JPS6030291B2 - 人顆粒球の分化増殖を促進するhgi糖蛋白質、hgi糖蛋白質の製造法及びhgi糖蛋白質を含有する白血球減少症治療剤 - Google Patents
人顆粒球の分化増殖を促進するhgi糖蛋白質、hgi糖蛋白質の製造法及びhgi糖蛋白質を含有する白血球減少症治療剤Info
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- JPS6030291B2 JPS6030291B2 JP53031999A JP3199978A JPS6030291B2 JP S6030291 B2 JPS6030291 B2 JP S6030291B2 JP 53031999 A JP53031999 A JP 53031999A JP 3199978 A JP3199978 A JP 3199978A JP S6030291 B2 JPS6030291 B2 JP S6030291B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、健康な人の尿から分離された人骨髄中の骨髄
細胞に作用してこの細胞の額粒球への分化増殖を促進す
る糖蛋白質(以下HGI糖蛋白質と記載する)、HGI
糖蛋白質の製造法及びHGI糖蛋白質の用途に関するも
のである。
細胞に作用してこの細胞の額粒球への分化増殖を促進す
る糖蛋白質(以下HGI糖蛋白質と記載する)、HGI
糖蛋白質の製造法及びHGI糖蛋白質の用途に関するも
のである。
通常、健康な成人の血液には1肌3当り5000〜90
00の白血球が存在するが、種々の疾病あるいは制癌剤
の投与等により白血球数が5000以下に減少すことが
ある。
00の白血球が存在するが、種々の疾病あるいは制癌剤
の投与等により白血球数が5000以下に減少すことが
ある。
このように白血球数が減少した症状を白血球減少症と呼
んでいる。そしてこれの治療のため従来グリチルリチン
、システィン・グリシンを有効成分とする薬剤、Q−メ
ルカプトプロピオニルーグリシン及びアルカロイドの一
種であるセフアランチン等が使用されている。しかしな
がら、これらの薬剤は、効果が充分でないか又は副作用
がある等のため望ましくない。従って近年より有効なそ
して副作用の少ない白血球減少症治療剤の研究が行なわ
れている。これまで、白血球細胞の分化増殖を促進する
因子(ColonyStim山atingFactor
.以下CSFと略記する)として知られている物質があ
る。CSFは、動物の骨髄細胞に作用して、この細胞の
顎粒球又はマクロフアージへの分化増殖を促進する物質
であり、骨髄細砲をinvMoで培養する時、これらが
分化と同時に増殖して細胞集塊(以下コロニーと記載す
る)を形成するための必須な因子である(lchika
wa.Y.;Proceedin鱗 of the N
ationalAcademy ofScence、5
6巻、488頁、1966年。
んでいる。そしてこれの治療のため従来グリチルリチン
、システィン・グリシンを有効成分とする薬剤、Q−メ
ルカプトプロピオニルーグリシン及びアルカロイドの一
種であるセフアランチン等が使用されている。しかしな
がら、これらの薬剤は、効果が充分でないか又は副作用
がある等のため望ましくない。従って近年より有効なそ
して副作用の少ない白血球減少症治療剤の研究が行なわ
れている。これまで、白血球細胞の分化増殖を促進する
因子(ColonyStim山atingFactor
.以下CSFと略記する)として知られている物質があ
る。CSFは、動物の骨髄細胞に作用して、この細胞の
顎粒球又はマクロフアージへの分化増殖を促進する物質
であり、骨髄細砲をinvMoで培養する時、これらが
分化と同時に増殖して細胞集塊(以下コロニーと記載す
る)を形成するための必須な因子である(lchika
wa.Y.;Proceedin鱗 of the N
ationalAcademy ofScence、5
6巻、488頁、1966年。
Metcalf、D.;Experimental H
ematology、1巻、185頁、1973年)。
そしてこのCSFには、骨髄細胞から二種の細胞、すな
わち額粒球及びマクロファージへの分化増殖促進作用を
有するところから、今日では、2種類の因子、すなわち
顎粒球誘導因子(Granuloc〆elnducin
gFactor)とマクロフアージ誘導因子(Macm
pha鞍 lnducingFactor)とに区別さ
れることもあるが(Stanley、E.R.;Jom
nal of ExperimentaIMedici
ne、14窃萱、631頁、197母手)、一般には、
マウスの骨髄細胞を用いたinvitmの培養試験によ
って、これらの因子をまとめてCSFとして測定されて
いる。マウス骨髄細胞を用いたinvitroの培養試
験によって従来報告されているCSF活性を有する物質
は、肺などの臓器、血清、尿などの体液成分、及び白血
球などの細胞、各種組織の細胞培養物から得られている
(Sheridan、J.W;Joumal ofCe
ll Physiol鋤、78巻、451頁、1971
年)。〆た、人の骨髄細胞こ対して作用を示すCSFも
、同様に人の各種臓器抽出物や細胞組織の培養物及び血
清などの体液成分から分離されている(Meにalf、
D.& Moore、M.A.S.;“Ci戊 F
oundation Sのhposjmm13Ha
emopoietic Stem Cells’’15
7頁、ElSeVierExcerptaMedica
、Holland、1973年)。しかし、これら諸臓
器、諸細胞及びそれらの培養液などから得られたCSF
は、いずれの源にも共通する単一な物質ではなく、例え
ば、人胎盤細胞培養液から得られたCSFは分子量が3
0000であり(Burgess、A.W.;Bloo
d、49巻、573頁、1977年)、人の血清中のも
のは分子量が45000であり(Chan 、 S.日
.; British Joumal of比emaP
logy、2の萱、329頁、1971年)、人の白血
球培養液では、分子量35000のものと分子量130
0以下のもの二種が同時に分離され(Price、G.
B:Blood、42巻、341頁、1973)、更に
それぞれのCSFによって作用が異なり、分化増殖され
る細胞が顎粒球又はマクロフアージにのみ別個に作用す
るか、或いはこの両者に作用する。この様に、CSFの
起源によって、単離されるCSFはそれぞれに異なった
物質であると考えられている(前記Metcalf &
Moore、197杵)。人の尿中にも、ネズミの骨
髄細胞に対して作用を示すCSFが存在することが知ら
れているが、(Sねnley、E.R.;Federa
tionProceedings、34巻、2272頁
、1975年及びAustralianJoumalo
fExperlmentaI Biology and
Medical Science、47巻、467頁
、196g王)、このCSFは、分子量が45000で
あり、ネズミの骨髄細胞に作用して、マクロフアージが
優勢なコロニーに分化増殖されるが、他方、人の骨髄細
胞に対しては、その作用が極めて弱く、マクロフアージ
及び顎粒球よりなるコロニーを形成せず、通常クラスタ
ーを形成するに止まると報告されている(人の骨髄細胞
の場合、コロニーとは細胞数が、4の固以上の集落をい
い・クラスターとは細胞数が3個以上4の固未満の集落
をいう)(Metcalf、D.;Experimen
taIHema■】ogy、2巻、15刀頁、1974
王)。本発明者らは、人尿中のCSF活性物質について
研究を行なってきたが、前記従来のCSFとは異なり、
分子量が約85000であり、マウスばかりでなく人の
骨髄細胞に作用して、顎粒球だけから成るコロニーを形
成させる全く新規なHGI糖蛋白質を見出し、人尿から
分離精製するに至った。更に、本発明者らは、この人尿
由来の人の骨髄細胞に作用して、顎粒球のみを分化増殖
せしめるHGI糖蛋白質を純粋に分離精製し、その物質
の特定を行ない、再現性ある製法による製造を可能とし
、その用途を見出し、本発明を完成した。以下本発明に
ついて詳細に説明する。
ematology、1巻、185頁、1973年)。
そしてこのCSFには、骨髄細胞から二種の細胞、すな
わち額粒球及びマクロファージへの分化増殖促進作用を
有するところから、今日では、2種類の因子、すなわち
顎粒球誘導因子(Granuloc〆elnducin
gFactor)とマクロフアージ誘導因子(Macm
pha鞍 lnducingFactor)とに区別さ
れることもあるが(Stanley、E.R.;Jom
nal of ExperimentaIMedici
ne、14窃萱、631頁、197母手)、一般には、
マウスの骨髄細胞を用いたinvitmの培養試験によ
って、これらの因子をまとめてCSFとして測定されて
いる。マウス骨髄細胞を用いたinvitroの培養試
験によって従来報告されているCSF活性を有する物質
は、肺などの臓器、血清、尿などの体液成分、及び白血
球などの細胞、各種組織の細胞培養物から得られている
(Sheridan、J.W;Joumal ofCe
ll Physiol鋤、78巻、451頁、1971
年)。〆た、人の骨髄細胞こ対して作用を示すCSFも
、同様に人の各種臓器抽出物や細胞組織の培養物及び血
清などの体液成分から分離されている(Meにalf、
D.& Moore、M.A.S.;“Ci戊 F
oundation Sのhposjmm13Ha
emopoietic Stem Cells’’15
7頁、ElSeVierExcerptaMedica
、Holland、1973年)。しかし、これら諸臓
器、諸細胞及びそれらの培養液などから得られたCSF
は、いずれの源にも共通する単一な物質ではなく、例え
ば、人胎盤細胞培養液から得られたCSFは分子量が3
0000であり(Burgess、A.W.;Bloo
d、49巻、573頁、1977年)、人の血清中のも
のは分子量が45000であり(Chan 、 S.日
.; British Joumal of比emaP
logy、2の萱、329頁、1971年)、人の白血
球培養液では、分子量35000のものと分子量130
0以下のもの二種が同時に分離され(Price、G.
