JPS6020179B2 - ポリエステル化粧板の製造法 - Google Patents

ポリエステル化粧板の製造法

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JPS6020179B2
JPS6020179B2 JP54056350A JP5635079A JPS6020179B2 JP S6020179 B2 JPS6020179 B2 JP S6020179B2 JP 54056350 A JP54056350 A JP 54056350A JP 5635079 A JP5635079 A JP 5635079A JP S6020179 B2 JPS6020179 B2 JP S6020179B2
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JP
Japan
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water
printing ink
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ink
polymerization
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JP54056350A
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剛史 俣野
隆至 樽谷
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、柄と同調した凹凸を有するポリエステル化粧
板の製造法に関わり、基材にパターン紙を貼着した後、
重合開始剤と重合触媒を含む不飽和二重結合を持つポリ
エステル樹脂を塗布し硬化させる工程よりなるポリェス
テルイ劫蛇板の製造法において、パターン紙として吸水
性のないフィルムに吸水性のある印刷インキで遮水性を
施した印刷紙を用い、ポリエステル樹脂を塗布する前の
工程でパターン紙に吸湿させておく事を特徴とする凹凸
のあるポリエステル化粧板の製造法を要旨とするもので
ある。
従来、ポリエステル化粧板に柄と同調させた凹凸を設け
る方法としてポリエステル樹脂に硬化速度の差のある部
分を設け、ポリエステル樹脂が硬化する際に収縮する事
を利用し、硬化速度の差のある境界における収縮の不均
衡により、硬化速度の遅い部分が凹部となるようにする
方法がとられている。
硬化速度に差のある部分を設ける方法としては、‘1’
重合触媒あるいは重合開始剤を含まないポリエステル樹
脂を使用しパターン紙として重合触媒あるいは重合開始
剤を含む印刷インキを用いて柄を形成する方法、または
、重合触媒あるいは重合開始剤を含む層を印刷紙基材に
設けておき、その上に重合触媒あるいは重合開始剤の働
きを遮蔽する印刷インキを用いて柄を形成する方法、‘
21 重合触媒あるいは重合開始剤を含むポリェステル
樹脂を使用し、パターン紙として重合触媒あるいは重合
開始剤の抑制剤あるいは重合禁止剤を含む印刷インキで
柄を形成する方法、または重合触媒あるいは重合開始剤
の抑制剤、あるいは重合禁止剤を含む層を印刷紙基材に
設けておき、その上に該薬剤の働きを遮蔽する印刷イン
キを用いて柄を形成する方法、脚 光硬化ポリエステル
樹脂を使用し、光を部分的に遮断するようにして作成し
たパターン透明フィルムを用いて柄を形成する方法、■
光硬化ポリエステル樹脂を使用し、パターン紙として
光増感剤を含むインキを用いて柄を形成する方法などが
考えられている。
硬化速度は、ポリエステル樹脂では、不飽和二重結合を
飽和化させる事によるラジカル付加重合の重合速度と相
関する。
この速度を遅延させるための方法としては、【11 重
合速度を遅延させるため、重合禁止剤としてキノン類、
ハイドロキノン類、ニトロ化合物類などのラジカル禁止
剤を用いて、付加重合あるいはメチルエチルケトンパー
オキサイド(M旧KPO)などの重合開始剤のラジカル
化を抑制する方法、‘2) ナフテン酸コバルトなどの
ような重合触媒の働きをカルボン酸類などを用いて抑制
する方法、などがある。
しかしながら、これらの方法では不安定なラジカル剤な
どを含む印刷インキの品質安定性の管理に問題があり、
また金属含有インキなどを使用した場合、水分の存在に
より重合触媒が鍔体を形成し触媒機能を失し、環境条件
のばらつき等も相伴なって凹部が生じたり、生じなかっ
たりする欠点があった。
つまり、水自身も硬化速度を遅延させるものとして働く
