JPS6054594A - 音響機器用キャビネット - Google Patents

音響機器用キャビネット

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JPS6054594A
JPS6054594A JP58162573A JP16257383A JPS6054594A JP S6054594 A JPS6054594 A JP S6054594A JP 58162573 A JP58162573 A JP 58162573A JP 16257383 A JP16257383 A JP 16257383A JP S6054594 A JPS6054594 A JP S6054594A
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JP
Japan
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weight
cabinet
organic peroxide
polymer
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JP58162573A
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Minoru Takaishi
高石 稔
Yozo Nagai
永井 洋三
Kenji Takemura
竹村 憲二
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Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02—Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔■〕発明の目的 本発明は塗布性のすぐれた音響機器用キャビネットに関
する。さらにくわしくは、(5)ノロピレン系重合体、
(B)分子中に少なくとも一個の不飽和結合を有し、か
つヒドロキシル基を有する有機化合物、(C)有機過酸
化物および(D)密度が2.01/1yn3以上である
無機充填剤からなるノロピレン系重合体の混合物を該有
機過酸化物が分解する温度であるが、300℃以下の温
度灸件で処理さぜることによって得られる密度が1.、
 O717cm6以上である組成物を成形してなる音響
機器用キャビネット((関するものであシ、塗装性が良
好な音響機器用キャビネットを提供することを目的とす
るものである。
〔■〕発明の背景 以前から、音響機器用キャビネ、1・とじて、合板およ
び天然木材ならびにそれらの表面処理物が広く使用され
ていた。しかし、比重が小さいことによって遮音性が劣
ることおよびキャビネットの板振動レベルが高くなるな
どの理由によって音響機器用キャビネット適性が劣るの
みならず、キャビネットへの製作工程が煩雑であるとい
う欠点を有している。
現在、このような問題点を解決するためにスチレン系樹
脂、Al3S樹脂、プロピレン系樹脂および高密度エチ
レン系樹脂のごとき熱可塑性樹脂に無機充填剤や有機充
填剤を高充填した樹脂組成物を用いて比重が高いばかシ
でなく、成形性がすぐれたキャビネットが製作されつつ
ある。しかしながら、スチレン系樹脂やABS樹脂のご
ときスチレンを主成分とする樹脂を材料として用いると
、内部損失が小さいためにキャビネットに箱鳴り現象を
生じる欠点がある。これらの理由によシ、内部損失が大
きいプロピレンを主成分とする樹脂に多量の無機充填剤
を配合して音響機器用キャビネットの材料として広く利
用されている。このような無機充填剤を配合したプロピ
レン系樹脂は、比重および剛性が高いばかシでなく、大
きい内部損失を有しているため音響特性がすぐれたキャ
ビネット材料になシ得ると考えられる。しかし、この高
充填されたプロピレン系樹脂は無機充填剤を多量に配合
されているため、射出成形法によってキャビネットを成
形するさいに成形物の表面にシルバーストリーク(銀条
痕)が発生することによって外観がよくないという問題
がある。このシルバーストリークなどによる外観不良は
