JPS584699B2 - 置換フエニル酢酸誘導体及びその製法 - Google Patents

置換フエニル酢酸誘導体及びその製法

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JPS584699B2
JPS584699B2 JP3890677A JP3890677A JPS584699B2 JP S584699 B2 JPS584699 B2 JP S584699B2 JP 3890677 A JP3890677 A JP 3890677A JP 3890677 A JP3890677 A JP 3890677A JP S584699 B2 JPS584699 B2 JP S584699B2
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salt
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三坂英一
寺田敦祐
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 を有する新規な置換フエニ眉詐酸誘導体及びその塩並び
にその製法に関するものである。
上記式中、R1は水素原子または低級アルキル基を示し
、nは1乃至2の整数を示す。
前記一般式(■)において、好適にはR1は水素原子ま
たはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチルのような炭素数1乃至4個を有す
る直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキル基を示し、特に好
適な化合物としてはR1が水素原子またはメチル基を示
し、nが1または2を示す化合物があげられる。
また、前記一般式(■)を有する置換フエニル酢酸誘導
体は必要に応じ薬理上許容される塩の形にすることがで
きる。
薬理上許容される塩の形としては、ナトリウム、カルシ
ウムのようなアルカリ金属あるいはアルカリ士類金属の
塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、トリエチルアミ
ン、ジシクロヘキシルアミン、ジベンジルアミン、モル
ホリン、ピペリジン若しくはN−エチルピペリジンのよ
うな有機塩基またはリジン、アルギニンのような塩基性
アミノ酸の塩をあげることができる。
なお、前記一般式(■)を有する化合物において不斉炭
素原子が存在するために光学異性体およびジアステレオ
異性体(diastereoismer)が存在する。
従って前記一般式(■)を有する化合物がこれらの光学
異性体およびジアステレオ異性体の混合物で得られる場
合には、常法により光学分割あるいはジアステレオ異性
体分離してそれぞれの異性体を得ることができる。
前記一般式(■)を有する化合物においては光学異性体
およびジアステレオ異性体並びにそれらの異性体の混合
物がすべて単一の式で示されているが、これにより本発
明の記載の範囲は限定されるものではない。
本発明者等は抗炎症剤の開発を目的としてフエニル酢酸
誘導体の合成並びに薬理活性の研究を重ねた結果、前記
一般式(■)で表わされる新規な置換フエニル酢酸誘導
体が抗炎症、鎮痛及び解熱作用を有する医薬として有用
な化合物であることを見い出して本発明を完成した。
本発明によって得られる前記一般式(■)を有する化合
物としては例えば以下に記載する化合物があげられる。
(1)2−〔4−(2−オキソシクロペンタン−1−イ
ルメチル)フエニル〕プロピオン酸 (2)4−(2−オキソシクロペンタン−1−イルメチ
ル)フエニル酢酸 (3)2−〔4−(2−オキソシクロヘキサン−1−イ
ルメチル)フエニル〕プロピオン酸 (4)4−(2−オキソシクロヘキサン−1−イルメチ
ル)フエニル酢酸 (5)2−〔4−(2−オキソシクロペンタン−1−イ
ルメチル)フエニル〕プロピオン酸アルギニン塩 (6)4−(2−オキソシクロヘキサン−1−イルメチ
ル)フエニル酢酸リジン塩 本発明による新規化合物は以下に示す方法によって合成
することができる。
方法1 前記一般式(■)を有する置換フエニル酢酸誘導体は一
般式 (式中、R1 およびnは前述したものと同意義を示し
、R2およびR3はメチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピルのような低級アルキル基を示す。
)を有するケトジカルボン酸エステル誘導体を加水分解
し、次いで脱炭酸反応に付することによって得られる。
この方法を実施するに当って、はじめの加水分解反応は
一般式(■)を有する化合物を加水分解試剤である酸ま
たは塩基と接触させることによって行なわれる。
使用される酸または塩基としては通常の加水分解反応に
用いられる酸または塩基が特に限定なく用いられるが、
