JPS6053454B2 - 焼結形コンデンサ素子の製造方法 - Google Patents

焼結形コンデンサ素子の製造方法

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JPS6053454B2
JPS6053454B2 JP7291279A JP7291279A JPS6053454B2 JP S6053454 B2 JPS6053454 B2 JP S6053454B2 JP 7291279 A JP7291279 A JP 7291279A JP 7291279 A JP7291279 A JP 7291279A JP S6053454 B2 JPS6053454 B2 JP S6053454B2
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JP
Japan
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powder
metal
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capacitor element
binder
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JP7291279A
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宏 鎌田
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NEC Home Electronics Ltd
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NEC Home Electronics Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は弁作用を有する金属粉末を多孔質形状に焼結
した電解コンデンサ用コンデンサ素子の製造方法に関す
るものである。
一般に、電解コンデンサの素子は例えばタンタル、ニ
オブ、アルミニウムなどのように弁作用を有する金属粉
末を多孔質形状に成形・焼結して製造される。
例えばこの製造を従来は次のように行つていた。 ます
前記金属粉末に樟脳等の有機質のバインダーを約1叩対
3重量%の割合で溶剤を介して混合しておく。
そして、この混合物粉末を円柱状の空洞を持つ成形型の
中に所定量を入れ、更に空洞内の混合物粉末に弁作用を
有する金属線を植立させる。次に、空洞内の混合物粉末
を成形用上下パンチで加圧成形すると、第1図に示すよ
うに、金属線1に混合物粉末を加圧成形してなるコンデ
ンサ素子2が得られる。尚、金属粉末でけでは流動性が
悪く、従つて金属粉末だけを成形型の空洞に一定量を自
動的に入れることは非常に難しい。しかし、金属粉末に
バインダーを混合すると流動性が良くなり、上記作業が
スムーズになる。
これが金属粉末にバインダーを混合させる1つの理由で
ある。 次に加圧成形されたコンデンサ素子2は約70
00〜800℃の低温で予備焼結され、ここでバインダ
ーや溶剤の大部分が飛散して除去される。
そして、真空中で1400〜2000’Cの高温下で本
焼結されて、金属粉末による多孔質の結焼体が得られる
。つまり、バインダーが飛散することにより、それまで
在つたバインダーの部分が空孔となり、これにより多孔
質の焼結体が得られる。これがバインダーを金属粉末に
混合するもう1つの理由である。 後は上記焼結体を化
成液に浸漬して通電することにより、焼結体の全表面に
酸化皮膜を形成し、次に硝酸マンガン液等の半導体母液
に浸漬してから熱分解を行い、前記酸化皮膜上に半導体
層を形成する。
更に、この半導体層上にグラファイト層と銀ペースト層
の重合層からなる電極引出し層を形成し、この電極引出
し層にマイナス外部リード線を半田付けし、又上記した
金属線1にプラス外部リード線を溶接し、然る後にコン
デンサ素子全体を樹脂外装する。 ところで、上記焼成
から化成、熱分解を経たコンデンサ素子は第2図に示す
ような焼結体構造となる。
即ち、弁作用を有するTa等の金属焼結体3の表面にT
a2O5等を酸化皮膜4が形成され、更にその上にMn
O2等の半導体層5が被着される。又、第2図の6はバ
インダーが飛散した後の空孔で、この空孔6によつて化
成液や半導体母液が内部まで浸透し、酸化皮膜4や半導
体層5が内部まで形成されることになる。しかし、実際
上は全てのバインダーが焼結時に飛散することはなく、
特に素子・内部のバインダーは第3図に示すように、本
焼結時にカーボン7の不純物となつて金属焼結体3上に
付着する場合があつた。この場合、金属の表面に酸化皮
膜4が形成されず、半導体層5だけが形成されることが
あるため、このカーボン7のところでマイナス電極側の
半導体層5とプラス電極側の金属焼結体3のショートが
起り、コンデンサの漏^電流特性を悪くしていた。又、
この漏れ電流を改善するため、例えば真空度を上げ高温
で長時間焼結する必要があり、設備能力を低下させてい
た。又高温で焼くために容量が少なくなるという欠点が
あつた。このような問題を解決するために、例えば特公
昭52−50381号公報には弁作用を有する金属粉末
と酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化チタンなどの絶
縁性酸化物粉末とを混合してブレス成形し、焼結するこ
となく化成処理する電解コンデンサの製造方法が開示さ
れている。
この方法によれば、バインダーの代りに除去する必要の