塗装を行なうことによってその問題点を解決することが
できると考えられる。しかしながら、その部分の塗膜の
密着性が低いために塗布を施したとしても塗膜が剥離し
易い。これらのことから、成形物(キャビネ。
ト)の表面にシルバーストl)−りの発生を防止するた
めに樹脂を完全に乾燥し、かつ金型構造上からいっても
シルバーストリークの発生を防止するために努めたとし
ても、完全に表面外観が良好な成形物を製造することは
非常に困難である。これらの点を解決するためにフルバ
−ストリークが発生しても剥離しない塗料またはグライ
マ〜が開発されれば解決することができるが、現状にい
たってはいまだ開発されていない。さらに、音響機器用
キャビネットの全面に塩化ビニル系樹脂のソートなどが
前処理を行なうことなく、あるいはノライマーを使用す
ることなく接着が可能であればよいが、現状ではい壕だ
開発されていない。
ノロピレン系重合体のごときオレフィン系樹脂は分子内
に極性基を有さない(いわゆる非極性)ために化学的に
極めて不活性な高分子物質である。
さらに、結晶性が高いのみならず、溶剤類に対する溶解
性についても著しく低いため、塗装、接着などの分野に
使用する場合、塗装性および接着性が非常に低い。
オレフィン系樹脂の接着性および塗装性を解決するため
、可成シ以前から下記のごとき種々の方法が提案されて
きた。
(a) オレフィン系樹脂またはその成形物を外部から
表面処理し、物理的または化学的な方法によって変性す
る方法。
(b) オレフィン系樹脂に他の高分子物質寸たは添加
剤を添加する方法。
これら方法のうち、の変性方法ではオレフィン系樹脂ま
たはその成形物の表面に極性基に富んだ化学的に活性な
サイトを与え、かつ物理的に表面が粗面化される。その
結果、塗装性および接着性の向上という効果が得られる
と考えられる。
この変性方法のうち、オレフィン系樹脂を火焔処理法、
フ0ラズマ処理法、オゾン処理法、コロナ放電処理法お
よび紫外線または電子線を用いて照射処理する方法では
、処理後の放置によって処理効果が著しく経時的に低下
するばかってなく、処理による活性化度がかならずしも
充分でない場合が多い。その上、種々の高価な処理装置
を必要とするために経済的にも不利があるなどの欠点を
有する。
また、クロム酸混液または濃硫酸のごとき鉱酸を用いて
処理する方法では、処理後において中和工程、水洗工程
および乾燥工程のごとき繁雑々後処理工程が必要である
ばかりでなく、使用される薬品が公害オ、となシ易い。
さらに、(工性基を含有する化合物を使って架橋剤の存
在下またQよ不存在下でグラフト化などの化学処理する
方法では、塗料との密着性が充分でないのみならず、そ
の処理に比較的長時間を要するなどの問題がある。
また、添加方法では、密着性が611足しに’Jるもの
が得られないばかシでなく、プロピレン系重合体が本来
有する機械的特性が低下するなどの問題がある。
[111〕発明の構成 以上のことから、本発明者らは、比重(密度)が高く、
かつ塗料との密着性のすぐれたオレフィン系重合体また
はその組成物を成形させることによって遮音性のすぐれ
た音響機器用ギヤビネットを得ることについて種々探索
した結果、(4)プロピレン系重合体、 (B)「分子中に少なくとも一個の不飽和結合を有し、
かつヒドロキシル基を有する有機化合物」(以下「ヒド
ロキシル系化合物」と云う)、(Q 有機過酸化物 および (D) 密度が2.017cm3以上である無機充填剤
からなるゾロピレン系重合体の混合物を有機過酸化物が
分解する温度であるが、3oo℃以下の温度条件で処理
させることによってイ;Jられる組成物であり、組成物
中に占めろ該無機充填剤の組成割合は20〜90重量係
であり、100重量部のプロピレン系重合・体に対する
混合割合は、ヒドロキシル系化合物は01〜50重量部
であり、また有機過酸化物は0.01〜200重量部で
あり、かつ密度が1. Ojl/cm’以上である組成
物を成形してなる音響機)二、÷用キャビネットが、前
記のごとき問題点がなく、塗料との密着性がすぐれてい
ることを見出し、本発明に到達した。
(IV)発明の効果 本発明によって得られる音響機器用キャビネットtよ下
