JPS5914046B2 - メタクリル樹脂組成物の製法 - Google Patents
メタクリル樹脂組成物の製法Info
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- JPS5914046B2 JPS5914046B2 JP11159876A JP11159876A JPS5914046B2 JP S5914046 B2 JPS5914046 B2 JP S5914046B2 JP 11159876 A JP11159876 A JP 11159876A JP 11159876 A JP11159876 A JP 11159876A JP S5914046 B2 JPS5914046 B2 JP S5914046B2
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- Japan
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- polymerization
- monomer
- mol
- methacrylic resin
- methyl methacrylate
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐候性および耐衝撃性を有し、押し出し成形お
よび射出成形等の成形可能な透明メタクリル樹脂組成物
の製造方法に関する、特にペレット化、素練り等の熱的
、機械的処理過程を経由さ ・せることによつて一層衝
撃強度が高くなるメタクリル樹脂組成物の製造方法に関
する。
よび射出成形等の成形可能な透明メタクリル樹脂組成物
の製造方法に関する、特にペレット化、素練り等の熱的
、機械的処理過程を経由さ ・せることによつて一層衝
撃強度が高くなるメタクリル樹脂組成物の製造方法に関
する。
メタクリル樹脂はその優れた透明性と耐候性により広く
用いられているが衝撃強度等の機械的性5 質に不満な
点があるため、用途に制約を受けている。
用いられているが衝撃強度等の機械的性5 質に不満な
点があるため、用途に制約を受けている。
この欠点の改良に従来多くの方法が提案されているが、
良好な衝撃強度と良好な透明性を組み合せる最も良い方
法としてメタクリル樹脂の如き、硬質樹脂にこれと同じ
屈折率を持つ微細工ラスト10マー粒子を分散させるこ
とが知られている。この場合、エラストマー成分として
は共役ジエン系ゴムが用いられることが多く、これらの
うち例えば特公昭43−17806号によれは、ジエン
系ゴム組成の選定により殆ど透明性を損じることなく1
5耐衝撃性の改良が達せられる。しかしながらエラスト
マー成分としてジエン系ゴムを用いる場合にι丸耐候性
の低下は回避することができない事及び通常乳化重合さ
れたゴム状ポリマーを原料とするため残存乳化剤による
着色等が欠点である。■0 ポリメタクリル酸メチルの
もつ耐候性を損わずに耐衝撃性を付与するために、非ジ
エン系のゴム例えはアクリル酸低級アルキルエステルの
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体あるいはエチレ
ン−プロピレン共重合ゴムなどの使用が試みられてフ5
いるが、この場合も硬質樹脂の透明性を確保するため
に、エラストマー成分の屈折率をマトリックスである硬
質樹脂のそれに厳密に一致させる努力がなされている。
本発明者らは先に、メタクリル酸メチルまたは10メタ
クリル酸メチルを生体とする単量体混合物を乳化剤を用
いることなく、水性媒体中で不均一重合させることによ
り硬質の重合体のエマルジョンを調製し、次いでこのエ
マルジョン中に重合によりゴム性重合体を与える単量体
(以下ゴム性単量s 体と略記する)を加えて重合を行
うことにより、1η硬質樹脂相とゴム相との屈折率の一
致をそれほど厳密に考慮することなく、簡単なプロセス
で耐衝撃性と透明性を廉備したメタクリル樹脂組成物を
