JPS6048196B2 - 自動糸切りミシン - Google Patents

自動糸切りミシン

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JPS6048196B2
JPS6048196B2 JP2040681A JP2040681A JPS6048196B2 JP S6048196 B2 JPS6048196 B2 JP S6048196B2 JP 2040681 A JP2040681 A JP 2040681A JP 2040681 A JP2040681 A JP 2040681A JP S6048196 B2 JPS6048196 B2 JP S6048196B2
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JP
Japan
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thread
needle
lever
thread tension
sewing
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JP2040681A
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重美 鷲見
哲男 小沢
康男 榊原
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は糸切り機構を備えた自動糸切りミシンに関す
るものてある。
従来技術 従来のこの種の自動糸切りミシンにおいては、縫製動作
の終了時に天秤機構の天秤体の上昇に同期して、針が下
方位置から上方位置に向かう間に発生される糸切り信号
に基づいて糸切り機構が作動され、加工布に連なる上下
糸等の所要の糸が捕えられて繰り出された後に切断され
るようになつている。
ところが、この従来のミシンにおいては、縫製に使用さ
れる加工布の種類や厚さ、糸の種類や太さ、前記糸切り
機構の作動速度等により、糸切り機構による糸切断後に
針側に残る上糸の長さに大きなばらつきが生じ、この上
糸残り長さが短い場合には、次の縫製開始時に針から上
糸が抜けて縫製作業の続行が不可能になり、又上糸残り
長さが長い場合には、次の縫製に際し加圧布の下面に連
なる糸端残り量が大きくなつて、加工品の品質低下を招
来し、時にはその加工布に連なる糸端を手作業にて切断
除去する必要もあつた。
発明の目的 この発明は前記のような従来のミシンにおける欠陥を解
消するためになされたものであつて、その目的は糸調子
圧力を少なくとも糸切り機構の作動時において解放して
、その解放状態での糸切り動作直前に糸切り機構による
必要糸量をあらかじめ繰り出し、その繰り出された糸量
よりも少ない糸量を次の縫製開始時における天秤機構の
最初の糸供給動作開始から数針以内の間に針側より引上
けるようにすることにより、縫目の縫始めの部分に残る
糸量を最適にし得、その縫始め部分の糸抜けを防止し、
しかも、縫始め部分の外観を良好なものとし得る自動糸
切りミシンを提供することにある。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に従つて説明すると、
ミシンのフレーム1はアーム2とベッド(図示しない)
とより構成され、そのアーム2内には主軸(図示しない
)が回転可能に支承されている。
アーム2の頭部には下端に針3(第4図にて図示)を有
する針棒4か上下動可能に支承されるとともに5、下端
に押え足(図示しない)を有する押え棒5が昇降可能に
支承されている。第4図に示すように前記ベッド内には
周知の全回転式糸一輪捕捉器6が設けられ、剣先6aを
有する外釜6bと中釜止め7にて回転が拘束された中釜
6cとより構成されていて、ボビン(図示しない)を内
装するボビンケース8を装着した状態で、前記主軸の回
転に連動してその主軸に対し2倍の速度て.回転され、
針3との協働により加工布に対し本縫縫目を形成するよ
うになつている。第4図に示すように前記糸輪捕捉器”
6の一側近傍において、ベッド内には糸切り機構の固定
刃9が配設されている。
その固定刃9と対応するよう・に糸輪捕捉器6の他側近
傍には糸切り機構の可動刃10が回動可能に配設され、
