JPS6023795B2 - 剥離性処理剤 - Google Patents

剥離性処理剤

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JPS6023795B2
JPS6023795B2 JP52155878A JP15587877A JPS6023795B2 JP S6023795 B2 JPS6023795 B2 JP S6023795B2 JP 52155878 A JP52155878 A JP 52155878A JP 15587877 A JP15587877 A JP 15587877A JP S6023795 B2 JPS6023795 B2 JP S6023795B2
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尚武 小林
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は剥離性処理剤、特に一方の側に感圧性接着剤が
塗布された欧質塩化ビニルフィルムもしくはシートの他
方の側に塗布される剥離性処理剤に関するものである。
一般に、感圧性接着テープはロール状にして供給される
ため、使用に際しては比較的弱い力で簡単に巻解ける事
が必要である。このため、テープの裏面に剥離被覆(剥
離性処理剤層)を施す事によって、表面の接着剤が基材
裏面に対して直接強力に接着結合しない様にしているが
、この様な剥離材料は感圧性接着テープに不可欠な材料
であるので古くから研究が行なわれている。この剥離材
料の代表的なものとしてはシリコーンポリマーがあげら
れる。
シリコーン系剥離剤は、その硬化機能別に、縞重合型、
付加重合型、湿気硬化型の3種に大別出来るが、いずれ
も非常に効果的な剥離性を示す反面、感圧性接着テープ
として使用する場合に次のm〜【4’の難点を暴露する
。m 比較的高温(130〜18000)で蛾付け、硬
化させなければならないので、基材のプラスチックフィ
ルムに伸び、縮み、そり等の寸法変化や縦化等の物性変
化を起す原因となる。
■ 低分子量物重合型なので未硬化物が残る場合が有り
、これらの低分子量物は感圧性接着剤側に転着し、接着
力の低下や被看体への汚染の原因となる。
t3’ 基材の種類によっては基材と剥離剤との密着力
が充分でない場合があり、転着、汚染の原因となる。
‘41 剥離性が良いので感圧性接着剤と剥離剤面との
接着力が軽すぎ、この結果、一方の経路テープの接着剤
が他方の経路のテープの裏面に接着出来ないで簡単には
がれてしまう。
以上の難点を解決する剥離剤として有機系剥離剤の研究
が進められている。
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニリデ
ン、テトラフルオロエチレン、アミノアルデヒド、セラ
ツク、ワックスパラフィン類、塩化クロムステアレート
、クロミウムステアレートとエチルセルローズ、溶剤の
組合せ、アルキル酸フオスフェート、二酸化チタンとニ
トロセルローズ、フルオロカーボン、パーフルオロカー
ボンオキシリツクアミド、アルギン酸ソーダと苛性ソー
ダと含水珪酸ソーダとのクレープレンド、ポリビニルブ
チラールと硬化ヒマシ油とステアリン酸とのブレンド、
ビニルピロリドンとビニルステアレートとの共重合体、
ビーニルアルコールとビニルステアレートとの共重合体
、ビニルステアリン酸塩と無水マレィン酸と酢酸ビニル
との共重合体、ポリビニルアルコールの部分高級脂肪酸
ヱステルと高級アルキルビニルヱステルまたはエーテル
との英重合体、高アルキルアミン塩類、ポリビニルオク
タデシルウレタン、アクリル酸とアクリル酸オクタデシ
ルとの共重合体、ポリビニルアルコールとNーオクタデ
シルカルバメートとの共重合物、ポリビニルアルコール
とNージヒドロパーフルオロアルキルイソシアネートと
の共重合物、カルバミン酸とポリビニルアルコールとの
共重合物等が公知の有機系剥離剤である。これらの剥離
剤のうち効果的なものは、C数が13ケ以上、特にCが
