JPS6046103B2 - 不飽和カルボニル化合物の製造法 - Google Patents

不飽和カルボニル化合物の製造法

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JPS6046103B2
JPS6046103B2 JP7531682A JP7531682A JPS6046103B2 JP S6046103 B2 JPS6046103 B2 JP S6046103B2 JP 7531682 A JP7531682 A JP 7531682A JP 7531682 A JP7531682 A JP 7531682A JP S6046103 B2 JPS6046103 B2 JP S6046103B2
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acid
carbon atoms
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unsaturated carbonyl
same
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弥太郎 市川
禎三 山路
葵 山本
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不飽和カルボニル化合物の製造に関するもので
ある。
更に詳しく説明すると、カルボニル化合物及び/又はア
セタール類と不飽和アルコールとを反応せしめることに
よる不飽和カルボニル化合物の製造法に関するものであ
る。本発明の目的とする不飽和カルボニル化合物は、従
来テルペン化学工業において有用な化合物であり、特に
香料、医薬、農薬等或いはそれらの中間体として工業的
に価値ある化合物である。
従来、かゝる不飽和カルボニル化合物の製造法、として
は、例えば先ずカルボニル化合物及びアセチレンを原料
として使用してアセチレンアルコール類を生成せしめ、
これを還元し、次いで得られたアルコール類にジケテン
、アセト酢酸エステル又はイソプロペニルエーテル等を
反応せしめると門いう方法が知られている。この従来法
は原料のカルボニル化合物に対して5個の炭素を付加す
るために、数多くの反応工程を必要とするのみならず、
反応試薬としてアセチレンの如き取扱い難い化合物を加
圧下で使用しなければならず工業的に不利は免れない。
本発明者は、前記した従来法における欠点のない方法に
ついて研究した結果、少なくともγ位の炭素原子に置換
基を有する少なくとも3個の炭素を有するアセタール類
とアリルアルコール又はその置換誘導体とを反応せしめ
ると、一挙に下記骨格を有する不飽和カルボニル化合物
が得られることがわかつた。
本発明によれば下記一般式〔1〕 〔但し式中Rは炭素数1〜4のアルキル基、R1〜R3
は同一又は異なる水素原子又は炭素数1〜4のアルキル
基、R4は水素原子を示す。
また−R″とROは同一又は異なる共に炭素数1〜4の
アルキル基であるか又はいずれか一方は水素原子である
。〕で表わされるアセタール類を、下記一般式〔■〕〔
但し式中Rは炭素数1〜4のアルキル基、、R1〜R8
は同一又は異なる水素原子又は炭素数1〜4のアルキル
基、R4は水素原子を示す。
〕で表わされるアルデヒドを、下記一般式〔■〕〔但し
式中R5〜R8は同一又は異なる水素原子又は炭素数1
〜4のアルキル基、R9は水素原子又は炭素数1〜40
の炭化水素基を示す。〕で表わされる不飽和アルコール
とを加熱反応せしめることにより、下記一般式〔■〕〔
但し式中R,Rl〜R9は前記定義と同じ〕で表わされ
る不飽和カルボニル化合物が一段で得られる。
か)る本発明によれば、一段の反応により少なくとも5
個の炭素原子を結合することができる。
本発明において前記式〔1〕で表わされる化合物として
は、そのγに少なくとも置換基Rで置換されていること
が、目的とする不飽和カルボニル化合物を得るためには
必要である。か)るRは炭素数1〜4のアルキル基であ
り、その例としてはメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基が挙げられる。
またR1〜R3は同一もしくは異なる水素原子又は炭素
数1〜4のアルキル基であり、R4は水素原子である。
さらにR″とR″は同一でも異なつていてもよく、共に
炭素数1〜4のアルキル基であるか又はいずれか一方は
水素原子である。前記した式〔1〕の具体的化合物を例
示すると次の如くである。
本発明においては前記式〔1〕で表わされるアセタール
類と、前記式〔■〕で表わされる不飽和アルコールとを
