JPS60250041A - ガスバリヤ−性フイルムの製造法 - Google Patents

ガスバリヤ−性フイルムの製造法

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JPS60250041A
JPS60250041A JP59106451A JP10645184A JPS60250041A JP S60250041 A JPS60250041 A JP S60250041A JP 59106451 A JP59106451 A JP 59106451A JP 10645184 A JP10645184 A JP 10645184A JP S60250041 A JPS60250041 A JP S60250041A
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copolymer
film
vinylidene chloride
parts
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鈴木 正保
Yoshiaki Adachi
阿達 義明
Noriyoshi Kikuchi
菊地 則良
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は3種の特定な塩化ビニリデン共重合体からなる
ラテックスを混合することにより得られた混合ラテック
スを熱可塑性フィルムに塗布乾燥後熱処理することを特
徴とする耐ブロッキング性。
ガスノelJヤー性及び印刷適性にすぐれた複合フィル
ムの製造方法に関する。
〔従来技術〕
塩化ビニリデン共重合体ラテックスは既に熱可塑性樹脂
フィルム、特にポリオレフィン、ポリアミド“およびポ
リエステルのフィルムに塗布したときに、そのフィルム
のガスバリヤ−性を顕著に改良できることが既に知られ
ている。
この塩化ビニリデン共重合体ラテックスから得られる塗
布膜はラテックスより水を蒸発乾燥させることにより得
られる。この膜は、ラテックス中の重合粒子が主に毛細
管圧によって充填・変形し、粒子同志が密着し、融着す
ることにより形成される。
このラテックスより得られる膜は他の成膜加工方法、た
とえば樹脂を加熱溶融し、押出延伸する方法、あるいは
樹脂を可溶性の溶剤に溶解した溶液から乾燥成膜する方
法等によって得られる膜と比較すると、膜の樹脂組成が
均質ではなく、また乳化剤等の不純物を含有しているも
のである。
すなわち、柔軟温度が高く、常温で殆んど可塑化流動性
をもたない結晶性の塩化ビニリデン共重合体を含む ラテックスから塗布乾燥することによって得られた膜で
は、ラテックス粒子同志は、その界面で相互に接着して
いるに過ぎず、粒子間で樹脂が完全に溶融均一化し合う
ことは殆ど無いと考えられる。そのため、このような膜
では膜中に微小な孔、クラック等が多数存在することが
顕微鏡により、容易に観察される。このことは ラテックスから造膜した膜と該ラテックスと同一の共重
合体組成の有機溶剤に溶解した溶液から成膜した同一の
厚みのある膜とを比較すると、前者の膜のガスバリヤ−
性が劣る大きな原因となっている。
一方、この有機溶剤を使用した塩化ビニリデン共重合体
溶液は低固形分濃度でも粘度が高く、塗布できる量に大
きな制限があることと、溶剤を使用するための不利益が
成膜上の一大欠点となっている。
ラテックスから造膜する場合は、塗布できる量の制限が
少ないかわりに、前述のように得られる膜の材質が不均
質で、ガスバリヤ−性の劣ることが欠点となっている。
この点を改良するためにラテックスから造膜した膜を加
熱溶融してガスバリヤ−性を向上する方法について、種
々の提案がなされている。すなわち、基材フィルムに塩
化ビニリデン共重合体を塗布後、熱処理を行なう方法で
、結果的に基材フィルムとの接着、ガスバリヤ−性、耐
ボイル性等が改良されることが特開昭49−10973
号公報、特開昭57−165253号公報に示されてい
る。
さて、このような熱処理を行なう利点は上記の通りであ
