JPS5952647B2 - 4−メチル−1−ペンテン重合体組成物の製造方法 - Google Patents

4−メチル−1−ペンテン重合体組成物の製造方法

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JPS5952647B2
JPS5952647B2 JP2589577A JP2589577A JPS5952647B2 JP S5952647 B2 JPS5952647 B2 JP S5952647B2 JP 2589577 A JP2589577 A JP 2589577A JP 2589577 A JP2589577 A JP 2589577A JP S5952647 B2 JPS5952647 B2 JP S5952647B2
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JP
Japan
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methyl
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pentene
polymerization
benzene
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邦輔 福井
郁夫 平井
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、透明性および耐衝撃性に優れた4一メチルー
1−ペンテン重合体組成物の製造方法に関する。
4−メチルーl−ペンテンの単独重合体は、軽量で堅く
、透明性が良好であるという利点はあるが、衝撃強度が
小さいため、使用分野に大きな制約を受ける。
この欠点を改良するため、炭素数5以上の直鎖α−オレ
フィンを共重合する方法が知られている。例えば特公昭
50■ 22077号によれば、4−メチルー1−ペン
テンと直鎖α−オレフィンとのランダム共重合方法を開
示しており、該方法によれば4−メチルー1−ペンテン
単独重合体に比較して、相当に耐衝撃性の改善された共
重合体を得ることが可能であるが、実用的にはさらに一
層の改善が望まれている。該公報にはまた、ランダム共
重合の外に、順次共重合を行うことができることも示さ
れているが、とくに耐衝撃性の改善された共重合体を製
造する方法についての具体的開示はなされていない。一
方、英国特許第1093344号には、4−メチルー1
−ペンテンと直鎖α−オレフィンのゴム状ブロックを作
り、次いで4−メチルー1−ペンテンの樹脂ブロックを
作る方法が提案されている。該方法によれば、不活性溶
媒体中での重合を推奨しているが、第一段の重合でゴム
状ブロックを製造するので該ゴムが溶媒に溶解し、その
結果、重合液が粘稠となるので重合操作が困難となる。
次いで第二段重合で樹脂ブロックを製造することによつ
て溶媒不溶の重合体が生成するが、かかる溶媒不溶の重
合体の耐衝撃性は至つて小さい。それ故該特許において
述べられているような耐衝撃性の改善は、かかる溶媒不
溶性の重合体とともに溶媒可溶性の重合体を同時に回収
し、両者を併せることによつて初めて達成させる。この
ような回収プロセスは煩雑でコストのかかる方法である
。本発明は、上記の如きプロセス上の不利益を有するこ
となく、しかもランダム共重合においては達し得なかつ
た水準にまで耐衝撃性を高め、同時に透明性を損なうこ
とのない4−メチル−1−ベンゼン重合体の改質法につ
いて鋭意検討した結果なされたものである。
すなわち本発明は、炭化水素媒体中、遷移金属化合物お
よび周期律表第1族ないし第3族金属の有機金属化合物
の存在下、(A) 4−メチル−1−ベンゼン又は4−
