JPS6024456B2 - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS6024456B2
JPS6024456B2 JP57030393A JP3039382A JPS6024456B2 JP S6024456 B2 JPS6024456 B2 JP S6024456B2 JP 57030393 A JP57030393 A JP 57030393A JP 3039382 A JP3039382 A JP 3039382A JP S6024456 B2 JPS6024456 B2 JP S6024456B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料の擦過傷防止方法
に関し、詳しくはハロゲン化銀写真感光材料と包装機械
、カメラ、処理機等との接触によって発生する擦過傷カ
ブリ(減感)の防止方法に関するものである。
ハロゲン化銀写真感光材料は、紙、ガラス、セルロース
アセテートフイルム、ポリエステルフイルム等の支持体
上に少なくとも1つの感光性ハロゲン化銀乳剤層を担持
しており、表面層もしくは、最外層は感光性ハロゲン化
銀乳剤層であることもあるが、通常は非感光性の表面保
護層が乳剤層の上に設けられている。
このような髪L斉り層、保護層の如き表面層もしくは最
外層はゼラチン等の親水性コロイドをバインダーとして
いる。このゼラチンをバインダーとして成るハロゲン化
線写真感光材料は、他の金属面あるいはゼラチン面等に
対する摩擦係数が高く、表面が接触、摩擦等により非常
に傷つき易い。
特にハロゲン化銀写真感光材料は、感光怪物質として用
いるハロゲン化銀が圧力に対しても鋭敏に感応するため
に、擦過傷は特に圧力カブリ、圧力減感等を惹起し写真
画像に致命的な影響を与える。最近、ハロゲン化銀写真
感光材料は、塗布・乾燥・加工などの製造工程スピード
が従来に比較して著しく遠くなったことや、製品形態が
多様化し、加工工程における包装機械の複雑化、更にカ
メラにおいてはコンパクト化、自動巻取り・差戻し等、
また使用上の条件も種々の使用目的があらわれ、一般に
苛酷な条件のもとで使用される傾向にあることながら、
耐擦過傷および擦過傷によって誘発されるハロゲン化感
光乳剤の圧力カブリ(減感)防止はますます重要なもの
となっている。
通常ハロゲン化銀写真感光材料は感光性乳剤層外側に非
感光性の保護層を設け、さらにシーJ力、二酸化チタン
、酸化マグネシウム等の無機物質や、ポリメチルメタク
リレート、セルローズアセティトブロピオネィト、ポリ
スチレン等の有機物質の微粒子を含有させることにより
表面を粗面化し、接触面積を減少させて、摩擦係数をコ
ントロールする、圧力によるカブリの発生を防止する等
の方法が行なわれている。
しかし、これらの方法は感光材料の透明性を損ったり、
画像の鮮鉄性、粒状性を損ったり等の不都合を生じやす
い為に、自ずから使用量が制限せられ、発揮される効果
が4・さくなる。また、米国特許第304252号に記
載されているような表面層にジメチルシリコーンと特定
の界面活性剤を同時に含有させて感光材料にすべり性を
賦与する方法、米国特許第3121060号に記載され
ているような、表面層に高沸点溶媒、固体パラフィンを
ゼラチン水溶液に分散して添加する方法などがある。
これらの方法では、高温高温の条件下でフィルム同志が
くっつく、いわゆる接着性が悪化したり、更にはハロゲ
ン化銀写真感光材料を製造する過程において塗布上のト
ラブルを招来したり、写真性が悪化したり、塗像処理液
にとげ出して沈澱を生じたり等の望ましからざる副作用
を伴つ。また、袴関昭53−13班3号公報や特閥昭5
3−85421号公報には、ハロゲン化線写真感光材料
が折れ曲げられたり、強く抱きしめられたり等の外部か
らの物理的圧力に起因する圧力カブIJIこ対して、ハ
ロゲン化銀感光性乳剤層に高沸点有機溶媒を含有させる
方法などが記載されている。
しかしながら、この方法では、高沸点有機溶媒が親水性
バインダーと混和性がない為に、高温高温保存において
感光材料表面層に移行したり、物理特性改良に用いられ
たにもかかわらずハロゲン化銀感光乳剤本来の写真特性