るが、この熱処理には実際の使用にあたり大きな問題が
ある。すなわち、熱処理された塩化ビニリデン共重合体
塗布フィルムでは、その塩化ビニリデン共重合体が熱処
理中に融解し、非晶状態となり、室温に冷却しても極め
て柔軟な皮膜となり、ブロッキングするため、そのまま
ロール状に巻取ることが事実上不可能なことである。
このブロッキングを防止するためには、塩化ビニリデン
共重合体が熱処理を受けた後、急激に結晶化し、塗膜の
硬化を促進する作用のある高融点の塩化ビニリデン共重
合体を少量混合することが有効である。既に、特公昭5
8−8702号公報、特開昭57−57741号公報、
特開昭57−164111号公報、特開昭58−176
235号公報等に示されている通りである。
しかし、この方法には致命的な欠点が二つほどあげられ
る。第一に、この高融点の塩化ビニリデン共重合体の結
晶化誘発作用により、ロール状に巻取られた後の熟成工
程で塗膜が高結晶化度になり、耐薬品性が極めて良好な
ものになる。しかしこの塩化ビニリデン共重合体の耐薬
品性が良好であるということは、この共重合体面に有機
溶剤等を使用する印刷インキあるいはフィルムラミネー
ト用接着剤を塗布する場合、インキあるいは接着剤に対
する親和性あるいは接着性という性質が殆ど無いことを
意味する。このようにして得られた塗布フィルムの後加
工性は、他の一般的な方法で製造される塩化ビニリデン
共重合体フィルムと比較して極めて劣っており、その用
途に大きな制限を受け、商品価値を低くするという致命
的な欠点を有している。更に、この高融点の塩化ビニリ
デン共重合体は一般にその単量体組成において塩化ビニ
リデンの含有量が高く、場合によってはほぼ100 %
の塩化ビニリデン含有量の共重合体もあるほどある。そ
のためこの高融点の塩化ビニリデン共重合体金倉む共重
合体を塗布したフィルムを高温で熱処理するその共重合
体が容易に熱分解するため、フィルムが著しく着色して
フィルムの商品価値を低くするという欠点もある。
〔発明の概要〕
本発明者等はこれらの欠点を排除すべく鋭意研究し、3
種の塩化ビニリデン共重合体ラテックスの混合物を熱可
塑性樹脂フィルムに塗布、熱処理することによりこの問
題を解決することができた。
すなわち、本発明は、塩化ビニリデン80〜94重量%
を含む共重合体からなり、か?最低造膜温度が25℃以
下のラテックス(A)を樹脂分として50〜94重量部
、塩化ビニlJデン94〜100重量%を含む共重合体
ラテックス(B)’Ik樹脂分として3〜30重量部及
びガラス転移温度(T、y)が35〜90℃で塩化ビニ
リデン40〜80重量係ヲ含む共重合体からなるラテッ
クス(C) k樹脂分として3〜20重量部を、ラテッ
クス状態で混合する〔全樹脂分を100重量部とする〕
ことにより得られた塩化ビニリデン共重合体混合ラテッ
クスをフィルムに塗布乾燥後熱処理することを特徴とす
る耐ブロッキング性、印刷性の改良されたガスバリヤ−
性フィルムの製造法に関するものである。
ラテックス(A)が単独の場合には、フィルム表面に塗
布乾燥後熱処理することによりそのガスバリヤ−性が向
上するものの熱処理後、ロール状に巻き取る際にブロッ
キングを起し易い。本発明ではラテックス(B)が含ま
れているため、その高融点の塩化ビニリデン共重合体の
結晶誘発効果により耐ボイル性、ブロッキング性を改良
することができる。しかも混合ラテックス中に更にラテ
ックス(C)をも含むためラテックス(B)の存在に帰
因する高結晶化が防止され、印刷適性にも優れたフィル
ムを得ることができた。このように耐ブロッキング性、
耐ボイル性、印刷適性およびガスバリヤ−性という相矛
盾する諸性質を兼備えた極めてバランスのよい複合フィ
ルムは本発明のラテックス(A) 、 (B) 、 (
C)を特定割合に混合した混合ラテックスを使用するこ
とによりはじめて得ることができたのである。
〔発明の詳細な説明〕
本発明方法で使用する基材フィルムとしては一般に使用
されるフィルムが用いられる。ここにフィルムとはいわ
ゆるフィルムは勿論、ソート状物をも含むものとする。