塩酸、臭化水素酸、硫酸などの鉱酸、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物等を好適
な酸または塩基としてあげることができる。
反応は通常溶剤の存在下で好適に行なわれるが、使用さ
れる溶剤としては水あるいはメタノール、エタノール、
n−プロパノールのようなアルコール類、エチレングリ
コール、ジエチレングリコールのようなグリコール類、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドのような
脂肪酸ジアルキルアミド類等の有機溶剤およびこれらの
有機溶剤と水との混合溶剤が好適である。
反応温度には特に限定はないが、通常は室温乃至約15
0℃で行なわれる。
反応時間は主に反応温度、使用される加水分解試剤など
によって異なるが、約1乃至12時間である。
反応終了後、加水分解反応の目的化合物は常法に従って
反応混合物から採取される。
例えば加水分解試剤として塩基を使用した場合には、反
応混合物をエーテルのような有機溶剤を用いて洗浄し、
水層に塩酸のような酸を加えて酸性とした後、エーテル
のような有機溶剤を用いて抽出する。
抽出液を水洗し、乾燥した後、抽出液より溶剤を留去す
ることによって得られるが、酸性にした水性懸濁液を用
いて次の脱炭酸反応を行なうことができる。
次にこのようにして得られた加水分解生成物を脱炭酸さ
せる反応は、溶剤の存在下または不存在下で加熱するこ
とによって行なわれる。
溶剤の存在下で加熱する場合には、好適には塩酸または
P−トルエンスルホン酸のような酸の存在下で水、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、シメンのような芳香族炭化
水素類、ジオキサンのようなエーテル類等の有機溶剤お
よびこれらの有機溶剤と水との混合溶剤が用いられる。
溶剤の不存在下で加熱する場合には、副反応を抑えるた
めに減圧下または窒素ガスなどの不活性ガス気流中で行
なうのが望ましい。
加熱反応温度は約50乃至200℃が好適であり、反応
時間は主として原料化合物の種類、反応温度などによっ
て異なるが、約15分間乃至3時間である。
本発明の方法において加水分解に酸を用いた場合には、
脱炭酸反応をも同時に行なうことができる。
このような場合には前記一般式(■)を有するエステル
化合物を塩酸、臭化水素酸、硫酸などの鉱酸の存在下で
ジオキサンのようなエーテル類中で加熱することにより
、好適に実施することができる。
反応温度は通常100乃至150℃で行なわれるが、好
適には使用される溶剤の沸点付近において実施される。
反応時間は約1乃至20時間である。
反応終了後、前記一般式(■)を有する目的化合物は常
法に従って反応混合物から採取される。
例えば反応混合物を適当な有機溶剤を用いて抽出し、得
られる有機溶剤層を水洗し乾燥した後、抽出液より溶剤
を留去することによって得られる。
以上の各工程の目的化合物は必要ならば常法、例えば油
状物は真空蒸留法、カラムクロマトグラフイーなどによ
って、結晶または塩の形にしたものは再結晶法によって
さらに精製することができる。
本発明の方法を実施するに当って、原料として用いた前
記一般式(■)を有する新規化合物は、例えば以下に示
す反応によって合成することができる。
上記式中、R1、R2、R3およびnは前述したものと
同意義を示し、Xは塩素、臭素のようなハロゲン原子を
示す。
すなわち、前記一般式(■I)を有する化合物を合成す
る反応は、一般式(■)を有するベンジルハライド誘導
体を塩基の存在下で一般式(■)を有するシクロアルカ
ノンカルボン酸エステル誘導体と反応させることによっ
て行なわれる。
使用される塩基としては通常の活性メチレン基のアルキ
ル化反応に用いられる塩基が特に限定なく用いられるが
、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリ
ウム第3級ブトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド
、ナトリウムアミド、カリウムアミドなどのアルカリ金
属アミド、水素化ナトリウム、水素化カリウムなどの水
素化アルカリ金属等を好適な塩基としてあげることがで
きる。
反応は溶剤の存在下で好適に行なわれるが、使用される
溶剤としてはメタノール、エタノール、第3級ブタノー
ルのようなアルコール類、ジメチルホルムアミドのよう
な脂肪酸ジアルキルアミド類、ジメチルスルホキシド、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、1・2−ジメトキシ
エタンのようなエーテル類が好適である。
反応温度は特に限定はないが、通常室温乃至溶剤の還流
温度付近で行なわれる。
反応時間は使用する塩基の種類、反応温度などによって
異なるが、通常1乃至5時間である。
反応終了後、前記一般式(■)を有する目的化合物は反
応混合物を常法に従って処理することによって得られる