18のオクタデシル(又はステアリル)基を有するポリ
マーであるといえる。例えば、特公昭36−5382号
ではオクタデシルアクリル酸ェステル、アクリル酸、ア
クリロニトリル、メチルァクリレートの四元共重合体が
指摘されている。特公昭44−959y号ではステアリ
ルメタクリレートとアクリロニトリルとの二元共重合体
が、さらに米国特許第2607711号ではオクタデシ
ルアクリレートとアクリル酸との共重合体が指摘されて
いる。また特公昭40一8903号ではオクタデシルビ
ニルェーテルとアクリロニトリル及び無水マレィン酸、
酢酸ビニルとの共重合体が、特公昭40−17661号
、昭42−2894号、昭43一5006号においては
アルキルイミンに高級アルキルイソシアネート及び高級
アルキルカルボン酸を反応させた剥離剤が、特公昭43
一21855号ではN−長鎖アルキル(メタ)アクリル
酸アミドが指摘されている。これらの長鏡アルキル基含
有重合体を剥離剤として使用した場合には、前述のシリ
コーン系剥離剤の持つ難点のうちいくつかを見事に解決
する事が出来る。
例えば上記【1’,■の問題に対しては、すでに重合に
より高分子化された重合体を剥離材料として基材のプラ
スチックフィルム上に塗布乾燥するだけなので、高温焼
付けが不要であり、低分子量物による転着、汚染が少な
い。上記‘3ーの問題は、剥離剤合成時に種々の極性を
有する単量体を簡単に導入する事が可能な事から、解決
された。また上記{4’の問題は、有機系離形剤が一般
に有する剥離強度の範囲内で、おのずから問題は解決す
る。なんとなれば、有機系離形剤を基材に施した場合、
感圧性接着剤の裏材に対する接着力はシリコーン系剥離
剤の様に軽すぎる事はなく、重ねばり性、再剥離強度が
適度であり、反対に接着力が強すぎて再剥離不可能とな
る事を注意しなければならないのが一般である。この様
に高級アルキル基を含有した剥離剤により、プラスチッ
クフィルムを基材とした感圧性テープに必要な剥離剤は
完成されたかに見えた。
しかしここに重要な問題がいまだ解決されていない事を
指摘しなければならない。最大の欠点は、基材に被覆さ
れた剥離剤の被覆特性の経時損失にある。その理由とし
て考えられる事に、剥離剤自体の剥離特性の損失、及び
剥離剤と基材との密着性の悪さの二つがある。第一の問
題は、一般に有機系剥離剤を施した感圧性接着テープに
往々に見受けられる現象である。例えば、初めは1分間
に30仇舷の巻解き速度で5肌幅あたり100〜300
夕の力で巻解かれる様につくられたテ−プのロールは、
長時間を経た後には600〜2000夕/5肌もしくは
それ以上の巻解き力をもたらすこともある。第二の問題
については、従来の高級アルキル基含有の剥離剤のほと
んどが、再生セルロ−ス、セルロースアセテ−ト、ポリ
エチレンテレフタレート等の比較的極性の強いプラスチ
ックフィルムを対象に開発された物であるため、極性フ
ィルムに対する剥離剤の密着性及び経時損失に対する抵
抗性は効果的であるが、ポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリ塩化ビニル等の比較的無極性フィルムに対する密
着力は充分ではない事に原因がある。ポリエチレン、ポ
リプ。ピレン等の可塑剤を混入しない無極性フィルムの
場合は、その表面を化成処理またはコロナ処理等の表面
活性化処理することによってその密着力を二次的に高め
る事が出来る。ところが、欧質ポリ塩化ビニルの如き可
塑剤を含む無極性フィルムの場合においては、可塑剤の
表面への移行によって剥離剤と基材との密着性を低下さ
せ、ひいては剥離剤の感圧性接着剤への転着及び彼着体
への汚染にまで簡単に発展してしまう煩向にある。特に
軟質ポリ塩化ビニルフィルムにおいては上述した2点の
欠点が相互に影響しあうため、剥離剤の経時損失を完全
に防ぐ剥離剤はなかった。前述した剥離剤のいずれも、
軟質ポリ塩化ビニルの剥離剤として経時損失を完全に防
ぐものではない。40qo、60%RH以下の比較的低
温低温度の雰囲気での経時においては、比較的経時損失
の少ない物もあるが、それ以上の温度、湿度において特
