JPS6030305B2 - アントラキノン系中間物の製造法 - Google Patents

アントラキノン系中間物の製造法

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JPS6030305B2
JPS6030305B2 JP10793378A JP10793378A JPS6030305B2 JP S6030305 B2 JPS6030305 B2 JP S6030305B2 JP 10793378 A JP10793378 A JP 10793378A JP 10793378 A JP10793378 A JP 10793378A JP S6030305 B2 JPS6030305 B2 JP S6030305B2
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sulfuric acid
amino
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bromine
acid
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明 竹下
正夫 西栗
寛人 剱持
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に染料工業上有用なアントラキノン系中間物
の製法に関し、更に詳しくは、本発明は、1一アミノア
ントラキノンを不活性有機溶媒中で脱酸剤の存在下にジ
ブロム化して1ーアミノー2・4ージブロムアントラキ
ノンとした後、この化合物を単離しないで硫酸を用いて
不活性有機溶媒中から抽出分離し、必要により硫酸濃度
を調整の後、棚酸の存在下に加水分解させて1ーアミノ
ー2ーフロムー4−ヒドロキシアントラキノンとするこ
とを特徴とするアントラキノン系中間物の製造法である
従来、1−アミノー2−フロムー4ーヒドロキシアント
ラキノンの製造法としては、1ーアミノー2・4ージブ
ロムアントラキノンを棚酸の存在下、濃硫酸あるいは発
煙硫酸中で加水分解する方法(PBレポートNo.86
139第5頁及びUSP2604408)、1ーアミ/
一4ーヒドロキシアントラキノンをブロム化する方法(
有機合成化学協会誌17第140頁)、3′−ニトロ−
4′ーブロムベンゾィル安息香酸を閉環させる方法(特
開昭48−68626号公報)などが公知である。
ところが第二、第三の方法は第一の方法に比べ前駆物質
の合成が容易でなく、工業的に有利な方法ではない。
また、第一の方法の原料の1−アミノ−2・4−ジブロ
ムアントラキノンの製造方法としては、1−アミノアン
トラキノン−2−スルホン酸を水性溶媒中でジブロム化
する方法(J.C.S.193髪幕816頁、USP2
169196)、1−アミノアントラキノンをニトロベ
ンゼン中でブロム化する方法(茂r.49 216i
BP1239778)、同様にモノクロルベンゼン中で
プロム化する方法(USSRI96763)、及び1−
アミノアントラキノンを硫酸中に溶媒した後、水に排出
して微粒化し、その水分散液中でジブロム化する方法(
PBレポートNo.8613援護6頁)が公知である。
しかし、いずれのブロム化方法も加水分解工程と反応系
が異なるため一日ジブロム化合物を単する必要があり、
従って炉過、洗浄、乾燥の工程も必要である。この結果
、1−アミノ−2ーフロム−4−ヒドロキシアントラキ
ノンの製法としてこれまで最も工業的に有利な方法とし
て採用されている製法は、1一アミノアントラキノンを
硫酸に溶解した後、水に排出して微粒化し、その水分散
液中でジブロム化し、ブロム化終了後炉過、乾燥により
一旦ジブロム化合物を単離の後棚酸の存在下濃硫酸ある
いは発煙硫酸中で加水分解する方法である。本発明者ら
は、1ーアミノー2ーブロムー4−ヒドロキシアントラ
キノンを一貫した製造法で工業的に有利に実施できる方
