JPS6058728B2 - 臭素含有化合物の製造方法 - Google Patents
臭素含有化合物の製造方法Info
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- JPS6058728B2 JPS6058728B2 JP12085777A JP12085777A JPS6058728B2 JP S6058728 B2 JPS6058728 B2 JP S6058728B2 JP 12085777 A JP12085777 A JP 12085777A JP 12085777 A JP12085777 A JP 12085777A JP S6058728 B2 JPS6058728 B2 JP S6058728B2
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Description
【発明の詳細な説明】
門 本発明はテトラブロムビスフェノールA)デカブロ
ムジフェニルエーテルなどの臭素含有化合物の製造方法
に関するものであり、特にこれら臭素含有化合物と水お
よび有機溶媒からなる乳濁状態混合物を速やかに水相と
有機溶媒相に分離することを目的とする臭素含有化合物
の製造方法に関するものである。
ムジフェニルエーテルなどの臭素含有化合物の製造方法
に関するものであり、特にこれら臭素含有化合物と水お
よび有機溶媒からなる乳濁状態混合物を速やかに水相と
有機溶媒相に分離することを目的とする臭素含有化合物
の製造方法に関するものである。
HO−●〉−A−ノ〔)/−0助るいは
〈O)〉−A−く●)〉(A:アルキレン基、ハロゲン
化アルキレン基、SO2,SO,S,O,COあるいは
直接結合)で表わされるビスフェノール類あるいはジフ
ェニル類を臭素化して、テトラブロムビスフェノール類
あるいは多臭素化ジフェニル類を製造する方法が知られ
ている。
化アルキレン基、SO2,SO,S,O,COあるいは
直接結合)で表わされるビスフェノール類あるいはジフ
ェニル類を臭素化して、テトラブロムビスフェノール類
あるいは多臭素化ジフェニル類を製造する方法が知られ
ている。
これら多臭素化物は難燃剤や難燃剤原料としての用途を
有しており、特にテトラブロムビスフェノールA1テト
ラブロムビスフェノールS1デカブロムジフェニルエー
テルが広い用途を有している。ビスフェノール類あるい
はジフェニル類の臭素化は通常有機溶媒中で行なわれ、
必要によつて塩化鉄などの触媒が用いられる。一方、ビ
スフェノール類を触媒の不存在下に水と有機溶媒との不
均一溶媒中て臭素化する方法もある。これらの方法にお
いて、反応終了後生成した臭素含有化合物、有機溶媒お
よび水を含む比較的安定な乳濁状態混合物が生成する。
この乳濁状態混合物より生成物を取り出し、かつ有機溶
媒および水を回収するためには有一機相と水相とに分離
する必要があるが、安定な乳濁状態をこわして相分離す
ることが困難であつた。即ち、ます有機溶媒中における
臭素化の場合を説明すると、ビスフェノール類あるいは
ジフエニ.ル類を有機溶媒中で臭素化剤で臭素化する。
有しており、特にテトラブロムビスフェノールA1テト
ラブロムビスフェノールS1デカブロムジフェニルエー
テルが広い用途を有している。ビスフェノール類あるい
はジフェニル類の臭素化は通常有機溶媒中で行なわれ、
必要によつて塩化鉄などの触媒が用いられる。一方、ビ
スフェノール類を触媒の不存在下に水と有機溶媒との不
均一溶媒中て臭素化する方法もある。これらの方法にお
いて、反応終了後生成した臭素含有化合物、有機溶媒お
よび水を含む比較的安定な乳濁状態混合物が生成する。
この乳濁状態混合物より生成物を取り出し、かつ有機溶
媒および水を回収するためには有一機相と水相とに分離
する必要があるが、安定な乳濁状態をこわして相分離す
ることが困難であつた。即ち、ます有機溶媒中における
