JPS5827257B2 - タカンシキカルボンサン マタハ ソノキンゾクエン ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

タカンシキカルボンサン マタハ ソノキンゾクエン ノ セイゾウホウホウ

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JPS5827257B2
JPS5827257B2 JP48052274A JP5227473A JPS5827257B2 JP S5827257 B2 JPS5827257 B2 JP S5827257B2 JP 48052274 A JP48052274 A JP 48052274A JP 5227473 A JP5227473 A JP 5227473A JP S5827257 B2 JPS5827257 B2 JP S5827257B2
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cpd
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acid
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学 花本
守正 荒川
潤一郎 大坪
明郷 片ノ坂
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Nippon Zeon Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特殊な多環式オレフィンからそのカルボン酸誘
導体を製造する方法に関する。
本発明者はさきに、シクロペンタジェン(以下CPDと
いう)の3および/または4量体の環内不飽和基をカル
ボキシル化することにより、特異な機能を有する脂環式
カルボン酸またはその金属塩を製造する方法を発明した
(特願昭47−95517、同48−452、同48−
453)。
CPDの3および/または4量体は、ジシクロペンタジ
ェンにCPDが1ないし2分子付加した化学構造をもつ
ものである。
本発明者はこのたび、上記のジシクロペンタジェンの代
りに、テトラまたはヘキサ−ヒドロインデンまたはそれ
らのアルキル置換体を出発物質とし、これに1ないし2
分子のCPDを付加して得られる、エンドメチレンする
下記のような多環式オレフィン もまた、これをカルボキシル化することにより上記特願
の場合と同様に特異な作用効果を有する多環式カルボン
酸またはその金属塩が得られることを見出した。
従来から、種々のオレフィンにカルボキシル基が導入で
きることはよく知られており、ジシクロペンタジェンや
ノルボルネンをカルボキシル化スることも知られている
しかしながらこの上うな2環式オレフィン(ただしエン
ドメチレン基によって形成された環は数えない。
以下同じ)から誘導されたカルボン酸では、本発明の目
的とする特異な作用効果は得られない。
しかるに、3環以上の多環式オレフィンをカルボキシル
化した例はこで示される骨核を有する種々の多環式オレ
フィンにカルボキシル基を導入してその性質を調べたと
ころ、3ないし4環式のカルボン酸が本発明の目的を遠
戚することをつきとめた。
本発明の目的としている特異な作用効果とは、カルボン
酸の状態では樹脂状になり得、かつアルカリ金属塩の状
態では水中で優れた界面活性を示すことである。
この特異な性質は、現在工業的に利用できるものとして
は天然の松樹中から採取されるロジン(脂環構造の3環
式モノカルボン酸)にしか例を見ない。
それ数本発明はロジンと同効の物質を合成する方法を提
供するものである。
本発明はテトラまたはヘキサ−ヒドロインデンに工ない
し2分子のシクロペンタジェンを付加し核を有する多環
式オレフィン(以下単に多環式オレフィンという)を使
用したもので、これから誘される骨核を有する多環式カ
ルボン酸(以下単に多環式カルボン酸という)またはそ
の金属塩は新規物質であって、ロジンと同効の作用を呈
することが判明した。
しかも本発明の方法によれば、CPDの3ないし4量体
を出発物質とする場合よりも一層高い選択性をもってモ
ノカルボン酸を合成することができる。
なぜならCPDの3ないし4量体には2ケのノルボルネ
ン環をもったオレフィンが含まれ易いが、テトラまたは
ヘキサ−ヒドロインデンにCPDを付加したものにはノ