本発明で使用するフィルムとしてはポリエチレンテレフ
タレート、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体及びエチレン−酢酸
ビニル共重合体鹸化物等の熱可塑性樹脂フィルム、セロ
ハン等の再生セルロースのフィルムが好ましく使用され
る。熱可塑性樹脂フィルムの場合は未延伸でも1軸もし
くは2軸延伸したものでも用いることができる。
これらの基材の表面もしくはその酸化処理面に必要に応
じてアンカーコート剤(以後AC剤と称する)を塗布す
る。AC剤は通常使用されているアクリル系樹脂のエマ
ルジョンあるいは有機溶剤の溶液、ポリウレタンまたは
ポリエステルの接着剤の有機溶剤の溶液等が使用できる
次に、基材の表面もしくは酸化処理面あるいはAC剤塗
布面上に塗布する塩化ビニリデン共重合体ラテックスは
以下の(A)、 (B)および(C)の3種類の塩化ビ
ニリデン系共重合体ラテックスの混合物である。
ラテックス(A)は塩化ビニリデン80〜94重量%未
満を含む共重合体〔以後共重合体cA)と称する〕から
なり、かつ最低造膜温度が25℃以下のラテックスであ
り、造膜性の良好な一般的な塗布用の塩化ビニリデン共
重合体ラテックスである。
° ラテックス(A)は通常使用される最低造膜温度(
以下MFTと略す)が25℃以下で、造膜性が良好な一
般的な共重合体ラテックスである。
MFTは濃度勾配のついたステンレススチール製平板上
に固形分濃度50±tSの試料ラテックス・f O,2
ynttrの厚さに塗布し、20℃、65%RHの雰囲
気中で乾燥し、皮膜にひび割れが発生しない下限の温度
として測定した。
この共重合体(A)は塩化ビニIJデン80〜94重量
%と塩化ビニリデンと共重合可能な少なくとも1種の単
量体6〜20重量%とからなるものである。
この共重合体(A)は全混合塩化ビニIJデン共重合体
lOO重量部のうち50〜94重量部、望ましくは60
〜85M量部を占める。共重合体(A)中の塩化ビニリ
デンの含有量が94重量%以上ではラテックスとして造
膜性が劣るものとなり、また80重量−以下では得られ
る膜のガスバリヤ−性が劣るものとなる。この共重合体
(A)が混合ラテックスの全樹脂分100重量部中50
重量部以下では混合ラテックスの造膜性が劣るものとな
る。
ラテックス但)中の塩化ビニリデン94〜100重量%
を含む共重合体〔以後共重合体(B)と称す〕は後述す
る熱処理後にロール状にフィルムあるいはシートを巻取
ったときにブロッキングを防止するのに必要不可欠なも
のである。この共重合体(B)は好ましくは融点180
〜210℃を有し、主に共重合体(A)の結晶核として
作用するものであり、そのためには共重合体部)中の塩
化ビニリデン含有量が94重量%以上、望ましくは96
重量%以上のものが極めて有効であり、既に特公昭58
−8702号公報に示されている如き塩化ビニリデン共
重合体が用いられる。この共重合体(B)は混合樹脂分
100重量部中3〜30重量部、望ましくは5〜25重
量部を占める。3重量部以下ではフィルムあるいはシー
トをロール状に巻取った時の耐ブロッキング性および耐
ボイル性が劣化する。一方、30重量部以上では混合ラ
テックスの造膜性が劣化してしまう。
ラテックス(C)中の塩化ビニリデン40〜80重量%
f含む共重合体〔以後、共重合体(C)と称する〕は本
発明の最大の特徴をもつ共重合体であって、この使用に
より熱処理後にロール状に巻取った時の耐ブロッキング
性の改良と塗布フィルムの印刷性、特にセロファン用印
刷インキの印刷適性が顕著に改良される。また、共重合
体(C)の使用により共重合体(B)の使用量を減少さ
せることができるので熱安定性の改良にもつながる。こ
の共重合体(C)は混合樹脂分100重量部中3〜20
重量部、望ましくは5〜15重量部使用される。この共
重合体(C)が3重量部以下では、耐ブロッキング性、
印刷性が劣り、20重量部以上ではガスバリヤ−性が劣
り、さらにボイル処理した場合にボイル白化するという
不都合が生じる。この共重合体(C)は塩化ビニリデン