メチル−1−ベンゼンと少割合の他のα−オレフインと
を重合させ、4−メチル−1−ベンゼン含量90重量%
以上、極限粘度0.5ないし15の重合体を形成させ、
次いで、(B) 4−メチル−1−ベンゼンと炭素数4
ないし20の直鎖α−オレフインとを共重合させ、4ー
メチル−1−ベンゼン含量10ないし70重量%、極限
粘度1ないし10のゴム状共重合体を形成させ、しかる
後、固体状重合体組成物を回収することからなり、而し
て該重合体組成物中に(B)成分を1ないし30重量%
存在せしめることを特徴とする4−メチル−1−ベンゼ
ン重合体組成物の製造方法である。
本発明においては、遷移金属化合物および周期,律表第
1族ないし第3族金属の有機金属化合物を触媒成分とす
る立体特異性重合触媒を用いる。
遷移金属化合物として好適なものは、種々の方法で製造
された三塩化チタンである。例えば、四塩化チタンをア
ルミニウム,有機アルミニウム化合.物,チタン,水素
などの還元剤で還元して得た三塩化チタンを好適例とし
て挙げることができる。あるいは、ハロゲン化マグネシ
ウムにチタン化合物、例えば、西塩化チタンと電子供与
体を担持させた高活性触媒を用いてもよい。一方、有機
金属化合物としては、有機アルミニウム化合物を用いる
のが好ましく、たとえば、トリアルキルアルミニウム,
ジアルキルアルミニウムハライド,アルキルアルミニウ
ムセスキハライド,ジアルキルアルミニウムヒドリドな
どを挙げ・ることができる。
遷移金属化合物と有機金属化合物の他に、立体特異性、
分子量などを調節する目的で電子供与体、たとえばアル
コール,エステル,ケトン,エーテルなどを共存させて
もよい。
本発明においては、重合を炭化水素媒体中で行う。
使用される炭化水素媒体としては、4−メチル−1−ベ
ンゼンホモポリマーが実質的に不溶であるものが好まし
く、たとえば、ヘキサン,ヘプタン,オクタン,灯油な
どの脂肪族炭化水素を用いるのが好ましい。このような
不活性溶媒を用いる代りに4−メチル−1−ベンゼンの
過剰を用いることによつて、4−メチノレ一1−ベンゼ
ン自体を媒体としてもよい。これら脂肪族炭化水素を用
いると、重合をスラリー状で行うことが可能であるので
重合液の著しい粘度上昇を防ぐことができ、重合操作が
簡単であり、しかも重合後の重合体組成物の分離も極め
て容易である。本発明の第一段においては、硬度の4−
メチル−1−ベンゼン重合体を製造するものであり、4
−メチル−1−ベンゼンの単独重合体又は4−メチル−
1−ベンゼンと他のα−オレフイン、たとえば炭素数4
ないし20の直鎖α−オレフイン、たとえば1−ブテン
, 1−ヘキセン, 1−オクテン, 1−デセン,
1−ヘキサデセンなどとの共重合体を製造する。
第一段において共重合体を製造する際は、重合体組成物
の物性を考慮すると4−メチル−1−ベンゼンを90重
量%以上、好ましくは94ないし99重量%とするのが
よい。また第一段で製造する4−メチル−1−ベンゼン
重合体の極限粘度(本発明における極限粘度は全て13
0℃、デカリン中で測定したもので、その単位はdl/
gである)は0.5ないし15、好ましくは1ないし7
である。
極限粘度が前記範囲より大きいものを用いたのでは、物
性良好な組成物を得ることは困難である。前記極限粘度
範囲のものを得るもつとも適当な方法は、分子量調節剤
、殊に水素を共存させることである。重合時における触
媒濃度は、炭化水素媒体11当り、遷移金属化合物を遷
移金属換算で0.001ないし100mm01.有機金
属化合物を金属原子換算で0.1ないし500mm01
とするのが一般的である。
有機金属化合物の使用量はまた、その金属原子と遷移金
属化合物の遷移金属との比か、好ましくは0.1ないし
100、一層好ましくは1ないし10とするのがよい。