反応せしめるのである。
次にか)る式〔■〕の不飽和アルコールについて説明す
ると、該不飽和アルコールは、そのアルコール性水酸基
を基準にして、少なくともβ位とγ位の炭素が相互に二
重結合を形成しているものである。
上記式〔■〕中R,〜R8は同一であつてもよく、また
夫々異なつていても差支えない。
R,〜R6は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基で
ある。またR,は水素原子又は炭素数1〜40の炭化水
素基であつて飽和もしくは不飽和のいずれであつてもよ
い。か)る不飽和アルコールとしては下記〔■〕−(a
)〜(f)に示される化合物を具体例として挙げること
ができる。
〔上記〔■〕一(a)〜(f)においてnは1〜101
好ましくは1〜5を示す。
〕これら〔■〕−(a)〜(f)のうち好ましいのは〔
■〕一(a),〔■〕−(b),〔■〕−(e)及び〔
■〕−(f)である。
本発明方法における工業的に有利な実施態様の一例を示
すと、であり、mが0の時シトラールが得られmが1の
時フアルネサールが得られる。
また別の実施例、すなわち上記反応のアルコールの代り
に (但しmはO〜10)を使用す
るとmが1の時ジヒドロフアルネサール、mが2の時式
で表わされる化合物であり、これはフィトールの前駆体
である。
本発明において、前記一般式〔1〕アセタール類で表わ
されるに対する、前記一般式〔旧で表わされる不飽和ア
ルコールの割合は、特に制限されないが、前者1モルに
対して通常後者100モル以下、好ましくは50モル以
下が適当であり、その下限は、0.2モル以上、好まし
くは0.3モル以上が有利てある。
本発明の反応は、触媒の存在もしくは非存在のいずれで
も実施することができるが、触媒として酸触媒を使用す
ると良好な収率で不飽和カルボニル化合物を得ることが
できる場合がある。
その際使用される酸触媒としては、酸性を呈するもので
あればよく、無機酸、有機酸、固体酸、弱塩基物質の強
酸塩等の種々のものが挙げられる。
酸触媒の具体例を示すと、無機酸としては例えば塩酸、
硫酸、過塩素酸塩、リン酸、ホウ酸、チタン酸、次亜リ
ン酸、メタホウ酸等;有機酸としては例えば蟻酸、酢酸
、プロピオン酸、酪酸、モノクロル酢酸、ジクロル酢酸
、トリクロル酢酸、ステアリン酸、パルミチン酸、アク
リル酸、修酸、酒石酸、マレイン酸等の如き脂肪族カル
ボンー酸、ヘキサヒドロ安息香酸、ナフテン酸等の如き
脂環族カルボン酸、安息香酸、o−,m−,又はp−ト
ルイル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ト
リメリット酸、α一又はβ−ナフトエ酸、アニス酸、ク
畦レ安息香酸、シアノ安息香,酸、ブロム安息香酸等の
如き芳香族カルボン酸;例えばメタンスルホン酸、エタ
ンスルホン酸、シクロヘキサンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の如き脂肪族−、
脂肪族一又は芳香族−スルホン酸;例えばメチルホス,
フィン酸、エチルホスフィン酸、フェニルホスフィン酸
、メチルホスフオン酸、エチルホスフオン酸、ベンジル
ホスフオン酸等の如きホスフィン酸又はホスフオン酸;
固体酸としては、例えばシリカゲル、シリカアルミナ、
アルミナ、酸化チタ4ン、酸化ゲルマニウム、酸化ホウ
素等の如き酸化物系固体酸のほか、NH4Ce担持シリ
カアルミナ、塩化亜鉛担持シリカアルミナ等の塩又は酸
担持固体酸;弱塩基物質の強酸塩としては、例えは塩化
アンモニウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、
リン酸アンモニウム、塩化第二鉄、塩化亜鉛、塩化アル
ミニウム、塩化カルシウム、塩化スズ、p−トルエンス
ルホン酸アンモニウム、p−トルエン酸テトラエチルア
ンモニウム等が挙げられる。
上記した各種酸触媒は単に例示したにすぎないものであ
つて、本発明はこれらに何等限定されるものではない。
本発明において使用される酸触媒は、その酸強)度(P
ka)が0〜10の範囲、好ましくは0〜7の範囲、特
に好ましくはO〜5の範囲のものが有利である。
また酸触媒の使用量は、前記アセタール類〔1〕1モル
に対して500モル%以下、好ましくは250モル%以
下、特に好ましくは100モル%以下が望ましい。
その下限は1×10−6%以上、好ましくは1×10−
5モル%以上が適当である。本発明者の研究によれば、
目的とする不飽和カルボニル化合物の収率は、反応温度
及び反応時間に主として左右され、これらに互に関係し