40〜80重量%と塩化ビニリデンと共重合可能な少な
くとも1種の単量体20〜60重量%とからなるもので
、この共重合体のガラス転移温度(Ty、)が35〜9
0℃、望ましくは40〜80℃の範囲のものが使用され
る。T!9は試料を20mfiJ採取し、差動走査熱量
計(DSC)(i7用いて10 ’C/Gの昇温速度で
測定した。
共重合体(G)は印刷性の改良に必要不可欠であり、こ
の性質の改良には実質的に非晶性共重合体であることか
極めて有効である。共重合体中の塩化ビニリデン含有量
が80重量%以上では共重合体が結晶性となり、また耐
ブロッキング性の改良に有効なTgが35℃以上の共重
合体を得ることが困難となる。一方、40重量%以下で
はガスバリヤ−性の劣化が著しい。共重合体(0)が塩
化ビニリデン共重合体であるため、共重合体(A)と共
重合体の)との屈折率の差が小さくなり、造膜後の膜の
透明性を良くすることができる。
単に印刷性および耐ブロッキング性の改良のためには他
の樹脂、例えばポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体、
アクリル共重合体、スチレン共重合体等を使用してもよ
いが、前述のようにガスバリヤ−性と透明性の点からは
共重合体(C)を用いることが必要である。
共重合体(C)のTgは耐ブロッキング性の点からは高
い方が望ましいが、後述する熱処理、特に比較的低温で
延伸する場合は、塗膜にクラック等が発生するため90
℃以下、望ましくは80℃以下のものが用いられる。
本発明に使用する塩化ビニリデン共重合体(A)。
(B)、’(C)の塩化ビニリデンと共重合可能な単量
体としては例えば塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル
、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル
、メタクリル酸メチル、アクリル酸、メタクリル酸、イ
タコン酸、スチレンスルフオン酸ソーダ、メタクリル酸
メトキシポリエチレングリコール等が少くとも1種以上
使用され得る。勿論、共重合体(A) 、 (C)はそ
のMFTあるいはTgの制限があるのでこれを満足する
単量体及び量で使用するのは当然である。Tgの観点か
らは共重合体(C1O共単量体としてはメチルメタアク
リレート、アクリロニトリル、スチレン、メチルアクリ
レート、塩化ビニル等が特に好ましい。
これらの塩化ヒニリデン共重合体ラテックスの重合には
通常のアニオン性乳化剤あるいはノニオン性乳化剤また
は前記乳化剤の混合物が使用され、40〜80℃の範囲
で重合が行われるものである。
また塩化ビニリデン共重合体ラテックスにはブロッキン
グ防止剤としてシリカ、炭酸カルシウム、タルク、クレ
イ等の無機質粉体、あるいはワックスさらに顔料、染料
等を添加しても使用できる。
ラテックス(A) 、 (B) 、 (C)の樹脂濃度
は夫々通常30〜60重量係が好ましく、3者を混合し
た場合45〜55重量−の樹脂濃度とすることが好まし
い。
以上のラテックス(A) 、 (B) 、 (G)全共
重合体(A) 、 (B) 、 (C)が夫々全樹脂分
100重量部中94〜[00重量部、3〜30重量部、
3〜20重量部となるように混合して使用する。これら
のラテックスの使用量は各ラテックスの樹脂濃度により
異なるが共重合体(A)。
(B) 、 (C)がその量的関係を満足する範囲で使
用される。
ラテックスの塗布量には特に規制はないが、通常1回で
塗布できる量、すなわち樹脂分で1〜20色2程度が好
適に使用される、このラテックスをフィルムに塗布、乾
燥後熱処理を行い、室温に冷却した後ロール状に巻取る
熱処理は基材として2軸延伸フイルムあるいはシートを
使用する場合、基材が熱変形しない温度で、かつ少なく
とも共重合体(A)の融点以上の温度が好適に使用でき
る範囲である。
基材が二軸延伸ポリアシドまたはポリエチレンテレフタ
レートのフィルムあるいはシートの場合には140〜1
80℃で、また二軸延伸ポリプロピレンフィルムの場合
