JPS6042262B2 - 金属の防蝕方法 - Google Patents

金属の防蝕方法

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JPS6042262B2
JPS6042262B2 JP8600082A JP8600082A JPS6042262B2 JP S6042262 B2 JPS6042262 B2 JP S6042262B2 JP 8600082 A JP8600082 A JP 8600082A JP 8600082 A JP8600082 A JP 8600082A JP S6042262 B2 JPS6042262 B2 JP S6042262B2
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corrosion
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裕 市村
繚一 野村
雅紀 半田
勉 岩見
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Dai Nippon Toryo Co Ltd
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Dai Nippon Toryo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塗り回数を減らし、しかも耐久性の優れた塗
膜層を形成し得る金属の防蝕方法に関する。
従来から鉄鋼を主とする各種金属を保護する目的で各種
の塗料が塗布されている。
しかして、最近の大気汚染等の環境汚染に伴い腐蝕性因
子が増ノ加しており、これに対処するためにより耐久性
に優れた防蝕方法の要求が高まつている。現在、各種ジ
ンクリッチペイント、エポキシ樹脂系塗料、ビニル樹脂
系塗料、ウレタン樹脂系塗料、塩化ゴム系塗料、不飽和
ポリエステル樹脂系・塗料、シリコン樹脂系塗料あるい
はフエレール樹脂系塗料等の合成樹脂系塗料の1種もし
くはそれらの組合せによる塗装系が開発、利用されてい
る。
一方、塗装作業性が優れていること、低公害性・のシン
ナーが利用できること、塗装工程中でもつとも多くの経
費と工程数を必要とする被塗物の表面処理の程度が比較
的ラフでもよいこと、および塗料コストが比較的低いこ
と等の他の合成樹脂系塗料では得がたい長所を有してい
る植物性油脂、フタル酸樹脂あるいはこれらを混合した
いわゆる油性系あるいはフタル酸樹脂系塗料も古くから
使用され、実積を有している。
一般に、塗膜による金属防蝕の耐久性は概ね塗膜厚に比
例すると云われているが、前記油性系あるいはフタル酸
樹脂塗料は1回塗りでせいせい40ミクロン程度しか塗
布出来ないため、金属保護に必要な規定膜厚を得るため
には4〜5回の多数回の塗り重ねが必要であつた。
油性系塗料あるいはフタル酸樹脂塗料は、塗布後空気中
の酸素を吸収し、酸化重合反応により硬化塗膜となるた
め、塗膜の硬化は空気と直接ふれている塗膜表面からは
じまり、徐々に塗膜内部へ進行する。
この場合、塗膜厚が厚過ぎると表面層のみが硬化して、
塗膜深部の硬化は非常に遅れることになる。その結果、
塗膜表面と内部の硬化程度に大きな差が生じ、塗膜表面
はシワ状となり、塗膜に課せられた一定の防蝕効果と美
装仕上け状態を得ることができなくなるのである。特に
偏平状顔料を用いた塗料、例えばアルミニウムペイン卜
の如く塗膜表面に層をなして顔料が並ぶ状態の令料にお
いては、塗膜内部への酸素の供給が不充鋒であるため前
