JPS5825059B2 - 無機硬化体の製法 - Google Patents
無機硬化体の製法Info
- Publication number
- JPS5825059B2 JPS5825059B2 JP53116851A JP11685178A JPS5825059B2 JP S5825059 B2 JPS5825059 B2 JP S5825059B2 JP 53116851 A JP53116851 A JP 53116851A JP 11685178 A JP11685178 A JP 11685178A JP S5825059 B2 JPS5825059 B2 JP S5825059B2
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- JP
- Japan
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- inorganic
- cured
- tsh
- blast furnace
- furnace slag
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- Expired
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は無機硬化体の製法に関するものである。
従来、カルシウムアルミネートトリサルフェートハイド
レート(3CaO・Al2O3・3CaSO3・nH2
O+nはおおむね31または32の値をとる、以下これ
をTSHと略す)および高炉スラグ硬化物を主成分とす
る無機硬化体は、つぎのようにして製造されていた。
レート(3CaO・Al2O3・3CaSO3・nH2
O+nはおおむね31または32の値をとる、以下これ
をTSHと略す)および高炉スラグ硬化物を主成分とす
る無機硬化体は、つぎのようにして製造されていた。
すなわち、TSH前駆物質であるカルシウムアルミネー
トモノサルフェートハイドレート(3CaO・Al10
3 ・CaSO4HnH20、nはおおむね12の値を
とる、以下これをMSHと略す)と石こうと高炉スラグ
と水とを混練してスラリをつくり、これを抄造、注壓等
により所定の形状に賦形し、ついで、この賦形体を室内
に放置して室温で1日養生したのち、60℃で24時間
湿熱養生し、再び室温で養生することにより、MSHと
石こうとを反応させてTSH化するとともに、高炉スラ
グを水利硬化させて製造されていた。
トモノサルフェートハイドレート(3CaO・Al10
3 ・CaSO4HnH20、nはおおむね12の値を
とる、以下これをMSHと略す)と石こうと高炉スラグ
と水とを混練してスラリをつくり、これを抄造、注壓等
により所定の形状に賦形し、ついで、この賦形体を室内
に放置して室温で1日養生したのち、60℃で24時間
湿熱養生し、再び室温で養生することにより、MSHと
石こうとを反応させてTSH化するとともに、高炉スラ
グを水利硬化させて製造されていた。
このようにして製造された無機硬化体は、構造もかなり
緻密で強度も比較的太である。
緻密で強度も比較的太である。
しかしながら、構造が一層緻密で高強度の無機硬化体の
実現が期待されている。
実現が期待されている。
この発明は、このような事情を鑑みなされたもので、カ
ルシウムアルミネートトリサルフェートハイドレート前
駆物質組成物と高炉スラグとを含む無機硬化体用スラリ
を所定の形状に賦形し、この賦形体を養生して硬化させ
ることにより無機硬化体を製造する方法であって、賦形
体を賦形後難時間の間に湿熱雰囲気中に入れて所定の時
間養生することにより、構造が一層緻密で、高強度な無
機硬化体を製造するものである。
ルシウムアルミネートトリサルフェートハイドレート前
駆物質組成物と高炉スラグとを含む無機硬化体用スラリ
を所定の形状に賦形し、この賦形体を養生して硬化させ
ることにより無機硬化体を製造する方法であって、賦形
体を賦形後難時間の間に湿熱雰囲気中に入れて所定の時
間養生することにより、構造が一層緻密で、高強度な無
機硬化体を製造するものである。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
無機硬化体製造の際のTSH生成反応は、賦形体を室内
に放置して室温において養生しても、高炉スラグの水利
反応よりもかなり速く進行し、50〜60℃において賦
