JPS5841780A - 化学研摩されたセラミック体の製法 - Google Patents

化学研摩されたセラミック体の製法

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JPS5841780A
JPS5841780A JP57134786A JP13478682A JPS5841780A JP S5841780 A JPS5841780 A JP S5841780A JP 57134786 A JP57134786 A JP 57134786A JP 13478682 A JP13478682 A JP 13478682A JP S5841780 A JPS5841780 A JP S5841780A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプルカリ金属β−および/またはアルカリ金属
βl−アルミナ相成の多結晶セラミックの化学研摩に関
する。一つの観点からは5本発明はセラミック体を化学
研摩してその電気的および/または機械的特性を有意に
改良する化学研摩法に関する。また別の観点からは、本
発明はす) +7ウムー硫黄電池に電解質として有用な
研摩されたカチオン電導性セラミック体に関する。
ナトリウム−硫黄電池は、ナトリウムβ−アルミナ相お
よび/またはナトリ“ウムβI−アル、ミナ相に基づく
セラミックセパレータ材料を用いる。
セラミックセパレータは電解質としても作用し、電池の
作動中にす) IJウムイオンの移動だけを選択的に許
容する。具体的には、す) IJウムー硫黄電池は約3
30℃で使用し、ナトリウムも硫黄もこの電池作動温度
で溶融状態にある。ナトリウムおよび硫黄電極間のセパ
レータは固体イオン族で、通常β−アルミナ(Nano
とATOs の化学化合物でしばしばドーパント、例え
ばI、ilo $Pよび/またはMfOを含む)と称さ
れる。この固体のセラミック膜はNa+イオンの移動だ
叶を許す。
他のすべての電池と同じく、基本的構造単位はセルであ
る。現在、ナトリウム−硫黄電池は円筒形で、一端の閉
じたナトリウムβ−アルミナセラミック管を使用してい
る。嫌とんどの設計例で管の内部にす) IJウムを充
填する。硫黄は良好な導電体でないので、集電体、即ち
電流コレクタとして多孔性炭素マトリックスを用いる。
β−アルミナセラミック管をドーナツ形セラミック絶縁
ディスクに封着してナトリウムおよび硫黄電極間の完全
な物理的かつ化学的分離を達成する。ナトリウムおよび
硫黄容器が集電体として作用する。電池とするには、多
数のナトリウム−硫黄セルを直列!たけ並列に電気接続
する。
これらのナトリウムβ−および/またはβl−アルミナ
セラミック電解質は良好または優秀なセル寿命を呈して
いるが、抵抗率値が高く抵抗が経時変化する(電解質抵
抗率がN&/Bセルの使用につれて増加する)という欠
点ももっている。この現°象を詳しく調べたところ、セ
ラミック電解質管の半径方向のセル抵抗がその材料の固
有(体積)抵抗率データから推定した値よりいつも高い
ことがわかった。このこと−は、これらのセラミック組
成の場合、一層高いセル内抵抗率値(半径方向の)をも
たらす一層高い抵抗率の表面膜が存在することを示唆し
ている。例えば、材料中の過剰量のソーダ(N&*O)
b即ちβ−および/またはβl−アルミナ相に関する溶
解度限界を越えた量のソーダにより抵抗性表面膜が形成
され、従ってその結果焼結材料の表面および粒界に過剰
ソーダが沈積する。
ソーダ豊富相は純粋相のナトリウムβ−および/または
ナトリウムβ−アルミナセラミック材料より抵抗が大き
いので、このようなソーダ豊富相が原因で、セラミック
電解質がNa/S電池において抵抗性表面膜に基づく付
加抵抗率を示す。従って、この表面膜の除去によりHa
/B抵抗を下げ得るはずだという仮説が成立つ。このこ
とはさらに、セラミック電解質の表面にこのような抵抗
膜がなければ、抵抗経時変化の現象も最小になる)・、
なくし得ることを示唆している。
本発明は、一つの観点からは化学研摩によりセラミック
体から表面膜を除去すること、そしてそれにより、セラ
ミック体全体にわたって著しく均一な抵抗率を有する、
即ち表面部分の抵抗率が固有抵抗率と同じか有意の差を
もたない、研摩表面を有するセラミック体を生成するこ
とを目的としている。
ナトリウムβ−アルミナ電解質を用いたナトリウム−硫
黄電池は、ナトリウムβ−アルミナ電解質を用いた電池
方式よりもエネルギー効率が優れているという利点を有