には120℃以下で少なくとも塩化ビリデン共重合体中
の共重合体(A)が融解する温度に達するまでの時間が
必要である。加熱する方法としては熱風、赤外線、熱ロ
ール接触等が用いられ、熱魅埋時間は0.5〜30秒程
度が望ましい。
一般に熱ロールに塩化ビニリデン共重合体を直接接触さ
せて、加熱する方法が最も有効である。
基材が熱可塑性樹脂フィルムであって塗布と延伸を兼ね
行って複合延伸フィルムを製造する場合には、混合ラテ
ックスを塗布乾燥後、l軸もしくは2軸に延伸し、その
後熱処理を行うことが好ましい。もちろん延伸時もしく
は熱固定時に熱処理を兼ね行うこともできる。延伸もし
くは熱固定温度によっては混合ラテックスに使用するラ
テックスを適度に選択する必要がある。
以上の如く塩化ビニリデン共重合体混合ラテックスが塗
布され熱処理された複合フィルムは共重合体(C)の7
p以下、通常室温迄冷却し、ロール状に巻取られる。
以下に本発明の有用性を実施例により示す。表示したチ
および部はそれぞれ重量%および重量部である。
最初に評価試験方法について以下に説明する。
(1)酸素透過度: 試料の複合フィルムラ20℃、90SRHの秋態テMO
CON 0X−TRAN 100型試験材で測定した。
その評価は加熱処理をしない場合で、かつ共重合体(A
)のみを塗布した酸素透過度と比較して、少なくとも劣
っていない場合を良とした。
(2)耐ブロツキング性: 熱処理後直に基材フィルム面と塩化ビニリデン共重合体
面を接触させた2の×2σの大きさの平面にlゆの荷重
金かけ40℃のオーブン中に20時間放置した。その後
23℃、60SRH条件下で試料フィルムのブロッキン
グ強度を、試料の両端を互に反対方向に引張ることによ
り、その剥離する強度として測定した。ブロッキング強
度は基材フィルムのフィルム強度によりその許容度が異
なるので、基材フィルムがポリエチレンテレフタレート
の場合には1500 p以下を良、ナイロンフィルムの
場合にはtsoo g以下ヲ良、ポリプロピレンフィル
ムの場合には900 、p以下を良と判定した。
(3)印刷適性 塩化ビニリデン共重合体塗布面に、防湿セロファン用印
刷インキGNC−8T とその希釈溶剤(1,N−10
2(東洋インキ社製)を2:lの比に混合したものを、
固形分で2阪ジになるように塗布し、60℃の熱風式に
オーブン中で1分間乾燥した。その後印刷インキ面にセ
ロファン粘着テープを密着させ、速い速度で引きはがし
、印刷インキ面の剥離程度を判定した。印刷インキの剥
離面の広さが20−以下の場合を良と判定した。また、
この印刷適性の良好なフイルムはラミネート適性も良好
であった。
(4)耐ボイル性: ポイル白化:基材フィルムとしてポリエチレンテレフタ
レートおよびナイロンを用いた場合のみ試験した。熟成
後95℃の熱水に30分間浸漬したのちJIS K−6
714に準じて曇価を測定した。曇価が15%以下を良
とした。
接着性:熟成後95℃の熱水に30分間浸漬したのち、
塩化ビニリデン共重合体面の水滴をよくふき取る。その
面にセロファン粘着テープを強く密着させたのち、セロ
ファン粘着テープを強く引きはがし、基材フィルムより
塩化ビニリデン共重合体膜が剥離する面積が20−以下
を良とした。
次に本発明の実施例に使用する塩化ビニIJデン共重合
体ラテックスの重合について述べる。
(1)ラテックス(勾の重合ニ ラテックス(A−1)ニ ステンレススチール製オー) り1/ −フヲ充分に窒
素置換した後、 塩化ビニリデン 22.9 部 アクリル酸メチル 2,1 脱イオン水 77.0 ドデシルインゼンスルホン酸ナトリウム 0.5過硫酸
カリウム 0.01 亜硫酸水素ナトリウム 0.007 を仕込み、45℃で10時間攪拌した。その後塩化ビニ
リデン 68.7 アクリル酸メチル 4.5 アクリロニトリル 1.5 アクリル酸 0.3 脱イオン水 5.0 ドテシル×ンゼンスルホン酸 0.7 過硫酸カリウム 0.01 亜硫酸水素ナトリウム 0.005 を加え、20時間攪拌し、さらに 脱イオン水 3.0 過硫酸カリウム 002 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 を添加し、5時間攪拌してラテックスを得た。