B:Blood、42巻、341頁、1973)、更に
それぞれのCSFによって作用が異なり、分化増殖され
る細胞が顎粒球又はマクロフアージにのみ別個に作用す
るか、或いはこの両者に作用する。この様に、CSFの
起源によって、単離されるCSFはそれぞれに異なった
物質であると考えられている(前記Metcalf &
Moore、197杵)。人の尿中にも、ネズミの骨
髄細胞に対して作用を示すCSFが存在することが知ら
れているが、(Sねnley、E.R.;Federa
tionProceedings、34巻、2272頁
、1975年及びAustralianJoumalo
fExperlmentaI Biology and
Medical Science、47巻、467頁
、196g王)、このCSFは、分子量が45000で
あり、ネズミの骨髄細胞に作用して、マクロフアージが
優勢なコロニーに分化増殖されるが、他方、人の骨髄細
胞に対しては、その作用が極めて弱く、マクロフアージ
及び顎粒球よりなるコロニーを形成せず、通常クラスタ
ーを形成するに止まると報告されている(人の骨髄細胞
の場合、コロニーとは細胞数が、4の固以上の集落をい
い・クラスターとは細胞数が3個以上4の固未満の集落
をいう)(Metcalf、D.;Experimen
taIHema■】ogy、2巻、15刀頁、1974
王)。本発明者らは、人尿中のCSF活性物質について
研究を行なってきたが、前記従来のCSFとは異なり、
分子量が約85000であり、マウスばかりでなく人の
骨髄細胞に作用して、顎粒球だけから成るコロニーを形
成させる全く新規なHGI糖蛋白質を見出し、人尿から
分離精製するに至った。更に、本発明者らは、この人尿
由来の人の骨髄細胞に作用して、顎粒球のみを分化増殖
せしめるHGI糖蛋白質を純粋に分離精製し、その物質
の特定を行ない、再現性ある製法による製造を可能とし
、その用途を見出し、本発明を完成した。以下本発明に
ついて詳細に説明する。
本発明のHOI糖蛋白質の曲型的な製造法は、次のとお
りである。
りである。
健康な人から集めた新鮮な尿に希薄な酸又はアルカリの
水溶液を加え、pHを6〜9望まし〈は7〜8に調整し
、次いで遠心分離して尿中に含まれている不溶物を除去
する。ここに得られる尿の上清をケイ素を含有する吸着
剤、例えばシリカゲル、シリカゲルーケィ酸マグネシウ
ム、珪藻±、シリカゲルガラスベントナイトなどに接触
させ、吸着成分を熔出させる。溶出は好ましくはPH9
以上のアルカリ水溶液で行なう。溶出に用いるアルカリ
水溶液は、特に限定されるものではないが、好ましくは
水酸化アンモニウム、水溶化ナトリウムなどの0.3〜
1.8M濃度の水溶液を使用する。この様にして得られ
た溶出液の斑を7一8に調整し中性塩例えば硫酸アンモ
ニウムを7%飽和に加えて有効物質を塩析しHGI糖蛋
白質を含む粗分画を得る。次にこの粗分画を少量のアル
カリ水溶液に溶解し、分子分別フィルターで分子量10
000以下の低分子成分を除去し腸イオン交換体(例え
ば、カルボキシメチル交換基結合デキストラン、カルボ
キシメチルセルロース、ホスフオセルロース)と接触さ
せ、溶液中に含まれている不純物を吸着せしめ除去する
。
水溶液を加え、pHを6〜9望まし〈は7〜8に調整し
、次いで遠心分離して尿中に含まれている不溶物を除去
する。ここに得られる尿の上清をケイ素を含有する吸着
剤、例えばシリカゲル、シリカゲルーケィ酸マグネシウ
ム、珪藻±、シリカゲルガラスベントナイトなどに接触
させ、吸着成分を熔出させる。溶出は好ましくはPH9
以上のアルカリ水溶液で行なう。溶出に用いるアルカリ
水溶液は、特に限定されるものではないが、好ましくは
水酸化アンモニウム、水溶化ナトリウムなどの0.3〜
1.8M濃度の水溶液を使用する。この様にして得られ
た溶出液の斑を7一8に調整し中性塩例えば硫酸アンモ
ニウムを7%飽和に加えて有効物質を塩析しHGI糖蛋
白質を含む粗分画を得る。次にこの粗分画を少量のアル
カリ水溶液に溶解し、分子分別フィルターで分子量10
000以下の低分子成分を除去し腸イオン交換体(例え
ば、カルボキシメチル交換基結合デキストラン、カルボ
キシメチルセルロース、ホスフオセルロース)と接触さ
せ、溶液中に含まれている不純物を吸着せしめ除去する
。
接触はほぼ中性に於いて行なわれ、HGI糖蛋白質粗分
画及びイオン交換体は、pH6−8に、好ましくは0.
01−0.19Mの無機塩緩衝液によって調整される。
この際HGI糖蛋白質の大部分は通過する。これを濃縮
してからpH6〜8の希薄な緩衝液と平衡させ、平衡化
した陰イオン交換体(例えばDEAEセルロース)と接
触させ、HGI糖蛋白質を吸着させ、0.1〜0.3M
の無機塩例えば塩化ナトリウム溶液を用いて塩濃度を変
化させ、所謂直線濃度勾配溶出法により熔出させる。こ
の際HGI糖蛋白質は0.1M以上の塩濃度で溶出する
が、完全な分離は困難である。この0.1〜0.3Mの
塩濃度による溶出分画を集め、要すれば脱塩及び濃縮す
る。尚、この塩濃度を変化させて溶出させる工程の前に
、HGI糖蛋白質を陰イオン交換体に吸着せしめ、0.
1〜0.3Mの塩濃度の水溶液で溶出させ、精製しても
よい。
画及びイオン交換体は、pH6−8に、好ましくは0.
01−0.19Mの無機塩緩衝液によって調整される。
この際HGI糖蛋白質の大部分は通過する。これを濃縮
してからpH6〜8の希薄な緩衝液と平衡させ、平衡化
した陰イオン交換体(例えばDEAEセルロース)と接
触させ、HGI糖蛋白質を吸着させ、0.1〜0.3M
の無機塩例えば塩化ナトリウム溶液を用いて塩濃度を変
化させ、所謂直線濃度勾配溶出法により熔出させる。こ
の際HGI糖蛋白質は0.1M以上の塩濃度で溶出する
が、完全な分離は困難である。この0.1〜0.3Mの
塩濃度による溶出分画を集め、要すれば脱塩及び濃縮す
る。尚、この塩濃度を変化させて溶出させる工程の前に
、HGI糖蛋白質を陰イオン交換体に吸着せしめ、0.
1〜0.3Mの塩濃度の水溶液で溶出させ、精製しても
よい。
更に前記分画を分子節クロマトグラフィーの目的で、1
0〜20泌/夕の水吸収度を有する高架橋度重合ゲル、
例えばセフアデックスG−150バイオゲルP−100
を充填したカラムに通液して分画中の有効物質を0.0
5〜0.1モルの塩類緩衝液にて展開せしめ、相対溶出
液量が1.11〜1.60、望ましくは1.11〜1.
45である分画を分別し、脱塩し濃縮又は凍結乾燥を行
なう。
0〜20泌/夕の水吸収度を有する高架橋度重合ゲル、
例えばセフアデックスG−150バイオゲルP−100
を充填したカラムに通液して分画中の有効物質を0.0
5〜0.1モルの塩類緩衝液にて展開せしめ、相対溶出
液量が1.11〜1.60、望ましくは1.11〜1.
