JPS6021157B2 - 6−アルコキシペニシリン誘導体の製法 - Google Patents

6−アルコキシペニシリン誘導体の製法

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JPS6021157B2
JPS6021157B2 JP52004208A JP420877A JPS6021157B2 JP S6021157 B2 JPS6021157 B2 JP S6021157B2 JP 52004208 A JP52004208 A JP 52004208A JP 420877 A JP420877 A JP 420877A JP S6021157 B2 JPS6021157 B2 JP S6021157B2
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【発明の詳細な説明】 本発明はべナム核の6Q位にアルコキシを導入する方法
に関するものである。
従来べナム核の6Qにアルコキシ基を導入する方法とし
ては種々あるが、先に本発明者等は副産物が生じ難く、
かつ反応操作も低温を必要としない容易な方法として7
ーベンジリデンアミノセフェム化合物を酸化し、アルコ
ールと反応せしめて行う方法を発明した。
(袴関昭50一503班号)本発明者等はこの方法は更
にこの方法につき研究を重ねた結果6−ペンジルアミノ
ベナム化合物を用いて酸化、及びアルカノール処理する
と6Qアルコキシベニシリン誘導体が得られるとの知見
を得て本発明をなした。本発明は式 (式中、RI乃至R5は反応に関与しない基を示す。
)を有する6一ベンジルアミノベナム化合物を、酸化し
た後低級アルカノールを作用させるか、又は低級アルカ
ノールの存在下酸化することによって式(式中、RI乃
至R5は前述と同一意義を有し、Rは低級アルキル基を
示す。
)を有する6一アルコキシベニシリン談導体を得る方法
である。本発明の方法によって得られる6Q−アルコキ
シベニシリン化合物は広範囲抗菌スベクトラムを有する
ペニシリン誘導体の中間体として極めて有用な化合物で
ある。すなわち、本発明の方法によって得られる化合物
を既存の方法、例えば2.4−ジニトロフェニルヒドラ
ジンとPートルェンスルホン酸の作用によって、6ーア
ミノー6ーメトキシベニシリン誘導体とした後、アシル
化剤と反応させて6−メトキシー6ーアシルアミノベニ
シリン議導体とし、ついで常法により3位のカルボン酸
の保護基を除去することによって、強い抗菌作用を有す
る化合物を製造することが出来る。
本発明の方法の原料化合物である6−ペンジルアミノベ
ナム化合物は一般式で示される。
上言己式においてRI乃至R5は本反応に関与しない基
であれば、いかなる基であっても差支えないが、RIで
示される基は水素原子または本発明の方法の実施に当っ
てのカルポキシルの保護基であって、後にべナム核を破
壊することなく容易に除去しうる基および除去されるこ
となくそのま)製品として使用される基のいずれもが含
まれる。
そのような保護基の例としては例えばメチル、エチル、
プ。ピル、イソプロピル、ブチル、tertーブチルの
ような直鎖状または有枝鎖状の低級アルキル基および置
換メチル基例えばメトキシメチル、エトキシメチル、ベ
ンジルオキシメチル、0ーニトロベンジルオキシメチル
のような低級アルコキシまたはペンジルオキシメチル基
;アセトキシメチル、ピバロイルオキシメチル、1ーア
セトキシエチル、1−アセトキシプロピル、1−ピバロ
イルオキシェチルのような低級アルカノイルオキシ低級
アルキル基;ペンゾイルオキシメチル基:シアノメチル
基;2,2,2ートリクロルヱチル基:フタルィミドメ
チル基;ペンジル、pーメトキシベンジル、p−ニトロ
ベンジルのようなペンジル基;ペンズヒドリル基;フェ
ナシル、p−プロムフエナシル、pーメトキシフエナシ
ル、p−ニトロフェナシルのようなフェナシル基;トリ
メチルシリルのようなトリ低級アルキルシリル基;ジイ
ソプロピルアンモニウムのようなアンモニウム基等があ
げられる。R2乃至R5で示される基は前記一般式(0
)を有する化合物がキノィド型をとるのに悪影響を与え
ないような基であれば特に限定はなく、そのような基の
例としては例えば水素原子;メチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ten−ブチルのような直鎖状若しく
は有枝鎖状の低級アルキル基;メトキシ、ェトキシ、プ
ロポキシ、ィソプロポキシ、teれープトキシのような
低級アルコキシ基;塩素、臭素のようなハロゲン原子:
シア/基;メトキシカルボニル、ェトキシカルボニル、
企rt−ブートキシカルボニルのような低級アルコキシ
