JPS6050436B2 - ウロキナ−ゼの製造法 - Google Patents

ウロキナ−ゼの製造法

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JPS6050436B2
JPS6050436B2 JP7273078A JP7273078A JPS6050436B2 JP S6050436 B2 JPS6050436 B2 JP S6050436B2 JP 7273078 A JP7273078 A JP 7273078A JP 7273078 A JP7273078 A JP 7273078A JP S6050436 B2 JPS6050436 B2 JP S6050436B2
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urokinase
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修 小林
起代蔵 浅田
伯良博 志多
能至 南浦
武彦 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 ヒト尿より分離精製したウロキナーゼは現在治療医薬
として広く、かつ多量に使用されている一種の蛋白分解
酵素てある。
従来、この酵素の分離精製はヒト尿を合成イオン交換体
の層を接触せしめてウロキナーゼを吸着せしめるか、あ
るいはます尿を塩析し、得られる沈澱より塩類を除いた
のち、上述の如く合成イオン交換体て処理して同イオン
交換体にウロキナーゼを吸着せしめ、次いでイオン交換
体よりウロキナーゼを溶出し、それをさらに他種のイオ
ン交換体あるいは分子篩にて、処理するなどの方法によ
つて行われている。 しかしイオン交換体によるウロキ
ナーゼの吸着 は決して特異的でなく、尿中の他の種の
蛋白も吸着されるため一挙に高度に純化することは困難
である。近年ウロキナーゼの分離にアフイニテー、クロ
マトグラフィーの技術が適用されているが、リガント及
びスペーサーを導入した酵素精製資材は高価であり、一
方ヒト尿中のウロキナーゼの濃度は極めて低く、しかも
尿は極めて腐敗し易い原料であるため、直接尿を原料と
してウロキナーゼをアフイニテイークロマトグラフイー
で分離することは経済的にも成立し難い。 本発明者は
廉価かつ容易に入手が可能でしかもヒト尿ウロキナーゼ
と特異的に結合する天然資材を種々検討した結果、鋸屑
はヒト尿ウロキナーゼ中、分子量5万とみなされるウロ
キナーゼ成分を特異的に吸着し、吸着されたウロキナー
ゼは稀薄食塩水あるいはイオン強度を調節した緩衝液で
容易に溶出され、純度は一挙に数千倍にも高め得ること
を見出した。使用する鋸屑は樹種を問はないが、テルペ
ン類その他いわゆる樹脂の少ない樹種ヨの鋸屑が良好で
あり、また吸着能は当然のことながら細い程よいが30
メッシュ以下の粒度のものならば充分使用に供し得る。
吸着に使用する鋸屑は使用に先立つて室温で0.5〜
△塩酸数倍量に2〜6時間浸漬して溶解物を除き、沈渣
区分を充分水洗したのちそれに0.4〜1.0Nの苛性
ソーダー数倍量を加え同じく室温で2〜6時間浸漬した
のち再度水洗する。
鋸屑は空気泡を含みしばしば浮上するが、減圧状態とす
れば次後完全に沈澱性となり容易に上述の洗滌を行うこ
とができる。なお鋸屑にアミノ基など導入するときは洗
滌鋸屑を一旦乾燥し、常法に従い、例えばジアミノヘキ
サンなどをリガント乃至スペーサーリガンドとすること
が出来る。次に米栂材鋸屑を上記方法に従い洗滌し、こ
れを直接またはアミノ基導入後、ウロキナーゼ吸着剤と
した実施例を示す。
実施例1 上述の如く予め塩酸および苛性ソーダで処理した鋸屑を
充分量の0.151S−4食塩を含む0.01Mリン酸
緩衝液、PH7.4、で洗滌し、のちそれをカラム(1
.3×10CTrL)に充填し、数名の成人男子より取
得した尿約1.5′を等容の水で希釈し、PHを苛性ソ
ーダで7.4に調節して、上記鋸屑カラムに1時間30
0TL1の流下速度て負荷した。
負荷総カラムを上述の0.15M食塩を含む燐酸緩衝液
で充分洗滌した。次いて1.5M食塩を含む0.02M
ホウ酸緩衝液、PHlO.Oを流下した。水によりウロ
キナーゼを溶出した。溶出したウロキナーゼの回収率は
ブラスミノーゲン活性化力で約70%、比活性の上昇は
約100@あり、溶出ウロキナーゼについて分子量分子
篩法て検討し約5万と推定された。図1は上記条件で行
つた鋸屑カラム・クロマトグラフィーに於けるヒト尿ウ
ロキナーゼの溶出パターンである。第1図において左縦
座Yaは鋸屑を通過した洗滌液または溶出液に含まれる
蛋白質の吸光度(280n7TL)を示す。
横座(X)は溶出画分番号を示し、各々の画分には5m
1づつの洗滌液または溶出液が順を追つて採取される。
右縦座Ybは洗滌液または溶出液中に含まれるウロキナ
ーゼの活性を1.U.ImL単位で示す。(1)の範囲
は前記0。
15モル、食塩を含む0.01モルリン酸緩衝液PH7
.4による洗滌液中の蛋白質の含有量およびウロキナー
ゼの活性を示している。