その先端には糸さばき部10a1糸捕捉用凹部10b及
び刃部10cが形成されている。そして、縫製動作の終
了時に前記針3が下方位置から土方位置に向かう間に発
生される糸切り信号に基づいてこの可動刃10が第4図
の時計方向に回動され、上糸T1の糸輪が前記外釜6b
の剣先6aから外れて取り上げられるタイミングをとら
え、加工布に連なる上糸T1及び下糸T2を同時に捕捉
して繰り出した後に、前記固定刃9との協働により切断
するようになつている。この場合の糸繰り出し量は、糸
切断後の次の縫製開始時に糸抜けを生じない最小必要)
糸量Lに余裕糸量1を加えた量となつている。前記アー
ム2内には主軸の回転にともなつて作動される天秤機構
が設けられ、第1図〜第3図に示すようにその天秤体1
1が上糸供給源(図示しない)から複数個の糸案内体1
2を介して前記針3に導かれる上糸T1の経路上に突出
して、その糸孔11aに上糸T1を挿通し得るようにな
つている。そして、この天秤体11の下降にともなつて
前記糸輪捕捉器6に対する上糸T1の供給が行われ、天
秤体11の上昇にともなつて糸輪捕捉器6に捕捉された
上糸T1の取り上げが行われるようになつている。前記
天秤体11よりも上糸供給源側の上糸経路上に位置する
ように、アーム2の前面には主糸調子器13が設けられ
ている。
そこで、この主糸調子器13の構成を詳細に説明すると
、第5図に示すようにアーム2の前壁には固定ねじ14
により筒状の糸調子台15が貫通固定され、第5,7図
に示すようにその前端近傍の外周には透孔15aが形成
されている。前記糸調子台15には固定ねじ16により
糸調子軸17が貫通固定され、その前端にはねじ部17
aが形成されるとともに、ほぼ中央部の外周には掛止溝
17bが形成されている。前記糸調子軸17の前端には
一対の糸調子皿18が回転自在に挿嵌支承され、この糸
調子皿18間に上糸T1を通すようになつている。
糸調子皿18の前方において糸調子軸17には糸調子ば
ね19が挿嵌され、糸調子軸17先端のねじ部17aに
螺合された調節ダイヤル20の調節操作に基づき、両糸
調子皿18間の上糸T1に対し所定の糸調子圧力を付与
するようになつている。一方、前記主糸調子器13より
も上糸供給源側の上糸経路上に位置するように、アーム
2の上面には副糸調子器21が設けられている。
この副糸調子器21は第1図に示すように、一対の糸調
子皿22と、糸調子ばね(図示しない)を内装した収容
体23と、糸調子圧力を調節するための調節ダイヤル2
4とよりなり、前記糸調子皿22間において上糸T1に
対し所定の糸調子圧力を付与するようになつている。又
、第5,7図に示すように前記主糸調子器13の糸調子
台15内において、糸調子軸17のほぼ中央部には糸取
りばね25が巻装され、その一端部が糸調子軸17の掛
止溝17bに掛止固定されるとともに、他端部が糸調子
台15の透孔15aを通して外方に突出され、その他端
部には前記主糸調子器13の糸調子皿18よりも針3側
の上糸経路上において上糸T1を引掛けるための糸掛け
部25aが折曲形成されている。
そして、この糸取りぱね25の糸掛け部25aは自体の
ばね力により常には第7図に実線で示す第1の位置に向
かつて付勢され、前記天秤機構と関連して、その天秤体
11の下降による糸輪捕捉器6への上糸供給作動時には
、前記糸掛け部25aが第1の位置に移動されて上糸T
1の弛みを吸収し、天秤体11の上昇による糸輪捕捉器
6からの上糸取上げ作動終期には、前記糸掛け部25a
が第7図に鎖線で示す第2の位置に移動されて上糸供給
源からの上糸T1の繰り出しを許容するようになつてい
る。第5,8図に示すように、前記主糸調子器13の糸
調子皿18と糸取りばね25との間において糸調子軸1
7上にはロック板26が回動可能に支承され、その先端
には係合ピン26aが突設されるとともに、基端外周に
は糸取りはね25に相対する係合片26bが折曲形成さ
れている。
そして、第1図に実線て、又第7図に2点鎖線で示すよ
うに、ロック板26が一方の位置に回動配置されたとき
には、係合片26bが糸取りばね25から離間してその
糸取りはね25の第1の位置と第2の位置との間の移動
が許容され、又、第2図及び第7図に実線で示すように
、ロック板26が他方の位置に回動配置されたときには