に経時的損失が顕著となって来る。
この様な雰囲気は、.高温多湿気候の夏季における倉庫
での保管及び輸送時にごく普通に経験するものであり、
特に海外への製品の輸出に際して、赤道附近を通過する
船倉内部ではし一部90℃、90%RH以上の高温高温
になるといわれる。この様な条件においては、前述の比
較的経時損失の少なに剥離剤もすべて、可塑剤移行によ
り剥離剤と基村との密着力が低下し、剥離剤が粘着剤側
に転着してしまう現象がおこった。さらにこの様な現象
は、比較的幅が広くてロール状のまま使用される耐熱性
プロテクトテープの場合に重要な問題となって釆る。耐
熱性プロテクトテープは表面仕上げしたステンレスやア
ルミニ・ワムの表面及び塗装面に接着し、その後、保存
、輸送、加工施工等を経て最終的にプロテクトテープを
除去するまで、外部から製品表面を保護するために施さ
れる。したがってまず問題となるのは、幅広のロール状
テープを巻解く場合、経時損失により巻解き力が若干で
も大きくなると予想以上に。・−ルからの巻解きが困難
となり、部分的に軟質ビ.ニールテープがのびてしまっ
たり、巻解きが不可能となってしまう。然も次の問題と
して、一部分・でも剥離剤が感圧性接着剤側に転着する
と、転着した剥離剤は被着体であるステンレスやアルミ
ニウムの表面を汚染し、商品価値を箸るしく低下させて
しまつo本発明者は、上述の欠点を解決した有機系剥離
剤を塗布してなる軟質ポリ塩化ビニル基材の感圧性接着
フィルムもしくはシートについて鋭意検討した結果、本
発明に到達した。
即ち、本発明は、特に、一方の側に接着剤が塗布された
可塑剤含有基材の他方の側に塗布される剥離性処理剤に
関し、この剥離性処理剤1)ミ、‘a’ステアリルアク
リレート及び/又はステアリルメタクリレートとアクリ
ロニトリルとからなる単量体温合物。
及び 【b} この単量体温合物100重量部に対して2〜3
0重量部の割合で前記単量体温合物の一部分と置換され
たシクロヘキシル基含有単量体と、前記単童体温合物1
0の重量部に対して0.5〜15重量部の割合で前記単
量体温合物の一部分と置換されたィミダゾール基含有単
量体との少なくとも一方。
の共重合体を主成分として含有することを特徴としてい
る。
本発明においては、上述の基材は、可塑剤を含む可擬性
ポリ塩化ビニルフィルム若しくはシートであってよく、
この一方の面に粘着性の感圧性接着剤層が、他の面に剥
離被覆(剥離性処理剤層)が設けられた、通常は粘着で
感圧性の軟貿ポリ塩化ビニル接着テープとして構成され
てよい。
本発明による剥離性処理剤は、70〜4の重量部又は%
(好ましくは60〜5の重量部又は%)のステアリルア
クリレート及び/又はステアリルメタクリレートと、3
0〜6の重量部又は%(好ましくは40〜5の重量部又
は%)のアクリロニトリルとからなる単量体温合物を重
合成分とするのが望ましい。そして、この単量体混合物
10の重量部のうち2〜30重量部又は%(好ましくは
5〜15重量部又は%)をシクロヘキシル基を有する単
量体(例えばシクロヘキシルアクリレートまたはシクロ
ヘキシクルメタクリレ−ト等)で置換することと、上記
単量体温合物10の重量部のうち0.5〜15重量部又
は%(好ましくは1〜8重量部又は%)をィミダゾール
基を有する単量体(即ちィミダ ゾール類である例えば1ービニル−2−メチルィミダゾ
ール、1−アリル−2−メチルイミダゾール等)で置換
することとの少なくとも一方によって単量体混合物の一
部を単量体で置き換え、しかる後に重合することにより
、シクロヘキシル基及び/又はィミダゾール基を導入し
た共重合体とするのが望ましい。
もしこの共重合体において、ステアリルアクリレート及
び/又はステアリルメタクリレートとアクリロニトリル
との重量比率がアクリロニトリル比率(即ち上記単量体
温合物中のアクリロニトリルの割合)で3の重量部又は
%未満となると、結晶性の高い高融点ポリマーであるア
クリロニトリルの特性を失うので、剥離被覆はもろくな
り、しかも温度に対して敏感となって経時損失を受けや
すくなって来る。