する。ナトリウムβ−アルミナ相組成の、即ちβI−ア
ルミナ相が主成分量存在するナトリウムβ−およびβ−
アルミナ相組成p混合物の電解質はこれまでに多数つく
られている。しかし焼結したま\の状態の電解質はほと
んどが非対称分極および抵抗率経時変化という望ましく
ない現象を呈する。つまり%Na/8電池系で使用につ
れて電解質抵抗率が増加する。実験により、通常の方法
で加工されたこれらのセラミック電解質にソーダ豊富相
と準安定ガラス質相とが存在することが確認された。ほ
かに不純物相も確認された。これらの相の存在によりセ
ラミックが雰囲気中の汚染物、例えば水分およびCox
に一層敏感となり、セラミックが非対称に分極する原因
となっていると推測された。
別の観点からは、本発明は、電解質表面からこれらの非
対称分極の原因となっている相または智質を除去して対
称分極する研摩セラミック電解質を生成することを目的
とする。対照的に、ナトリウムβ−アルミナ相組成の電
゛解質は非対称分極を呈さない。
さらに別の観点からは、本発明は1強度または電気的特
性に有害な微小亀裂や他の傷を化学研摩により除去して
研摩表面を有するセラミック体を生成することによって
、アルカリ金属β−および/またはβI−アルミナ相の
セラミック体の寿命を長くすることを目的とする。
以下の本発明の説明を一層理解しやすくするために、第
3図ic NaaO@A40a系の状態図を示す。
この状態図は、Journa、1 of Americ
an CeramicSociety、Mo1.52 
、 Na 7 、 pages 344−369のRC
,DeVriesおよびW、 L Roth の論文「
β−AJ!、01および関連相に関する文献データの評
価」の367頁に示されておjjll、2Bβはナトリ
ウムβ−アルミナ相を示し、3Bβはナトリウムβ−ア
ルミナ相を示す。
広義には、第1実施例において1本発明の方法は、研摩
されていない多結晶セラミック体を用意し、該セラミッ
ク体の組成をアルカリ金属−一アルミナ相からアルカリ
金属βI−アルミナ相までの範囲の、アルカリ金属β−
アルミナ相とアルカリ金属βC−アルミナ相とのあらゆ
る組合せを含む組成とし、該アルカリ金属をナトリウム
、カリウム、リチウム、これらの混合物およびこれらの
合金よりなる群から選択し、上記セラミック体を燐酸と
接触させることKより研摩して研摩された表面を有する
セラミック体を形成し、このとき該燐酸が上記セラミッ
ク体を研摩できるPI 01濃度を有し、研摩が2上記
セラミック体に有意な有害作用をもたないことを特徴と
する。
研摩されていないセラミック体とは、研摩されていない
表面を有するもの、例えば焼結したま\のセラミック体
、即ち焼結の終了時にもっていたのと同じまたは実質的
に同じ表面特性を有するもの、または機械加工した焼結
セラミック体または粗い表面もしくは傷のある表面を有
するセラミック体である。さらに詳しくは、本発明は表
面または表面部分を化学研摩する必要のある本組成のあ
らゆる多結晶セラミック体に有効である。
本発明の、酸研摩されたセラミック体は滑らかな光沢の
ある仕上面を有する。
広義には、第2実施例において、本発明の方法は、表面
部分の抵抗率が固有(体積)抵抗率よシ著しく高いカチ
オン電導性セラミック体を用意し、該セラミック体の組
成をアルカリ金属β−アルミナ相からアルカリ金属βI
−アルミナ相までの範囲の、アルカリ金属β−アルミナ
相とアルカリ金属βl−アルミナ相とのあらゆる組合せ
を含む組成とし、該アルカリ金属をナトリウム、カリウ
ム、リチウム、これらの混合物およびこれらの合金より
なる群から選択し、上記セラミック体を燐酸と接触させ
ることにより研摩して研摩された表面を有するカチオン
電導性セラミック体を形成し、このとき該燐酸が上記セ
ラミック体を研摩できるP意0i11度を有し、研摩が
上記セラミック体に有意な有害作用をもたないことを特
徴とする、研摩された表面を有しその研摩表面部分の抵
抗率が固有抵抗率と少くとも有意な差をもたないカチオ
ン電導性セラミック体の製造方法である。
抵抗率は物質自体の特性であり、抵抗は次式に示される
通りサンプルの寸法に依存する。
R= P− ことでBはセラミック体の抵抗(n)%Lはその長さ、
Aはその断面積、Pはその抵抗率(Ω−,)である。
ここで定義の通り、抵抗率は長さ1aw+、断面積1a
Ipのセラミック体の抵抗(Ω)である。セラミック体
の抵抗率が小さければ小さい程、そのセラミック体は導
体として良好である。
セラミック体の固有(体積)抵抗率を測定するのに多数