45である分画を分別し、脱塩し濃縮又は凍結乾燥を行
なう。
このようにして得られたHGI糖蛋白質を含有する粗製
物を医薬として使用することができる。
物を医薬として使用することができる。
相対溶出液量とはVe/Voの比で表わされる数値であ
る(Veはカラム内の物質を溶出するに必要な溶媒の液
量を示し、Voはカラム内のゲル粒子外部の溶媒の液量
を示す。)上記粗製物を更に精製するには、粗製物を、
1.0〜2.0M塩を含有する希薄な緩衝液例えばリン
酸塩緩衝液pH6.0〜8.止好ましくはpH6.0〜
7.0に溶解させ、あらかじめ該緩衝液で平衡化させた
健親和性吸着体例えばコンカナバリンA−セフアロース
蟹(ファインケミカルラボラトリ発売)にHGI糖蛋白
質を吸着せしめ、ついで20mMから100mMの糖類
、例えば〇ーメチル−D−グルコシドなどを含む1.0
〜2.mM塩添加緩衝液pH6.0〜8.0、好ましく
はpH6.0〜7.0で溶出させ、HGI糖蛋白質分画
を集め、必要により脱塩し濃縮又は凍結乾燥を行なう。
る(Veはカラム内の物質を溶出するに必要な溶媒の液
量を示し、Voはカラム内のゲル粒子外部の溶媒の液量
を示す。)上記粗製物を更に精製するには、粗製物を、
1.0〜2.0M塩を含有する希薄な緩衝液例えばリン
酸塩緩衝液pH6.0〜8.止好ましくはpH6.0〜
7.0に溶解させ、あらかじめ該緩衝液で平衡化させた
健親和性吸着体例えばコンカナバリンA−セフアロース
蟹(ファインケミカルラボラトリ発売)にHGI糖蛋白
質を吸着せしめ、ついで20mMから100mMの糖類
、例えば〇ーメチル−D−グルコシドなどを含む1.0
〜2.mM塩添加緩衝液pH6.0〜8.0、好ましく
はpH6.0〜7.0で溶出させ、HGI糖蛋白質分画
を集め、必要により脱塩し濃縮又は凍結乾燥を行なう。
更に、ここに得られた分画を亀気泳動的に純化する目的
で、支持体として例えばアクリルアミドゲル、寒天ゲル
pH7.0〜9.0を用いる調製用ゾーン電気泳動にか
け、冷却下で希薄塩溶液により支持体からHGI糖蛋白
質を回収し、脱塩し濃縮又は凍結乾燥を行なう。
で、支持体として例えばアクリルアミドゲル、寒天ゲル
pH7.0〜9.0を用いる調製用ゾーン電気泳動にか
け、冷却下で希薄塩溶液により支持体からHGI糖蛋白
質を回収し、脱塩し濃縮又は凍結乾燥を行なう。
本発明の製造方法によれば、人尿からウロキナーゼ、カ
リクレイン、リゾチーム、トリプシン.ィンヒビター等
の物質を製造工程の途中において回収し得るとともにH
GI糖蛋白質をも回収することができる。
リクレイン、リゾチーム、トリプシン.ィンヒビター等
の物質を製造工程の途中において回収し得るとともにH
GI糖蛋白質をも回収することができる。
このようにして得られたHGI糖蛋白質は、白色乃至は
かすかに褐色を呈し、無味、無臭であり、僅かに吸湿性
を示す粉末であって、次に記載する理学的特徴を有する
。
かすかに褐色を呈し、無味、無臭であり、僅かに吸湿性
を示す粉末であって、次に記載する理学的特徴を有する
。
尚、次の理化学的特徴を決定するための試料には実施例
1のNo.6を用いた。
1のNo.6を用いた。
【1)分子量
本発明のHGI糖蛋白質をドデシル硫酸ナトリウム・ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動法により、分子量を測定
したところ、約85000であった。
リアクリルアミドゲル電気泳動法により、分子量を測定
したところ、約85000であった。
又、セフアデックスG−150によるゲル炉過の結果で
は、HGI糖蛋白質の分子量は75000から9000
0であった。従ってHGI糖蛋白質の分子量を7500
0〜90000とすることが最も信頼度の高い範囲と思
われる。■ 溶解性 HGI糖蛋白質の各種溶剤に対する溶解性は、第1表の
通りである。
は、HGI糖蛋白質の分子量は75000から9000
0であった。従ってHGI糖蛋白質の分子量を7500
0〜90000とすることが最も信頼度の高い範囲と思
われる。■ 溶解性 HGI糖蛋白質の各種溶剤に対する溶解性は、第1表の
通りである。
第1表
この他、希薄な塩溶液、例えばリン酸塩溶液、トリスァ
ミノメタン溶液に容易に溶解し、希薄塩類溶液のpHI
〜12の範囲で溶解する。
ミノメタン溶液に容易に溶解し、希薄塩類溶液のpHI
〜12の範囲で溶解する。
糊 pHHGI糖蛋白質1%水溶液のpH‘ま5.0〜
6.0であり、酸性を示す。
6.0であり、酸性を示す。
(4} 比旋光度
HGI糖蛋白質の0.25%水溶液を用いて20qoで
旋光度を測定し、比旋光度〔Q〕色oを求めた結果、0
±40の範囲であった。
旋光度を測定し、比旋光度〔Q〕色oを求めた結果、0
±40の範囲であった。
{5} 赤外線吸収スペクトル
HGI糖蛋白質のKBr錠剤法による赤外線吸収スペク
トルは、第1図に示す如くである。
トルは、第1図に示す如くである。
HGI糖蛋白質は第2表に示すように特徴的な吸収値を
有する。
有する。
第 2表
{6ー 等電点
ポリアクリルアミドゲル等電点電気泳動法(pol協c
rylamide 鞍l isoelectric f
orcussing)によりHGI糖蛋白質の等電点を
測定した結果、等雷点はpH4.7±0.2であった。
rylamide 鞍l isoelectric f
orcussing)によりHGI糖蛋白質の等電点を
測定した結果、等雷点はpH4.7±0.2であった。
‘7〕呈色反応
HGI糖蛋白質を水に溶解したものについて呈色反応を
試験した結果を第3表に示す。
試験した結果を第3表に示す。
第 3 表
{8} 温度安定性
HGI糖蛋白質を1%の濃度で水に溶解し、60℃士0
.5q030分間加熱したところ、そのCSF活性は完
全に失なわれた。
.5q030分間加熱したところ、そのCSF活性は完
全に失なわれた。
【9’ 蛋白質部分の構成アミノ酸
HGI糖蛋白質を常法により加水分解し「 その蛋白質
部分のアミノ酸組成をアミノ酸自動分析装置を用いて分
析した。
部分のアミノ酸組成をアミノ酸自動分析装置を用いて分
析した。
その結果を第4表に示す。第 4 表
第4表より、HGI糖蛋白質の蛋白質部分は17種のア
ミノ酸から構成され、酸性アミノ酸と中性アミノ酸が多
量に存在し、塩基性アミノ酸は極めて少量である。
ミノ酸から構成され、酸性アミノ酸と中性アミノ酸が多
量に存在し、塩基性アミノ酸は極めて少量である。
また、アスパラギン酸、スレオニン、セリン、グルタミ
ン酸、グリシン、アラニン、バリンならびにロィシンの
直鎖状アミノ酸が全アミノ酸の70%以上を占めること
も特徴である。働 電気泳動 いem血の方法(Natme、227巻、680頁、1
97位王)に従い、ドデシル硫酸ナトリウム・ポリアク
リルアミドゲルを用いた雷気泳動により、相対移動度0
.25の位置に単一バンドを示す。
ン酸、グリシン、アラニン、バリンならびにロィシンの
直鎖状アミノ酸が全アミノ酸の70%以上を占めること
も特徴である。働 電気泳動 いem血の方法(Natme、227巻、680頁、1
97位王)に従い、ドデシル硫酸ナトリウム・ポリアク
リルアミドゲルを用いた雷気泳動により、相対移動度0
.25の位置に単一バンドを示す。
HGI糠蛋白質、トリプシンインヒビタ一(分子量21
500)、オボアルブミン(分子量43000)、人血
清アルブミン拳量体(分子量65000)及び人血清ア
ルブミン2量体(分子量130000)を同時に泳動さ
せ、これらの分子量既知の物質の相対移動度とHGI糖
蛋白質のそれとからHGI糖蛋白質の分子量を求めた結
果約85000であった(第2図)。第2図においてa
,b,c,dはそれぞれトリプシソインヒビタ−、オボ
アルブミン、人血清アルブミン単量体及び人血清アルブ
ミン2量体を示し、矢印は、HGI糖蛋白質を示す。(
11)紫外線吸収 HGI糖蛋白質の0.1%水溶液を1肌のセルで測定し
た紫外線吸収スペクトルは第3図に示すとおりであり、
28皿仇に極大吸収を示し、25仇肌以下の波長で末端
吸収を示した。
500)、オボアルブミン(分子量43000)、人血
清アルブミン拳量体(分子量65000)及び人血清ア
ルブミン2量体(分子量130000)を同時に泳動さ
せ、これらの分子量既知の物質の相対移動度とHGI糖