製造できることを見出し特許出願(特願昭51−389
8,31805)、を行なつている。
良好な衝撃強度と良好な透明性を組み合せる最も良い方
法としてメタクリル樹脂の如き、硬質樹脂にこれと同じ
屈折率を持つ微細工ラスト10マー粒子を分散させるこ
とが知られている。この場合、エラストマー成分として
は共役ジエン系ゴムが用いられることが多く、これらの
うち例えば特公昭43−17806号によれは、ジエン
系ゴム組成の選定により殆ど透明性を損じることなく1
5耐衝撃性の改良が達せられる。しかしながらエラスト
マー成分としてジエン系ゴムを用いる場合にι丸耐候性
の低下は回避することができない事及び通常乳化重合さ
れたゴム状ポリマーを原料とするため残存乳化剤による
着色等が欠点である。■0 ポリメタクリル酸メチルの
もつ耐候性を損わずに耐衝撃性を付与するために、非ジ
エン系のゴム例えはアクリル酸低級アルキルエステルの
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体あるいはエチレ
ン−プロピレン共重合ゴムなどの使用が試みられてフ5
いるが、この場合も硬質樹脂の透明性を確保するため
に、エラストマー成分の屈折率をマトリックスである硬
質樹脂のそれに厳密に一致させる努力がなされている。
本発明者らは先に、メタクリル酸メチルまたは10メタ
クリル酸メチルを生体とする単量体混合物を乳化剤を用
いることなく、水性媒体中で不均一重合させることによ
り硬質の重合体のエマルジョンを調製し、次いでこのエ
マルジョン中に重合によりゴム性重合体を与える単量体
(以下ゴム性単量s 体と略記する)を加えて重合を行
うことにより、1η硬質樹脂相とゴム相との屈折率の一
致をそれほど厳密に考慮することなく、簡単なプロセス
で耐衝撃性と透明性を廉備したメタクリル樹脂組成物を
製造できることを見出し特許出願(特願昭51−389
8,31805)、を行なつている。
又この際、ゴム性重合体を与える単量体としてアクリル
酸エステルを用いる時にはメタクリル樹脂の耐候性を損
うことがないことも確認している。本発明者らはこの耐
候性、耐衝撃性メタクリル樹脂の新規製造法に関し、さ
らに検討を進めた結果、素練り等の熱的機械的な力を加
えることによつて、更に衝撃強度の高くなる樹脂を得る
方法を見出した。即ち、本発明はメタクリル歳メチルま
たはメタクリル酸メチルを主体とする単量体混合物を分
子量調節剤の存在下、乳化剤を用いることなく、水性媒
体中で不均一重合させることにより分子量の調節された
硬質重合体のエマルジヨンを調製し、次いでこのエマル
ジヨン中に(a)重合によりゴム性重合体を与える単量
体または該単量体を主体とする単量体混合物、(b),
(aり0.01〜2モル%の量の多官能性単量体および
(c),(a)の0.05〜10モル%の油溶性過酸化
物を添加して重合を行うことを特徴とする透明耐衝撃性
メタクリル樹脂の製法に関する。本発明に関する第1の
要点は、いわゆる乳化剤を用いずに水性媒体中でメタク
リル酸メチル含有単量体の重合を行つてポリマーエマル
ジヨンを得ることである。
酸エステルを用いる時にはメタクリル樹脂の耐候性を損
うことがないことも確認している。本発明者らはこの耐
候性、耐衝撃性メタクリル樹脂の新規製造法に関し、さ
らに検討を進めた結果、素練り等の熱的機械的な力を加
えることによつて、更に衝撃強度の高くなる樹脂を得る
方法を見出した。即ち、本発明はメタクリル歳メチルま
たはメタクリル酸メチルを主体とする単量体混合物を分
子量調節剤の存在下、乳化剤を用いることなく、水性媒
体中で不均一重合させることにより分子量の調節された
硬質重合体のエマルジヨンを調製し、次いでこのエマル
ジヨン中に(a)重合によりゴム性重合体を与える単量
体または該単量体を主体とする単量体混合物、(b),
(aり0.01〜2モル%の量の多官能性単量体および
(c),(a)の0.05〜10モル%の油溶性過酸化
物を添加して重合を行うことを特徴とする透明耐衝撃性