形体を湿熱雰囲気(水分の蒸発を抑制した状態で加熱し
うる雰囲気)下で養生すると最も速く進行する。
に放置して室温において養生しても、高炉スラグの水利
反応よりもかなり速く進行し、50〜60℃において賦
形体を湿熱雰囲気(水分の蒸発を抑制した状態で加熱し
うる雰囲気)下で養生すると最も速く進行する。
他方、高炉スラグの水和反応は、常温では極めて遅く、
80〜90℃において賦形体を湿熱養生(湿熱雰囲気中
で行う養生)するとかなり速くなる。
80〜90℃において賦形体を湿熱養生(湿熱雰囲気中
で行う養生)するとかなり速くなる。
したがって、賦形体の養生に際し、賦形体を室内に室温
で長く置くと、まずTSH生成反応が進み、その際TS
Hの生成による賦形体の膨張と生成したTSHの針状結
晶の発達とにより賦形体中に大きな空隙ができ、ついで
賦形体中に空隙ができたのちに高炉スラグが水利により
硬化する。
で長く置くと、まずTSH生成反応が進み、その際TS
Hの生成による賦形体の膨張と生成したTSHの針状結
晶の発達とにより賦形体中に大きな空隙ができ、ついで
賦形体中に空隙ができたのちに高炉スラグが水利により
硬化する。
そのため、得られる無機硬化体は、緻密な構造となりに
くい。
くい。
このように賦形体を室内に室温で置いたときに、TSH
生成反応が進みだすのが賦形後短時間経過したのち、例
えば賦形後4〜8時間経過したのちである。
生成反応が進みだすのが賦形後短時間経過したのち、例
えば賦形後4〜8時間経過したのちである。
したがって、それまでに、賦形体を、湿熱雰囲気中に入
れて水分の蒸発を抑制した状態で加熱してTSH化と高
炉スラグの養生硬化を同時に行わせると、賦形体の膨張
が抑制され、緻密な構造をもつ高強度の無機硬化体が得
られるのである。
れて水分の蒸発を抑制した状態で加熱してTSH化と高
炉スラグの養生硬化を同時に行わせると、賦形体の膨張
が抑制され、緻密な構造をもつ高強度の無機硬化体が得
られるのである。
なお、賦形体を加熱して養生するときは、賦形体の水分
が蒸発しないようにして行うことが必要である。
が蒸発しないようにして行うことが必要である。
もし水分が蒸発すると、TSH生成反応および高炉スラ
グの水利反応が阻害される。
グの水利反応が阻害される。
上記のように、賦形体を湿熱雰囲気中で養生するときは
、賦形体を、温度80〜90℃、湿度飽和の湿熱雰囲気
中に放置して行うことが好ましい。
、賦形体を、温度80〜90℃、湿度飽和の湿熱雰囲気
中に放置して行うことが好ましい。
その温度が80℃を下まわると、TSH生成反応の反応
速度が高炉スラグの硬化速度に比較して速くなるため、
賦形体の膨張が起こるようになるとともにTSHの針状
結晶の発達が進みすぎるようになる。
速度が高炉スラグの硬化速度に比較して速くなるため、
賦形体の膨張が起こるようになるとともにTSHの針状
結晶の発達が進みすぎるようになる。
逆に、その温度が90℃を上まわると、TSH生成反応
が極端に遅くなるため、湿熱養生後にTSH化が起こり
、硬化体のクラックの原因となるというような傾向がみ
られる。
が極端に遅くなるため、湿熱養生後にTSH化が起こり
、硬化体のクラックの原因となるというような傾向がみ
られる。
湿熱養生時間は、6〜24時間が好ましく、より好まし
くは12〜24時間である。
くは12〜24時間である。
養生時間が、6時間を下まわると、その時間中に充分な
反応が。
反応が。
行われないため、得られる硬化体が軟らかくなって搬送
が不便になり、しかも養生を終えたのちも反応が進むた
め、硬化体に膨張が起こるというような傾向がみられる
。
が不便になり、しかも養生を終えたのちも反応が進むた
め、硬化体に膨張が起こるというような傾向がみられる
。
逆に、養生時間が24時間を超えても、それ以上の効果
の増大が起こらない。
の増大が起こらない。
4そして、得られた無機硬化体は、湿熱養生後、例えば
、室内において室温で養生されたのち、製品化される。
、室内において室温で養生されたのち、製品化される。
なお、この発明で用いる原料のうち、TSH前駆物質組
成物とは、水の存在下において、石こう成分、石灰成分
およびアルミナ成分の少なくとも1つと反応してTSH
になるTSH前駆物質と、前記成分の少なくとも1つと
を配合した組成物をいう。
成物とは、水の存在下において、石こう成分、石灰成分
およびアルミナ成分の少なくとも1つと反応してTSH