記傾向がより顕著となるのである。上記の如き理由によ
り、油性系あるいはフタル.唆樹脂塗料は、金属保護に
必要な塗膜厚、例えば140〜160ミクロンの膜混は
1回塗りで仕上げることができなかつたのである。
一方、一般に塗装における塗装コストは塗料コストの約
3倍程度であると云われており、従つてl令装経費のみ
ならず塗装工期の短縮の点から、1司塗りで100ミク
ロンもしくはそれ以上に塗布可拒な油性系あるいはフタ
ル酸樹脂塗料による防蝕方法は強く望まれているのが現
状である。
本発明は上記の如き点に鑑みて成されたもので1ちり、
塗装作業性、表面処理の簡単さ等の油性系ちるいはフタ
ル酸樹脂塗料のもつ長所を全く損うことなく、1回で厚
塗りでき、しかも塗膜内部の吃燥不良や塗膜表面にシワ
等を生ずることなく正活な塗膜外観および防蝕性能を発
揮し、耐久性の2憂れた塗膜層を形成し得る防蝕方法を
提供することを目的とするものである。
即ち、本発明は 1) (1)金属表面に 9植物性油脂及び/又はフタル酸樹脂99.92〜60
重量%とトリシクロ〔5,2,1,σ,6〕デカ4−エ
ンーエチルオキシメチルメタクリレート0.1〜40重
量%から成る混合物 ・・・10唾
量部、および35リン酸、ホウ酸、モリブデン酸、クロ
ム酸と亜鉛、鉛、アルミニウムとから得られ る塩の少
くとも1種てある酸素酸塩;金属鉛;亜酸化鉛、一酸化
鉛、二酸化鉛、四三酸化鉛の少くとも1種である金属鉛
の酸化3物;鉛白、シアナミド鉛、鉛酸カルシウ ム、
塩基性硫酸鉛、塩基性クロム酸鉛の少 くとも1種てあ
る金属鉛の塩からなる群か ら選ばれた少くとも1種の
防錆顔料及び必要により体質顔料からなる顔料
4 ・・・・1〜50鍾量部、を
含む顔料組成物を平均乾燥膜厚が50〜200ミクロン
になる様に1層塗りし、乾燥せしめて防蝕塗膜層を得る
工程、および1) 前記防蝕塗膜層表面に 4(イ)植物性油脂と(口)フエレール樹脂、石油樹脂
、クマロン樹脂から選ばれた少くとも1種の樹脂との混
合物99.9〜6鍾量%と、トリシクロ〔5,2,1,
σ,6〕デカ4ーエンーエチルオキシメチルメタクリレ
ート0.1〜4鍾量%から成る混合物 ・・・・10鍾量部、および5金属
光択を有する偏平状顔料 ・・・
1〜30鍾量部、を含む塗料組成物を平均乾燥膜厚が3
0〜150ミクロンになる様に1層塗りし、乾燥せしめ
て保護塗膜層を得る工程、の諸工程を含む金属の防蝕方
法、および(1)金属表面に 4(イ)植物性油脂と(口)フエレール樹脂、石油樹脂
、クマロン樹脂から選ばれた少くとも1種の樹脂との混
合物99.9〜6唾量%と、トリシクロ〔5,2,、1
,σ,6〕デカ4−エンーエチルオキシメチルメタクリ
レート0.1〜4踵量%から成る混合物 ・・・・10鍾量部、および5リン
酸、ホウ酸、モリブデン酸、クロム酸と亜鉛、鉛、アル
ミニウムとから得られる塩の少くとも1種てある酸素酸
塩;金属鉛:亜酸化鉛、一酸化鉛、二酸化鉛、四三酸化
鉛の少くとも1種てある金属鉛の酸化物;鉛白、シアナ
ミド鉛、鉛酸カルシウ ム、塩基性硫酸鉛、塩基性クロム酸鉛の少くとも1種で
ある金属鉛の塩からなる群から選ばれた少くとも1種の
防錆顔料及び必要により体質顔料からなる顔料 ・・・1〜50唾量部、を含む
塗料組成物を平均乾燥膜厚が50〜200ミクロンにな
る様に1層塗りし、乾燥せしめて防蝕塗膜層を得る工程
、および1)前記防蝕塗膜層表面に、 5(イ)植物性油脂と仲)フエレール樹脂、石油樹脂、
クマロン樹脂から選ばれた少くとも1種の樹脂との混合
物99.9〜6唾量%と、トリシクロ〔5,2,1,σ
