JPS605564B2 - 皮革に発生したかびの除去方法 - Google Patents

皮革に発生したかびの除去方法

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JPS605564B2
JPS605564B2 JP56186454A JP18645481A JPS605564B2 JP S605564 B2 JPS605564 B2 JP S605564B2 JP 56186454 A JP56186454 A JP 56186454A JP 18645481 A JP18645481 A JP 18645481A JP S605564 B2 JPS605564 B2 JP S605564B2
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JP
Japan
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leather
mold
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isocyanuric acid
chlorinated isocyanuric
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JP56186454A
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JPS5888301A (ja
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徳之 谷口
岩夫 八島
正典 太田
均 笹原
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製品革製造工程における再蘇前の皮革、特に
湿潤皮革に発生したかびの除去方法に係わる。
通常、製品革は、再榛後、加脂、染色、乾燥の各工程を
経て造られるが、再榛前の工程においては、すなわち、
原料皮から石灰づけ、乾燥、水もどし、脱毛、脱石灰、
こう素分解、浸酸、一次綾、中和等の工程を経る段階で
、特に湿潤下の保存中の皮革には、いよいよ赤かび、青
かび等のかびが発生し、これが製品革の品質を低下させ
る原因となっている。
場合によっては「かびの発育した皮革を再繰し、染色す
ると色むら、退色、劣化等が生起し、製品革として実用
されないこともある。従来より、皮革に発生したかびを
除去する方法として亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸ソーダ
等の塩素剤で処理することにより殺菌・殺カビを行って
いるが、この方法ではかびは殺減できても、かびの発生
に伴なつて生起した生地の変色は消失させることができ
ず、また、この処理の際には黄色の塩素ガスが多量に発
生するために製品革の工業生産工程の−工程としてはこ
の方法は実施し難い。
また、再榛前の皮革は、乾燥脱水して保存すれば、かび
の発生が起りにくいことも知られているが、そのための
乾燥工程を要するのみならず、乾燥した皮革は取り扱い
作業の際、特に折り曲げたりすると、その部分に変色筋
模様が生じたり、劣化の原因となり易く矢張りこの方法
も製品革の工業生産工程の一工程として採用し難い。以
上の理由から多量のかびが発生した皮革は止むなく廃棄
処分されているのが現状であり、か)る問題の解決策が
強く望まれている。
本発明者らは、かびの発生した皮を、トリクロロィソシ
ァヌール酸のアセトン溶液中に浸贋放置したところ、か
び菌が完全に死滅するのみならず、かびによる生地の変
色が消失し、また、浸債処理中にも塩素ガスの発生がな
く、液中のトリクロロィソシアヌール酸の消費量はわず
かであることを見出した。
本発明の目的は、再綾前の皮革に発生したかびを該皮革
から除去する方法を提供することにあり、更に該皮革生
地に変質及び変色も生起させず、後続の再綾、染色、加
脂、乾燥等の工程を経ても何ら悪影響を生起せしめずに
、高品質の製品革が得られるかびの発生した皮革からか
びを除去する方法を提供することにあり「更に皮革に発
生したかびを除去する際にも、塩素ガス等の発生がなく
安全に皮革からかびを除去する方法を提供することにあ
る。
本発明の皮革に発生したかびの除去方法は、炭素数1〜
3の脂肪族炭化水素のハロゲン化物又は下記一般式(1
)で表わされるケトン若しくはェステルに塩素化ィソシ
アヌール酸を溶かした溶液で、かびの発生した皮革を処