(2)の範囲は前記1.5モル食塩を含む0.02モル
硼酸硼砂緩衝液PHlO.Oによる溶出液中の蛋白質の
量およびそのウロキナーゼ活性を示している。実施例2
数名の成人男子より防腐剤として少量のブタノール添加
の下に採取した尿に、75%飽和の硫安を加え冷所に一
夜放置したのち、生じた沈澱を集め、0.15r!4食
塩を含む0.0IMリン酸緩衝液に対し充分透析した後
透析内液を遠心分離して不溶性物質を除去し、その上澄
液を実施例1と同じ条件で調製した鋸屑カラムに負荷し
た。
この場合負荷した尿の総ウロキナーゼ活性中、約40%
は鋸屑カラムを素通りし、残り60%は鋸屑カラムに吸
着された。吸着された区分のウロキナーゼは実施例1と
同じ条件で溶出された。素通り画分のウロキナーゼの分
子量は分子篩法で約3万、また吸着溶出画分のウロキナ
ーゼの分子量は約5万とそれぞれ推定された。図2に透
析尿について鋸屑カラムクロマトグラフィーを行つた場
合の素通りするウロキナーゼと吸着され1.5M食塩水
で溶出されるウロキナーゼの溶出パターンを示す。第2
図において左縦座標(Ya)右縦座標(Yb)横座標(
X)の指標は第1図の場合と同じである。
(1)の範囲はヒト尿の硫安塩析物を0.15モル食塩
を含む0.01モル燐酸緩衝液に対し透析した透析内液
の遠心分離上澄液を鋸屑カラムに負荷し、しかる後実施
例1と同じ組成の洗滌液で洗滌した場合、カラムを素通
りして流下した前記上澄液および洗滌液を採取した各画
分の蛋白質含有量とそのウロキナーゼの活性を示す。
(2)の範囲は1.5モル食塩を含む0.02モル硼酸
一硼砂緩衝液PHlO.Oで鋸屑カラムから溶出した蛋
白質とそのウロキナーゼ活性を示す。
実施例3 塩酸、力性ソーダて処理した鋸屑10y(乾燥物換算)
を水にひたし、臭化シアン5qを添加し、へー苛性ソー
ダでPHを10−11に保つ。
温度は氷冷により10−20℃にする。2紛後0.1M
重炭酸ナトリウムで洗浄し、10yのヘキサメチレンジ
アミンを含む0.1M一重炭酸ナトリウム50mLと混
合し、2叫間ゆるやかに攪拌する。
次いで1M一食塩水、0.01N塩酸、0.1M重炭酸
ナトリウムで充分洗浄する。上記のヘキサメチレンジア
ミンを導入した鋸屑(鋸屑1y当り約1rWLモルのヘ
キサメチレンジアミンを含む)を2.0X11.8cm
のカラムに充填し、同量の水て希しやくした男子尿(ウ
ロキナーゼ活性4.5■UImL.E28O=22.2
)6eを1時間500mLの流下速度で負荷した。
次いで0.02M一燐酸緩衝液(PH7.5)で洗浄し
、1M一食塩を含む0.02M硼酸緩衝液(PHlO.
O)でウロキナーゼを溶出した。
溶出したウロキナーゼの回収率は90%、比活性の上昇
は約18(1)倍であつた。その試験結果は第1表の通
りである。
第1表の試験は第1、第2実施例と同様に行なわれた。
すなわち、第1表における項目は次のことを意味する。
画分番号(各20TfLt)各々の画分は20m1づつ
の洗浄液または溶出液が順を追つて採取される。
28亡吸収度: 鋸屑を通過した洗浄液または溶出液に含まれる蛋白質の
吸光度(280Tw1)を示す。
ウロキナーゼ活性(1.U.1m1) 洗浄液または溶出液中に含まれるウロキナーゼの活性を
1.U.ImL単位で示す。
0.02M燐酸緩衝液(PH7.5)〔第1表の(1)
〕0.02M一燐酸緩衝液(PH7.5)て洗浄した時
の第1図、第2図の(1)の範囲に相当する。
0.02M8酸一硼砂緩衝液(PHlO.O)〔第1表
の(2))1M一食塩を含む0.02M硼酸緩衝液(P
H=10.0)でウロキナーゼを溶出したときの第1、
第2図の(2)の範囲に相当する。
【図面の簡単な説明】
第1図:実施例1の鋸屑カラム・クロマトグラフィーに
おけるヒト尿ウロキナーゼの溶出パターンを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒト尿、ヒト尿から導かれた粗製ウロキナーゼ中の
    ウロキナーゼの分離精製に際し、鋸屑を特異的吸着剤と
    して使用することを特徴とするウロキナーゼの製造法。 2 ヒト尿、ヒト尿から導かれた粗製ウロキナーゼ中の
    ウロキナーゼの分離精製に際し、鋸屑にジ・アミノ・ヘ
    キサンを導入して化学的修飾物を構成し、該化学的修飾
    物を特異吸着剤として使用することを特徴とするウロキ
    ナーゼの製造法。
JP7273078A 1978-06-17 1978-06-17 ウロキナ−ゼの製造法 Expired JPS6050436B2 (ja)

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JP7273078A JPS6050436B2 (ja) 1978-06-17 1978-06-17 ウロキナ−ゼの製造法

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JPS5513002A JPS5513002A (en) 1980-01-29
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