の方法を使用でき、例えば四探針法や複素インピーダン
ス分析によって測定できる。四探針法では、4つの電気
端子をサンプル中に挿入する。2つの端子をサンプル内
に電流を流すためにのみ使用し、残りの2つの端子を発
生する電位差を測定するのに用いる。この技術では、電
流がサンプル内のみに流れるので、発生する電位差はサ
ンプルの体積の電位差または′主としてサンプルの体積
の電位差であって1表面の電位差ではない。
サンプルに関する電流と電位差を知れば、その抵抗を求
めることができる。即ち、抵抗=電位差/電流である。
そしてサンプルの抵抗と寸法から、その抵抗率を求める
ことができる。
複素インピーダンス分析は当業界での標準法であり、抵
抗を広い周波数範囲にわ九って周波数の函数として測定
し、これらのプロットから固有抵抗率を求めることがで
きる。
第2実施例の生成物は、研摩された表面を有するカチオ
ン電導性多結晶セラミック体でちり、虫ラミック体の研
摩表面部分の抵抗率が固有抵抗率と少くとも有意な差を
もたず、セラミック体の組成がアルカリ金属β−アルミ
ナ相からアルカリ金属βI−アルミナ相までの範囲の、
アルカリ金属β−アルミナ相とアルカリ金属βl−アル
ミナ相とのあらゆる組合せを含む組成であり、アルカリ
金属がナトリウム、カリウム、リチウム、これらの混合
物およびこれらめ合金よりなる群から選択される。
広義には、第3実施例において、本発明の方法は、非対
称分極するカチオン電導性セラミック電解質を用意し、
該電解質の組成をアルカリ金属βI−アルミナ相からア
ルカリ金属βl−アルミナ相と電解質の全体積の約50
体積%までのアルカリ金属β−アルミナ相との混合物ま
での範囲とし、該アルカリ金属をナトリウム、カリウム
、リチウム、これらの混合物およびこれらの合金よりな
る群から選択し、上記セラミック電解質を燐酸と接触さ
せることにより研摩して研摩され九表面を有する対称分
極のカチオン電導性セラミック電解質を形成し、このと
き該燐酸が上記セラミック電解質を研摩できるP、O,
濃度を有し、研摩が上記セラミック電解質に有意な有害
作用をもたないことを特徴とする、対称分極するカチオ
ン電導性セラミック電解質の製造方法である。
ナトリウム−硫黄電池では、2種の抵抗、即ち放電抵抗
と充電抵抗とが測定される。放電抵抗が充電抵抗より著
しく亮い場合、これを非対称分極と呼ぶ。非対称分極が
Na/8電池の貧弱な電池性能と短い寿命との原因とな
ることは周知であム本明a41で使用する非対称分極す
る電解質とは。
す) IJウムー硫黄電池または同等の電池に電解質と
して用いたとき、非対称分極を示すまたは示すであろう
電解質である。同じく、本明細書で使用する対称分極す
る電解質とは、ナ) IJウムー硫黄電池または同等の
電池に電解質として用いたとき、対称分極を示すまたは
示すであろう、即ち充電抵抗に等しいか充電抵抗と有意
の差がない放電抵抗を示すまたは示すであろう電解質で
ある。
第3実施例の生成物は、研摩された表面を有するカチオ
ン電導性多結晶セラミック電解質であシ、このセラミッ
ク電解質が対称分極し、セラミック電解質の組成がアル
カリ金属βd−アルミナ相からアルカリ金属βI−アル
ミナ相と電解質の全体積の約50体積%までのアルカリ
金属−一アルミナ相との混合物までの範囲にあり、アル
カリ金属がナトリウム、カリウム、リチウム、これらの
混合物およびこれらの合金より唸る群から選択される。
本発明の方法において研摩すべきセラミック体またはカ
チオン電導性多結晶セラミック体は、アルカリ金属β−
アルミナ相またはアルカリ金属βI−アルミナ相よりな
るか、またはアルカリ金属β−アルミナ相とアルカリ金
属βl−アルミナ相との任意の組合せよりなる。このセ
ラミック体は、広い範囲のアルカリ金属酸化物とアルミ
ナの化学量論的化合物は勿論、非化学量論的化合物も包
含し、式AsO−xA40m (ここで人はアルカリ金
属で。
Iは約5〜11の範囲で変わり得る)で表わすことがで
きる。アルカリ金属はナトリウム、カリウム、リチウム
、これらの混合物およびこれらの合金よりなる群から選
択される。セラミック体の組成は種々の方法、例えばX
線回折分析やX線螢光分析により測定することができる
必要なら、本カチオン電導性多結晶セラミック体はβC
−アルjす相用の安定剤を含有する。この安定剤はLi
1O,MfO,Nip、 Cooおよびこれらの混合物
よりなる群から選択される。安定剤は少くとも安定化作
用を呈する貴使用し、普通セラミック体の約5重t96
までの範囲にある。
本明細書において、アルカリ金属β−アルミナ相は、単