臭素化の場合を説明すると、ビスフェノール類あるいは
ジフエニ.ル類を有機溶媒中で臭素化剤で臭素化する。
反応終了後、生成物の分離、精製のため、副生ノ和ゲン
化水素の中和のため、あるいは未反応臭素化剤の処理の
ために水が加えられる。この水は中和剤、還元剤あるい
はその他の添加剤が含まれてい−る場合もある。また、
反応に塩化鉄などのフリーデルクラフト触媒を使用した
場合は触媒の活性停止あるいは分離のために水が添加さ
れる場合もある。水を加えて有機溶媒と混合すると比較
的安定な乳濁状態混合物が生成する。この乳濁状態混合
物は生成物が微細な粒子状て分散しているとともに水お
よび有機溶媒が相互に分散したものである。勿論、生成
物が完全に有機溶媒に溶解し、この有機溶媒と水が相互
に分散している場合もある。従つて、生成物を取り出す
ため、あるいは有機溶媒や水を回収するためには、乳濁
状態をこわして、有機相と水相とに分離することが必要
である。) 一方、有機溶媒と水との不均一溶媒中でビ
スフェノール類を臭素化する方法もある。
化水素の中和のため、あるいは未反応臭素化剤の処理の
ために水が加えられる。この水は中和剤、還元剤あるい
はその他の添加剤が含まれてい−る場合もある。また、
反応に塩化鉄などのフリーデルクラフト触媒を使用した
場合は触媒の活性停止あるいは分離のために水が添加さ
れる場合もある。水を加えて有機溶媒と混合すると比較
的安定な乳濁状態混合物が生成する。この乳濁状態混合
物は生成物が微細な粒子状て分散しているとともに水お
よび有機溶媒が相互に分散したものである。勿論、生成
物が完全に有機溶媒に溶解し、この有機溶媒と水が相互
に分散している場合もある。従つて、生成物を取り出す
ため、あるいは有機溶媒や水を回収するためには、乳濁
状態をこわして、有機相と水相とに分離することが必要
である。) 一方、有機溶媒と水との不均一溶媒中でビ
スフェノール類を臭素化する方法もある。
この場合、触媒が使用できないのでジフェニル類からデ
カブロムジフェニルエーテルなどの高臭素化物は製造で
きないが、ビスフェノール類からテトラブロム・ビスフ
ェノール類を製造することができる。この場合、溶媒が
始めから有機溶媒と水との不均一溶媒であるから反応終
了時点においてすでに生成物を含んだ乳濁状不均一溶媒
が生成している。従つて、前記と同様、この乳化状態を
こわして有機溶・媒と水相とに分離する必要が生じる。
比較的安定な乳濁状態が生成する理由は、テトラブロム
ビスフェノール類あるいは多臭素化ジフェニル類にある
と思われる。
カブロムジフェニルエーテルなどの高臭素化物は製造で
きないが、ビスフェノール類からテトラブロム・ビスフ
ェノール類を製造することができる。この場合、溶媒が
始めから有機溶媒と水との不均一溶媒であるから反応終
了時点においてすでに生成物を含んだ乳濁状不均一溶媒
が生成している。従つて、前記と同様、この乳化状態を
こわして有機溶・媒と水相とに分離する必要が生じる。
比較的安定な乳濁状態が生成する理由は、テトラブロム
ビスフェノール類あるいは多臭素化ジフェニル類にある
と思われる。
たとえば、トリブロムフェノールなどの臭素含有化合物
では同じ条件下で安定な乳濁状態とはならない。特に粒
径の小さいテトラブロムビスフェノール類や多臭素化ジ
フェニル類が乳濁状態混合物中に存在するとき安定性が
大きい傾向がある。本発明者はこの問題を解決するため
に種々の研究検討を行つた結果、乳濁状態の混合物に界
面活性剤を添加することにより容易に乳濁状態がこわれ
ることを見い出した。
では同じ条件下で安定な乳濁状態とはならない。特に粒
径の小さいテトラブロムビスフェノール類や多臭素化ジ
フェニル類が乳濁状態混合物中に存在するとき安定性が
大きい傾向がある。本発明者はこの問題を解決するため
に種々の研究検討を行つた結果、乳濁状態の混合物に界
面活性剤を添加することにより容易に乳濁状態がこわれ