、係合片26bが糸取りばね25の糸掛け部25aの近
傍に係合してその糸取りばね25が第1の位置に移動不
能に保持される。第1〜3図に示すように、ミシンアー
ム2の前面にはブラケット27を介して第1のソレノイ
ド28が取付けられ、そのアーマチャ28aは消磁時に
突出し、励磁時に引込まれる。
第1のソレノイド28の近傍において、アーム2の前面
には段付きねじ29により糸引き上げ兼用の糸繰り出し
レバー30が支持され、その一腕部30aは連結リンク
31を介して前記アーマチャ28aに連結されている。
又、この糸繰り出しレバー30はスプリング32により
第1図の時計方向に回動付勢されている。そして、第1
図に示すように、第1のソレノイド28が消磁されてい
るときには、前記スプリング32の付勢力により糸繰り
出しレバー30がストッパ33に規制される位置まて回
動され、又、第2図に示すように、第1のソレノイド2
8が励磁されたときには、糸繰り出しレバー30が反時
計方向へ回動されて略水平な状態になる。糸繰り出しレ
バー30の他腕部30bの先端には前記主糸調子器13
と副糸調子器21との間に位置する第1の補助糸調子器
34が設けられている。第6図に示すように、その第1
の補助糸調子器34は、糸調子軸35と、その糸調子軸
35に嵌挿された一対の糸調子皿36と、糸調子ばね3
7と、糸調子圧力を調節するための調節ダイヤル38と
よりなり、両調子皿36間において上糸T1を挾持する
。そして、前記第1のソレノイド28が励磁されて糸繰
り出しレバー30が第1図の位置から第2図の位置まて
回動されることにより、前記第1の補助糸調子器37に
挾持されている上糸T1が上糸供給源から繰り出される
。この繰り出し量は、前記糸切り機構の可動刃10によ
る上糸T1の補捉繰り出し量L+lとほぼ等しくなつて
いる。そして、第1のソレノイド28、第2の補助糸調
子器34を有する糸繰り出しレバー30等により糸繰り
出し手段が構成されている。ミシンアーム2の上部には
解放板39が固定されており、前記糸繰り出しレバー3
0が第1図の位置に配置されたときには、この解放板3
9の先端挾入部39aが前記第1の補助糸調子器34の
両調子皿36間に挾入して、糸挾持圧力が解放さ・れる
。前記第1のソレノイド28の下方において、ミシンア
ーム2の前面にはブラケット40を介して第2のソレノ
イド41が固定され、そのアーマチャ41aは消磁時に
突出し、励磁時に引込まれる。
この第2のソレノイド41、前記糸繰り出しレバー30
等により上糸引き上げ手段が構成されている。第2のソ
レノイド28の近傍には段付きねじ42によりロックレ
バー43が回動可能に支持され、その一腕部43aと前
記アーマチャ41aとの間には連結リンク44が介在さ
れている。ロックレバー43の一腕部43aには前記糸
繰り出しレバー30の一腕部30aを掛止可能な掛止部
43bと、その糸繰り出しレバー30の一腕部30aが
係合可能なりム面43cとが形成されるとともに、他腕
部43dにはねじよりなるストッパ45が設けられてい
る。ロックレバー43はスプリング46により第1図の
反時計方向へ回動付勢されている。そして、第1図に示
すように、第2のソレノイド41が消磁されているとき
には、ロックレバー43がスプリング46の付勢力によ
り、ミシンアーム2上のストッパ47と係合する位置に
回動配置され、第3図に示すように、第2のソレノイド
41が励磁されたときには、ロックレバー43が第1図
の位置から時計方向へ所定量回動される。さらに、ロッ
クレバー43がストッパ47にて位置規制されている状
態で、前記第1のソレノイド28の励磁にともない糸繰
り出しレバー30が反時計方向へ回動されたとき、その
糸繰り出しレバー30がロックレバー43のカム面43
cに係合して、そのロックレバー43を押退けた後に掛
止部43bに掛止される。前記主糸調子器13の近傍に
おいて、ミシンアーム2の前面には段付きねじ48によ
り糸調子圧力解放手段としての第1の解放レバー49が
回動.可能に支持され、その先端には挾入部49aが形
成されるとともに、中間部には前記ロック板26上の係
合ピン26aに係合する二叉部49bが形成されている
。又、第1の解放レバー49の基端には係止片49cが
