JPS6019778B2 - フツ素系樹脂成型品の表面処理剤 - Google Patents

フツ素系樹脂成型品の表面処理剤

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JPS6019778B2
JPS6019778B2 JP11935677A JP11935677A JPS6019778B2 JP S6019778 B2 JPS6019778 B2 JP S6019778B2 JP 11935677 A JP11935677 A JP 11935677A JP 11935677 A JP11935677 A JP 11935677A JP S6019778 B2 JPS6019778 B2 JP S6019778B2
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JP
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surface treatment
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alkali metal
polyaryl
compound
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正大 矢坂
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Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフッ素系樹脂成型品の接着性を改善するための
表面処理剤に関するものである。
フッ素系樹脂、とくに四フッ化エチレン樹脂は現在使用
されている合成樹脂の中でも耐熱性、耐薬品性、電気的
性質、摩擦特性においてすぐれた性質を有している。
しかしながら、これらの特性の反面、フッ素系樹脂の倭
蒼性は合成樹脂中ポリエチレンとならんで低いものであ
る。従釆、フッ素系樹脂成型品を被接着物に接着させる
方法として、表面処理による方法、放射線による表面処
理方法、熱融着による方法、共重合体にする方法、他の
材料を固着させる方法、溶剤を使う方法などが知られて
いる。
これらの方法のうち現在では、操作が簡単で比較的大き
な接着力が得られる表面処理による方法が、最も多く利
用されている。この方法は、金属ナトリウムの錯化合物
溶液を用いて予めフッ素系樹脂成型品の表面を処理し、
その後ェポキシ系接着剤などで接着するというものであ
る。この表面処理による方法における処理剤としては、
金属ナトリウムの液体アンモニア溶液、およびナトリウ
ムとナフタリンの錆化合物のテトラヒドロフランまたは
モノグラィム溶液が用いられている。
しかしながら、上記表面処理剤の使用にあたって、取り
扱い上種々の困難が伴う。すなわち、金属ナトリウム−
液体アンモニア溶液を用いるときは、処理液の温度をア
ンモニアの沸点(一33qo)以下に保つ必要があり、
長時間保存しておくことは非常に困難であり、しかし空
気中の酸素および水分の存在によってその効力を失うと
いう大きな欠点がある。さらに最大の欠点は、ナトリウ
ムが酸素により酸化され、水分があると水酸化ナトリウ
ムと共に水素を発生し、爆発する危険性があるので、窒
素気流中で処理する必要があることである。また、現在
最も多く使用されているナトリウムーブフタリン錆化合
物のテトラヒドロフラン溶液を用いる時は、常温での使
用および長期保存は比較的容易であるが、空気中の酸素
および水分の存在によって非常に速やかに効力を失い、
従って窒素ガス等の不活性ガスを用いて空気をできるだ
け遮断した状態で使用しなければならない。
さらに使用溶媒のテトラヒドロフランは低沸点で引火性
の溶媒であるため、引火、爆発の危険があり、使用時に
充分注意する必要がある。以上のような弊害を改良する
目的で、特公昭43−2595号公報にはナトリウムー
ナフタリン錆化合物溶液にパラフィン類を添加して、ペ
ースト状の処理剤とする方法が開示されているが、ペー
スト状の溶液は酸素および水分に対し安定性を発揮する
ものの、反面では処理効果の低下および処理剤の除去に
おける作業性の低下が認められる。本発明は、フッ素系
樹脂成型品の表面処理剤欠点を完全に解消し、常温下に
おいて大気中で容易に使用できるような安定で安全な、
新しいフッ素系樹脂成型品の表面処理剤を提供すること
を目的とするものである。
本発明の目的は、アルカリ金属とポリアリール化合物の
鍔化合物を酸アミド系溶媒に溶解することによって達成
される。
すなわち本発明はアルカリ金属ーポリアリール錨化合物
(たとえばトトリウムーナフタリン鎖化合物など)を、
酸アミド系化合物に溶解することを特徴とするフッ素系
樹脂成型品の表面処理剤に関するものである。
