JPS5856615B2 - ソ−セ−ジ様練製品の製造法 - Google Patents

ソ−セ−ジ様練製品の製造法

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JPS5856615B2
JPS5856615B2 JP55116582A JP11658280A JPS5856615B2 JP S5856615 B2 JPS5856615 B2 JP S5856615B2 JP 55116582 A JP55116582 A JP 55116582A JP 11658280 A JP11658280 A JP 11658280A JP S5856615 B2 JPS5856615 B2 JP S5856615B2
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麻里子 河辺
政憲 川崎
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Ajinomoto Co Inc
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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ソーセージの食感を有する新規な練製品の製
造法に関する。
近年、動物性蛋白が世界的に不足しており、大豆蛋白な
どの植物性蛋白原料から肉類似製品を製造する技術の研
究開発が盛んである。
ソーセージ様食品に関しても各種の方法が提案されてい
る。
例えば、特公昭54−44735及び特公昭54−21
431にみるように、高ゲル形成能を有する大豆蛋白を
用い、これに油脂、水及び調味料などを加え、カッティ
ング後、加熱してソーセージ様食品を製造する方法であ
る。
しかしながら、これら従来の植物性蛋白よりなるソーセ
ージ様食品はジューシイ−感、弾力性などの食感及び味
、風味において、市販の牛、豚などのひき肉を原料とし
たソーセージと比較して劣るものであった。
本発明者らは、このような点に鑑み加工方法を種々検討
した結果、蛋白質含量50%以上の非繊維状植物蛋白1
部に対し、食用油脂2ないし5部および、水6ないし1
0部を混合して、油の粒径が30μ以下になるように乳
化させた乳化物を、従来法で製造されたゲル化物と乳化
物に混合する事によって、従来より懸案であったジュー
シー感、弾力性などの食感の問題を克服できる事を見い
出し本発明を完成する至った。
本発明における非繊維状植物蛋白としては、その蛋白質
含量が50%以上であれば、起源にとられれず、大豆蛋
白、小麦蛋白、落花生蛋白など、各種の植物蛋白を使用
する事ができる。
これらの植物蛋白は熱凝固性を有し、溶解性に優れてお
り、そのゲル形成能も高い。
これらの植物蛋白のうちで、製品の入手の容易性および
経済性などの点から、大豆蛋白、特に分離大豆蛋白が好
ましい。
溶解性およびゲル形成能については、高いもの程好まし
く、その目安として溶解性については、NSI (ni
trogensolubility 1ndex)7
0以上、好ましくは80以上であり、ゲル形成能につい
ては、3.5倍加水下で混練後、90’Cで30分間加
熱して得た加熱ゲルを同円式ゼリー強度計により測定し
た値が1.2kg/i以上好ましくは1.5kg/i以
上であればよい。
食用油脂としては、植物油脂、動物油脂のいかんを問わ
ずいずれでもよく、例えば大豆、コーン、落花生、綿実
、ひまわり、菜種、パームなどの植物種実から作られた
油脂、あるいは、バター、ラード、およびクローなどの
動物油脂などをあげられる。
これらの動物油脂は液体油であっても、固体脂であって
も、同じ要領で使用することができる。
次に、上記の非繊維状植物蛋白1部に対し、食用油脂2
ないし5部、および水6ないし10部を混合して、油の
粒径が30μ以下好ましくは10μ以下となるように乳
化させる。
この乳化物(4)は水中油型(0/W型)であり、従来
の乳化物が油の粒径が50部以上であるのに対し、本発
明では油の粒径を30μ以下好ましくは10μ以下とな
るように乳化させるのが、本発明の特徴である。
油の粒径を30μ以下にする方法としては、回転数5.