重合は、通常のチーダラ一型重合と同様にして実質的に
水分や酸素の不存在下において行われる。
重合温度は、好ましくは0ないし150℃、一層好まし
くは30ないし100℃、重合圧力は、好ましくは常圧
ないし5kg/Cnl2程度に選ぶのがよい。本発明の
第二段においては、第一段において生成した硬質の4−
メチル−1−ベンゼン重合体の共存下に4−メチル−1
−ベンゼンと炭素数4ないし20の直鎖α−オレフイン
とのゴム状共重合体を製造する。直鎖α−オレフインと
しては、1一ヘキセン, 1−オタテン, 1−デセン
, 1−ドデセン, 1−テトラデセン, 1−ヘキサ
デセン,1,−オクタデセンおよびこれらの混合物を例
示できるが、とくに炭素数10ないし18のα−オレフ
インを選ぶことにより、低温耐衝撃性の優れた組成物を
得ることができる。ゴム状共重合体中の4−メチル−1
−ベンゼン含量は10ないし70重量%、好,ましくは
20ないし60重量%、またその極限粘度は1ないし1
0、好ましくは3ないし8とすることが、耐衝撃性およ
び透明性の優れた組成物を得るために必要である。従つ
て、ゴム状共重合体の製造においては、水素を共存させ
ない方が好まし,い。第二段における重合条件は、第一
段の重合条件と同一又は異なつていてもよい。以上のよ
うな重合条件を採用すると、通常はスラリー重合となり
、重合液粘度が異常に大きくなることはない。かかる方
法では重合体組成物はスラリーとして得4られるので、
通常触媒を失活除去させた後、遠心分離などの手段によ
つて重合体組成物を単離し、乾燥させる。この際、溶媒
可溶性の重合体を回収して該重合体組成物に含有せしめ
る必要はとくにない。第一段および第二段の重合量は、
重合体組成物中のゴム成分が1ないし30重量%、好ま
しくは5ないし20重量%となるように調節される。
以下実施例によつて本発明を具体的に説明するが、これ
に限定されるものではない。実施例 1 31のオートクレーブを十分乾燥させ、窒素を流して空
気を一掃する。
オートクレーブに1.51のn−デカンと13.5ミリ
モノレのTicl3と27ミリモルのアルミニウムジエ
チルクロリドと水素11を・入れる。混合物を撹拌し6
0℃に保つ。500gの4一メチル一1−ベンゼンを9
0分で加えさらに4時間重合する。
次いで、この温度で30分間真空(2〜 5mmHg)にする。
50gの4−メチル−1−ベンゼンと50gの1−デセ
ンを加え2時間重合する。
重合を7.5m1のアセチルアセトンと100m1のイ
ソブチルアルコールで停止させる。生じたスラリーを6
0℃で45分間撹拌し、重合物を窒素中で淵過し、さら
にイソブチルアルコールで洗浄する。白色の粉末498
gが単離される。この試料は赤外分析によれば5.0重
量%の1−デセンを・含む共重合体であり、極限粘度は
3.60である。第一段重合物の極限粘度は3.51で
ある。ゴム成分は9.8重量%であり、その極限粘度は
4.43であり、1−デセン含量は51.0重量%であ
る。この試料の物性を表1に示す。実施例 2 31のオートクレーブを十分乾燥させ窒素を流して空気
を一掃する。
オートクレーブに1.51のn−デカンと13.5ミリ
モノレのTiCl3と27ミリモノレのアルミニウムジ
エチルクロリドと1.21の水素を入れる。混合物を撹
拌し60℃に保つ。500gの4−メチル−1−ベンゼ
ンを90分で伽え、さらに4時間重合する。
1−デセン50gを1時に加え、さらに4時間重合する
重合を7.5m1のアセチルアセトンと100m1のイ
ソブチルアルコールで停止させる。生じたスラリーを6
0℃で45分間撹拌し、重合物を窒素中で淵過し、さら
にイソブチルアルコールで洗浄する。白色の粉末523
gが分離される。この試料は赤外分析によれば7.2重
量%の1−デセンを含む共重合物であり極限粘度は3.