ルボルネン環が1ケしか形成されず、テトラ−ヒドロイ
ンデンを用いた場合に形成する他の1つの不飽和基もそ
れは反応性の低い、シクロペンテンまたはシクロヘキセ
ン環となるからである。
たgしその場合強いカルボキシル化条件下ではジカルボ
ン酸とすることもできる。
以上から明らかなように本発明は、テトラまたはヘキサ
−ヒドロインデンまたはそれらのアルキル置換体に、1
ないし2分子のCPDを付加して得られる多環式オレフ
ィンに、適当な試薬を反応して環内不飽和基にカルボキ
シル基を導入することを特徴とする多環式カルボン酸ま
たはその金属塩の製造方法であり、カルボキシル基の導
入方法としては■一酸化炭素供給体を反応する■いった
んハロゲン化するかもしくはしないで、シアンイオン供
給体を反応させ、シアノ化した後加水分解する■・・ロ
ゲン化し、ついで金属マグネシウムを作用せしめた後、
二酸化炭素を反応させる方法がある。
テトラヒドロインデンとして最も得易い3a・4 ・7 7a−テトラヒドロインデンは なる構造式で示され、CPDと1・3−ブタジェンとを
200℃以上に加熱することにより容易に合成すること
ができる。
またCPDとイソプレンとを熱付加反応させると5また
は6位にメチル基が付いた、3a・4・7・7a−テト
ラヒドロインデンのアルキル置換体が得られる。
同様にして、種々のアルキル置換体が、■・3−ブタジ
ェンのアルキル置換体とCPDのアルキル置換体との熱
付加反応によって合成することができる。
置換しているアルキル基としてはメチル基、エチル基、
n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−
ブチル基、t−ブチル基等を挙げることができ、置換基
の数は2ヶ以上であってもよい。
またインデンを部分的に水素化してもテトラヒドロイン
デンを得ることができる。
水素化を更に進めるとヘキサヒドロインデンが得られる
ヘキサヒドロインデンはまたシクロペンテンと1・3−
ブタジェンとの熱付加反応によっても得ることができる
テトラまたはヘキサ−ヒドロインデンまたはそれらのア
ルキル置換体に1ないし2分子のCPDを付加するには
、該ヒドロインデンにCPDまたはジシクロペンタジェ
ンを加えて熱付加反応することによって得ることができ
る。
熱付加反応は160℃以上の温度、殊に200℃以上の
温度で進行するが、250℃以上になると3分子または
それ以上のCPDが付加した高次付加体あるいは別の反
応機構で進む重合体の生成量が増加して目的とする付加
体が得難くなる。
CPDの付加物には更にCPDが付加反応するため、適
温範囲(2000〜230℃)で反応した場合であって
もCPDの付加反応は多分子性をとる。
従ってCPDの付加分子数が1および/または2の付加
物のみを収得するためには適当な反応率に達したときに
反応を中止し、未反応物を回収した後生酸物中から目的
の付加物のみを蒸留によって分取するのがよい。
しかし、本発明の出発物質中にヒドロインデンあるいは
3分子以上のCPDの付加物が混入していても、本発明
の目的に重大な障害を与えることはないので、用途によ
っては許容でき、従ってCPDの付加操作は上記の方法
に限定される必要はない。
例えばCPDと1・3−ブタジェンとを熱付加反応して
テトラヒドロインデンを合成する際に、反応温度を高く
する(230℃前後)か、あるいはCPDを過剰に配合
すると、テトラヒドロインデンとともに、そのCPD付
加物も多量に生成するので、一段で得ることもできる。
かくして得られた多環式オレフィンにカルボキシル基を
導入するには、既に周知の方法および反応条件を適用す
ることができる。
本発明で採用されるカルボキシル化反応の第1の方法は
一酸化炭素供給体を反応させることによって行なわれる
が、もとより一酸化炭素自体を反応させて行なう方法も
採用できる。
就中代表的な方法としてはオキソ合成またはオレフィン
に刻するレツペ反応と呼ばれている、一酸化炭素の付加
反応がある。
多環式オレフィンに周期律表第■族の金属系触媒たとえ
ば炭酸コバルトや酢酸コバルトのようなコバルト塩、あ
るいはこれらから誘導されるコバルトカルボニルの存在
下、要すればアミンのような水素供給体となる助触媒の
共存下に、水、アルコールまたは水素を介在させつつ一
酸化炭素を加圧下に作用させると、まずノルボルネン環
の不飽和基にヒドロカルボニル付加反応が起る。