メタクリル樹脂の製法に関する。本発明に関する第1の
要点は、いわゆる乳化剤を用いずに水性媒体中でメタク
リル酸メチル含有単量体の重合を行つてポリマーエマル
ジヨンを得ることである。
重合触媒としてはたとえば特開昭50−61484に記
されたような過硫酸カリウム−チオ硫酸ナトリウム一硫
酸銅系の如きレドツクス触媒が好ましく使用される。こ
の重合系では重合途中で新粒子の生成がなく、いわゆる
シート(Seed)重合が完全に行われる。触媒量、単
量体仕込み濃度等の重合条件を調節することにより粒径
の0.1〜0.3μのシートポリマーのエマルジヨンが
安定に得られる。重合すべき単量体はメタクリル酸メチ
ル単独でもよく、メタクリル酸メチルを生体として、メ
タクリル颯アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチノレ、アクリル酸ブチルの如きアクリル酸エステル
、スチレン、α−メチルスチレンの如きスチレン誘導体
等の他の単量体との混合物でもよい。これら他の単量体
はメタクリル樹脂の変性のために用いられる。重合時に
適当量の分子量調節剤を用いて、上記シートポリマーの
分子量をコントロールしておくことが、最終樹脂の流動
性を適正ならしめる為には肝要である。本発明における
第2の要点はゴム性単量体をシート重合の2段目に添加
して重合を行うことである。
されたような過硫酸カリウム−チオ硫酸ナトリウム一硫
酸銅系の如きレドツクス触媒が好ましく使用される。こ
の重合系では重合途中で新粒子の生成がなく、いわゆる
シート(Seed)重合が完全に行われる。触媒量、単
量体仕込み濃度等の重合条件を調節することにより粒径
の0.1〜0.3μのシートポリマーのエマルジヨンが
安定に得られる。重合すべき単量体はメタクリル酸メチ
ル単独でもよく、メタクリル酸メチルを生体として、メ
タクリル颯アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチノレ、アクリル酸ブチルの如きアクリル酸エステル
、スチレン、α−メチルスチレンの如きスチレン誘導体
等の他の単量体との混合物でもよい。これら他の単量体
はメタクリル樹脂の変性のために用いられる。重合時に
適当量の分子量調節剤を用いて、上記シートポリマーの
分子量をコントロールしておくことが、最終樹脂の流動
性を適正ならしめる為には肝要である。本発明における
第2の要点はゴム性単量体をシート重合の2段目に添加
して重合を行うことである。
該ゴム性単量体はシート粒子の内に膨潤してゆき、粒子
内部で重合してゴム性重合体となるものと考えられる。
本発明の方法とは逆に、シート粒子をゴム性重合体とし
、第2段でメタクリル酸メチルまたはメタクリル酸メチ
ルを主体とする単量体混合物を重合する場合には、目的
とする透明性樹脂組成物は得られない。本発明でいう重
合によりゴム性の重合体を与える単量体とは重合した場
合に常温でゴム状弾性を有する重合体を与えるモノオレ
フイン系の単量体であり、たとえばアクリル酸のメチル
、エチル、プロピル、ブチルエステルの如き低級アルコ
ールエステル、オクチルエステルの如き、アクリル酸の
高級アルコールエステル、メタアクリル酸オクチルの如
きメタアクリル酸の高級アルコールエステルが好ましく
使用される。これらのゴム性単量体は単独または相互に
混合して、あるいは小割合の他の単量体と混合して、用
いることができる。ゴム性単量体は第1段のメタクリル
酸メチル含有単量体の重合により得られる硬質重合体の
5〜40重量%の量で用いるのがよい。多量に用いれば
、それだけ耐衝撃性は増大する力(樹脂の軟化点が低く
なる。逆に少いと軟化点は硬質樹脂のそれに近づくが、
耐衝撃性の増強度は小さい。本発明においてこれらのゴ
ム性単量体と共に該単量体の0.01〜2モル%の多官
能性単量体を組み合わせて2段目の重合を行うことは、
得られるゴム性重合体を適度に架橋して、最終メタクリ
ル樹脂の透明性を保ち耐衝撃性を付与させる上で第3の