またアクリロニトリルの割合又は比率が上記単量体混合
物において6の重量部又は%を越えると、剥離性が低下
すると同時に、基材と剥離剤との密着性が低下して、ブ
ロッキング、転着を起こしやすくなる。本発明の驚くべ
き点は、上述した重量比率で準備されたステアリルアク
リレート及び/又はステアリルメタクリレートとアクリ
ロニトリルとの混液の一部分を、2〜3の重量%のシク
ロヘキシル基含有単量体及び/又は0.5〜15重量%
のィミダゾール基含有単星体で置換することである。
ステアリル(メタ)アクリレートとアクリロニトリルと
の二元共重合体だけでも、軟質ポリ塩化ビニルフィルム
に対し一時的には有効な剥離特性を示す範囲がある。し
かし前述したとおり、40午C以上の比較的高温高温度
の雰囲気ではいずれもブロッキング、転着を起してしま
う。しかしながら、驚くべき事に、シクロヘキシル基及
び/又はィミダゾール基を含有する単量体を共重合させ
る事によって、剥離性を低下させる事ないこ軟質ポリ塩
化ビニルと剥離剤との密着力を高め、高温多湿気でのフ
ロッキング、転着、接着力変化等の経時損失を見事解決
する事が発見された。もし共重合体中のシクロヘキシル
基含有単量体の重量比率が2重量部又は%未満か、また
はィミダゾール基含有単量体の重量比率が0.5重量部
又は%未満であると、高温多湿気での経時損失を防ぐ事
が出来なくなる。またシクロヘキシル基含有単量体が3
の重量部又は%より大か、またはィミダゾール基含有単
量体が15重量部又は%より大であると、剥離性能が低
下するため、高温時でブロッキングしやすくなって来る
。なお上述のィミダゾール基含有単量体のィミダゾール
基において、R,はビニル基又はアリル基等であって共
重合反応に寄与し、R2は日、C数1〜18のアルキル
基、フェニル基等であってよく、R3は日、メチル基、
フェニル基等であってよい。
また上述の共重合体に、必要ならば他の共重合可能な単
量体を共重合させてもよい。
この共重合性単量体は、上述の単量体混合物100重量
部(%)に対して0〜3の重量部(%)の割合で単量体
温合物の一部分と置換されたものである。この共重合性
単量体のうち、C数が1沙〆下のァルキル基を有する単
量体を一部に共重合させると、高温多湿気での経時損失
をさらに安定させる場合が有る。これは、剥離剤として
の特性を低下させる事ないこ剥離剤に可榛性を附与する
ため、基材の軟質ボリ塩化ビニルと剥離剤との密着力を
若干高めるからであると考えられる。また、カルボキシ
ル基、水酸基、アミノ基、ィミノ基、アミド基、ィソシ
アネート基、グリシジル基等の反応性官能基を含む少量
の単量体を共重合させた剥離材料は、硬化剤、触媒等に
よりまた自己の力で架橋し、剥離剤の耐熱性を上げる事
が可能となる。もし共重合性単量体の共重合比率が、3
の重量%を越えると、剥離特性の低下が起り、フロッキ
ング、転着が起りはじめる。本発明使用可能な共重合性
単量体には、例えば、C数が1〜17のアルキル基を有
するアクリル酸またはメタアクリル酸のェステル、アク
リル酸、メタアクリル酸、アクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド、ビニルピロリドン、グリシジルメ
タクリレート、2ーヒドロキシエチルメタクリレート、
ジメチルアミノヱチルメタアクリレート、3ークロル−
2ーヒドロキシプロピルメタクリレート、酢酸ビニル、
無水マレィン酸、スチレン、ビニルアルコール等が挙げ
られるが、これらは既述のステアリルアクリレート、ス
テアリルメタクリレート、アクリロニトリル、シクロヘ
キシル基含有単量体及び/又はィミダゾール基含有単量
体と共重合可能な単量体である。また使用可能な共重合
性単量体とは、前述の0カルボキシル基、水酸基、アミ
ノ基、ェポキシ基等の反応性官能基を有する共重合性単
量体をとおして共重合反応し得る、例えばC数が1〜1
7のアルキル基を有するモノィソシアネートまたはモノ
アミン、モノカルボン酸等と反応して得た単量体を意味
する。例えば、本発明による剥離剤を片面に施し、もう
