JPS5843143B2 - 貴金属イオンの回収方法 - Google Patents

貴金属イオンの回収方法

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JPS5843143B2
JPS5843143B2 JP51005288A JP528876A JPS5843143B2 JP S5843143 B2 JPS5843143 B2 JP S5843143B2 JP 51005288 A JP51005288 A JP 51005288A JP 528876 A JP528876 A JP 528876A JP S5843143 B2 JPS5843143 B2 JP S5843143B2
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resin
reaction
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anion exchange
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JP51005288A
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勝 鴨田
武雄 高橋
公昭 松田
有信 片岡
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定の官能基を有したイオン交換樹脂による貴
金属イオンの回収方法に関するものである。
さらに詳細には、金及び/又は銀を含有する水溶液に(
A)ハロゲン原子を含有する樹脂と、(B)前記樹脂と
反応し生成樹脂中に第1級または第2級のアミノ基を有
せしめるアミノ化合物とを反応させてアミノ化樹脂を生
成せしめ、該アミノ化樹脂を次いでケトンと反応させる
ことにより得られる反応生成物からなる陰イオン交換樹
脂を接触させることを特徴とする貴金属イオンの回収方
法に関するものである。
従来ハロゲン原子を含有する樹脂にアミノ化合物を反応
させ、陰イオン交換樹脂として使用することは公知であ
る(工業化学雑誌第68巻第7号1965年発行第13
07頁〜第1311頁11アニオン交換繊維の製造、1
1有機合成化学第27巻第2号1969年発行第111
頁〜第121頁1′″ポリ塩化ビニルとアミンの反応1
1)。
しかしながらこれまで製造されていたこのタイプの樹脂
は吸着能が一般に使用されている交換樹脂に比較し貴金
属イオンの吸着能において劣るという点、樹脂の細孔径
および比表面積が小さいためにイオン吸着速度が遅いと
いう点において、その樹脂の有用性が減少しているとい
う重大な欠点を有している。
かかる事情に鑑み、本発明者らは既に提案されているハ
ロゲン原子含有樹脂基体からなる陰イオン交換樹脂に比
較して貴金属イオン吸着能およびイオン吸着速度の改良
された陰イオン交換樹脂を見出すべく鋭意研究を行なっ
た結果、遂に本発明の陰イオン交換樹脂を見出すに至っ
た。
すなわち本発明は金及び/又は銀を含有する水溶液に(
A)ハロゲン原子を含有する樹脂と、(B)前記樹脂と
反応し、生成樹脂中に第1級または第2級のアミノ基を
有せしめるアミノ化合物とを反応させてアミノ化樹脂を
生成せしめ、該アミノ化樹脂を次いでケトンと反応させ
ることにより得られる反応生成物からなる陰イオン交換
樹脂を接触させることを特徴とする貴金属イオンの回収
方法を提供するものである。
本発明Q貴金属イオンの回収に用いられる陰イオン交換
樹脂の基体樹脂の(A)−0ゲン原子を含有する樹脂と
しては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ臭
化ビニル、ポリ臭化ビニリデン、ポリヨウ化ビニル等の
ハロゲン含有樹脂、またはポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のハロゲン原子を含有しない樹脂をハロゲン化せし
めてノ・ロゲン原子を導入した樹脂等が挙げられる。
特に好ましくはノ・ロゲン原子として塩素原子を含有す
る樹脂が用いられる。
勿論上記樹脂(、A)は上記樹脂成分と共重合しうる他
のエチレン系不飽和単量体、例えばアクリロニトリル、
酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸
エステル、アクリル酸エステル、オレフィン等との共重
合体であってもよい。
1かかるハロゲン原子を含有する樹脂の使用形態として
は粉末、粒状成形体を特に限定するものではないが、粒
子径0.3mm〜5間、好ましくは0.4〜2mm、比
表面積が約m” 79以上でかつ500〜75000A
の細孔径域の細孔容積が0.4cc/f以上を有するも