折曲形成され、その係合片49cと相対するようにねじ
よりなるストッパ49dが取付けられている。解放レバ
ー49はスプリング50により第1図の反時計方向へ回
動付勢されている。前記係合片49cとストッパ49d
との間に位置するように、前記段付きねじ48にはく連
結レバー51が回動可能に支持されている。前記糸繰り
出しレバー30の一腕部30aには連結リンク52がそ
の一端にて枢着され、その中間部に前記連結レバー51
の端部が枢着されている。そして、第1図に示すように
、前記第1のソレノイド28が消磁されて糸繰り出しレ
バー30が上糸解放位置(ストッパ33にて規制される
位置)に配置されたときには、連結リンク52を介して
連結レバー51がストッパ49dに係合し、これにより
第1の解放レバー49が一方の位置に配置されてその先
端挟入部49aが主糸調子器13から離間し、又、第2
図に示すように、第1のソレノイド28が励磁されて糸
繰り出しレバー30がノ糸繰り出し位置(ほぼ水平な位
置)に配置されたときには、連結レバー51が係合片4
9cに係合して第1の解放レバー49が第1図の位置か
ら反時計方向へ回動されて、先端挟入部49aが主糸調
子器13の糸調子皿18間に挾入され、その主・糸調子
器13による糸調子圧力が解放される。又、第3図に示
すように、第2のソレノイド41が励磁されたロックレ
バー43がストッパ47から離れる位置に回動されたと
きには、そのロックレバー43のストッパ45に前記連
結レバー51が係合可能となり、その係合時には、スプ
リング50の付勢力及び連結レバー51とストッパ49
dとの係合により、第1の解放レバー49の挾入部49
aか主糸調子器13の糸調子皿18間に挾入した状態に
保持されるとともに、連結リンク52を介して糸繰り出
しレバー30が前記糸解放位置と糸繰り出し位置との間
の中間位置に配置される。この中間位置は、糸繰り出し
レバー30が前記余裕糸量1のほぼ半分の糸量を引き上
げるために上糸供給源へ戻つたところである。さらに、
第1の解放レバー49が第1図の位置に配置されたとき
には、前記二叉部49bと係合ピン26aとの係合を介
して前記ロック板26が一方の位置に配置されてそのロ
ック板26の係合片26bが前記糸取りばね25から離
間し、又、第1の解放レバー49が第2図の位置に回動
されたときにはロック板26が他方の位置に回動配置さ
れて係合片26bが糸取りばね25に係合する。
前記天秤体11と針3との間の上糸経路上において、ミ
シンアーム2の前面には第2の補助糸調子器53が設け
られ、上糸T1に対し糸調子圧力すなわち抵抗を付与す
る。
この第2の補助糸調子器53の構成は前記第1の補助糸
調子器34と同様てあり、糸調子軸54、一対の糸調子
皿55、糸調子ばね(図示しない)及び調節ダイヤル5
6により構成されている。そして、前記各糸調子器13
,34,53の糸調子圧力は、主糸調子器13、第1の
補助糸調子器34、第2の補助糸調子器53の順で弱く
なるように設定されている。第2の補助糸調子器53の
近傍には段付きねじ57により第2の解放レバー58が
回動可能に支持されている。この第2の解放レバー58
、第2の補助糸調子器53等により抵抗付与手段が構成
されている。第2の解放レバー58の一腕部58aには
凹部58bと、その凹部58bの上下両側に位置する上
部及び下部挾入部58c,58dとが形成されている。
第2の解放レバー58の他腕部58eには前記連結リン
ク52の他端部が連結されており、第1図及び第3図に
示すように、糸繰り出しレバー30が解放位置及び糸繰
り出し位置にあるときには、それぞれ第2の解放レバー
58の上部及び下部挾入部58c,58dが第2の補助
糸調子器53の両糸調子皿55間に挾入して糸調子圧力
を解放し、又、第2図に示すように、糸繰り出しレバー
30が中間位置にあるときには凹部58bが両糸調子皿
55に相対して糸調子圧力付与を許容する。茨に、この
ように構成されたミシンの作用を第9図のフローチャー
トに従つて説明する。
さて、第1図は操作ペダル(図示しない)が前踏み込み
操作されて、縫製運転が行われている状態を示すものて
ある。
この状態においては、第1及び第2のソレノイド28,
41が消磁され、糸繰り出しレバー30がストッパ33
にて規制され.る解放位置に配置されるとともに、咄ン