位セルが2つのスピネル型ブロックを含み、各スピネル
型ブロックがC方向に沿って数えて4つの酸素原子層を
有し、幾つかの割込み位置にアルミニウム原子を有する
結晶構造を意味する。その単位セルはC軸Kaつての結
晶学的反復距離約22λを有する。−価のカチオンは個
々のスピネルブロックを分離している比較的粗いバッキ
ングの面内で移動する。他方、アルカリ金属βI−アル
ミナ相は、単位セルが5つのスピネル型ブロックを含み
、結晶学的反復距離がC軸に沿って約33大でちる結晶
構造を意味する。アルカリ金属β−アルミナ相において
、各スピネル型ブロックは隣りのブロックに対して18
0°回転した位置にあり、アルカリ金属β−アルミナ相
では回転角が120°である。言い換えると、粗なバッ
キングの電導面はアルカリ金属β−アルミナ相では鏡面
でもあるが、アルカリ金属βl−アルミナ相ではそうで
はない。
研摩に供する多結晶セラミック体は種々の方法で製造す
ることができる。例えば、アルカリ金属β−アルミナ粉
末から、または本アルカリ金属β−アルミナおよびまた
はアルカリ金属βクーアルミナを生成する反応物質の混
合物、例えば酸化ナトリウム、酸化リチウム、酸化マグ
ネシウムおよびアルミナの混合物から生の成形品を慣例
手段で成形することができる。生の成形品は等圧プレス
やスリップ注型のような慣例の方法で製造することがで
きる。成形品は任意所望の形状および寸法にでき、また
幾何学的に複雑な形や中空とすることもできる。焼成後
にナトリウム−硫黄電池に用いるのに適当になる、一端
のとじた中空管の形状とするのが好ましい。このような
中空管は1通常のセラミック加工技術により、もしくは
本出願人に譲渡された孔W、 Powers  の米国
特許第490(]。
381号に開示されているような、電気泳動堆積により
製造することができる。生成形品または中空管は、高密
度への収縮を促進するために、β−紅鵞03  の理論
密度(即ち五2’6f/CC)の約40%以上、特に5
0%以上の密度をもつのが好ましい。生成形品を、これ
に有意の有害作用をなさない雰囲気中で約1525〜1
825℃の範囲の焼結温度で焼結する。ナトリウム−硫
黄電池に1!解質として使用するには、焼結セラミック
体がβ−At20.  の理論密度(124F/CC)
の98%以上、特に99%以上の密度を有する。本出願
人に譲渡されたRobert W、 Powersらの
米国特許第4,302、519号「β−アルミナセラミ
ック管の製造」K1ナトリウム−硫黄電池に電解質とし
て用いるのに適当な均一形状の焼結ナトリウムβ−5β
I−ア、ルミナ円筒管を製造する方法が開示されておシ
、この円筒管を本発明の方法に用いることができも本発
明の方法に用いる燐酸は水とP! osよりなる、即ち
、燐酸はP30@と水の反応生成物であり、セラミック
体を研摩し得るp、o、濃度を有する。研摩用燐酸は研
摩中液体状態にあり、つまシ研摩中粘稠な液体である。
研摩用燐酸は燐酸の全重量の少くとも約70重1%のP
a1m濃度を有し、そして実際問題としてそのPa5s
濃度は燐酸の全重量の約80重量%までの範囲にある。
燐酸のPxOi濃度はその比重測定により知ることがで
きる。所望に応じて、80%より高いへ〇s濃度の燐酸
を研摩に用いることができるが、特別な利点はない。本
発明の研摩方法において、約70重量%より低いhos
濃度を有する燐酸はセラミック体を研摩するよりはむし
ろ、エツチングするかエツチング兼研摩する。
zpo、  濃度約85重量%を有する燐酸はF’sへ
濃度約60重量%を有する燐酸にはソ等しい。市販の燐
酸は必要なP2へ濃度をもたないので、これを沸とうさ
せて所望の癩度とする。或はまた、高度湊縮燐酸を購入
し、濃度の低い燐酸と混合して本発明に必要な燐酸をつ
くることができる。具体的には、1”xos濃度約60
重量%を有する燐酸はその特定濃度に応じて約120〜
160℃の範囲の温度で沸とうし始める。沸とう時に燐
酸は蒸発し濃度を増すので、その沸点は次第に上昇する
研摩は約250〜350℃の範囲の温度で行う。つまり
研摩用燐酸の温度を約250〜350℃(大気圧下)と
する。約550℃より高い研摩温度に特別な利点がなく
、他方研摩温度が約250℃より低いとセラミック体が
研摩と同時にエツチングされがちである。本発明方法に
おいて研摩を行う場合、酸濃度、接触時間および温度は
相関因子であり、研摩速度は酸濃度の上昇および温度の
上昇とともに増加する。例えば、温度soa℃での研摩
は約15分で終了するが、温度351Cでの研摩は約6
分ご終了する。一般に研摩゛燐酸によるセラミック材料
