JPS5824741B2 - 磁気探傷法における欠陥性状検知方法 - Google Patents
磁気探傷法における欠陥性状検知方法Info
- Publication number
- JPS5824741B2 JPS5824741B2 JP2053377A JP2053377A JPS5824741B2 JP S5824741 B2 JPS5824741 B2 JP S5824741B2 JP 2053377 A JP2053377 A JP 2053377A JP 2053377 A JP2053377 A JP 2053377A JP S5824741 B2 JPS5824741 B2 JP S5824741B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄鋼材料に存在する欠陥を磁電変換素子を用い
て検出する、いわゆる磁気探傷法において、前記欠陥の
性状検知を可能とする方法を提供するものである。
て検出する、いわゆる磁気探傷法において、前記欠陥の
性状検知を可能とする方法を提供するものである。
磁気探傷法によって欠陥の存否、欠陥の存在位置、欠陥
の大きさ等の検知を行うことは広く知られている。
の大きさ等の検知を行うことは広く知られている。
一般にはこれらを検知するための被探傷物からの入力情
報として被探傷物表面における漏洩磁束の法線方向成分
を用いており、特に欠陥の深さを知るためにはこの法線
方向成分の極大値Aと極小値B(第1図参照)との相の
みを用いていた。
報として被探傷物表面における漏洩磁束の法線方向成分
を用いており、特に欠陥の深さを知るためにはこの法線
方向成分の極大値Aと極小値B(第1図参照)との相の
みを用いていた。
しかしながら欠陥の深さを検知するための情報として法
線方向成分の和(A十B )のみを用いる場合には、被
探傷物表面と欠陥のなす角度、すなわち欠陥角度(第3
図参照)が異ると減衰特性が異なるため正確な欠陥深さ
が検知できないという弊害があった。
線方向成分の和(A十B )のみを用いる場合には、被
探傷物表面と欠陥のなす角度、すなわち欠陥角度(第3
図参照)が異ると減衰特性が異なるため正確な欠陥深さ
が検知できないという弊害があった。
本願発明者等の実験によれば欠陥深さ、欠陥角度及び欠
陥幅などの欠陥性状と漏洩磁束の法線方向成分との間に
は次のような関係が存在することが判明した。
陥幅などの欠陥性状と漏洩磁束の法線方向成分との間に
は次のような関係が存在することが判明した。
(1)欠陥深さとの関係
欠陥幅及び欠陥角度が一定である場合には欠陥深さと、
法線方向成分の極太値A、極小値B及び両者の和(A十
B)の三者夫々との間には第2図に示すように良い相関
が認められた。
法線方向成分の極太値A、極小値B及び両者の和(A十
B)の三者夫々との間には第2図に示すように良い相関
が認められた。
(2)欠陥角度との関係
欠陥深さが一定である場合には欠陥角度θの増減に対応
して法線方向成分の極太値Aと極小値Bとの和(A+B
)が第3図に実線で示すように大小変化し、また法線
方向成分の極大値Aと極小値Bとの比(A/B)も第3
図に一点鎖線で示すように増減し且つ(A+B )と(
A/B )との間にも良い相関が認められた。
して法線方向成分の極太値Aと極小値Bとの和(A+B
)が第3図に実線で示すように大小変化し、また法線
方向成分の極大値Aと極小値Bとの比(A/B)も第3
図に一点鎖線で示すように増減し且つ(A+B )と(
A/B )との間にも良い相関が認められた。
更に(A/B)は欠陥深さには無関係であって欠陥角度
にのみ依存することも明らかとなった。
にのみ依存することも明らかとなった。
(3)欠陥幅との関係
第1図に示す極大値Aを与える位置と極小値Bを与える
位置との間隔の値(以下欠陥信号ピーク間隔値Cという
)と、欠陥幅との間には第4図に示すように後者の増加
に対して前者が微増するという関係がある。
位置との間隔の値(以下欠陥信号ピーク間隔値Cという
)と、欠陥幅との間には第4図に示すように後者の増加
に対して前者が微増するという関係がある。
なおCの値は探傷走査速度によって変化し得るが、該速
度は一定としていることは勿論であり、Cのディメンジ
ョンは時間又は寸法のいずれかである。
度は一定としていることは勿論であり、Cのディメンジ
ョンは時間又は寸法のいずれかである。
本発明は本発明者等が知得した上述の事実に基いてなさ
れたものであって、欠陥信号の極大値A、極小値B、欠
陥信号ピーク間隔値Cを情報源として欠陥深さ、又欠陥
角度及び欠陥幅等に関する欠陥性状をより詳細に検知す
る方法を提供することを目的とする。
れたものであって、欠陥信号の極大値A、極小値B、欠
陥信号ピーク間隔値Cを情報源として欠陥深さ、又欠陥
角度及び欠陥幅等に関する欠陥性状をより詳細に検知す
る方法を提供することを目的とする。
以下本発明方法について詳述すると
@)まず欠陥角度の検知は欠陥信号の極大値Aと極小値
Bとの比(A/B’)C又は(B/A))を用いて行う
。
Bとの比(A/B’)C又は(B/A))を用いて行う
。