に少なからずとも影響を与えたりする。以上述べたよう
にハロゲン化銀写真感光材料の物性改良は、錯雑した済
在因子のため、次々と提示される技術は〜次々と新たな
欠陥を生み悪循環して尺きる所を知らないように思われ
る。
従って本発明の目的は第1に写真特性、透明性、接着性
を損うことなく耐擦過傷に秀れたハロゲン化銀写真感光
材料を提供することにある。第2に写真特性、透明性、
接着性を損うことなく、擦過傷によるハロゲン化銀感光
乳剤層の圧力カブリ(凝感)を防止する方法を提供する
ことにある。 4本発明のかかる目的は、支持体
の同一側に、少なくとも1つの感光性ハロゲン化銀乳剤
層および最外層として2つの層から構成された非感光性
親水性コロイド層(保護層)を有するハロゲン化銀写真
感光材料において、前記非感光性親水性コロイド層のう
ち、支持体に対して外側の層(以下、上層と称す)に油
滴を含有せしめ、かつ内側の層(以下、下層と称す)に
微粒子粉末を含有せしめ、該保護層の下層の膜厚が該保
護層の上層の膜厚に対しその比が1.5以上にすること
により達成された。本発明は、ハロゲン化銀感光性乳剤
層を保護する非感光性親水性コロイド層が2層で構成さ
れ、1方に油滴、もう1方に微粒子粉末を含有せしめ、
保護層の下層の膜厚が保護層の上層の膜厚に対し1.5
以上であることを、特徴とするハロゲン化銀写真感光材
料としての完成品の場合が好ましいが、製造過程の半製
品についても同様に適用されてもよい。
本発明の非感光性親水性コロイド(保護層)の上層に用
いられる油滴とは、実質的に親水、性コロイド物質から
なるバインダー中に、油状に独立した系で、微細に分散
された実質的に水に不溶な液滴粒子をいう。
本発明において、非感光性親水性コロイド層(保護層)
の上層に含有せしめる油滴は、バインダー容積に対し、
油滴密度が0.1〜0.4の範囲が好ましい。
油滴密度が0.1より小さい場合、目的とする耐擦過傷
やカプリ防止効果が低く、0.4より大きい場合は、バ
インダー中より油滴が表面に析出し、ハロゲン化銀写真
感光材料の接着性を招くことがある。なお、本発明でい
う油滴の密度とは非感光性親水性コロイド層に含まれる
総バインダー容積に対する該層に添加せられた油滴の総
容積の比率で定義される。
本発明における油滴は、例えば、米国特許第23松02
7号、同第2533514号、同第2総2157号、袴
公昭46−23233号、英国特許第9斑441号、同
第122753号、袴関昭50一82078号、米国特
許第2353262号、同第3676142号、同第3
700454号、特開昭51一27921号、同第51
−141623号などに記載されているェステル類(例
えばフタル酸ェステル類、リン酸ヱステル類、脂肪酸ェ
ステル類など)などアミド類(例えば脂肪酸アミド類、
スルホアミド類など)エーテル類、アルコール類、パラ
フィン額などが挙げられる。
また、常温では固体ではあるが、親水性コロィド層中に
添加含有せしめたとき、あるいは種々の写真用添加剤を
含有せしめたときに液状となるものも油瓶として包含さ
れる。
例えば、増白剤として使われるスチルベン、トリアジン
、オキサゾールおよびクマリン系化合物や、紫外線吸収
剤として使われるペンゾトリアゾール、チアゾリン、桂
皮酸ェステル系化合物などが挙げられる。本発明におい
て、油滴を形成させるには公3句の任意の方法を用いる
ことができるが代表的な方法としては、例えば前述した
1種または2種以上の有機高沸点溶媒等の油滴を形成せ
しめる化合物を必要に応じて後述する如き写真用添加剤
と溶解せしめ用いる事が出来る。ざらに応要に応じて酢
酸メチル、酢酸エチル、プロピオン酸ブチル、シクoヘ
キサノール等の低沸点溶媒に溶解し、アルキルベンゼン
スルホン酸およびアルキルナフタレンスルホン酸の如き
アニオン系界面活性剤および/またはソルビタンセスキ
オレィン酸ェステルおよびソルビタンモノラウリン酸ェ
ステルの如きノニオン系界面活性剤を含む、ゼラチン等
の親水性コロイド物質を含む水溶液と混合し、コロイド
ミルまたは超音波分散装置等で乳化分散し、得られた分
散液を親水性コロイド物質を含有する塗布液に添加し、
塗設すればよい。また、ある種の油滴を形成せしめる化
合物は、例えば前述の低沸点有機溶媒に溶解し、その溶