の除去速度によって特定の研摩温度が決められる。研摩
速度を一層よく制御する九めに、研摩燐酸の温度を約2
80〜330t1mの範囲とするのが好ましい。熱衝撃
を防止するために、セラミック体を接触する研摩燐酸の
温度とはソ同じ温度に予熱する必要がち9、通常予熱セ
ラミック体を研摩燐酸の温度±25℃の温度とす4本発
明の方法においては、セラミツ、り体を燐酸と接触させ
、その表面または表面部分を研摩して研摩表面を有する
セラミック体を生成する。セラミック体上に抵抗性膜ま
たは物質が存在するとき、この研摩によシ抵抗性膜また
は物質を除去して表面部分の抵抗率をセラミック体の固
有抵抗率と同じか少くとも有意の差がない値に下げる。
またセラミック体上に非対称分極の原因となる相または
物質が存在するとき、この研摩によシ非対称分極原因相
または物質を除去して、対称分極する研摩セラミック体
を生成する。さらにまたこの研摩により微小亀裂や他の
傷をセラミック体の表面から除去して、機械的および/
または電気機械的−損原因を除く。この研摩の程度また
は範囲は実験により定めることができ、通常セラミック
体から約3〜10ミクロンの表面層を研摩つtp除去し
たところで研摩を終了する。
セラミック体を燐酸と接触させるのは種々の技術で行う
ことができ、また研摩は所望に応じてパッチ式でも連続
式でも行うことができる。セラミック体を燐酸に浸漬す
るあが好ましい。酸接触時間の終了時、即ち所望の研摩
を達成し九ところで、燐酸を研摩されたセラミック体か
ら除去して酸の侵食を止める。この除去は研摩されたセ
ラミック体をアルコール、例えばメタノールで洗うこと
によって行うの−が好ましい。研摩は、得られる研摩セ
ラミック体が有意の有害作用を受けないように行う。
本発明の多結晶セラミック体は化学研摩された表面を有
する。この表面線化学研摩されているので、この表面に
は表面損傷、即ち機械研摩によりもたらされる表面損傷
が見られない。例えば、機械研摩したセラミック体を透
過形電子顕微鏡で調べると、表面領域または表面領域の
直下の領域にかき傷や変位のような欠陥が見られるが、
このような傷や欠陥は本発明の化学研摩したセラミック
体には見られない。さらに1機械的研摩はセラミック電
解質の表面の構造を変える恐れもあり、これが原因でナ
ー)11ウムー硫黄電池の性能が劣ったものとなる。ま
た機械研摩は簡単な形状に限られ、例えば管の内面の研
摩に用いることができない。
本発゛萌の研摩されたセラミック体は種々の用途に有用
である。このセラミック体はナトリウム−硫黄電池やE
CD (エレクトロクロミックディスプレー)などの装
置に電解質として有用である。
(2) このセラミック体は、普通一端の閉じた中空管の形状と
して、ナトリウム−硫黄電池電解質として用いるのが特
に有利である。通常、電解質として用いる場合、セラミ
ック体の密度をβ−アルミナの理論密度(即ちL26f
/cc)の約98%以上好ましくは約99%以上とする
本発明を以下の実施例によりさらに具体的に説明する。
手順と材料は特記しない限シ次の通りであった。
実施例1 。
一端が閉じ他端が開口した焼結多結晶セラミックの中空
管を電解質として使用した。中空管は内径的’1. O
as 、壁厚的(L1a*、長さ約7amであった。焼
結管のほとんど100体積%がナトリウムβ−アルミナ
相であった。焼結管の化学的組成は9.6重量XNa@
0.cL25重蓋%Li1O,残部A403であった。
この管線β−アルミナの理論密度の約9996以上の密
度を有し、既一方法で製造した。
即ち96重量%Nano、α25重歇X5i、oおよび
残部アルミナの粉末組成物を生の管に成形し、管に(2
) 有廂の有害作用をなさない雰囲気中で約1575℃で焼
成した。この焼成管のミクロ組織を第1図に示す。即ち
第1図は焼成したま\のナトリウムβ−アルミナ多結晶
セラミック体の走査電子顕微鏡写真(倍率X1000)
である。
85%濃縮燐酸(hへ濃度約60重量%)を研摩温度3
50℃に加熱してその&Om濃度を研摩に十分な値に増
加した。燐酸は約12゛0℃で沸とうし始め、温度の上
昇につれてその粘度が上昇した。研摩温度350℃に達
したとき(約20分の加熱時間後)、予め行った実験か
らこの時点で燐酸が約70重量%より高いPA濃度を有
することがわかっている。即ちPa1m濃度は燐酸の全
電歇の約70〜75重t%の範囲にあった。
セラミック管を熱衝撃を防止するために約350℃に予
熱し、350℃に保たれた燐酸に浸漬した。約5分間の
酸浸漬後、管を取出し、室温まで冷却し、メタノールで
