JPS5971447A - 縮み織物用糸の製造方法 - Google Patents

縮み織物用糸の製造方法

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JPS5971447A
JPS5971447A JP57178679A JP17867982A JPS5971447A JP S5971447 A JPS5971447 A JP S5971447A JP 57178679 A JP57178679 A JP 57178679A JP 17867982 A JP17867982 A JP 17867982A JP S5971447 A JPS5971447 A JP S5971447A
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大河原 秀康
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定の接着剤が付着した。縮み織物用に優れた
仮撚未解撚交互撚糸およびその製造方法に関する。
従来から、融液層による融着未解撚糸もしくは未解撚交
互撚糸を用い1強撚糸調織物を製造する試みが、数多く
なされてきた。
まず、単一成分よシなる熱可塑性合成繊維を。
融着させつつ仮撚加工する方法であり、特公昭47−4
9457号公報、特公昭55−51048号公報等に示
されている。これらにおいては、糸を構成する成分であ
る1例えばポリエステルそのものを。
260℃あるいは240℃の高温で仮撚加工するもので
あシ、シャリ味のすぐれた織物を得られる。しかし、仮
撚の固定が非常に高温のため、撚ひずみはほぼ完全に失
なわれ、解撚方向への潜在トルクは消滅してしまってい
る。このためしぼの発現能力はきわめて乏しい。
また、糸を構成する主たる成分と、接着成分からなる複
合糸を用いて仮撚加工する提案もある。
例えば、特公昭49−40031号公報のように、融点
226℃の共重合ポリエステルと、融点257℃のポリ
エチレンテレフタレート(以下PETと略す)の複合糸
を用い、前者成分を溶融せしめつつ仮撚加工する方法で
ある。この場合もやはり、仮撚固定に210℃以上の高
温を要することによるしぼ立ち能力の不足、および、糸
中心部の接着成分の除去がか在り難しく、ドレープ性に
劣った。硬くてシワになりやすい織物となる。
また、接着成分を紡糸することなく、糸に付着せしめて
後仮撚加工する方法も提案されている。
特公昭37−8613号公報に類する方法であり。
熱硬化性である尿素系樹脂によって仮撚を固定するもの
である。この場合、樹脂によって未解撚部を得ることは
できても、熱硬化性であるため、接着部がもろく、かつ
、しぼ立て時の糸の屈曲が完全に阻害され、しぼが発現
しない。また特公昭39i2891号公報の実施例にみ
られるカルボキシメチルセルローズによって撚を固定す
る場合に′おいては、乾燥後の接着剤が非常にもろく白
粉化し、高い撚密度の強撚構造を固定するには強度が不
十分である。
そこで本発明者等は、しほの発現に必要な解撚方向の潜
在トルクを失うことなく、かつ柔軟性のあるしぼ織物を
得ることのできる融接着交互撚糸について鋭意検討した
結果本発明に至った。
すなわち本発明は。
「(1)熱可塑性合成繊維からなるマルチフィラメント
仮撚加工糸条において、該仮撚加工糸条を構成する単繊
維間の少なくとも一部に融点180℃以下で、かつ98
℃の熱水における飽和溶解度が7、0 g/I D O
m1以上のポリエステル共重合体が存在し、該仮撚加工
糸条は未解撚交互撚糸であることを特徴とする縮み織物
用糸。
(2)熱可塑性合成繊維からなるマルチフィラメントを
仮撚加工するに際し、該フィラメントに予め下記の接着
剤を付着せしめ、しかる後180℃以下の温度で接着撚
固定仮撚加工することを特徴とする縮み織物用糸の製造
方法。
(ただし上記接着剤とは、融点180℃以下で、かつ9
8℃の熱水における飽和溶解度が7.0g、’mff以
上のポリエステル共重合体であって、該共重合体を水に
溶解したものをいう。)」 である。
本発明についてさらに詳しく述べる。
本発明において熱可塑性合成繊維とは、ポリエステル、
ポリアミド等をいう。
本発明の特徴の第1は、熱可塑性合成繊維に比較して低
融点である水溶性熱溶融型ポリマー2用い。
該ポリマの水溶液を仮撚加熱工程以前において。
糸に付着せしめる点である。熱可塑性合成繊維と接着成