本発明におけるフッ素系樹脂とは、たとえばポリ四フッ
化エチレン、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共
重合体、ポリトリフルオロクロロエチレン、ポリフツ化
ビニル、およびポリフツ化ビニリデンなどである。
本発明のフッ素系樹脂成型品の表面処理剤の溶媒として
用いられる酸アミド系化合物は、一般式(1)で表わさ
れる化合物(ただし、式中R,およびR2は炭素数1な
し、し3の直鎖または分岐鎖のアルキル基を表わし、R
3は水素原子またはメチル基を表わす。
)、(1) N−アルキルピロリドン(ただしアルキル基はメチル基
またはエチル基)およびテトラメチル尿素からなる群よ
り選ばれる少なくとも1種である。
本発明における上記酸アミド系化合物は、アルカリ金属
−ポリアリール錨化合物のすぐれた溶媒であるうえ、高
沸点(180〜220qo)、低引火性の物質であり、
取り扱い上および使用上非常に安全な物質である。
本発明におけるアルカリ金属−ポリアリル錆化合物のア
ルカリ金属とは、ナトリウム、リチウム、およびカリウ
ムから選ばれる。
これらのアルカリ金属と錯化合物を形成するポリァリー
ル化合物とは、ナフタリンおよびジフェニルである。ア
ルカリ金属−ポリアリール錨化合物の製造方法は、アル
カリ金属とポリアリール化合物を窒素気流中で加熱し高
速鷹拝する方法および酸アミド系化合物にアルカリ金属
およびポリアリール化合物を溶解し反応させる方法があ
る。その際、アルカリ金属とポリアリール化合物は等モ
ルずつ添加することが好ましい。
またアルカリ金属とポリアリール化合物の添加量は、溶
媒1そに対してそれぞれ0.1モルないし6モルの範囲
内で適宜選択される。アルカリ金属とポリアリール化合
物をそれぞれ6モル以上添加した場合は、得られる表面
処理剤の粘度が高くなり過ぎてしまい、好ましい結果が
得られない。本発明のフッ素系樹脂成型品の表面処理剤
は通常液状で用いられるが、3000以上の融点を持つ
パラフィン類、微粉砕シリカゲルル、各種酸のアルカリ
金属塩類等を加えてペースト状で使用してもよい。
ペースト状で使用しても処理効果は液状のものと同じで
ある。本発明のフッ素系樹脂成型品の表面処理剤の一例
を、調製法をあげて説明する。
高速かきまぜ機をつけたフラスコ中に、ナフタリンおよ
び金属ナトリウムを入れ、分散剤および安定剤を加えて
、窒素ガスを通じながら15000で数分間、約100
0比pmで澄洋を行うと、ナトリウムが1〜30rの粒
径で媒体中に分散する(以下SD(N);ナフタリン媒
体ーナトリウム分散体と略称する)。凝拝を止め、温度
が下がってから取りだす。得られたSD(N)を、醗ア
ミド系化合物たとえば、1・3−ジメチルー2ーイミダ
ゾリジノン(以下DMIと略称する)、N−メチルピロ
リドン(以下NM円と略称する)、テトラメチル尿素(
以下TMUと略称する)、1・3・4−トリメチルー2
−ィミダゾリジノン(以下TMIと略称する)をそれぞ
れ単独または任意に混合したものに室温で健梓溶解する
ことによって、本発明のフッ素系樹脂成型品の表面処理
剤を製造することができる。または、前記酸アミド系化
合物にナフタリンを溶解し、これに金属ナトリウムを加
え加熱鷹拝しても、同様に階縁色の均一溶液の処理剤を
製造することができる。このようにして得られる本発明
の表面処理剤は、暗緑色の低引火性の液体で、中程度の
粘性を持ち、空気中で安定であり、大気中で簡単に使用
でき、かつ長期保存に耐えるという大きな利点を持つ。
本発明の表面処理剤を使用してフッ素系樹脂成型品の表
面処理を行う方法は極めて簡単で、前記処理剤に数秒間
浸すか、あるいはハケで均一に塗った後、アセトンと水
で順次洗浄すればよい。
本発明の表面処理剤によって処理したフッ素系樹脂は、
元の白し、表面が茶褐色の表面となり、処理表面を顕微
鏡で40の割こ拡大してみると、均一にフッ素系樹脂表
面が腐蝕されていることが認められる。さらに従来の処
理剤と本発明の処理剤の効果を比較すると、従来のテト
ラヒドロフランを溶媒とする処理剤は、引火、爆発の危
険性があり、取り扱いに十分注意しなければならず、安
全性、衛生上からも大きな弊害があるが、本発明の処理
剤はそのような心配はなく、室内で安心して取扱えると
いう有利な点がある。
以下実施例により本発明をより具体的に説明する。
実施例1〜7、比較例1〜3 SD(N)15夕(0.1モル)を第1表に示した各溶
媒100奴【に溶解した処理液で、テフロン板の表面処
理を行い、アセトンと水で順次洗浄した後乾燥し、市販
の18肌中の粘着テープ(商品名セロテープ■ニチバン
製)を貼り、はく雛強度を測定した。
は〈雛強度は、JISC2107の1800引きはがし
法に準拠して行った。その結果を第1表に示す。表中に
部とあるのは重量部を意味する。
第1表 また上記各表面処理剤の大気安定性を調べた。