60分間洗って余分な燐酸を表面から除去した。
セラミック管の全表面が研摩されていると認められた。
即ち管の外面は勿論内面も光沢があり滑らかであった。
第2図に研摩した表面のミクロ組織を示す。即ち、第2
図は本発明に従って研摩した後の第1図のセラミック体
の走査顕微鏡写真(倍率x1ooo)である。
セラミック管は研摩により有意な寸法変化を受けなかっ
たように見え、研摩はセラミック管に何ら有害作用をな
さなかった↓うKNえた。
研摩燐酸に5分間浸漬す養ことで管が十分く研摩されて
その表面および表細付近の粒界区域から抵抗性表面膜が
除去されたものと望められる。
このことを確かめるために、研摩済管を通常のやり方で
半電池(単極)に組立て、研摩済管K ss。
℃のNaNO3浴から液体ナトリウムを電解的に充填し
た。研摩済セラミック管の外面K NaNo@浴を内面
に液体ナトリウムを接触させた状憶で、半電池の半径方
向抵抗を測定した。次の結果を得た。
GW4−3     350        a13 
      α130、13 Qのセル抵抗値は、化学
研摩処理をしてない同様の管、即ち組成および密度が本
例の研摩済セラミック管とほとんど違わない同一寸法の
焼結したま\の管に通常測定される抵抗値α17Ωより
著しく低かった。これは半電池抵抗の約24%の低下で
あり、この焼結セラミック組成物に関する350℃での
固有抵抗率値約1,4Ω−−に相当する。この値は、四
探針技門により測定したこの焼結セラミック組成物の5
50℃での固有抵抗率、値約130−1に非常に近い。
本例は、本発明に従ってセラミック管の半径方向の固有
抵抗率を改良すること、即ち表面部分の抵抗率を下げて
固有抵抗率との有意差をなくすことを実証している。
実施例2 本例に用いた手順は、電解質として用いた焼結セラミッ
ク管が組成を異にし、実質的にナトリウムβ−アルミナ
相のみよりなること以外は、実施例1に記載した手順と
同じであった。
85%濃縮燐酸(I’bOi約60重量%)を約5〜1
0分間浸漬うさせてその沸点を上昇させる。
沸点が上昇するのは燐酸から水が失なわれるからであり
、燐酸社極めて粘稠になる。このような加熱後約330
℃の研摩温度で、別に行った実験から、燐酸中のPa1
m濃度が燐酸の全重量の70重1%以上であることが知
られている。
セラミック管を熱衝撃を防止するためにやはυ″約33
0℃に予熱しておき、330℃の燐酸に約5〜10分間
浸漬する。他の実験例で得たデータから燐酸のPa5s
濃度が約75重量%に上昇していると推定さ・れた。
次にセラミック管を燐酸から取出し、室温まで冷却し、
メタノールで60分間洗って管から燐酸を除去した。得
られた管の全表面が光沢のある滑らかな仕上面に研摩さ
れていた。
本例は、ナトリウム−硫黄電池での長寿命につながる傷
のない表面を本侮ラミック組成物の化学研摩により経済
的に形成できることを示している。
β−アルミナの理論密度の99(以上の密度を有する1
00体積%のナトリウムβl−アルミナ相よりなる焼結
電解質管は、N&/8電池内で非対称分極挙動を示す(
即ち放電抵抗〉充電抵抗)。
研摩処理の結果、対称分極する、即ち充電抵抗が放電抵
抗とほとんど相違しないセラミック電解質が得られるこ
とを実証するために、普通のやり方で半電池を組立て、
この半電池に!%50’CでNaN01浴から液体す)
 IJウムを電解的に充填した。研摩済セラミック管の
外面に1JaNO1浴を内面に液体ナトリウムを接触さ
せた状態で、半電池の半径方向抵抗を測定した。次の結
果を得た。
)LC#Rdであるので、セラミック電解質は研摩状態
で対称抵抗挙動を示した。従って研摩法痣通常非対称分
極挙動につながる表面膜をも除去する。
実施例5 本例では、実施例2に記載したのと#1″i同じ焼結多
結鵡セラミック管を使用した。
85%濃縮燐酸(P*QI約60重量96)を約120
℃の温度に加熱し、約120t:に予熱したセラミック
管を120℃に保った燐酸に浸漬した。
燐酸に約2〜5分間浸漬後、セラミック管を取出し、室
温まで冷却し、メタノールで1時間洗っ九セラミック管
の全表面がエツチングされた。
この処理の結果、エツチング機構により表面層が除去さ
れた。即ち結晶粒界で酸の選択的侵食が生じた。従って
普通の燐酸(&Oi約60重量%)では本組成物のエツ
チングが行われる。
実施例4 ジルコニアの焼結片を実施例1−に記載した研摩条件下
で燐酸に浸漬した。燐酸はジルコニアに研摩作用を示さ
なかった。
実施例5 焼結多結焼a−アルζすを゛実施例1に記載した研摩条