得られた目的化合物は必要ならば常法、例えば真空蒸留
法、カラムクロマトグラフイーなどを用いてさらに精製
することができる。
方法2 前記一般式(■)を有する置換フエニル酢酸誘導体は前
記一般式 (式中、R1、R2およびXは前述したものと同意義を
示す。
)を有するベンジルハライド誘導体を一般式(式中、R
4およびR5はメチル、エチル、n−プロピル、インプ
ロピル、n−ブチル、イソブチルのような低級アルキル
基または1−ピロリジニルピペリジノ、モルホリノのよ
うなR4とR5が一緒になって隣接する窒素原子ととも
に酸素原子を介することもある環状アミン基を形成する
基を示し、nは前述したものと同意義を示す。
)を有するエナミン誘導体と反応させ、得られる一般式
(式中、R1、R2、R4、R5、Xおよびnは前述し
たものと同意義を示す。
)を有する化合物を加水分解することによって得られる
この方法を実施するに当って、はじめのハライド化合物
(■)とエナミン化合物(■)との縮合反応は溶剤の存
在下で加熱することによって行なわれる。
使用する溶剤としてはベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類、ジオキサンのようなエーテル
類が好適に用いられる。
反応温度は80乃至140℃付近で行なわれ、通常使用
する溶剤の還流温度が好適である。
反応時間は反応温度などによって異なるが、通常1乃至
30時間である。
反応終了後、常法に従って反応混合物より溶剤を留去し
て得られた残留物を用いて次の加水分解反応を実施する
ことができる。
加水分解反応はこのようにして得られた前記一般式(■
)を有する化合物を加水分解試剤である酸または塩基と
接触させることによって行なわれる。
使用される酸または塩基としては通常の加水分解反応に
用いられる酸または塩基が特に限定なく用いられるが、
塩酸、臭化水素酸、硫酸などの鉱酸、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物等を好適
な酸または塩基としてあげることができる。
反応は通常溶剤の存在下で好適に行なわれる。
使用される溶剤としては水あるいはメタノール、エタノ
ール、n−プロパノールのようなアルコール類、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコールのようなグリコー
ル類等の有機溶剤およびこれらの有機溶剤と水との混合
溶剤が好適である。
反応温度には特に限定はないが、通常は室温乃至約11
0℃で行なわれる。
反応時間は主に反応温度、使用される加水分解試剤など
によって異なるが、約10分間乃至6時間である。
反応終了後、前記一般式(■)を有する目的化合物は常
法に従って反応混合物から採取されるが、その採取方法
は例えば前述した方法1の加水分解反応について記載し
た方法と同様に行なうことができる。
得られた目的化合物は必要ならば常法、例えば油状物は
真空蒸留法、カラムクロマトグラフィーなどによって、
結晶または塩の形にしたものは再結晶法によってさらに
精製することができる。
本発明の前記一般式(■)を有する置換フエニル酢酸誘
導体は薬理試験により、すぐれた抗炎症、鎮痛および解
熱作用を示すが、次にそれらの薬理試験の結果を例示す
る。
なお、薬理試験は次の方法によって行なった。
抗炎症作用 ウイスター(Wistar)系ラットを用いてカラゲニ
ン浮腫法により試験した。
〔C.A.Winter、E.A.Risley、G.
W.Nuss;J.Pharmacol.Exp.Th
erap.、141、369(1963)〕 鎮痛作用 ウイスター(Wistar)系ラットを用いて熱炎症性
疼痛法により試験した。
〔飯塚義夫、田中喜一郎;日薬理誌、70、697(1
974)〕 上記の薬理試験の結果からも明らかなように、前記一般
式(■)を有する化合物及びその薬理上許容される塩は
鎮痛、抗炎症剤として有用であるその投与形態としては
例えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤な
どによる経口投与または坐剤による経腸投与などをあげ
ることができる。
その使用量は症状、年令、体重等によって異なるが、通
常は成人に対して1日約50ml乃至2000mgであ
り、1回または数回に分けて投与することができる。
次に実施例及び参考例をあげて本発明をさらに具体的に
説明する。
実施例1 2−〔4−(2−オキソシクロペンタン−1−イルメチ
ル)フエニル〕プロピオン酸 2−〔4−(1−エトキシカルボニル−2−オキソシク
ロペンタン−1−イルメチル)フエニル〕プロピオン酸
エチルエステル20gをジオキサン30ml、47%臭
化水素水100mlに溶解し、6時間加熱還流した後エ
ーテルにて抽出、抽出液を水洗、無水硫酸ナトリウムに
て乾燥した後、エーテルを留去すると黄色油状物質が得
られる。
これを真空蒸留に付すと、沸点190〜195℃/0.