蛋白質のそれとからHGI糖蛋白質の分子量を求めた結
果約85000であった(第2図)。第2図においてa
,b,c,dはそれぞれトリプシソインヒビタ−、オボ
アルブミン、人血清アルブミン単量体及び人血清アルブ
ミン2量体を示し、矢印は、HGI糖蛋白質を示す。(
11)紫外線吸収 HGI糖蛋白質の0.1%水溶液を1肌のセルで測定し
た紫外線吸収スペクトルは第3図に示すとおりであり、
28皿仇に極大吸収を示し、25仇肌以下の波長で末端
吸収を示した。
又HGI糖蛋白質の2胸川もこおける吸光値(E協)は
3.8であった。(12)糖質部分の構成糖 中性糖をフェノール硫酸法、シアル酸を Wanenのチオバルビッール酸法(JomM1ofB
iologiCal Chemistry、234巻、
1971頁、1959年)、アミ ノ糖をElson−
Morgan法(BiochemicaI JomM1
、27巻、1824頁、1933年)により定量した。
3.8であった。(12)糖質部分の構成糖 中性糖をフェノール硫酸法、シアル酸を Wanenのチオバルビッール酸法(JomM1ofB
iologiCal Chemistry、234巻、
1971頁、1959年)、アミ ノ糖をElson−
Morgan法(BiochemicaI JomM1
、27巻、1824頁、1933年)により定量した。
そして中性糖の量は、グルコース換算量として表わした
。その結果、中性糖10.0〜13.0%、シアル酸3
.0〜7.0%、アミノ糖1.0%以下であり、合計の
糖質量は、13.0〜20.0%であった。(13)蛋
白質と糖質の構成比率 蛋白質をセミミクロケールダール法により定量した結果
75〜85%であり、前記(12)記載のように糠質の
量は13.0〜20.0%である。
。その結果、中性糖10.0〜13.0%、シアル酸3
.0〜7.0%、アミノ糖1.0%以下であり、合計の
糖質量は、13.0〜20.0%であった。(13)蛋
白質と糖質の構成比率 蛋白質をセミミクロケールダール法により定量した結果
75〜85%であり、前記(12)記載のように糠質の
量は13.0〜20.0%である。
(1心 元素分析元素分析の結果は次のとおりであった
。
。
炭素;42.3〜47.3%
水素;5.7〜7.8%
窒素:9.6〜14.3%
酸素;34.4〜39.4%
イオウ;0.2%以下
以上詳記した理化学的特性を有するHGI糖蛋白質は、
後述する試験1の結果から明らかなように人類粒球の分
化増殖を促進する作用を有し「試験4の結果から明らか
なように急性毒性も認められず、更に試験3の結果から
明らかなように白血球減少症袷療剤として利用し得る。
後述する試験1の結果から明らかなように人類粒球の分
化増殖を促進する作用を有し「試験4の結果から明らか
なように急性毒性も認められず、更に試験3の結果から
明らかなように白血球減少症袷療剤として利用し得る。
前記の製造法により人尿から製造されたHGI糖蛋白質
は、バイアル連中で無菌的に凍結乾燥され、粉末状で密
封される。凍結乾燥に先きだちHGI糖蛋白質の安定剤
としての人血清アルブミン及び溶解補助剤としてのアミ
ノ酸又は糠類を含有する水溶液を加え、無菌炉過し、の
ち無菌的に凍結乾燥してもよい。そして使用時、バィア
ル嬢を開封し、滅菌生理食塩水、滅菌水、無菌の注射用
等張液等を加えて溶解し、静脈注射、筋注射、皮下注射
により白血球減少症患者に投与される。有効投与量は後
述する試験1及び2の結果から、1日体重lk9当りH
OI糖蛋白として0.75肌9以上、望ましくは0.7
5〜2.24の9である。尚工業的製剤則ち実施例1の
No.幻皮び5のHGI糖蛋白質を含む粗製物も医薬と
して使用することができる。次にHGI糖蛋白質の額粒
球の分化増殖促進効果について記載する。
は、バイアル連中で無菌的に凍結乾燥され、粉末状で密
封される。凍結乾燥に先きだちHGI糖蛋白質の安定剤
としての人血清アルブミン及び溶解補助剤としてのアミ
ノ酸又は糠類を含有する水溶液を加え、無菌炉過し、の
ち無菌的に凍結乾燥してもよい。そして使用時、バィア
ル嬢を開封し、滅菌生理食塩水、滅菌水、無菌の注射用
等張液等を加えて溶解し、静脈注射、筋注射、皮下注射
により白血球減少症患者に投与される。有効投与量は後
述する試験1及び2の結果から、1日体重lk9当りH
OI糖蛋白として0.75肌9以上、望ましくは0.7
5〜2.24の9である。尚工業的製剤則ち実施例1の
No.幻皮び5のHGI糖蛋白質を含む粗製物も医薬と
して使用することができる。次にHGI糖蛋白質の額粒
球の分化増殖促進効果について記載する。
〔試験1〕
inVitroにおけるマウス及び人類粒球の分化増殖
促進効果直径35側のプラスチック培養皿に20%牛胎
児血清、0.05 0.1、0.1ふ 0.2仏夕の割
合のHGI糖蛋白質(実施例1のNo.6)、0.3%
寒天及び7.5×1び個のマウス骨髄細胞又は25×1
び個の鉄欠乏性貧血患者の骨髄細胞を含むMcCoys
弘培地1の‘を入れ、7日から9日間5%C02を含む
湿潤した空気中で培養した。
促進効果直径35側のプラスチック培養皿に20%牛胎
児血清、0.05 0.1、0.1ふ 0.2仏夕の割
合のHGI糖蛋白質(実施例1のNo.6)、0.3%
寒天及び7.5×1び個のマウス骨髄細胞又は25×1
び個の鉄欠乏性貧血患者の骨髄細胞を含むMcCoys
弘培地1の‘を入れ、7日から9日間5%C02を含む
湿潤した空気中で培養した。
この試験において1培養皿に加える細胞数を人及びマウ
スでそれぞれ7.5×1ぴ、25×1ぴ個としたのは、
マウスでは幹細胞が多いことによる。培養後、倒立顕微
鏡下で検鏡し、マウスの場合は5の固以上、人の場合は
40固以上の細胞集塊をコロニー数とした。又、コロニ
ーをへマトクリツト管でとり出し、スライドグラス上で
0.6%酢酸オルセィンで染色して、細胞の種類を細胞
核の形態から同定した。
スでそれぞれ7.5×1ぴ、25×1ぴ個としたのは、
マウスでは幹細胞が多いことによる。培養後、倒立顕微
鏡下で検鏡し、マウスの場合は5の固以上、人の場合は
40固以上の細胞集塊をコロニー数とした。又、コロニ
ーをへマトクリツト管でとり出し、スライドグラス上で
0.6%酢酸オルセィンで染色して、細胞の種類を細胞
核の形態から同定した。
その結果を第4図に示す。第4図はHGI糖蛋白質添加
量と形成されたコロニ−数との関係を示し、0−0はマ
ウス骨髄細胞●−●は人骨髄細胞の培養結果を示す。
量と形成されたコロニ−数との関係を示し、0−0はマ
ウス骨髄細胞●−●は人骨髄細胞の培養結果を示す。
第4図から明らかな如く、HGI糖蛋白質はマウス及び
人の骨髄細胞の分化増殖を促進し、コロニーを形成する
ことが認められた。
人の骨髄細胞の分化増殖を促進し、コロニーを形成する
ことが認められた。
そしてコロニーの数は培地に添加するHGI糖蛋白質の
量に比例して増加することが判明した。又、このコロニ
ー中の細胞を酢酸オルセィン染色で観察したところ、成
熟した額粒球であることが認められた。
量に比例して増加することが判明した。又、このコロニ
ー中の細胞を酢酸オルセィン染色で観察したところ、成
熟した額粒球であることが認められた。
この様にHGI糖蛋白質は、マウス及び人の骨髄細胞に
作用して額粒球のコロニーを形成させること、コロニー
の数は添加する量に比例すること及びマウスと人との骨
髄細胞のコロニーの形成には相関のあることから、以下
の実験では、すべてマウスの骨髄細胞を用いて行なった
。〔試験2〕 lnvlvoにおける額粒球の分化増殖促進効果C57
BL系雄マウス(平均体重20夕)60匹を無作為に1
0匹ずつ1群とした6群に分けた。
作用して額粒球のコロニーを形成させること、コロニー
の数は添加する量に比例すること及びマウスと人との骨
髄細胞のコロニーの形成には相関のあることから、以下
の実験では、すべてマウスの骨髄細胞を用いて行なった
。〔試験2〕 lnvlvoにおける額粒球の分化増殖促進効果C57
BL系雄マウス(平均体重20夕)60匹を無作為に1
0匹ずつ1群とした6群に分けた。
この中の1群を対照群とし、人血清アルブミン0.04
雌を滅菌生理食塩水0.2の上に溶解した溶液を1匹に
つき1日1回、連続して3日間皮下注射により投与した