ることを見い出した。
即ち、前記方法において有機溶媒中でビスフェノール類
あるいはジフェニル類を臭素化する方法においては、反
応終了後水を添加して生成する乳濁状態混合物に界面活
性剤を加えて有機溶媒相と水相とに分離し、水と有機溶
媒との不均一溶媒中でビスフェノール類を臭素化する方
法においては生成した乳濁状態の不均一溶媒に界面活性
剤を加えて有機溶媒相と水相とに分離するものである。
勿論、後者の方法においては、乳濁状態の不均一混合物
に中和剤や還元剤などの各種添加剤を含んだ水あるいは
水単独を加えて処理を行つた後に界面活性剤を加えても
よい。界面活性剤を添加混合することにより容易に乳濁
されるビスフェノールAl7″″″Oハ ーー/●
:)゛)−(旧で表わされるHO−、、(,.2,■た
−SO2\.,,ビスフェノールSlHO−×●)〉−
CH2−く○)−■で表わされるビスフェノールFなど
が適しており、その中でも本発明におけるビスフェノー
ル類としてはビスフェノールAおよびビスフェノールS
が最も適当である。
あるいはジフェニル類を臭素化する方法においては、反
応終了後水を添加して生成する乳濁状態混合物に界面活
性剤を加えて有機溶媒相と水相とに分離し、水と有機溶
媒との不均一溶媒中でビスフェノール類を臭素化する方
法においては生成した乳濁状態の不均一溶媒に界面活性
剤を加えて有機溶媒相と水相とに分離するものである。
勿論、後者の方法においては、乳濁状態の不均一混合物
に中和剤や還元剤などの各種添加剤を含んだ水あるいは
水単独を加えて処理を行つた後に界面活性剤を加えても
よい。界面活性剤を添加混合することにより容易に乳濁
されるビスフェノールAl7″″″Oハ ーー/●
:)゛)−(旧で表わされるHO−、、(,.2,■た
−SO2\.,,ビスフェノールSlHO−×●)〉−
CH2−く○)−■で表わされるビスフェノールFなど
が適しており、その中でも本発明におけるビスフェノー
ル類としてはビスフェノールAおよびビスフェノールS
が最も適当である。
ジフェニル類はベゼン核を2個有する化合物(置換基と
してハロゲンあるいはアルキル基を有していてもよい)
であり、特に〈((●)−A−(●)〉(Aは前記ビス
フェノール類のものに同じ)て表わされる化合物である
。
してハロゲンあるいはアルキル基を有していてもよい)
であり、特に〈((●)−A−(●)〉(Aは前記ビス
フェノール類のものに同じ)て表わされる化合物である
。
現在、難燃剤として広い用途を有している化合物はAが
酸素であるジフェニルエーテルの高臭素化物、7・フ
一 〉?こ・、、、(n:6〜10)であり、従つて本
発明におけるジフェニル類としてはジフェニルエーテル
が適当である。6〜l嘲の臭素を有するジフェニルエー
テルは水および有機溶a媒からなる不均一溶媒中で製造
することは困難であるが、低臭素化物は製造できる。
酸素であるジフェニルエーテルの高臭素化物、7・フ
一 〉?こ・、、、(n:6〜10)であり、従つて本
発明におけるジフェニル類としてはジフェニルエーテル
が適当である。6〜l嘲の臭素を有するジフェニルエー
テルは水および有機溶a媒からなる不均一溶媒中で製造
することは困難であるが、低臭素化物は製造できる。
本発明における多臭素化ビスフェノール類とは、テトラ
ブロムビスフェノール類である。
ブロムビスフェノール類である。
しかし、これのみに限定されるものではなく、このテト
ラブロムビスフェノール類には4個以上あるいは3個以
下の臭素を有しているビスフェノール類が含まれている
場合もある。また臭素化条件によつては5〜8個の臭素
を有するビスフェノール類を比較的多く含んた混合物あ
るいはそれを主成分フとする生成物も得られる。一方多
臭素化ジフェニル類とは6〜10の臭素を含むジフェニ
ル類であり、特にデカブロムジフェニルエーテルなどの
10個の臭素を含んだジフェニル類あるいはそれを主成