理することを特徴とする。(但し、式中、R,は炭素数
1〜3のアルキル基を、R2は炭素数1〜3のアルキル
基又はアルコキシ基を表わす。
)本発明の対象とする皮革は前記の如く、再縁前の皮革
であり、特に湿潤下に保存されたかびの発生した皮革で
ある。
この皮革は、通常最終製品の革を製造する中間工程、す
なわち、源皮の石灰ずけ、乾燥、水もどし、脱毛「脱石
灰、こう素分解、浸酸、一次榛、中和等の工程のいずれ
かで得られ、多量の水を含んでいる。本発明に用いられ
る塩素化ィソシアヌール酸としては、トリクロロィソシ
ァヌール酸、ジクロロィソシアヌール酸、ジクロ。ィソ
シアヌール酸ナトリウム、ジクロロィソシアヌール酸カ
リウム、ジクロロィソシアヌール酸カルシウム等アルカ
IJ金属塩、アルカリ士類金属塩等の無水塩、含水塩又
はこれらの混合物等が挙げられる。本発明に用いられる
炭素数1〜3の脂肪族炭化水素のハロゲン化物としては
、例えばクロロホルム、四塩化炭素「テトラクロロヱチ
レン、テトラクロロヱタン「ジクロロプロパン等が挙げ
られる。
また、本発明に用いられるケトン若し〈‘まェステルは
、一般式で表わされR,と しては、炭素数1〜3のアルキル基、例えば、メチル基
、エチル基、プロピル基等であり、R2としては上記炭
素数1〜3のアルキル基又はアルコキシ基、例えば「メ
トキシ基、ェトキシ基、プロポキシ基等であり、これら
ケトン若しくはェステルの具体例としてはもアセトン、
メチルエチルケトン、ジェチルケトン、酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸プロピル等が挙げられる。
本発明に用いられる上記塩素化ィソシアヌール酸の溶液
は、上記脂肪族炭化水素のハロゲン化物、ケトン又はェ
ステル等の有機溶媒に上記塩素化ィソシアヌール酸が溶
解した液であり、通常、市販工業製品の上記塩素化ィソ
シアヌール酸を市販工業製品の上記有機溶媒に溶かすこ
とにより容易に得られる。
本発明により、上記溶液によって皮革に発生したかびを
除くには、液中活性塩素濃度が0.01〜20%程度、
好ましくは0.1〜10%程度となるように上記塩素化
ィゾシァヌ−ル酸を上記溶媒に溶解させた液が用いられ
る。上記溶液は、水と接触した際次亜塩素酸を放出しャ
強力に殺菌、漂白作用をし、しかも前記皮革と接触して
も何ら塩素ガス等有害ガスが発生しない。本発明に用い
られる塩素化ィソシアヌール酸の上記有機溶媒溶液とし
ては、本発明の目的が達成される限り、上記塩素化ィソ
シアヌール酸の他に任意の物質を溶解又は含有させても
差支えない。
例えば〜上記皮革からかびを効率よく除去するには、ノ
ニオン界面活性剤「アニオン界面活性剤等を上記塩素化
ィソシアヌール酸と共に溶解させた溶液が好ましいこと
もある。適当な界面活性剤の例としては「ボリオキシェ
チレンアルキルェー7ル、ポリオキシエチレンフエノー
ルエーテル、ポリオキシェチレン脂肪酸ェステル、ソル
ビタン脂肪酸ェステル、ポリオキシェチレンソルビタン
脂肪酸ェステル、グリセリン脂肪酸ェステル等の通常市
販品が挙げられる。本発明により、上記塩素化ィソシァ
ヌール酸の溶液で前記かびの発生した皮革を処理する方
法としては、塩素化ィソシアヌール酸の溶液に皮革を浸
債する方法、皮革生地の表面に塩素化ィソシアヌール酸
の溶液をスプレーする方法等、塩素化ィソシァヌール酸
の溶液と皮革を接触させる通常の方法でよい。
前記の如くかびの発生した皮革に塩素化ィソシアヌール
酸の溶液を接触させると、塩素化ィソシアヌール酸の活
性塩素は消費されるので「処理液量としては通常70〜
80%の含水皮革10の重量部に対し、前記塩素化ィソ
シアヌール酸を0.01重量部以上好ましくは0.1〜
1堰重量部程度を前記有機溶媒に溶して用いるのがよい
。また、処理温度としては常温、好ましくは1oo0以
上がよく「 この温度で「通常数分〜数時間程度の時間
処理すればよい。特に、皮革との接触は塩素化ィソシァ
ヌール酸の溶液を流動下に保つのがよく、縄梓下の塩素
化ィソシアヌール酸溶液中にかびの発生した皮革を浸債
すると、かびの除去が容易となる。かくして本発明によ
れば、容易かつ安全にかびの発生した皮革からかびを除
去することができ、生地の損傷、変質ト変色等も生起せ
ず、かびの発生した皮革を原状に戻すことができ、かび
の発生しなかった皮革と同機に扱うことができるので、
製品革の製造収率を向上させることができる。
以下、比較例と共に実施例を挙げて説明するが、本発明
の技術的範囲はこれに限定されない。実施例 1赤かび
が全面に発生している厚さ3肋の床皮を縦・横3伽×4