重要な点である。ここでいう多官能性単量体とはラジカ
ル重合性二重結合を2個以上有する化合物のことで、例
えばジアクリル酸エチレングリコール、ジメタクリル酸
エチレングリコール、ジアクリル酸ポリエチレングリコ
ール、ジメタクリル酸ポリエチレングリコールの如き不
飽和酸のジオールエステル類、アクリル酸アリル、メタ
クリル酸アリルのような不飽和酸の不飽和アルコールエ
ステル類、フタル酸ジアリノレ、シアヌル酸トリアリル
のような多塩基酸の不飽和アルコールエステル類または
ジビニルベンゼンの如き、狭い意味でのジビニル化合物
が用いられる。
内部で重合してゴム性重合体となるものと考えられる。
本発明の方法とは逆に、シート粒子をゴム性重合体とし
、第2段でメタクリル酸メチルまたはメタクリル酸メチ
ルを主体とする単量体混合物を重合する場合には、目的
とする透明性樹脂組成物は得られない。本発明でいう重
合によりゴム性の重合体を与える単量体とは重合した場
合に常温でゴム状弾性を有する重合体を与えるモノオレ
フイン系の単量体であり、たとえばアクリル酸のメチル
、エチル、プロピル、ブチルエステルの如き低級アルコ
ールエステル、オクチルエステルの如き、アクリル酸の
高級アルコールエステル、メタアクリル酸オクチルの如
きメタアクリル酸の高級アルコールエステルが好ましく
使用される。これらのゴム性単量体は単独または相互に
混合して、あるいは小割合の他の単量体と混合して、用
いることができる。ゴム性単量体は第1段のメタクリル
酸メチル含有単量体の重合により得られる硬質重合体の
5〜40重量%の量で用いるのがよい。多量に用いれば
、それだけ耐衝撃性は増大する力(樹脂の軟化点が低く
なる。逆に少いと軟化点は硬質樹脂のそれに近づくが、
耐衝撃性の増強度は小さい。本発明においてこれらのゴ
ム性単量体と共に該単量体の0.01〜2モル%の多官
能性単量体を組み合わせて2段目の重合を行うことは、
得られるゴム性重合体を適度に架橋して、最終メタクリ
ル樹脂の透明性を保ち耐衝撃性を付与させる上で第3の
重要な点である。ここでいう多官能性単量体とはラジカ
ル重合性二重結合を2個以上有する化合物のことで、例
えばジアクリル酸エチレングリコール、ジメタクリル酸
エチレングリコール、ジアクリル酸ポリエチレングリコ
ール、ジメタクリル酸ポリエチレングリコールの如き不
飽和酸のジオールエステル類、アクリル酸アリル、メタ
クリル酸アリルのような不飽和酸の不飽和アルコールエ
ステル類、フタル酸ジアリノレ、シアヌル酸トリアリル
のような多塩基酸の不飽和アルコールエステル類または
ジビニルベンゼンの如き、狭い意味でのジビニル化合物
が用いられる。
ゴム性単量体に対して多官能性単量体を全く用いずに重
合を行うと、得られる樹脂は透明ではなく、白濁したも
のとなる。多官能性単量体を過度に多量に用いると、樹
脂の耐衝撃性は小さくなり透明性も低下する。したがつ
て多官能性単量体には好適使用量の範囲が存在するが、
この量はまたシートポリマーの分子量にも依存する。通
常良好な成形性を与えるシートポリマーの分子量の範囲
において、多官能性単量体の使用量はゴム性単量体に対
して0.01〜5モル%の範囲が好適である力(次に述
べる油溶性過酸化物を併用する場合には0.01〜2モ
ル%の範囲である。本発明における第4の要点はゴム性
単量体と多官能性単量体との重合時に油溶性過酸化物を
共存させておくことである。油溶性過酸化物はポリマー
粒子中に溶け込み一部は重合開始剤として費される力(
一部は重合終了後も残り(例えば実施例1で用いた過酸
化ベンゾイルは70℃での半減期が約18時間であり、
重合時間が数時間のオーダーであるので半分以上生き残
つていると考えられる。)成形時に分解して、ゴム相の
架橋もしくは樹脂相とゴム相とのグラフト反応に働くも
のと考えられる。本発明の場合、通常のジエン系ゴムを
用いる耐衝撃性樹脂に比較して、二重結合量は極端に少
く、ジエン系ゴムと同様の機構で作用するとは考えにく