触媒としてはコバルトのほか、ニッケル、鉄、パラジウ
ム、ロジウム等も使用できる。
水の介在下では付加したカルボニルに水酸基が入って多
環式オレフィンのノルボルネン不飽和基の炭素にカルボ
キシル基が導入される。
またアルコールの介在下では同様にしてカルボン酸エス
テルが導入され、更に水素の介在下ではアルデヒド基が
導入される。
ここに得られるエステルおよびアルデヒドはそのままで
も新規な樹脂として利用できるが、これらはそれぞれ加
水分解、および酸化するとカルボン酸またはカルボン酸
のアルカリ金属塩となる。
直接カルボン酸を得た場合にも、これを水酸化アルカリ
、炭酸アルカリ、水酸化アルカリ土金属その他の金属化
合物と処理するとカルボン酸の金属塩となることは云う
までもない。
この方法によれば、一酸化炭素の吸収量を追跡すること
によって多環式オレフィンに列するカルボキシル基の導
入割合を調節することができ、場合によっては副反応を
制御するために反応率を低下し、あるいは逆にテトラヒ
ドロインデンを使用した場合には反応を過度に進行させ
ることによってノルボルネン環にのみカルボキシル基が
導入されて得られるモノカルボン酸とシクロペンテン環
またはシクロヘキセン環にもカルボキシル基が導入され
て得られるジカルボン酸とを任意の比率で合成すること
ができる。
またコツホ型反応によって、一酸化炭素を酸触媒下で反
応させてもカルボニル化され、後に加水することによっ
てカルボキシル基とすることができる。
酸触媒としては硫酸、りん酸、弗化水素、三弗化はう素
等が使用でき、加圧下に一酸化炭素を作用せしめる。
酸触媒下では一酸化炭素に替えて、これを発生すること
のできるカルボニル化合物、例えばぎ酸を使用すること
ができる。
ぎ酸を使用するときには過酸化物を触媒として使用する
こともできる。
本発明で採用されるカルボキシル化反応の第2の方法は
、シアンイオン供給体たとえばシアン化水素やシアン化
金属を反応させて二) IJル化合物とし、これを加水
分解してカルボン酸またはその金属塩を得るものである
多環式オレフィンに周期律表第■族の金属の錯化合物、
たとえばパラジウムやニッケルのトリフェニルフォスフ
イン錯体やコバルトカルボニル、ニッケルカルボニル等
ヲ触媒としてシアン化水素を作用させると、電子吸引基
のない環内不飽和基であっても、付加反応が進行してモ
ノシアネートが得られる。
テトラヒドロインデンにCPDを付加して得られる多環
式オレフィンからは強い反応条件を適用することによっ
てジシアネートを得ることもできる。
モノシアネートを合成するには多環式オレフィンのノル
ボルネン環不飽和基に予めハロゲン化試薬を反応させて
ハライドとしておき、これにシアンイオン供給体を置換
させてもよい。
ハロゲン化試薬としては塩化水素および臭化水素が例示
できる。
またシアンイオン供給体としてはシアン化ナトリウム、
シアン化カリウム等のシアン化アルカリ金属や、シアン
化銅のようなシアン化金属が適している。
シアン化アルカリを使用したときは、置換反応は100
℃前後の温度でも進行しうるが、ジメチルスルホキシド
のような極性溶剤を使用するのが好ましい。
あるいはジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル
・ソサエティ第93巻第195頁(1971年)に記載
の方法に従って原料物質を有機溶媒に加え、シアン化ア
ルカリを水に加え、この間にトリカプリルメチルアンモ
ニウムのような高級アルキル基をもった第4級アンモニ
ウム塩あるいはヘキサデシルトリブチルホスホニウムブ
ロマイドのようなホスホニウム塩を介在させることによ
り水中から有機層へシアンイオンを運ぶ方法も採用する
ことができる。
本発明で採用されるカルボキシル化反応の第3の方法は
、上側と同様にまず多環式オレフィンをハライドとし、
これに金属マグネシウムを作用させてグリニヤ試薬を形
成せしめ、ついで二酸化炭素を吹込んでグリニヤ反応を
起し、加水することによってカルボキシル化するもので
ある。
以上に記述した方法はいずれを採用しても本発明の目的
を達成できるが、反応時間、反応温度、圧力条件、溶媒
の種類、触媒の種類等は適宜決定されるものであってそ
れらを任意に選択しても本発明の技術的範囲を逸脱する
ものではない。
本発明によって得られる多環式カルボン酸は、前記した
ようにロジンまたはその誘導体と同様の用途に使用して