重合収率はほぼ100チなので得られた共重合体(A−
1)の組成は仕込比にほぼ等しい。このラテックスのM
FTは16℃であった。
ラテックス(A−2) : 共重合体(A−1)の単量体とその仕込量を以下の単量
体と量に変える以外は前記と同一方法で重合した。
最初に 塩化ビニリデン 21.7部 アクリル酸メチル 2.8 メタクリル酸メチル 0.5 を仕込み、次に 塩化ビニリデン 64.9 アクリル酸メチル 8.3 メタクリル酸メチル 1.5 アクリル醒 0.3 を加えて反応を行った。
ラテックス(A−2)のMFTは17℃であった。
(2) ラテックス(B)の重合ニ ステンレススチール製オートクレーブを充分に窒素置換
した後、 塩化ビニリデン 97.0部 アクリル酸メチル 2.0 アクリル酸 1.0 脱イオン水 250 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3.0過硫酸
カリウム 0.03 亜硫酸水素ナトリウム 0.OL 5 を仕込み、45℃で15時間攪拌して、ラテックスを得
た。重合収率はほぼ1oonなので得られた共重合体(
B)の組成はほぼ仕込比に等しい。
(3) ラテックス但)の重合ニ ラテックス(c−t > ニ ステンレススチール製オートクレーブを充分に窒素置換
した後、 塩化ビニリデン 5.0s メタクリル酸メチル 5.0 脱イオン水 50 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.5 部過
硫酸カリウム 0.O1 亜硫酸水素ナトリウム 0.07 を仕込み、6時間攪拌した。その後 脱イオン水 30 部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0過硫酸
カリウム 0.03 亜硫酸水素ナトリウム 0.02 を添加し、次に 塩化ビニリデン 44.9部 メタクリル酸メチル 44,8 アクリル酸 0.3 の混合物を毎時9部づつ添加した。
この混合物の添加終了後、 脱イオン水 5.0 過硫酸カリウム 0.01 亜硫酸水素ナトリウム 0.Ol を一度に添加し、5時間攪拌し、ラテックス(C−L 
) を得た。重合収率はほぼ100%なので得られた共
重合体(C−1)の組成は仕込比にほぼ等しい。
ラテックス(C−2)ニ ラテックス(C−1)の単量体とその仕込量を以下の単
量体と量に変え以外は同一方法で重合した。
塩化ビニリデン 65部 メタクリル酸メチル 35 ラテツクス(C−3)ニ ラテックス(C−1)の単量体とその仕込量を以下の単
量体と量に変える以外は同一方法で重合した。
塩化ビニリデン 75部 メタクリル酸メチル 25 ラテツクス(C−4)ニ ラテックス(C−t)の単量体とその仕込量を以下9単
量体と量に変える以外は同一方法で重合した。
塩化ビニリデン 70部 アクリロニトリル 30 ラテツクス(C−r)、(C−z)、(C−3)、(C
−4)中の共重合体を夫々共重合体(C−t ) 、 
(C−2) 、 (C−3)。
(C−4)と称する。
各ラテックス(A) 、 (B) 、 (C)’t−凍
結させた後、脱水し、メタノールで洗浄後、室温で乾燥
し、各共重合体(A) 、 (B) 、 (C)の粉体
を得た。この粉体をDSC(差動走査熱量計)によりそ
のTIおよび融点(’rm)を測定した。その結果を第
1表に示す。
第1表 実施例 1 12μ専の厚みの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
製フィルムの酸化処理面に、ラテックス(A−1)、ラ
テックス(B)およびラテックス(C−t)各々を樹脂
分で85部、10部、5部の割合になるように混合した
ラテックス樹脂分で5gβになるように塗布し、80℃
の熱風オーブン中で30秒間乾燥した。この塩化ビニリ
デン塗布面をテフロンで表面処理した180℃の熱ロー