。残り5群を実験群とし、HGI糖蛋白質(実施例1の
No.6)0.005M、0.01の9、0.02の9
、0.03の9及び0.04の9をそれぞれ滅菌生理食
塩水0.2の‘に溶解した溶液を、1匹につき1日1回
連続3日間皮下に投与を行ない、各々第1、第2、第3
、第4、第5群とした。投与前および投与後2、4、6
、8及び10日目に、マウス尾静脈より採血を行ない、
常法により1%ゲンチアナ紫色素溶液で白血球を染色し
、血球計算盤により白血球数を算出した。
雌を滅菌生理食塩水0.2の上に溶解した溶液を1匹に
つき1日1回、連続して3日間皮下注射により投与した
。残り5群を実験群とし、HGI糖蛋白質(実施例1の
No.6)0.005M、0.01の9、0.02の9
、0.03の9及び0.04の9をそれぞれ滅菌生理食
塩水0.2の‘に溶解した溶液を、1匹につき1日1回
連続3日間皮下に投与を行ない、各々第1、第2、第3
、第4、第5群とした。投与前および投与後2、4、6
、8及び10日目に、マウス尾静脈より採血を行ない、
常法により1%ゲンチアナ紫色素溶液で白血球を染色し
、血球計算盤により白血球数を算出した。
更に血液の塗抹標本を作製し、ライト−ギムザ染色法に
て染色した後、顕微鏡下で白血球中の顎粒球の割合を測
定した。
て染色した後、顕微鏡下で白血球中の顎粒球の割合を測
定した。
各群の額粒球数は次の計算式により算出した。
1側3当りの白血球数×白血球中の顎粒球の割合=1側
3 中の顎粒球数。
3 中の顎粒球数。
その結果を第5表に示す。
第5表
(貧者嬉笠均裏途豪慶喜宗事Jであ)
第5表から1匹当り0.01〜0.04の9のHGI糖
蛋白質を投与した第2〜5群において「投与2日目から
顎粒球が増加し、投与6日目には、顎粒球数が対照群の
平均380に対して約3〜6倍に増加することが認めら
れた。
蛋白質を投与した第2〜5群において「投与2日目から
顎粒球が増加し、投与6日目には、顎粒球数が対照群の
平均380に対して約3〜6倍に増加することが認めら
れた。
これらの群において、顎粒球の増加は6日目を最高とし
、10日目(投与終了後7日目)には、投与前の値とほ
ぼ等しくなることを確認した。又HGI糖蛋白質の投与
量が1日、1匹当り0.04の9の場合は、投与量の増
加による顎粒球の顕著な増加が認められなかった。この
結果から、平均体重20夕のマウスに対してHGI糖蛋
白質を1日、1匹当り0.01の9以上、望ましくは0
.01の9〜0.03の9投与すれば、充分に血中の顎
粒球を増加させ得ることが判明した。
、10日目(投与終了後7日目)には、投与前の値とほ
ぼ等しくなることを確認した。又HGI糖蛋白質の投与
量が1日、1匹当り0.04の9の場合は、投与量の増
加による顎粒球の顕著な増加が認められなかった。この
結果から、平均体重20夕のマウスに対してHGI糖蛋
白質を1日、1匹当り0.01の9以上、望ましくは0
.01の9〜0.03の9投与すれば、充分に血中の顎
粒球を増加させ得ることが判明した。
しかしながら試験1のinVitmにおけるマウス骨髄
細胞の顎粒球分化増殖促進効果の結果は人骨髄細胞のそ
れよりも平均約1.3音高いので、人に対する有効投与
量は、試験2のマウスにおけるinvlvoの試験結果
から得られた量の約1.5倍の量と推定され、1日体重
lk9当り0.75の9以上、望ましくは、0.75〜
2.24の9である。
細胞の顎粒球分化増殖促進効果の結果は人骨髄細胞のそ
れよりも平均約1.3音高いので、人に対する有効投与
量は、試験2のマウスにおけるinvlvoの試験結果
から得られた量の約1.5倍の量と推定され、1日体重
lk9当り0.75の9以上、望ましくは、0.75〜
2.24の9である。
〔試験3〕
制癌剤投与による白血球減少に対するHGI糖蛋白質の
効果4〜5週令のC57BL系雄マウス30匹を無作為
に10匹ずつを1群とした3群に分けた。
効果4〜5週令のC57BL系雄マウス30匹を無作為
に10匹ずつを1群とした3群に分けた。
この中の1群を対照君羊とし、1四り30の9/体重1
kg(点LD5。に相当する)の割合でサイトシンアラ
ビノシドを滅菌生理食塩水0.2の【に溶解した溶液を
1日1回、連続して14日間腹腔内注射により投与した
。更に1日1回1匹当り0.2泌の滅菌生理食塩水を皮
下注射により連続して14日間投与した。他の1群(H
GI糖蛋白質投与群)には対照群と同様にサィトシンア
ラビノシドを投与し、更に実施例1により製造したHG
I糖蛋白質(No.6)0.03の2を0.2の‘の滅
菌生理食塩水に溶解した溶液を、1匹につき1日1回皮
下注射により連続して14日間投与した。更に他の1群
(セフアランチン投与群)には、対照群と同様にサィト
シンアラビノシドを投与し、更に従来から白血球減少症
に用いられているセフアランチン(科研生薬株式会社製
)0.3の9を0.2の上の滅菌生理食塩水に溶解した
溶液を、1匹につき1日1回皮下注射により連続して1
4日間投与した。そして薬剤投与前と投与後2、4、6
、8、10、12及び14日目1こマウス尾静脈から採
血し、試験2と同様の方法により白血球を算出した。そ
して薬剤投与前の白血球数を100%とし、投与後の白
血球数減少の程度を百分率(減少率)で示した。その結
果を表6に示す。
kg(点LD5。に相当する)の割合でサイトシンアラ
ビノシドを滅菌生理食塩水0.2の【に溶解した溶液を
1日1回、連続して14日間腹腔内注射により投与した
。更に1日1回1匹当り0.2泌の滅菌生理食塩水を皮
下注射により連続して14日間投与した。他の1群(H
GI糖蛋白質投与群)には対照群と同様にサィトシンア
ラビノシドを投与し、更に実施例1により製造したHG
I糖蛋白質(No.6)0.03の2を0.2の‘の滅
菌生理食塩水に溶解した溶液を、1匹につき1日1回皮
下注射により連続して14日間投与した。更に他の1群
(セフアランチン投与群)には、対照群と同様にサィト
シンアラビノシドを投与し、更に従来から白血球減少症
に用いられているセフアランチン(科研生薬株式会社製
)0.3の9を0.2の上の滅菌生理食塩水に溶解した
溶液を、1匹につき1日1回皮下注射により連続して1
4日間投与した。そして薬剤投与前と投与後2、4、6
、8、10、12及び14日目1こマウス尾静脈から採
血し、試験2と同様の方法により白血球を算出した。そ
して薬剤投与前の白血球数を100%とし、投与後の白
血球数減少の程度を百分率(減少率)で示した。その結
果を表6に示す。
表 6
(数値は各群とも10匹の平均値を示す)HGI糖蛋白
質投与群では、対照群と比較して投与後10日目から顕
著に白血球の減少が抑制され、セフアランチン投与群と
同等又は、それ以上の抑制効果が認められた。
質投与群では、対照群と比較して投与後10日目から顕
著に白血球の減少が抑制され、セフアランチン投与群と
同等又は、それ以上の抑制効果が認められた。
特に、薬剤投与後14日目では、対照群の白血球数が4
6.6%に減少したのに対し、HGI糖蛋白質投与群で
は、73.3%であり、セファランチン投与群のそれよ
りも低い減少率を示した。従ってHGI糖蛋白質は人の
白血球減少症の治療に有効であると推定される。尚、サ
ィトシンアラビノシドと同じ様に白血球の減少を惹起す
ることが知られている杭癌剤、たとえば5−フルオロウ
ラシル、ダウノマイシンを投与した場合にもHGI糖蛋
白質は同様の効果のあることが認められた。
6.6%に減少したのに対し、HGI糖蛋白質投与群で
は、73.3%であり、セファランチン投与群のそれよ
りも低い減少率を示した。従ってHGI糖蛋白質は人の
白血球減少症の治療に有効であると推定される。尚、サ
ィトシンアラビノシドと同じ様に白血球の減少を惹起す
ることが知られている杭癌剤、たとえば5−フルオロウ
ラシル、ダウノマイシンを投与した場合にもHGI糖蛋
白質は同様の効果のあることが認められた。
又、人血清アルブミンを用いて試験3と同様の試験を行
なったが、白血球減少阻止効果は認められなかった。〔
試験4〕 HGI糖蛋白質の急性毒性 実施例1により製造したHGI糖蛋白質(No.4およ
びNo.6)の急性毒性をLichiedとWilco
xonの方法 ( Jom雌l of Phann
acolo鋤 andExpenmentaIThe