一方の側に感圧性接着剤を施してなる軟質ポリ塩化ビニ
ルテープをロール状に巻き、65o0、80%RH雰囲
気に3日間放置した後、テープを巻解くとこのテープは
全く転着、ブロッキングがなく、経時損失試験前の特性
と同等の特性を示したが、前述した従釆技術による剥離
剤を施し7ヒテープは剥離剤が大半粘着剤面に転着して
しまった。
この事からも本発明の特徴が証明された。ここで使用さ
れる可塑剤含有軟質ポリ塩化ビニルフィルムまたはシー
トとは、塩化ビニル単量体を5の重量%以上含む塩化ビ
ニルホモポリマーないしコポリマーに、可裸性を附与す
る可塑剤を10〜6の亘畠%含有させてなる可榛性ポI
J塩化ビニルをカレンダー、押出し、キャスティング等
の方法でフィルムまたはシート状とした物をさす。上述
の塩化ビニル重合体を一部の他のポリマーと混合してな
るフィルムまたはシートもこれに含まれる。可髭性を附
与する可塑剤としては、ジオクチルフタレート(DOP
)又はジブチルフタレート(DBP)等のフタル酸ェス
テル類、ジオクチルアジベート(DOA)、ジオクチル
アゼレート(DOZ)又はジオクチルセバテート(DO
S)等の直鏡五二塩基酸ェステル類、トリクレジルフオ
スフェート(TCP)又はトリキシレニルホスフエート
(TXP)等のリン酸ェステル類、メチルアセチルリシ
ノレ−ト(MAR)等のヒマシ油誘導体、大豆油などの
不飽和脂肪酸をェポキシ化したヱポキシ化植物油、プチ
ルフタリルプチルグリコレート(BPBG)等のエチレ
ングリコール譲導体、低級ポリエステル系可塑剤、塩化
パラフィン又は五塩化ブチルステアレート等の塩素化物
、石油系高級芳香族部分を溶剤抽出した石油系補助可塑
剤、ニトリル系合成ゴム等が挙げられる。
剥離被覆である剥離性処理剤層は、リバースロールコー
タ、キスコータ、グラビアコ−夕、ビードコ日夕、ナイ
フコータ等の塗布技術で、溶液から基材に塗布し、乾燥
される。乾燥は自然乾燥、空気循環式オーフン、蒸気加
熱缶などを用いて乾燥出来る。固形物の比率及び溶剤の
タイプは利用する被覆方法及び乾燥装置に大きく依存す
るが、有用な溶剤は芳香族炭火水素、ケトン及びェステ
ルがあげられる。剥離性処理剤層の塗布量は一般に1〆
あたり約0.01〜0.20夕(乾燥量)で効果的な剥
離特性を示す。即ち0.01夕/れ未満では少なすぎて
ブ。ッキングを起こし、また0.20夕/〆を越えると
テープの柔軟性がなくなってテープが硬くなり、折曲性
が悪くて脱落し易くなる。次に、本発明による感圧性接
着テープの一例を図面に付き説明する。
第1図における1は可塑剤を含む可操性ポリ塩化ビニル
フィルムまたはシ−ト、2は通常は粘着性の感圧性接着
剤層を示す。
3は本発明による剥離材料を塗布してなる剥離性処理剤
層を示す。
1の基材と2の感圧性接着剤との間には密着力を高める
目的で下塗り層を塗布する場合がある。
第2図は第1図の感圧性接着テープをロール状に巻いた
状態を示す。以下に本発明による接着テープを実施例に
つきさらに詳しく説明する。比較例 1 60夕のステアリルメタクリレートと40夕のアクリロ
ニトリル、100夕のトルエン、0.4夕のアゾビスィ
ソプチロニトリル(MBN)とを蝿伴機、還流冷却器、
加熱マントルを備えた1その丸底3つ額フラスコに加え
た後、内部空気をN2ガスで置換、鷹拝しながら700
0、4時間加熱した。
さらに33夕のトルェンにMBNO.4夕を溶かし、滴
下ロートよりフラスコ内部に添加すると同時に8500
に昇温し、そのままさらに4時間重合させる。反応終了
後、100夕のトルェンを加えて理論固形分30%の剥
離剤溶液をつくった。生成物の実測固形分は29.9%
であった。この剥離剤溶液をさらにトルェンにて3%に
希釈した後、可塑剤(ジオクチルフタレート)36%を
含有する65〆厚みの鰍質ポリ塩化ビニルフィルムに約
0.03夕/あの乾燥塗布重量に塗布し、溶剤を660
0で5分間の加熱によって除去した。基材の他方の側に
は次の配合よりなる感圧性粘着剤を40仏の乾燥厚みと
なる様に塗布して、感圧性接着テープを作成した。2枚
の試験片のうち、一方のテープの剥離剤塗布面の上に他