00 Orpm以上の高速乳化機を用いる方法、および
気圧100kg/ff1以上の高圧をかけて処理する方
法、周波数20KHz以上の超音波をかけて、処理する
方法など各種の方法を用いることができる。
食用油脂および、水の配合割合は上記範囲が好ましく、
これ以上では、最終的な製品の食感がやわらかくなり、
これ以下では、最終的な製品の食感がかたくなりすぎ、
いずれにしても好ましくない。
この場合、乳化物(4)を製造する0/W型食用乳化剤
(レシチン、ソルビクン脂肪酸エステル、しよ糖脂肪酸
エステルなど)、乳化安定剤(カラギーナン、グアーガ
ム、アラビアガムなと)、増粘剤などを使用することが
できる。
一方、該非繊維状植物蛋白と水の混合物を混練してゲル
化物(B)を得る。
混合物の蛋白濃度は比較的高いことが不可欠であって、
通常10乃至35%である事が必要である。
混線はサイレントカッター、ニーダ−等にて充分行うこ
とができ、その速度により混練時間は変化する。
1.50 Orpm程度のサイレントカッターでは5〜
30分、3.00 Orpm程度の高速サイレントカッ
ターでは2〜10分間混練する。
これを0℃ないし60℃にて20分以上静置することに
よりゲル化物とすることができる。
この場合、各種調味料も添加することができ、例えば各
種エキス、グルタミン酸ソーダ、食塩、醤油、砂糖、ソ
ルビット、デキストリン、水溶性フレーバー、更には着
色を目的とした食用色素等も加えることができる。
調香味料の使用量は目的とするソーセージ様食品を食す
る時一様に風味を感じるよう、また後段にて必要により
使用する調香味料との関係により決定される。
如くして得られたゲル化物は弾力のある、そしてなめら
かなボッツキのないものであり、より具体的にはテクス
チュロメータ−(18關ルサイト)にての測定値がI−
I、−2,0〜4.02A2/A、= 0.4〜0.6
の弾性を有するものが好適に用いられる。
一方、熱凝固性蛋白、食用油脂、および水よりなる乳化
物(C)を調整する。
熱凝固性蛋白とは水を加えてスラリーないしはドウ(d
ough)にして加熱すると弾力性ある固いゲルを形成
する蛋白のことで、(分離)大豆蛋白、卵白、グルテン
などが代表的なものである。
これらのうち、風味、食感等の点から卵白が最も好まし
い。
また、冷却凝固性蛋白としてゼラチンなど、実際には豚
皮コラーゲンを混合することも可能である。
食用油脂については、前記に記載したように、動物油脂
であっても、植物油脂であってもよい。
本発明にて用いる乳化物は、食用油脂、好ましくは冷却
凝固性蛋白、水よりまず0/W型エマルジヨンを調製し
、次いでこれに熱凝固性蛋白を均一に分散溶解させるの
が食感および調理特性上好適である。
このエマルジョン調製時に用いる原料の使用比率は使用
蛋白、油脂の種類により異るが、食用油脂:冷却凝固性
蛋白:熱凝固性蛋白:水は重量比にて1:O〜2:0.
01〜0.5 : 0.01〜0.5より好ましくは1
:08〜1.2:0.1〜0.3二0.1〜0.3であ
る。
上記の如くして得られた乳化物(4)、ゲル化物(B)
および乳化物(C)をA:B :C=1 : 0.2〜
0.5:1.5〜4.0好ましくは1:0.3〜0.5
: 2.0〜3.0の重量比で混合し、以下常法に従
って成型、加熱することにより、極めて優れたソーセー
ジ様練製品が作られる。
この混合時に、必要に応じて各種調味料、香味料、着色
料などを添加することができる。
すなわち、本発明方法によって製造されたソーセージ様
練製品は、弾力性にすぐれているので、種々の味つけを
する事によって、従来品にはない、新規な食感を有する
ソーセージ様練製品を作ることができる。
具体例としては、チーズ味、梅味、かつお味、カレー味
、フルーツ味などの賦香料、コーヒー味、チョコレート
味なとの呈味物質を添加することにより、ソーセージ様
の食感をもちながら、味、風味は嗜好的なものとする事
ができるようになった。
以下、本発明を実施例によって更に詳細に説明する。
実施例 1゜ 分離大豆蛋白(味の素■製「アジプロン−82」)1部
にコーン油3.5部、及び水7部を加え、日本精機■製
高速ホモジナイザーを用い、各々1.00Orpm、5
.00Orpm、15.OOOrpm の回転数で10