各表面処理剤を半径3伽、深さ4伽の円筒状ガラスビン
に深さ2肌まで入れ、温度20つ0、相対湿度65%の
室内に放置し、完全にその黒色を失うまでの時間をみる
方法で試験した。SD(N)の溶液は既述のように黒な
いし階縁色を呈しており、大気中の水分および酸素によ
って分解を受けると無色となるため、その効力が無くな
ったことがわかる。その結果、比較例1および2の表面
処理剤は数時間で失効するのに対して、実施例1なし、
し7の表面処理剤は数日間その効力を失わなかった。実
施例 8DMIIとにナフタリン512夕(4モル)を
溶解し、これに金属ナトリウム92夕(4モル)を加え
、3時間室温で損拝すると黒ないし階緑色の均一な溶液
が得られた。この処理液を用いて処理力試験を行なった
。この処理液にフッ素系樹脂テ−フ。(商品名ニトフロ
ンテープNO.900:日東電工■製)を15段・〜3
町砂浸潰した後、アセトンと水で順次洗浄後乾燥した。
表面処理したフッ素系樹脂テープをェポキシ樹脂系接着
剤(商品名ボンド:小西儀助商店製)によってステンレ
ス板上に接着し、そのはく離強度を測定したところ、1
.5k9/15肋中であった。実施例 9 DMII夕にSD(N)113夕(0.75モル)を室
温で3時間燈梓溶解すると脂緑色の均一な溶液が得られ
た。
この溶液を用いてフッ素系樹脂テープを実施例8と同様
に表面処理し、は〈離強度を測定したところ、はく離強
度は1.7k9/15側中であった。実施例 10 DM1500の‘、TMU500MにSD(N)151
夕(1モル)を室温で3時間擁梓溶解すると、階緑色の
均一な溶液が得られた。
実施例8と同様に試験を行ったところ、この処理液によ
るは〈離強度は1.3k9/15胸中であった。この処
理液によって表面処理をしたフッ素系樹脂テープの水と
の接触角は71度であった。
比較のため未処理のフッ素系樹脂テープの接触角は11
4度であった。実施例 11 DM1600凧【、エチレングリコールジメチルエーテ
ル400の上にSD(N)151夕(1モル)を室温で
3時間燈梓溶解すると晴緑色の均一な溶液が得られた。
この溶液でフッ素系樹脂テープを実施例8と同様に処理
し、試験した結果、は〈離強度は1.2k9/15胸中
であった。実施例 12 TMII夕にSD(N)151夕(1モル)を室温で3
時間燈梓すると、階緑色の均一な溶液が得られた。
この溶液でフッ素系樹脂テープを実施例8と同様に処理
し、試験した結果、はく離強度は0.8k9/15肌中
であった。なお処理表面の水との接触角は90度であっ
た。実施例 13TMUI〆にジフェニル154夕(1
モル)を溶解し、これに金属ナトリウム23夕(1モル
)を加えて3時間室温で灘拝すると濃階級色の均一な溶
液が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルカリ金属−ポリアリール錯化合物分散体と一般
    式(I)で表わされる化合物(ただし、式中R_1およ
    びR_2は炭素数1ないし3の直鎖または分岐鎖のアル
    キル基を表わし、R_3は水素原子またはメチル基を表
    わす。 )、▲数式、化学式、表等があります▼ N−アルキルピロリドンおよびテトラメチル尿素から
    なる群より選ばれる少なくとも1種の酸アミド系化合物
    を含有することを特徴とするフツ素系樹脂成型品の表面
    処理剤。 2 アルカリ金属−ポリアリール錯化合物分散体のアル
    カリ金属がナトリウム、カリウム、およびリチウムから
    選ばれる少なくとも1種である特許請求の範囲第1項記
    載の表面処理剤。 3 アルカリ金属−ポリアリール錯化合物分散体のポリ
    アリール化合物がナフタリンおよびジフエニルから選ば
    れる少なくとも1種である特許請求の範囲第1項記載の
    表面処理剤。 4 N−アルキルピロリドンのアルキル基がメチル基ま
    たはエチル基である特許請求の範囲第1項記載の表面処
    理剤。
JP11935677A 1977-10-04 1977-10-04 フツ素系樹脂成型品の表面処理剤 Expired JPS6019778B2 (ja)

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JPH07121993B2 (ja) * 1986-11-10 1995-12-25 タキロン株式会社 フツ素樹脂成形品の処理液
JP2659920B2 (ja) * 1995-03-16 1997-09-30 シャープ株式会社 電動ブラインド装置
JP7679037B2 (ja) * 2022-11-18 2025-05-19 株式会社神鋼環境ソリューション 成形体、回路基板、および改質方法

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