い。それにも抱らず、その効果は顕著である。通常ゴム
成分としてガラス転移温度が−20〜−600Cのアク
リル酸又はメタクリル酸エステルを用いた場合に到達す
るアイゾツト衝撃強度はゴム成分が20〜25wt?こ
おいて20〜25(Ftlb/Inノツチ付)の範囲で
あり、本発明の場合はこの値を大巾にうわまわる。ここ
でいう油溶性過酸化物とは過酸化ベンゾイル、過酸化ラ
ウロイル等の一般有機ラジカル開始剤である。これら油
溶性過酸化物の使用量はゴム性単量体の0,05〜10
モル%の範囲である。この範囲より使用量が少なすぎる
と、樹脂を素練り工程を経由させた時耐衝撃性の下降す
ることがあり、又この範囲より使用量が多すぎると、樹
脂の流動性が落ちて加熱成形に適さなくなる。ゴム性単
量体の重合は第1段のメタクリル酸メチル含有単量体の
重合が70〜90%進行したのちに開発するのが望まし
い。
合を行うと、得られる樹脂は透明ではなく、白濁したも
のとなる。多官能性単量体を過度に多量に用いると、樹
脂の耐衝撃性は小さくなり透明性も低下する。したがつ
て多官能性単量体には好適使用量の範囲が存在するが、
この量はまたシートポリマーの分子量にも依存する。通
常良好な成形性を与えるシートポリマーの分子量の範囲
において、多官能性単量体の使用量はゴム性単量体に対
して0.01〜5モル%の範囲が好適である力(次に述
べる油溶性過酸化物を併用する場合には0.01〜2モ
ル%の範囲である。本発明における第4の要点はゴム性
単量体と多官能性単量体との重合時に油溶性過酸化物を
共存させておくことである。油溶性過酸化物はポリマー
粒子中に溶け込み一部は重合開始剤として費される力(
一部は重合終了後も残り(例えば実施例1で用いた過酸
化ベンゾイルは70℃での半減期が約18時間であり、
重合時間が数時間のオーダーであるので半分以上生き残
つていると考えられる。)成形時に分解して、ゴム相の
架橋もしくは樹脂相とゴム相とのグラフト反応に働くも
のと考えられる。本発明の場合、通常のジエン系ゴムを
用いる耐衝撃性樹脂に比較して、二重結合量は極端に少
く、ジエン系ゴムと同様の機構で作用するとは考えにく
い。それにも抱らず、その効果は顕著である。通常ゴム
成分としてガラス転移温度が−20〜−600Cのアク
リル酸又はメタクリル酸エステルを用いた場合に到達す
るアイゾツト衝撃強度はゴム成分が20〜25wt?こ
おいて20〜25(Ftlb/Inノツチ付)の範囲で
あり、本発明の場合はこの値を大巾にうわまわる。ここ
でいう油溶性過酸化物とは過酸化ベンゾイル、過酸化ラ
ウロイル等の一般有機ラジカル開始剤である。これら油
溶性過酸化物の使用量はゴム性単量体の0,05〜10
モル%の範囲である。この範囲より使用量が少なすぎる
と、樹脂を素練り工程を経由させた時耐衝撃性の下降す
ることがあり、又この範囲より使用量が多すぎると、樹
脂の流動性が落ちて加熱成形に適さなくなる。ゴム性単
量体の重合は第1段のメタクリル酸メチル含有単量体の
重合が70〜90%進行したのちに開発するのが望まし
い。
またその重合系への添加時には少量の重合開始剤をも追
加することが重合時間の短縮にとつて望ましい。重合温
度は65〜85℃が適当である。重合温度が高いと重合
中にすでに油溶性過酸化物の効果が発現されるが、後の
素練り等の熱処理の効果は小さくなる。エマルジヨンの
安定性の面からも70′C近辺が適当であり、後の素練
り等の過程で油溶性過酸化物の効果を発現させた方が大
きい衝撃強度を得ることができる。本発明によりラテツ
クス状で得られる分散重合体の粒子は約0.2μの均一
粒径分布を持つものであり、該エマルジヨンを稀薄塩化
カルシウム水溶液や塩化マグネシウム水溶液等と混合す
ることによつて容易に塩析、回収することができる。
加することが重合時間の短縮にとつて望ましい。重合温
度は65〜85℃が適当である。重合温度が高いと重合
中にすでに油溶性過酸化物の効果が発現されるが、後の
素練り等の熱処理の効果は小さくなる。エマルジヨンの