優れた効果をもたらす。
塗料、インキ、接着剤等の配合剤として使用する場合に
はカルボン酸のままの形でも使用できるが、多価アルコ
ールまたは1価アルコールでエステル化し、あるいは周
期律表第■族の金属塩として酸価を低下するとともに分
子量を大きくして使用する方が効果が高い。
エステル化するときは本発明で得られるカルボン酸を常
法によりアルコールと縮合反応するか、あるいは多環式
オレフィンにアルコール介在下で一酸化炭素を反応させ
て直接エステル体を製造するか、もしくは製造したエス
テルが1価アルコールのエステルであれば、更にこれと
多価アルコールとでエステル交換を行なうことによって
得られる。
アルカリ土金属塩として使用するときは多環式カルボン
酸に金属酸化物あるいは金属水酸化物を反応するか、ま
たは該カルボン酸のアルカリ金属塩と水溶性無機アルカ
リ土金属塩との間で複分解することにより得ることがで
きる。
以上のような□分子量を高くして使用する場合にはジカ
ルボン酸を副生せしめたもの、あるいはカルボキシル化
反応中に他の反応機構で副生ずる二量化体等の高分子生
成物を多量に含有するものがむしろ有利である。
一方、本発明によって得られる金属塩、殊にアルカリ塩
は水中で界面活性効果を示すので、洗浄剤や乳化剤とし
て有用であり、特にこれが樹脂状を呈することを利用し
て、製紙用サイズ剤、および合成ゴムや合成樹脂の乳化
重合における乳化剤として利用すれば工業的価値が犬で
ある。
この場合にはモノカルボン酸塩が好ましい。
なお、前記したように分子量を高(して利用する場合に
は、テトラまたはヘキサ−ヒドロインデンに3分子以上
のCPDが付加した多環式オレフィンが相当量混入した
ものを出発原料として使用することもできる。
またへキサヒドロインデンから誘導した本発明のカルボ
ン酸は多環式疎水基に不飽和基が存在していないので化
学的に安定であるという利点がある。
次に実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。
実施例 1 ブタジェンとCPDとの等モル混合物を230℃で1時
間、自圧下に反応させた生成物から精密分別蒸留により
純度90%の3a・4・7・7aテトラヒドロインデン
を調製した。
不純物はブタジェンとCPDとの共二量化によってでき
た配位異性体で、主としてビニルノルボルネン、ジシク
ロペンタジェンおよびビニルシクロヘキセンから成って
いた。
ここに得られた精留品10モルを230℃に保温攪拌し
、その中へ6時間にわたってジシクロペンタジェン3モ
ルを滴下した。
滴下終了後分別蒸留し、90℃〜110℃/10mmH
gおよび110°〜140℃/ 10 rtanHgの
沸点範囲の留分をそれぞれ分取した。
ガスクロマトグラムを求め、更に分取式ガスクロマトグ
ラフによって分離した各成分をNMRによって構造を確
認した結果前者の第1留分は1分子のCPDが付加して
できた共3量体であり(少量のトリシクロペンタジェン
等の3量化異性体を含有)、後者の第2留分は共3量体
70%、共4量体(共3量体に更に1分子のCPDが付
加したもの)20%およびその他の配位異性体10%の
混合物であった。
第1留分として得た共3量体130grをベンゼン13
0 gr 、ジコバルトオクタカルボニル6.5gr、
水65gr、およびピリジン35 grとともに21の
オートクレーブに仕込み、密封して一酸化炭素を圧入し
て圧力180 kg/crA1温度160℃に保って3
時間かくはんした。
反応終了後内容物を取出して稀硫酸で触媒を分解し、水
洗乾燥後ベンゼンと未反応物を留去すると残渣としてヒ
ドロカルボキシ体121 grが得られた。
このものの赤外吸収スペクトル(以下IRという)はカ
ルボン酸の存在と、ノルボルネン環二重結合の消失を示
し、淡黄色樹脂状で環球法軟化点82℃、酸価241で
あった。
この酸価はCI)式(分子量232)からの計算値とは
g等しいが、ケルパーミュエーションクロマトクラムか
ら、〔■〕式の分子量に相当する主成分の他にその倍量
に相当する成分の含有(約30%)が認められ、また少
量のジカルボン酸も含有していることが推定される。
実施例 2 実施例1の前半で第2留分として得た共3.4量体混合
物200 grをキシレン200gr、ジコバルトオク
タカルボニル5gr、メチルアルコール128 gr
、およびピリジン50grとともに21のオートクレー