カルボニル基があげられる。
またR2とR3とR4とR5とは夫々連結してそれらが
結合しているベンゼン環に融合する環を形成し、全体と
してナフタレン、アンスラセン、テトラヒドロナフタレ
ン等を形成してもよい。通常好適には例えばtert−
ブチルのような立体障害性アルキル基を水酸基のオルト
位に有するフェニル基が使用される。本発明の方法に使
用される酸化剤としては、ベナム核を破壊することなく
フェノールをキノイド型に酸化しうる酸化剤であれば特
に限定なく使用しうるが、そのような酸化剤としては金
属酸化物例えば酸化鉛、二酸化マンガン、電子吸引基を
置換分とするペンゾキノン例えば2.3−ジクロロー5
,6ージシアノ−p−ペンゾキノン等があげられる。本
発明において導入される低級アルコキシ基は直鎖状であ
っても分枝鎖状であってもよく、したがつて本発明の方
法に使用される低級アルカノールとしてはメタノール、
エタノール、nープロパノール、インプロノぐノール、
n−プタノール、イソプタノール、secーブタノール
、にrtーブタノ−ル、nーベンタノール、nーヘキサ
ノールのような直鎖状または分枝鎖状の低級アルカノー
ルがあげられる。
本発明の方法は、酸化およびアルコキシ化から成ってい
る。
酸化は、前記一般式(0)を有する化合物を適当な溶剤
中で酸化剤と接触させることによって行なわれる。
反応に使用される溶剤としては本反応に関与しないもの
であれば特に限定はなく、種々の不活性有機溶剤があげ
られる。そのような溶剤の例としては例えばベンゼン、
トルェンのような芳香族炭化水素、クロロホルム、メチ
レンクロリド、ジクロロェタンのようなハロゲン化炭化
水素;ジオキサン、テトラヒドロフランのようなエーテ
ル、ジメチルスルホキサィド等があげられる。通常はベ
ンゼンのような芳香族炭化水素が使用される。酸化剤と
して二酸化鉛を使う場合は反応温度に特に限定はなく反
応は通常0℃乃至室温で行なわれるが、それ以上または
それ以下でも反応は進行する。反応に要する時間は主と
して原料化合物、酸化剤、溶剤の種類および反応温度等
によって異なるが、通常約10分〜数時間である。なお
本発明の方法に使用される前記一般式(0)を有する化
合物は本発明方法の実施に先立って予め6−アミノベニ
シリン化合物に対応するペンジルハラィドを作用させ生
成せしめたものをそのま)使用することができる。酸化
によって生じた化合物は、常法によって採取することが
できる。
例えば反応混合物より酸化剤を炉別し、海液より減圧で
溶剤を留去することによって得ることができる。このも
のはカラムクロマトグラフィー等の常法によって精製す
ることができるが、本発明の方法においては、単離精製
することなくそのま〉次の工程の原料化合物の溶液とし
て使用することができる。アルコキシ化工程は、上記原
料化合物の溶液に低級アルカノールを加え接触させるこ
とによって容易に実施される。
反応は化学量論的量のアルカノールによって進行するが
、反応を速かに行なうために通常大過剰の低級アルカノ
ールが使用される。反応温度に特に限定はなく、通常反
応は室温で行なわれるがそれ以上またはそれ以下でも反
応は進行する。なお反応は加温によって促進されるので
、ときには約40〜5びCに加溢して行なうこともある
。反応に要する時間は主として原料化合物、低級アルカ
ノールの種類および反応温度等によって異なるが約0.
虫時間〜十数時間である。アルコキシ化された化合物は
、常法によって反応混合物から採取される。例えば反応
混合物より溶剤および過剰のアルカ/ールを蟹去するこ
とにより不定形のこの工程の目的化合物が得られる。こ
のものは常法例えばカラムクロマトグラフィー等によっ
て精製することができる。また酸化とアルコキシ化を同
時に行なうこともできる。
この場合は6位に導入するアルコキシ基に対応するアル
コール、例えばメトキシ化の場合はメタノールの存在下
酸化剤を作用させることによって実施される。酸化剤と
しては2,3ージクロロ−5,6ージシアノーp−ペン
ゾキノンのようなキノンを用いる場合はこの方法が好適
である。かくして得られた前記一般式(1)を有する6
一アルコキシベニシリン誘導体はヒドラジン類で処理す
ることにより6Q−アルコキシー68−アミノベニシリ
ン誘導体となし、これより各種の6Q−アルコキシベニ
シリン化合物に誘導することができる。
このように本発明の目的物は抗菌剤の中間体として有用
である。次に本発明の実施例及び出発物質を製造する参
考例をあげて、本発明を更に具体的に説明するが、本発
明はこれによって限定されるものではない。
参考例 1 6−(4ーヒドロキシ−3,5−ジーtert一ブチル
ベンジルアミノ)ーベニシラン酸トリクロロエチ/レエ
ステノレ6ーアミノベニシラン酸 2,2,2−トリク