液をコロイド物質を含有する塗布液に直接添加してもよ
い。本発明における非感光性親水性コロイド層(保護層
)の下層の微粒子粉末とは、有機又は無機化合物から成
る平均粒径が0.00秋、とくに好ましくは0.02〜
3.0山であるものを言う。
これらの微粒子紛末は、当業界において用いられる有機
又は無機マット剤及びポリマーラテック及びコロイド状
シリカ等である。具体的な例は有機化合物としてはアク
リル酸又はメタアクリル酸のェステルの英重合体、セル
ロースアセテートプロピオネート、ポリスチレンなどで
ある。
無機化合物としてはハロゲン化線、硫酸ストロンチウム
、硫酸バリウム、炭酸カルシウムや、SiQ(シリカ)
、Zn○,Ti02,AI203,Mg○,Ba○など
の結晶性酸化物あるいは、これらの複合酸化物などであ
り、ハロゲン化銀としては臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、
塩臭化銀、塩沃臭化銀等の通常ハロゲン化銀写真乳剤に
使用される任意のものが包含される。本発明における微
粒子粉末として特に好ましいものには二酸化ケイ素(シ
リカ)であり、少量成分としてアルミナあるいはアルミ
ン酸ナトリウムを含んでいてもよい。
また主に水を分散煤とし、水中に分散されたコロイド状
シリカも含み、更には、これらのコロイド状シリカにア
ルカリ成分として水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、
水酸化アンモニウムなどの無機塩やテトラメチレンアン
モニウムイオンの如き有機塩を安定化剤として含んだも
のも含まれる。本発明における微粒子粉末の使用量は、
特に制限はないが、微粒子粉末を含有せしめる非感光性
親水性コロイド層(保護層)下層のゼラチン重量当り3
〜50%、塗布量として0.02〜0.5夕/淋が好ま
しい。
本発明における、2つの層から構成された非感光性親水
性コロイド層(保護層)の膜厚構成として、総膜厚は特
に制限されるものではなく、保護層下層の膜厚が保護層
上層の膜厚より厚くなるにつれて効果が現われ、特に好
ましくは保護層下層の膜厚が、保護層上層の膜厚に対し
その比が1.5以上である。
本発明において2つの層から構成される非感光性親水性
コロイド層にバインダーとして使用される親水性コロイ
ド物質としては、ゼラチンおよびフタル化ゼラチン、マ
ロン化ゼラチンの如き誘導体ゼラチンを用いることがで
きるが、このゼラチンおよび誘導体ゼラチンに1部また
は全部を代えアルブミン、寒天、アラビアゴム、アルギ
ン酸、カゼイン、部分加水分解セルロース誘導体、ポリ
ビニルアルコール、部分加水分解ポリ酢酸ビニル、ポリ
アクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリド
ンおよびこれらのビニル化合物の共重合体を用いること
もできる。
本発明における、2つの層から構成された非感光性親水
性コロイド層(保護層)の上層はハロゲン化銀写真感光
材料の実質表面層をなすものであり、シリカ、二酸化チ
タン、酸化マグネシウムのような無機物質や、ポリメチ
ルメタクリレート、セルロースアセテートプロピオネー
トのような有機物質からなるマット剤を含有していても
よい。
更には、分散せられたコロイド銀を含有していてもよく
、また例えば米国特許第3050391号、同第314
017y号明細書等に記載されているような実質的に現
像されない微粒子ハロゲン化銀を含有していてもよい。
更に(保護層)の下層には、(保護層)上層に添加され
ている油滴を含んでもよい。本発明における非感光性親
水性コロイド層は、従来からよく知られている硬膜剤を
用いて硬膜処理することができる。磯膜剤の例にはたと
えぱジアセチル、ジクロルベンタンジオンの如きケトン
化合物類、ビス(2ークロロェチル尿素)、2ーヒドロ
キシー4,6ージークロロー1,3,5一Zトリアジン
、米国特許第32総775号、同2732303号、英
国特許第974723号、同1167207号などに示
されるような反応性のハロゲンを有する化合物額、ジビ
ニルスルホン、5ーアセチルー1,3ージアクリロイル
ヘキサヒドロー1,3,5ートリZアジン、そのほか米