件下で燐酸に浸漬した。燐酸はa−アルミナに研摩作用
を示さなかった。
【図面の簡単な説明】
251図は焼結したま\のナトリウムβ−アルミナ多結
晶セラミック体の定食電子顕微鏡写真(倍率x1ooo
)、 第2図は本発明に従って研摩した後の第1図のセラミッ
ク体の走査電子順微鐘写真(倍率×1000)、 第5図は盲ξ0−A4へ系の状態図である。 2Bβ・・・ナトリウムβ−アルミナ相、3Bβ・・・
ナトリウムβ−アルミナ相。 特許出フ人ゼネラルItレクトリック拳カン戸勉す代聰
人 (7B30)生濶癩二 (至) FTtテl

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 多結晶セラミック体を用意し、該セラミック体の
    組成をアルカリ金属−一アルミナ相からアルカリ金属−
    〇−アルミナ相までの範、囲のアルカリ金属β−アルミ
    ナ相とアルカリ金属βI−アルミナ相とのあらゆる組合
    せを含む組成とし、該アルカリ、金属をナトリウム、カ
    リウム、リチウム、これらの混合物およびこれらの合金
    より碌る群から選択し、上記セラミック体を約250〜
    350℃の温度で燐酸と接触させることにより研摩して
    研摩された表面を有するセラミック体を形成し、このと
    き該燐酸が上記セラミック体を研摩できるP雪01濃度
    を有し、研摩が上記セラミック体に有意な有害作用をも
    たないことを特徴とする研摩されたセラミック体の製造
    方法。 2、上記アルカリ金属をナトリウムとする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3、上記セラミック体がアルカリ金属βI−アルミナー
    相および安定化作用を呈する量の該アルカリ金属βI−
    アルミナ相用安定剤を含有する特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 4、上記安定剤をLit O、MfO、NiO、Coo
    およびこれらの混合物よりなる群から選択する特許請求
    の範囲第3項記載の方法。 5、表面部分の抵抗率が固有抵抗率よシ著しく高いカチ
    オン電導性セラミック体を用意し、該セラミック体の組
    成をアルカリ金属−一アルミナ相から一アルカリ金属β
    −アルミナ相までの範囲のアルカリ金属β−アルミナ相
    とアルカリ金属−一 アルミナ相とのあらゆる組合せを
    含む組成とし、該アルカリ金属をナトリウム、カリウム
    、リチウム、これらの混合物およびこれらの合金よシな
    る群から選択し、上記セラミック体を約250〜350
    ℃の温度で燐酸と接触させることにより研摩して研摩さ
    れた表面を有するカチオン電導性セラミック体を形成し
    、このとき該燐酸が上記セラミック体を研摩できるP雪
    偽濃度を有し、研摩が上記セラミンク体に有意な有害作
    用をもたないことを特徴とする研摩された表面を有しそ
    の研摩表面部分の抵抗率が固有抵抗率と少くとも有意な
    差がないカチオン電導性セラミック体の製造方法。 6、上記アルカリ金属をナトリウムとする特許請求の範
    囲第5項記載の方法。 7、上記セラミック体がアルカリ金属β?−アルミナ相
    および安定化作用を呈する量の該アルカリ金属βl−ア
    ルミナ相用安定剤を含有する特許請求の範囲第5項記載
    の方法。 8、上記安定剤をLizO、MtO、NiO、Cooお
    よびこれらの混合物よりなる群から選択する特許請求の
    範囲第7項記載の方法。 9、非対称分極するカチオン電導性セラミック電解質を
    用意し、該電解質の組成をアルカリ金属βl−アルミナ
    相からアルカリ金属βI−アルミナ相と電解質の全体積
    の約50体積%までのアルカリ金属β−アルミナ相との
    混合物までの範囲とし、該アルカリ金属をナトリウム、
    カリウム、リチウム、これらの混合物およびこれらの合
    金よりなる群から選択し、上記セラミック電解質を約2
    50〜350℃の温度で燐酸と接触させることにより研
    摩して研摩された表面を有する対称分極のカチオン電導
    性セラミック電解質を形成し、このとき該燐酸が上記セ
    ラミック電解質を研摩できるp、o。 濃度を有し、研摩が上記セラミック電解質に有意な有害
    作用をもたないこ−とを特徴とする対称分極子るカチオ
    ン電導性セラミック電解質の製造方法。 10、上記アルカリ金属をナトリウムとする特許請求の