のがアミノ化合物との反応上好適に用いられる。
本発明に用いられる(Nハロゲン原子を含有する樹脂と
反応させる(B)アミノ化合物としては、前記ハロ”ゲ
ン原子を含有する樹脂と反応し生成樹脂中に第1級また
は第2級のアミノ基を有せしめるアミノ化合物であれば
如何なるものでも用いることができ、このようなアミノ
化合物としては、例えば、アンモニア、モノメチルアミ
ン、モノエチルアミン、エチレンジアミン、トリメチレ
ンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレンジ
アミン、ノナメチレンジアミン、ジエチレントリアミン
、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン
、ヒドラジン、アニリン等カ挙ケられる。
前記(A)ハロゲン原子を含有する樹脂と前記(B)ア
ミノ化合物の反応は無溶媒化あるいは水、N−N−ジメ
チルホルムアミド、ホルムアミド、メチルアルコール、
エチルアルコール等の溶媒存在下に約50〜200℃、
好ましくは100〜150℃で行なう。
反応温度が50℃より低くなると反応速度が遅くなり長
時間の反応を要するし、また反応温度が約200℃以上
になると脱塩化水素の副反応が激しくなり、(B)アミ
ノ化合物とアミノ置換するハロゲン原子の量が少なくな
るので好ましくない。
反応は好ましくは、上記の温度にて約0.1〜7時間行
なえばよく、その範囲内の最適時間は反応温度、反応液
濃度、使用する溶媒、アミノ化合物の種類等によって決
められる。
しかしさらに長い反応時間を用いることもできる。
反応は一般に常圧で行うが加圧下でも可能である。
(A)ハロゲン原子を含有する樹脂に対する(B)アミ
ノ化合物の使用割合は樹脂のハロゲン原子1r原子に対
して1/20モル量以上用いればよいが、必要以上のア
ミノ化合物を用いることは反応後の回収処理が伴ない処
理操作が繁雑となるため好ましく +qB)アミノ化合
物/樹脂中のハロゲン原子の1原子の比で0;1〜6の
範囲が用いられる。
(A)樹脂に対して用いられる(B)アミノ化合物が上
記より少なくなるとアミノ基の置換が少な(なり、反応
によって得られた陰イオン交換樹脂の性能低下の原因と
なるので好ましくない。
以上のようにして製造したアミノ化樹脂はついで洗浄し
、反応生成樹脂に付着したアミン化合物を除去せしめた
後、そのままある℃・は乾燥を行なった後、次いで本発
明の特徴であるケトンと反応させる。
前記反応によつで得られたアミノ化樹脂はそのままで陰
イオン交換樹脂として十分に使用可能′であるが、さら
にケト、ンと反応させる(ケトンが樹脂のア′ミノ基と
反応するものと思われる)ことにより保有する陰イオン
交換樹脂としての特性を何ら失なうことな〈従来見られ
なかった金、銀等貴金属イオンに対する吸着効果が著し
く改善される。
かかる反応に用いられるケトンとしては、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチ
ルイソプロピルケトン、ジエチルケトン、ヘキサノン−
2、ヘキサノン−3゛、アセチルアセトン、ア屯トニル
アセトン、メシチルオキシドおよびアセトフェノン等が
挙げられる。
アミノ化樹脂とケトンとの反応は無溶媒下、あるいハ水
、メチルアルコール、エチルアルコール、エーテル、ク
ロロホルム、四塩化水素、パークロルエチレン、ベンゼ
ン、トルエン等アミノ化樹脂およびケトンと不活性な溶
媒存在下で約40七以上、好ましくは50〜150℃の
温度にて反応させることにより製造できる。
反応温度が40’Cより低くなるとアミノ化樹脂とケト
ンの反応速度が遅くなり長時間の反応を有するので好ま
しくない。
反応は好ましくは、上記の温度範囲内にて約5分〜6時
間保持することにより行なうことができるが、その範囲
内の最適時間は反応液濃度、反応温度等によって決めら
れる。
しかしさらに長い反応時間を用いることもできる。
反応は一般に常圧下で行なうが、加圧下でも可能である
アミノ化樹脂に対するケトンの使用割合はハロゲン原子
を含有する樹脂と反応したアミノ化合物1モルに対して
115モル以上用いればよく、必要以上のケトンを用い
ることは反応後の未反応ケトンの回収処理が繁雑になる
ので、好ましくはハロゲン原子を含有する樹脂と反応し
たアミノ化合物1モルに対して115〜3モルの範囲で
用いられる。
樹脂に対して用いられるケトンが上記より少なくなると
、樹脂中へのケトンの導入量が少なくなり、ケトン処理
による陰イオン交換樹脂の貴金属イオンに対する吸着能
の改良効果の発現が小さくなるので好ましくない。
以上の様にして生成した反応生成物は次いで洗浄し、反
応生成樹脂に付着したケトンを除去せしめた後、そのま