方のテープの感圧性接着剤塗布面を重ねて一枚の試験片
とし、隆時損失試験に供した。
(感圧性接着剤の配合) ポリアクリル酸プチル(50%トルオ ール) 10の重量部
塩化ゴム(旭電化工業社製のアデカ塩化ゴム
20〃CR−20)可塑剤(ジ
オクチルフタレート) 5〃粘着増強剤(住友デ
ュレッツ社製のテルベン
15〃フェノール系樹脂スミラィトPR−1260
3) 試験片作成後、20ooで65%RH、40q0で90
%RH、65q○で80%RH、の3種類の雰囲気条件
に3日間放置後、感圧性接着剤及び剥離被覆の間から2
枚のポリ塩化ビニルテープを反対方向に強制的に剥離し
た。
この結果、2000及び40ooの比較的低温の雰囲気
で放置されたものは、一部分剥離剤の感圧性接着剤側へ
の転着が見られる程度であったが、6500で80%R
Hの高温多湿気状態に放置された物は、剥離剤全面が感
圧性接着剤側に転着ないしブロッキングを起し、剥離剤
としての機能をなくしていた。比較例 2 ステアリルメタクリレートとアクリロニトリルの配合重
量比が6伍特40とし、このうち5及び1の重量%をシ
クロヘキシルアクリレートあるいはシクロヘキシルメタ
クリレート以外の共重合可能な単量体で置換し、それぞ
れの全体が10の重量部となる様にした。
さらに、トルェン100重量部、山BNO.4重量部を
加え、N2雰囲気中にて7000で4時間反応させ、8
500に昇温と同時に3丸重量部のトルェン、10.4
重量部のAIBNを加えて4時間重合を続けた。最後に
各々の反応液に10の重量部のトルェンを加えて希釈し
て得られた剥離液はいずれも98%以上の収率であった
。比較例−1と同様の条件で経時損失試験片を作成して
、2000で65%RH、4000で90%RH、65
oCで80%RH、3日間の放置試験に供した。この結
果、65ooで80%RHの高温多湿気条件においては
、単に剥離剤の可凝性を増したり或いは極性を附与した
としても、軟質ポリ塩化ビニルと剥離剤との密着性及び
可塑剤の影響を改善、防止する事は不可能であった。ま
た上記と同様にして、その他の共重合性単量体で置換し
て試験した結果を下記表一1に示したが、やはり高温多
湿下での特性が悪かった。なおこの表では、以下に述べ
る場合も同様であるが、STMAはステアリルメタクリ
レート、ANはアクリロニトリル、MMAはメチルメタ
クリレート、EMAはエチルメタクリレート、BMAは
ブチルメタクリレート、幻HMAは2−エチルヘキシル
メタクリレート、EAはエチルアクリレート、BAはブ
チルアクリレート、2EHAは2−エチルヘキシルアク
リレート、AAはアクリル酸、MAAはメタクリル酸、
MAは無水マレィン酸、GMAはグリシジルメタクリレ
ート、VPはビニルピロリドン、HEMAは2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、DMはジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、N−MAMはN−メチロールアクリ
ルアミド、3一CIは3ークロル−2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、Stはスチレン、VAcは酢酸ビ
ニルである。また表中には経時損失特性の判定基準が示
されている(以下同様)が、0は剥離剤が感圧性接着剤
側に全く転着を起していないこと、△はほんの一部剥離
剤の転着が見受けられること、×はかなり全般に剥離剤
の転着が起っていること、××は全面の剥離剤が感圧性
接着剤側に転着してしまうこと、曲は接着力が上昇して
剥離が困難となってブロッキング現象が起っていること
を表わしている。比較例 3 アジピン酸5モルにトリメチロールブロパン1モル、エ
チレングリコール5モルを混合し、燭拝しながら加熱し
、最初9000から徐々に昇温し、10時間後1800
0にし、酸価が1になるまで反応させた。
反応中は液内に窒素を徐々に通し、反応進行に伴い、生
成する水を反応器外に除去した。反応末期の3時間は反