ものであった。これらの欠点を解消するため鋭意研究を
重ねた結果、本発明者らは安定して簡便にしかも通常イ
ンキを用いる事によりポリエステル化粧板に柄と同調し
た凹凸を設ける方法の開発に成功したものである。
すなわち、本発明は印刷パターン紙に部分的に吸湿させ
ることにより、その吸湿された水分をポリエステル樹脂
の硬化遅延に利用して絵柄に対応した樹脂ェンボスを得
るものである。以下に図面を用いて本発明を詳細に説明
する。まず、第1図示の如く、吸水性のない印刷基材フ
ィルム1に吸水性のある印刷インキ2で凹部となること
を望む総柄を施こす。このようにして作成した印刷フィ
ルム3を吸湿させてから第2図示のく非印刷面を接着面
として基材4に貼着するか、貼着してから吸湿させる。
このようにして作された化粧基材の上に第3図示の如く
重合開始山と重合触媒とを含む不飽和二重結合をもつポ
リエステル樹脂5を塗布する。場合によっては、化粧表
面にツャあるいは平滑性をもたせるため剥離フィルム6
をラミネートした後脱泡する。しかる後、上記樹脂5を
硬化させて第4図示の如く上記印刷インキ2の部分を凹
部Aとする絵柄に同調したェンボス表面を有する硬化樹
脂層7を形成する。尚、上記剥離シート6を用いた場合
には硬化後剥離する。このシート6は実際の使用時まで
付着させておけば、表面を保護することができる。まず
、吸水性のない印刷基材フィルムとしては、アクリル樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチ
レン樹脂、ポリオレフィン樹脂などのプラスチックフィ
ルム、溌水性を有する層を表面に有する紙など通常の印
刷で可能なフィルムは何を使用しても良い。尚、ポリエ
ステル樹脂と印刷紙の密着性を特に考慮せずまたは後で
樹脂層を剥離する目的であるならば基材としてガラス、
金属のようなものを使用しても良い。またこのような基
村に直に印刷することが不可能であれば、転写法によっ
て柄を設けてもよい。印刷インキは、吸水性または水と
の濡れが良い樹脂である必要がある。
印刷インキとしては、水溶性インキのように空気中の水
分を常に吸収して含んでいる樹脂、界面活性剤を含むた
め水の濡れ指数の高い樹脂、顔料分が多く表面が粗であ
るため水との桶れ指数が高い樹脂、発泡インキのように
インキ表面に水の含みやすい発泡セルを持つ樹脂、また
スポンジ状の空隙率の大きい樹脂などが用いられる。特
に発泡インキの場合は、発泡剤として使用される物質が
硬化抑制剤として重複効果を持ち、外観的には立体感に
すぐれた製品を作る事が可能である。また、これらのイ
ンキは前述の性質のうち単独であってもまた更に複合さ
れたものであってもよい。該印刷インキにおける説明は
、凹部となるべき所に使用するインキに関して行ってい
るのであり、凹部となる必要のない部分におけるインキ
については、前述のような性質を持たないインキで印刷
することが必要である。印刷方式としてはグラビア、オ
フセット、凸版、シルクスクリーン、フレキソなど通常
の印刷方法で、単色あるいは多色に施こす。また描画に
よって行ってもよい。次に該印刷フィルムは、最終目的
に応じて基材に貼着するが、この手法に関しては、基材
の材質は問わない。
基材としてはたとえば、合板、パ−テイクルボード、フ
アィバ−ボード等の不買基材が本発明の汎用性を考慮す
ると適当である。水の含浸は、準備されたイQ荘基村の
印刷面より行なうか、又は、基材と貼着する前に行う。
一その手法としては、水への浸簿、印刷面よりの含浸ロ
ールによる含浸、あるいはスチームスプレーの吹付など
により行なう。その際いずれも含水したあと必要部以外
の過剰水分は拭きとっておいた方がより効果的である。
また、水溶性インキのようにそれ自身が含水性をもって
いる場合はこの水の含浸工程を必ずしも必要としない。
このようにして施された水分は、重合抑制剤として働く
が、この効果を更に高めるため水を酸又はアルカリ性に
したり重合禁止剤あるいは重合触媒の抑制剤を混合して
もよい。
あるいは吸水性のある印刷インキか酸性又はアルカリ性
であるか、又は該インキが上記物質を含んでいても同様
の効果が得られる。次に含水率の異なる部分を有した化
粧表面上に重合開始剤、重合触媒を含む不飽和二重結合
を有するポリエステル樹脂を塗布する。
重合開始剤としては、MEKP○、ベンゾイルパーオキ
サイド(BPO)、シクロヘキサノパーオキサイドなど
の有機過酸化物及びアゾビスィソブチロニトリルなどが
使用されその組成は1〜3重量%が有効である。また、