クレバー43がストッパ47にて規制される位置に配置
されている。従つて、第1の補助糸調子器34の両糸調
子皿36間に解放板39の挟入部39aか挾入してその
第1の補助糸調子器34による糸挾持.圧力が解放され
ている。又、連結リンク52を介して連結レバー51が
時計方向へ回動され、その連結レバー51と第1の解放
レバー49のストッパ49dとの係合を介してその第1
の解放レバー49が時計方向へ回動・されている。
これにより、第1の解放レバー49の挾入部49aが主
糸調子器13から離間するとともに、その第1の解放レ
バー49の二叉部49bととロック板26の係合ピン2
6aとの係合を介してロック板26が反時計方向へ回動
され、ロック板26の係合片26bが糸取りばね25か
ら離間している。従つて、主糸調子器13が糸調子圧力
付与状態にあるとともに、糸取りばね25は第7図に実
線で示す第1の位置と鎖線で示す第2の位置との間で移
動できる状態にある。さらに、前記連結リンク52を介
して第2の解放レバー58が時計方向へ回動されて、下
部挟入部58dが第2の補助糸調子器53の両糸調子皿
55間に挾ノ入し、その第2の補助糸調子器53の糸調
子圧力が解放されている。この状態で主軸(図示しない
)の回転にともない針3及び天秤体11が上下動される
とともに、糸輪捕捉器6か回転されると、針3と糸輪捕
捉器6との協働により本縫縫目が形成され、この縫目形
成時における天秤体11の下降にともない、前記糸取り
ばね25の糸掛け部25aが自体のはね力により第2の
位置から第1の位置に移動されて上糸T1の弛みが吸収
され、その後の天秤体11″の上昇にともない、糸取り
ばね25の糸掛け部25aが自体のばね力に抗して第1
の位置から第2の位置に移動されて糸じめが行われると
ともに、加工布の送り量に相当する1ピッチ分の不足上
糸量が第1の補助糸調子器34の作用を受けることなく
上糸供給源から繰り出される。
そのため、加圧布に対しては糸じまりの良好な縫目が形
成される。そして、加工布に対する縫製動作の終了時に
、操作ペダルの前踏み込み操作が解放されると、第9図
に示すように主軸が回転角180度の時点で停止されて
、針3が下方位置に停止される。
その後、前記操作ペダルが後踏み込み操作されると、主
軸が低速にて回転されて針3が下方位置から上方位置に
向かいゆつくりと上昇され、前記主軸の回転角が230
度に達した時、針位置検出装置等により糸切り信号が発
生される。従つて、その糸切り信号に基づき第4図に示
す糸切り機構の可動刃10が時計方向に回動され、加工
布に連なる上糸T1及び下糸T2が同時に捕捉されて、
前記糸量L+Iだけ繰り出された後に切断される。一方
、糸切り信号が出力されると、第2図に示すように第1
のソレノイド28が励磁されてアーマチャ28aが引込
まれる。
このため糸繰り出しレバー30が第1図の位置から反時
計方向へ回動されて、ロックレバー43のカム面43c
に係合し、そのロックレバー43をスプリング46の付
勢力に抗して押退けた後に掛止部43bに掛止され、第
2図の状態でロックされる。このように糸繰り出しレバ
ー30が反時計方向へ回動されると、第1の補助糸調子
器34が解放板39の先端挾入部39aから離れ、その
第1の補助糸調子器34に上糸T1が挾持される。そし
て、その後の糸繰り出しレバー30の回動にともなつて
上糸T1が前記糸量L+lだけ上糸供給源側から引き出
される。又、糸繰り出しレバー30の回動により、連結
リンク52等を介して第1、第2の解放レバー49,5
8が第1図の状態から反時計方向へ回動され、第1の解
放レバー49の挾入部49aが主糸調子器13の両糸調
子皿18間に、第2の解放レバー58の上部挟入部58
cが第2の補助糸調子器53の両糸調子皿55間にそれ
ぞれ挾入する。
従つて、主糸調子器13の糸調子圧力が解放されるとと
もに、第2の補助糸調子器53も糸調子圧力解放状態に
維持され、前記第1の補助糸調子器34より針3側の上
糸T1はその第1の補助糸調子器34にて引出された分
だけたるんで、容易に糸繰り出される状態となる。その
ため前述した糸切に機構による糸の繰り出し及び切断動
作はこの状態において円滑に行われる。さらに、前記第
1の解放レバー49の回動にともない、ロック板26が