3mmHg(浴温)を有する無色油状の目的化合物13
.1gが得られる。
このものは冷後、固化し、エーテル−n−へキサンから
再結晶すると、融点108.5〜111℃を示す結晶と
なる。
元素分析値 C15H18O3として 計算値C,73.14;H,7.37 実測値C,73.19;H、7.28 2−〔4−(2−オキソシクロペンタン−1−イルメチ
ル)フエニル〕プロピオン酸ナトリウム塩 2−〔4−(2−オキソシクロペンタン−1−イルメチ
ル)フエニル〕プロピオン酸2.46gを7.6%水酸
化ナトリウム水溶液10mlに溶解し、1時間室温で攪
拌する。
塩酸で酸性とした後、エーテルで抽出、抽出液を水洗、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を留去する。
得られた残渣をエタノール10mlに溶解し、氷冷下に
7.6%水酸化ナトリウム水溶液5mgを滴下し、2時
間室温で攪拌して後、溶媒を留去すると結晶が得られる
これをエタノールーエーテル混液から再結晶すると、融
点194〜198℃を有する白色結晶として目的のナト
リウム塩2.5gが得られる。
元素分析値C15H17O3Naとして 計算値C、67.10;H、6.38 実測値C、67.07;H、6.43 実施例2 4−(2−オキソシクロペンタン−1−イルメチル)フ
エニル酢酸 4−(1−エトキシカルボニル−2−オキソ−シクロペ
ンタン−1−イルメチル)フエニル酢酸エチルエステル
9.2gを、47%臭化水素酸20ml、ジオキサン1
5mlの混液と6時間還流した後溶媒を留去し、残渣を
氷水に注ぎ、エーテル抽出する。
抽出液を水洗後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、エー
テルな留去、得られた油状物質を減圧蒸留に付すと、沸
点185〜195℃/0.7mmHg(浴温)を有する
油状物が6.0g得られる元素分析値C14H16O3
として 計算値C、72.39;H、6.94: 実測値C、72.08;H、6.55 実施例3 2−(4−(2−オキソシクロヘキサン−1−イルメチ
ル)フエニル〕プロピオン酸 2−〔4−(1−エトキシカルボニル−2−オキンシク
ロヘキサン−1−イルメチル)フエニル〕プロピオン酸
エチルエステル13gを水酸化カリウム5gを含む80
%エタノール200mlに溶解し、2時間加熱還流した
後エタノールを留去し、水100mlを加えエーテルに
て抽出、水層に濃塩酸100mlを加え50〜60℃に
て1時間加熱攪拌後、エーテルにて抽出、抽出液を水洗
乾燥後、エーテルを留去、得られた黄色油状物質をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイーに付し、ベンゼン:酢
酸エチルエステル=5:1の溶出物より無色油状物質を
得、これを真空蒸留に付すと、沸点190〜195℃/
0.4mmHg(浴温)を有する無色油状の目的化合物
4.1gが得られる。
このものは冷後、固化して融点84〜86℃を示す結晶
となる。
元素分析値C16H20O3として 計算値C、73.82;H、7.74 実測値C、73.72;H、7.58 実施例4 4−(2−オキソシクロヘキサン−1−イルメチル)−
フエニル酢酸 P−クロルメチルフエニル酢酸エチルエステル6.39
g、シクロヘキサノンピロリジンエナミン4.53g及
びトルエン110mlの混液を21時間還流する。
冷後、溶媒を留去しエーテルを加え更に5%塩酸100
mlを加えて、1時間、室温にて攪拌する。
エーテルにて抽出し、水洗後、無水硫酸ナトリウムにて
乾燥後、溶媒を留去すると油状物質が得られる。
減圧蒸留に付すと、沸点165〜180℃/0.5mm
Hg(浴温)を有する目的化合物のエステルが1.7g
得られる。
ここに得られたエステル1.7gをアルコール20ml
、10%カセイソーダ20mlと5時間加熱還流する。
冷後、塩酸々性となし、エーテル抽出する。
水洗後無水硫酸ナトリウムで乾燥し、エーテルを留去す
ると油状物質が得られる。
これを減圧蒸留に付すと、沸点190〜195℃/0.
3mmHg(浴温)を有する目的化合物が1.3g得ら
れる。
このものは冷後、固化して融点71.5〜72.5℃を
示す結晶となる。
元素分析値C15H18O3として 計算値C、73.14;H、7.37 実測値C、73.09;H、7.40 実施例5 2−〔4−(2−オキソシクロペンタン−1−イルメチ
ル)フエニル〕プロピオン酸L−アルギニン塩 2−〔4−(2−オキソシクロペンタン−1−イルメチ
ル)フエニル〕プロピオン酸1.23gをアセトン1.