rapeutics、9畔筈、99頁、1949年)に
より、C57BL系雄マウスを用いて試験した。
なったが、白血球減少阻止効果は認められなかった。〔
試験4〕 HGI糖蛋白質の急性毒性 実施例1により製造したHGI糖蛋白質(No.4およ
びNo.6)の急性毒性をLichiedとWilco
xonの方法 ( Jom雌l of Phann
acolo鋤 andExpenmentaIThe
rapeutics、9畔筈、99頁、1949年)に
より、C57BL系雄マウスを用いて試験した。
その結果腹腔内に体重lk9当り4000雌の割合で投
与しても全く死亡例は認められず、又静脈内に体重lk
9当り2000雌の割合で投与しても全く死亡例は認め
られず、LD5。の数値の算定は事実上不可能であり、
皮下でのLD弧は体重lk9当り4000m9以上、又
、静注では体重lk9当り2000の9以上であった。
実施例 1 健康な人から集めた新鮮な尿400夕に10%水酸化ナ
トリウムを加えてpHを8に調整し0℃に冷却しながら
1500仇.p.m.で連続遠心分り機で遠心し不落物
を除去し、上清を得た。
与しても全く死亡例は認められず、又静脈内に体重lk
9当り2000雌の割合で投与しても全く死亡例は認め
られず、LD5。の数値の算定は事実上不可能であり、
皮下でのLD弧は体重lk9当り4000m9以上、又
、静注では体重lk9当り2000の9以上であった。
実施例 1 健康な人から集めた新鮮な尿400夕に10%水酸化ナ
トリウムを加えてpHを8に調整し0℃に冷却しながら
1500仇.p.m.で連続遠心分り機で遠心し不落物
を除去し、上清を得た。
次にこの上情を10%塩酸でpHを7とし、シリカゲル
を充填したカラム(10×8ルネ)に通液し、シリカゲ
ルに吸着された成分を5%アンモニア水40そでカラム
から溶出した。
を充填したカラム(10×8ルネ)に通液し、シリカゲ
ルに吸着された成分を5%アンモニア水40そでカラム
から溶出した。
このようにして得られた溶出液.を1規定の硫酸でpH
を7.5に調整しこれに粉末硫酸アンモニウムを加えて
70%飽和となし、0℃で一夜放置し生成した沈殿を炉
別した。
を7.5に調整しこれに粉末硫酸アンモニウムを加えて
70%飽和となし、0℃で一夜放置し生成した沈殿を炉
別した。
この沈殿物を5%アンモニア水2れこ溶解し、透析チュ
ーブ(Visking社製)に入れ、0.08Mリン酸
塩緩衝液(pH6.5)に対して充分透析し、透析内液
に該緩衝液を加えて全量を10クーこ調整し、あらかじ
め0.09Mリン酸塩緩衝液(pH6.5)で平衡化さ
せたCMセファデックスC−50イオン交換カラム(4
0×40cm)に通液し、爽雑物を該イオン交凝固脂に
吸着せしめ、通過液を得た。
ーブ(Visking社製)に入れ、0.08Mリン酸
塩緩衝液(pH6.5)に対して充分透析し、透析内液
に該緩衝液を加えて全量を10クーこ調整し、あらかじ
め0.09Mリン酸塩緩衝液(pH6.5)で平衡化さ
せたCMセファデックスC−50イオン交換カラム(4
0×40cm)に通液し、爽雑物を該イオン交凝固脂に
吸着せしめ、通過液を得た。
この通過液10夕をダイアフローホローフアィバー濃縮
装置(アミコン社製、DC−3値型)で濃縮し、前記と
同様に濃縮液を0.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.
0)に対し一晩5℃で透析し、この透析内液に該緩衝液
を加えて1夕に調整した(No.1)。
装置(アミコン社製、DC−3値型)で濃縮し、前記と
同様に濃縮液を0.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.
0)に対し一晩5℃で透析し、この透析内液に該緩衝液
を加えて1夕に調整した(No.1)。
この溶液をあらかじめ該緩衝液で平衡、活性化したDE
AEセルロースカラム(4.0×40肌)に通液し、0
.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.0)でカラムを充
分洗浄した後、0.3Mの食塩を含む0.1Mトリス−
塩酸緩衝液(pH7.0)で溶出を行なった。そして試
験1と同機の方法で測定して顎粒球の分化増殖促進効果
を有する分画を集め、0.1Mトリス−塩酸緩衝液(p
H7.0)に対して透析し、透析内液を得た(No.2
)。この透析内液を再び該緩衝液で平衡、活性化させた
DEAEセルロースカラム(4.0×40肌)に通液し
、0.1Mから0.3MのCI‐イオンの直線濃度勾配
熔出法により溶出させ、額粒球の分化増殖促進効果を有
する分画を集め、この分画に粉末硫酸アンモニウムを加
えて70%飽和となし、沈殿物を集め、この沈殿を少量
の0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.0)に溶解し
、該緩衝液に対して透析し、透析内液を得た(No.3
)。
AEセルロースカラム(4.0×40肌)に通液し、0
.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.0)でカラムを充
分洗浄した後、0.3Mの食塩を含む0.1Mトリス−
塩酸緩衝液(pH7.0)で溶出を行なった。そして試
験1と同機の方法で測定して顎粒球の分化増殖促進効果
を有する分画を集め、0.1Mトリス−塩酸緩衝液(p
H7.0)に対して透析し、透析内液を得た(No.2
)。この透析内液を再び該緩衝液で平衡、活性化させた
DEAEセルロースカラム(4.0×40肌)に通液し
、0.1Mから0.3MのCI‐イオンの直線濃度勾配
熔出法により溶出させ、額粒球の分化増殖促進効果を有
する分画を集め、この分画に粉末硫酸アンモニウムを加
えて70%飽和となし、沈殿物を集め、この沈殿を少量
の0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.0)に溶解し
、該緩衝液に対して透析し、透析内液を得た(No.3
)。
次にこの透析内液20のとを、あらかじめ0.1Mトリ
ス−塩酸緩衝液(pH7.0)で平衡化したセフアデッ
クスG−150カラム(4.0×60肌)で展開させ、
相対溶出液量1.11一1.45の分画を集め、この分
画を蒸留水に対して充分透析し、透析内液を凍結乾燥し
、約500雌の粉末を得た(No.4)。次に、上記粉
末200の9を1.0M食塩を含む0.02Mリン酸塩
緩衝液(pH7.0)に溶解し、あらかじめ該緩衝液で
平衡化したコンカナバリンA−セフアロース碑100の
‘を含むカラムに通液し、1.加M食塩を含む0.02
Mリン酸塩緩衝液(pH7.0)でカラムを充分洗浄し
、のち50mM QーメチルーDーグルコシド及び1.
0M食塩を含む0.02MIJン酸塩緩衝液(pH7.
0)で綾出させ、後述する方法で測定して顎粒球の分化
増殖効果を有する分画を集め、これを蒸留水に対して透
析し、透析内液を乾結乾燥した(No.5)。更に、こ
こに得られた凍結乾燥粉末約50の9を、10%グリセ
リンを含む0.129Mトリスーグリシン緩衝液(pH
6.8)、1のとに溶解し、8%アクリルァミドゲル(
pH8.9 20肋×25帆)を用いた調製用電気泳動
装置(富士理研、フジカバラーロ型)により、冷却水通
水下、100のAの電流を通電し、泳動させ、相対移動
度0.46の分画を0.028Mトリスーグリシン緩衝
液(pH8.3)で回収し、蒸留水に対して透析し、透
析内液を凍結乾燥し、HGI糖蛋白質約10の9を得た
(No.6)。
ス−塩酸緩衝液(pH7.0)で平衡化したセフアデッ
クスG−150カラム(4.0×60肌)で展開させ、
相対溶出液量1.11一1.45の分画を集め、この分
画を蒸留水に対して充分透析し、透析内液を凍結乾燥し
、約500雌の粉末を得た(No.4)。次に、上記粉
末200の9を1.0M食塩を含む0.02Mリン酸塩
緩衝液(pH7.0)に溶解し、あらかじめ該緩衝液で
平衡化したコンカナバリンA−セフアロース碑100の
‘を含むカラムに通液し、1.加M食塩を含む0.02
Mリン酸塩緩衝液(pH7.0)でカラムを充分洗浄し
、のち50mM QーメチルーDーグルコシド及び1.
0M食塩を含む0.02MIJン酸塩緩衝液(pH7.
