いる。第11図で横軸は見掛けの気孔率、縦軸は容器内
壁をCu、Fe、A7なすの金属で構成した時の圧力を
1として規格化しである。実験条件としては、−辺10
 cmの立方体の密閉容器内にAgW接点を10mmの
定ギャップに設置しピークl0KAの正弦波電流のアー
クを8m5(ミリ秒)発生させ、この時のエネルギーで
生じる容器内圧力を測定している。
上記実施例に使用した無機質高多孔材料としては、コー
ジライト材質の陶磁器原料を可燃性もしくは発泡剤を加
えるなどの方法で成形し焼結して、多気孔にした多孔質
陶磁器で、平均細孔径が10〜800μの範囲、 多孔
質素材の見掛は気孔率がそれぞれ20%、80%、85
%、40%、45鳴、50%、60%、70%、80%
、85%のもので、50mmX50mmX8mmjの各
種サンプルを使用しこれを容器壁面に配置し、容器内面
の表面積の50%を覆うようにした。
細孔径としては、吸収される光の波長領域を若干越える
程度の平均細孔径とその細孔が表面に占める割合、即ち
細孔の比表面積の多少が問題となる。また、光の細孔内
吸収においては、細孔の深いものが効果があり、連通気
孔が好ましい。開閉器でアークから発生する光は数百A
 −10000A(1μm)に分布するので、これを若
干越える程度、即ち数千A−[1000μmの平均細孔
径のものが適しており、表面に占める穴の面積が、見掛
は気孔率85%以上となる高多孔質材料がアークの発す
る光の吸収に適している。特に細孔径上限が1000μ
m以下の範囲にある細孔の比表面積が大きい程効果があ
る。実験では平均細孔径5μ〜1mmの高多孔材料を用
いればアークの発する光に対して、良好な吸収特性を示
すことを確認した。
また、材質がガラスで、平均細孔径が5μ、20μであ
る場合、アークの発する光に対して良好な光の吸収を観
測した。
第11図の特性曲線aかられかるように、無機質高多孔
材料の気孔は光エネルギーを吸収し、開閉器内部の圧力
を低下する効果がある。これは多孔質素材の見掛は気孔
率の増大とともに大きくなり、特に気孔率が85%以上
であれば顕著になり、85%までの範囲で効果が確認さ
れた。気孔率がさらに増大すれば、高多孔材料の厚さを
一層増加させることにより対応させる必要がある。
ただし多孔質素材の見掛は気孔率と機械的強度の関係に
おいて、気孔率が大きくなると、もろくなったり、熱伝
導性が低下し高熱により溶融し易く、反対に、気孔率が
小さい場合には、開閉器内減圧の効果が薄い。従って実
用的には多孔質素材の見掛は気孔率が40〜70%の範
囲の高多孔質材料が最適である。
第11図の特性傾向は無機質多孔材料全般について言え
ることであって、これは光の吸収に関する以上の説明か
らも推察できるところである。
従来の開閉器には無機質材料が使用されている ′もの
があるが、その使用目的は、特に有機物容器のアークか
らの保護が主であって、そのため、無機質材料の選定に
あたっては、耐アーク性、寿命、熱伝導、機械的強度、
絶縁性、炭化対策などの特性が重視されている。これら
の特性を満す無機質材料は必然的にち密化指向で構成さ
れており、この発明とは目的を異にするもので、その見
かけ気孔率は20%前後となっている。
高多孔質素材としては無機、金属、有機系などがあるが
、中でも無機系は、絶縁物でかつ高融点材料として特徴
づけられる。この2つの性質は、開閉器の容器内部に設
置する材料としては好適であり、電気的に絶縁物なので
、しゃ断に対し悪影響を及ぼすことはなく、又、高温に
さらされても、融けたり、ガスを出したりしないので、
圧力抑制材料としては最適である。
無機質多孔材料としては、多孔質の陶磁器、耐火物、ガ
ラス、七メント硬化体などがあり、いずれも開閉器内の
ガスの圧力の低下をさせるために使用できる。なお有機
系の多孔質材料では、耐熱性およびガス発生に問題があ
り、金属系の多孔質材料では、絶縁性、耐圧に問題があ
るので、それぞれ使用する場所が限定される。
上述のことから、無機質高多孔材料からなる板状体(1
4b)を第6図に示したように、磁性金属板(14a)
間に配置して消弧板(141を構成すれば、アークAは
伸長されるばかりか、光エネルギーも多量吸収され、開
閉器内部の圧力を効果的に抑制させることができる。ま
た、光エネルギーが多量に吸収されることにより、アー
ク空間の温度は従来と比較して大きく低下されるので、
アークAは狭い空間で長大な蛇行を生起しても、絶縁破
壊して短寸状になることはない。すなわち、アークAは
充分長くなり得ることによって、アーク電圧もさら番こ
増大し、しゃ断性能もますます向上することになる。
第12図はこの発明の実施例にもとづく実測例である。
同図において、横軸は見掛は気孔率、縦軸は標準品にお
けるアーク発生時の容器内圧力を規格値lとして、これ
に対比して示す圧力値である。
実験条件はつぎの通りである。
50Aフレームの実機を使用した。内容積は2cm X
 9 cm X深さ5 cmの密閉容器で、この容器は
有機物であるフェノール樹脂で構成されたものである。
この実機の接点はAgWからなるもので、これにより通
常のしゃ断動作を行ない、ピーク値が14KAの正弦半
波電流のアークを8m5(ミリ秒)発生させ、この時の
エネルギーで生じる容器内圧を測定したものである。
上記板状体(14b)を構成する無機質高多孔材料とし
ては、前述のコージライトを使用した。平均細孔径範囲
10μ〜800μで見掛は気孔率20%。
80%、85%、40%、50%、70%のもので、2
0mmX20mmX8mmlのサンプルを合計2枚使用
した。