国特許第3筋5718号、同第3232763号、英国
特許第994869号、米国特許第2732316号、
同第25861筋号、同第3103437号、同第31
17280号、同第2繁り611号、同第272529
4号、同第2725295号、同第31007叫号、同
第3091球72号、同第3321313号、同第35
43292号などに示されているような化合物を使用す
ることができる。上記の非感光性親水性コロイド層を塗
設する際には界面活性剤を単独、または混合して添加し
てもよい。それらは塗布助剤、乳化分散、増感、写2真
特性の改良、帯電防止、接着防止などのために適用され
る。これらの界面活性剤はサポニンなどの天然界面活性
剤、アルキレンオキサィド系、グリセリン系、グリシド
ール系などのノニオン界面活性剤、高級アルキルアミン
類、第4及ァンモニ3ウム塩類、ピリジン、その他のへ
テロ類、ホスホニウム、又はスルホニウム類などのカチ
オン界面活性剤、カルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸
ェステル基、隣酸ェステル基などの酸性基を含むアニオ
ン界面活性剤、アミノ酸類、アミノスルホン3酸類、ア
ミノアルコ−ルの硫酸または燐酸ヱステル類等の両性活
性剤にわけられる。これら使用し得る界面活性剤化合物
例の一部は、米国特許第松71623号、同第2240
472号「 同第2288226号、同第273989
1号、同第3068101号、同第3158484号く
同第3201253号、同第3210191号、同第3
294540号、一48一15649号、同第3441
413号、同第私42654号、同第3475174号
、同第3545974号、西ドイツ特許公報(OB)1
942665号、英国特許第1077317号、同第1
19845ぴ号等に記載されている。さらに本発明に係
る非感光性親水性コロイド層は必要に応じて種々の写真
用添加剤を含有することができる。本発明の方法により
製造された感光材料は、支持体に少なくとも1つのハロ
ゲン化銀乳剤層を担持しており、ハロゲン化銀乳剤層、
支持体および必要に応じて設けられた補助層(ハレーシ
ョン防止層、フィルター層、中間層、下引層等)はすべ
て公知のものを用いる事ができる。
本発明に使用される感光材料の乳剤層に用いられるハロ
ゲン化銀は一般に親水性コロイド中にハロゲン化銀粒子
を分散したものであり、ハロゲン化銀としては臭化銀、
塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀であり、これらのハロ
ゲン化銀はアンモニア法、中性法、酸性法の池英国特許
第638×1号、米国特許第3622318号に記載さ
れているいわゆるコンパーション法および同時混合法等
種々の方法で造られる。又、ハロゲン化銀を分散せしめ
る親水性コロイドとしては非感光性親水性コ。
ィド層と同じバインダーを用いることができる。上記の
ハロゲン化銀乳剤は、また常法によってイヒ学増感する
ことができる。
さらにこれらのハロゲン化銀写真乳剤は必要に応じシア
ニン、メロシアニン、カルボシアニン等のシアニン色素
類の単独もしくは組合せ使用またはそれらとスチリル染
料等との組合せ使用によって分光増感や超色増感を行な
うことができる。
上記の写真乳剤には感光材料の製造工程、保存中、或い
は処理中の感度低下やカブリの発生を防ぐために種々の
化合物を添加することができる。それらの化合物は4ー
ヒドロキシ−6−メチル−1,3,斑,7−テトラアザ
インデン、3ーメチルベンゾチアゾール、1−フエニル
−5ーメルカプトテトラゾールをはじめ多くのへテロ環
化合物、含水銀化合物、メルカプト化合物、金属塩類な
ど極めて多くの化合物が古くから知られている。本発明
におけるカラー写真感光材料には以下にのべるようなカ
プラーを使用できる。
イエローカプラーとしては、従来より開鏡ケトメチレン
化合物が用いられており、一般に広く用いられているペ
ンゾィルアセトアニリド型イエローカプラー、ピバロィ
ルアセトアニリド型イエローカプラーを用いることがで
きる。更にカップリング位の炭素原子がカップリング反
応時に離脱することが出釆る置換基と置換されている2
当量型イエローカプラ−も有利に用いられている。これ