安定性の面からも70′C近辺が適当であり、後の素練
り等の過程で油溶性過酸化物の効果を発現させた方が大
きい衝撃強度を得ることができる。本発明によりラテツ
クス状で得られる分散重合体の粒子は約0.2μの均一
粒径分布を持つものであり、該エマルジヨンを稀薄塩化
カルシウム水溶液や塩化マグネシウム水溶液等と混合す
ることによつて容易に塩析、回収することができる。
得られる粒子状樹脂は淵過乾燥の後、成形加工に供し得
る。特に成形時に加わる機械的熱的な力によつて耐衝撃
性は格段に向上する。本発明で得られるメタクリル樹脂
組成物は乳化剤や安定剤を含んでいないのでこれらによ
る着色や耐水性等の製品品質の低下はない。
る。特に成形時に加わる機械的熱的な力によつて耐衝撃
性は格段に向上する。本発明で得られるメタクリル樹脂
組成物は乳化剤や安定剤を含んでいないのでこれらによ
る着色や耐水性等の製品品質の低下はない。
次に実施例によつて本発明を具体的に説明するが、これ
によつて本発明は限定されるものではない。
によつて本発明は限定されるものではない。
部は他に指示のない限りすべて重量部である。実施例
1還流冷却器、温度計挿入管およびすり合せ方式のかき
まぜ装置を付した3000m1の三ロフラスコ中に純水
1800部およびメタクリル酸メチル282部、アクリ
ル酸メチル18音Nラウリルメルカプタン1.5部を入
れ、高純度窒素気流下、定のかきまぜ状態(320回転
/分)に保ちながら1×10−1モル/tの過硫酸カリ
ウム水溶液36部(系中濃度1.7×10−3モル/t
)と1×10−1モル/tのチオ硫酸ナトリウム水溶液
36部(系中濃度1.7×10−3モル/tおよび5×
10−3モル/tの硫酸銅水溶液6部(系中濃度1.4
×10−5モル/t)を添加すると直ちに重合系は白濁
して重合が開始した。
1還流冷却器、温度計挿入管およびすり合せ方式のかき
まぜ装置を付した3000m1の三ロフラスコ中に純水
1800部およびメタクリル酸メチル282部、アクリ
ル酸メチル18音Nラウリルメルカプタン1.5部を入
れ、高純度窒素気流下、定のかきまぜ状態(320回転
/分)に保ちながら1×10−1モル/tの過硫酸カリ
ウム水溶液36部(系中濃度1.7×10−3モル/t
)と1×10−1モル/tのチオ硫酸ナトリウム水溶液
36部(系中濃度1.7×10−3モル/tおよび5×
10−3モル/tの硫酸銅水溶液6部(系中濃度1.4
×10−5モル/t)を添加すると直ちに重合系は白濁
して重合が開始した。
重合系の温度を70±3℃に維持し約3時間後ほぼ重合
率85%に達したところで、アクリル酸ブチル90部、
スチレン15部、ジメタクリル酸エチレングリコール0
.45部(アクリル酸ブチルとスチレンとの合計の0.
27モル%)、過酸化ベンゾイル1.5部(アクリル酸
ブチルとスチレンの合計の0.73モル%)及び1×1
0−1モル/1の過硫酸カリウム水溶液9.0部を添加
して重合を続行した。約2時間後重合は完了した。系に
1.5%塩化カルシウム水溶液600部を添加して90
℃に加熱し生成重合体を塩析凝集し水洗して触媒を除い
た後淵過し70℃に保つた熱風乾燥機中で一夜放置乾燥
して白色粉末を得た。得られた粉末はそのまま、もしく
は180℃、5分間素練り(ブラベンダ一社製プラスト
グラフPL−3000型)したものを230℃にてプレ
ス成形してシートを得物性測定のサンプルを作製した。
物性測定結果を第1表に示す。キセノンウエザーテスタ
一(島津製作所製XW−60V−3型)を用いてJIS
−A−1410に従つて耐候性試験を行つた結果、これ
らの物性はウエザーテスタ一照射300時間後において
も殆ど低下はみられなかつた。結果を第1表に合せて示
す。実施例 2 重合温度を82±3℃とする以外は実施例1と全く同じ
方法で重合を行つた。
率85%に達したところで、アクリル酸ブチル90部、
スチレン15部、ジメタクリル酸エチレングリコール0
.45部(アクリル酸ブチルとスチレンとの合計の0.