0)で綾出させ、後述する方法で測定して顎粒球の分化
増殖効果を有する分画を集め、これを蒸留水に対して透
析し、透析内液を乾結乾燥した(No.5)。更に、こ
こに得られた凍結乾燥粉末約50の9を、10%グリセ
リンを含む0.129Mトリスーグリシン緩衝液(pH
6.8)、1のとに溶解し、8%アクリルァミドゲル(
pH8.9 20肋×25帆)を用いた調製用電気泳動
装置(富士理研、フジカバラーロ型)により、冷却水通
水下、100のAの電流を通電し、泳動させ、相対移動
度0.46の分画を0.028Mトリスーグリシン緩衝
液(pH8.3)で回収し、蒸留水に対して透析し、透
析内液を凍結乾燥し、HGI糖蛋白質約10の9を得た
(No.6)。
前記製法の各段階で得られた試料(No.1〜6)のマ
ウス及び人類粒球の分化増殖促進効果を試験1と同様の
方法で測定して試験した。
ウス及び人類粒球の分化増殖促進効果を試験1と同様の
方法で測定して試験した。
ただし、HGI糖蛋白質及びこれを含む分画の培地への
添加量は1倍養皿あたり50〜20の固のコロニーを形
成するに必要な量とした。そして形成されたコロニー1
個を1単位とし、比活性を次式により算出した。
添加量は1倍養皿あたり50〜20の固のコロニーを形
成するに必要な量とした。そして形成されたコロニー1
個を1単位とし、比活性を次式により算出した。
形成されたコロニー数(単位)
比活性=黍鞍中のHGI糖蛋白質又はこれを含む分画の
蛋白質の量 (雌)その結果を第7表に示す。
蛋白質の量 (雌)その結果を第7表に示す。
第 7 表
実施例 2
実施例1と同様の方法で得た粉末のHGI糖蛋白質(N
o.6)100の9に5%の人血清アルブミン(シグマ
社製)及び1%のグリシン(和光純薬社製)を含有する
水溶液100地を加え、HGI糖蛋白質を完全に熔解し
、この溶液を孔径0.45ムのメンブランフィルタ−を
装着した炉過除菌装置(ミリポア社製)を用いて炉過し
て除菌し、あらかじめ180℃で2時間乾熱滅菌したガ
ラス製バイアル塵へ1叫づっ無菌的に分注し、無菌的に
凍結乾燥し、バィアル蝿を密封し、1の9のHGI糖蛋
白質を含有する白血球減少症治療剤95本を得た。
o.6)100の9に5%の人血清アルブミン(シグマ
社製)及び1%のグリシン(和光純薬社製)を含有する
水溶液100地を加え、HGI糖蛋白質を完全に熔解し
、この溶液を孔径0.45ムのメンブランフィルタ−を
装着した炉過除菌装置(ミリポア社製)を用いて炉過し
て除菌し、あらかじめ180℃で2時間乾熱滅菌したガ
ラス製バイアル塵へ1叫づっ無菌的に分注し、無菌的に
凍結乾燥し、バィアル蝿を密封し、1の9のHGI糖蛋
白質を含有する白血球減少症治療剤95本を得た。
実施例 3
健康な人から集めた新鮮な尿1000夕から実施例1と
同様の方法でHGI糖蛋白質粗製物を含有する水溶液1
夕を得た(実施例1のNo.1)。
同様の方法でHGI糖蛋白質粗製物を含有する水溶液1
夕を得た(実施例1のNo.1)。
この水溶液に10その0.1Mトリスー塩酸緩衝液(p
H7.0)を加え、充分縄拝し、再びダイアフローホロ
ーフアィバー高速濃縮装置で約1/I0に濃縮した。次
いでこの濃縮液に0.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH7
.0)5夕及びあらかじめ0.1Mトリスー塩酸緩衝液
(PH7.0)で平衡化したDEAEセルロース液(乾
燥重量としてDEAEセルロースを300夕)5そを加
え、30分間燈拝し、静置した後、吸引炉適して該セル
ロースを炉別した。炉別した該セルロースに10その0
.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.0)を加えて洗浄
し、再度吸引炉過して該セルロースを炉別し、0.08
の食塩を含む0.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.0
)10そで洗浄し、吸引炉過して該セルロースを炉昇り
した。炉8Uした該セルロースに0.3M食塩を含む0
.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.0)10〆を加え
、燈拝してHGI糖蛋白質を含有する分画を該DEAE
セルロースより溶出させ、得られた溶出液を、ダイアフ
ローホローフアイバー高速濃縮装置(DC−3頂型)を
用いて蒸留水による希釈、濃縮を繰り返し、脱塩し、の
ち凍結乾燥し、粉末約15夕を得た。得られた凍結乾燥
粉末を150のとの蒸留水に溶解し、あらかじめ0.1
Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.0)で平衡化したセフ
アデックスG−150カラム(6.0×80肌)に通液
してゲル淀過し、相対渚出液量1.11一1.60のH
GI糖蛋白質を含有する分画を集めた。次いで該分画を
蒸留水に対して充分透析し、透析内液をダイアフローホ
ローフアィバー濃縮装置(DC2型)で濃縮し、HGI
糖蛋白質粗製物約3夕を含む濃縮100泌を得た。この
濃縮液にグリシン(和光純薬社製)1夕、血清アルプミ
ン(シグマ社製)5夕を加えて、溶解し、実施例1と同
機の方法で炉過除菌して無菌的にバィアル建へ2.5の
‘ずつ分注し、無菌的に凍結乾燥し、バィアル鯵を密封
し、約3.8moのHGI糖蛋白質を含有する白血球減
少治療剤40本を得た。
H7.0)を加え、充分縄拝し、再びダイアフローホロ
ーフアィバー高速濃縮装置で約1/I0に濃縮した。次
いでこの濃縮液に0.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH7
.0)5夕及びあらかじめ0.1Mトリスー塩酸緩衝液
(PH7.0)で平衡化したDEAEセルロース液(乾
燥重量としてDEAEセルロースを300夕)5そを加
え、30分間燈拝し、静置した後、吸引炉適して該セル
ロースを炉別した。炉別した該セルロースに10その0
.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.0)を加えて洗浄
し、再度吸引炉過して該セルロースを炉別し、0.08
の食塩を含む0.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.0
)10そで洗浄し、吸引炉過して該セルロースを炉昇り
した。炉8Uした該セルロースに0.3M食塩を含む0
.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.0)10〆を加え
、燈拝してHGI糖蛋白質を含有する分画を該DEAE
セルロースより溶出させ、得られた溶出液を、ダイアフ
ローホローフアイバー高速濃縮装置(DC−3頂型)を
用いて蒸留水による希釈、濃縮を繰り返し、脱塩し、の
ち凍結乾燥し、粉末約15夕を得た。得られた凍結乾燥
粉末を150のとの蒸留水に溶解し、あらかじめ0.1
Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.0)で平衡化したセフ
アデックスG−150カラム(6.0×80肌)に通液
してゲル淀過し、相対渚出液量1.11一1.60のH
GI糖蛋白質を含有する分画を集めた。次いで該分画を
蒸留水に対して充分透析し、透析内液をダイアフローホ
ローフアィバー濃縮装置(DC2型)で濃縮し、HGI
糖蛋白質粗製物約3夕を含む濃縮100泌を得た。この
濃縮液にグリシン(和光純薬社製)1夕、血清アルプミ
ン(シグマ社製)5夕を加えて、溶解し、実施例1と同
機の方法で炉過除菌して無菌的にバィアル建へ2.5の
‘ずつ分注し、無菌的に凍結乾燥し、バィアル鯵を密封
し、約3.8moのHGI糖蛋白質を含有する白血球減
少治療剤40本を得た。
第1図はHOI糖蛋白質の赤外線吸収スペクトルを、第
2図は霧気泳動による相対移動度と分子量との関係を、
第3図はHGI糖蛋白質の紫外線吸収スペクトルを、第
4図はHOI糖蛋白質の添加量とコロニーとの関係をそ
れぞれ表わす。 第1図 第2図 第3図 第4図
2図は霧気泳動による相対移動度と分子量との関係を、
第3図はHGI糖蛋白質の紫外線吸収スペクトルを、第
4図はHOI糖蛋白質の添加量とコロニーとの関係をそ
れぞれ表わす。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の理化学的性質を有し、人尿から分離された人骨
髄細胞に作用して顆粒球の分化増殖を促進するHGI糖
蛋白質:(a)分子量:ゲル濾過法による測定で750
00〜90000、(b)溶解性:水に溶解し、クロロ
ホルムにやや溶解し、エチルアルコール、アセトンに不
溶。 (c)比旋光度:〔α〕^2^0_D=0±40(0.