分とする混合物である。本発明における有機溶媒は水と
相溶性の少い有機溶媒であり、アルコールなどの水と相
溶性の高い有機溶媒は水との共存下で分相しないので使
用されない。
ラブロムビスフェノール類には4個以上あるいは3個以
下の臭素を有しているビスフェノール類が含まれている
場合もある。また臭素化条件によつては5〜8個の臭素
を有するビスフェノール類を比較的多く含んた混合物あ
るいはそれを主成分フとする生成物も得られる。一方多
臭素化ジフェニル類とは6〜10の臭素を含むジフェニ
ル類であり、特にデカブロムジフェニルエーテルなどの
10個の臭素を含んだジフェニル類あるいはそれを主成
分とする混合物である。本発明における有機溶媒は水と
相溶性の少い有機溶媒であり、アルコールなどの水と相
溶性の高い有機溶媒は水との共存下で分相しないので使
用されない。
有機溶媒を単独で反応溶媒として用いる場合、特に触媒
の存在下で反応が行なわれる場合は有機溶媒は臭素化さ
れ難い有機溶媒であることが好ましい。この有機溶媒と
しては、ハロゲン化された有機溶媒が好ましく、特に塩
素および/または臭素を含む炭素数4以下のハロゲン化
脂肪族炭化水素である。具体的には、たとえば、塩化メ
チレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロルエタン、
トリクロルエタン、パークロルエチレン、ジプロムエタ
ンなどである。その他、フッ素を含んだハロゲン化炭化
水素なども使用できる。水と有機溶媒からなる不均一溶
媒を用いる場合も当然有機溶媒は水と相溶性の少いもの
でなくてはならない。この場合、あるいは有機溶媒のみ
の場合で、しかも臭素化され易い化合物(たとえばビス
フェノール類)の臭素化の場合は、有機溶媒として特に
臭素化され易いものを除いて使用できる。たとえば、ク
ロルベンゼン、ベンゼン、脂肪族炭化水素、脂環族炭化
水素などが使用できる。しかし、好ましくは上記の場合
と同じく、塩素および/または臭素を含む炭素数4以下
のノ和ゲン化脂肪族炭化水素である。不均一溶媒に用い
られる具体的な溶媒は、たとえば前記のハロゲン化炭化
水素溶媒てある。臭素化は臭素あるいは塩化臭素を臭素
化剤として行なわれる。
の存在下で反応が行なわれる場合は有機溶媒は臭素化さ
れ難い有機溶媒であることが好ましい。この有機溶媒と
しては、ハロゲン化された有機溶媒が好ましく、特に塩
素および/または臭素を含む炭素数4以下のハロゲン化
脂肪族炭化水素である。具体的には、たとえば、塩化メ
チレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロルエタン、
トリクロルエタン、パークロルエチレン、ジプロムエタ
ンなどである。その他、フッ素を含んだハロゲン化炭化
水素なども使用できる。水と有機溶媒からなる不均一溶
媒を用いる場合も当然有機溶媒は水と相溶性の少いもの
でなくてはならない。この場合、あるいは有機溶媒のみ
の場合で、しかも臭素化され易い化合物(たとえばビス
フェノール類)の臭素化の場合は、有機溶媒として特に
臭素化され易いものを除いて使用できる。たとえば、ク
ロルベンゼン、ベンゼン、脂肪族炭化水素、脂環族炭化
水素などが使用できる。しかし、好ましくは上記の場合
と同じく、塩素および/または臭素を含む炭素数4以下
のノ和ゲン化脂肪族炭化水素である。不均一溶媒に用い
られる具体的な溶媒は、たとえば前記のハロゲン化炭化
水素溶媒てある。臭素化は臭素あるいは塩化臭素を臭素
化剤として行なわれる。
塩化臭素はほぼ等モルの塩素と臭素を反応させて得るこ
とができるが、ほぼ等モル.の塩素と臭素の混合物ある
いはその溶液であつてもよい。また、KBrなどの臭化
物を水中等て塩化水素と反応させて塩化臭素を得ること
もできる。水と有機溶媒とからなる不均一溶媒系内で塩
化臭素て臭素化する楊合、水中に塩化水素が存在する.