法について鋭意検討した結果、1−アミノアントラキノ
ンを硫酸に不落の不活性有機溶媒中で脱酸剤の存在下に
ジブロム化した後、反応生成物を、単離せずに硫酸を使
用して不活性有機溶媒中から抽出分離し、必要により硫
酸濃度を水、発煙硫酸またはクロルスルホン酸等により
調整し、棚酸を加え、加水分解させることにより、ジブ
ロム化物を単離するという繁雑な工程を経ずして高収率
で1−アミノ−2−フロムー4ーヒドロキシアントラキ
ノンを得ることができることを見し、出した。
また本発明方法は、前記水分散液中でジブロム化する方
法が1−アミノアントラキノンがけん濁状態で臭素と反
応させるため未反応物であるモノブロム体の1ーアミノ
−2ーブロムアントラキノンを常に2〜4%生成物に含
まれるため、次の加水分解で不純物を生じ、収率、品質
の点で劣る欠点を有するのに対し、ブロム化工程でのジ
ブロム化合物への転換が良好であるため、加水分解生成
物の収率、品質はすぐれている。
また、本発明方法は、ジブロム化後硫酸を使用して反応
生成物を硫酸中へ抽出分離する際、ブロム化時に生成し
残存する臭化水素または脱酸剤との接触で生成する臭化
物が硫酸中で容易に臭素に転換し、その臭素は不活性有
機溶媒に再び逆抽出されるから、該不活性有機溶媒を再
使用することにより臭素を無駄なく再利用できる点でき
わめて有利である。
すなわち、有機溶媒中でのジブロム化の際、使用される
臭素は、化学量論的には2モル以上必要とされるが、実
質上は高価な臭素の半分のみが利用されるにすぎないの
に対し、本発明の方法では硫酸使用による一貫化をはか
ることにより臭素は1モルのみが消費され、残りの1モ
ルはほとんど回収されるから経済的に極めて有利な方法
である。本発明において、不活性有機溶媒とは、硫酸と
相総性がなく、かつ臭素化に不活性な有機溶媒で、クロ
ルベンゼソ、ジクロルベンゼン、トリクロルベンゼン等
のハロゲン化芳香族炭化水素類、及びジクロルェタン、
テトラクロルェタン、トリクロルェチレンまたはテトラ
クロルェチレン等の脂肪族炭化水素類が適当であり、特
に1・2−ジクロルベンゼンが好適である。
ブロム化剤としては好ましくは臭素が用いられ、その使
用量は1−アミノアントラキノン1モルに対し2.0モ
ル比ないし3.0モル比の範囲が良いが、硫酸による抽
出工程を経た後有機溶媒を再使用するときは、実質的に
使用される量は、1.0〜1.5モル比の使用でよい。
脱酸剤としては、アルカリ金属またはアルカリ士類金属
の炭酸塩、重炭酸塩、酸化物、または酢酸塩が用いられ
、具体的には炭酸ナトリウム、酸化マグネシウム、酢酸
ナトリウム等が使用され、その使用量は発生する臭化水
素に対し当量または幾分過剰量が使用される。ジブロム
化は通常20〜100q○で進行するが、工業的には特
に40〜80ooで反応させるのが好ましい。
その反応時間は、反応温度により異なるが、通常2時間
ないし1期時間である。ジブロム化に引き続き抽出工程
での硫酸は、濃硫酸または発煙硫酸が使用され、その使
用量は1−アミノアントラキノンに対し7〜15重量倍
を用い、抽出温度は30〜10000の間で行なわれる
通常低温度の際は硫酸濃度を上げるか、または使用量を
増加して生成物のジブロム化物が完全に硫酸中に溶解し
た状態で抽出するのが好ましい。又、硫酸中での臭化水
素または臭化物の臭素への酸化を完全に行い、臭素の有
機溶媒への逆抽出を充分にするためにも同機の操作条件
がとられる。こうして分離されたジブロム化物の硫酸溶
液は、そのまま、もしくは抽出硫酸濃度が低い場合は加
水分解に先立って硫酸、発煙硫酸またはクロルスルホン
酸を添加することにより硫酸濃度を95%以上に上げて
加水分解させて、1ーアミノ−2ーブロム−4ーヒドロ
キシアントラキノンを得ることができる。一方、有機溶
媒中には臭素のみが熔解しており、その他の不純物は全
く含まれていないため引き続きジブロム化の溶媒として