ルに4秒間接触加熱した。このフィルムを室温まで放冷
後ロール状に巻取った。このフィルムを直ちに前述の耐
ブロツキング性試験の試料とした。また、残りの熱処理
したフィルム’t−40℃で2日間熟成処理を行ない、
酸素透過度、印刷適性、耐ボイル性の測定あるいは試験
を行なった。試験結果を第2表に示した。
実施例 2 実施例1の混合ラテックスを下記の混合ラテックスに変
更したことを除き、実施例1と同様方法で試料を作製し
、試験した。試験結果を第2表に示す。
実施例 3 15μmの厚みの二軸延伸ナイロン製フィルムの酸化処
理面に、ラテックス(A−1)、ラテックス(B)およ
びラテックス(G−2)e樹脂分で各々75部。
15部、10部の割合で混合し、樹脂分で511AIL
”になるように塗布し、80℃の熱風オープン中で30
秒間乾燥した。直ちに180℃の表面テフロン処理した
熱ロールに4秒間、塩化ビニリデン共重合体塗布面を接
触加熱した後、室温まで放冷し、前述の耐ブロツキング
性試験の試料とした。その他の試験はこのフィルムを4
0℃で2日間熟成後に行なった。試験結果を第2表に示
す。
実施例 4 20μmの厚みの二軸延伸ポリプロピレン製フィルムの
酸化処理面に、AC剤としてアトコートEL−220/
AFIO(東洋モートン社製)を固形分として0.3,
9/yになるように塗布し、80℃の熱風オープン中で
30秒間乾燥した。このAC剤塗布面にラテックス(A
−2)、ラテックス(B)およびラテックス(C−4)
’に樹脂分で各々85部、5部。
10部になるように混合したものを樹脂分で3117h
”になるように塗布し、80℃の熱風オープン中で、3
0秒間乾燥した。直ちに、115℃の表面テフロン処理
をした熱ロールに4秒間、塩化ビニリデン共重合体塗布
面を接触加熱し、放冷した後、ロール状に巻き取った。
このフィルムを耐ブロツキング性試験の試料とした。さ
らにこのフィルムを40℃で、2日間熟成し、その他の
試験を行なまた。
試験結果を第2表に示す。
実施例 5 6−ナイロン(東しく株)製、アミランCM−1021
)を用いて厚さ140μmの未延伸シートを作製し、片
面をコロナ放電により処理した。この処理面の上にラテ
ックス(A−r)、ラテックス(B)およびラテックス
CG−2>を各々樹脂分で70部、20部、10部にな
るように混合し、樹脂分で約239An”になるように
塗布し、最初に赤外線により1分間加熱し、次に60℃
の熱風オープン中で風量を少なくし2分間乾燥した。こ
の塗布シートを170℃までに加熱し、縦横3×3倍に
同時2軸延伸を行なった後、200℃の熱風オープン中
で熱処理を行なった。次に冷却してロール状に巻取り、
耐ブロツキング性試験の試料とした。残りは40’Cで
2日間熟成した後、他の試験を行なった。試験結果を第
2表に示す。
実施例 6 ロー66共重合ナイロン(東しく株)製、アミランCM
−6001)を用いて厚さ140μmの未延伸シートを
作製し、片面をコロナ放電により処理をした。
この処理面にラテックス(A−2)、ラテックス但)お
よびラテックス(C−3)を樹脂分で各々85部、1゜
部、5部になるように混合し、樹脂分で約23 VWL
”になるように塗布し、最初に赤外線で1分間加熱し、
次に60℃の熱風オープン中で風量を少なくして2分間
乾燥した。この塗布シートを70’Cに加熱し、縦横3
×3倍に同時二軸延伸を行なった。
この後120℃の熱風オープン中で熱処理を行ない、冷
却し、その一部を耐ブロツキング性試験の試料とした。
残りは40℃で2日間熟成した後、他の試験を行なった
。試験結果を第2表に示す。
実施例 7 ポリエチレンテレフタレート(東しく株)製、 PET
)を押出し急冷して厚さ120.e177Lのシートを
成形した。このシートの片面をコロナ放電により処理を
行なった。この処理面に、ラテックス(A−r)、 ラ
テックス(B)およびラテックスC0−2’)を樹脂分
で各各60部、25部、15部になるように混合し、樹
脂分で23 fi/rn”になるように塗布し、最初に
赤外線で1分間加熱し、次に60℃の熱風オープン中で