応器を減圧にし、完全に脱水を行った。全反応時間は2
虫時間、得られたポリエステルは飴状で平均分子量約9
60、1分子中のヒドロキシル基は平均3個であった。
次にこ.のポリエステル10唯郡及びオクタデシルィソ
シアネート92部を40碇都のキシレン中に加え、反応
器に還流冷却器を付し、かきまぜながら沸点で反応させ
た。初期には、ポリエステルがキシレンに不落なために
2相になっているが、反応の進行とともに溶解し、4時
間後には完全に透明になった。さらに2時間そのままか
きまぜを続け、反応を終了させた。反応液を5℃まで静
置冷却すると、ロゥ状の生成物が析出した。これをデカ
ンテーションしてキシレンから分離して、夫々50cc
ずつの冷キシレンにて2回洗浄した。得られた反応生成
物を3%トルェン液とし、敏質ポリ塩化ビニルフィルム
面に塗布し、比較例一1と同様の試験片を作成した。こ
の試験片を2000で65%RH、40qoで90%R
H、6500で80%RHの雰囲気中に3日間放置した
後、感圧性接着剤と剥離剤の層間でのブロッキング、及
び剥離剤の転着を観察した。この結果、20℃、40q
o、65o0の3条件ともに湿度に関係なく剥離剤の感
圧性接着剤側への転着が認められた。したがってこの種
の剥離剤は、軟質ポリ塩化ビニルへの密着力が不足して
いる物と思われる。実施例 1 ステアリルメタクリレートとアクリロニトリルとの配合
比を重量比で6の封40とし、このうち5重量%をブチ
ルアクリレートで置換した。
さらに、1,2,5,10,15重量%をシクロヘキシ
ルメタクリレートで置換し、それぞれの全体が10の重
量部とした単量体混合液の各々に、トルェン100重量
部、MBNO.4重量部を加え、3つ額フラスコ内でN
2置換後、額拝しながら70qoで4時間重合した。そ
の後、温度を85oCに上げ、トルェン3立重量部にと
かした山BNO.4重量部を滴下し、さらに4時間重合
して反応を終了させ、トルヱン10の重量部を最後に滴
下して希釈した。得られた反応物は理論固形分30%の
重合溶液であるが、実測の結果、いずれも収率99%以
上であった。比較例一1と同様にして上述の剥離剤を使
って、経時損失試験片を作成し、2000で65%RH
、4000で90%RH、6500で80%RHの雰囲
気での3日間放置試験を行った。結果は次表−2に示す
通りであった。なおCHMAはシクロヘキシルメタクリ
レートを表わす。表‐2 これによれば、シクロヘキシルメタクリレートの置換量
は少なくとも2重量部でなければならないことが分る。
実施例 2ステアリルメタクリレートとアクリロニトリ
ルとの配合比を重量比で5の対50とし、このうち5重
量%をブチルアクリレートで置換した。
さらに、1,2,5,10,20,30,4の重量%を
シクロヘキシルメタクリレートで置換し、それぞれの全
体が10の重量部とした単量体温合液の各々にトルェン
100重量部、AIBNO.4重量部を加え、内部をN
2で*置換した1夕3つ額フラスコ内に加えた。燈拝し
ながら7000で4時間重合し、さらに温度を85qo
に昇温するとともに、トルェン33重量部にAIBNO
.4重量部を溶解した液を滴下炉斗よりフラスコ内に滴
下し、4時間重合した。反応終了後、10の重量部のト
ルェンを加え、希釈して出来た剥離剤溶液は理論固形分
30%に対し実測収率はいずれも99%以上であった。
比較例−1と同様にして経時損失試験片を作成し、20
COで65%RH、40ooで90%RH、65ooで
80%RHの雰囲気での3日間放置試験を行ったところ
、次表−3に示す結果を得た。表‐3これによれば、シ
クロヘキシルメタクリレートの置換量は2〜3の重量部
(%)にすべきことが分る。
実施例 3 ステアリルメタクリレート54夕、アクリロニトリル3
6夕、シクロヘキシルアクリレート10夕、トルェン1
00夕、AIBNO.4夕をN2置換した1〆3つ額フ
ラスコに入れ、損拝しながら7000で4時間反応させ
、さらにトルェン33夕、AIBNO.4夕を加え、温
度を85〜90ooに昇温し、4時間重合を続けた。
得られた剥離剤溶液は、理論固形分30%に対し収率蛾