ブに仕込み、密封して一酸化炭素を圧入し、圧力180
kg/cst、温度145℃に保って3時間かくはん
した。
反応終了後内容物を取出して稀硫酸で触媒を分解し、水
洗、乾燥後、蒸留器に移してメチルアルコール、キシレ
ンおよび未反応物を蒸留回収し、引続き沸点95℃〜1
10℃/ 1 mvtHgの留分を減圧蒸留した。
このものはIRでエステル基の吸収が認められ、ノルボ
ルネン環二重結合の吸収は消失し、酸価がなく、げん化
価210を示したことから該当する多環式モノカルボン
酸のメチルエステルであると思われる。
これを水酸化ナトリウムでげん化して相当するナトリウ
ム塩とした。
その一部をとって酸性とし、析出した樹脂をベンゼンで
抽出しベンゼンを回収すると軟化点98℃、酸価221
の淡黄色透明の樹脂を得た。
実施例 3 イソプレン1030グ、CPD100Oグ、およびメチ
ルアルコール21を101のオートクレ−プに仕込み、
自圧下270℃に1時間かきまぜた。
反応後蒸留により50°〜75℃/20mm Hgの留
分992 grを得た。
このものはガスクロマトグラフィーにより72%の5メ
チルまたは6メチルテトラヒドロインデンを含んでおり
、残りは各種2量体の配位異性体混合物であった。
この留分670 grを240℃に保温攪拌した中へC
PD200grを3時間にわたって滴下し、後1時間反
応した。
反応生成物から未反応物を蒸留回収した後引続き減圧蒸
留し、80°〜130℃151nr/LHgの沸点留分
を分取した。
このものは常法によって組成分析すると、CPDI分子
が付加 して得られたn−aおよび■−bのような多環式オレフ
ィンを主成分とするものであった。
このもの100 grを、ベンゼン100gr。
シアン化水素5 grlPd (P (C6H=、O)
s 〕48gr・およびP (C6H50) 340
grとともに11のオートクレーブに仕込み、140℃
に加熱した。
4時間毎にシアン水素5 grを追加しつつ合計20時
間保温した。
反応物を稀アルカリと稀塩酸で洗浄し、水洗乾燥後蒸留
して沸点1300〜140℃/ 1 vtrrtHgの
留分65grを分取した。
このものは元素分析IR1分子量の測定結果から該当す
る多環式シアノ化合物であることを確認した。
得られたシアノ化合物50fを強いかくはん機の付いた
ステンレス製フラスコ中で170℃ニ加熱し、これに4
8%苛性カリ水溶液25grを1時間にわたって滴下し
、全体をペースト化させ、なお1時間か(はんした後温
水50grを性用し、更に水で稀釈して固形分40%の
褐色透明の石けん液150 grを得た。
この石けんは該当するモノカルボン酸のカリウム塩であ
った。
この石けん液を酸性とし、析出した樹脂をベンゼンで抽
出し、ベンゼンを回収すると淡黄色透明の樹脂状物が得
られた。
この樹脂はモノカルボン酸で、酸価218、軟化点79
℃を示した。
実施例 4 実施例1において使用したのと同じ3a・4・7・7a
−テトラヒドロインデンをパラジウム炭素触媒下軽度な
水素fヒ反応を行なって、■・2・3a・4・7・7a
−および3a・4・5・6・7・7a−ヘキサヒドロイ
ンデンと少量の3a・4・7・7a−テトラヒドロイン
デンとからなる混合物を得た。
この混合物600 grを240℃に保温攪拌し、その
中ヘジシクロペンタジエン260 grを6時間にわた
って滴下した。
滴下終了後1時間反応してから分別蒸留し、未反応物を
留去した後70°〜150℃15zmHgの沸点留分を
分取した。
このものは数平均分子量214を示し、IRからノルボ
ルネン環二重結合は明確に認められたが、シクロヘキセ
ン環およびシクロペンテン環の二重結合はほんの僅かし
か存在していなかった。
このことからここに得た混合物の主成分はへキサヒドロ
インデンにCPDが1分子付加したもの約6割と同2分
子付加したもの約4割とから成っていることが推定され
た。
これを200grとり、ベンゼン200gr。
ジコバルトオクタカルボニル20grとともに21のオ
ートクレーブに仕込み、CO,/ H2= 1. /
iの混合ガスを160 kg/ctAまで圧入し、かく
はんしつつ昇温しで150℃で3時間反応した。
反応後常法によって触媒を除去し、蒸留によってベンゼ
ンと未反応物を除去した後、主留分として沸点1900
〜210℃/lmmHgの留分を得た。
この留分はアルデヒドのIR吸収を示し、これを常法に
より酸化して淡黄色透明の樹脂を得た。