27モル%)、過酸化ベンゾイル1.5部(アクリル酸
ブチルとスチレンの合計の0.73モル%)及び1×1
0−1モル/1の過硫酸カリウム水溶液9.0部を添加
して重合を続行した。約2時間後重合は完了した。系に
1.5%塩化カルシウム水溶液600部を添加して90
℃に加熱し生成重合体を塩析凝集し水洗して触媒を除い
た後淵過し70℃に保つた熱風乾燥機中で一夜放置乾燥
して白色粉末を得た。得られた粉末はそのまま、もしく
は180℃、5分間素練り(ブラベンダ一社製プラスト
グラフPL−3000型)したものを230℃にてプレ
ス成形してシートを得物性測定のサンプルを作製した。
物性測定結果を第1表に示す。キセノンウエザーテスタ
一(島津製作所製XW−60V−3型)を用いてJIS
−A−1410に従つて耐候性試験を行つた結果、これ
らの物性はウエザーテスタ一照射300時間後において
も殆ど低下はみられなかつた。結果を第1表に合せて示
す。実施例 2 重合温度を82±3℃とする以外は実施例1と全く同じ
方法で重合を行つた。
物性測定結果を第1表に示す。実施例 3
実施例1において過酸化ベンゾイルの代りに過酸化ラウ
ロイル1.5部(アクリル酸ブチルとスチレンの合計の
0.44モル%)を用いる以外は実施例1と全く同じ方
法で重合を行つた。
ロイル1.5部(アクリル酸ブチルとスチレンの合計の
0.44モル%)を用いる以外は実施例1と全く同じ方
法で重合を行つた。
物性測定結果を第1表に示す。実施例 4
実施例1においてジメタクリル酸エチレングリコールの
代りにジビニルベンゼン1.5部を用いる以外は、実施
例1と全く同じ方法で重合を行った。
代りにジビニルベンゼン1.5部を用いる以外は、実施
例1と全く同じ方法で重合を行った。
物性測定結果を第1表に示す。比較例 1
実施例において過酸化ベンゾイルを用いない以外は、実
施例1と全く同じ方法で重合を行つた。
施例1と全く同じ方法で重合を行つた。
物性測定結果を第1表に示す。第1表の結果から本発明
によるメタクリル樹脂組成物は素練り工程を加えること
によつて一段と耐衝撃性が向上することが明らかであり
、耐候性も充分備えていることがわかる。
によるメタクリル樹脂組成物は素練り工程を加えること
によつて一段と耐衝撃性が向上することが明らかであり
、耐候性も充分備えていることがわかる。
Claims (1)
- 1 メタクリル酸メチルまたはメタクリル酸メチルを生
体とする単量体混合物を、分子量調節剤の存在下、乳化
剤を用いることなく、水性媒体中で不均一重合させるこ
とにより分子量の調節された硬質重合体のエマルジョン
を調節し、次いでこのエマルジョン中に(a)重合によ
りゴム性重合体を与える単量体または該単量体を主体と
する単量体混合物、(b)、(a)の0.01〜2モル
%の量の多官能性単量体および(c)、(a)の0.0
5〜10モル%の油溶性過酸化物を添加して重合を行う
ことを特徴とするメタクリル樹脂組成物の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11159876A JPS5914046B2 (ja) | 1976-09-16 | 1976-09-16 | メタクリル樹脂組成物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11159876A JPS5914046B2 (ja) | 1976-09-16 | 1976-09-16 | メタクリル樹脂組成物の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5336589A JPS5336589A (en) | 1978-04-04 |
| JPS5914046B2 true JPS5914046B2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=14565404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11159876A Expired JPS5914046B2 (ja) | 1976-09-16 | 1976-09-16 | メタクリル樹脂組成物の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914046B2 (ja) |
-
1976
- 1976-09-16 JP JP11159876A patent/JPS5914046B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5336589A (en) | 1978-04-04 |
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