記のごとき効果(特6!l)を発(11iする。
(1) 密度が大きいため、遮音性がすぐれている。
(2)剛性のごとき機械的特性が良好である。
(3) ウレタン系塗料との密着性が極めて良好であシ
、たとえ表面にフルバ−ストリークが発生したとしても
、ゾライマーを使用することなく塗料を塗布させること
によって外観か良好な成形物を得ることができる。
(4) シルパース) IJ−りの発生が極めて僅かで
ある。
(5)該キャビネ、1・を製造するために使われるオレ
フィン系重合体が一般に行なわれている溶融混線を行な
うことによって製造することができる。
(6)組成物より成形物(音響機器用キャビネ、ト)を
製造するさい、成形方法が比較的簡易である。
3、発明の詳細な説明 (A) プロピレン系重合体 本発明において使用されるプロピレン系重合体トシては
、プロピレンの単独重合体、プロピレンとエチレンとの
ランダムまたはブロック共重合体、プロピレンと炭素数
が多くとも12個の他のα−オレフィンとのランダムま
たはプロ、り共重合体があげられる。いずれのランダム
共重合体およびプロ、り共重合体を使用する場合でも、
コモノマーであるエチレンおよび前記の他のα−オレフ
ィンの共重合割合がそれらの合計量として20重量%以
下のものが好ましい。該プロピレン系重合体のメルトフ
ローインデックス(JIS K−6758にしたがい、
温度が230℃および荷重が2.16 killの条件
で測定、以下r MF’I Jと云う)が0.01〜1
00!j/10分のものが好ましく、と9わけ0.01
〜80g/10分のものが好適である。
by■がo、oolg、’t 0分未満のノロピレノ系
重合体を使用するならば、得られる組成物の成形性がよ
くないのみならず、後記の溶融混練性が悪いために均一
状の組成物を得ることが困雑となる。一方、100g/
1M3を越えたゾロピレン系重合体を用いるならば、溶
融混線性および成形性はすぐれているが、イ÷1られる
成形物の機械的特性がよくない。
(B) ヒドロキシル系化合物 また、本発明において使われるヒドロキシル系化合物は
少なくとも一個の不飽和結合(二重結合、三重結合)を
有し、かつヒドロキシル基を含有する化合物である。こ
の代表的なものとしては、二重結合を有するアルコール
、三重結合を有するアルコール、−価または二価の不飽
和カルy+eン酸と非置換二価アルコールとのエステル
、該不飽和カルボン酸と非置換三価アルコールとのエス
テル、非置換四価アルコールとのエステルおよび非置換
三価以上アルコールとのエステルがあげられる。
二重結合を有するアルコールのうち好ましいものの代表
例としては、その一般式が下記式〔(■)式〕で表わさ
れるものである。
(■)式において HlおよびR2は同一でも異種でも
よく、水素原子または炭素数が1〜24個の炭化水素基
である。
三重結合を有するアルコールのうち望ましいものの代表
例としては、その一般式が下記式〔Q[)式〕で表わさ
れるものである。
(a’−c= c−a’+on (n)■式において 
R5およびR4は同一でも異種でもよく、水素原子また
は炭素数が1〜24個の炭化水素基である。
また、非置換二価アルコールと不飽和カルがン酸とのエ
ステルは一価の不飽和カルボン酸と非置換二価アルコー
ルとのエステルであり、好ましいものの代表例としては
、その一般式が下式〔0式〕で表わされるものである。
(ト)式において R5は炭素数が2〜24個の不飽和
炭化水素基であp 、R6は炭素数が2〜24個の炭化
水素基である。
さらに、非置換三価アルコールと不飽和カル、JPン酸
とのエステルは一価の不飽和カルぎン酸と非置換三価ア
ルコールとのエステルであり、望ましいものの代表例と
しては、その一般式が下式〔ω式〕で示されるものであ
る。
に)式において、Rは炭素数が2〜24個の不飽和炭化
水素基であフ、R8は炭素数が2〜24個の炭化水素基
である。
また、非置換四価アルコールと不飽和カルボン酸とのエ
ステルは一価の不飽和カルダン酸と非置換四価アルコー
ルとのエステルであり、好ましいものの代表例としては
その一般式が下式〔(ト)式〕で表わされるものである
。