この。樹脂は軟fヒ点120℃、酸価206を示す多環
式モノカルボン酸であった。
実施例 5 実施例1前半と同様にして調製した第2留分100gr
を11のフラスコに仕込み、か(はん下に35%塩酸3
00 grを加え、80℃で5時間保温かくはんした。
反応液にキシレン100grを加えてキシレン層と水層
とを分離し、キシレン層を水洗、脱水後蒸留し、沸点1
15°〜196℃/ 0.6 mrnHgの留分を分取
した。
このものはIRからモノクロライドと推定された。
次に50 (Jmlのフラスコにシアンfヒソーダ30
grとジメチルスルホキシド150m1とを仕込みかく
はん下に90℃に昇温し、上記のモノクロライド130
grを滴下した。
反応温度は発熱により上昇するが160℃を越えないよ
うにした。
滴下終了後なお3時間、160℃に保った。
冷却後反応液を水中に投入し、水中から生成物をエーテ
ルで抽出し、減圧蒸留によって沸点130°〜220℃
/ 0.7 mmHgの成分を分取した。
ここに得たニトリルをオートクレーブ中で水酸fヒカリ
ウム水溶液とともに200℃にかくはんしてけん化し、
カルボン酸カリウム塩を得た。
この石けんから常法によって得た遊離のカルボン酸は黄
色透明の樹脂状物で、軟化点96℃、酸価218を示し
た。
実施例 6 エチルエーテル100grとリボン状金属マグネシウム
5 grを入れた5007711のフラスコ中に乾燥状
態で空気を断ち、25°〜30℃で臭fヒエチル0.5
grを滴下し、グリニヤ反応を開始させた。
そこへ実施例5前半によって得たモノクロライド50g
rを30℃に保ちつつ2時間にわたつて滴下し、その後
30分間かくはんして大部分のマグネシウムを溶解反応
させた。
次にエチルエーテル100grを加え、50℃に保冷し
て二酸化炭素15Jを30分間にわたって吹込んだ。
最後に3%塩酸100grを滴下後10分間かくはんし
た。
反応液から水層を除去した後水洗、乾燥し、蒸留によっ
て130℃/1.2mmHgまでの留分を除去し、残分
として淡黄色透明の樹脂状物を得た。
このものはやはり該当するモノカルボン酸で軟化点89
℃、酸価217を示した。
以上の各実施例で得た石けん(実施例2.3および5)
はいずれも優れた製紙用サイス済1]としての効果を示
した。
また良好な乳fヒ効果を有し、ロジン石けんと同様に、
合成ゴムの乳fヒ重合に乳fヒ剤として使用できた。
またカルボン酸は天然ゴムおよびSBRの良好なタッキ
ファイヤ−となり、特有の粘着性を与えた。
実施例4によって得たカルボン酸は重合ロジンと同様の
性質を示し、これをトリグリセライドまたはカルシウム
塩としたものはそれぞれ135℃、160℃の軟化点を
示し、印刷インキ用の樹脂として優れた効果を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テトラまたはヘキサ−ヒドロインデンまたはそれら
    のアルキル置換体に、1ないし2分子のシクロペンタジ
    ェンを付加して得られる、分子末端フィンに、一酸化炭
    素供給体を反応させ、環内不飽和基をカルボキシル化す
    ることを特徴とする、有する多環式カルボン酸またはそ
    の金属塩の製造方法。 2 テトラまたはヘキサ−ヒドロインデンまたはそれら
    のアルキル置換体に、1ないし2分子のシクロペンタジ
    ェンを付加して得られる、分子末端フィンに、いったん
    ハロゲン化するかもしくはしないで、シアンイオン供給
    体を反応させ、環内不飽和基をシアノ化した後加水分解
    することを特徴る骨核を有する多環式カルボン酸または
    その金属塩の製造方法。 3 テトラまたはヘキサ−ヒドロインデンまたはそれら
    のアルキル置換体に、■ないし2分子のシクロペンタジ
    ェンを付加して得られる。 分子末端フィンの環内不飽和基をハロゲン化し、ついで
    金属マグネシウムを作用せしめた後、二酸化炭素を反応
    させることを特徴とする、分子末端に式カルボン酸また
    はその金属塩の製造方法。
JP48052274A 1972-09-21 1973-05-10 タカンシキカルボンサン マタハ ソノキンゾクエン ノ セイゾウホウホウ Expired JPS5827257B2 (ja)

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