と塩素置換された生成物の副生が少くなる傾向があるの
で、反応開始時点において水中に塩化水素が存在するこ
とが好ましい。臭素化反応は通常ビスフェノール類ある
いはジフェニル類を含有した溶媒系内に攪拌下に臭素化
・剤を徐々に添加して行なわれる。
とができるが、ほぼ等モル.の塩素と臭素の混合物ある
いはその溶液であつてもよい。また、KBrなどの臭化
物を水中等て塩化水素と反応させて塩化臭素を得ること
もできる。水と有機溶媒とからなる不均一溶媒系内で塩
化臭素て臭素化する楊合、水中に塩化水素が存在する.
と塩素置換された生成物の副生が少くなる傾向があるの
で、反応開始時点において水中に塩化水素が存在するこ
とが好ましい。臭素化反応は通常ビスフェノール類ある
いはジフェニル類を含有した溶媒系内に攪拌下に臭素化
・剤を徐々に添加して行なわれる。
反応温度は溶媒の種類および臭素化剤の種類にもよるが
通常0〜80′C1特に0〜60℃が用いられる。有機
溶媒のみの場合、特に塩化臭素を臭素化剤とする時はさ
らに低温で反応を行ないうる。臭素化剤の添加終了後、
反応を完結させるため、あるいは生成物の熟成のため、
反応温度よりも高い温度で攪拌を続けることが通常行な
われる。有機溶媒のみの場合はその後水あるいは還元剤
含有水溶液などが添加されて攪拌され比較的安定な乳化
状態混合物が生成するので、次に界面活性剤が添加され
る。不均一溶媒系の場合は熟成終了後乳化状態となつて
いる不均一溶媒に界面活性剤が添加されるが、界面活ノ
性剤添加前に水や還元剤含有水溶液で処理してもよい。
界面活性剤添加後、有機相と水相とが分離して二相を形
成するので、両相を分離し、さらに生成物回収等の処理
を行なう。以下に本発明を実施例により具体的に説明す
る・が、本発明はこれら実施例のみに限定されるもので
はない。
通常0〜80′C1特に0〜60℃が用いられる。有機
溶媒のみの場合、特に塩化臭素を臭素化剤とする時はさ
らに低温で反応を行ないうる。臭素化剤の添加終了後、
反応を完結させるため、あるいは生成物の熟成のため、
反応温度よりも高い温度で攪拌を続けることが通常行な
われる。有機溶媒のみの場合はその後水あるいは還元剤
含有水溶液などが添加されて攪拌され比較的安定な乳化
状態混合物が生成するので、次に界面活性剤が添加され
る。不均一溶媒系の場合は熟成終了後乳化状態となつて
いる不均一溶媒に界面活性剤が添加されるが、界面活ノ
性剤添加前に水や還元剤含有水溶液で処理してもよい。
界面活性剤添加後、有機相と水相とが分離して二相を形
成するので、両相を分離し、さらに生成物回収等の処理
を行なう。以下に本発明を実施例により具体的に説明す
る・が、本発明はこれら実施例のみに限定されるもので
はない。
実施例1
四塩化炭素580qにビスフェノールS5O.Oy(4
).2モル)を混合し、臭素135.0y(0.84モ
ル)を゛攪拌下に常温で滴下した後、反応温度を還流温
度(75゜C)まて上げて約2時間保つた後、過剰の臭
素を還元するため20%Na2sO3水溶液50fを加
えて攪拌し脱色すると反応溶液は乳化状態となり、約5
時間静置しても水相と有機相は完全に分離しなかつた。
).2モル)を混合し、臭素135.0y(0.84モ
ル)を゛攪拌下に常温で滴下した後、反応温度を還流温
度(75゜C)まて上げて約2時間保つた後、過剰の臭
素を還元するため20%Na2sO3水溶液50fを加
えて攪拌し脱色すると反応溶液は乳化状態となり、約5
時間静置しても水相と有機相は完全に分離しなかつた。
この乳化状態の反応液にアニオン系界面活性剤モノケン
Y−500(商品名)の0.2%水溶液109を加えて
混合したところ、水相と有機相は速やかに分離した。得
られたテトラブロムビスフェノールSは102.2yて
、収率は90.3%てあつた。実施例2四塩化炭素30
0yにジフェニルエーテル17.0g(イ).1モル)
を混合し、触媒として鉄粉1.68y(4).03モル
)を混合し、これに塩化臭素の30%四塩化炭素溶液4
35q(BrCll3O.5V、1.13モル)を攪拌
下に常温で滴下した。
Y−500(商品名)の0.2%水溶液109を加えて
混合したところ、水相と有機相は速やかに分離した。得
られたテトラブロムビスフェノールSは102.2yて