すなわち予め求めておいた第3図の如き特性から欠陥角
度θを欠陥深さに無関係に特定しうる。
度θを欠陥深さに無関係に特定しうる。
(0) 次に欠陥幅の検知は前記欠陥信号ピーク間隔
値Cを用いて行う。
値Cを用いて行う。
すなわち予め求めておいた第4図の如き特性から欠陥幅
を特定しうる。
を特定しうる。
(ハ)更に欠陥深さの検知は欠陥信号の極大値A、極小
値B、両者の和(A十B)のうちの少なくとも1つの値
、並びに極大値Aと極小値Bとの比(A/B)(又は(
B/A))を用いて行う。
値B、両者の和(A十B)のうちの少なくとも1つの値
、並びに極大値Aと極小値Bとの比(A/B)(又は(
B/A))を用いて行う。
すなわち比(A/B )によって(イ)に前記した如く
欠陥角度の特定ができ、更に(ロ)に前記したようにし
て欠陥幅の特定も可能であるので、例えば予め欠陥角度
毎に欠陥幅をパラメーターとして求めておいた第2図の
如き特性から欠陥幅を特定し得る。
欠陥角度の特定ができ、更に(ロ)に前記したようにし
て欠陥幅の特定も可能であるので、例えば予め欠陥角度
毎に欠陥幅をパラメーターとして求めておいた第2図の
如き特性から欠陥幅を特定し得る。
第5図は上述した本発明方法の実施に使用する回路例の
ブロックダイヤグラムであってその動作を第6図のタイ
ミングチャートに基いて説明する。
ブロックダイヤグラムであってその動作を第6図のタイ
ミングチャートに基いて説明する。
第5図において磁電変換素子1から第6図aに示す如き
欠陥信号Pが極大値ピークメモリ2及び極小値ピークメ
モリ3に入力され、第6図す及びCに示すように各メモ
リに夫々極大値A及び極小値Bが記憶されるようになっ
ている。
欠陥信号Pが極大値ピークメモリ2及び極小値ピークメ
モリ3に入力され、第6図す及びCに示すように各メモ
リに夫々極大値A及び極小値Bが記憶されるようになっ
ている。
極/JS値ピークメモリ3の一出力端は単安定マルチバ
イブレーク4の入力端に接続されており、該出力端は極
小値ピークメモリ3が極小値Bを記憶したときにトリガ
信号t3を発する。
イブレーク4の入力端に接続されており、該出力端は極
小値ピークメモリ3が極小値Bを記憶したときにトリガ
信号t3を発する。
このトリガ信号t3により前記単安定マルチバイブレー
タ−4は該トリガ信号t3が入力された後第6図dに示
すように一定時間遅延したリセット信号rを発し、この
リセット信号rは極大値ピークメモリ2及び極小値ピー
クメモリ3のリセット端子に入力されて両メモリをリセ
ットし、爾後入力される欠陥信号Pの極太値A及び極小
値Bを夫々記憶し得るようになっている。
タ−4は該トリガ信号t3が入力された後第6図dに示
すように一定時間遅延したリセット信号rを発し、この
リセット信号rは極大値ピークメモリ2及び極小値ピー
クメモリ3のリセット端子に入力されて両メモリをリセ
ットし、爾後入力される欠陥信号Pの極太値A及び極小
値Bを夫々記憶し得るようになっている。
極大値ピークメモリ2の一方の出力端及び極小値ピーク
メモリ3の他方の出力端は記憶した極大値A及び極小値
Bを出力するようになっており、これらの出力端はとも
に加算器5及び除算器6の入力端に接続されて、これら
の加算器5及び除算器6において極太値Aを極小値Bと
の和(A+ B )及び両者の比(A/B )が演算さ
れ出力される。
メモリ3の他方の出力端は記憶した極大値A及び極小値
Bを出力するようになっており、これらの出力端はとも
に加算器5及び除算器6の入力端に接続されて、これら
の加算器5及び除算器6において極太値Aを極小値Bと
の和(A+ B )及び両者の比(A/B )が演算さ
れ出力される。
他方、加算器5の出力信号(A十B)は欠陥角度による
影響を考慮していないものであるので、欠陥角度に関す
る情報である徐算器出力(A/B)とともに補正回路7
に入力される。
影響を考慮していないものであるので、欠陥角度に関す
る情報である徐算器出力(A/B)とともに補正回路7
に入力される。
この補正回路1では加算器出力(A+B )の振幅を前
記徐算器出力(A/B)に基き補正し、被探傷材の表面
に対して垂直な欠陥に対応する値に置換補正して、補正
欠陥深さ信号Sdを出力し、以後の信号処理を簡素化し
ている。
記徐算器出力(A/B)に基き補正し、被探傷材の表面
に対して垂直な欠陥に対応する値に置換補正して、補正
欠陥深さ信号Sdを出力し、以後の信号処理を簡素化し
ている。
極大値ピークメモリ2の他方の出力端は極大値Aを記憶
したときにトリガ信号t2を発し、このトリガ信号t2
と前記トリガ信号t3とは双安定マルチバイブレーク8
に入力されるようになっている。
したときにトリガ信号t2を発し、このトリガ信号t2
と前記トリガ信号t3とは双安定マルチバイブレーク8
に入力されるようになっている。
従ってこの双安定マルチバイブレーク8はトリガ信号t
2.t3の発生タイミングの差すなわち欠陥信号ピーク
間隔値Cに相当する第6図eに示す如き方形波パルスを
出力する。
2.t3の発生タイミングの差すなわち欠陥信号ピーク
間隔値Cに相当する第6図eに示す如き方形波パルスを