(至)式において、Rは炭素数が2〜24個の不飽和炭
化水素基であシ、R10は炭素数が2〜24個の炭化水
素基である。
さらに、非置換三価以上のアルコールと不飽和カルがン
酸とのエステルは一価の不飽和カルボン酸と非置換三価
以上のアルコールとのエステルであシ、望ましいものの
代表例としては、その一般式が下式〔(至)式〕で表わ
されるものである。
(ロ)式において、nは4以上でろ5、R11は炭素数
が2〜24個の不飽和炭化水素基でろり、B12は炭素
数が2〜60個の炭化水素基である。
その上、その他のエステルとしては、不飽和二価カルが
ン酸と非置換多価アルコールとのエステルがあり、好ま
しいものの代表例としては、その一般式が下式〔(イ)
式〕で表わされるものがあげられる。
1 1 ■式において、mは1以上であり、Rは炭素数が2〜5
0個の不飽和炭化水素基であり、R14は炭素数が2〜
100個の炭化水素基である。
これらのヒドロキシル系化合物の代表例としては特願昭
57−36502号および同57=49065号の各明
細書ならびにパ既存化学物質ハンドズック”(化学工業
日報社、昭和54年発行)通商産業省基礎産業局化学品
安全課監修、第2版、第25頁、第27頁ないし第28
頁、第50頁ないし第55頁および第57頁ないし第5
8頁に記載されている。
本発明において使われるヒドロキシル系化合物のうち、
好適なものの代表例としては、3−ヒドロキシ−1−プ
ロ被ン、4−ヒドロキシ−l−ブテン、シス−4−ヒド
ロキシ−2−ブテン、トランス−4−ヒドロキシ−2−
ブテン、3−ヒト90キシ−2−メチル−1−7’0ベ
ン、シス−5−ヒドロキシ−2−ペンテン、トランス−
5−ヒドロキシ−2−−2ンテン、シス−1,4−ジヒ
ドロキシ−2−ブテン、トランス−1,4−ジヒドロキ
シ−2−ブテン、2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、3−ヒドロキシエ
チルアクリレート、3−ヒドロキシエチルアクリレート
、2−ヒドロキシエチルクロトネート、2,3,4,5
,6−ベンタヒドロギシへキシルアクリレ−1−,2,
3,4,,5,6−ペンクヒドロキシへキシルメタクリ
レート、2,3,4.5−テトラヒドロキシペンチルア
クリレ−1・および2,3,4.5−テトラヒドロキシ
ペンチルメタクリレートがあげられる。
(C) 有機過酸化物 さらに、本発明において用いられる有機過酸化物は一般
にラジカル重合における開始剤および重合体の架橋剤と
して使われているものであり、1分間の半減期が100
℃以上のものが好ましく、とジわけ130℃以上のもの
が好適である。上記の温度が100℃以下のもので(霊
、その取シ扱いが難しいばかりでなく、使用した効果も
あまり認められないから望ましくない。好丑しい有機過
酸化物の代表例としては、1.1−ビス−第三級−プチ
ルパーオキシ−3,3,5−)リメチルシクロヘキサン
のごときケトン・や−オキシド、ツクミルパーオキシド
のごときジアルキルパーオキシド、2,5−ジメチルヘ
キサン−2,5−ハイドロ/(’−オキシドのごときハ
イドロノぐ−オキシド、ベンゾイルパーオキシ、ドのご
ときソアシルノヤーオキ/ドおよび2.5−ツメチル−
2,5−ノペンゾイルi4−オキシヘキサンのとときパ
ーオキシエステルがあげられる。
(6)無機充填剤 また、本発明の組成物を製造するために使用される無機
充填剤は一般に合成樹脂およびコ゛ムの分野において使
われているものである。その密度は20g//cm3以
上であシ、特K 2.297cm3以上のものが好まし
い。さらに、酸素および水と反応しないものが望ましく
、その上混線(300℃以下)時において分解しないも
のが好んで用いられる。該無機充填剤としては、アルミ
ニウム、銅、鉄、鉛および二、ケルのごとき金属、これ
らの金属およびマグネシウム、カルシウム、バリウム、
l’t、’)ルコニウム、モリブデン、ケイ素、アンチ
モン、チタンなどの金属の酸化物、その水和物(水酸化
物)、硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩のごとき化合物、これ