、収率は90.3%てあつた。実施例2四塩化炭素30
0yにジフェニルエーテル17.0g(イ).1モル)
を混合し、触媒として鉄粉1.68y(4).03モル
)を混合し、これに塩化臭素の30%四塩化炭素溶液4
35q(BrCll3O.5V、1.13モル)を攪拌
下に常温で滴下した。
そ後反応温度を還流温度まで上げて約2時間反応させた
。反応後過剰の塩化臭素を還元するために20%Na2
sO3水溶液115vを加えて攪拌し脱色すると反応溶
液は乳化状態になり、約1時間たつても水相と有機相は
完全に分離しなかつた。乳化状態の反応液にノニオン系
界面活性剤ダイアノール30(商品名)の0.1%水溶
液120yを加えて混合したところ、水相と有機相は速
やかに分離した。
。反応後過剰の塩化臭素を還元するために20%Na2
sO3水溶液115vを加えて攪拌し脱色すると反応溶
液は乳化状態になり、約1時間たつても水相と有機相は
完全に分離しなかつた。乳化状態の反応液にノニオン系
界面活性剤ダイアノール30(商品名)の0.1%水溶
液120yを加えて混合したところ、水相と有機相は速
やかに分離した。
得られたデカブロムジフェニルエーテルは85.7yで
あ、収率は89.3%であつた。実施例3 パークロルエチレン690ダと水142ダとからなる不
均一溶媒にビスフェノールS5O.Oダ(0.2モル)
を混合し、攪拌下に臭素132.8ダ(0.83モル)
を常温で滴下し、次いで反応温度を還流温度(95℃)
まで上げて約2時間保つた後、過剰臭素をNa。
あ、収率は89.3%であつた。実施例3 パークロルエチレン690ダと水142ダとからなる不
均一溶媒にビスフェノールS5O.Oダ(0.2モル)
を混合し、攪拌下に臭素132.8ダ(0.83モル)
を常温で滴下し、次いで反応温度を還流温度(95℃)
まで上げて約2時間保つた後、過剰臭素をNa。
SO。水溶液で還元して冷却した。反応溶液は乳化状態
であり、24時間後も水相と有機相とは完全に分離しな
かつた。この反応溶液にアニオン系界面活性剤モノゲン
Y −100(商品名)の0.2%水溶液10yを加え
て10分間攪拌した後攪拌を止めると水相と有機相が速
やかに分離するのて水相を分離し、有機相を更に約25
0gの水で2〜5回洗浄した後ろ過しテトラブロムビス
フェノールSlO7.8yを得た。
であり、24時間後も水相と有機相とは完全に分離しな
かつた。この反応溶液にアニオン系界面活性剤モノゲン
Y −100(商品名)の0.2%水溶液10yを加え
て10分間攪拌した後攪拌を止めると水相と有機相が速
やかに分離するのて水相を分離し、有機相を更に約25
0gの水で2〜5回洗浄した後ろ過しテトラブロムビス
フェノールSlO7.8yを得た。
収率は95.2%であつた。実施例4四塩化水素420
ダと水68yからなる不均一溶媒にビスフェノールA4
5.6y(0.2モル)を混合し、塩化臭素の30%四
塩化炭素溶液316y(BrCl94.7ダ、0.82
モル)を攪拌下に常温で加え、実施例3と同じ操作を行
なつた。
ダと水68yからなる不均一溶媒にビスフェノールA4
5.6y(0.2モル)を混合し、塩化臭素の30%四
塩化炭素溶液316y(BrCl94.7ダ、0.82
モル)を攪拌下に常温で加え、実施例3と同じ操作を行
なつた。
乳化状態の反応溶液にアニオン系界面活性剤モノゲンY
−170(商品名)の0.2%水溶液459を加えて攪
拌し水相と有機相を分離した。
−170(商品名)の0.2%水溶液459を加えて攪
拌し水相と有機相を分離した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビスフェノール類あるいはジフェニル類を有機溶媒
中で臭素化し多臭素化ビスフェノール類あるいは多臭素
化ジフェニル類を製造する方法において、反応終了後の
生成物含有有機溶媒に水を添加して生成する乳濁状態混
合物に界面活性剤を加えて有機溶媒相と水相とに分離す
ることを特徴とする臭素含有化合物の製造方法。 2 ビスフェノール類がビスフェノールAあるいはビス
フェノールSであることを特徴とする特許請求の範囲1
の臭素含有化合物の製造方法。 3 ジフェニル類がジフェニルエーテルであることを特
徴とする特許請求の範囲1の臭素含有化合物の製造方法