6mlと水0.5mlの混合液に溶解し、攪拌下L−ア
ルギニン0.87gを含む水2mlを滴下し、1時間攪
拌した後、アセトン及び水を減圧にて留去すると、目的
化合物2.1gが得られる。
融点101〜110℃ 元素分析値C21H32O5N4として 計算値C,59.98;H、7.67; N、13.33 実測値C、59.69;H、7.88; N、13.26 参考例1 2−〔4−(1−エトキシカルボニル−2−オキソシク
ロペンタン−1−イルメチル)フエニル〕プロピオン酸
エチルエステル ジメチルホルムアミド200ml中に水酸化カリウム6
.0gを加え、攪拌下室温にて、2−カルボエトキシシ
クロペンタノン15.6gを加え、均一な溶液になった
後、氷冷下、2−(P−クロルメチルフエニル)プロピ
オン酸エチルエステル25gを滴下し、その後80℃に
て2時間加熱攪拌する。
反応終了後、反応混合物を氷水中に投入し、エーテルに
て抽出、抽出液を水洗、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後
、溶媒を留去し、得られた油状物28gを真空蒸留に付
すと、沸点175〜178℃/0.5mmHgを有する
目的化合物21gが得られる。
元素分析値C20H26O5として 計算値C、69.34;H、7.57 実測値C、69.10;H、7.20 参考例2 2−〔4−(1−エトキシカルボニル−2−オキンシク
ロヘキサン−1−イルメチル)フェニル〕プロピオン酸
エチルエステル 50%水素化ナトリウム9.6gおよびジメチルホルム
アミド200ml中に、氷冷下、2−シクロヘキサノン
カルボン酸エチルエステル34gを滴下した後、50℃
で30分間攪拌し、再び、氷冷下2−(P−クロルメチ
ルフエニル)プロピオン酸エチルエステル45.3gを
滴下し、その後50〜60℃で1時間加熱攪拌する。
反応終了後、反応混合物を氷水中に投入し、エーテルで
抽出する。
水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶剤を留去し、得
られた油状物69.5gを真空蒸留に付すと、沸点20
0〜205℃/0.4mmHgを有する無色油状の目的
化合物57gが得られる。
元素分析値C21H28O5として 計算値C、69.97;H、7.83、 実測値C、69.85;H、7.78. 参考例3 2−〔4−(1−エトキシカルボニル−2オキソシクロ
ペンタン−1−イルメチル)フエニル〕酢酸エチルエス
テル 2−シクロペンタノンカルボン酸エチルエステル9.4
g、P−クロルメチルフエニル酢酸エチルエステル10
.6g、水酸化カリウム3.58g、およびジメチルホ
ルムアミド60mlの混液を室温にて5時間攪拌後、5
0℃にて1時間、更に室温にて一夜攪拌する。
後、酢酸々性となし、ジメチルホルムアミドを留去し、
残渣に水を加えエーテル抽出する。
水洗後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶剤を留去す
ると油状物が得られる。
真空蒸留に付すと、沸点180〜190℃/0.8mm
Hgを有する目的化合物12gが得られる。
元素分析値C19H24O5として 計算値C、68.65;H、7.28 実測値C、68.41;H、7.33

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1は水素原子または低級アルキル基を示し、
    nは1乃至2の整数を示す。 )を有する置換フェニル酢酸誘導体及びその塩。 2 一般式 (式中、nは1乃至2の整数を示す。 )を有する特許請求の範囲第1項記載の置換フェニル酢
    酸誘導体及びその塩。 3 一般式 (式中、nは1乃至2の整数を示す。 )を有する特許請求の範囲第1項記載の置換フェニル酢
    酸誘導体及びその塩。 4 一般式 (式中、R1は水素原子または低級アルキル基を示し、
    R2およびR3は低級アルキル基を示し、nは1乃至2
    の整数を示す。 )を有するケトジカルボン酸エステル誘導体を加水分解
    し、次いで脱炭酸反応に付し、必要に応じ塩を形成させ
    ることを特徴とする一般式 (式中、R1およびnは前述したものと同意義を示す。 )を有する置換フエニル酢酸誘導体及びその塩の製法。 5 一般式 (式中、R1は水素原子または低級アルキル基を示し、
    R2は低級アルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す
    。 )を有するベンジルハライド誘導体を一般式 (式中、R4およびR5は低級アルキル基あるいはR4
    とR5が一緒になって隣接する窒素原子とともに酸素原
    子を介することがある環状アミノ基を形成する基を示し
    、nは1乃至2の整数を示す。 )を有するエナミン誘導体と反応させ、得られた化合物
    を加水分解し、必要に応じ塩を形成させることを特徴と
    する一般式 (式中、R1およびnは前述したものと同意義を示す。 )を有する置換フェニル酢酸誘導体及びその塩の製法。
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