分を複合紡糸する公知の方法では、溶融紡糸時の溶融粘
度の関係から、熱可塑性合成繊維の融点と大きく差のあ
る接着成分を同時紡糸することは高度な技術を要する。
このため1通常は融点の高い接着成分を用いざるをえず
、融着仮撚加工時においては、高温の撚固定が必要であ
シ、解撚方向の潜在トルクは極端に減少する。これに対
して9本発明の方法では同時紡糸性を考慮する必要はな
く、熱可塑性合成繊維に比較して融点が非常に低い接着
成分を糸に付着せしめておくことができ、潜在トルクの
消滅しないごく低温で接着撚固定を行なうことが可能と
なる。さらに本発明の方法では、熱溶融型接着剤は水溶
性であるため、接着剤を熱溶融状態にする必要がないの
で、装置的にも簡単であ”す、糸への付着がきわめて安
易である。送行中の糸に接着剤を付着せしめるには、接
着剤の粘度は数千センチポアズ以下である必要があり、
低い方が望ましい。しかし、粘度が低い場合0例えば仮
撚加熱工程のごとく糸が旋回移動している工程では、あ
まり粘度を下げられない。周囲へ接着剤がかなり飛散し
、付着効率が低下するためである。この点、無撚状態で
送行する糸へ付着せしめる方が効率的である。
これまで述べたとおり、接着剤は熱溶融型であることが
重要である。なぜならば、糸に付着せしめられた接着剤
は1次の仮撚加熱工程で、糸の主成分である熱可塑性合
成繊維と同時に1強撚状態に熱可塑的変形を起こす必要
があるためである。
熱硬化型の接着剤を糸にあらかじめ付着せしめて仮撚加
工するのでは、接着剤が剥離するか、糸が切れるかして
、目的とする交互撚構造糸は得られない。
また本発明における接着剤は低温仮撚によって接着でき
ることが必要である。よって融点180℃以下であるこ
とが必要で、これを越える温度では良好なしは物を得る
ことができず好ましくない。
また本発明の接着剤は98℃の熱水における飽和溶解度
が7.0 g/l 00 m1以上であることが必要で
ある。これは実質的な接着強度を得るためである。
飽和溶解度がl D g/I Do m1未満では溶液
濃度が希薄となり、良好な接着剤上はならない。
本発明における接着剤は、ポリエステル共重合体である
ことが必要である。これはポリエステル繊維等との接着
力が強いこと、熱溶融して接着できること、布帛形成後
除去しやすいことによる。
好ましい接着剤としては、5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸成分を共重合したものである。他に5−リチウム
スルホイソフタル酸成分、5−カリウムスルホイソフタ
ル酸成分等のように5−アルカリ金属スルホイソフタル
酸成分を共重合せしめてもよい。更に5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸成分を共重合した場合は、該成分を3
モル%以上、特に5モル多以上共重合させたものが好ま
しい。アルカリ水溶液により加水分解除去しやすいから
である。
またかかるポリエステル共重合系接着剤は1例えば、テ
レフタル酸、イソフタル酸、ナフタリjジカルボン酸、
アジピン酸、セバシン酸、ドデカン2酸、5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸等の2官能性カルボン酸およびこ
れらのエステル誘導(;l、 エチレンクリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレンクリコール、テトラ
エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ホリエチレングリコール、ホリテ
トラメチレングリコール等のポリオキシメチレングリコ
ールM、1.4−シクロヘキサンジオール。
1.4−シクロヘキサンジメタツール、1,6−ヘキサ
ンジオール、フロピレンゲリコール、1.5−ベンタン
ジオール等のジオール化合物からなるポリエステルまた
はポリエステル重合体、およびこれらとベンゾイル安息
香酸、ベンジルオキシ安息香酸、メトキシポリエチレン
グリコール、ポリオキシメチレングリコール、グリセリ
ン、ペンタエリスリトール、トリメリット酸、トリメシ
ン酸およびこれらの誘導体とからなるポリエステルまだ
はポリエステル重合体等をどのように組み合わせてもよ
い。
これまでに述べた特性からなる接着剤を付着せしめられ
た糸は、仮撚加熱工程に供給され融着撚止めされるわけ
であるが、解撚方向の潜在トルりが消滅しない温度で処