らの例は米国特許第2875057号、同第32655
06号、同第36私841号、同第3408194号、
同第3447928号、同第3277155号、同第私
15652号、特公昭49一13576号、特開昭48
−29432号、同48−6筋34号、同49一1松斑
5号、同50一2機私号、同50一132926号など
に記載されている。本発明において用いることのできる
マゼンタカプラ−としては、ピラゾロン系ビラゾロトリ
アゾール系、ピラゾリ/ベンツイミダゾール系、ィンダ
ゾロン系などの化合物が挙げられる。ピラゾロン系マゼ
ンタカプラーとしては、米国特許第26007斑号、同
第3062653号、同第3112726計号、同第3
311476号、同第3419391号、同第3519
429号、同第35技818号、同第3成り514号、
同第3888680号、特関昭49−29639号、同
49−111631号、同49−129技絹号、同50
一13041号、袴関昭51一10斑2び号、侍感昭5
0一13447び号、同50一156327号に記載さ
れている化合物;ピラゾロトリアゾール系マゼンタカプ
ラ−としては、英国特許第1247493号、ベルギー
特許792525号に記載されている化合物;ピラゾリ
ノベンッィミダゾール系マゼンタカプラ−としては米国
特許第3061432号、西独特許第2156111号
、特公昭46一6047叫号‘こ記載されている化合物
;更にィンダゾロン系マゼンタカプラーとしてはベルギ
ー特許第769116号に記載されている化合物は本発
明に有利に用いることができる。本発明において用いら
れるシアンカプラーとしては、一般にフェノールまたは
ナフトール譲導体が用いられる。
その例はたとえば、米国特許第242373ぴ号、同第
2474293号、同第2801171号、同第289
5826号、同第3476563号、同第373731
6号、同第379808号、同第総39044号、侍関
昭47−3742号、同50−10135号、同50一
25228号、同50一1120斑号、同50−117
422号、同50一130441号などに記載されてい
る。以上のカプラ−の他に、カラードマゼンタカプラー
やカラードシアンカプラーも本発明において有利に用い
ることができる。
本発明においてハロゲン化銀乳剤層にいわゆるDIR化
合物を含有せしめてもよい。さらに、本発明においてハ
ロゲン化銀乳剤層に色素褐色防止剤、スティン防止剤等
の任意の写真用添加剤を含有せしめてもよい。本発明に
おいて、本発明に係る非感光性親水性コロイド層、ハロ
ゲン化銀乳剤層、その他の補助層を塗議せしめる支持体
としては、例えば硝酸セルロース、酢酸セルロース等の
ごときセルロースエステルフイルム、ポリエチレンテレ
フタレート等のごときポリエステルフィルム、ポリビニ
ルアセタールフィルム、ポリ塩化ビニルフイルム、ポリ
スチレンフイルム、ポリカーボネイトフイルム、バラィ
タ紙、ポリエチレン被覆紙等が好ましく用いられる。本
発明において、保護層、ハロゲン化銀乳剤層およびその
他の感光材料の構成層の塗布方法は、品質の均一性と生
産性の確保のためにその選択が重要である。
例えばディツプコーティング、ダブルロールコーテイン
グ、エアーナイフコーテイング、ェクストルージョンコ
ーテイング及びカーテンコーティング等の中から選ぶ事
ができるが、中でも2種以上の層を同時に塗布すること
のできるエクストルージヨンコーテイングおよび力−テ
ンコーティングが特に有用である。又、塗布速度は任意
に選ぶ事ができるが生産性のうえで30の/min以上
の速度が好ましい。又、例えば硬膜剤の如く、反応性が
早いためにあらかじめ塗布液中に添加すると塗布する前
にゲル化を起すようなものについては、スタチックミキ
サー等を用いて塗布直前に混合するのが好ましい。
本発明に係る感光材料は、一般黒白用、×ーレィ用、印
刷用、マイクロ用、電子線記録用、赤外線記録用、カラ
ー用等およそいずれのものであってもよい。
次に本発明を実施例によって詳細に説明するが本発明の
実施の態様がこれによって限定されるものではない。
ここで実施例において、擦過傷によるハロゲン化銀感光
乳剤の圧力カブリは、次に示す方法で評価した。
未露光の試料を針頭0.3肋の針の引かき硬度計で感光