,6〕デカ4ーエンーエチルオキシメチルメタクリレー
ト0.1〜4鍾量%から成る混合物 ・・・・10鍾量部、および5金属
光択を有する偏平状顔料 ・・・
1〜30鍾量部、を含む塗料組成物を平均乾燥膜厚が3
0〜150ミクロンになる様に1層塗りし、乾燥せしめ
て保護塗膜層を得る工程、の諸工程を含む金属の防蝕方
法に係る。
本発明に使用される植物性油脂とは、各種の脂肪酸とグ
リセリンのエステル化反応生成物である。
本発明に使用される前記植物性油脂としては、例えばア
マニ油、シナキリ油、大豆油、綿実油、米ヌカ油、落花
生油、オリーブ油、ヒマシ油、ヤシ油、ナタネ油、トウ
モロコシ油、ゴマ油等が拳げられる。
就中、塗膜の乾燥性を考慮した場合、ヨウ素価、120
以上の乾性油であるアマニ油、大豆油、シナキリ油が最
も好ましい。尚、前記植物性油脂は天然油を若干酸化反
応または重合した吹込油、熱重合油も含むものである。
また、本発明に使用されるフタル酸系樹脂とは、多価ア
ルコール、多塩基酸(必要によソー塩基酸も一部含有)
および脂肪酸を常法によりエステル化させて得られる油
長40〜80%程度の樹脂である。
前記多価アルコールとしては、例えばグリセリン、トリ
メチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リトリツト、ジグリセロール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ブ
テンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール、ビスフェノールジ
オキシエチルエーテル、ビスフェノールジオキシプロピ
ルエーテル等の二価もしくはそれ以上の多価アルコール
が拳げられる。
また、前記多塩基酸(一塩基酸)としては、例えばコハ
ク酸、アジピン酸、無水マレイン酸、マレイン酸、フマ
ル酸、シトラコン酸、イタコン酸、安息香酸、p−ター
シヤリブチル安息香酸、無水フタル酸、o−フタル酸、
m−フタル酸、p−フタル酸、四水素化無水フタル酸、
四塩化無水フタル酸、ヘッド酸、トリメリット酸、無水
トリメリット酸、ピロメリット酸、無水ピロメリット酸
等の一塩基もしくは多塩基酸あるいはその無水物が拳げ
られる。
特に、フタル酸単独もしくは無水フタル酸を主成分とし
その他の酸成分を併用する系が好ましい。更に、前記脂
肪酸としては、例えばアマニ油脂肪酸、シナキリ油脂肪
酸、大豆油脂肪酸、綿実油脂肪酸、米ヌカ油脂肪酸、落
花生油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、ヤ
シ油脂肪酸、パーム油脂肪酸等が豹ヂられる。
本発明の態様(1)における防蝕塗膜層を得るに際して
使用される塗料組成物においては、前記植物性油脂ある
いはフタル酸樹脂を各々単独て用いることも可能であり
、また両者を任意の割合で混合して使用してもよい。
前記においてフタル酸樹脂を単独で用いる場合には無水
フタル酸含有量が3鍾量%以下、より好ましくは25重
量%以下であることが好ましく、又植物性油脂と混合し
て用いる場合には、その混合物中の無水フタル酸含有量
が3鍾量%以下、より好ましくは25重量%以下になる
様にその混合割合を調整して用いることが好ましい。
本発明において、フタル酸樹脂、又は植物性油脂とフタ
ル酸樹脂との混合物中における無水フタル酸含有量が3
唾量%より多くなると、後述するトリシクロデセン誘導
体の添加による厚膜乾燥効果が得られにくくなり、また
塗膜物性の低下をまねくのであまり好ましくない。
本発明に使用されるトリシクロ〔5,2,1,CP,6