分間乳化せしめA区としてA−1(1,00Orpm)
、A −2(5,00Orpm )、A−3(15,O
OOrpm )の各乳化液区を得た。
これらの各区の油の平均粒径は、A−1が48μ、A−
2が25μ、A3が7μであった。
又、上述の分離大豆蛋白1部に、水3,2音医天然色素
(東京田辺■製「ルビルカj)0.009部を加え、サ
イレントカッターを用い、3.00 Orpmで15分
間混練し、ゲル化物B区を得た。
さらに、上述の分離大豆蛋白、1部に小麦澱粉(味の素
■製 *「新ニスサン澱粉J)0.6部、コラーゲン(
湘南ゼラチン■「リキミートJ)2.4部、コーン油0
.9部、水3.5部、上述の天然色素0.02部、ソー
セージフレーバ0.02部、化学調味料0.04部、食
塩0.2部、ボークエキス0.5部、香辛料0.02部
を加え、サイレントカッターを用い、3.00Orpm
で15分間、混練し、乳化物C区を得た。
以上のようにして得たA、B、C区をA:B:C−1:
0.3:3の割合で、サイレントカッターを用い3,0
00 rpm 1分間、混練後、羊腸にケーシングした
後、スモークチャンバー中で、乾燥60℃、10分間、
燻煙−60°C(相対温度65%)、及び加熱−80℃
、30分間処理し、ウィンナ−ソーセージ様食品を得た
以下、10名の味覚審査員によって官能評価を行った。
結果を表1に示す。
尚、対照として重数ウィンナーソーセージ(伊藤ハム■
製「バルキー」)を用い比較した。
実施例 2 分離大豆蛋白(味の素■製「アジプロン−82」)1部
にパーム油(味の素■製「ハイトーン−40」)3.5
部、及び水7部を加え、日科機■製高速ホモジナイザー
を用い10.00 Orpmで15分間乳化し、乳化液
A区を得た。
この系の平均油径は12μであった。
又、上述の分離大豆蛋白1部に、水3.2部、天然色素
(東京田辺■製「ルビルカj)0.009部を加え、カ
イレントカッターを用い、3.00Orpmで15分間
混練し、ゲル化物B区を得た。
さらに、上述の分離大豆蛋白1部に小麦澱粉(味の素■
製「新ニスサン澱粉J)0.6部、コラーゲン(湘南ゼ
ラチン■「リキミート」)2.4部、コーン油0.9部
、水3.5部、上述の天然色素0.02部、ソーセージ
フレーバ0.02部、化学調味料0.04部食塩0.2
部、ボークエキス0.5部、香辛料0.02部を加えサ
イレントカッターを用い、3.00 Orpmで15分
間、混練し、乳化物C区を得た。
以上のようにして得たA、B、C区を表2に示した各割
合で、サイレントカッターを用い3.000 rpm
1分間、混練後、羊腸にケーシンクシた後、スモーク
チャンバー中で、乾燥−60**℃、10分間、燻煙−
60°C(相対温度65%)、及び加熱−80℃、30
分間処理し、ウィンナ−ソーセージ様食品を得た。
官能評価は、実施例1.の場合と同じ方法で行った。
結果を表2に示す。実施例 3 分離大豆蛋白(味の素■製「アジプロン−M2」)コー
ン油、及び水の配合比を表3に示す各割合で家庭用ミキ
サーを用い約7.00 Orpmで20分間乳化し、各
乳化液A区(A−4、A−5、A−6、A−7,A−8
)を調製した。
各乳化液区の平均油滴径は表3に示す通りである。
又、上述の分離大豆蛋白1部に、水3.2部、天然色素
(東京田辺■製「ルビルカJ)0.009部を加え、サ
イレントカッターを用い、3.00Orpmで15分間
混練し、ゲル化物8区を得た。
さらに、上述の分離大豆蛋白、1部に小麦澱粉(味の素
■製「新ニスサン澱粉j)0.6部、コラーゲン(湘南
ゼラチン■「リキミード」)2.4部、コーン油0.9
部、水3.5部、上述の天然色素 **0−02部、
ソーセージフレーバ0.02部、化学調味料0.04部
、食塩0.2部、ボークエキス0.5部、香辛料0.0
2部を加えサイレントカッターを用い、3.000 r
pmで15分間混練し、乳化物C区を得た。
以上のようにして得たA、B、C区をA:B:C=1
: 0.3 : 3の割合で、サイレントカッターを用
い3,000 rpm 1分間、混練後、羊腸にケーシ
ングした後、スモークチャンバー中で、乾燥60℃、1
0分間、燻煙−60℃(相対温度65%)、及び加熱−
80℃、30分間処理し、ウィンナ−ソーセージ様食品
を得た。
以下官能評価は、実施例1の場合と同じ方法で行った。