面より荷重を加えた後、下記の処理工程に従って処理し
圧力カプリが発生する荷重を測定した。
現像処理工程(斑。
○) 処理時間発色現像・・・…・・・・・・・・・
・・・・・・3分19抄漂 白…………………6分3
微水 洗…………………3分1秒 定 着…………………6分3雌 水 洗…………………3分1秒 安定格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・1分3現砂各処理工程において、使用した処理液組
成は下記の如くであった。
発色現像液組成: 漂白液組成: 定着液組成: 安定溶組成: ロえて1 。
実施例 1 ハロゲン化銀1モル当り300夕のゼラチンを含み、か
つイエローカプラーとしてQーピバロイルーQ−(1−
ペンジル−2,4一ジオキシイミダゾリン−3−イル−
2−クロロー5〔y一(2,4一企てt−アミルフエノ
キシ)ブチルアミド〕アセトアニリド2.5×10‐2
モル及び硬膜剤として1,2−ビス(ビニルスルホニル
)ェタンを含有するカラー用音感光性沃臭化銀乳剤(沃
化銀7モ0ル%含有)を調整した。
この乳剤と共に保護層用として下記分散液Aを調整する
。保護層上層は分散液A、1,2ービス(ビニルスルホ
ニル)ェタン、マット剤として平均粒径4仏のポリメチ
ルメタクリレート、およびジー2−エチルへキシルスタ
ルホコハク酸ナトリウムなる塗布助剤を加え、一方保護
層下層は、分散液A、1,2ービス(ビニルスルホニル
)ェタン、塗布助剤としてサボニン加え、夫々保護層上
層、下層の組成を第1表に示したようなゼラチン溶液を
スライドホッパ一法0で、下引済みの三酢酸セルロース
フィルム支持体上に支持体から順にハロゲン化銀感光乳
剤層、保護層下層、保護層上層を三層同時に重層塗布し
た。得られた試料について前述の擦過傷による圧力タカ
ブリ試験を行ない、結果をまとめて第1表に示す。
なお、保護層の膜厚は試料恥.1〜4は保護層上層で約
1.8r、下層で約0.坪、試料No.5〜10は保護
層上層で約0.糾、下層で約1.かであった。
0分散液 A ジオクチルフタレート24夕と酢酸エチル6夕を6づ0
で混合溶解し、この溶液を50ooに加熱したトリィソ
プロピルナフタレンスルホン酸ソーダ1夕を含有する5
%ゼラチン水溶液100cc中に蝿拝し夕ながら添加し
、次いでコロイドミル5回通して分散し、分散液Aを調
整した。
(第 1I 表) (注)油滴密度の計算において、ゼラチンは比重1.3
5、油溶成分は比重1.0とした。
第1表より、本発明による試料(M.7〜10)が試料
地.1〜6に比べ著しく擦過傷による圧力かぶり耐性が
すぐれていることが明らかである。また試料蛇.1〜1
0を右は5加平方の大きさに2枚づっ切り取り、それぞ
れ互いに接触しないようにして23℃、80%RH(R
Hは相対湿度を表わす。)の雰位気下で1日間保存した
後、それぞれ同試料の保護層同士を接触させ、.800
夕の荷重をかけ、40℃、80%RHの雰囲気下で保存
し、その後試料をはがして接着性を試験したところ、試
料M.4,10はほぼ全面接着していた。その他の試料
**では、全て接着面積が0〜20%範囲であり本発明
による接着性への悪影響は認められなかった。実施例
2下引済の三酢酸セルロースフィルム支持体上にスライ
ドホッパー法で支持体から順に実施例1と同じ青感光性
乳剤層および第2表で示す組成を有する保護層下層、保
護層上層を三層同時重層塗布を行なった。
得られた試料の擦過傷による圧力カプリ試験結果を第2
表に示す。なお、保護層上層の膜厚は約0.6仏であり
保護層下層の膜厚は約1.&である。
(第2表) 油れ肌 襲う三愛言三鰭軍事 第2表より、試料M.11〜18は保護層上層の組成が
同一であっても本発明による試料(M.12〜18)は
保護層下層に含有せしめる微粒子粉末の粒蓬、量により
擦過傷による圧力カプリ耐性は変動するものの比較試料
(M.11)に比べ著しくすぐれていることが明らかで
ある。
しかしながら保護層下層に含有せしめる微粒子粉末の平
均粒径が大きすぎた場合(M.18)では試料の透明性
が悪かった。実施例 3下引済の三酢酸ベース上にベー
ス側より次の各層を設けた。
第1層 黒色コロイド狼を含むハレーション防止層(乾燥膜厚l