らの複塩ならびにこれらの混合物に大別される。該無機
充填剤の代表例としては、前記の金属、酸化アルミニウ
ム(アルミナ)、その水和物、水および鉛白のごとき鉛
の酸化物、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、塩基性
炭酸マグネシウム、ホワイトカーボン、アスベスト、マ
イカ、クルジ、ガラス繊維、ガラス粉末、ガラスピーズ
、クレー、珪藻土、/リカ、ワラストナイト、酸化鉄、
酸化アンチモン、酸化チタン(チタニア)、IJI・ポ
ジ、軽石粉、硫酸アルミニウム、硫酸カルシウム(石膏
など)、珪酸ジルコニウム、酸化ノルコニウム、炭酸バ
リウム、硫酸バリウム、ドロマイト、二硫化モリブデン
および砂鉄があげられろ。これらの無・機充填剤のうち
、粉末状のものはその径が1m以下(好適には0.5 
mm以下)の、ものが好ましい。
また、繊維状のものでは、径が1〜500ミクロン(好
適には1〜200ミクロン)であり、長さがO1〜6叫
(好適には0,1〜5謹)のものが望丑しい。さらに、
平板状のものは、径が2鷹以下(好適には1喘以下)の
ものが好ましい。
(ト)組成割合 本発明の組成物中に占める無機充填剤の組成割合は20
〜90重量%であり、20〜800〜80重量部く、と
9わけ25〜75重量%が好適である。組成物中に占め
る無機充填剤の組成割合が20重量%未満では、剛性の
改良効果が乏しいために好ましくない。
一方、90重i%を越えるならば、均−状の組成物を製
造することが困難であシ、かりに均−状の組成物が得ら
れたとしても、成形物である音響機器用キャビネットを
製造さいの成形性が悪く、さらに成形物の外観が不良で
あるのみならず、機械的強度がよくない。また、100
重量部のノロピレン系重合体に対するヒドロキシル系化
合物の混合割合は0.1〜50重量部であり、02〜3
0重量部が好ましく、特に0.3〜20重量部が好適で
ある。100重量部のプロピレン系重合体に対するヒド
ロキシル系化合物の混合割合が0.112Jf量部以下
では、密着性の改良効果が不十分である。
一方、50重量部以上使用したとしても、使用量に応じ
た密着性の改良効果が認められず、むしろプロピレン系
重合体が有する本来の特性がそこなわれるために好嘘し
くない。
さらに、100重量部のプロピレン系重合体に対する有
機過酸化物の割合は0.01〜20重−置部であシ、0
05〜10重量部が望撞しく、と9わけ01〜7重量部
が好適である。100重量部のプロピレン系重合・体に
対する有機)M酸化物の混合割合が0.01重量gIS
以下では、密着性の改善効果か低いばが9でなく、組成
物の密着強度の耐久性も低下する。一方、20重量部以
上では、該重合体が有する本来のすぐれた機械的特性が
低下するため、いずれの」重合でも望塘しくない。
(F) 組成物の製造 本発明の組成物を製造するにtユ、ゾロピレノ系重合体
、ヒドロキシル系化合物、有機過酸化物および無機充填
剤を前記の組成割合の範囲内になるように均一に混合す
ればよい。この組成物を製造するにあたり、あらかじめ
プロピレン系重合体、ヒドロキシル系化合物および有機
過酸化物を後記の方法によって溶融混練させて処理物(
グラフト生成物)を製造し、得られた処理物と無機充填
剤とを均一に混合させることによって製造することがで
きる。さらに、全組成成分−を溶融混練させることによ
って前記のグラフト生成物と無機充填剤とが均−状であ
る組成物を製造してもよい。また、組成成分の一部をあ
らかじめ混練していわゆるマスターバッチを製造し、こ
のマスターパ、チト’Aシの組成成分とを製造して前記
の配合成分になるように組成物を製造してもよい。
また、該組成物はプロピレン系重合体、ヒドロキシル系
化合物、有機過酸化物および無機充填剤からなるもので
もよいが、さらに酸素、熱および紫外線に対する安定剤
、金属劣化防止剤、難燃化剤、着色剤、電気的特性改良
剤、充填剤、帯電防止剤、滑材、加工性改良剤および粘
着性改良剤のごとき添加剤を本発明の組成物が、有する
特性をそこなわない範囲であるならば混合してもよい。
この混合物を製造するには、オレフィン系重合体の業界