第1図の状態から時計方向へ回動されて、そのロック板
26の係合片26bが糸取りばね25の糸掛け部25a
の近傍に係合し、その糸掛け部25aが第1の位置に保
持されて、その作用が無効化される。
そして、前記糸切り機構による上下糸Tl,T2の切断
が終了し、第9図に示すように主軸が回転角60度を若
干越えた時点でその回転が停止され、針3が上死点を越
えて若干下降した上方位置にて停止されるとともに、天
秤体11が上死点にて停止される。
又、このミシンの停止時において前記糸切り信号も消去
され、それに基づいて糸切り機構の作動が停止される。
この状態で、操作ペダルの前踏み込み操作により次の縫
製動作が開始されると、主軸の回転にともない針3が上
方停止位置から下降されるとともに、天秤体11が上死
点から下降され、前記のように針3と糸輪捕捉器6との
協働により加工布に対する本縫縫目の形成が開始される
。
そして、針3が第1針目の下死点を通つて上昇するとと
もに、天秤体11が下死点に達すると、その検出信号が
出力されて第2のソレノイド41が励磁される。
そのため、ロックレバー43が第2図の位置から第3図
の位置へ回動されて、その掛止部43aと糸繰り出しレ
バー30との掛止が外れるとともに、ストッパ45が連
結レバー51の回動範囲内に位置する。そして、ロック
レバー43が糸繰り出しレバー30から外れると、糸繰
り出しレバー30はスプリング32の付勢力により第2
図の糸繰り出し位置から第1図の糸解放位置まで回動さ
れるようにするが、その糸繰り出しレバー30と連結リ
ンク52を介して連結された連結レバー51が前記スト
ッパ45に係係合するため、糸繰り出しレバー30は第
3図に示す中間位置て停止され、上糸T1は前記余裕糸
量1のほぼ半分だけ針3側から引き上げられる。又、第
1の解放レバー49はそのストッパ49dにおいて前記
連結レバー51に係合し、主糸調子器13に対する挾入
状態に保持される。
従つて、主糸調子器13の糸調子圧力解放状態が保持さ
れるとともに、ロック板26により糸取りばね25のロ
ック状態が保持される。さらに、第2の解放レバー58
が中間位置に回動配置されて、その凹部58bか第2の
補助糸調子器53に相対する。従つて、第2の補助糸調
子器53は天秤体11と針3との間て上糸T1に糸調子
圧力すなわち抵抗を付与する。この状態で天秤体11が
下死点から上死点に向かつて上昇され、前記余裕糸量1
の残りのほぼ半分の糸分の糸量が針3側から引き上げら
れる。
従つて、加工布の縫始めの部分には糸抜けを起きさない
最小長さL分の糸量のみが残留し、糸抜けを防止し得る
とともに、外観を損うこともない。又、このとき、糸取
りばね25がロック板26等により第7図に示すように
第1の位置に移動不能に保持されているため、縫目が完
全に形成されて゛いない縫始め時に、天秤体11の昇降
にともなつて糸取りばね25が移動されることはなく、
その天秤体11の上昇により糸輪捕捉器6から上糸T1
の糸輪が確実に取り上げられて糸じめが行われ、糸じま
りの良い美麗な縫目が形成される。この糸取りばね25
のロックに基づく作用については、同一出願人による特
願昭55−51505号及び特願昭55−51509号
において述されているので、詳しくはこれを参照された
い。又、この状態では、前記のように第2の補助糸調子
器53により上糸T1に抵抗が付与されているのて、天
秤体11の上昇に基づいて上糸T1が自身の慣性により
所要量以上引き上げられることはなく、糸抜け発生のお
それはない。
このように、第1針目の縫目が形成されて、天秤体11
が上死点に達すると、第2のソレノイド41が消磁され
て、ロックレバー43がストッパ47に規制される位置
まて回動され、そのロックレバー43上のストッパ45
が連結レバー51から離れる。
このため、スプリング30の付勢力により糸繰り出しレ
バー30が解放位置まで復帰し、連結リング52及び連
結レバー51を介して第1の解放レバー49が主糸調子
器13から離間する位置に復帰し、又、第2の解放レバ
ー58が下部挾入部58dにて第2の補助糸調子器53
の両糸調子皿55間に挾入する位置に復帰する。従つて
、第1及ひ第2の補助糸調子器34,53が糸挾持圧力
解放状態になるとともに、主糸調子器13が糸調子圧力
