JPS6112640B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112640B2 JPS6112640B2 JP8063680A JP8063680A JPS6112640B2 JP S6112640 B2 JPS6112640 B2 JP S6112640B2 JP 8063680 A JP8063680 A JP 8063680A JP 8063680 A JP8063680 A JP 8063680A JP S6112640 B2 JPS6112640 B2 JP S6112640B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- conductor
- molten metal
- tape
- lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- General Induction Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は誘導加熱装置および誘導溶解炉など
に用いられる誘導加熱用コイルに関するものであ
る。この種の誘導溶解炉の1例を第1図に示す。
第1図において、1は継鉄、2は加熱用コイル、
3は断熱材で形成したるつぼライニング、4は金
属などの溶湯である。るつぼライニング3の外周
に円筒状に形成したコイル2が同心的に配設され
ている。
に用いられる誘導加熱用コイルに関するものであ
る。この種の誘導溶解炉の1例を第1図に示す。
第1図において、1は継鉄、2は加熱用コイル、
3は断熱材で形成したるつぼライニング、4は金
属などの溶湯である。るつぼライニング3の外周
に円筒状に形成したコイル2が同心的に配設され
ている。
第1図から判るように、加熱用コイル2はるつ
ぼライニング3の熱膨張力と、溶湯4の重量とに
耐える機械的強度と、ライニング3に含まれてい
る水分の蒸発に対する耐湿性と、溶湯4からの熱
伝導に対する耐熱性とが要求される。なお継鉄1
に対する電気絶縁性も必要である。
ぼライニング3の熱膨張力と、溶湯4の重量とに
耐える機械的強度と、ライニング3に含まれてい
る水分の蒸発に対する耐湿性と、溶湯4からの熱
伝導に対する耐熱性とが要求される。なお継鉄1
に対する電気絶縁性も必要である。
このような加熱用コイルの絶縁方法として、コ
イル用導体にワニス処理ガラスクロステープを巻
いてコイルを形成したのちワニス含浸することが
従来から行なわれている。
イル用導体にワニス処理ガラスクロステープを巻
いてコイルを形成したのちワニス含浸することが
従来から行なわれている。
この方法で作られた炉用コイルは電気的絶縁
性、機械的強度および耐湿性は十分であるが、耐
熱性に問題がある。すなわちワニス処理ガラスク
ロステープの耐熱性はF種(155℃)またはH種
(180℃)が限度であつて、この温度を超えて使用
すると、絶縁強度および機械的強度が低下して絶
縁物としての用をなさなくなる。
性、機械的強度および耐湿性は十分であるが、耐
熱性に問題がある。すなわちワニス処理ガラスク
ロステープの耐熱性はF種(155℃)またはH種
(180℃)が限度であつて、この温度を超えて使用
すると、絶縁強度および機械的強度が低下して絶
縁物としての用をなさなくなる。
誘導加熱用コイルは一般に導体を水冷している
ため通常の状態ではその絶縁物の温度は120℃程
度であるから上記H種、F種の耐熱性があれば十
分であるが、溶湯をるつぼ状のライニング3内に
溜めている場合には、ライニング3の溶損やクラ
ツクの発生により溶湯がライニング3に浸透し、
場合によつては溶湯がライニング3から漏出する
おそれがあり、このような事態が発生すると、溶
湯がコイル2に達することになる。溶湯は高温で
あるため、これがコイル2に接触すると、従来の
方法で作られたコイルでは絶縁物が焼けて層間短
絡を起こし、コイルは使用不可能になる。さらに
層間短絡が進行すると、短絡電流によりコイル導
体が溶けて、導体内部の冷却水通水孔を通つて流
れている冷却水が洩れて二次災害が発生すること
になる。
ため通常の状態ではその絶縁物の温度は120℃程
度であるから上記H種、F種の耐熱性があれば十
分であるが、溶湯をるつぼ状のライニング3内に
溜めている場合には、ライニング3の溶損やクラ
ツクの発生により溶湯がライニング3に浸透し、
場合によつては溶湯がライニング3から漏出する
おそれがあり、このような事態が発生すると、溶
湯がコイル2に達することになる。溶湯は高温で
あるため、これがコイル2に接触すると、従来の
方法で作られたコイルでは絶縁物が焼けて層間短
絡を起こし、コイルは使用不可能になる。さらに
層間短絡が進行すると、短絡電流によりコイル導
体が溶けて、導体内部の冷却水通水孔を通つて流
れている冷却水が洩れて二次災害が発生すること
になる。
この発明は上記の問題を考慮してなされたもの
で、その目的は溶湯が接触しても上記のような層
間短絡、ひいては二次災害の発生を防止できる安
全な誘導加熱用コイルを提供することである。
で、その目的は溶湯が接触しても上記のような層
間短絡、ひいては二次災害の発生を防止できる安
全な誘導加熱用コイルを提供することである。
以下この発明を図面とともに詳細に説明する。
第2図はこの発明のコイルの1部分の断面図で
ある。11は導体で、冷却水を通じる為の通水孔
12が設けられている。13はセラミツク化シリ
コンテープによ絶縁層で、導体11上を被覆(テ
ーピング)している。14はガラスクロステープ
による絶縁層で、絶縁層13の上をさらに被覆し
ている。上記絶縁層13,14で被覆された導体
11を用いてコイルを形成し、このコイル全体を
ワニス含浸して、ワニス層15を形成する。
ある。11は導体で、冷却水を通じる為の通水孔
12が設けられている。13はセラミツク化シリ
コンテープによ絶縁層で、導体11上を被覆(テ
ーピング)している。14はガラスクロステープ
による絶縁層で、絶縁層13の上をさらに被覆し
ている。上記絶縁層13,14で被覆された導体
11を用いてコイルを形成し、このコイル全体を
ワニス含浸して、ワニス層15を形成する。
セラミツク化シリコンテープは加熱用コイルの
絶縁物として使用すれば、高温の溶湯が接触して