    範囲第9項記載の方法。 116  上記セラミック電解質が上記アルカリ金属β
    クーアルミナ相用安定剤を安定化作用を呈する量含有す
    る特許請求の範囲第9項記載の方法。 12、上記安定剤をLizO、MfO、NiO、Coo
    およびこれらの混合物よシなる群から選択する特許請求
    の範囲第11項記載の方法。 15、  化学研摩された表面を有する多結晶セラミッ
    ク体であって、該セラミック体の組成がアルカリ金属β
    −アルミナ相からアルカリ金属β−アルミナ相までの範
    囲のアルカリ金属β−アルミナ相とアルカリ金属β−ア
    ルミナ相とのちら・ゆる組合せを含む組成であり、該ア
    ルカリ金属がす) IJウム、カリウム、リチウム、こ
    れらの混合物およびこれらの合金よりなる群から選択さ
    れたことを特徴とする化学研摩表面を有する多結晶セラ
    ミック体。 14、上記アルカリ金属がナトリウムである特許請求の
    範囲第13項記載の多結晶セラミック体。 15、上記セラミック体がアルカリ金属βC−アルミ、
    す相および安定化作用を呈する量の該アルカリ金属βI
    −アルミナ相用安定剤を含有する特許請求の範囲第13
    項記載の多結晶セラミック体。 16、上記安定剤がLi1O、MfO、NiO、Coo
    およびこれらの混合物よシなる群から選択された特許請
    求の範囲第15項記載の多結晶セラミック体。 17、  研摩された表面を有するカチオン電導性多結
    晶セラミック体であって、該セラミック体の研摩表面部
    分の抵抗率が固有抵抗率と少くとも有意な差がなく、該
    セラミック体の組成がアルカリ金属β−アルミナ相から
    アルカリ金属βl−アルミナ相までの範囲のアルカリ金
    部β−アルミナ相とアルカリ金属βl−アルミナ相との
    あらゆる組合せを含む組成であり、該アルカリ金属がナ
    トリウム、カリウム、リチウム、これらの混合物および
    これらの合金よシなる群から選択されたことを特徴とす
    る研摩表面を有するカチオン電導性多結晶セラミック体
    。 °18.  上記アルカリ金属がナトリウムである特許
    請求の範囲第17項記載のカチオン電導性多結晶セラミ
    ック体。 19、 一端の閉じた中空管の形状をと9.ナトリウム
    −硫黄セルの電解質として有用である特許請求の範囲第
    17項記載のカチオン電導性多結晶セラミック体。 20、  アルカリ金属βl−アルミナ相および安定化
    作用を呈する普の該アルカリ金属βI−アルミナ相用安
    定剤全含有する特許請求の範囲第17項記載のカチオン
    電導性多結晶セラミック体。 21、上記安定剤がLi3O、MfOlNiOlCoo
    およびこれらの混合物よりなる群から選択された特許請
    求の範囲第20項記載のカチオン電導性多結晶セラミッ
    ク体。 22、研摩された表面を有する対称分極するカチオン″
    成導性多結晶セラミック電解質であって、骸セラミック
    電解質の組成がアルカリ金属β−アルミナ相からアルカ
    リ金属βl−アルミナ相と電解質の全体積の約50体積
    %までのアルカリ金属β−アルミナ相との混合物までの
    範囲にあ夛、該アルカリ金属がナトリウム、カリタム、
    リチウム、これらの混合物およびこれらの合金よりなる
    群から選択されたことを特徴とする研摩表面を有するカ
    チオン電導性多結晶セラミック電解質。 23、  上記アルカリ金属がナトリウムである特許請
    求の範囲第22項記載のカチオン電導性多結晶セラミッ
    ク電解質。 24、一端の閉じた中空管の形状をとり、ナ) IJウ
    ムー硫黄セルの電解質として有用である特許請求の範囲
    第22項記載のカチオン電導性多結晶セラミック電解質
    。 25、  アルカリ金属βl−アルミナ相および安定化
    作用を呈する量の該アルカリ金属βI−アルミナ相用育
    定剤を含有する特許請求の範囲第22項記載のカチオン
    電導性多結晶セラミック電解質。 26、上記安定剤がLixO、MtO、NiO、Coo
    およびこれらの混合物よりなる群から選択された特許請
    求の範囲第25項記載のカチオン電導性多結晶セラミッ
    ク電解質。
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