になるTSH前駆物質と、前記成分の少なくとも1つと
を配合した組成物をいう。
そのような組成物として、例えば、C3A(3CaO−
A1203)、C5AH6(3CaO−A1203・6
H20)1゜C4A4S (3CaOe 3A t 2
031 CaSO4)。
A1203)、C5AH6(3CaO−A1203・6
H20)1゜C4A4S (3CaOe 3A t 2
031 CaSO4)。
Al1 (SO4)?I ・nH2O2M5Hのような
TSH前駆物質と、石こう等の石こう成分およびCaO
等の石灰成分の少なくとも1つとを配合したものがあげ
られる。
TSH前駆物質と、石こう等の石こう成分およびCaO
等の石灰成分の少なくとも1つとを配合したものがあげ
られる。
また、高炉スラグとしては、水硬性を有している通常の
ものが使用される。
ものが使用される。
また、以上の原料以外の原料、例えば補強材料を用いる
ことは自由である。
ことは自由である。
この発明においては、無機硬化体用材料中に、TSH前
駆物質組成物すなわち硬化時にTSHを主要成分とする
硬化体を成牛しうる硬化体材料用組成物を未硬化の状態
で含ませていることが重要である。
駆物質組成物すなわち硬化時にTSHを主要成分とする
硬化体を成牛しうる硬化体材料用組成物を未硬化の状態
で含ませていることが重要である。
これにより、この組成物の水利硬化と高炉スラグの水利
硬化とが同時並行的に起きるため、この組成物の水利硬
化により得られるT S Hと、高炉スラグ水和硬化物
とが均一かつ強固にからみ合う状態が出現し 得られる
無機硬化体が高炉スラグ水和硬化物単独の無機硬化体よ
りも却って高強度になるからである。
硬化とが同時並行的に起きるため、この組成物の水利硬
化により得られるT S Hと、高炉スラグ水和硬化物
とが均一かつ強固にからみ合う状態が出現し 得られる
無機硬化体が高炉スラグ水和硬化物単独の無機硬化体よ
りも却って高強度になるからである。
これに対し、予めTSHになった状態で配合したときに
は、このような効果が全く期待できない。
は、このような効果が全く期待できない。
添附図面はこのことをよくあられしている。
すなわち、○線および・線は、硬化時にTSHを主要成
分とする硬化体を生成しうる硬化体材料用組成物を未硬
化の状態で高炉スラグに含ませたときの(高炉スラグ/
TSH)比と曲げ強度の関係とをあられし、Δ線および
A線は予めTSHになった状態で配合したときの同上の
関係をあられしているが、それぞれの線の傾きをみれば
、前述のことがよく分かる。
分とする硬化体を生成しうる硬化体材料用組成物を未硬
化の状態で高炉スラグに含ませたときの(高炉スラグ/
TSH)比と曲げ強度の関係とをあられし、Δ線および
A線は予めTSHになった状態で配合したときの同上の
関係をあられしているが、それぞれの線の傾きをみれば
、前述のことがよく分かる。
この発明にかかる方法により得られる無機硬化体用材料
のこのような特性は、この材料が外装建材等の製造に用
いられるとき特にすぐれた効果を発揮する。
のこのような特性は、この材料が外装建材等の製造に用
いられるとき特にすぐれた効果を発揮する。
外装建材等では軽量かつ高強度であることが求められる
からである。
からである。
以上のように、この発明は、TSH前駆物質組成物と高
炉スラグとを含む無機硬化体用スラリを賦形したのち、
短時間の間に賦形体を湿熱雰囲気中に入れて養生するた
め、緻密な構造をもち、高強度な無機硬化体を製造する
ことができる。
炉スラグとを含む無機硬化体用スラリを賦形したのち、
短時間の間に賦形体を湿熱雰囲気中に入れて養生するた
め、緻密な構造をもち、高強度な無機硬化体を製造する
ことができる。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
すなわち、MSHと石こうと高炉スラグとを生成無機硬
化体中において、TSHと高炉スラグ硬化物との重量比
が1:1になるように配合し、さらに、耐アルカリガラ
ス繊維およびパルプを、生成無機硬化体中に耐アルカリ
ガラス繊維が0.5重量%およびパルプが0.6重量%
含有されるように配合し、これらを水とともに混練して
スラリをつくり、これを賦形し、この賦形体を第1表の
条件で養生(養生時間が全体で1週間になるよ乍こ)し
て嵩比重1.00の無機硬化体を製造した。
化体中において、TSHと高炉スラグ硬化物との重量比