もテープがセラミツク化して絶縁強度およびある
程度の機械強度を持続するため、コイルの層間短
絡により導体が溶けて冷却水が流出するような事
故は防止することができる。しかしセラミツク化
シリコンテープの機械的強度はワニス処理ガラス
テープに比較して弱いため、セラミツク化シリコ
ンテープだけでは機械的強度の点で加熱用コイル
には不適当である。この欠点を解消するためにこ
の発明では第2図に示すようにセラミツク化シリ
コンテープを導体に巻きつけて形成した絶縁層の
上にさらにガラスクロステープを巻きつけて第2
の絶縁層を形成し、このような導体でコイルを形
成してワニス含浸する。このようにすることによ
りコイルの表面はワニス処理されたガラスクロス
テープで被覆されていることになり、ガラスクロ
ステープによつて十分な電気的絶縁性および機械
的強度が得られ、含浸されたワニス層により十分
な耐湿性が得られる。その上、上記したように内
部にはセラミツク化シリコンテープ層があるため
万一、ライニングから漏れた高温の溶湯がコイル
に接触した場合には、セラミツク化シリコンテー
プは焼失することなく、セラミツク化しコイルの
電気的絶縁を維持し、十分な耐熱性が得られる。
絶縁物として使用すれば、高温の溶湯が接触して
もテープがセラミツク化して絶縁強度およびある
程度の機械強度を持続するため、コイルの層間短
絡により導体が溶けて冷却水が流出するような事
故は防止することができる。しかしセラミツク化
シリコンテープの機械的強度はワニス処理ガラス
テープに比較して弱いため、セラミツク化シリコ
ンテープだけでは機械的強度の点で加熱用コイル
には不適当である。この欠点を解消するためにこ
の発明では第2図に示すようにセラミツク化シリ
コンテープを導体に巻きつけて形成した絶縁層の
上にさらにガラスクロステープを巻きつけて第2
の絶縁層を形成し、このような導体でコイルを形
成してワニス含浸する。このようにすることによ
りコイルの表面はワニス処理されたガラスクロス
テープで被覆されていることになり、ガラスクロ
ステープによつて十分な電気的絶縁性および機械
的強度が得られ、含浸されたワニス層により十分
な耐湿性が得られる。その上、上記したように内
部にはセラミツク化シリコンテープ層があるため
万一、ライニングから漏れた高温の溶湯がコイル
に接触した場合には、セラミツク化シリコンテー
プは焼失することなく、セラミツク化しコイルの
電気的絶縁を維持し、十分な耐熱性が得られる。
このように本発明によれば誘導溶解炉等の加熱
用コイルに、十分な機械的強度、電気絶縁性、耐
熱性を有せしめることができ、誘導溶解炉の信頼
性、安全性を大きく向上させることができる。
用コイルに、十分な機械的強度、電気絶縁性、耐
熱性を有せしめることができ、誘導溶解炉の信頼
性、安全性を大きく向上させることができる。
なお本発明は誘導溶解炉用加熱コイルだけでな
く、ビレツトヒータなどの誘導加熱装置の加熱コ
イルにも適用できる。
く、ビレツトヒータなどの誘導加熱装置の加熱コ
イルにも適用できる。
第1図は誘導溶解炉の1例を示すための断面
図、第2図はこの発明のコイルの1実施例の一部
分の断面図である。 2……コイル、11……コイル用導体、13…
…セラミツク化シリコンテープ絶縁層、14……
ガラスクロステープ絶縁層。
図、第2図はこの発明のコイルの1実施例の一部
分の断面図である。 2……コイル、11……コイル用導体、13…
…セラミツク化シリコンテープ絶縁層、14……
ガラスクロステープ絶縁層。
Claims (1)
- 1 導体にセラミツク化シリコンテープを巻きつ
け、さらにその上にガラスクロステープを巻きつ
け、前記導体によりコイルを形成し、このコイル
全体をワニス含浸して成る誘導加熱用コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8063680A JPS577083A (en) | 1980-06-14 | 1980-06-14 | Induction heating coil |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8063680A JPS577083A (en) | 1980-06-14 | 1980-06-14 | Induction heating coil |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS577083A JPS577083A (en) | 1982-01-14 |
| JPS6112640B2 true JPS6112640B2 (ja) | 1986-04-09 |
Family
ID=13723852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8063680A Granted JPS577083A (en) | 1980-06-14 | 1980-06-14 | Induction heating coil |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS577083A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0515753Y2 (ja) * | 1986-12-19 | 1993-04-26 | ||
| JPH0775662B2 (ja) * | 1988-11-22 | 1995-08-16 | 工業技術院長 | 水中爆発によるダイヤモンド合成方法 |
| JP2008256233A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Shinko Electric Co Ltd | 誘導加熱コイルおよび誘導溶解炉 |
-
1980
- 1980-06-14 JP JP8063680A patent/JPS577083A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS577083A (en) | 1982-01-14 |
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