〕デカ4−エンーエチルオキシメチルメタクリレート(
以下、トリシクロデセン誘導体という)は下記構造式に
より示されるものである。
本発明に態様(1)における植物性油脂および/または
フタル酸樹脂と、トリシクロデセン誘導体との混合割合
は前者が99.9〜6呼量%、好ましくは?〜8鍾量%
に対して、後者が0.1〜4鍾量%、好ましくは2〜2
鍾量%である。前記に於てトリシクロデセン誘導体の量
が0.1重量%より少ないとその効果が全く得られず、
逆に4呼量%を越える場合には塗膜物性の著しい低下を
きたすとともに、塗料コストの上昇をまねき工業用製品
としての価値が薄れる。また本発明において使用される
フェノール樹脂とはバラまたはオルソの位置にアルキル
、アリール、またはアラルキル置換基を持つたフェノー
ル類とホルムアルデヒドとを反応して得られるものであ
る。
前記フェノール類としてはバラクレゾール、バラエチル
フェノール、パラターシヤリブチルフエノール、パラタ
ーシヤリアミルフエノール、バラフェニルフェノール、
バラシクロヘキシルフェノール、ビスフェノールAなど
が拳げられる。前記フェノール樹脂の使用は塗膜の耐久
性を著しく向上せしめる効果を有するものである。本発
明において使用される石油樹脂とは石油精製や、石油化
学工業の反応、分解工程の際に留出するC4〜C9の不
飽和基を有する脂肪族系炭化水素、芳香族系炭化水素、
脂環系炭化水素を重合して得られる軟化点80〜150
℃の樹脂及びそれらから得られる誘導体である。本発明
において使用されるクマロン樹脂とはコークス炉ガス中
の軽油に含まれるソルベントナフサを原料として、これ
に含まれているクマロン・インデン・スチロールなどを
共重合して得られる軟化点80〜150℃の樹脂で通称
クマロン・インデン樹脂と呼ばれているものである。
前記石油樹脂及ひクマロン樹脂は本発明の組成物を刷毛
塗りするに際し刷毛塗り作業性を容易にし、塗膜に均一
性を附与するに有効である。本発明に於て植物性油脂と
フェノール樹脂、石油樹脂クマロン樹脂から選ばれた少
なくとも1種の樹脂との混合割合は前者が40〜9呼量
%に対して後者が60〜1唾量%、好ましくは50〜7
呼量%に対して50〜3唾量%である。
本発明の前記組み合せに於て塗膜の耐久性、膜厚の均一
性を考慮すると植物性油脂、フェノール樹脂、石油樹脂
の組み合せが最も好ましく、各々の好適量比としては、
植物性油脂50〜7唾量%、フェノール樹脂35〜2唾
量%、石油樹脂15〜1呼量%である。本発明おける(
イ)植物性油脂と(口)フェノール樹脂、石油樹脂、ク
マロン樹脂の少なくとも1種から選ばれた樹脂との混合
物と、トリシクロデセン誘導体の混合割合は前者が99
.9〜6踵量%、好ましくは餡〜8睡量%に対して、後
者が0.1〜40重量%、好ましくは2〜2鍾量%であ
る。前記に於てトリシクロデセン誘導体の量が0.1重
量%より少ないと本発明の効果が全く得られない。逆に
40重量%を越える場合には塗膜物性の著しい低下をき
たすとともに、塗料コストの上昇をまねき工業用製品と
しての価値が低くなる。本発明に使用される顔料は、一
般に塗料用顔料として使用されているものであり、防錆
顔料及び必要により体質顔料からなる。
上記防錆顔料としては、金属鉛、亜酸化鉛、一酸化鉛、
二酸化鉛、四三酸化鉛、鉛白、シアナミド鉛、鉛酸カル
シウム、塩基性硫酸鉛、塩基性クロム酸鉛から選ばれた
金属鉛及びその酸化物もしくはその塩から成る鉛系防錆
顔料;クロム酸、モリブデン酸、リン酸、ホウ酸の如き
酸素酸と亜鉛、鉛およびアルミニウムとから得られる、