理されることが重要である。
この温度は低温であればあるほど好ましいが、ポリエス
テルの熱的特性から、180℃好ましくは150℃以下
の温度であれば、″/替在トルクはしぼの発現をもたら
すに十分である。
接着剤を付着せしめる工程は、仮撚加熱工程以前におい
て任意に選べる。
付着工程の例を図によって説明する。第1図において、
紡糸口金1によって紡糸された糸は、冷却後ニップロー
ル10でニップされたのち、接着剤付着装置2で接着剤
を付着され、接着剤の付着した糸8は乾燥手段6によっ
て乾燥され、デIJ /ζリロール20を経てドラム6
0に巻取られる。得られる糸は、半延伸糸、未延伸糸、
あるいは6000m/分以上の紡糸速度の場合には配向
度と結晶化度の高い9延伸糸なみの糸である。未延伸糸
半延伸糸の場合はひき続き、延伸もしくは延伸同時仮撚
工程に供給される。直接紡糸延伸糸の場合はそのまま仮
撚加工工程に供給することができる。
第2図(a)は、紡糸された糸が、ニップロール11と
デリバリロール21で延伸されつつ接着剤の付着と、乾
燥をされる例であり、第2図(b)は、紡糸後ロール1
2とロール16間で延伸され、延伸された糸は、ロール
12とデリバリロール22間で接着剤付着、乾燥される
。これら2例の場合、得られた糸はそのまま仮撚工程に
供給される。第6図(a)は、半延伸糸もしくは未延伸
糸7をフィードロール14と、デリバリロール24の間
で延伸しつつ、接着剤の付着と乾燥がなされる。第6図
(1))は、フィードロール15と、1stデリバリロ
ール16で延伸された後、接着剤の付着、乾燥がなされ
、2ndデリバリロール26によって送シ出される。こ
れら2例によって得られた糸は1次に仮撚加工に供給さ
れる。第4図の例は、仮撚加工機上において、仮撚加熱
域に供給される以前に接着剤を伺着せしめる方法であシ
、延伸糸、半延伸糸もしくは未延伸糸7が、ロール17
と18の間で。
接着剤を付着され、乾燥された後9巻取られることなく
仮撚加熱域に供給され、ヒーター5および仮撚スピナー
6によって仮撚された後、デリバリロール19を経て、
チーズ31に巻取られる。
この接着剤の付着に際し、送行糸に対して1間歇的な付
着を行なうことによシ、接着剤によって仮撚が固定され
ている部分と、接着剤が付着せずに、仮撚とは逆方向の
強撚状態にある部分との。
交互撚構造糸を得られる。この場合、接着部の長さを積
極的にコントロールすることが可能であシ。
長い周期の交互撚糸を得るのに適している。
糸に接着剤を付着せしめるだめの装置としては。
ロールコータ−1あるいはガイド状の接着剤湧出装置を
用いることが好ましい。
この方法によって得られる接着交互撚強撚糸は。
解撚方向の潜在トルクが大きく、シぼ立ち性にすぐれ、
かつまた、接着剤は熱アルカリ水溶液によって安易に除
去できるため、柔軟で、染色斑のない織物を得ることが
できる。
以下実施例によシ説明する。
実施例1 テレフタル酸ジメチル、イソフタル酸ジメチルを6:4
の比で共重合し、これに対してのモル係を変更して5−
ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合せしめた酸成分
と、エチレングリコールとジエチレングリコールが65
:35のグリコール成分からなるポリエステル共重合体
ポリマを得た。
融点は130℃であった。5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸の添加量と98℃の熱水中で30分間溶解せしめ
た時の溶解度を第1表に示す。これら水溶液を第6図(
b)に示した工程を用いてPET75D−36fの糸に
付着せしめ、糸を巻取った。
この時、乾燥は180℃の中空ヒーターを用いた。
得られた糸を、160℃の温度のもとで仮撚加工を行な
った。加工条件は。
加工速度:200m/分 フィード率 :+12.5% 仮撚方式:摩擦仮撚方式 とした。
結果は、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を5.0モ
ルチ共重合したコポリマは7.1 g/l 00 ml
の熱水飽和溶解があり、かつ交互撚構造が形成されて、
良好なシボ織物が得られた(N13)。
また5−ナトリウムスルホイソフタル酸ヲ7.0モル係
とした水準(m4)、同90モルチとした水準(尚5)
ともに良好な交互撚構造が発生し。
良好なシボ織物が得られた。これに対し実験尚1゜2は