ており、また酸触媒を使用する場合はその種類及びその
使用量にも関係し、それらを適宜選択することにより高
収率で不飽和カルボニル化合物が得られることが分つた
すなわち、後述する反応温度並びに反応時間の範囲中概
して100℃以上、特に150゜C以上の温度で、1分
〜5時間、特に5分〜2m間の条件で反応するのが好ま
しい。またその際酸触媒として酸強度(Pka)が0〜
7の範囲、好ましくは0〜5の範囲の比較的強い酸乃至
強酸を、原料である前記アセタール類〔1〕に対して、
1×10−6〜250モル%の範囲、特に1×10−5
〜100モル%の範囲使用すると、高収率で不飽和カル
ボニル化合物を得ることが出来る。本発明の反応は気相
、液相のいずれも実施しうるが、一般に液相で実施する
のが好ましい。
その際、溶媒を使用してもよく、また使用しなくてもよ
い。溶媒を使用する場合、その例としては反応に悪影響
を及ぼさないものであればよく、例えば下記のものを使
用することができる。(1)脂肪族炭化水素 例えばプロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン等(Ii)脂環族炭化水素 例えばシクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチル
シクロヘキサン、デカリン等(111)芳香族炭化水素 例えばベンゼン、トルエン、キシレン(オキソ、メタ、
バラ)、クメン、テトラリン等(Iv)ハロゲン化炭化
水素 例えば四塩炭素、メチレンクロライド、クロロホルム、
ジクロルエタン、トリクロロエタン、テトラクロロエタ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等(v)エーテ
ル 例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等(Vi)エステル 例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、安息香酸メチル、フタ
ル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル等
これら溶媒のうち特に好ましいのは炭素数1〜20の(
1)脂肪族炭化水素、炭素数1〜20の(IiO芳香族
炭化水素である。
上記溶媒を使用する際、出発物質であるアセタール類〔
1〕1モルに対し、モル比で0.01〜200、好まし
くは0.1〜100の量が用いられている。
本発明の加熱反応は、好ましくは100〜350℃、特
に好ましくは150〜300℃の範囲の温度で行なうの
が適当であり、また圧力は減圧、常圧、加圧のいずれで
あつてもよい。
反応時間は、反応温度等或は気相、液相により異なるが
一般に1分以上である。
特に液相の場合は1分〜5時間、特に5分〜2時間が好
ましい。本発明方法は回分式、連続式の何れでも行なう
ことができる。次に実施例を掲げて本発明を詳述するが
、本発明はそれに何等限定されない。
実施例1〜7 3−メチルー3−ブテナールジエチルアセタールを3−
メチルー2−ブテノール(プレノール)とともに封管中
で反応させたところ、次の結果を得た。
表中、3−メチルー3−ブテナールー1−ジエチルアセ
タールをアセタール、生成物であるシトラールをCTと
略記した。
なおCT選択率は転化したアセタールに対する生成CT
のモル%である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼…〔 I 〕〔但し式
    中Rは炭素数1〜4のアルキル基、R_1〜R_3は同
    一又は異なる水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、
    R_4は水素原子を示す。 またR′とR″は同一又は異なる共に炭素数1〜4のア
    ルキル基であるか又はいずれか一方は水素原子である。
    〕で表わされるアセタール類を、下記一般式〔II〕▲数
    式、化学式、表等があります▼…〔II〕〔但し式中R_
    5〜R_6は同一又は異なる水素原子又は炭素数1〜4
    のアルキル基、R_9は水素原子又は炭素数1〜40の
    炭化水素基を示す。 〕で表わされる不飽和アルコールとを加熱反応せしめる
    ことを特徴とする下記一般式〔III〕▲数式、化学式、
    表等があります▼…〔III〕〔但し式中R、R_1〜R
    _9は前記定義と同じ〕で表わされる不飽和カルボニル
    化合物の製造法。
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