例えばジンククロメート、モリブデン酸亜鉛、クロム酸
鉛、リン酸亜鉛、オルソリン酸鉛、ピロリン酸鉛、メタ
リン酸鉛、リン酸アルミニウム、ピロリン酸鉛、四ホウ
酸亜鉛、メタホウ酸亜鉛、メタホウ酸鉛、四ホウ酸鉛、
等の酸素酸塩系防錆顔料が拳げられる。
また、体質顔料としては、例えば酸化鉄、二酸化チタン
、アルミニウム粉、黄鉛、カーボンブラック、フタロシ
アニンブルー、二酸化亜鉛等の着色顔料、炭酸カルシウ
ム、沈降性硫酸バリウム、ケイ酸カルシウム、炭酸バリ
ウム、タルク、クレー、雲母、シリカ、等が使用し得る
本発明に於て、前記防錆顔料を塗料組成物に必須成分と
して含有せしめることにより厚膜の塗膜を効果的に乾燥
せしめることが出来る。
その原因(機構)については定かでないが、塗膜中に於
てイオン化した金属イオンがトリシクロデセン誘導体が
酸化重合するに際して触媒的な効果を附与するものと考
えられる。本発明においては、前記顔料は、植物性油脂
および/またはフタル酸樹脂60〜99.踵量%とトリ
シクロデセン誘導体40〜0.1重量%より成る混合物
〔態様(1)〕、もしくは、(イ)植物性油脂と、(口
)フェノール樹脂、石油樹脂、クマロン樹脂から選ばれ
た少なくとも1種の樹脂との混合物60〜99.9重量
%と、トリシクロデセン誘導体40〜0.1重量%より
成る混合物〔態様(2)〕100重量部に対して各々1
〜50呼量部の割合て混合する。
前記範囲において、顔料が50呼量部を越えると本発明
の目的を達成出来なくなることは勿論のこと、塗膜の各
種物性等が低下するため好ましくない。
本発明に使用される金属光択を有する偏平状顔料として
はリーフィング性アルミニウム粉、ノンリーフィング性
アルミニウム粉、及びそれらの混合物、極箔ステンレス
粉、偏平状亜鉛粉、偏平状鉛粉などが拳げられる。
塗料の安定性の点からリーフィング性アルミニウム粉が
最も良好である。本発明に於て前記偏平状顔料は、(イ
)植物性油脂と(口)フェノール樹脂、石油樹脂、クマ
ロン樹脂から選ばれた少くとも1種の樹脂との混合物6
0〜99.踵量%と、トリシクロデセン誘導体40〜0
.1重量%より成る混合物10鍾量部に対して1〜30
0重量部の割合で混合する。前記範囲において金属光択
を有する偏平状顔料が30呼量部を越えると本発明の目
的を達成出来なくなることは勿論のこと、塗膜の各種物
性が低下するため好ましくない。
本発明の方法における防蝕塗膜層あるいは保護塗膜層を
形成する組成物は塗膜の乾燥過程に於て酸化重合を伴う
ためにナフテン酸コバルト、ナフテン酸鉛、ナフテン酸
マンガン、ナフテン酸カルシウム、等の所謂金属ドライ
ヤーを含有せしめてなることは当然のことであり、その
他必要に応じて表面調整剤、タレ防止剤、沈澱防止剤、
皮張り防止剤、界面活性剤或いはトルエン、キシレン、
ミネラルスピリット、ヘキサン、各種ナフサ、ニトロプ
ロパン等の溶剤等も添加出来ることも当然のことてある
本発明の方法は、前記各組成物を公知一般の製造方法例
えばデイパー、ロールミル、サンドミル、ボールミル等
を用いて均一に混合分散せしめたのち、前記溶媒で使用
する塗装機に適する粘度に調整して、金属表面に刷毛、
ローラー、エアスプレー、エアレススプレー等任意の公
知塗装方法により平均乾燥膜厚が50〜200ミクロン
となる様に1回塗りし、規定時間放置、乾燥せしめて防
蝕塗膜層を得る。
次いて当該防蝕塗膜層表面に本発明の金属光沢を有する
偏平状顔料を含有してなる組成物を30〜150ミクロ
ン程度の乾燥膜厚となる様に前記同様の方法で塗布し規
定条件で乾燥せしめて保護塗膜層を得、防蝕塗膜層〜保