各々接着剤の熱水飽和溶解度が低かったため。
良好な接着がなされず、目的の交互撚糸は得られなかっ
た。
実施例2 実施例1で記載した5−ナトリウムスルホイソフタル酸
7モルチのポリマを付着せしめたPET75D−36f
の糸を用いて、仮撚加工した。仮撚条件は加工温度を除
いて実施例1と同じである。
このときの仮撚加工温度は、130℃、150℃。
178℃、183℃、200℃の5水準を選んだ。得ら
れた糸を50D−24fの300 T/m甘撚せをタテ
糸として製織し、しぼ立て処理を行なった。
しぽ立ちによって構造的に収縮する織物の幅を測定した
ところ、それぞれ29%、23%、20チ、15%、8
%であ5,200℃の水準ではほとんどしぼけ出ておら
ず、186℃の水準で、しほの発現が認められた。しか
し、しぼ立ち性は実用にはやや不足であった。178℃
、150℃および130℃の水準はよくしぼが立ってい
た。
これらしばか良好に発生したすべての水準を。
50 g/lの氷酸化ナトリウムの熱水溶液に浸種し3
0分間処理したところ、いずれも井筒に柔軟で。
かつ嵩高感の少ない実撚強撚調の織物を得た。さ処理し
たが染色されず、接着成分は除去されていることが確認
された。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は1本発明の接着剤を付着せしめる
工程例の概略図である。第1図は高速紡糸巻取時に付着
させる例であり、第2図(al、(b)は紡糸直結延伸
工程で付着させる例である。第6図は延伸工程で、延伸
と同時付着(a)、延伸と別ゾーンで付着する方法(b
)である。第4図は仮撚加工機上で付着する方法である
。 2:接着剤供給装置 6:乾燥装置 4:延伸ホットプレート 5:仮撚ヒータ 6:仮撚スピンドル =25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合成繊維からなるマルチフィラメント仮
    撚加工糸条において、該仮撚加工糸条を構成する単繊維
    間の少なくとも一部に融点180℃以下で、かつ98℃
    の熱水における飽和溶解度が7、0 g/l 00ml
    !以上のポリエステル共重合体が存在し、該仮撚加工糸
    条は未解撚交互撚糸であることを特徴とする縮み織物用
    糸。
  2. (2)接着剤の存在が糸条の長手方向において間歇的で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    縮み織物用糸。
  3. (3)接着剤が、5−ナトリウムスルホイソフタル酸成
    分を含む共重合ポリエステルであることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の縮み織物用糸。
  4. (4)熱可塑性合成繊維からなるマルチフィラメントを
    仮撚加工するに際し、該フィラメントに予め下記の接着
    剤を付着せしめ、しかる後180℃以下の温度で接着撚
    固定仮撚加工することを特徴とする縮み織物用糸の製造
    方法。 (ただし上記接着剤とは、融点180℃以下で、かつ9
    8℃の熱水における飽和溶解度が7.0 g、/rnl
    :以上のポリエステル共重合体であって、該共重合体を
    水に溶解したものをいう。)
  5. (5)接着剤の付着を、フィラメントの長手方向に対し
    て間歇的に行なうことを特徴とする特許請求の範囲第(
    4)項記載の縮み織物用糸の製造方法。
JP57178679A 1982-10-12 1982-10-12 縮み織物用糸の製造方法 Granted JPS5971447A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2390856A (en) * 2002-07-16 2004-01-21 Alcare Co Ltd Warp-knit stretch fabric for medical use

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2390856A (en) * 2002-07-16 2004-01-21 Alcare Co Ltd Warp-knit stretch fabric for medical use

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