風量を少なくして2分間乾燥した。この塗布シートを9
0℃に加熱し、縦横3×3倍に同時二軸延伸を行なった
。この後210℃の熱風オープン中で熱処理を行ない、
冷却した。このフィルムの一部を耐ブロツキング性試験
の試料とした。残りは40℃で2日間熟成した後、他の
試験を行なった。
試験結果を第2表に示す。
比較例 l 実施例1の方法において熱処理しなかったことを除き、
同一方法で試料を作製した。この試料は実施例1に比し
ガスバリヤ−性、耐ボイル性が劣るものであった。
比較例 2 実施例1の塗布した混合ラテックスをラテックス(A−
1)のみとした以外は同一方法で試料を作製した。この
試料はラテックス但)を含まないため耐ブロッキング性
は極めて劣るものであった。
比較例 3 実施例5において、ラテックス(A−1)およびラテッ
クスの)のみを樹脂分で各々78部、22部となるよう
に混合した混合ラテックスに変更する以外は、実施例5
と同一方法で試料を作製した。この試料はラテックス(
C−2)を含まないためにブロッキング性、耐ボイル性
は優れているものの印刷適性の劣るものしか得られなか
った。
比較例 4 実施例5の混合ラテックスを以下のような混合ラテック
スに変えたことを除き同一方法で試料を作製した。
得られた試料は、ラテックス(C−2)の含量が大にす
ぎるため印刷適性は優れているものの耐ボイル性が劣化
した。
ボイル白化:○ 僑価 lOチ以下 △ lO〜15チ X 15〜20% ××20チ以上 接着性および印刷適性:セロファン接着テープ剥離試験
○ (剥離面積 0チ ) △ (l 20%以下) x (#20〜50チ ) xx (“ 5oチ以上) 代理人 弁理±(8107)佐々木清隆(ほか3名) 手続補正書 昭和59年7月37日 1、事件の表示 昭和59年特許願第 106451 号2、発明の名称 ガスバリヤ−性フィルムの製造法 3、補正をする者 事件との関係゛特許出願人 名称 呉羽化学工業株式会社 霞が関ビル内郵便局 私書箱第49号 栄光特許事務所 電話(581)−9601(代表)明
細書の発明の詳細な説明の欄を下記の通シ補正する。
1)第6頁6行目の「商品価値」を「商品価値」と補正
する。
2)第6頁13行目の「熱処理する」を「熱処理すると
」と補正する。
3)第26頁下から1行目のrAFloJをr CAT
−200Jと補正する。
手続補正書 昭和59年 9月/2日 昭和59年特許願第 106451 号2、発明の名称 ガスバリヤ−性フィルムの製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 呉羽化学工業株式会社 霞が関ビル内郵便局 私書箱第49号 栄光特許事務所 電話(581)−9601(代表)昭
和 年 月 日(発送日 昭和 年 月 日)グリコー
ル、アクリル酸グリシジル−メタクリル酸グリシツル等
」と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 塩化ビニIJデン80〜94重量%を含む共重合体から
    なりかつ最低造膜温度が25℃以下のラテックス(A)
    を樹脂分として50〜94重量部、塩化ビニリデン94
    〜100重量%を含む共重合体ラテックス(B)を樹脂
    分として3〜30重量部及びガラス転移温度(T、p)
    が35〜90℃で塩化ビニリデン40〜80重量%を含
    む共重合体からなるラテックス(C) ’ir樹脂分と
    して3〜20重量部を、ラテックス状態で混合する〔全
    樹脂分を100重量部とする〕ことにより得られた塩化
    ビニリデン共重合体混合ラテックスをフィルムに塗布乾
    燥後熱処理することを特徴とする耐ブロッキング性、印
    刷性の改良されたガスバリヤ−性フィルムの製造法。
JP59106451A 1984-05-28 1984-05-28 ガスバリヤ−性フイルムの製造法 Granted JPS60250041A (ja)

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