出力する。
すなわち第5図の回路によれば除算器6の出力として極
太値Aと極小値Bの比(A/B ’)が得られこれによ
り欠陥角度が検知され、又双安定マルデバイブレーク8
の出力としての欠陥信号ピーク間隔値Cにより欠陥幅が
、更に補正回路7の出力としての補正欠陥深さ信号Sd
により欠陥深さが夫々検知される。
太値Aと極小値Bの比(A/B ’)が得られこれによ
り欠陥角度が検知され、又双安定マルデバイブレーク8
の出力としての欠陥信号ピーク間隔値Cにより欠陥幅が
、更に補正回路7の出力としての補正欠陥深さ信号Sd
により欠陥深さが夫々検知される。
以上のように本発明によれば、欠陥深さ、欠陥角度及び
欠陥幅を正確に知り得て、欠陥性状をより詳細に検知し
うるので、種々の欠陥の分類及び分布の調査等が簡単に
行える。
欠陥幅を正確に知り得て、欠陥性状をより詳細に検知し
うるので、種々の欠陥の分類及び分布の調査等が簡単に
行える。
これらの情報は欠陥発生原因の究明、ミルコントロール
等に利用できるので本発明は鉄鋼材料の品質管理に寄与
する所多大である。
等に利用できるので本発明は鉄鋼材料の品質管理に寄与
する所多大である。
第1図は欠陥信号の波形図、第2.3,4図は欠陥性状
と欠陥信号の相関関係を示すグラフ、第5図は本発明の
実施に使用する回路のブo’ンクダイヤグラム、第6図
は第5図の回路の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
と欠陥信号の相関関係を示すグラフ、第5図は本発明の
実施に使用する回路のブo’ンクダイヤグラム、第6図
は第5図の回路の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉄鋼材料等の被探傷物中に存在する欠陥に起因して
発生する被探傷物表面における漏洩磁束の法線方向成分
を欠陥信号としてとらえることによって前記欠陥を探知
する磁気探傷法において、欠陥探知によって得られた欠
陥信号の極大値と極小値との比を用いて、欠陥角度を検
知することを特徴とする磁気探傷法における欠陥性状検
知方法。 2 鉄鋼材料等の被探傷物中に存在する欠陥に起因して
発生する被探傷物表面における漏洩磁束の法線方向成分
を欠陥信号としてとらえることによって前記欠陥を探知
する磁気探傷法において、欠陥探知によって得られた欠
陥信号の極大値と極小値の間隔値を用いて、欠陥幅を検
知することを特徴とする磁気探傷法における欠陥性状検
知方法。 3 鉄鋼材料等の被探傷物中に存在する欠陥に起因して
発生する被探傷物表面における漏洩磁束の法線方向成分
を欠陥信号としてとらえることによって前記欠陥を探知
する磁気探傷法において、欠陥探知によって得られた欠
陥信号の極大値、極小値又はこれらの和と、前記極大値
と極小値との比とを用いて、欠陥深さを検知することを
特徴とする磁気探傷法における欠陥性状検知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053377A JPS5824741B2 (ja) | 1977-02-25 | 1977-02-25 | 磁気探傷法における欠陥性状検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053377A JPS5824741B2 (ja) | 1977-02-25 | 1977-02-25 | 磁気探傷法における欠陥性状検知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53106088A JPS53106088A (en) | 1978-09-14 |
| JPS5824741B2 true JPS5824741B2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=12029780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2053377A Expired JPS5824741B2 (ja) | 1977-02-25 | 1977-02-25 | 磁気探傷法における欠陥性状検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824741B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6768305B2 (ja) * | 2016-02-23 | 2020-10-14 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | 探傷装置および探傷方法 |
-
1977
- 1977-02-25 JP JP2053377A patent/JPS5824741B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53106088A (en) | 1978-09-14 |
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