護塗膜層から成る成層膜とすれはよい。かくして本発明
の方法により得られた塗膜層は、金属の防蝕性、厚塗り
乾燥性ともに、優れた効果を示すものであり、かくして
本発明の塗膜は公知の油性系もしくはフタル酸樹脂系塗
料ではとうてい得られなかつた厚膜乾燥性を改善したも
ので、省資源、作業効率大幅アップの観点からその効果
は著しく大なるものである。
以下本発明の効果を実施例により具体的に説明する。
なお、実施例及び比較例中の部又は%は重量部又は重量
%を示す。実施例および比較例 植物性油脂としてアマニ油(ホイル油、ヨウ素価158
〜18屯粘度1.0〜1.4Sp)を、フタル酸樹脂と
してフタル酸樹脂ワニス(加熱残分70%、大豆油変性
、無水フタル酸含有量24±2%、油長65±2%)を
、フェノール樹脂としてパラターシヤリブチルフエノー
ル樹脂(軟化点115〜125リC)、色数4以下、酸
価30〜40、ノボラック型)を、石油樹脂としてC5
留分より得られる脂肪族炭化水素樹脂(軟化点125℃
)を、各々使用し第1表(本発明実施例)および第2表
(比較例)の配合に従つて防蝕塗膜層形成用塗料組成物
を作成した。
前記本発明及ひ比較例の組成物を塗装し(1回塗り、乾
燥膜厚100ミクロン)て20℃、75%RH条件下て
2?間乾燥せしめて防蝕塗膜層を得た。次いで前記防蝕
塗膜形成用塗料組成物を得たと同一性状の原料を用いて
第3表の実施例及ひ比較例配合に従つて保護塗膜層形成
用塗料組成物を作成し、前記実施例の防蝕塗膜層上には
実施例の保護塗膜層用塗料組成物を、比較例の防蝕塗膜
層上には、比較例の保護塗膜層用塗料組成物を各々塗り
重ねし(1回塗り、乾燥膜厚80ミクロン)て20℃、
75%RH条件下で7日間乾燥せしめて保護塗膜層を得
た。本発明の塗膜層を得たのち3%食塩水中に浸漬し一
定時間毎に取り出して錆及ひフクレの発生状況を観察し
、その結果を第1表に示した。尚比較例において、防蝕
塗膜層を1回て100ミクロン、保護塗膜層を1回で8
0ミクロンの塗装を行おうとしたが、保護塗膜層の表面
はシワが非常に多く、防蝕層、保護層ともに内部は硬化
せす正常な塗膜を形成しなかつたので、防錆性試験に供
することが出来なかつた。前記第1表の試験結果より明
らかな如く、本発明の方法によれば、防蝕塗膜層、保護
塗膜層ともに1回て厚塗り出来、しかも成層膜としても
何等異常がなく、防錆性の非常に優れた塗膜層を形成す
ることが出来た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (i)金属表面に (a)植物性油脂及び/又はフタル酸樹脂99.9〜6
    0重量%とトリシクロ〔5、2、1、0^2、^6〕デ
    カ4−エン−エチルオキシメチルメタクリレート0.1
    〜40重量%から成る混合物・・・・・・100重量部
    、および(b)リン酸、ホウ酸、モリブデン酸、クロム
    酸と亜鉛、鉛、アルミニウムとから得られ塩の少くとも
    1種である酸素酸塩;金属鉛;亜酸化鉛、一酸化鉛、二
    酸化鉛、四三酸化鉛の少くとも1種である金属鉛の酸化
    物;鉛白、シアナミド鉛、鉛酸カルシウム、塩基性硫酸
    鉛、塩基性クロム酸鉛の少くとも1種である金属鉛の塩
    からなる群から選ばれた少くとも1種の防錆顔料及び必
    要により体質顔料からなる顔料・・・・・・1〜500
    重量部、 を含む塗料組成物を平均乾燥膜厚が50〜200ミクロ
    ンになる様に1層塗りし、乾燥せしめて防蝕塗膜層を得
    る工程、および(ii)前記防蝕塗膜層表面に (a)(イ)植物性油脂と(ロ)フエレール樹脂、石油