27である。第一段重合物の極限粘度は3.05である
。ゴム成分は13.6重量%であり、その極限粘度は4
.65であり、53.2重量%の1−デセンを含む。こ
の試料の物性は表1に示した。実施例 3 31のオートクレーブを十分乾燥させ、窒素を流して空
気を一掃する。
オートクレーブに1.51のn−デカンと15ミリモノ
レのTiCl3と30ミリモノレのアルミニウムジエチ
ルクロリドと水素11を入れる。混合物を撹拌し60℃
に保つ。485gの4メチル−1−ベンゼンと15gの
1−デセンを混合して90分で加え、さらに4時間重合
する。
60gの1−デセンを1時に加えさらに2時間重合する
重合を7.5m1のアセチルアセトンと100m1のイ
ソブチルアルコールで停止させる。生じたスラリーを6
0℃で45分間撹拌し、重合物を窒素中で濾過し、さら
にイソブチルアルコールで洗浄する。白色の粉末503
gが分離される。この試料は赤外分析によれば9.9重
量%の1−デセンを含む共重合物であり、極限粘度は3
.17である。第一段重合物の極限粘度は2.94であ
り、1−デセン含量は3.0重量%である。ゴム成分は
11.7重量%であり、その極限粘度は4.93であり
、1−デセン含量は62.1重量%である。この試料の
物性を表1に示す。比較例 1 31のオートタレーブを十分乾燥させ、窒素を流して空
気を一掃する。
オートクレーブに1.51のn−デカンと15ミリモル
のTiCl3と30ミリモルのアルミニウムジエチルク
ロリドと水素11を入れる。混合物を撹拌し60℃に保
つ。475gの4ーメチル−1−ベンゼンと25gの1
−デセンを混合して90分で加え、さらに4時間重合す
る。
重合を7.5m1のアセチルアセトンと100m1のイ
ソブチルアルコールで停止させる。生じたスラリーを6
0℃で45分間撹拌し、重合物を窒素中で濾過し、さら
にイソブチルアルコールで洗浄する。白色の粉末446
gが分離される。この試料の極限粘度は3.26であり
、1−デセン含量は5.0重量%である。この試料の物
性を表1に示す。比較例 2 31のオートクレーブを十分乾燥させ、窒素を流して空
気を一掃する。
オートクレーブに1.51のn−デカンと15ミリモノ
レのTiCl3と30ミリモノレのアルミニウムジエチ
ルクロリドと水素0.91を入れる。混合物を撹拌し6
0℃に保つ。450gの4−メチル−1−ベンゼンと5
0gの1−デセンを混合して90分で伽え、さらに4時
間重合する。
重合を8.3m1のアセチルアセトンと100m1のイ
ソブチルアルコールで停止させる。生じたスラリーを6
0℃で45分間撹拌し、重合物を窒素中で沢過し、さら
にイソブチルアルコールで洗浄する。白色粉末440g
が分離される。この試料は赤外分析によれば10.0重
量%の1−デセンを含む共重合物であり、極限粘度は3
.62である。この試料の物性を表1に示す。実施例
4 後段の追加モノマーとして4−メチル−1−ベンゼン5
0gと1−ヘキセン50gを用いて、実施例1と同じ操
作をくり返す。
白色の粉末501gが分離される。この試料は極限粘度
3.56であり、1ヘキセンを5.9重量%含む。この
試料は89.6%のベースポリマ一と10.4重量%の
ゴム成分を含む。ベースポリマ一の極限粘度は3.50
である。ゴム成分の極限粘度は4.21であり、1−ヘ
キセンを56.7重量%含む。この試料の物性は表2に
示す。実施例 5後段の追加モノマーとして4−メチル
−1−ベンゼン50gと1−ヘキサデゼン50gを用い
て、実施例1と同じ操作をくり返す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炭化水素媒体中、遷移金属化合物および周期律表第
    1族ないし第3族金属の有機金属化合物の存在下(A)
    4−メチル−1−ペンテン又は4−メチル−1−ペンテ
    ンと少割合の他のα−オレフィンとを重合させ、4−メ
    チル−1−ペンテン含量90重量%以上、極限粘度0.
    5ないし15の重合体を形成させ、次いで(B)4−メ
    チル−1−ペンテンと炭素数4ないし20の直鎖α−オ
    レフィンとを共重合させ、4−メチル−1−ペンテン含
    量10ないし70重量%、極限粘度1ないし10のゴム
    状共重合体を形成させ、しかる後、固体状重合体組成物
    を回収することからなり、而して該重合体組成物中に(
    B)成分を1ないし30重量%存在せしめることを特徴
    とする4−メチル−1−ペンテン重合体組成物の製造方
    法。 2 (B)成分の製造に用いる直鎖α−オレフィンとし
    て、炭素数10ないし18のものを用いる特許請求の範
    囲1項記載の方法。 3 (A)成分が炭化水素媒体に懸濁する条件下で重合
    を行う特許請求の範囲1記載の方法。
JP2589577A 1977-03-11 1977-03-11 4−メチル−1−ペンテン重合体組成物の製造方法 Expired JPS5952647B2 (ja)

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JP2023148937A (ja) * 2022-03-30 2023-10-13 三井化学株式会社 オレフィン重合体の製造方法

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