において一般に使われているスクリー一式押出穏、バン
バリーミキサ−、ニーダ−およびロールミルのごとき混
合機を用いて溶融混練させることによって製造すること
ができる。このさい、ヘンシェルミキサーのごとき混合
機を使用してトライブレンドし、得られる混合物をさら
に溶融混練させることによって一層均一な組成物を製造
することができる。
この溶融混練は、使われる有機過酸化物が分解する温度
で実施しなければならない。この温度未満で実施するな
らば、プロピレン系重合体にヒドロキシル系化合物か完
全にグラフト重合しないために、密着性の良好な組成物
が皆られないのみならず、未反応のヒドロキシル系化合
物が残存するために好ましくない。一方、300℃を越
えて実施するならば、プロピレン系重合体が劣化するこ
とがある。以上のことから、用いられる有機過酸化物の
種類によって異なるが、この溶融混練は一般には150
〜300℃で実施され、特に160〜300℃で実施す
ること〃:好塘しい。
このようにして製造された組成物の密度は10!9/c
rn3以上でアシ、1.1 jj/cnr’以上が望ま
しく、とシわけ1.2 ’ 717cm3以上が好適で
ある。たとえ、密度が1.0シ一未満の組成物を使用し
て成形すれば、得られる音響機器用キャビネットの遮音
性が悪いために好ましくない。
(G) 成形方法 このようにして製造された組成物をプロピレン系重合体
の分野において通常行なわれている射出成形法によって
種々の成形物を製造すればよい。
このさい、前記のようにして得られた変性プロピレン系
重合体(グラフト生成物)が溶融する温度以上で実施す
る必要がある。しかし、可成り高い温度で行なった場合
、オレフィン系重合体が劣化することがあるために分解
を生じない温度(300℃)以下で実施しなければなら
ないことは当然である。
(ロ)塗布方法 以上のようにして得られた成形物(音響機器用キャビネ
、ト)の表面にインシアネート基を有する塗料、プライ
マーまたは厚みが1〜500ミクロン(乾燥時において
)になるように均一に塗布させることによって表面のす
ぐれた音響キャビネットを製造することができる。塗布
方法は特殊な方法ではなく、金属や合成樹脂の成形物の
表面に一般に行なわれている方法を適用すれば」:<、
その代表的な方法としては、スゾレーガンを用いて塗布
する方法、刷毛塗による方法、ロールコータ−などを用
いて塗布する方法があげられる。
また、塗布されたインシアネート基を有する塗膜を利用
してさらにその上へのメタライジング、異種材料の積層
などにも好適である。
なお、以上のごとき塗布を行うにあた9、従来性なわれ
ていた方法では、その前段の工程において成形物の表面
の洗浄あるいは脱脂が行なわれる場合がある。これは主
として油脂などによる表面の汚れを除き、密着のばらつ
きをなくし、さらには密着力の上昇を目的とするもので
ある。具体例トシテハ、インゾロビルアルコール、トル
エン、トリクレンなどの有機溶媒を使用してふきとる方
法、あるいは大型成形物に奢いてはこのような有機溶媒
中に加温下で浸漬したり、加熱蒸気によって処理する方
法があげられる。本発明によって得られる成形物では、
これらの脱脂および洗浄の工程は同様に適用することが
できる。さらに、なんら影響を受けず、従来と同様な効
果を期待することができる。
(4)〕実施例お↓び比較例 以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
。
なお、実施例および比較例において、塗膜剥離強度テス
トは成形物(音響機器用キャビネッl−)よシ幅が10
mmの短冊上の試片を切9出し、その試片の一端から一
部分の塗膜を強引に剥した後、ノラステ。
りの引張試験などで使用されている引張試験機を用いて
引張速度が50御勺、剥離角度がj−80度および温度
が20℃の条件のもとて塗膜を剥離してその時の塗膜剥
離強度(jl/10 tmn )とした。また、接着強
度は成形物(音響機器用キャビネット)よシ10 cm
 X 2 cmの短ざく状に切り出し、その端部に3 
t:m X 2 cmの部分に後記と同様に溶剤型ポリ
ウレタン系接着剤を使って鉄板を接着させた。このよう