    樹脂、クマロン樹脂から選ばれた少くとも1種の樹脂と
    の混合物99.9〜60重量%と、トリシクロ〔5.2
    、1、0^2、^6〕デカ4−エン−エチルオキシメチ
    ルメタクリレート0.1〜40重量%から成る混合物・
    ・・・・・100重量部、および (b)金属光択を有する偏平状顔料 ・・・・・・1〜300重量部、 を含む塗料組成物を平均乾燥膜厚が30〜150ミクロ
    ンになる様に1層塗りし、乾燥せしめて保護塗膜層を得
    る工程、の諸工程を含む金属の防蝕方法。 2 前記フタル酸樹脂は油長40〜80%、無水フタル
    酸含有量が25重量%以下である、特許請求の範囲第1
    項記載の金属の防蝕方法。 3 前記植物性油脂はアマニ油、大豆油、シナキリ油か
    らなる群から選ばれた少くとも1種である、特許請求の
    範囲第1項記載の金属の防蝕方法。 4 前記フエレール樹脂はパラターシヤリブチルフエレ
    ール樹脂である、特許請求の範囲第1項記載の金属の防
    蝕方法。 5 前記石油樹脂はC_5留分から得られる脂肪族炭化
    水素樹脂である、特許請求の範囲第1項記載の金属の防
    蝕方法。 6 (i)金属表面に (a)(イ)植物性油脂と(ロ)フエレール樹脂、石油
    樹脂、クマロン樹脂から選ばれた少くとも1種の樹脂と
    の混合物99.9〜60重量%と、トリシクロ〔5、2
    、1、0^2、^6〕デカ4−エン−エチルオキシメチ
    ルメタクリレート0.1〜40重量%から成る混合物・
    ・・・・・100重量部、および (b)リン酸、ホウ酸、モリブデン酸、クロム酸と亜鉛
    、鉛、アルミニウムとから得られる塩の少くとも1種で
    ある酸素酸塩;金属鉛;亜酸化鉛、一酸化鉛、二酸化鉛
    、四三酸化鉛の少くとも1種である金属鉛の酸化物;鉛
    白、シアナミド鉛、鉛酸カルシウム、塩基性硫酸鉛、塩
    基性クロム酸鉛の少くとも1種である金属鉛の塩からな
    る群から選ばれた少くとも1種の防錆顔料及び必要によ
    り体質顔料からなる顔料・・・・・・1〜500重量部
    、 を含む塗料組成物を平均乾燥膜厚が50〜200ミクロ
    ンになる様に1層塗りし、乾燥せしめて防蝕塗膜層を得
    る工程、および(ii)前記防蝕塗膜層表面に、 (a)(イ)植物性油脂と(ロ)フエレール樹脂、石油
    樹脂、クマロン樹脂から選ばれた少くとも1種の樹脂と
    の混合物99.9〜60重量%と、トリシクロ〔5、2
    、1、0^2、^6〕デカ4−エン−エチルオキシメチ
    ルメタクリレート0.1〜40重量%から成る混合物・
    ・・・・・100重量部、および (b)金属光択を有する偏平状顔料 1〜300重量部、 を含む塗料組成物を平均乾燥膜厚が30〜150ミクロ
    ンになる様に1層塗りし、乾燥せしめて保護塗膜層を得
    る工程、の諸工程を含む金属の防蝕方法。 7 前記植物性油脂はアマニ油、大豆油、シナキリ油か
    らなる群から選ばれた少くとも1種である、特許請求の
    範囲第6項記載の金属の防蝕方法。 8 前記フエレール樹脂はパラターシヤリブチルフエレ
    ール樹脂である、特許請求の範囲第6項記載の金属の防
    蝕方法。 9 前記石油樹脂はC_5留分から得られる脂肪族炭化
    水素樹脂である、特許請求の範囲第6項記載の金属の防
    蝕方法。
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