付与状態になり、又、前記第1の解放レバー49の回動
によりロック板26が回動されて糸糸取りばね25に対
するロックが解除される。以上のように、このミシンに
おいては、縫目の縫始め部分に残る糸量を最適にし得る
。
なお、前記実施例では上糸T1の引き上げを縫製開始時
の第1針目に行うようにしたが、第2〜第5針目程度の
数針以内に引き上けれはよく、このうにしても目的を達
成てきる。
何針目まてに効果を発生するかという点については布の
厚さ及び送りピッチ等によるものであり、布が薄く送り
ピッチが小なるほど上糸にかかる抵抗が小なるため縫製
開始時点より遅れたタイミングであつても充分に糸の引
き抜きが可能である。発明の効果 以上実施例にて例示したように、この発明は糸調子圧力
を少なくとも糸切り機構の作動時において解放して、そ
の解放状態での糸切り動作直前に糸切り機構による必要
糸量をあらかじめ繰り出し、その繰り出された糸量より
も少ない糸量を次の縫製開始時における天秤機構の最初
の糸供給動作開始から数針以内の間に針側より引き上げ
るように構成したので、縫目の縫始めの部分に残る糸量
を最適にし得て、その縫始め部分の糸抜けを防止し、し
かも縫始め部分の外観を良好なものとし得る優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図はこの発明の一実施例を示すものであつ
て、第1図〜第3図はそれぞれ縫製時、糸切り時、縫製
開始時におけるミシンアームの正面図、第4図は糸輪捕
捉器及ひ糸切り機構を示す斜視図、第5図は主糸調子器
を示す断面図、第6図は第1の補助糸調子器を示す断面
図、第7図は糸取りはねの作動を示す断面図、第8図は
主糸調子器の糸調子圧力解放状態を示す一部正面図、第
9図はこのミシンの作動を示すフローチャート図である
。 ミシンアーム・・・・・・2、針・・・・・・3、糸輪
捕捉器・・・1・・・6、可動刃・・・・・・10、天
秤体・・・・・・11、主糸調子器・・・・・・13、
第1のソレノイド・・・・・28、糸繰り出しレバー・
・・・・・30、第2のソレノイド・・・・・・41、
第1の解放レバー・・・・・・49。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ミシンのアーム2に上下動可能に支承された針3と
    、その針3との協働により縫目を形成するために、ミシ
    ンのベッドに設けられた糸輪捕捉器6と、その糸輪捕捉
    器6に近接して設けられ、縫製終了時において次の縫製
    開始時に必要な糸量を繰り出した後にその糸を切断する
    ための糸切り機構10等と、前記糸輪捕捉器6により捕
    捉された糸輪を取り上げるために、前記アーム2に設け
    けられた天秤機構11等と、その天秤機構11等よりも
    上糸供給源側の上糸経路上に位置するように、前記アー
    ム2に取付けられた糸調子器13と、その糸調子器13
    による糸調子圧力を少なくとも前記糸切り機構10等の
    作動時において解放するための糸調子圧力解放手段49
    等と、前記上糸経路上に位置するようにアーム2上に設
    けられ、前記糸調子圧力解放手段49等による糸調子圧
    力解放状態で糸切り機構10等の動作直前に作動され、
    その糸切り機構10等による前記必要糸量を予め繰り出
    すための糸繰り出し手段28、30等と、その糸繰り出
    し手段28、30等により繰り出された糸量よりも少な
    い糸量を、次の縫製開始時における天秤機構11等の最
    初の糸供給作動開始から数針以内の間に針3側より引き
    上げるための上糸引き上げ手段30、41等とを設けた
    ことを特徴とする自動糸切りミシン。
JP2040681A 1981-02-13 1981-02-13 自動糸切りミシン Expired JPS6048196B2 (ja)

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JPH07100093B2 (ja) * 1989-10-31 1995-11-01 ブラザー工業株式会社 糸切り機構付きミシン
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