まあるいは乾燥を行ない、貴金属イオン回収用の陰イオ
ン交換樹脂として使用することができる。
以上の様にして製造された陰イオン交換樹脂は特に金、
銀を含有する水溶液からの金及び/又は銀の回収に極め
て有効で顕著な効果を発揮する。
以上詳述したような本発明の貴金属イオン回収に用いら
れる陰イオン交換樹脂は従来のハロゲン原子含有樹脂基
体からなる陰イオン交換樹脂に比較し吸着能およびイオ
ン吸着速度が改良され、特に金、銀等貴金属イオン含有
水溶液がらの金及び/又は銀の回収に極めて有効であり
、製造が簡単でかつ廉価に製造できる。
よって本発明方法が貴金属イオン回収及び公害防止に影
響する効果は極めて大きく工業的価値は大なるものであ
る。
以下に本発明方法を実施例によって更に詳細に説明する
が、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例によ
って限定されるものではない。
実施例1〜3、比較例1〜2 (イオン交換樹脂A) 10〜35メツシュ粒径の乳化重合塩化ビニル樹脂62
重量部に120重量部のエチレンジアミンと40重量部
の水を加え115〜135℃で4時間反応を行なった後
、反応生成物を濾過、水洗、乾燥−て得た52.7重量
部の褐色のアミノ化樹脂の30重量部と20重量%濃度
のアセトン水溶液po重量部を反応容器中に仕込み、5
5〜70℃で2時間反応を行なった後、反応生成物を水
洗、濾過、乾燥して得た33重量部の褐色樹脂。
(イオン交換樹脂B) 樹脂中に53重量%の塩素原子を含む22〜48メツシ
ュ粒径の塩素化ポリエチレン152重量部に339重量
部のジエチレントリア′ミンと85重量部の水を加え、
115〜135℃で3時間反応を行なった後、反応生成
物を濾過、水洗乾燥して得た138重量部の褐色アミン
化樹脂の90重量部と30重量部のジアセトンアルコー
ルと溶媒として150重量部のパークロルエチレンを反
応器中に仕込み、90〜110℃で3時間反応させた後
、反応生成物を水洗、濾過、乾燥して得た102重量部
の黄褐色樹脂。
(イオン交換樹脂C) 樹脂中に63重量%の塩素原子を含む10〜28メツシ
ュ粒径の塩素化塩化ビニル樹脂223重量部に800重
量部のトリエチレンテトラミンと90重量部の水を加え
、125〜143℃で1時間反応を行なった後、反応生
成物を濾過、水洗、乾燥して得た224重量部の褐色ア
ミノ化樹脂の100重量部と50重量部のメチルエチル
ケトンと200重量部のエチルアルコールを反応容器中
に仕込み、70〜75℃で6時間反応を行なった後、反
応生成物を水洗、濾過、乾燥して得た122重量部の褐
色樹脂。
(吸着テスト) 上記陰イオン交換樹脂A、 BおよびC1市販の陰イオ
ン交換樹脂アンバーライト■IRA−93および陰イオ
ン交換樹脂Aの反応においてアセトン水溶液を所用しな
い以外は全く同一にして製造したアミノ化樹脂各々0.
5重量部を、全として12.57?29/J濃度、pH
9の金メツキ廃水100重量部に添加し、振盪しながら
1時間接触させた。
その結果、処理後水溶液中の全濃度は、第1表のようで
あった。
実施例4〜6、比較例3〜4 銀として120WIfI/l濃度、pH9の銀メツキ廃
水100重量部に陰イオン交換樹脂A、BおよびC1比
較例1および2で用いたと同じアンバーライト■IRA
−93およびアミノ化樹脂各々0.5重量部添加し、振
盪しながら1時間接触させた。
その結果、処理後水溶液中の銀濃度は第2表のようであ
った。
実施例1.2.3.4.5.6および比較例1.2.3
.4から明らかなように、本発明の金、銀回収方法に用
られた陰イオン交換樹脂は公知のイオン交換樹脂および
本発明の金、銀回収用に用いられた陰イオン交換樹脂の
中間体であるアミノ化樹脂よりも金、銀に対する吸着性
が著しく優れており、ケトン処理した陰イオン交換樹脂
が金、銀等貴金属回収用に極めて有効であることが明ら
かである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金及び/又は銀を含有する水溶液に、(8ハロゲン
    原子を含有する樹脂と、(B)前記樹脂と反応し生成樹
    脂中に第1級または第2級のアミノ基を有せしめるアミ
    ノ化合物とを反応させてアミノ化樹脂を生成せしめ、該
    アミノ化樹脂を次いでケトンと反応させることにより得
    られる反応生成物からなる陰イオン交換樹脂を接触させ
    ることを特徴とする貴金属イオンの回収方法。
JP51005288A 1976-01-19 1976-01-19 貴金属イオンの回収方法 Expired JPS5843143B2 (ja)

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