にして得られた接着物を引張速度が50号勺にて引張り
、破壊時の引張りせん断応力を測定した。
さらに、剛性の測定は曲げ弾性率にて行ない、厚さが1
/4インチ、幅が1/2インチおよび長さが5インチの
試片を成形し、得られた試片をASTM D−790に
したがって測定した。
なお、実施例および比較νりにおいて使った組成成分で
あるプロピレン系重合体、ヒドロキシル系化合物、無機
充填剤および有機過酸化物の種類および物性を下記に示
す。
〔プロピレン単独重合体〕
プロピレン系重合体として密度が0.900 j)A:
nl’であり、かつMFIが4.0.9/10分である
ゾロピレン単独重合体〔以下「P I)(1) Jと云
う〕を使用し/(。
〔プロ、クプロピレン共重合体〕
1だ、プロピレン系重合体としてエチレンの含イ」h″
Lが12.0ffi量饅であシ、かつ汀■が2.ov7
10分であり、密度が0.900I、/crn3である
グロビレンーエチレンブロック共重合体〔以下rPP(
2)Jと云う〕を使った。
〔ヒドロキシル系化合物〕
ヒドロキシル系化合物として、2−ヒドロキシエチルア
クリレート〔以下「化合物(ト)」と云う〕、2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレ−1・〔以下「化合物(B)
」と云う〕および3,6−シメチルー4−オクチン−3
,6−ジオール〔以下「化合物(C)」と云う〕を用い
た。
〔無機充填剤〕
無機充填剤として、平均粒径が10ミクロンである炭酸
カルシウム(以下「CaCO3Jと云う)、平均粒径が
2.0ミクロンであるタルク(密度2.717cm3)
 、平均粒径が2.2ミクロンである硫酸バリウム(以
下[BaSO4jと云う)、平均粒径が01ミクロンで
ある三酸化アンチモン(以下「5b2o5 Jと云う)
。平均粒径が70ミクロンであるアルミニウム粉末(以
下「At粉」と云う)、平均粒径が約100ミクロンで
ある砂鉄および平均粒径が4.8ミクロンである石膏を
使った。
〔有様過酸化物〕
有機過酸化物として、ペンゾイルノe−オキサイド〔以
下r BPOJと云う〕およびジクミルパーオキサイド
〔以下r、DcPJと云う〕を使用した。
実施例 1〜15、 比較例 1〜3 第3表に配合量が示されているノロピレン系重合体、ヒ
ドロキシル系化合物、有機過酸化物および無機充填剤を
それぞれあらかじめスー・クーミキサーヲ使って10分
間混合(トライブレンド)を行なった。得られた各混合
物をベント付押出様(径75閣)を−用いて溶融混練し
ながらにレット(組成物)を製造した(実施例1〜5)
。
−1:た、第1表に配合量が示されるプロピレン系重合
体、ヒドロキシル系化合物および有機過酸化物を上記と
同じ条件でトライブレンドおよび溶融混線を行ない、ベ
レットを製造した。候られた各ベレットと第1表に組成
物中のそれぞれの組成割合が示される無機充填剤とを上
記と同様にトライブレンドおよび溶融混線を行ない、組
成物(ベレット)を製造した(実施例6〜15、比較例
1〜3 )。
このようにして得られたそれぞれのベレット(組成物)
を樹脂温度が250℃の灸件で射出成形機(型締圧55
01・ン)を使用して第1図に正面射視図として示され
るスピーカーボックス(肉厚4.5 mm 、幅120
+llm1高さ170咽、奥行き130mm、ライター
取付は用穴の径25Tmn1 ウーハ−取シ付は用穴の
径100 tan )を成形した。第1図において、■
は天板であり、2は側板である。
また、3は底板であシ、4は表板である。さらに、5は
ツイータ−取り付は用穴であジ、6はウーノ・−取υ付
は用穴である。
スピーカーボックスの成形にさいして組成物の乾燥を行
なわがかったためにスピーカーボックスの表面にも裏面
にも全面にわたってシルバーストリークが発生した。こ
のようにして得られた各スピーカーボックスの表面にウ
レタン−液性塗料(カシュー社製、商品名ドリーム)を
乾燥時の膜厚が5〜10ミクロンになるようにスプレー
ガンを使って吹き付けた。この塗布面にさらにアクリル
二液性塗料(カシュー社製、マイクロン)を乾燥時の膜
厚が15ミクロンになるようにスプレーガンを用いて吹