再使用でき、その際加える臭素の量はジブロム化物とし
て消費された量を追加するのみでよい。
加水分解での反応温度は、100〜14000の範囲が
好ましく、硫酸濃度が低い場合には、加水分解速度が遅
いので高温、長時間の反応が必要である。
また発煙硫酸の濃度があまり高すぎると、特に5%以上
となると副生物の増加する傾向がみられる。使用する柳
酸の量は、アントラキノン化合物に対して約1モル比な
いし3モル比が適当である。
このようにして得られた1ーアミノー2−フロム−4−
ヒドロキシアントラキノンは、染料中間体としてきわめ
て価値あるものであり、本発明の工業的価値は大きい。
次に実施例をあげて本発明を説明する。
文中、部とあるのは重量部を意味する。実施例 1 1・2−ジクロルベンゼン11$靴こ、1−アミノアン
トラキノン11.2郭及び炭酸ナトリウム6.36部を
加え、室温縄梓下、臭素19.2部を加えた後、50q
oまで昇温し、同温度で7時間保温した。
フロム化反応の確認のためガスクロマトグラフにより生
成物の生成割合を求めたところ、1−アミ/−2・4ー
ジブロムアソトラキノン99.4%、1ーアミノー2−
フロムアントラキノン0.2%、1ーアミノ−4一フロ
ムアントラキノン0.4%であった。次いで、100%
硫酸86部を5000で加え、70午○で2時間燈拝し
、同温度で15分静暦の後、硫酸層を分離し、引き続き
無水棚酸4部を加え120ooに昇温する。
同温度で未反応の1ーアミノ−2・4ージブロム体が消
失するまで約5時間保温した。反応終了後、室温まで冷
却して水560部に排出し、析出した結晶を炉過、洗浄
、乾燥して融点228〜23200のケーキ16部を得
た。これは1ーアミノー2ーフロム−4−ヒドロキシア
ントラキノンの文献値の融点231〜23が0とほぼ一
致した。また、元素分析値も計算値とほぼ一致した。C
% H% N% Br% 計算値 52.862.534.4025.12実測
値 52.922.504.4224.91実施例
2実施例1で得られた抽出分離後の1・2−ジクロルベ
ンゼン溶液に、1−アミノアントラキノン11.群部及
び炭酸ナトリウム6.36部を加え、室温損杵下臭素8
.8部を加えた。
以下実施例1と同様に操作、処理して実施例1と同様な
品質の1−アミノ−2−フロム−4−ヒドロキシアント
ラキノンのケーキ16.2郡を得た。実施例 3 モノクロルベンゼン216部に1−アミノアントラキノ
ン22.3部及び酸化マグネシウム4.42部を加え、
5000凝枠下臭素36.6部を加えた後、60〜70
℃で4時間保温した。
フロム化反応の確認のためガスクロマトグラフにより生
成物の生成割合を求めたところ、1ーアミノ−2・4−
ジブロムアントラキノン99.6%、1−アミノ−4−
フロムアントラキノン0.4%であった。次いで、98
%硫酸112部を加え90℃で2時間婿拝し同温度で1
5分静置の後、硫酸層を分離し、引き続き25%発煙硫
酸112部を加え、更に側酸12.3部を加え1200
0に昇温する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1−アミノアントラキノンを不活性有機溶媒中で脱
    酸剤の存在下にジブロム化して1−アミノ−2・4−ジ
    ブロムアントラキノンとした後、この化合物を単離しな
    いで硫酸を用いて不活性有機溶媒中から抽出分離し、必
    要により硫酸濃度を調整の後、硼酸の存在下に加水分解
    させて1−アミノ−2−ブロム−4−ヒドロキシアント
    ラキノンとすることを特徴とするアントラキノン系中間
    物の製造法。
JP10793378A 1978-09-01 1978-09-01 アントラキノン系中間物の製造法 Expired JPS6030305B2 (ja)

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