ない酸化物粉末が使用されているために、コンデンサの
静電容量を増大できる上、漏洩電流も改善できるなどの
効果が得られるものの、コンデンサ素子が焼結されてい
ないために、製造工程において割れ、欠けなどが生じ易
いという解一決すべき問題が残されている。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、これを改良したもので
、以下説明する。
本発明はバインダーを全く使用しない方法で、原料粉末
として弁作用を有する金属粉末と、弁作=用を有する金
属の酸化物粉末を混合したものを用いる方法である。
この金属粉末とその酸化物粉末との比は1対0.1〜0
.5重量比にする。いま金属粉末をTa(タンタル)粉
末とし、その金属酸化物粉末を千1入粉末とした場合の
本発明の方法を次′に説明する。まずTa粉末対Ta2
O5粉末の重量比を1対0.1〜0.5にして混合する
尚、Ta粉末だけでは流動性が悪いが、これに′Ta2
O5粉末を混合することによつて混合粉末の流動性は良
くなる。従つて、成形型に金属粉末の一定量を自動供給
することが容易になる。つまり、Ta2O5粉末は従来
のバインダーと同様な作用をする。次に、混合粉末の加
圧成形が完了すると、その成形物を予備焼結なしに一気
に本焼結、即ち、真空中で例えば約1700Cで約30
分間本焼結する。この時にTa2O,粉末は還元されて
酸素が飛散し、残つたTa成分だけが先のTa粉末と一
体となつて焼結される。そして、Ta2O5粉l末から
飛び出した酸素の占めていた部分が空間として残り、こ
こが空孔の一部として形成される。実際、このTa2O
5粉末を焼結して還元させると、還元後に残つた焼結体
は還元前の体積より約2割ばかり減少し、この減少した
分が空孔として残り、従来製法のものより空孔度が向上
し、かつ機械的強度も格段に向上した。又、仮にTa2
α粉末の一部が還元されずにそのままTa2O5として
残つても絶縁体であるから、後工程でその表面に半導体
層が被着してもショートの問題は発生しない。尚、後工
程である化成処理や熱分解処理などは従来同様に行う。
いまTa粉末100に対し、Ta2O5粉末20の重量
比で混合した粉末を直径が1.論φ、高さが1.8mの
大きさで0.5mφの金属線を植立して加圧成形し、焼
結して製品化したコンデンサの漏れ電流と、成形後の素
子の欠け等による不良発生率を同寸法の従来コンデンサ
(バインダーを用いたもの)ど比較すると次表の結果を
得た。
この表から明らかなように、本発明の場合は本焼結時に
カーボン等の不純物ができないため、漏れ電流が従来の
約1′3に減つた。
又、Ta2O5のような金属酸化物の還元で空孔を作る
ため、加圧成形時の加圧力が比較的大きくでき、そのた
め焼結されたコンデンサ素子の機械的強度が増し、不良
率が従来の約113になつた。尚、金属粉末ど金属酸化
物粉末は1対0.1〜0.5重量比で混合させることが
最良で、仮に金属酸化物粉末の重量比が0.1未満だと
少な過ぎて、混合粉末の良好な流動性が得られない。
又、金属酸化物粉末の重量比が0.5を越えると、焼結
後の素子の機械的強度が弱くなり特性劣下を引き起しや
すくなる。又、弁作用を有する金属粉末とこれに混入す
る弁作用を有する金属の酸化物粉末とは上述のようにT
aとTa2O5の組合せの他Taとニオブの酸化物、チ
タンの酸化物のように異種の組合せとすることもできる
。以上説明したように、本発明によれば金属酸化物粉末
を従来のバインダーの代りに用いるため、本焼結の前の
予備焼結のような脱バインダー工程が省け、工数の簡略
化が図れる。
又、金属酸化物は絶縁体であるため、これが焼結時に還
元されて金属になるものの、仮に一部が還元されず金属
酸化物が残留してもバインダーのようなショート発生の
恐れがなく、従つて漏れ電流の改善が図れる。又、金属
酸化物が金属に還元されると、その後が空孔となり、た
めに従来より空孔度の大きい多孔質のコンデンサ素子の
作製が可能となる。更に、バインダーを用いないから、
加圧成形時の加圧力を大きくすることができ、従つて成
形後に欠けや割れ等のトラブルが減少し、不良率を小さ
くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は焼結形コンデンサ素子の断面図、第2図は熱分
解後の正常な場合の素子内部説明図、第3図は第2図の
従来製法による異常個所の内部説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弁作用を有する金属粉末と、弁作用を有する金属の
    酸化物粉末とを1対0.1〜0.5重量比で混合したも
    のをプレス成形した後、焼結して形成し、かつ焼結時に
    酸化物粉末を還元することを特徴とする焼結形コンデン
    サ素子の製造方法。
JP7291279A 1979-06-08 1979-06-08 焼結形コンデンサ素子の製造方法 Expired JPS6053454B2 (ja)

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JPS55165621A JPS55165621A (en) 1980-12-24
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JPS6368353A (ja) * 1986-09-10 1988-03-28 Dainippon Toryo Co Ltd 研磨ツ−ル

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