き付けた後、80℃の温度において30分間加熱・乾燥
を行なった。全実施例および比較例1によって得られた
スピーカーボックスの塗布面はすべて表面の凹凸を認め
ることができず、セロテープ剥離テストを行なっても塗
膜は全く剥離しなかった。なお、比較例2および3によ
って得られたスピーカーボックスについてセロテープ剥
離テストを行なったが、全ii+r剥離した。さらに、
前記のように製造されたスピーカーボックスの表面に木
目調に印刷された厚さが01凧の、?り塩化ビニルフィ
ルムを溶剤型7ノ?リウレクノ系接着剤(コニシ社製、
商品名ボンド)を使って接着させた。丑だ、前記のよう
にして成形された各スピーカーボックスよシ例1m強度
テストをするための試片を切シ取シ、前記のウレクンー
液性塗料およびアクリル系塗料を前記と同様に塗布し、
加熱・乾燥を行ない、剥離強度の測定を行なった。イ1
)られた結果を第2表に示す。
さらに、前記の各スピーカーボックスの内面に溶剤型ポ
リウレタン系接着剤を用いて厚さがl mmの鉄板を共
振を防止するために接着させた。また、前記のようにし
て成形された各スピーカーボックスより接着強度を測定
す′るための試片を切!> jvy、V、同様に溶剤型
ポリウレタン系接着剤を用いて鉄板を接着させ、接着強
度の測定を行なった。得られた結果を第2表に示す。さ
らに、前記の被レッドの密度および各組成物(ペレ:/
l’ )より曲げ弾性率を測定するための試片を製造し
、曲げ弾性率の測定を行なった。それらの結果を第2表
に示す。
以上の実施例および比較例の結果から、本発明によって
得られる音響機器用キャビネット(スピーカーボックス
)は、一般に用いられる天然木材または合板のキャビネ
、トに比べて密度が高いばかシでなく、剛性も良好であ
シ、さらに音響機器用キャビネットの塗装のために使わ
れるアクリル塗料との剥離強度についてもすぐれておシ
、捷たキャビネットの共振を防止するために通常使用さ
れている鉄板との接着強度についても良好であることが
明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例および比較例において製造されたスピー
カーボックスの正面斜視図である。この図面において、
1は天板であり、2は側板である。 また、3は底板であシ、4は表板である。さらに、5は
ツイータ−取9付は用穴であシ、6はウーノ・−取シ付
は用穴である。 特許出願人 昭和電工株式会社 代 理 人 弁理士 菊 地精− 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 囚 ゾロぎレン系重合体、 (B) 分子中に少なくとも一個の不飽和結合を有し、
    かつヒドロキシル基を有する有機化合物、(Q 有機過
    酸化物 および (D) 密度が2.0 &/cm’以上である無機充填
    剤からなるオレフィン系重合体の混合物を該有機過酸化
    物が分解する温度であるが、300℃以下の温度条件で
    処理させることによって得られる組成物であシ、組成物
    中に占める該無機充填剤の組成割合は20〜900〜9
    0重量部100重量部のプロピレン系重合体に対する混
    合割合は、ヒドロキシル基を有する有機化合物は0,1
    〜50重量部であり、また有機過酸化物は0.01〜2
    0.0重量部であり、かつ密度が1.0υ伝3以上であ
    る組成物を成形してなる音響機器用キャビネッl−。
JP58162573A 1983-09-06 1983-09-06 音響機器用キャビネット Granted JPS6054594A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63198293U (ja) * 1987-06-12 1988-12-20

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JPS63198293U (ja) * 1987-06-12 1988-12-20

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