r) 第2層 ハロゲン化銀1モル当りシアンカプラーとして1ーヒド
ロキシ−N一{y一2,4一ジー企rtーアミルフエノ
キシ)−ブチル}一2ーナフトアミド6.8×10‐2
モル、カラードカプラーとして1ーヒドロキシーN−{
6一(2,4ージ−企てt−アミルフエノキシ)−ブチ
ル}−4−(2ーヱトキシカルボニルフエニルアゾ)一
2−ナフトアミド1.7×10‐2モル、現像抑制剤放
出型物質として2一(1−フェニルー5−テトラゾリル
チオ)−4一(2,4ージーにてtーアミルフエノキシ
アセトアミド)−1−インダノン4×10‐3モルを含
有する赤感性沃臭化銀乳剤層(臭化銀8モル%を含む沃
臭化銀乳剤、乾燥膜厚6ム)第3層 ハロゲン化銀1モル当りマゼンタカプラーとして1−(
2,4.6−トリクロロ)フエニルー3〔3一(2,4
−ジーtertーフミルフエノキシ)アセトアミド〕ベ
ンツアミドー5−ピラゾロン5.8×10‐2モル、カ
ラードカプラーとして1一(2,4,6ートリクロルフ
エニル)−3一〔3一(オクタデセニールサクシンイミ
ド)一2ークロロ〕アニリドー4−(y−ナフチルアゾ
)一5−ピラゾロン1.7×10‐2モルおよび現像抑
制剤放出型物質として2−(1ーフエニルー5ーテトラ
ゾリルチオ)一4一(2,4ージーにrt−アミルフエ
ノキシアセトアミド)−1−ィンタノン7×10‐3モ
ルを含む縁感性低感度沃臭化銀乳剤層(沃化銭8モル%
を含む沃臭化銀乳剤、綾操膜厚3科)第4層 第3層のマゼンタカプラー、カラードカプラ‐および現
像抑制剤放出型物質と同一化合物をハロゲン化銀1モル
当りそれぞれ1.1×10‐2モル、5×10‐3モル
、2×10‐2モルを含む縁感性高感里度沃臭化銀乳剤
層(沃化銀6モルを含む沃臭化銀乳剤、乾燥膜厚2.坪
)*第6層 黄色コロイド銀および2,5ージ−tert−オクチル
ハイドロキノンを含むゼラチン層(乾燥膜厚1ム)第6
層 ハロゲン化銀1モル当り350夕のゼラチンを含む、か
つイエローカプラーとしてq−ピバロイル−Q一(1ー
ベンジル−2−フエニル−3,5ージオキソートリアゾ
リジン−4ーイル)一5′一〔Q一(2,4−ジーte
れーアミルフエノキシ)ブチルアミド〕一2一クロロア
セトアニリド3×10−1モルおよび硬膜剤として1,
2−ビス(ビニルスルホニル)エタンを含有する青感性
沃臭化銀乳剤層(沃化銀7モル%を含む沃臭化銀乳剤、
乾級操膜厚6r)第7層 硬膜剤として1,2ービス(ビニルスルホニル)ェタン
、塗布功剤としてサポニンを含み、第3表からなる組成
の保護層下層。
第8層 実施例2と同じすべり剤、懐膜剤として1,2ーピス(
ビニルスルホン)ェタン、塗布助剤としてジー2ーヱチ
ルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、マット剤として
、平均粒径3.5山のシリカを含み第3表からなる組成
の保護層上層。
縛られた試料の漆過優による圧力カブリ教岬鹸結果をま
とめて第3表に示す。
(第3表) 第3表の結果から、保護層の上層と下層の膜厚変化した
試料(M.19〜松)において、保護層の上層に含有せ
しめたすべり剤が多いにもかかわらず、本発明による試
料(M.21, 滋)は、試料(M.1920)に比べ
著しく擦過傷による圧力カプリ耐性の効果がすぐれてい
ることが明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 支持体の同一側に、少なくとも1つの感光性ハロゲ
    ン化銀乳剤層および、最外層として2つの層から構成さ
    れた非感光性親水性コロイド層(保護層)を有するハロ
    ゲン化銀写真感光材料において、前記非感光性親水性コ
    ロイド層のうち、支持体に対して外側の層に油滴を含有
    せしめ、さらに支持体に対して内側の層に微粒子紛末を
    含有せしめ、かつ前記非感光性親水性コロイド層の外側
    の層の膜厚に対して内側の層の膜厚の比が1.5以上で
    あることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
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