同図中、曲線すが実測値から得られた特性曲線である。
黒点aは第11図の測定値aと同一である。
第12図の特性曲線すからも明らかなように、無機質高
多孔材料からなる板状体(14b)と磁性金属板(14
a)とを交互に配置して消弧板α弔を構成すれは、しゃ
断性を良好に維持しながら、内圧の抑制に寄与できるこ
とがわかるほか、上記無機質高多孔材料は、耐アーク性
の観点から見掛は気孔率が特に40%〜70%程度のも
のが有効であることもわかる。
ところで、上記実施例では消弧板α4における板状体(
14b)を見掛は気孔率85%以上の無機質高多孔材料
で構成したものであるが、無機質以外の多孔質材料で構
成してもよく、また多孔質材に代えて繊維もしくは網で
構成することもできるほか、繊維、網および特定の気孔
率の多孔質材料のうち、2種以上の複合材で構成するこ
とも可能である。
以上のようにこの発明は、繊維、網詔よび見掛は気孔率
85%以上の無機質高多孔材料からなる板状体と磁性金
属板とを交互に配して消弧板を構成することにより、し
ゃ断性の向上を図れるのみならず、とくに内圧の抑制に
大きく寄与し得る開閉器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図からWS8図までは、従来の回路しゃ断器の断面
図、第4図は、従来の回路しゃ断器におけるアークと消
弧板の作用説明図、第5図は、この発明を実施した開閉
器に詔ける消弧板の配置を示す斜視図、9I66図は、
第5図に示した消弧板とアークの作用説明図、第7図は
、接触子間にアークが発生した様子を示す説明図、第8
図は容器内の接触子間にアークが発生した様子を示す説
明図、第9図は無機質高多孔素材を示す斜視図、第10
図は第9図の部分拡大断面図、第11図はアークを発生
させたときの、見かけの気孔率に対する容器内圧力変化
を示す曲線図、第12図はこの発明の一実施例による内
圧実測値から求めた特性図である。 (3)・・・容器、+41 、 +71・・・電気接触
子、(51、+81・・・導体、+61 、 +9)・
・・接点、0局・・・消弧板、(14a)・・・磁性金
属板、(14b)・・・板状体、A・・・アーク。 なお、図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。 代理人 葛野信−(外1名) 第1図 第2図 第5図 第6図 2                     /4d
7/4b 43 タ           /46 、J−1,11華−′ 、          /4λ 第7図 第8図 僕 な 特許庁長官殿 1、事件の表示    特願昭 57−064387号
2、発明の名称 開閉器 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 (1) 対象 の「特許請求の範囲」および「発明の詳」の各欄。 6補正の内容 人、明細書: (1)、特許請求の範囲を別紙の通り補正します。 (2)、第2頁第17行目; 「有している。」のつぎに「なお、固定接触子(4)と
可動接触子(7)を総称して電気接触子と称す。 」を加入します。 (3に第5頁第15行目; 「消弧板−は」のつぎに[磁性金属板(14&)で、」
を加入します。 頁第8行目、第13頁第9行目、第24目;− 質材料」とあるのを[無機質高多孔材料します。 3頁第17行目〜同頁第18行目; 系・・・織材」とあるのを「無機系で、織材します。 (2) (6)、#l! 14頁第1行目〜同頁第2行目;[無
機系・・・のほか」とあるのを「無機系で」と補正しま
す。 f7)、@ 14頁第6行目〜同頁第8行目;・   
「無機系・・・であり、」とあるのを「無機系のセラミ
ック、カーボン、アスベストなどが好適である。」と補
正します。 (8)、II 14頁第8行目〜同頁第9行目;rzn
・・・である。」を削除します。 ゛(91第14頁第10行目; 「多孔質素材]とあるのを「無機質高多孔素材」と補正
します。 00)、第14頁第11行目〜同頁第12行目;「金属
・・・もので、」を旭除します。 (ill第16頁第19行目; 「高多孔質材料」とあるのを「繊維、網、無機質高多孔
材料など」と補正します。 (12)、第17頁第8行目; 「この」のつぎに「高」を加入します。 031、第20頁第20行目〜第21頁第1行目;「高
多孔・・・無機系」とあるのを「無機質高多孔素材」と
補正します。 圓、第21頁第8行目; 「無機質」のつぎに「高」を加入します。 固第21頁第12行目〜同頁第13行目;「金属系・・
・あるので、Jを削除します。 (161第24頁第1行目〜同頁第3行目;「無機質・
・・代えて」を*−1除します。 以  上 別  紙 補正後の特許請求の範囲 「(1)導体およびこれに固着された接点により構成さ
れて容器内で開閉動作する少なくとも1対の電気接触子
と、上記容器内に配設されて、開放動作時に生ずるアー
クを消弧する消弧板とを備え、繊維、網および見掛は気
孔率が65%以上のり質高多孔材料のうちの1種または
2種以上の複合材からなる板状体と磁性金属板とを交互
に配置して上記消弧板を構成したことを特徴とする開閉
器。 (2)板状体が無機質高多孔材料で構成され、この無機
質高多孔材料は見掛は気孔率が40%〜70%である特
許請求の範囲第1項記載の開閉器□(3)無機質高多孔
材料は、高多孔度の陶磁器、耐大物、ガラス、およびセ
メント硬化体のうちから選択されている特許請求の範囲
第2項記載の開閉器0 (4)無機質高多孔材料はその平均細孔径が数千A〜数