ロルエチルエステル2.81夕を1,2−ジクロルエタ
ン160妙にとかし、室温でビストリメチルシリルアセ
トアミド2.45の上を加え5分蝉枠後、4ーヒドロキ
シ−3,5ージ−tertーブチルベンジルクロラィド
2.12夕を加える。
4日間室温で雛梓後、水洗、乾燥後、減圧で溶媒を蟹去
し、残澄をシリカゲルカラムクロマト(展開液:酢酸エ
チル−べンゼン 1:1戊昆液)で精製すると表題の化
合物1.5夕が微黄色粉末として得られる。
薄層クロマト(シリカゲル)Rfo.40(酢酸エチル
ベンゼン 1:10)核磁気共鳴スペクトル(CDC1
3) 6跡:1.45(C・(CH3)3・一重線)1
.球(2位QCH3・一重線) 1.68(2位8CH3・一重線) 3.75(ベンジル位CH2N・四重線)4.53(3
位日・一重線) 4.55(5位日・二重線) 4.82(COOCH2COl3・四重線)5.20(
ベンゼンの4位OH・一重線)5.40(6位日・一重
線) 7.18(ベンゼンの2,6位日・一重線)実施例 1
6q−メトキシ−68一(4−ヒドロキシー3,5ージ
ーtenープチルベンジリデンアミ/)べニシラン酸
2,2,2−トリクロルェチルエステル6一(4ーヒド
ロキシ−3,5−ジーにrt一プチルベンジルアミノ)
べニシラン酸 2,2,2ートリクロルエチルエステル
500の9を1,2−ジクロルェタン7叫にとかし、0
0で蝿梓下二酸化鉛1.7夕を加え1時間後炉週、炉液
にメタノール15の‘を加え1糊時間放置後溶媒を留去
しシリカゲルのカラムクロマト(展開液:酢酸エチル−
ベンゼン 1:20)で精製すると表題の化合物190
雌が淡黄色粉末として得られた。
核磁気共鳴スペクトル(CDC13)6脚:1.45(
C・(CH3)3,一重線)1.斑(2位Q CH3,
一重線) 1.70(2位8 CH3,一重線) 3.60(OC比,一重線) 4.62(3位日,一重線) 4.85(COOCH2CC13,一重線)5.65(
5位日,ベンゼンの4位 OH,一重線)7.73(ベ
ンゼンの2.母立H,一重線)8.57(ベンジル位
CH=N,一重線)薄層クロマト(シリカゲル)Rfo
.47(酢酸エチルーベンゼン 1:20)実施例 2 6Qーメトキシー68−(4−ヒドロキシ−3,5ージ
ーteバープチルベンジリデンアミ/)べニシラン酸
2,2,2−トリクロルェチルエステル6−(4−ヒド
ロキシー3,5ージ−tert一ブチルベンジルアミノ
)べニシラン酸 2,2,2,ートリクロルエチルエス
テル2.83の9をベンゼン3の上、メタノール7の‘
にとかし、氷冷蝿枠下2,3ージクロルー5,6ージシ
アノ−p−ペンゾキノン223のpのベンゼン4の【溶
液を滴加、20分後2,6−ジーにrt−ブチルーp−
クレゾール40の9を加え更に室温で1時間燈梓後、反
応液を濃縮し、残留物をベンゼンで抽出、抽出液を濃縮
し残留物をシリカゲルのカラムクロマト(展開液:酢酸
エチル−ベンゼン 1:20)で精製すると表題の化合
物120の9が淡黄色粉末として得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1乃至R^5は反応に関与しない基を示
    す。 )を有するペナム化合物を酸化した後低級アルカノール
    を作用させるか又は低級アルカノールの存在下酸化する
    ことを特徴とする式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1乃至R^5は前述と同一意義を有し、R
    は低級アルキル基を示す。 )を有する6α−アルコキシペニシリン誘導体の製法。
JP52004208A 1977-01-18 1977-01-18 6−アルコキシペニシリン誘導体の製法 Expired JPS6021157B2 (ja)

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JPS5390286A JPS5390286A (en) 1978-08-08
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0297810U (ja) * 1989-01-19 1990-08-03
JPH034430U (ja) * 1989-05-31 1991-01-17

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JPH0297810U (ja) * 1989-01-19 1990-08-03
JPH034430U (ja) * 1989-05-31 1991-01-17

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