結果を表3に示す。
1部にパーム油(味の素■製「ハイトーン−10」]2
2部及び水7部を加え日本精機■製高速ホモジナイザー
を用い、10.00 Orpmで15分間乳化し、乳化
物A区を得た。
又、上述の分離大豆蛋白1部に、水3.2部、天然色素
(東京田辺■製「ルビルカJ)0.009部を加え、カ
イレントカツクーを用い、3.00Orpmで15分間
混練し、ゲル化物8区を得た。
さらに、上述の分離大豆蛋白、1部に小麦澱粉(味の素
■製「新ニスサン澱粉J)0.6部、コラーゲン(湘南
ゼラチン■「リキミートl)2.4部、コーン油0.9
部水3.5部、化学調味料0.04部、食塩0.2部、
梅エキス0.4部、香辛料0.02部を加えサイレント
カッターを用い、3.00 Orpmで15分間混練し
、乳化物C区を得た。
以上のようにして得たA、B、C区をA:B:C=1:
0.3:3の割合で、サイレントカッターを用い3.0
00 rpm 1分間、混線後、ポリエチレン製ケー
シングに充填した後、80°Cの温水槽内で40分間加
熱で、全く新しいタイプの食品を得た。
本市は、食感的にはソーセージ様を有し、かつ、味、風
味は酸味の効いた、新規な食品であった。
実施例 5゜ 分離大豆蛋白(味の素■製「アジプロン−821)1部
にコーン油3部、及び水6部を加えて日本精機■製高速
ホモジナイザーを用い、回転数10.00 Orpmで
10分間乳化せしめ、乳化液区Aを得た。
この区の油の平均粒径は、18μであった。
又、上述の分離大豆蛋白1部に水3.5部、天然色素(
東京田辺■製「ルビルカJ)0.009部を加え、サイ
レントカッターを用い回転数1.50Orpmで20分
間混練し、ゲル化物8区を得た。
さらに上述の分離大豆蛋白1部に小麦澱粉(味の素■「
新ニスサン澱粉J)0.5部、コラーゲン(湘南ゼラチ
ン■「リキミートj)2.2音医コーン油0.7部、水
3.5部、上述の天然色素0.02部、ソーセージフレ
ート0.02部、化学調味料0.04部、食塩0.2部
、ボークエキス0.5部、香辛料0.02部を加え、サ
イレントカッターを用い、回転数1.50 Orpmで
20分間混練し、乳化物C区を得た。
以上のようにして得たA、B、C区をA:B:C=1
: 0.3 : 3の比率でサイレントカッターを用い
回転数1.50 Orpmで1分間混練後、ケーシング
につめ800Cで30分間加熱し製品(a)を得た。
一方、上述の分離大豆蛋白1部に水3.3部及び上述の
天然色素o、oos部を混合し、サイレントカッターを
用い、回転数1.50 Orpmにて、20分間混線後
、ゲル化物り区を得た。
又、上述のコラーゲン1部に半溶解した豚脂1音医水0
.2部、少量の乳化剤、及び乳化安定剤を混合し、サイ
レントカッターを用い、回転数1,500 rpmにて
20分間混練し、この時さらに乾燥卵白0.2部を均一
に分散溶解させ乳化物E区を得た。
かくして得た0区1部とE区2.3部及び調味液0.5
4部(グルタミン酸ソーダ0,02部、食塩o、i部、
砂糖0.1部、肉エキス0.14部フレーバ少量、及び
水0.15部)をサイレントカッターにて20分間混練
した。
このものをケーシングにつめ、80’C30分間加熱し
製品(b)を得た。
以下に、官能評価は実施例1の場合と同じ方法で行った

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蛋白質含量50%以上の非繊維状植物蛋白1部に対
    し、食用油脂2ないし5部、および水6ないし10部を
    混合して、油の粒径が30μ以下になるように乳化させ
    た乳化物(4)と、該非繊維状植物蛋白と水の混合物を
    混練して得たゲル化物(B)と熱凝固性蛋白、食用油脂
    、および水よりなる乳化物(C)の3者をA:B:C=
    1:0.2〜0.5:1.5〜4.0の重量比で混合し
    、次いで底型、加熱することを特徴とするソーセージ様
    練製品の製造法。
JP55116582A 1980-08-25 1980-08-25 ソ−セ−ジ様練製品の製造法 Expired JPS5856615B2 (ja)

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