1000μmである特許請求の範囲1s2項記載の開M
W。J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導体およびこれに固着された接点により構成され
    て容器内で開閉動作する少なくとも1対の電気接触子と
    、上記容器内に配設されて、開放動作時に生ずるアーク
    を消弧する消弧板とを備え、繊維′、網および見掛は気
    孔率が85%以上の多孔質材料のうちの1種または2種
    以上の複合材からなる板状体と磁性金属板とを交互に配
    置して上記消弧板を構成したことを特徴とする開閉器。
  2. (2)上記板状体が無機質高多孔材料で構成され、この
    無機質高多孔材料は見掛は気孔率が40%〜70%であ
    る特許請求の範囲第1項記載の開閉器。
  3. (3)  上記無機質多孔材料は、高多孔度の陶磁器、
    耐火物、ガラス、およびセメント硬化体のうちから選択
    されている特許請求の範囲第2項記載の開閉器。
  4. (4)上記無機質高多孔材料はその平均細孔径が数千へ
    〜数1000μmである特許請求の範囲第2項記載の開
    閉器。
JP6438782A 1982-04-15 1982-04-15 開閉器 Pending JPS58181235A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6438782A JPS58181235A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6438782A JPS58181235A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 開閉器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58181235A true JPS58181235A (ja) 1983-10-22

Family

ID=13256852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6438782A Pending JPS58181235A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 開閉器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58181235A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5084982B1 (ja) * 2012-05-18 2012-11-28 三菱電機株式会社 直流回路用回路遮断器及び直流回路用回路遮断装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50131070A (ja) * 1974-04-04 1975-10-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50131070A (ja) * 1974-04-04 1975-10-16

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5084982B1 (ja) * 2012-05-18 2012-11-28 三菱電機株式会社 直流回路用回路遮断器及び直流回路用回路遮断装置
WO2013171903A1 (ja) * 2012-05-18 2013-11-21 三菱電機株式会社 直流回路用回路遮断器及び直流回路用回路遮断装置
KR20140138843A (ko) 2012-05-18 2014-12-04 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 직류 회로용 회로 차단기 및 직류 회로용 회로 차단 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4575598A (en) Circuit breaker
US4521653A (en) Circuit breaker with arc light absorber
US4516002A (en) Circuit breaker with arc light absorber
US4516003A (en) Circuit breaker with arc light absorber
JPS58181235A (ja) 開閉器
JPH0132673Y2 (ja)
JPH0335769B2 (ja)
JPH029480Y2 (ja)
JPS58181232A (ja) 開閉器
JPS5979933A (ja) 開閉器
JPS58181247A (ja) 開閉器
JPS58181230A (ja) 開閉器
JPS58181241A (ja) 開閉器
JPS58181238A (ja) 開閉器
JPS5935338A (ja) 開閉器
JPS58181234A (ja) 開閉器
JPH0451926B2 (ja)
JPS58181231A (ja) 開閉器
JPS58181245A (ja) 開閉器
JPS58181233A (ja) 開閉器
JPS58181240A (ja) 開閉器
KR890001334Y1 (ko) 개 폐 기
JPS58181237A (ja) 開閉器
JPS5975517A (ja) 開閉器
JPS58181246A (ja) 開閉器