が1:1になるように配合し、さらに、耐アルカリガラ
ス繊維およびパルプを、生成無機硬化体中に耐アルカリ
ガラス繊維が0.5重量%およびパルプが0.6重量%
含有されるように配合し、これらを水とともに混練して
スラリをつくり、これを賦形し、この賦形体を第1表の
条件で養生(養生時間が全体で1週間になるよ乍こ)し
て嵩比重1.00の無機硬化体を製造した。
その無機硬化体の性能を第2表に示した。
なお、第1表、第2表において、扁1〜3は比較例であ
る。
る。
なお、賦形体は、賦形直後から、第1表に示す条件で養
生されたものである。
生されたものである。
第2表から明らかなように、実施例の無機硬化体(44
〜12)は、比較例のもの(/I61〜3)に比べて常
態強度が大きく、かつその殆んどのものが、比較例のも
のよりも吸水時の強度低下も少ないことがわかる。
〜12)は、比較例のもの(/I61〜3)に比べて常
態強度が大きく、かつその殆んどのものが、比較例のも
のよりも吸水時の強度低下も少ないことがわかる。
図面はこの発明の詳細な説明するための説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カルシウムアルミネートトリサルフェートハイドレ
ート前駆物質組成物と高炉スラグとを含む無機硬化体用
スラリを所定の形状に賦形し、この賦形体を養生して硬
化させることにより無機硬化体を製造する方法であって
、賦形体を、賦形後難時間の間に湿熱雰囲気中に入れて
所定の時間養生することを特徴とする無機硬化体の製法
。 2 賦形後難時間の間が、賦形後4〜8時間を経過する
までの間であり、湿熱雰囲気が温度80〜90℃の湿熱
雰囲気であり、所定の時間が6〜24時間である特許請
求の範囲第1項記載の無機硬化体の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53116851A JPS5825059B2 (ja) | 1978-09-23 | 1978-09-23 | 無機硬化体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53116851A JPS5825059B2 (ja) | 1978-09-23 | 1978-09-23 | 無機硬化体の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5547261A JPS5547261A (en) | 1980-04-03 |
| JPS5825059B2 true JPS5825059B2 (ja) | 1983-05-25 |
Family
ID=14697187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53116851A Expired JPS5825059B2 (ja) | 1978-09-23 | 1978-09-23 | 無機硬化体の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5825059B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58190857A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | 松下電工株式会社 | 無機硬化体の製法 |
| JPS58208163A (ja) * | 1982-05-27 | 1983-12-03 | 松下電工株式会社 | 無機質硬化体の製法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5126924A (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-05 | Asahi Dow Ltd | Itajokeiryotainoseikeihoho |
-
1978
- 1978-09-23 JP JP53116851A patent/JPS5825059B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5547261A (en) | 1980-04-03 |
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