。 4 有機溶媒が塩素および/または臭素を含む炭素数4
以下のハロゲン化脂肪族炭化水素であることを特徴とす
る特許請求の範囲1の臭素含有化合物の製造方法。 5 界面活性剤がアニオン系界面活性剤、ノニオン系界
面活性剤あるいはそれらの組み合せであることを特徴と
する特許請求の範囲1の臭素含有化合物の製造方法。 6 界面活性剤の添加量が乳濁状態混合物に対して10
0ppm以上であることを特徴とする特許請求の範囲1
の臭素含有化合物の製造方法。 7 ビスフェノール類を水と有機溶媒との不均一溶媒中
で臭素化し多臭素化ビスフェノール類を製造する方法に
おいて、反応終了後の多臭素化ビスフェノール類を含有
する乳濁状態の該不均一溶媒に界面活性剤を加えて水相
と有機溶媒相に分離することを特徴とする臭素含有化合
物の製造方法。 8 ビスフェノール類がビスフェノールAあるいはビス
フェノールSであることを特徴とする特許請求の範囲7
の臭素含有化合物の製造方法。 9 有機溶媒が水と相溶性の少いハロゲン化された有機
溶媒であることを特徴とする特許請求の範囲7の臭素含
有化合物の製造方法。 10 ハロゲン化された有機溶媒が塩素および/または
臭素を含む炭素数4以下のハロゲン化脂肪族炭化水素で
あることを特徴とする特許請求の範囲7の臭素含有化合
物の製造方法。 11 界面活性剤がアニオン系界面活性剤、ノニオン系
界面活性剤あるいはそれらの組み合せであることを特徴
とする特許請求の範囲7の臭素含有化合物の製造方法。 12 界面活性剤の添加量が乳濁状態不均一溶媒に対し
て100ppm以上であることを特徴とする特許請求の
範囲7の臭素含有化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12085777A JPS6058728B2 (ja) | 1977-10-11 | 1977-10-11 | 臭素含有化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12085777A JPS6058728B2 (ja) | 1977-10-11 | 1977-10-11 | 臭素含有化合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5455538A JPS5455538A (en) | 1979-05-02 |
| JPS6058728B2 true JPS6058728B2 (ja) | 1985-12-21 |
Family
ID=14796656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12085777A Expired JPS6058728B2 (ja) | 1977-10-11 | 1977-10-11 | 臭素含有化合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058728B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60115543A (ja) * | 1983-11-26 | 1985-06-22 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 臭素化−p−フエニルフエノ−ル |
| JPS60136529A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 臭素化−o−フエニルフエノ−ル |
| FR2584396B1 (fr) * | 1985-07-03 | 1987-09-25 | Atochem | Procede de preparation de derives bromes du diphenylether |
-
1977
- 1977-10-11 JP JP12085777A patent/JPS6058728B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5455538A (en) | 1979-05-02 |
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