弧の長方形に切断したものを試験片とし、この試験片4
枚を塩素化イソシアヌール酸のアセトン溶液100の‘
中に糟梓下35q0、60分間浸簿処理した。
処理中に発生するクロラミンガスはオルトトリジン塩酸
塩水溶液に吸収させて楠集し「液の黄色度を波長440
肌仏の光の吸光度を分光々度計で測定することにより発
生クロラミンの量を算出した。また、上記処理終了後、
アセトン溶液中の残存活性塩素量を測定すると共に、試
験片床皮は、5分間水洗後、かびにより着色した着色度
を肉眼観察し、更に、3枚の試験片について衛生試験法
による微生物試験の真菌の培養検査法に基づいて、かび
を抽出する操作を施して25q0、1週間培養によりか
び菌の残存数をしらべた。
これらの結果は一括第1表に示す。比較例 1 実施例1における塩素化ィソシアヌール酸の代りもこ次
亜塩素酸ソーダを用い、更にアセトンの代り‘こ水を用
いた他はすべて実施例1と同様にしてかびの発生した皮
革を処理し、また、別に、塩素化ィソシアヌール酸を全
く用いない他は実施例1と同様に処理して、それぞれ第
1表記戦の結果を得た。
第1表 注)*1 処理鋼鋭1枚に残存するかび函数*2◎全く
着色を認めず○わずかに着色 △かなり着色 ×著しい着色 上表に示された如く、本発明の実施例では、処理後かび
による着色が全く認められず、また、かび菌の残存数も
極度に小さいが、従来法の比較例では着色度及び菌残存
数共に大である。
更に本発明の実施例では、処理中のクロラミン発生量も
非常に少ないことが判る。実施例 2 実施例1におけるアセトンの代りに第2表記戦の有機溶
媒を用いた他は実施例1と同機にして、かびの発生した
皮革を処理し、更に着色度、菌の残存数、液中残存塩素
量、クロラミン発生量等を測定し第2表記戦の結果を得
た。
但し、処理液中の活性塩素濃度は実験番号1と2では1
000奴皿であり、実験番号3と4では20功血である
。尚、塩素化ィソシァヌール酸としてはトリクロロィソ
シアヌール酸を用いた。第2表 上表において、溶媒にトリクロロェタン及びテトラクロ
ロヱタンを用いた実験番号3と4では、処理後のかび菌
の残存数がや)大きいのは活性塩素濃度が低いことによ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炭素数1〜3の脂肪族炭化水素のハロゲン化物又は
    下記一般式(I)で表わされるケトン若しくはエステル
    に塩素化イソシアヌール酸を溶かした溶液で、かびの発
    生した皮革を処理することを特徴とする皮革に発生した
    かびの除去方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、式中、R_
    1は炭素数1〜3のアルキル基を、R_2は炭素数1〜
    3のアルキル基又はアルコキシ基を表わす。 )
JP56186454A 1981-04-01 1981-11-20 皮革に発生したかびの除去方法 Expired JPS605564B2 (ja)

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BR8201797A BR8201797A (pt) 1981-04-01 1982-02-28 Metodo de eliminacao de fungos formados cm couro cru
US06/361,430 US4390339A (en) 1981-04-01 1982-03-24 Method for removal of fungi formed on hides
IT48121/82A IT1148155B (it) 1981-04-01 1982-03-30 Metodo per eliminare funghi formatisi su pelli
DE19823212216 DE3212216A1 (de) 1981-04-01 1982-04-01 Verfahren zum entfernen von pilzen auf haeuten

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020180268A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 山梨県 白色革の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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