重合触媒としては、ナフテン酸コバルト、ジメチルアニ
リンなどが使用される。この場合重合開始剤の量が多い
程ェンボス効果は大きい。ポリエステル樹脂を硬化させ
るには常法により、たとえば室温で空気中に放置するこ
とにより行なう。樹脂液をコントロールする剥離フィル
ムとしてはポリエステル、ビニロン、ナイロン、テトロ
ン、セロフアン、ポリスチレン、ポリプロピレンなどの
ような剥離性のあるフィルムが使用される。
フィルムの伸縮力が少ないものほどポリエステル樹脂の
動きに従うためェンボス樹脂の動きに従うためェンポス
効果は増大される。次に、実施例を示して本発明を具体
的に説明する。
以下の文中の「部」は重量部を表わす。実施例 1塩ビ
フィルム150ム(バンドー化学社製、W23)に界面
活性剤(ラウリン酸アミン)0.5部と炭酸カルシウム
30部を含み,、塩化ビニル樹脂10碇部をビヒクルと
するインキ(諸星インキ社製、Vは)を用いてグラビア
印刷にてタイル柄を印刷した。
次にこの印刷紙を非印刷面を接触面として合板(2.7
の/肌厚)−と酢ビ系の接着剤(中央理化社製、BA6
20)を用いて該基材に貼り合わせ、印刷面を下にして
0.3規定NaOH水溶液に1分間浸糟した。基材を取
り出した後印刷面を布で軽く拭き取り、不飽和ポリエス
テル樹脂(大日本インキ社製、ポリラィト)10碇部、
MEKP0 3部、ナフテン酸コバルト0.5部からな
る樹脂液をビニロンフィルム(日本合成化学社製、/・
ィセロンC200)を使用し、通常の手法によりフィル
ム法によるポリエステル成型を行った。この基材を室温
で5時間放置したところ、印刷部が凹部となったサンプ
ルが作製された。実施例 2 壁紙用塩ビ原反(協同化成社製、0.3の/仇)に塩ビ
系のインキ(昭和インキ社製、化X)を用いてべタ印刷
を施した後塩ビ系の発泡インキ(大日精化社製)を用い
てグラビア印刷にて抽象模様(インキ幅2の/m)を印
刷した。
次にこれを200℃において発泡させた後、実施例1と
同様に合板基材に貼り合わせ、印刷面を下にして、0.
3算定N比OH水溶液に1分間浸潰した。次に実施例1
と同様の操作をふむことによって抽象模様と完全に一致
した凹部が形成された。実施例 3 合成紙80山(王子油化社製、ュポFP80)にニトロ
セルロース樹脂をビヒクルする印刷インキ(諸星インキ
社製、MA)にて木目模様をグラビア印刷した。
次に木目と同調した道管部を塩化ビニル樹脂をビヒクル
とする発泡インキ(大日精化社製)にてグラビア印刷し
た。次にこれを200℃において発泡させた後、実施例
2と同機の操作をふむことによって道管部と同調した凹
部が形成された。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本発明の製造法の各工程を示す模式
断面図である。 1・・・・・・吸水性のない印刷基材フィルム、2・・
・・・・吸水性のある印刷インキ、3・…・・印刷フィ
ルム、4・・・・・・基村、5・・・・・・未硬化ポリ
エステル樹脂、6・・・・・・剥離フィルム、7・・・
・・・硬化ポリエステル樹脂。 第ー図 第2図 努3図 纂4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記各工程を含むポリエステル化粧板の製造方法。 (a) 吸水性のない印刷基材フイルムに吸水性のある
    印刷インキで部分的に吸水性を施した印刷フイルムを作
    製する工程、(b) 上記印刷フイルムに吸湿させる工
    程、(c) 上記印刷フイルムを基材に貼着する工程、
    (d) 上記吸湿及び貼着の後、上記印刷フイルム表面
    に重合開始剤と重合触媒を含む不飽和二重結合を有する
    未硬化のポリエステル樹脂を塗布する工程、(e) 上
    記未硬化のポリエステル樹脂を硬化させることにより上
    記印刷インキに対応する部分に凹部を有するエンボス硬
    化樹脂層を形成する工程。 2 吸湿させる水又は吸水性のある印刷インキが酸性又
    はアルカリ性である事を特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の製造法。 3 吸湿させる水又は吸水性のある印刷インキが重合禁
    止剤、重合触媒の抑制剤、重合開始剤の抑制剤のうち少
    なくとも1つを含んでいる特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の製造法。
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