25%水溶液)、(d)pH:1%(重量)水溶液で5
.0〜6.0(e)等電点:pH4.7±0.2、(f
)温度安定性:1%(重量)水溶液を60℃±0.5℃
で30分間加熱することにより人顆粒球の分化増殖作用
を失う、(g)電気泳動:ドデシル硫酸ナトリウム・ポ
リアクリルアミドゲルを用いた電気泳動により相対移動
度0.25を示す、(h)赤外線吸収:次の特徴的吸収
値(cm^−^1)を有する、3600〜3200(強
)、1700〜1600(強)、1550(中)、14
30〜1380(中)、1150〜1000(ブロード
)(i)呈色反応:α−ナフトール硫酸反応、インドー
ル硫酸反応、アンスロン硫酸反応、フエノール硫酸反応
について糖類の呈色反応を示し、ローリイフオリン反応
法ならびに塩酸加水分解後のニンヒドリン反応について
ペプチド結合ならびにアミノ酸の呈色反応を示す、(j
)蛋白質部分の構成アミノ酸:プロリン、アスパラギン
酸、スレオニン、セリン、グルタミン酸、グリシン、ア
ラニン、バリン、メチオニン、イソロイシン、ロイシン
、チロシン、フエニルアラニン、リジン、ヒスチジン、
トリプトフアン、アルギニン、(k)色及び形状:ほぼ
白色、不定形である、(l)糖質部分の構成糖:中性糖
(グルコース換算)10.0〜13.0%(重量)、シ
アル酸3.0〜7.0%(重量)、アミノ糖1%(重量
)以下(m)蛋白質と糖質との比率:蛋白質75〜85
%(重量)、糖質13.0〜20.0%(重量)。 (n)元素分析:炭素;42.3〜47.3% 水素;5.7〜7.8% 窒素;9.6〜14.3% 酸素;34.4〜39.4% イオウ;0.2%以下 2 人尿をケイ素含有吸着剤と接触させ、吸着した有効
物質をアルカリ溶液で溶出せしめ、中性塩で濃縮沈澱せ
しめた分画を分別し、該分画の分子量10^4未満の物
質を除去し、得られた分子量10^4以上の物質を含有
する分画を無機塩類緩衝液に溶解後陽イオン交換体と接
触させ不純物を交換体に吸着せしめて除去し、溶出した
液を陰イオン交換体と接触させ、有効物質をイオン交換
体に吸着せしめ、のち0.1〜0.3モルの無機塩溶液
にて溶出せしめ、得られた溶出液を水吸収度が10〜2
0ml/gの高架橋度重合ゲルを充填したカラムに通液
して溶出液中の有効物質を0.05〜0.1モルの塩類
緩衝液にて展開せしめ、相対溶出液量が1.11〜1.
60である分画を分別し有効成分を集めることを特徴と
するHGI糖蛋白質の製造法。 3 相対溶出液量が1.11〜1.45である特許請求
の範囲第2項記載のHGI糖蛋白質の製造法。 4 人尿をケイ素含有吸着剤と接触させ、吸着した有効
物質をアルカリ水溶液で溶出せしめ、中性塩で濃縮沈澱
せしめた分画を分別し、該分画の分子量10^4未満の
物質を除去し、得られた分子量10^4以上の物質を含
有する分画を無機塩類緩衝液に溶解後陽イオン交換体と
接触させ不純物を交換体に吸着せしめて除去し、溶出し
た液を陰イオン交換体と接触させ、有効物質をイオン交
換体に吸着せしめ、のち0.1〜0.3モルの無機塩溶
液にて溶出せしめ、得られた溶出液を水吸収度が10〜
20ml/gの高架橋度重合ゲルを充填したカラムに通
液して溶出液中の有効物質を0.05〜0.1モルの塩
類緩衝液にて展開せしめ、相対溶出液量が1.11〜1
.60である分画を分別し、pH6.0−8.0におい
て糖親和性吸着体と分別分画を接触させ、20−100
mMの糖類を含む1.0−2.0M塩添加緩衝液(pH
6.0−8.0)で溶出し、有効成分を集めることを特
徴とするHGI糖蛋白質の製造法。 5 人尿をケイ素含有吸着剤と接触させ、吸着した有効
物質をアルカリ水溶液で溶出せしめ、中性塩で濃縮沈澱
せしめた分画を分別し、該分画の分子量10^4未満の
物質を除去し、得られた分子量10^4以上の物質を含
有する分画を無機質塩類緩衝液に溶解後陽イオン交換体
と接触させ不純物を交換体に吸着せしめて除去し、溶出
した液を陰イオン交換体と接触させ、有効物質をイオン
交換体に吸着せしめ、のち0.1〜0.3モルの無機塩
溶液にて溶出せしめ、得られた溶出液を水吸収度が10
〜20ml/gの高架橋度重合ゲルを充填したカラムに
通液して溶出液中の有効物質を0.05〜0.1モルの
塩類緩衝液にて展開せしめ、相対溶出液量が1.11〜
1.60である分画を分別し、pH6.0−8.0にお
いて糖親和性吸着体と分別分画を接触させ、20−10
0mMの糖類を含む1.0−2.0M塩添加緩衝液(p
H6.0−8.0)で溶出し、次いで溶出液をpH7.
0−9.0において調製用電気泳動にかけ、希薄塩溶液
により溶出し、有効成分を回収することを特徴とするH
GI糖蛋白質の製造法。 6 HGI糖蛋白質を有効成分として含有する白血球減
少症治療剤。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53031999A JPS6030291B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 人顆粒球の分化増殖を促進するhgi糖蛋白質、hgi糖蛋白質の製造法及びhgi糖蛋白質を含有する白血球減少症治療剤 |
| AU45197/79A AU523077B2 (en) | 1978-03-20 | 1979-03-16 | Hgi glycoprotein |
| SE7902372A SE451844B (sv) | 1978-03-20 | 1979-03-16 | Glykoprotein, forfarande for framstellning derav samt terapeutiskt medel innehallande nemnda glykoprotein |
| CA000323547A CA1120468A (en) | 1978-03-20 | 1979-03-16 | Hgi-glycoprotein capable of stimulating proliferation and differentiation of human granulocyte, process for preparing same and leukopenia curative containing same |
| ZA791282A ZA791282B (en) | 1978-03-20 | 1979-03-19 | Ghi-glycoprotein capable of stimulating proliferation and differentiation of human granulocyte,process for preparing same and leukopenia curative containing same |
| BE0/194089A BE874937A (fr) | 1978-03-20 | 1979-03-19 | Glycoproteines-hgi capables de stimuler la proliferation et la differentiation de granulocyte humaine, leur procede de preparation et medicaments contre la leucopenie en contenant |
| SU792745898A SU1431691A3 (ru) | 1978-03-20 | 1979-03-19 | Способ получени гликопротеина |
| FR7906887A FR2420541A1 (fr) | 1978-03-20 | 1979-03-19 | Glycoproteine-hgi capable de stimuler la proliferation et la differentiation des granulocytes humains, sa preparation et medicaments de la leucopenie en contenant |
| CH254879A CH640865A5 (de) | 1978-03-20 | 1979-03-19 | Glykoproteid des menschlichen urins, verfahren zu seiner herstellung und mittel zur bekaempfung von leukozytopenie. |
| US06/022,594 US4275056A (en) | 1978-03-20 | 1979-03-19 | HGI-Glycoprotein capable of stimulating proliferation and differentiation of human granulocyte, process for preparing same and leukopenia curative containing same |
| DE19792910745 DE2910745A1 (de) | 1978-03-20 | 1979-03-19 | Glykoproteid aus menschlichem urin, verfahren zu seiner herstellung und seine verwendung bei der bekaempfung von leukozytopenie |
| GB7909494A GB2016477B (en) | 1978-03-20 | 1979-03-19 | -glycoprotein and isolation thereof |
| NL7902178A NL190759C (nl) | 1978-03-20 | 1979-03-20 | Glycoproteine, therapeutisch middel voor de behandeling van leukopenie en werkwijze voor het bereiden van een glycoproteine. |
| AT208479A AT362392B (de) | 1978-03-20 | 1979-03-20 | Verfahren zur gewinnung eines glykprotieds aus menschlichem urin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53031999A JPS6030291B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 人顆粒球の分化増殖を促進するhgi糖蛋白質、hgi糖蛋白質の製造法及びhgi糖蛋白質を含有する白血球減少症治療剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54140707A JPS54140707A (en) | 1979-11-01 |
| JPS6030291B2 true JPS6030291B2 (ja) | 1985-07-16 |
Family
ID=12346597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53031999A Expired JPS6030291B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 人顆粒球の分化増殖を促進するhgi糖蛋白質、hgi糖蛋白質の製造法及びhgi糖蛋白質を含有する白血球減少症治療剤 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4275056A (ja) |
| JP (1) | JPS6030291B2 (ja) |
| BE (1) | BE874937A (ja) |
| CA (1) | CA1120468A (ja) |
| SU (1) | SU1431691A3 (ja) |
| ZA (1) | ZA791282B (ja) |
Families Citing this family (39)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4342828A (en) * | 1979-07-20 | 1982-08-03 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Method for producing substance capable of stimulating differentiation and proliferation of human granulopoietic stem cells |
| US4481137A (en) * | 1982-02-26 | 1984-11-06 | Mochida Pharmaceutical Co., Ltd. | Glycoproteins and processes for their production |
| JPS59137417A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-07 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | 人尿由来コロニ−形成刺激因子及びカリクレインの製造法 |
| US4569790A (en) * | 1984-03-28 | 1986-02-11 | Cetus Corporation | Process for recovering microbially produced interleukin-2 and purified recombinant interleukin-2 compositions |
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