.8%であった。比較例−1と同様にして試験した結果
、20qoで65%RH、4000で90%RH、6y
Cで80%RHの雰囲気で3日間放置し、剥離剤と接着
剤との界面におけるブロッキング及び剥離剤の接着剤側
への転着は全く認められなかった。実施例 4ステアリ
ルメタクリレート32夕、アクリロニトリル48夕、エ
チルアクリレート5夕、シクロヘキシルメタアクリレー
ト15夕、トルエン100夕、山BNO.4夕をN2置
換した1そ3つ頚フラスコに入れ、実施例−3と同様の
重合条件で反応させた。
反応終了間際に反応液体は溶解性が低−下するため、濁
りを増し、粘度が上昇して釆るが、滴下するトルェンを
増し、理論固形分が15%となるまで希釈すると、溶解
して透明液体となった。これをさらにトルェンで3%濃
度にまで希釈し、比較例一1と同様の経時損失試験片を
作成して、20℃で65%RH、4000で90%RH
、65午0で88%RHの雰囲気に3日放置後のブロッ
キング、転着の影響を調べた所、ブロッキング、転着は
全く認められなかった。比較のために上記配合のうちか
らエチルアクリレートを除いた処方により準備された剥
離剤を試験したところ、剥離剤全体が硬くなりすぎ、か
えって20℃、65%RHで若干の転着が見られ*た。
実施例 5 ステアリルメタクリレートとアクリロニトリルとの配合
比率を重量比で6の封40〜5の対50とし、このうち
0.2,0.5 2,5,10,15,2の重量%を1
ービニル−2ーメチルイミダゾール(VIZ)で置換し
、それぞれの全体が10の重量部とした単量体混合液に
トルェン100重量部A旧NO.4重量部を加え、前述
と同様の重合条件で反応させた。
得られた反応物はいずれも収率98.5%以上であった
。比較例−1と同様の方法で各々の剥離剤の経時損失特
性を調べた所、次表−4に示す結果が得られた。表‐4 これによれば、イミダゾールVIZの置換量を0.5〜
15.の重量部(%)とすべきことが分る。
実施例 6ステアリルメタクリレート57夕、アクリロ
ニトリル38夕、ィミダゾール基含有単量体5夕、トル
ェン100夕、AIBNO.4夕を前述と同様の反応条
件で重合した。ィミダゾール基含有単量体として1−ビ
ニル−2−メチルイミダゾール、1ービニル−2ーエチ
ルイミダゾール、1ーピニルー2,4一ジメチルイミダ
ゾール、1ービニル−2ーエチルー4ーメチルイミダゾ
ール、1ーアリル−2ーメチルイミダゾール、1ーアリ
ル−2−フエニルイミダゾール、1ーアリルー2ーウン
デシルイミダゾール、を使用した。反応重合体の収率は
いずれも98%以上であった。比較例−1と同様に経時
損失特性を調べた結果、20ooで65%RH、40午
○で90%RH、6500で80%RHの各条件で、い
ずれも転着、ブロッキングの現象は認められなかった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による接着テープの一例を示すものであっ
て、第1図は接着テープの断面図、第2図は接着テープ
をロール状に巻取った状態の断面図である。 なお図面に用いられている符号において、1はポリ塩化
ビニルフィルム又はシート、2は感圧性接着剤層、3は
剥離性処理剤層である。 第1函 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ステアリルアクリレート及び/又はステア
    リルメタクリレートとアクリロニトリルとからなる単量
    体混合物。 及び (b) この単量体混合物100重量部に対して2〜3
    0重量部の割合で前記単量体混合物の一部分と置換され
    たシクロヘキシル基含有単量体と、前記単量体混合物1
    00重量部に対して0.5〜15重量部の割合で前記単
    量体混合物の一部分と置換されたイミダゾール基含有単
    量体との少なくとも一方。 の共重合体を主成分として含有することを特徴とする剥
    離性処理剤。
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